JP6940746B2 - 検出器及び表面粗さ測定機 - Google Patents

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本発明は検出器及び表面粗さ測定機に係り、特に目視しにくい測定箇所を測定する技術に関する。
測定対象物の表面粗さを測定するため、測定子の先端の触針を微小な接触圧で測定対象物の表面に接触させ、測定対象物に対して触針を移動させて触針の変位を検出する表面粗さ測定機が知られている。
このような測定機において、小さい穴の内部を測定する場合には、穴内部が暗いため、測定子を挿入した際に測定箇所付近が見えにくい。したがって、触針を測定対象物の表面に接触させる際に、触針を破損することがあった。
このような課題に対し、特許文献1には、穴の内側表面を測定する際に、接触部分を見やすくして設定動作の操作性を向上する装置が記載されている。
実開平5−71704号公報
特許文献1に記載の装置は、触針の接触部分が必ずしも十分に見やすいとは言えなかった。このため、オペレータの操作性が悪かった。
また、表面粗さ測定機の測定台上に設置するカメラ及び照明システムは存在するが、表面粗さ測定機とは別置きのため、穴の中を見たり、照らしたりすることはできなかった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、視認性及び操作性を向上させた検出器及び表面粗さ測定機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために検出器の一の態様は、測定対象物の測定面に接触させる触針を先端に有する測定子と、測定子を回転支点によって揺動自在に保持する保持部と、測定子の変位を検出するセンサと、保持部及びセンサを収納し、端部から測定子が延出する本体部と、第1入射端から入射した照明光を伝送し、本体部の端部に配置された第1射出端から照明光を射出する照明用光ファイバと、本体部の端部に配置された第2入射端から入射した被写体光を伝送し、第2射出端から被写体光を射出する画像伝送用光ファイバと、を備えた。
本態様によれば、照明用光ファイバの第1入射端から入射した照明光を、本体部の端部に配置された第1射出端から射出するようにしたので、小さな穴内部等の測定対象物を測定する場合であっても、触針の接触部分を明るく照らすことができ、視認性を向上させることができる。また、本体部の端部に配置された画像伝送用光ファイバの第2入射端から入射した被写体光を第2射出端から射出するようにしたので、被写体光を観察することができ、視認性及び操作性を向上させることができる。
照明用光ファイバの第1入射端に照明光を入射する照明光源を備えることが好ましい。これにより、第1射出端から照明光を適切に射出することができる。
画像伝送用光ファイバの第2射出端に被写体光の像を画像信号に変換する撮像部を備えることが好ましい。これにより、被写体光を適切に観察することができる。
撮像部によって変換された画像信号に基づく画像をリアルタイムで表示する表示部を備えることが好ましい。これにより、画像をリアルタイムで観察することができる。
照明用光ファイバ及び画像伝送用光ファイバは、本体部の内部において一体に構成されることが好ましい。これにより、本体部の内部において省スペース化を図ることができる。
本体部の端部には、測定子が延出する開口部が設けられ、照明用光ファイバの第1射出端及び画像伝送用光ファイバの第2入射端は、開口部に配置されることが好ましい。これにより、照明用光ファイバの第1射出端と画像伝送用光ファイバの第2入射端とを本体部の端部に適切に配置することができる。
照明用光ファイバの第1射出端及び画像伝送用光ファイバの第2入射端は、測定子の触針と対向する位置に配置されることが好ましい。これにより、照明光の照射及び被写体の撮像を適切に行うことができる。
照明用光ファイバ及び画像伝送用光ファイバは、本体部の内部を挿通され、本体部の端部の反対側の端部から延出することが好ましい。これにより、照明光源及び撮像部が後付可能となり、オプションとして運用することができる。
画像伝送用光ファイバの第2入射端に被写体光を結像する対物レンズと、画像伝送用光ファイバの第2射出端に結像された被写体光の像を拡大する接眼レンズと、を備えることが好ましい。これにより、被写体の観察を適切に行うことができる。
上記目的を達成するために表面粗さ測定機の一の態様は、測定対象物の測定面に接触させる触針を先端に有する測定子と、測定子を回転支点によって揺動自在に保持する保持部と、測定子の変位を検出するセンサと、保持部及びセンサを収納し、端部から測定子が延出する本体部と、第1入射端から入射した照明光を伝送し、本体部の端部に配置された第1射出端から照明光を射出する照明用光ファイバと、本体部の端部に配置された第2入射端から入射した被写体光を伝送し、第2射出端から被写体光を射出する画像伝送用光ファイバと、を備えた検出器と、測定対象物の測定面に触針を接触させ、測定対象物と触針とを相対的に移動させる相対移動部と、検出器の検出結果に基づいて測定対象物の測定面の表面粗さを測定する測定部と、を備えた。
本態様によれば、本体部の端部に配置された照明用光ファイバの第1射出端から照明光を射出するようにしたので、小さな穴内部等の測定対象物を測定する場合であっても、触針の接触部分を明るく照らすことができ、視認性を向上させることができる。また、本体部の端部に配置された画像伝送用光ファイバの第2入射端から被写体光を入射させ、被写体光を撮像部に伝送し、撮像部によって変換された画像信号に基づく画像を表示部にリアルタイムで表示するようにしたので、視認性及び操作性を向上させることができる。
本発明によれば、視認性及び操作性を向上させることができる。
表面粗さ測定機の正面図 検出器の構成を示す模式図 検出器をケースの第1端部側から見た図 ファイバスコープ及び拡大表示部の構成を示す模式図
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施形態について詳説する。
〔表面粗さ測定機の構成〕
図1は、本実施形態に係る表面粗さ測定機の正面図である。図1に示すように、表面粗さ測定機100は、ベース101に立設されたコラム102に水平送り装置103が設けられ、触針12を有し触針12の鉛直上下方向(Z方向)の変位を検出する検出器10が、水平送り装置103(相対移動部の一例)に水平左右方向(X方向)に移動自在に設けられている。水平送り装置103には検出器10のX方向の移動量を検出するスケールが内蔵されている。
ベース101に載置された測定対象物であるワークWの測定位置に触針12を当接させた状態で検出器10をX方向に移動(相対的に移動の一例)させると、触針12のZ方向の変位が検出器10で検出され、同時に検出器10のX方向の移動量が水平送り装置103のスケールで検出される。これにより、ワークWの測定面の表面粗さが測定される。図1では、ワークWは断面を示しており、ワークWの横穴の表面粗さを測定する様子を示している。この横穴は内部が暗いため、オペレータが内部を直接目視することができない。
また、表面粗さ測定機100は、触針12付近の様子を拡大して表示する拡大表示部90を備えている。オペレータは、拡大表示部90により、外部から小さな穴内部等の測定対象物を観察することができ、測定箇所付近の異物の有無の状況等を確認することができる。
〔検出器の構成〕
図2は、検出器10及び拡大表示部90の構成を示す模式図である。図2に示すように、検出器10は、触針12、測定子14、回転支点18、変位センサ20、信号ケーブル22、ケース24、及びファイバスコープ26等を備えて構成される。また、拡大表示部90は、照明装置光源32、カメラ36、及びモニタ40等を備えて構成される。
ケース24(本体部の一例)は、X方向に延びる円柱形状を有し、X方向の両端にそれぞれ第1端部24A及び第2端部24Bを有し、内部が空洞に構成される。また、第1端部24Aには、円形の開口部24Cが設けられている。
触針12は測定子14の先端に取り付けられており、触針12の軸方向と測定子14の軸方向とが直交している。ここでは、触針12は、図中下向きに配置されている。
測定子14は、ケース24の内部において保持部16によって保持され、ケース24の第1端部24A(端部の一例)の開口部24Cから触針12側が延出される。
回転支点18は、XZ平面に直交するY方向に平行な回転軸である。保持部16は、回転支点18によりXZ平面内を回動自在(揺動自在)に支持されている。これにより、測定子14は、XZ平面内を回動する。
測定子14は、不図示の付勢部材により図中下向きに付勢され、触針12に所望の測定力が付与される。
変位センサ20は、測定子14の変位を検出することで、触針12のZ方向の変位を検出する。ここでは、変位センサ20として差動トランスが使用される。
保持部16、回転支点18、及び変位センサ20は、ケース24の内部に収納される。
信号ケーブル22は、ケース24の第2端部24Bに取り付けられる。変位センサ20の検出結果は、信号ケーブル22を介して不図示の信号処理部に転送される。信号処理部(測定部の一例)は、変位センサ20の検出結果に基づいてワークW(図1参照)の表面粗さを測定する。
ファイバスコープ26は、先端26Aがケース24の第1端部24Aの開口部24Cに配置される。図3(a)は、検出器10をケース24の第1端部24A側から見た図であり、触針12を二点鎖線で示している。図3(a)に示すように、ファイバスコープ26の先端26Aは、触針12と対向する位置に配置される。
図2の説明に戻り、ファイバスコープ26は、測定子14、保持部16、回転支点18、及び変位センサ20との接触を避けてケース24の内部を挿通され、ケース24の第2端部24Bから延出する。ここでは、ケース24の図中下側の内側表面に沿って挿通されている。
ファイバスコープ26は、照明装置用ライトガイドケーブル28及び画像伝送用ライトガイドケーブル30が一体化されている。第2端部24Bから延出したファイバスコープ26は、照明装置用ライトガイドケーブル28及び画像伝送用ライトガイドケーブル30に分離される。
照明装置用ライトガイドケーブル28(照明用光ファイバの一例)及び画像伝送用ライトガイドケーブル30(画像伝送用光ファイバの一例)は、ともに光ファイバで構成され、拡大表示部90に接続される。照明装置用ライトガイドケーブル28は、ライトガイドコネクタ44を介して照明装置光源32に接続される。また、画像伝送用ライトガイドケーブル30は、Cマウントアダプタ34を介してカメラ36に接続される。
照明装置光源32は、照明装置用ライトガイドケーブル28に照明光を入射する。
カメラ36(撮像部の一例)は、画像伝送用ライトガイドケーブル30から射出された光像から画像信号を生成する。カメラ36から出力された画像信号は、接続ケーブル38を介してモニタ40に転送され、モニタ40に表示される。カメラ36とモニタ40との接続は、無線通信を用いてもよい。
なお、ケース24は、円柱形状に限定されず、図3(b)に示すように、X方向に延びる四角柱形状であってもよい。また、図3(c)に示すように、第1端部24Aの開口部24Cが矩形であってもよい。さらに、図3(d)に示すように、ファイバスコープ26の先端26Aは、開口部24CのZ方向の中心からずらして配置してもよい。
〔ファイバスコープ及び拡大表示部の構成〕
図4は、ファイバスコープ26及び拡大表示部90の構成を示す模式図である。
ファイバスコープ26は、被覆部材である軟性部42によって、照明装置用ライトガイドケーブル28及び画像伝送用ライトガイドケーブル30が一体に構成されて被覆されている。これにより、ケース24の内部において省スペース化を図ることができる。なお、照明装置用ライトガイドケーブル28及び画像伝送用ライトガイドケーブル30は、同軸に構成されていてもよい。同軸に構成する場合は、照明装置用ライトガイドケーブル28及び画像伝送用ライトガイドケーブル30のうちのいずれか一方のケーブルを内側に、他方を内側のケーブルの周囲に配置する。
軟性部42としては、柔軟性を有する樹脂が用いられる。ファイバスコープ26は、軟性部42を適宜曲げた状態でケース24の内部を挿通される。
照明装置用ライトガイドケーブル28は、一方の端面28A(第1射出端の一例)がファイバスコープ26の先端26A側に、他方の端面28Bが照明装置光源32側に配置される。
照明装置光源32は、白色LED(Light Emitting Diode)46及び凹面ミラー48を備える。
白色LED46(照明光源の一例)は、凹面ミラー48の凹部に配置される。白色LED46から射出した光は、凹面ミラーにより照明装置用ライトガイドケーブル28の端面28B(第1入射端の一例)に集光される。端面28Bに集光された光は、端面28Bから照明装置用ライトガイドケーブル28に入射される。照明装置用ライトガイドケーブル28は、端面28Bから入射した光を伝送し、ファイバスコープ26の先端26Aに配置された端面28Aから射出する。
このように、照明装置光源32から射出された照明光は、照明装置用ライトガイドケーブル28を介して、ファイバスコープ26の先端26Aから射出される。この照明光は、触針12の先端付近及びワークWの測定箇所付近を明るく照らす。
また、画像伝送用ライトガイドケーブル30は、一方の端面30Aがファイバスコープ26の先端26A側に、他方の端面30Bがカメラ36側に配置される。端面30Aに対向する位置には、入射した光を端面30Aに結像する対物レンズ50が配置される。対物レンズ50には、触針12の先端付近及びワークWの測定箇所付近の反射光が被写体光として入射する。対物レンズ50の視野角は、ここでは一例として58°である。
図3(d)に示すように、先端26Aが開口部24CのZ方向の中心からずらして配置された場合であっても、触針12が対物レンズ50の視野に入ればよい。
画像伝送用ライトガイドケーブル30は、端面30A(第2入射端の一例)から入射した光を伝送し、端面30B(第2射出端の一例)から射出する。
端面30Bの対向する位置には、対物レンズ50によって結像された光の像を拡大する接眼レンズ52が配置される。
このように、対物レンズ50によって結像され、端面30Aから入射した光は、画像伝送用ライトガイドケーブル30を介して、端面30Bから射出され、接眼レンズ52によって拡大される。
接眼レンズ52によって拡大された光像は、カメラ36に入射する。
カメラ36は、結像レンズ54及び撮像素子56を有する。撮像素子56は、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等が用いられる。カメラ36に入射した光像は、結像レンズ54により結像され、撮像素子56に入力される。撮像素子56は、入力された光像を電気信号に変換し、画像信号を生成する。
カメラ36において生成された画像信号は、接続ケーブル38を介してモニタ40に転送され、モニタ40に表示される。
〔検出器の運用例〕
検出器10によって、図1に示したワークWの横穴の表面粗さを測定する場合の手順について説明する。
まず、モニタ40に表示された画像を見ながら、測定対象(挿入対象)の穴位置を確認し、測定子14を挿入する位置の調整を行う。
次に、モニタ40に表示された画像を見ながら、測定子14を穴に挿入する。
続いて、照明装置用ライトガイドケーブル28の端面28Aから照射される照明光によって穴の内部を照らし、モニタ40に表示された画像を確認し、測定箇所に異常等が無いことを確認する。
異常等が無いことを確認したら、触針12をワークWの測定面に接触させ、測定を開始する。
〔検出器の作用〕
以上のように構成された検出器10によれば、拡大表示部90の照明装置光源32の白色LED46が射出した照明光が照明装置用ライトガイドケーブル28の端面28A(ファイバスコープ26の先端26A)から射出され、触針12の先端付近及びワークWの測定箇所付近を照射する。これにより、小さな穴内部等の測定対象物を測定する場合であっても、視認性を向上させることができる。
ここで、対物レンズ50には、触針12の先端付近及びワークWの測定箇所付近の反射光が被写体光として入射する。この被写体光は、ファイバスコープ26の先端26Aから対物レンズ50に入射する。対物レンズ50は、入射した光を画像伝送用ライトガイドケーブル30の端面30Aに結像させ、入射させる。画像伝送用ライトガイドケーブル30は、端面30Aから入射した光を伝送し、端面30Bから射出する。端面30Bから射出した光は、接眼レンズ52を介してカメラ36に入射する。
カメラ36に入射された光は、結像レンズ54によって結像され、撮像素子56に入射する。撮像素子56は、入射した光に基づく画像信号を生成する。この画像信号は、モニタ40に転送され、モニタ40に表示される。モニタ40には、接眼レンズ52から入力された触針12の先端付近及びワークWの測定箇所付近の光像がリアルタイムで表示される。また、モニタ40に拡大表示することも可能である。なお、ここでいう拡大表示とは、撮影対象の実際の大きさよりも大きく表示されることを意味する。したがって、触針12をワークWに接触させる際の視認性及び操作性が向上する。
このように、拡大表示部90を接続した検出器10によれば、触針12を明るく照らし、モニタ40に触針12をリアルタイムに表示することができる。したがって、モニタ40に表示された画像を見ながらの操作が可能となる。
これにより、測定箇所の傷、汚れ、及び異物の有無等の異常を測定前に確認できるので、異常があった場合に測定を回避し、触針12の汚損を回避することができる。また、測定前に触針12の破損を確認することもできるので、不要な測定のやり直しを防止することができる。さらに、測定箇所の位置決め精度を向上させることで、所望の測定箇所を容易に測定することができる。
なお、カメラ36の不図示の操作部により、画像信号に切り出し処理及び拡大処理を行い、その画像をモニタ40に表示することで、電子ズーム機能を実現することも可能である。拡大処理の際に、補間処理を施してもよい。
また、拡大表示部90の照明装置光源32及びカメラ36は、オプションとして運用可能なように、検出器10に対して着脱可能に外付けする構成としている。このため、ファイバスコープ26は、ケース24の第2端部24B(本体部の端部の反対側の端部の一例)から延出する構成としている。
これにより、検出器10の購入後、照明装置光源32及びカメラ36を後付けすることが可能となる。これにより、装置全体のサイズ及び重量が大きくなることを防止することができる。さらにコネクトロッド等によるエクステンドにも対応可能となる。
また、照明装置光源32は熱源となるため、高い精度が要求される測定の際には測定結果に影響を及ぼす可能性がある。したがって、このような測定を行う場合に、照明装置光源32を取り外して高精度に測定することが可能となる。
なお、図1に示す場合において、ワークWの横穴の上面の表面粗さを測定する場合は、検出器10を上下反転(X方向を軸として180°回転)させて、触針12を図中上向きにすればよい。同様に、ワークWの横穴の側面の表面粗さを測定する場合は、触針12が測定面に接触するように、検出器10を傾ければよい。
このように、測定対象に応じて検出器10の向きを変更することで、常に触針12の先端付近及びワークWの測定箇所付近を照射し、光像をモニタ40にリアルタイムに表示させることができる。したがって、触針12をワークWに接触させる際の視認性及び操作性を向上させることができる。
〔その他〕
本発明の技術的範囲は、上記の実施形態に記載の範囲には限定されない。各実施形態における構成等は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各実施形態間で適宜組み合わせることができる。
10 検出器
12 触針
14 測定子
16 保持部
18 回転支点
20 変位センサ
22 信号ケーブル
24 ケース
24A 第1端部
24B 第2端部
24C 開口部
26 ファイバスコープ
26A 先端
28 照明装置用ライトガイドケーブル
28A 端面
28B 端面
30 画像伝送用ライトガイドケーブル
30A 端面
30B 端面
32 照明装置光源
34 Cマウントアダプタ
36 カメラ
38 接続ケーブル
40 モニタ
42 軟性部
44 ライトガイドコネクタ
46 白色LED
48 凹面ミラー
50 対物レンズ
52 接眼レンズ
54 結像レンズ
56 撮像素子
90 拡大表示部
100 測定機
101 ベース
102 コラム
103 水平送り装置
W ワーク

Claims (9)

  1. 表面粗さ測定機に設けられた検出器において、
    測定対象物の測定面に接触させる触針を先端に有する測定子と、
    前記測定子を回転支点によって揺動自在に保持する保持部と、
    前記測定子の変位を検出するセンサと、
    前記保持部及び前記センサを収納し、端部から前記測定子が延出する本体部と、
    第1入射端から入射した照明光を伝送し、前記本体部の前記端部に配置された第1射出端から前記照明光を射出する照明用光ファイバと、
    前記本体部の前記端部に配置された第2入射端から入射した被写体光を伝送し、第2射出端から前記被写体光を射出する画像伝送用光ファイバと、
    を備え
    前記本体部の端部には、前記測定子が延出する開口部が設けられ、
    前記照明用光ファイバの第1射出端及び前記画像伝送用光ファイバの第2入射端は、前記開口部に配置される検出器。
  2. 前記照明用光ファイバの前記第1入射端に前記照明光を入射する照明光源を備えた請求項1に記載の検出器。
  3. 前記画像伝送用光ファイバの前記第2射出端に前記被写体光の像を画像信号に変換する撮像部を備えた請求項1又は2に記載の検出器。
  4. 前記撮像部によって変換された画像信号に基づく画像をリアルタイムで表示する表示部を備えた請求項3に記載の検出器。
  5. 前記照明用光ファイバ及び前記画像伝送用光ファイバは、前記本体部の内部において一体に構成される請求項1から4のいずれか1項に記載の検出器。
  6. 前記照明用光ファイバの第1射出端及び前記画像伝送用光ファイバの第2入射端は、前記測定子の前記触針と対向する位置に配置される請求項1から5のいずれか1項に記載の検出器。
  7. 前記照明用光ファイバ及び前記画像伝送用光ファイバは、前記本体部の内部を挿通され、前記本体部の前記端部の反対側の端部から延出する請求項1からのいずれか1項に記載の検出器。
  8. 前記画像伝送用光ファイバの前記第2入射端に前記被写体光を結像する対物レンズと、
    前記画像伝送用光ファイバの前記第2射出端に前記結像された被写体光の像を拡大する
    接眼レンズと、
    を備えた請求項1からのいずれか1項に記載の検出器。
  9. 請求項1からのいずれか1項に記載の検出器と、
    前記測定対象物の測定面に前記触針を接触させ、前記測定対象物と前記触針とを相対的
    に移動させる相対移動部と、
    前記検出器の検出結果に基づいて前記測定対象物の測定面の表面粗さを測定する測定部
    と、
    を備えた表面粗さ測定機。
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