JP6940625B2 - 入力情報修正方法及び情報端末 - Google Patents

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Description

本発明は、入力情報修正方法及び情報端末に係り、特に携帯電話機やタブレットPC(Personal Computer)等で広く用いられているタッチパネル上のソフトキーボードによる入力情報の修正方法に関する。
近年、携帯電話やスマートホン、タブレット端末等の情報端末機器が普及してきている。このような情報端末機器は通話のみならず、メール、SNS(Social Networking Service)通信、メモ、Web検索、スケジュール管理等の種々の機能を備えている。これらの機能で必要とされる文字入力手段としてタッチパネルにキーボードを表示して文字入力を行うソフトキーボードが普及している。ソフトキーボードは文字入力が必要なときにタッチパネル上に表示されるので、ハードタイプのキーボードとは異なり、キーの設置場所を確保する必要が無い。そのため、機器の小型化及び入力手段の多機能化にともない、採用する機器が増えている。しかしながら、ソフトキーボードを表示する表示画面が小さい場合、ソフトキーボード上の各キーのタッチ操作を検知する検知領域が狭くなるため、隣接するキーの誤操作による誤入力が発生しやすく、その都度、誤入力の文字を修正する負担を生じる。したがって、構成を複雑にすることなく、文字の入力速度を低下させることなく誤入力された文字を容易に訂正できる技術が求められている。
一例として、下記特許文献1には、訂正文字を削除するとソフトキーボード上の削除キーの周辺に修正候補文字を表示する技術が記載されている。また、特許文献2には、訂正文字を削除するとソフトキーボード上の削除されたキーの周辺に修正候補文字を拡大表示する技術が記載されている。
特開2014−183485公報 特開2014−103533公報
特許文献1に記載の技術は、ソフトキーボード上に修正候補の文字を訂正対象文字とソフトキーボードの配列の関係から優先順位を求め、優先順位に従って削除キーの周辺に修正候補文字を表示することで文字修正の負担を軽減している。しかしながら、文字を訂正するためには、まず訂正対象文字の字間にタッチしてカーソルを移動し、次に削除キーを操作する手順が必要であり、訂正手順の操作がまだ煩わしいという問題がある。
特許文献2に記載の技術は、ソフトキーボード上で削除した訂正文字の周辺にソフトキーボードの文字配列の隣接する文字を拡大表示することで文字修正の負担を軽減している。しかしながら、文字を訂正するためには、特許文献1と同様、まず訂正対象文字の字間にタッチしてカーソルを移動し、次に削除キーを操作する手順が必要であり、訂正手順の操作がまだ煩わしいという同様の問題がある。このように、文字をはじめとする入力情報の訂正手順や修正手順の操作が依然として煩わしく、この点を解決する技術が求められていた。
本発明の目的は、従来に比べ、より少ないタッチ数で入力情報の修正を可能とする入力情報修正方法及び情報端末を提供することである。
前記課題を解決するための手段として、特許請求の範囲に記載の技術を用いる。
一例として、本発明にかかる入力情報修正方法は、入力情報の入力時に表示部に表示された入力用オブジェクトの配列に関する情報を読み出し、前記表示部に表示される前記入力情報の入力オブジェクトがタッチされたか否かを判定し、前記入力オブジェクトがタッチされたと判定された場合、前記タッチされた入力オブジェクトを修正対象オブジェクトと認識し、前記入力用オブジェクトの配列に基づいた修正候補オブジェクトを前記修正対象オブジェクトの周辺に表示し、前記修正候補オブジェクトがタッチされたか否かを判定し、前記修正候補オブジェクトがタッチされたと判定された場合、前記タッチされた修正候補オブジェクトを前記修正対象オブジェクトと置き換える、ことを特徴とする入力情報修正方法として把握される。
本発明によれば、従来に比べ、より少ないタッチ数で入力情報の修正が可能となる。
実施例に係る情報端末の外観図。 実施例に係る情報端末のブロック図。 実施例に係る情報端末のソフトウェア構成図。 実施例に係るタッチパネルデイスプレイの構成図。 実施例に係るメール文書の入力例。 実施例に係るタッチ検知領域説明図。 実施例に係る訂正候補文字の表示例。 実施例に係る訂正文字を長押しした場合の表示例。 実施例に係る文字訂正処理のフローチャート。 実施例に係る文字訂正処理のフローチャート。 実施例に係る訂正候補文字選択処理サブルーティン。 実施例に係る訂正候補文字の選択説明図。
以下、本発明の実施形態の例を、図面を用いて説明する。尚、以下に説明する実施の形態は一例であり、以下の実施の形態に限定されるものではない。また、後述する各実施形態の一部を適宜組み合わせて構成しても良い。また、以下では、利用者が文字オブジェクトを訂正する場合を例に説明しているが、例えば、数字、記号、符号をはじめとする文字以外の入力オブジェクトを含む入力情報を訂正する場合についても同様に適用することができる。また、上記入力オブジェクトの誤りを正しく直して訂正する場合だけでなく、上記入力オブジェクトを修正する場合についても同様に適用することができる。すなわち、以下の実施例において「訂正」を「修正」に読み替えればよい。
図1に本実施例の情報端末100の外観図を示す。なお、前記外観図は、情報端末100がスマートホン等の情報端末機器である場合の例であり、図1の(A)は情報端末100の表面図、図1の(B)は情報端末100の背面(裏面)図である。左右側面及び天地面等に関しては図示を省略する。同図に示したように、本実施例においては、第3映像入力部125は表示部121と同一面(表面)に位置し、第1映像入力部123と第2映像入力部124は表示部121と反対面(背面)に位置するものとする。また、フラッシュ部129が第1映像入力部123、第2映像入力部124に隣接する位置に配置される。以下では、表示部121と同一面に位置する第3映像入力部125を『インカメラ』、表示部121と反対面に位置する第1映像入力部123、第2映像入力部124を『アウトカメラ』と称する場合がある。なお、第1映像入力部123と第2映像入力部124の位置は、本実施例では背面に配置されているが表示部121と同一面であっても良い。また、第1映像入力部123と第2入力部124は一体のものとして構成されるものであっても良い。
図2Aは、本実施例の情報端末100のブロック図である。情報端末100は、主制御部101、システムバス102、メモリ部104、ストレージ部110、映像処理部120、音声処理部130、操作部140、通信処理部150、センサ部160、拡張インタフェース(I/F)部170を有して構成される。
情報端末100は、デジタルスチルカメラの他、カメラ機能を備えた携帯電話やスマートホン、タブレット端末等であっても良い。また、PDA(Personal Digital Assistants)やノート型PC(Personal Computer)であっても良い。また、動画撮影可能なビデオカメラや携帯型ゲーム機等、またはその他の携帯用デジタル機器であっても良い。
主制御部101は、所定のプログラムに従って情報端末100全体を制御するマイクロプロセッサユニットである。システムバス102は主制御部101と情報端末100内の各部との間でデータ送受信を行うためのデータ通信路である。
メモリ部104は基本動作プログラムやその他のアプリケーションプログラム実行時のプログラム領域及び各種アプリケーションプログラム実行時に、必要に応じてデータを一時的に保持する一時記憶領域となる。メモリ部104は主制御部101と一体構成であっても良い。
ストレージ部110は、情報端末100の各動作設定値や情報端末100の使用者の情報等を記憶する。また、情報端末100で撮影した静止画像データや動画像データ等もストレージ部110は、記憶可能であるものとする。また、情報端末100は、アプリケーションサーバから、インターネットを介して、新規アプリケーションプログラムをダウンロードすることにより、機能拡張が可能であるものとする。この際、ダウンロードした前記新規アプリケーションプログラムは、ストレージ部110に記憶される。主制御部101が、ストレージ部110に記憶された前記新規アプリケーションプログラムをメモリ部104に展開し、更に前記展開した新規アプリケーションプログラムを実行することにより、情報端末100は多種の新規機能を実現可能であるものとする。
ストレージ部110は、情報端末100に電源が供給されていない状態であっても記憶している情報を保持する必要がある。したがって、例えばフラッシュROMやSSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disc Drive)等のデバイスが用いられる。
表示部121は、例えば液晶パネル等の表示デバイスであり、映像信号処理部122で処理した映像データを情報端末100の使用者に提供する。
映像処理部120は、映像信号処理部122、第1映像入力部123、第2映像入力部124、第3映像入力部125を有して構成される。
音声処理部130は、音声出力部131、音声信号処理部132、音声入力部133を有して構成される。音声出力部131はスピーカであり、音声信号処理部132で処理した音声信号を情報端末100の使用者に提供する。音声入力部133はマイクであり、使用者の声などを音声データに変換して入力する。なお、音声入力部133は情報端末100と別体であり、有線通信または無線通信により情報端末100と接続されるものであっても良い。
操作部140は、情報端末100に対する操作指示の入力を行う指示入力部であり、本実施例では、表示部121に重ねて配置したタッチパネルデイスプレイ140t及びボタンスイッチを並べた操作キーを有して構成されるものとする。なお、ボタンスイッチを並べた操作キーは無くても良い。また、後述の拡張インタフェース部170に接続したキーボード等を用いて情報端末100の操作を行っても良いし、有線通信または無線通信により接続された別体の情報端末機器を用いて情報端末100の操作を行っても良い。さらに、前記タッチパネル機能は表示部121が備え持っているものであっても良い。
通信処理部150は、LAN(Local Area Network)通信部151、移動体電話網通信部152、近接無線通信部153を有して構成される。LAN通信部151はインターネットの無線通信用アクセスポイントと無線通信により接続してデータの送受信を行う。移動体電話網通信部152は移動体電話通信網の基地局との無線通信により、電話通信(通話)及びデータの送受信を行う。近接無線通信部153は対応するリーダ/ライタとの近接時に無線通信を行う。LAN通信部151、移動体電話網通信部152、近接無線通信部153は、それぞれ符号回路や復号回路、アンテナ等を備えるものとする。更に、赤外線通信部等を備えていても良い。
センサ部160は、情報端末100の状態を検出するためのセンサ群であり、本実施例では、GPS(Global Positioning System)受信部161、加速度センサ162、ジャイロセンサ163、地磁気センサ164、照度センサ165、近接センサ166を有して構成される。これらのセンサ群により、情報端末100の位置、動き、傾き、方角、及び周囲の明るさ、周囲物の近接状況、等を検出することが可能となる。その他のセンサを更に備えていても良い。
拡張インタフェース部170は、情報端末100の機能を拡張するためのインタフェース群であり、本実施例では、映像/音声インタフェース、USB(Universal Serial Bus)インタフェース、メモリインタフェース等で構成されるものとする。映像/音声インタフェースは、外部映像/音声出力機器からの映像信号/音声信号の入力、外部映像/音声入力機器への映像信号/音声信号の出力、等を行う。USBインタフェースはキーボードやその他のUSB機器の接続を行う。メモリインタフェースはメモリカードやその他のメモリ媒体を接続してデータの送受信を行う。
図2Bは、本実施例の情報端末100のソフトウェア構成図であり、メモリ部104、及びストレージ部110におけるソフトウェア構成を示す。
ストレージ部110に記憶されたアプリケーションプログラム110bと音声認識プログラム110cと文字入力制御プログラム110dがメモリ部104に展開されて主制御部101により実行されることによって構成された、アプリケーション実行部104bと音声認識実行部104cと文字入力制御実行部104d、及び基本動作実行部104aによって制御されるものとする。或いは、前述のアプリケーション実行部104b、音声認識実行部104c、文字入力制御実行部104dと同等の動作をハードウェアで実現する各ハードウェアブロックを本実施例の情報端末100が更に備え、アプリケーション実行部104b、音声認識実行部104c、文字入力制御実行部104dに代替して、前記各ハードウェアブロックが情報端末100の動作を制御するものであっても良い。ここで記載のアプリケーションプログラムは特に限定されないが、本実施例ではメールアプリケーション、文章作成アプリケーション、プレゼンテーションアプリケーション等の文章入力操作を伴うアプリケーションを想定している。
なお、図2A、2Bに示した情報端末100の構成例は、通信処理部150の一部やセンサ部160の一部等、本実施例に必須ではない構成も多数含んでいるが、これらが備えられていない構成であっても本実施例の効果を損なうことはない。また、デジタルテレビ放送受信機能や電子マネー決済機能等、図示していない構成が更に加えられていても良い。
図3は、本実施例に係るタッチパネルデイスプレイ140tの構成図である。
タッチパネルデイスプレイ140tは、表示部121と検知部140aを有して構成されており、表示部121は映像処理部120を介してメール等の文章や所定配列のソフトキーボード等の操作画面、各種情報を画面表示する。検知部140aは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)表示部であるタッチパネルデイスプレイ140tに画面表示中のソフトキーボード上の各キーの検知領域毎に利用者のタッチ操作を検知する、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式や静電容量方式等のタッチセンサである。タッチパネル制御部140bは検知部140aが検知した利用者の指等の接触又は近接した点である指示点のタッチパネルデイスプレイ140t上の位置座標を抽出し、主制御部101に出力する。主制御部101は、指示点のタッチパネルデイスプレイ140t上の位置座標と各種オブジェクトの表示位置との位置関係から利用者がタッチすることで選択したオブジェクトを特定する。例えば、ソフトキーボード上でタッチされた文字オブジェクトを文章に文字入力する。なお、検知部140aとタッチパネル制御部140bとから操作部140が構成されているが、操作部140はこの構成のみに限定されずボタンスイッチ等も含んでも良い。さらに、音声入力による操作を含んでも良い。
図4は、本実施例に係るメール文書の入力例である。情報端末100は、ソフトキーボードにより入力された英語メール文書”I have no casg cards,but I have not been in trouble in particular”をタッチパネルデイスプレイ140t上に表示している。この文章では,”cash”と入力しようとした際にhをgと誤タッチしてしまい、”casg”と誤入力されてしまったことを示している。
図5は、本実施例に係るタッチ検知領域説明図である。この例では図4のメール文章の1行”I have no casg ・・・”の中の”casg “の部分をタッチ検知領域の説明のために抜き出して表示している。また、アルファベットの周りを囲んでいる枠は文字領域を示しているが、この枠線は実際の表示画面上は表示されない。同様に行を示す線もあくまでも説明用であり表示画面上は表示されない。なお、文字領域は文字の書体及び文字サイズによって、また、文字領域の行内位置は行サイズ、行内配置及び字間指定等により設定されている。ここでアルファベット“c”の文字領域の幅方向の範囲を示すtaのエリアをタッチした時には文字領域と判断し、文字”c”と認識する。また文字間の範囲tbのエリアをタッチした時には文字”a”と文字”s”の文字間領域と判断する。例えば、taの長さは“c”の文字領域の横方向の長さの0.6倍を文字領域の中心から左右に等長として設定する。また、tbは隣接する文字領域の各々の中心間距離から各文字のtaの0.5倍をそれぞれ減じた範囲とする。これにより、各文字のフォントサイズの差異や文章全体の拡大・縮小に対しても適切に文字領域及び文字間領域を検知可能である。なお、ここではta=文字領域長x0.6、tb=隣接する文字領域の各々の中心間距離-ta(文字a)x0.5-ta(文字s)x0.5としてta,tbを設定したがこの値は設定変数として適宜設定することでも良いし、またこれに制限されず他の方法で設定することでも良い。
以下では、本実施例の情報端末100の動作に関して説明する。また、本実施例の情報端末100の動作は、図2Bに示したように、主として、ストレージ部110に記憶された文字入力制御プログラム110dがメモリ部104に展開されて主制御部101により実行されることによって制御されるものとする。
図8A、8Bは、情報端末100の文字訂正処理を示すフローチャートであり、図4に示す英語メール文章の誤入力文字を訂正する場合の例について説明する。
最初に、ステップ801で、アプリケーションプログラム110bは、文章を表示する。
次に、ステップ802で、アプリケーションプログラム110bは、文章作成時に使用されたキーボードタイプを読み出す。なお、各文章には文章作成時に使用されたキーボードタイプを文章のプロパテイとして記憶されているものとする。キーボードタイプは例えば、文字オブジェクトのひとつであるアルファベットが入力情報として入力される場合にはQWERTY配列、Dvorak配列等のオブジェクト配列、また、日本語入力であればJIS配列、電話型入力等のオブジェクト配列であり、このような文字オブジェクトの2次元配列が識別できれば良い。なお、ここでは文章を開くところからの流れで説明しているが、これに限定されず文章の新規作成時としても良い、この場合のキーボードタイプは文書新規作成時に設定されているキーボードタイプを用いれば良い。
ステップ803で、利用者が図4に示す文章を入力後、“cash”を“casg”と誤入力したと気付き文字を訂正するために、タッチパネルデイスプレイ140tは、タッチ操作を受け付ける。
ステップ804で、文字入力制御プログラム110dは、利用者によりタッチされたオブジェクトが文字オブジェクトであるか否かを判定する。具体的には、文字入力制御プログラム110dは、図5で示す文章の行内のタッチ位置がta領域か否かにより判定する。
文字入力制御プログラム110dは、タッチされたオブジェクトが文字オブジェクトであると判定した場合(ステップ804;Yes)、ステップ805で、タッチされた文字から複数の訂正候補文字を選択する。なお、複数の訂正候補文字の選択方法については後述する。
次に、ステップ806で、文字入力制御プログラム110dは、利用者によりタッチされた文字を含む単語を認識し、そのタッチされた文字を訂正候補文字の1つと置換えを行うと共にスペルチェックを実行する。
ステップ807で、文字入力制御プログラム110dは、実行したスペルチェックの結果で有意な単語を構成したか否かを判定する。文字入力制御プログラム110dは、ステップ807で有意な単語を構成したと判定した場合(ステップ807;Yes)は、ステップ808で、該当訂正候補文字の背景色を設定する。
なお、ここでは背景色を設定しているがこれに限定されず当該訂正候補文字を強調するものであれば良い。例えば、文字色を変える、文字を太字にする、文字サイズを変える等でも良い。なお、文字入力制御プログラム110dがステップ807で有意な単語を構成しないと判定した場合(ステップ807;No)は、何もせずステップ809に進む。
次に、ステップ809で、文字入力制御プログラム110dは、ステップ805で選択されたすべての訂正候補文字に対してスペルチェックを実施したか否かを判定し、すべての訂正候補文字に対してスペルチェックを実施していないと判定した場合(ステップ809;No)、ステップ806に戻って処理を続行する。一方、文字入力制御プログラム110dがすべての訂正候補文字に対してスペルチェックを実施したと判定した場合(ステップ809;Yes)、ステップ810に進む。
ステップ850で、文字入力制御プログラム110dは、ステップ804で、タッチされたオブジェクトが文字オブジェクトで無いと判定した場合(ステップ804;No)は、さらに、タッチされたオブジェクトが文字間領域であるか否かを判定する。
ステップ851で、文字入力制御プログラム110dは、ステップ850で文字間領域と判定した場合(ステップ850;Yes)は、該当文字間にカーソルを移動すると共にソフトキーボードを表示する。すなわち通常の入力モードである文字入力待ち状態となり、処理が終了する。ステップ850で、文字入力制御プログラム110dが文字間領域で無いと判定した場合(ステップ850;No)は何も実行せずに処理を終了する。
次に、図8Bに進み、ステップ810では、文字入力制御プログラム110dは、文章中のタッチされた訂正対象となる文字である訂正文字の周辺に訂正候補文字を読み出したソフトキーボードタイプと同じ配列で表示すると共に処理を中断するためのクリアオブジェクトを表示する。具体的には、図6で示すように、文字入力制御プログラム110dは、訂正文字gの周辺にソフトキーボードタイプ(QWERTY配列の場合)の文字gの周辺文字をキーボード配列の位置関係を維持したままt、y、f、h、vを拡大(拡大率は予め設定しておくものとする)して表示し、周辺文字のひとつであるyの外側(図6では向かって右横)にクリアオブジェクトclを配置する。なお、tとhはこの文字をgと入れ替えた時の単語がcastまたはcashとなりスペルチェックで有意な単語と判定されているので、文字入力制御プログラム110dは、tとhの文字については背景色を設定して表示する。またクリアオブジェクトは訂正候補文字の外側であれば配置位置は特に限定されないが、例えば、利き手やキー入力の癖などの利用者の特徴を示す情報に基づいて配置してもよい。当該情報については、あらかじめメモリ部104やストレージ部110に記憶したり、あるいは過去のキー入力の統計(例えば、ある位置に配置されたクリアオブジェクトをタッチする回数が、他の位置に配置されているクリアオブジェクトをタッチする回数よりも多い等)に基づいて定めればよい。このように、クリアオブジェクトを、上記訂正文字の周辺に配置された訂正候補文字の外側であって、利用者の特徴を考慮した位置に配置することで、より利便性を高めることができる。
次に、ステップ811で、文字入力制御プログラム110dは、訂正文字の周辺に表示された訂正候補文字が利用者にタッチされたか否かを判定する。
ステップ812で、文字入力制御プログラム110dは、ステップ811で、訂正候補文字がタッチされたと判定した場合(ステップ811;Yes)は、訂正文字をタッチされた訂正候補文字と置換えて訂正し処理を終了する。
ステップ852で、文字入力制御プログラム110dは、ステップ811で訂正候補文字がタッチされていないと判定した場合(ステップ811;No)は、クリアオブジェクトがタッチされたか否かを判定する。
ステップ853で、文字入力制御プログラム110dは、ステップ852でクリアオブッジェクトがタッチされていないと判定した場合(ステップ852;No)は、時間監視のため所定の経過時間が予め設定しておいた設定値1を超えたか否かを判定する。
文字入力制御プログラム110dは、ステップ853で所定の経過時間が設定値1を超えていないと判定した場合(ステップ853;No)は、ステップ811に分岐して処理を続行し利用者が操作するのを待つ。
ステップ854で、文字入力制御プログラム110dは、ステップ852でクリアオブジェクトがタッチされたと判定した場合(ステップ852;Yes)またはステップ853で所定の経過時間が設定値1を超えていると判定した場合(ステップ853;Yes)は、訂正候補文字の表示を中止する。
次に、ステップ855で、文字入力制御プログラム110dは、図7で示すようにステップ803で利用者にタッチされた訂正文字の横(言語種によって、右隣又は左隣)の字間にカーソルを移動させると共にソフトキーボードを表示させる。これは訂正候補文字の中に適切な訂正候補文字が表示されていない場合や訂正文字のタッチを誤った場合に通常の入力モードである文字入力待ち状態に切り替えて処理を続行するためである。なお、文字入力制御プログラム110dは、ここで再度利用者が訂正オブジェクトをタッチすることにより、ステップ803に分岐して訂正候補文字を再度表示させることも可能である。また、本実施例ではクリアオブジェクトがタッチされることにより、上記通常の入力モードに切換えている。しかし、文字入力制御プログラム110dが、クリアオブジェクトを表示させず訂正文字が長押しされて予め設定された時間以上タッチされたか否かを判定し、訂正文字が予め設定された時間以上タッチされたと判定した場合、同様に上記通常の入力モードに切換えることでも良い。
なお、図8A、Bでは、文字入力制御プログラム110dは、ステップS803、S804で文字を訂正するために文字オブジェクトまたは文字間へのタッチ操作が受け付けられたか否かを判定し、ステップS811で訂正文字の周辺に表示された訂正候補文字が利用者にタッチされたか否かを判定した。しかし、例えば、ステップS803、S804において、文字入力制御プログラム110dが、上記文字オブジェクトへのタッチ操作が受け付けられた場合に、当該タッチされた文字オブジェクトへのタッチ操作が受け付けられて所定の時間が経過した(例えば、長押しされた)か否かを判定し、上記所定の時間が経過したと判定した場合には当該タッチされた文字を訂正文字として確定する。その後、文字入力制御プログラム110dが、利用者の指が離れて上記タッチ操作が受け付けられなくなったか否かを判定し、上記タッチ操作が受け付けられなくなったと判定した場合に、ステップS805において訂正候補文字を選択し、表示してもよい。
さらに、文字入力制御プログラム110dが、上記文字オブジェクトへのタッチ操作が受け付けられた場合、あるいは上記文字オブジェクトへのタッチ操作が受け付けられて上記所定の時間が経過したと判定した場合に当該タッチされた文字を訂正文字として確定し、その後、利用者の指がスライドされたか否かを判定し、指がスライドされたと判定した場合に、ステップS805においてスライド先の文字オブジェクトを訂正候補文字として選択し、表示してもよい。
(訂正候補文字選択の変形例)
図8A、8Bの実施例においてはタッチ操作により処理を進めているが、フリック操作により処理を進めることも可能である。具体的には、訂正文字がタッチされた後に所定の時間が経過するまで指がタッチパネルデイスプレイから離されずに検知された場合、文字入力制御プログラム110dは、訂正候補文字を表示する。文字入力制御プログラム110dは、そのまま指をスライドさせて訂正候補文字が選択されたことを検知した後、当該訂正候補文字から指が離れたことを検知することにより、訂正文字の選択を確定させる。このようにすると一連の操作が連続的に実行可能となり、訂正文字を訂正候補文字に置き換える操作がよりタッチ数の少ない操作で可能となる。また、訂正文字をタッチしている時間が設定値よりも長い(長押し)場合は、訂正候補文字の表示を中止し、タッチしている訂正文字の横(言語種によって、右隣又は左隣)の字間にカーソルを移動させると共にソフトキーボードを表示させて上記通常の入力モードに移行させる。
次に、図9のフローチャートによりタッチした文字の複数の訂正候補選択(ステップ805)方法について説明する。
ソフトキーボードによる文字入力の特性として、入力文字の周辺のオブジェクトを誤タッチすることによる文字の誤入力が多い。すなわち、文章作成(文字入力)時に使用されたキーボードタイプの訂正文字の周辺文字を入力しようとして誤って訂正文字をタッチしてしまったことによる誤入力を発生させた可能性が高い。
したがって、ステップ901で、文字入力制御プログラム110dは、文章作成(文字入力)時に使用されたキーボードタイプを読出すことにより入力に使われたキー配列を取得する。具体例として図10に示すように訂正文字g周辺の文字配列を取得する。
次に、ステップ902で、文字入力制御プログラム110dは、訂正文字の中心とキー配列上の周辺文字の中心との距離を求める。
ステップ903では、文字入力制御プログラム110dは、ステップ902で求めた距離をキー配列のキーgの中心とキーgの左右いずれかに隣接するキーの中心との間の距離で除することにより左右いずれかの隣接キーの中心間距離を“1”とする正規化距離を求める。なお、中心間距離はキーgの中心とキーgの左及び右に隣接するキーの中心との間の距離の一方だけの距離でも良いし、キーgと左及び右の中心間を足して2で除する値でも良い。ここでは左右の隣接キーの中心間距離により正規化したがこれに限定されることはなく、配列のキー間の相対距離がキーボードの拡大・縮小に係らず求められれば良い。
次に、ステップ904では、文字入力制御プログラム110dは、ステップ903で求めた各周辺キー正規化距離が予め設定された設定値2より小さいか否かを、各々の周辺文字について判定する。
ステップ905では、文字入力制御プログラム110dは、ステップ904で上記各周辺キー正規化距離が設定値2より小さいと判定した場合(ステップ904;Yes)は、訂正候補文字として選択する。一方、文字入力制御プログラム110dがステップ904で設定2より小さくないと判定した場合(ステップ904;No)は何もせずに処理を終了する。
本設定値2によりどこまでの範囲の周辺キーを訂正候補文字として選択するかが決定される。例えば、図10の(1)のタイプのQWERTY配列ソフトキーボードでは設定値2に“1.4”を設定することにより背景に色塗りされているt,y,f,h,vが訂正候補文字として選択されている。この設定値2の値によりc,bを含めるかさらにr,uを含めるかが決まる。また、同様にQWERTY配列であるがハードキーボードの配列に近い図10の(2)のタイプのQWERTY配列ソフトキーボードでは設定値2に“1.4”を設定すると背景に色塗りされているt,y,f,h,v,bが訂正候補文字として選択される。この設定値2の値によりさらにr,u,c,nを含めるかが決まる。なお、設定値はキーボードタイプによりキー配列が異なっているのでキーボードタイプ毎に設定値2を設定することが望ましい。
本実施例においては、英語文章における誤入力の訂正方法について説明しているが日本語文章における誤入力の訂正においても適用可能である。具体的には、文字入力制御プログラム110dは、漢字仮名交じり文である日本語文章においてかな文字を示すキーがタッチされた場合、1)ソフトキーボードタイプがローマ字入力タイプである時にはそのローマ字表記を表示する。例えば、文字入力制御プログラム110dは、タッチされたかな文字が”か”であれば”ka”と表示し、次にkがタッチされることにより、キー配列に基づく訂正候補文字をkの周辺に表示する。また、文字入力制御プログラム110dは、aがタッチされた場合はaの周辺に訂正候補文字を表示するが、訂正候補文字はキー配列ではなく、か行を構成する文字に基づいて表示する。すなわち、文字入力制御プログラム110dは、か、き、く、け、この母音部分に相当するi,u,e,oを表示する。このように多段ステップをとることにより、上述した実施例と同様に適用することができる。
また、文字入力制御プログラム110dは、2)ソフトキーボードがシングルタッチのかな入力タイプである時にはタッチした文字の周辺にキー配列に基づく訂正候補文字を表示する。例えば、文字入力制御プログラム110dは、“か”がタッチされた場合は“か”の周辺に、え、お、す、ん、は、きを訂正候補文字として表示する。
また、文字入力制御プログラム110dは、3)ソフトキーボードがマルチタッチ等のトグル入力によるかな入力タイプである時にはタッチした文字の周辺に訂正候補文字では無く、訂正文字の周辺のキー配列そのものを表示する。例えば、文字入力制御プログラム110dは、訂正文字が“か”である時には訂正文字の周辺にあ行、さ行、な行及び訂正文字のところにはか行のキー配列を表示する。より具体的には、“か”を“に”に訂正する場合は訂正文字の周辺に表示された“な”を2回タッチすることにより“か”が”に”に訂正される。
また、漢字仮名交じり文である日本語文章において漢字がタッチされた場合には、文字入力制御プログラム110dは、単漢字、或いは熟語或いは文節単位に、漢字をかな漢字変換前のかな表示に逆変換して表示する。当該表示は、利用者の利便性を考慮して、かな漢字変換前であることが容易にわかるように表示することが望ましい。次に、文字入力制御プログラム110dは、かな漢字変換前のかなの中の訂正対象文字がタッチされると、前述した日本語文章におけるかな文字をタッチした場合と同様の処理を実行し、かな漢字変換を実行して処理を終了する。なお、かな漢字変換を実行するために漢字にタッチしてかな漢字変換前のかなを表示した時に、文字入力制御プログラム110dは、利用者の利便性を考慮して、同時にソフトキーボードを表示させておくことが望ましい。
このように、本実施例によれば、図8A、8Bに示したように、アプリケーション実行部104b(アプリケーションプログラム110b)が、入力情報の入力時に表示部に表示された入力用オブジェクトの配列に関する情報を読み出し、文字入力制御実行部104d(文字入力制御実行プログラム110d)が、表示部に表示される入力情報の入力オブジェクトがタッチされたか否かを判定し、入力オブジェクトがタッチされたと判定された場合、タッチされた入力オブジェクトを訂正対象オブジェクトと認識し、入力用オブジェクトの配列に基づいた訂正候補オブジェクトを訂正対象オブジェクトの周辺に表示し、訂正候補オブジェクトがタッチされたか否かを判定し、訂正候補オブジェクトがタッチされたと判定された場合、タッチされた訂正候補オブジェクトを訂正対象オブジェクトと置き換えることで、より少ないタッチ数で入力情報の文字の訂正が可能となる。また、誤入力が生じた文章を迅速且つ正確に正しい入力に訂正可能となる。
また、図8AのステップS806、S807等に示したように、上記文字入力制御実行部104dが、訂正候補オブジェクトを含む訂正後のオブジェクトが有意な構成であるか否かを判定し、訂正後のオブジェクトが有意な構成であると判定した場合に、当該有意な構成であると判定された訂正候補オブジェクトを強調するので、利用者は訂正候補を容易に視認することができ、訂正候補オブジェクトの誤タッチを低減することができる。
また、図8AのステップS851等に示したように、上記文字入力制御実行部104dが、入力オブジェクト間がタッチされたか否かを判定し、入力オブジェクト間がタッチされたと判定した場合、入力オブジェクトの配列を読み出して入力情報の入力待ち状態とするので、利用者が入力オブジェクト間をタッチした場合でも速やかに次の入力に備えることができる。
また、図8BのステップS810等に示したように、上記文字入力制御実行部104dが、訂正候補オブジェクトを表示する際に、当該訂正候補オブジェクトの外側にクリアオブジェクトを表示するので、利用者は、タッチした訂正候補オブジェクトのクリア操作が容易となる。
また、図8BのステップS810等に示したように、上記文字入力制御実行部104dが、入力情報を入力する利用者の特徴に基づいて、クリアオブジェクトを配置するので、上記クリア操作において利用者ごとの利便性を向上させることができる。
また、図8BのステップS855等に示したように、上記文字入力制御実行部104dが、表示された訂正候補オブジェクトがタッチされずに所定時間経過したか否かを判定し、訂正候補オブジェクトがタッチされずに所定時間経過したと判定した場合、訂正候補オブジェクトの表示を中止し、入力情報の入力待ち状態とするので、利用者が訂正候補オブジェクトによる訂正を中止した場合でも速やかに次の入力に備えることができる。
以上、本実施形態を説明したが、前記実施例に限られるものではなく、様々な変形例が考えられる。例えば、訂正候補文字で訂正文字を置換えた場合の単語のスペルチェックで有意な意味があるときに訂正候補文字の背景色を設定しているが、これに限定されず、例えば、訂正文字を置換えた訂正文字の組合せの履歴を記憶することにより、間違われる頻度の高い訂正候補文字に背景色を設定することでも良い。また、文中や図中に現れる数値等もあくまでも一例であり、異なるものを用いてもよい。
前述した機能等は、それらの一部または全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現しても良い。また、マイクロプロセッサユニット等がそれぞれの機能等を実現するプログラムを解釈して実行することによりソフトウェアで実現しても良い。ハードウェアとソフトウェアを併用しても良い。
100:情報端末、140t:タッチパネルデイスプレイ、140:操作部、140a:検知部、140b:タッチパネル制御部、120:映像処理部、121:表示部、101;主制御部、104:メモリ部、110:ストレージ部

Claims (10)

  1. 入力情報の入力時に表示部に表示された入力用オブジェクトの配列に関する情報を読み出し、
    前記表示部に表示される前記入力情報の入力オブジェクトがタッチされたか否かを判定し、
    前記入力オブジェクトがタッチされたと判定された場合、
    前記タッチされた入力オブジェクトを修正対象オブジェクトと認識し、
    前記入力用オブジェクトの配列に基づいた修正候補オブジェクトを前記修正対象オブジェクトの周辺に表示し、
    前記修正候補オブジェクトがタッチされたか否かを判定し、
    前記修正候補オブジェクトがタッチされたと判定された場合、
    前記タッチされた修正候補オブジェクトを前記修正対象オブジェクトと置き換え、
    前記修正対象オブジェクトの周辺に表示する前記修正候補オブジェクトは、
    前記修正候補オブジェクトを前記修正対象オブジェクトと置き換えた場合に有意な構成となるか否かを判定し、
    有意な構成となると判定された場合には、
    前記修正候補オブジェクトを強調して表示する、
    ことを特徴とする入力情報修正方法。
  2. 前記入力オブジェクトがタッチされていないと判定された場合において、
    入力オブジェクト間がタッチされたか否かを判定し、
    前記入力オブジェクト間がタッチされたと判定した場合、
    前記入力用オブジェクトを前記表示部に表示して入力情報の入力待ち状態とする、
    ことを特徴とする請求項に記載の入力情報修正方法。
  3. 前記修正候補オブジェクトを表示する際に、当該修正候補オブジェクトの外側にクリアオブジェクトを表示する、
    ことを特徴とする請求項に記載の入力情報修正方法。
  4. 前記入力情報を入力する利用者の特徴に基づいて、前記クリアオブジェクトが配置される、
    ことを特徴とする請求項に記載の入力情報修正方法。
  5. 表示された前記修正候補オブジェクトがタッチされずに所定時間経過したか否かを判定し、
    前記修正候補オブジェクトがタッチされずに所定時間経過したと判定した場合、
    前記修正候補オブジェクトの表示を中止し、
    前記入力用オブジェクトを前記表示部に表示して入力情報の入力待ち状態とする、
    ことを特徴とする請求項に記載の入力情報修正方法。
  6. 入力情報の入力時に表示部に表示された入力用オブジェクトの配列に関する情報を読み出すアプリケーション実行部と、
    前記表示部に表示される前記入力情報の入力オブジェクトがタッチされたか否かを判定し、
    前記入力オブジェクトがタッチされたと判定された場合、
    前記タッチされた入力オブジェクトを修正対象オブジェクトと認識し、
    前記入力用オブジェクトの配列に基づいた修正候補オブジェクトを前記修正対象オブジェクトの周辺に表示し、
    前記修正候補オブジェクトがタッチされたか否かを判定し、
    前記修正候補オブジェクトがタッチされたと判定された場合、
    前記タッチされた修正候補オブジェクトを前記修正対象オブジェクトと置き換える入力制御実行部と、を有し、
    前記入力制御実行部は、
    前記修正候補オブジェクトを前記修正対象オブジェクトと置き換えた場合に有意な構成となるか否かを判定し、
    有意な構成となると判定された場合には、
    前記修正候補オブジェクトを強調して表示する、
    ことを特徴とする情報端末。
  7. 前記入力制御実行部は、
    入力オブジェクト間がタッチされたか否かを判定し、
    前記入力オブジェクト間がタッチされたと判定した場合、
    前記入力用オブジェクトを前記表示部に表示して入力情報の入力待ち状態とする、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報端末。
  8. 前記入力制御実行部は、前記修正候補オブジェクトを表示する際に、当該修正候補オブジェクトの外側にクリアオブジェクトを表示する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報端末。
  9. 前記入力制御実行部は、前記入力情報を入力する利用者の特徴に基づいて、前記クリアオブジェクトを配置する、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報端末。
  10. 前記入力制御実行部は、
    表示された前記修正候補オブジェクトがタッチされずに所定時間経過したか否かを判定し、
    前記修正候補オブジェクトがタッチされずに所定時間経過したと判定した場合、
    前記修正候補オブジェクトの表示を中止し、
    前記入力用オブジェクトを前記表示部に表示して入力情報の入力待ち状態とする、
    ことを特徴とする請求項に記載の情報端末。
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