JP6938692B2 - 多機能ケアデバイス - Google Patents

Description

本発明は、ケアデバイスの技術分野に属し、より具体的には、多機能ケアデバイスおよび製造方法に関する。

生活水準の向上に伴い、生活リズムはさらに加速しており、机のそばで長時間働いている人にとっては、頸椎が長時間、同じ状態で続くため、頸椎症になりやすい。ネックケアデバイスは、頸部の筋肉を弛緩させることができるため、頸椎症の予防に非常に有益である。

従来、ネックケアデバイスは、一般に、ケアデバイス本体と、メインブラケットと、メインブラケットに設けられたマッサージコンポーネントとを含む。メインブラケットは、少なくとも、マッサージコンポーネントを駆動してマッサージ動作を実行させるための動力源を含み、マッサージコンポーネントは、一般的に、ケアデバイス本体の固定位置に固定されており、ケアデバイス本体の外面から突出しているため、ネックケアデバイスは単一機能のネックケアデバイスとしてしか使用できない。

本発明の実施形態では、従来技術におけるケアデバイスはマッサージコンポーネントの位置が固定されているため、ケアデバイスが単一の機能のみを有するという技術的問題を解決しようとする第１の態様に係る多機能ケアデバイスを提供することを目的とする。

従来技術におけるケアデバイスの組立プロセスが複雑であるという技術的問題を解決しようとする第２の態様に係る多機能ケアデバイスの製造方法を提供することを目的とする。

上記の技術的問題を解決するために、本発明の実施形態における技術的解決手段は、
全体的にＵ字状を呈して給排気が可能な外部エアバッグと、動力源と、メインブラケットと、メインブラケットに設けられた複数のマッサージコンポーネントとを備え、
前記外部エアバッグの内側に第１開口部が設けられ、
前記外部エアバッグの内部に第２開口部を有する内部エアバッグが設けられ、
前記内部エアバッグは、前記外部エアバッグに前記第１開口部と前記第２開口部において密封的に組み立てられ、
前記メインブラケットは前記内部エアバッグの内部に設けられ、
前記メインブラケットには、前記マッサージコンポーネントを駆動して前記内部エアバッグの内部または前記内部エアバッグの外部に配置させるための駆動コンポーネントがさらに設けられる第１の態様に係る多機能ケアデバイスを提供する。

外部エアバッグを取得し、前記外部エアバッグの片側に第１開口部を配置することと、
内部エアバッグを取得し、前記内部エアバッグに第２開口部を配置することと、
前記内部エアバッグを前記外部エアバッグの内部に配置し、前記第１開口部と前記第２開口部において密封的に組み立てることと、
エアバッグ連結部材を取得し、前記エアバッグ連結部材を前記外部エアバッグと前記内部エアバッグに前記第１開口部と前記第２開口部において密封的に組み立てることと、
動力源、マッサージコンポーネント、駆動コンポーネントおよび取付けブラケットが取付られたメインブラケットを取得し、前記メインブラケットを前記内部エアバッグの内部に配置し、前記取付けブラケットを前記エアバッグ連結部材に着脱可能に連結することと、を含む第２の態様に係る多機能ケアデバイスの製造方法を提供する。

従来技術と比べ、本発明の実施例により提供される多機能ケアデバイスは、給排気が可能な外部エアバッグにより、収納に必要なスペースが小さいというメリットを有し、メインブラケット、マッサージコンポーネント、および駆動コンポーネントは内部エアバッグによって外部エアバッグから分離され、これにより、外部エアバッグの気密性と耐用年数を有効的に確保できると同時に、駆動コンポーネントにより、マッサージコンポーネントを内部エアバッグに収容することで、多機能ケアデバイスは首枕やクッションなどとして機能し、または、マッサージコンポーネントを内部エアバッグから伸び出すことで、マッサージコンポーネントがマッサージ動作を実行するという有益な効果を有し、従来技術に比べて、収納スペースが小さく、機能が多く、メンテナンスが容易であり、生産効率が高いという利点を有する。

本発明の実施形態により提供される多機能ケアデバイスの製造方法は、この多機能ケアデバイスの製造方法で多機能ケアデバイスを、組立プロセスがシンプルであり、メンテナンスしやすく、生産効率が高いという利点を有させるという有益な効果を有する。

本発明の実施形態における技術的解決手段をより明らかにするために、以下、実施例又は従来技術の説明に使用する必要がある図面を簡単に説明するが、明らかなことに、以下の説明における図面は、本発明のいくつかの実施例に過ぎない。当業者であれば、創造的な工夫をせずに、これらの図面により他の図面を取得することができる。

本発明の実施例によって提供される多機能ケアデバイスの構造の概略図である。 本発明の実施例における内部エアバッグと外部エアバッグとの組立関係の概略図である。 本発明の実施例におけるメインブラケットおよび外部エアバッグの分解構造の概略図である。 本発明の実施例における駆動コンポーネントの分解構造の概略図である。

本発明の目的、技術的解決手段及び利点をより分かりやすくするために、以下に添付図面及び実施例を参照しながら、本発明について詳しく説明する。ここで記載した具体的な実施例は本発明を説明するためのものに過ぎず、本発明を限定するためのものではないことを理解すべきである。

ある部材が別の部材に「固定」又は「設置」されると称する場合に、それが別の部材に直接的または間接的に位置するようにしてもよい。ある部材が別の部材に「連結」されると称する場合に、それは、別の部材に直接的または間接的に連結されるようにしてもよいことに留意すべきである。

なお、本発明の実施例の図面における同じまたは類似した符号は、同じまたは類似した部材を示す。本発明の説明において、「上」、「下」、「左」、「右」等の用語で示される方位又は位置関係が図面に示された方位又は位置関係に基く方位または位置関係である場合、本発明を説明しやすく説明を簡単化するためのものに過ぎず、装置又は部品が特定の方位を有し、特定の方位で構成し操作しなければならないことを指示しまたは暗示するものではないため、図面における位置関係を説明する用語は例示的な説明のみに用いられ、本発明を限定するためのものではないことを理解すべきであり、当業者であれば、具体的な状況によって上記の用語の具体的な意味を理解することができる。

また、「第１」、「第２」という用語は説明の目的だけに用いられ、比較的重要性を指示又は暗示するか、あるいは示された技術的特徴の数を黙示的に指示するためのものと理解してはいけない。したがって、「第１」、「第２」などで限定された特徴は、１つまたは複数の該特徴を明示的または暗黙的に含むことができる。本発明の説明において、別途明確且つ具体的な限定がない限り、「複数」とは、二つ以上を意味する。。

本実施例において、ケアデバイスは、ネックマッサージ器、アイマッサージ器、ヘッドマッサージ器またはほかの人体の部分にマッサージケアを行うためのマッサージ器であってもよい。本実施例において、主にネックマッサージ器として説明する。

図１から図４を参照すると、多機能ケアデバイスは、給排気が可能な外部エアバッグ１、動力源、メインブラケット３、およびメインブラケット３に設けられた複数のマッサージコンポーネント４を備える。具体的には、外部エアバッグ１の片側に第１開口部が設けられ、外部エアバッグ１の内部に第２開口部を有する内部エアバッグ２が設けられる。ここで、内部エアバッグ２と外部エアバッグ１は第１開口部と第２開口部において密封的に組み立てられる。具体的には、メインブラケット３は内部エアバッグ２の内部に設けられ、メインブラケット３には、マッサージコンポーネント４を駆動して内部エアバッグ２の内部または内部エアバッグ２の外部に配置させるための駆動コンポーネント８がさらに設けられる。

ここで、本実施例では、動力源はメインブラケット３に取付けられ、メインブラケット３は、主に取付けおよび位置決めの役割を果たし、動力源と、マッサージコンポーネント４と、駆動コンポーネント８と、を伝動的に連結して、メインブラケット３を内部エアバッグ２に取付けるために使用される。ここで、外部エアバッグ１の気密性が確保されるように、内部エアバッグ２が外部エアバッグ１に密封的に組み立てられ、それと同時に、外部エアバッグ１をメインブラケット３から分離させることにより、外部エアバッグ１は、給排気中、メインブラケット３に擦られず、外部エアバッグ１の耐用年数を改善する。ここで、第１の開口部および第２の開口部の役割はメインステント３の取付けを容易にして、ネック多機能ケアデバイスの生産効率を改善することである。

本実施例では、多機能ケアデバイスは主に首のマッサージに使用され、外部エアバッグ１は全体的にＵ字状を呈し、第１開口部は、外部エアバッグ１の人体の頸部に近い内側に配置される。他の実施例では、多機能ケアデバイスは、人体の異なる位置のマッサージに応じて外部エアバッグ１の形状を設計することができ、ここでは制限しない。

したがって、本発明により提供される多機能ケアデバイスは、給排気が可能な外部エアバッグ１により、多機能ケアデバイスを収納する時に占有空間が小さいという利点を備えさせ、内部エアバッグ２により、メインサポート３、マッサージコンポーネント４、駆動コンポーネント８を外部エアバッグ１から分離し、外部エアバッグ１の気密性および耐用年数を効果的に確保する。同時に、駆動コンポーネント８を介してマッサージコンポーネント４を内部エアバッグ２に収容することにより、多機能ケアデバイスに枕やクッションなどの機能を備えさせる。または、マッサージコンポーネント４を内部エアバッグ２から伸び出させ、マッサージ動作を実行させる。従来技術と比較して、収納スペースが小さく、機能が多いという利点を有する。

具体的には、本実施例では、外部エアバッグ１および内部エアバッグ２は、エアバッグ連結部材５により、第１開口部および第２開口部において密封的に組み立てられる。エアバッグ連結部材５は、プラスチック、シリコンまたはゴム材料で作られており、エアバッグ連結部材５の機能は、外部エアバッグ１および内部エアバッグ２の第１の開口部および第２の開口部での密封性をさらに確保することであって、同時に、エアバッグ連結部材５はある程度の剛性を有し、第２の開口部が開放状態にあることを効果的に保証し、したがって、メインブラケット３の取り付けを容易にする。

具体的には、本実施例では、メインブラケット３は、エアバッグ連結部材５に着脱可能に連結される複数の取付ブラケット６をさらに含む。本実施例では、マッサージコンポーネント４は２つ設けられ、取付ブラケット６は２つ設けられ、各取付ブラケット６はエアバッグ連結部材５に着脱可能に連結される。具体的には、エアバッグ連結部材５には、雌ねじ穴を有する４つのスタッド５１が設けられ、取付けブラケット６には、ねじを貫通させるための取付け穴が設けられ、エアバッグ連結部材５は、ねじが取付け穴を通してスタッド５１に螺合することにより固定される。エアバッグ連結部材５と取付けブラケット６はネジによる固定方式を用いて、しっかり固定されており、取り外しやすいという利点を有する。エアバッグコネクタ５および取付けブラケット６により、メインブラケット３の取付け効率がさらに改善される。

さらに、本実施例では、取付ブラケット６の形状はほぼ筒状を呈し、取付ブラケット６の軸断面はＵ字状を呈するため、取付ブラケット６は収容キャビティを備えており、ここで、駆動コンポーネント８およびマッサージコンポーネント４は両方とも収容キャビティに収容することができる。取付けブラケット６の上端面は、エアバッグ連結部材５とほぼ同一平面にあって、マッサージコンポーネント４を使用してマッサージを実行する必要がある場合、駆動コンポーネント８を介してマッサージコンポーネント４を駆動し、収容キャビティから伸び出させ、多機能ケアデバイスがマッサージ機能を発揮させる。マッサージコンポーネント４によるマッサージを必要としない場合、駆動コンポーネント8を介してマッサージコンポーネント４を収容キャビティに収容し、多機能ケアデバイスは一般的な首枕として使用でき、これにより、本実施例の多機能ケアデバイスに機能的な多様性を備えさせる。

具体的には、図３および図４の示すように、本実施例では、動力源は空気ポンプを含み、駆動コンポーネント８はガイドポスト８２と駆動エアバッグ８１を含み、空気ポンプとガイドポスト８２は、両方ともメインブラケット３に嵌設され、マッサージコンポーネント４がガイドポスト８２に嵌設され、駆動エアバッグ８１はガイドポスト８２に嵌設され、且つメインブラケット３とマッサージコンポーネント４の間に位置し、駆動エアバッグ８１のエアノズルはエアダクトを介してエアポンプに連結される。ガイドポスト８２の駆動エアバッグ８１から離れる端部に半径方向の外側に突出する突出部８３が設けられ、ガイドポスト８２には復帰部材８４が嵌設され、復帰部材８４の片端はマッサージコンポーネント４に当接し、他端は突出部８３に当接する。他の実施例では、エアポンプは外部エアバッグ１の外部に配置することができる。

マッサージコンポーネント４によるマッサージ動作を実行する必要がある場合、エアポンプは駆動エアバッグ８１に空気を供給し、駆動エアバッグ８１を膨らませると同時に、マッサージコンポーネント４をガイドポスト８２の軸方向に沿って上昇するように押し、ことにより、収容キャビティから伸び出す。マッサージコンポーネント４によるマッサージ動作を実行する必要がない場合、エアポンプによって駆動エアバッグ８１を排気させると同時に、復帰部材８４を介してマッサージコンポーネント４をガイドポスト８２の軸方向に沿ってメインブラケット３に向かって移動させ、これによりマッサージコンポーネント４が収容キャビティ内に収容される。

具体的には、本実施例では、復帰部材８４はバネであって、バネの片端は突出部８３に当接し、他端はマッサージコンポーネント４に当接する。マッサージコンポーネント４が収容キャビティ内に収容されている場合、バネは弛緩状態にあり、マッサージコンポーネント４が収容キャビティから伸び出した場合、バネは圧縮状態にある。他の実施例では、復帰部材８４も駆動エアバッグ８１であり、エアポンプに連結されている。

具体的には、駆動エアバッグ８１とマッサージコンポーネント４の間のガイドポスト８２にはトレイ９が嵌設され、トレイ９とガイドポスト８２の間には、トレイ９がガイドポスト８２を中心に回転することを制限する係止部７が配置されている。ここで、トレイ９は、駆動エアバッグ８１をマッサージコンポーネント４から分離し、またマッサージ中にマッサージコンポーネント４による駆動エアバッグ８１への摩損を避けるために用いられ、係止部７は、トレイ９の回転を制限することにより、トレイ９とエアバッグの間の摩擦力を低減し、エアバッグを保護する。

より具体的には、本実施例では、係止部７は、ネジでメインブラケット３に固定されたシャーシー７１と、シャーシー７１に設けられ、トレイ９を嵌設するための中空ポスト７２と、中空ポスト７２の外周面に設けられ、長手方向が中空ポスト７２の軸と同じ方向である複数の突起部７３と、トレイ９に設けられ、各突起部７３に滑合する複数のシュート７４と、を含む。ガイドポスト８２と中空ポスト７２は同軸的に配置され、駆動エアバッグ８１は中空ポスト７２に嵌設される。

突起部７３がシュート７４に滑合すると、トレイ９は中空ポスト７２の長手方向に沿ってのみ移動でき、中空ポスト７２を中心に回転することができないため、トレイ９はエアバッグの直径に相対的に静止し、トレイ９とエアバッグの間の摩擦力を低減させる。さらに、突起部７３とシュート７４を組み立てるという方法により、トレイ９を取り付けやすいという利点を有する。

他の実施例では、突起部７３がトレイ９に配置され、シュート７４が中空ポスト７２に配置される。

具体的には、トレイ９には、リング溝９１が設けられ、リング溝９１には、トレイ９の表面から一部突出する複数のボール９２が設けられており、マッサージコンポーネント４は複数のボール９２に転動して当接する。ボール９２の機能は、マッサージコンポーネント４とトレイ９との間の摩擦を低減させ、マッサージコンポーネント４がより優れたマッサージを実行させることである。

本実施例では、マッサージコンポーネント４は、マッサージブラケット４１と、マッサージブラケット４１に配置された複数の中心軸４２と、及び中心軸４２に配置され、中心軸４２を中心に回転できるマッサージヘッド４３と、を含む。

より具体的には、本実施例では、マッサージブラケット４１は筒状を呈し、マッサージブラケット４１は中空ポスト７２に嵌設し、マッサージブラケット４１はガイドポスト８２に嵌設し、二本の中心軸４２が設けられ、各中心軸４２には１つのマッサージヘッド４３が設けられ、マッサージヘッド４３はマッサージブラケット４１の軸に対して対称的に配置される。他の実施例では、マッサージヘッド４３に３つまたは４つ設けることができる。

具体的には、本実施例では、ボール９２が４つ設けられ、マッサージブラケット４１にはディスクが設けられ、ディスクには各ボール９２の一部を収容するための４つのノッチ４１１がそれぞれ設けられ、４つのノッチ４１１がガイドポスト８２の軸に対して対称的に設けられる。ノッチ４１１の機能は、トレイ９をボール９２に安定的に転動して当接させることである。本実施例では、ディスクは２つの半円ディスクを含み、１つの半円ディスクには２つのノッチ４１１が設けられる。本実施例では、ボール９２は鋼球である。

他の実施例では、駆動コンポーネント８は、送りねじ機構を使用してマッサージコンポーネント４を駆動して昇降させることができる。

本実施例では、メインブラケット３の動力源は、モータと減速歯車組立体を含み、減速歯車組立体の最後のギアの回転軸がガイドポスト８２に固定連結され、これによりガイドポスト８２がメインブラケット３に回転して配置される。マッサージブラケット４１とガイドポスト８２の間にも、突起部７３とシュート７４を組み立てるという方法を採用してマッサージコンポーネント４とガイドポスト８２を同期的に回転させ、それにより、マッサージコンポーネント４を昇降中に回転させることができ、人体の頸部に効果的なマッサージを実行できる。

本実施例は、
外部エアバッグ１を取得し、外部エアバッグ１の片側に第１開口部を配置することと、
内部エアバッグ２を取得し、内部エアバッグ２に第２開口部を配置することと、
内部エアバッグ２を外部エアバッグ１の内部に配置し、第１開口部と第２開口部において密封的に組み立てることと、
エアバッグ連結部材５を取得し、エアバッグ連結部材５を外部エアバッグ１と内部エアバッグ２に第１開口部と第２開口部において密封的に組み立てることと、
動力源、マッサージコンポーネント４、駆動コンポーネント８および取付けブラケット６が設けられたメインブラケット３を取得し、メインブラケット３を内部エアバッグ２の内部に配置し、取付けブラケット６をエアバッグ連結部材５に着脱可能に連結することと、を含む多機能ケアデバイスの製造方法をさらに提供する。

具体的には、本実施例では、外部エアバッグ１は内部エアバッグ２に第１の開口部と第２の開口部において熱圧着により密封され、他の実施例では、接着剤により密封して組み立てることができるし、または接着剤に接着と熱圧着を組み合わせた方式で密封的に組み立てることができる。

より具体的には、外部エアバッグ１は内部エアバッグ２に熱圧着した後、エアバッグ連結部材５は、接着剤により第１開口部と第２開口部の接合箇所に固定され、エアバッグ連結部材５は第１開口部と第２開口部の接合箇所において密封および保護の役割を果たす。

以上の製造方法により、本実施例に係る多機能ケアデバイスは、組立工程が簡単であり、メンテナンスしやすく、生産効率が高いという利点を有する。

以上は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明を制限するためのものではない。当業者であれば、本発明において様々な変更及び修正を実現することができる。本発明の精神と原則から逸脱することなく行われる修正や均等物による置換や改良等が全て本発明の特許請求の範囲に含まれるべきである。

１：外部エアバッグ
２：内部エアバッグ
３：メインブラケット
４：マッサージコンポーネント
４１：マッサージブラケット
４１１：ノッチ
４２：中心軸
４３：マッサージヘッド
５：エアバッグ連結部材
５１：スタッド
６：取付けブラケット
７：係止部
７１：シャーシー
７２：中空ポスト
７３：突起部
７４：シュート
８：駆動コンポーネント
８１：駆動エアバッグ
８２：ガイドポスト
８３：突出部
８４：復帰部材
９：トレイ
９１：リング溝
９２：ボール

Claims (12)

1. 多機能ケアデバイスであって、
   全体的にＵ字状を呈して給排気が可能な外部エアバッグ（１）と、動力源と、メインブラケット（３）と、前記メインブラケット（３）に配置された複数のマッサージコンポーネント（４）とを備え、
   前記外部エアバッグ（１）の内側に第１開口部が設けられ、
   前記外部エアバッグ（１）の内部に第２開口部を有する内部エアバッグ（２）が設けられ、
   前記内部エアバッグ（２）は、前記外部エアバッグ（１）に前記第１開口部と前記第２開口部において密封されるように組み立てられ、
   前記メインブラケット（３）は前記内部エアバッグ（２）の内部に設けられ、
   前記メインブラケット（３）には、前記マッサージコンポーネント（４）を駆動して、前記内部エアバッグ（２）の内部に収容させることができ、かつ前記内部エアバッグ（２）の外部に伸び出でさせることができる駆動コンポーネント（８）がさらに設けられていることを特徴とする多機能ケアデバイス。
2. 前記外部エアバッグ（１）は、エアバッグ連結部材（５）によって、前記内部エアバッグ（２）に前記第１開口部と前記第２開口部において密封されるように組み立てられていることを特徴とする、請求項１に記載の多機能ケアデバイス。
3. 前記メインブラケット（３）は、前記エアバッグ連結部材（５）に脱着可能に連結された複数の取付けブラケット（６）をさらに含むことを特徴とする、請求項２に記載の多機能ケアデバイス。
4. 前記取付けブラケット（６）の軸断面はＵ字状を呈し、前記取付けブラケット（６）には収容キャビティを備え、前記駆動コンポーネント（８）と前記マッサージコンポーネント（４）は両方とも前記収容キャビティ内に収容され得ることを特徴とする、請求項３に記載の多機能ケアデバイス。
5. 前記動力源はエアポンプを含み、
   前記駆動コンポーネント（８）はガイドポスト（８２）と駆動エアバッグ（８１）を含み、
   前記ガイドポスト（８２）が前記メインブラケット（３）に設けられ、前記マッサージコンポーネント（４）が前記ガイドポスト（８２）に嵌合され、前記メインブラケット（３）と前記マッサージコンポーネント（４）の間に前記駆動エアバッグ（８１）が前記ガイドポスト（８２）に嵌合され、前記駆動エアバッグ（８１）のエアノズルはエアパイプを介して前記エアポンプに連結され、前記ガイドポスト（８２）の前記駆動エアバッグ（８１）から離れる端部に半径方向の外側に突出する突出部（８３）が設けられ、前記ガイドポスト（８２）には復帰部材（８４）が嵌合され、前記復帰部材（８４）の片端は前記マッサージコンポーネント（４）に当接し、他端は前記突出部（８３）に当接することを特徴とする、請求項４に記載の多機能ケアデバイス。
6. 前記駆動エアバッグ（８１）と前記マッサージコンポーネント（４）の間の前記ガイドポスト（８２）にはトレイ（９）が嵌合され、前記トレイ（９）と前記ガイドポスト（８２）の間に、前記トレイ（９）がガイドポスト（８２）を中心に回転することを制限する係止部（７）が設けられていることを特徴とする、請求項５に記載の多機能ケアデバイス。
7. 前記トレイ（９）には、リング溝（９１）が設けられ、前記リング溝（９１）には、前記トレイ（９）の表面から一部突出する複数のボール（９２）が設けられ、前記マッサージコンポーネント（４）は、転動する複数の前記ボール（９２）上に当接することを特徴とする、請求項６に記載の多機能ケアデバイス。
8. 前記マッサージコンポーネント（４）は、前記ガイドポスト（８２）に嵌合するマッサージブラケット（４１）と、前記マッサージブラケット（４１）に設けられた複数の中心軸（４２）と、それぞれの前記中心軸（４２）に配置され、前記中心軸（４２）を中心に回転できるマッサージヘッド（４３）と、を含むことを特徴とする、請求項５に記載の多機能ケアデバイス。
9. 前記係止部（７）は、前記メインブラケット（３）に固定されたシャーシー（７１）と、前記シャーシー（７１）に設けられ、前記トレイ（９）を嵌合するための中空ポスト（７２）と、前記中空ポスト（７２）の外周面に設けられ、長手方向が前記中空ポスト（７２）の軸と同じ方向である複数の突起部（７３）と、前記トレイ（９）に設けられ、前記突起部（７３）に移動可能なように嵌合するための複数の溝（７４）と、を含み、
   前記ガイドポスト（８２）と前記中空ポスト（７２）は同軸的に配置され、前記駆動エアバッグ（８１）は前記中空ポスト（７２）に嵌合されていることを特徴とする、請求項６に記載の多機能ケアデバイス。
10. 前記ボール（９２）が４つ設けられ、前記マッサージコンポーネント（４）にはそれぞれの前記ボール（９２）の一部を収容するための４つのノッチ（４１１）がそれぞれ設けられ、４つの前記ノッチ（４１１）が前記ガイドポスト（８２）の軸に対して対称的に設けられていることを特徴とする、請求項７に記載の多機能ケアデバイス。
11. 前記エアバッグ連結部材（５）は取付けブラケット（６）に複数のねじによって固定連結されていることを特徴とする、請求項３に記載の多機能ケアデバイス。
12. 前記復帰部材（８４）はバネであることを特徴とする、請求項５に記載の多機能ケアデバイス。

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