JP2020043908A - マッサージ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの好みに応じて揉み位置を選択することができるように構成したマッサージ装置を提供する。【解決手段】駆動体(28)が駆動される中心軸線(Z1)から偏心した位置において該駆動体に設けられた台座部(30)と、該台座部に設けられた揉み玉(29)により揉み機構(27)を構成するマッサージユニットを備えるマッサージ装置であり、前記揉み玉(29)は、該揉み玉の中心(Z2)から偏心した位置に設けられた保持軸材(32)を前記台座部の保持孔(33)に挿入しており、該保持軸材の軸廻り方向の回動を介して第1揉み位置(F1)と第2揉み位置(F2)の間で移動可能に構成され、揉み玉を第1揉み位置と第2揉み位置に位置させた状態で回動不能に係止する係止機構(34)を設けている。【選択図】図16

Description

本発明は、ユーザの好みに応じて揉み位置を選択することができるように構成したマッサージ装置に関する。
従来、ユーザの背部に施療を行う背凭れ式のマッサージ装置や、仰向け姿勢としたユーザの後頭部に施療を行う枕式のマッサージ装置や、ユーザの首に沿わせて首や肩に施療を行うネックピロー式のマッサージ装置等が提供されている。
特開2015−181944号公報 特開2016−36712号公報 特開2016−123851号公報
マッサージ装置に内蔵されたマッサージユニットは、叩きや、揉みや、掴み等、種々のタイプの施療を可能とするものが知られており、通常は、ユーザの身体の中心線に対して左右対称となるように一対のマッサージユニットが左右に離間して配置されている。
ところが、従来のマッサージ装置、特にハンディタイプとされた小型のマッサージ装置において、内蔵された一対のマッサージユニットは、相互の離間距離が固定されているため、ユーザの体格の大きさの相違に対応しないという問題や、ユーザがその時々に応じて施療を必要とする身体の部位に適合しないという問題がある。そこで、この点の問題を解決したマッサージ装置が待望されている。
ところで、この点の問題は、マッサージユニットの離間距離を変更できるように構成すれば解決することが可能であるが、マッサージユニットの位置を調節自在とする機構を設けるためには、構造の複雑化と部品点数の増大により著しくコスト高を招来するばかりでなく、マッサージ装置が大型化するので、ハンディタイプのマッサージ装置を構成することが困難になるという問題を生じる。
そこで、本発明は、マッサージユニットに含まれる揉み玉により構成された揉み機構に関して、揉み玉の位置を変更可能に構成することにより上記の問題を解決すると共に、そのための構造が簡単であり、コンパクトで安価に実現できるマッサージ装置の提供を目的としている。
そこで、本発明が手段として構成したところは、駆動体が駆動される中心軸線から偏心した位置において該駆動体に設けられた台座部と、該台座部に設けられた揉み玉により揉み機構を構成するマッサージユニットを備えるマッサージ装置であり、前記揉み玉は、該揉み玉の中心から偏心した位置に設けられた保持軸材を前記台座部の保持孔に挿入しており、該保持軸材の軸廻り方向の回動を介して第1揉み位置と第2揉み位置の間で移動可能に構成され、揉み玉を第1揉み位置と第2揉み位置に位置させた状態で回動不能に係止する係止機構を設けて成る点にある。
前記係止機構は、保持軸材を含む揉み玉に設けられた係止手段と、揉み玉を第1揉み位置と第2揉み位置に移動したとき前記係止手段を係止させるように保持孔を含む台座部に設けられた被係止手段により構成されていることが好ましい。
本発明の好ましい実施形態は、保持軸材を保持孔に摺動自在に挿入した構成において、前記係止機構は、保持軸材を保持孔から引き抜き方向に向けて摺動したとき係止手段と被係止手段の係止を解除し、保持軸材を保持孔に対して挿入方向に向けて摺動したとき係止手段と被係止手段を係止するように構成されており、保持軸材を保持孔に対して挿入方向に弾発付勢するスプリングを設けている。
本発明の実施形態において、揉み機構を備えるマッサージユニットは、一対のユニットが離間して配置されており、揉み玉の位置を第1揉み位置と第2揉み位置から選択することにより、一対のマッサージユニットの間において揉み玉の相互の間隔距離が変更自在とされるように構成されている。
本発明によれば、簡単な構造で、揉み機構27を構成する揉み玉29の位置を第1揉み位置F1と第2揉み位置F2の間で変更することが可能であり、しかも、その変更のために必要な作業も極めて容易であるという効果がある。
本発明の第1実施形態を示しており、(A)は平面図、(B)は正面図である。 施療部位としての僧帽筋とマッサージユニットの関係を例示する説明図である。 本発明の第1実施形態に関して、駆動源と、垂直軸と、伝動機構を分解状態で示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に関して、マッサージユニットを分解状態で示す斜視図である。 本発明の第1実施形態におけるマッサージユニットの配置形態を示す正面図である。 上部マッサージユニットを分解状態で示す断面図である。 図5のA−A線に沿う断面図であり、左右に配置された上部マッサージユニットの作用に関して、カム手段の傾斜カム面が左外側に向けて下向き傾斜させられた状態を示す断面図である。 図7に示す状態からカム手段が180度回転することにより傾斜カム面が左右外側に向けて上向き傾斜させられた状態を示す断面図である。 下部マッサージユニットを分解状態で示す断面図である。 下部マッサージユニットの作用に関して、図5のB−B線に沿う断面図であり、(A)はカム手段の傾斜カム面が下側に向けて上向き傾斜させられた状態を示す断面図、(B)はカム手段が180度回転することにより傾斜カム面が下側に向けて下向き傾斜させられた状態を示す断面図である。 垂直軸を駆動回転することによりカム手段を回転したときの上部マッサージユニットと下部マッサージユニットにおける施療部の移動軌跡を示す説明図である。 駆動源を正転させたときの各マッサージユニットの作用を示す説明図である。 駆動源を逆転させたときの各マッサージユニットの作用を示す説明図である。 第1実施形態における揉み機構に関して、駆動体と揉み玉を分離状態で示し、(A)は斜視図、(B)は断面図である。 揉み玉を第1揉み位置と第2揉み位置の間で移動させる際の方法を示しており、(A)は第1揉み位置において係止機構が係止された状態を示す断面図、(B)は係止機構の係止が解除された状態を示す断面図、(C)は第2揉み位置において係止機構が係止された状態を示す断面図である。 左右の上部マッサージユニットの間における揉み玉の位置に関して、揉み玉の中心間の離間距離を小さく設定した例を示す断面図である。 左右の上部マッサージユニットの間における揉み玉の位置に関して、揉み玉の中心間の離間距離を大きく設定した例を示す断面図である。 第2実施形態に係るマッサージ装置を分解状態で示す斜視図である。 第2実施形態に関して、(A)は揉み機構の断面図、(B)は係止機構の1つの実施例を示す斜視図、(C)は係止機構の別の実施例を示す斜視図である。 第2実施形態に関して、(A)は揉み玉を第1揉み位置に設定した状態で駆動体を回転させるマッサージ装置の作動状態を示す斜視図、(B)は揉み玉を第2揉み位置に設定した状態で駆動体を回転させるマッサージ装置の作動状態を示す斜視図である。
以下図面に基づいて本発明の好ましい実施形態を詳述する。図1ないし図17は、第1実施形態を示し、図18及び図19は、第2実施形態を示している。
<第1実施形態>
図1ないし図17に示す第1実施形態に係るマッサージ装置1は、ネックピロー式のものであり、マッサージユニット3の施療部が押圧力を変化させながら所定の軌跡上を移動することが可能であり、これにより、僧帽筋等の広い面積範囲に及ぶ施療部位に対して、好適にマッサージを行うように構成されている。
図1に示すように、マッサージ装置1は、機体2の正面側に4個のマッサージユニット3を設けており、機体2は、背面側からパッド4により被われ、パッド4の左右両側から把持部5、5を延設している。従って、ユーザは、マッサージ装置1を身体の後頭部の下側に位置させ、両手で把持部5、5を把持することにより、マッサージユニット3を首並びに両肩及び肩甲骨に臨ませた状態で保持し、僧帽筋のマッサージを行うことができる。
図示実施形態の場合、身体の中心線Cの両側に位置して、左側の上部マッサージユニット3UL及び左側の下部マッサージユニット3DLと、右側の上部マッサージユニット3UR及び右側の下部マッサージユニット3DRが左右対称に配置されている。これにより、図2に示すように、僧帽筋の上部線維M1と中部線維M2と下部線維M3のうち、上部マッサージユニット3UL、3URが少なくとも上部線維M1(好ましくは上部線維M1と中部線維M2の両方)をマッサージし、下部マッサージユニット3DL、3DRが少なくとも中部線維M2(好ましくは中部線維M2と下部線維M3の両方)をマッサージするように構成されている。尚、以下の説明において、左側の上部マッサージユニット3ULと右側の上部マッサージユニット3URを区別しないときは、単に上部マッサージユニット3Uと称し、左側の下部マッサージユニット3DLと右側の下部マッサージユニット3DRを区別しないときは、単に下部マッサージユニット3Dと称する。更に、上部マッサージユニット3Uと下部マッサージユニット3Dを区別しないときは、単にマッサージユニット3と称する。
図3及び図4に示すように、機体2は、ハウジング2aとカバー2bにより構成され、ハウジング2aの中央部に電動モータから成る駆動源6が格納され、その両側に左右対称に構成されたギヤトレインから成る伝動機構7L、7Rが配置される。左右の伝動機構7L、7Rは、それぞれ、駆動源6の駆動軸6aに設けられたウォームに対して左右両側から噛合する減速ギヤ8と、該減速ギヤ8に噛合する上部駆動ギヤ9と、該上部駆動ギヤ9に伝動ギヤ10を介して噛合する下部駆動ギヤ11により構成され、上部駆動ギヤ9の中心に上部垂直軸12Uが設けられ、下部駆動ギヤ11の中心に下部垂直軸12Dが設けられている。従って、上述した一対の上部マッサージユニット3Uと一対の下部マッサージユニット3Dの動力源を構成する4本の垂直軸、つまり、左右の上部垂直軸12UL、12URと、左右の下部垂直軸12DL、12DRが左右対称に配置されている。尚、以下の説明において、左側の上部垂直軸12ULと右側の上部垂直軸12URを区別しないときは、単に上部垂直軸12Uと称し、左側の下部垂直軸12DLと右側の下部垂直軸12DRを区別しないときは、単に下部垂直軸12Dと称する。更に、上部垂直軸12Uと下部垂直軸12Dを区別しないときは、単に垂直軸12と称する。
このため、駆動源6の駆動軸6aが回転するとき、左側の上部垂直軸12ULと右側の上部垂直軸12URは相互に逆方向に回転し、左側の下部垂直軸12DLと右側の下部垂直軸12DRは、相互に逆方向に回転するように構成されている。
上部垂直軸12Uと下部垂直軸12Dは、上部駆動ギヤ9と下部駆動ギヤ11の間に伝動ギヤ10を介装しており、3枚のギヤの歯数を同数とすることにより、相互に同一回転速度で同一方向に回転するように構成されている。
前記駆動源6と伝動機構7L、7Rをハウジング2aに格納した状態でカバー2bを装着すると、図4に示すように、カバー2bから垂直軸12が突出する。そこで、それぞれの垂直軸12に施療機構13を設けることにより、上述したマッサージユニット3が構成される。従って、図1に示すようにマッサージ装置1を使用するとき、垂直軸12の突出方向が身体の施療部位に向けられ、該垂直軸12に設けた施療機構13が身体の施療部位に沿って臨まされる。
施療機構13は、後述するようなカム手段と、施療手段と、姿勢保持手段により構成され、これらの手段が組付けられることにより、図5に示すように、中心線Cに対して、左側の上下マッサージユニット3UL、3DLを構成する左側の上下施療機構13UL、13DLと、右側の上下マッサージユニット3UL、3DRを構成する右側の上下施療機構13UR、13DRが左右対称に配置される。尚、以下の説明において、左側の上部施療機構13ULと右側の上部施療機構13URを区別しないときは、単に上部施療機構13Uと称し、左側の下部施療機構13DLと右側の下部施療機構13DRを区別しないときは、単に下部施療機構13Dと称する。更に、上部施療機構13Uと下部施療機構13Dを区別しないときは、単に施療機構13と称する。
図6に示す上部施療機構13Uと、図9に示す下部施療機構13Dは、施療機構13として基本的に共通する構成を備えており、垂直軸12に固着されるカム手段14と、該カム手段14に連結される施療手段15と、姿勢保持手段16により構成されている。
カム手段14は、垂直軸12に外挿固着された状態で該垂直軸12の軸線に交差する環状の傾斜カム面17を備えている。図示実施形態の場合、カム手段14は、垂直軸12の上側位置に外挿される上部カム部材14aと、下側位置に外挿される下部カム部材14bにより構成され、それぞれのカム部材に垂直軸12の軸線に斜交する上部カム面17aと下部カム面17bを形成している。
上部カム部材14aと下部カム部材14bは、上部カム面17aと下部カム面17bを相互に離間空間を介して平行に対面させるように配置され、両カム部材14a、14bを相互に回動不能に固定する連結固定手段18a、18bを設けており、前記離間空間を形成した状態で垂直軸12に固着される。図示実施形態の場合、上部カム部材14aは、垂直軸12の軸端に螺着したボルト19の頭部により固着され、下部カム部材14bは、該カム部材と垂直軸を横断して挿着されるピン20により固着されるが、これらの構成に限定されるものではない。要するに、上部カム面17aと下部カム面17bを相互に離間空間を介して平行に対面させた状態で、上部カム部材14aと下部カム部材14bが垂直軸12と同行回転されるように構成するものであれば良い。
施療手段15は、垂直軸12に回転自在に外挿される座部21と、座部21からユーザの施療部位に向けて延びるアーム部22と、アーム部22の先端に設けられた施療部23を備え、前記座部21に前記カム手段14の傾斜カム面17に沿う環状の受面24を形成している。
図示実施形態の場合、座部21は、上述した上部カム面17aと下部カム面17bの間に形成される離間空間に介装され、上部カム面17aに沿わされる上部受面24aと、下部カム面17bに沿わされる下部受面24bを形成している。
上述のように垂直軸12を回転したとき、カム手段14は垂直軸12に同行して回転させられるが、施療手段15の座部21を垂直軸12及びカム手段に同行回転させないように構成するため、姿勢保持手段16が設けられている。
姿勢保持手段16は、座部21から延設された保持片25と、該保持片25を垂直軸12の軸廻りに回動させないように保持するために機体2に固定された拘束部材26により構成されている。これにより、座部21の回転が阻止されるが、後述するように、回転する傾斜カム面17が受面24を摺動することにより、座部21と共に保持片25に捻じり方向の運動が生じるので、このような運動を許容できるように、拘束部材26は保持片25を抱持するポケット形状に形成することが好ましい。
図示のように、上部施療機構13Uの施療手段15と、下部施療機構13Dの施療手段15は、相互に、アーム部22と施療部23の形態が異なるものとして構成されている。この点に関して、図5に示すように、X軸を成す中心線Cに直交する水平方向のY軸に関して、各マッサージユニット3から中心線Cに向かう方向をY1方向、その反対方向をY2方向として、以下に説明する。
(上部施療機構)
上部施療機構13Uの施療手段15は、図5及び図6に示すように、座部21から、Y2方向で斜め上向き方向S1に延びる第1アーム部22Aと、Y2方向で斜め下向き方向S2に延びる第2アーム部22Bを延設し、それぞれのアーム部の先端に第1施療部23Aと第2施療部23Bを設けている。
第1アーム部22Aは、座部21の上部受面24aに対する垂線よりも前記方向S1に向けて傾斜させられており、該第1アーム部22Aの先端に取付けた揉み玉の半球状の頂面を該第1アーム部22Aの延長線方向に臨ませることにより第1施療部23Aを形成している。
これに対し、前記第2アーム部22Bは、座部21の径方向に延びる基部22aと、該基部22aから屈折してユーザの施療部位に向けて延びる延長部22bを備え、該延長部22bの先端を丸めることにより第2施療部23Bを形成したフィンガー形状に構成されている。
図7、図8及び図11は、上部施療機構13Uの作用に関して、垂直軸12と共に傾斜カム面17の最低点Vが反時計回り方向に回転したときの動作を示している。図11に示すように、最低点Vが前記方向S2に向かう点P1に位置するとき、図7に示すように、座部21は、該方向S2に向けて角度θ1で示すように下向き傾斜姿勢とされる。このとき、第1アーム部22Aと共に第1施療部23Aの頂面は、Y2方向で前記方向S1に傾斜させられている。フィンガー形状の第2アーム部22Bは、垂直軸12の軸線から距離L1で示すように大きく離れ、第2施療部23Bは、高さH1で示すように比較的低い(機体に近い)高さに位置させられている。
図11に示すように、垂直軸12の回転により、傾斜カム面17の最低点Vは、前記点P1から、反時計回り方向に順次、点P2、点P3、点P4のように移動する。前記点P1から180度だけ回転移動し、点P3に位置したときの状態を図8に示している。このとき、座部21は、前記方向S1に向けて角度θ2で示すように上向き傾斜姿勢とされる。これにより、第1アーム部22Aと共に第1施療部23Aの頂面は、Y1方向に向けて姿勢を変更する。フィンガー形状の第2アーム部22Bは、垂直軸12の軸線に向けて距離L2で示すように近づき、第2施療部23Bは、高さH2で示すように高い(機体から離れた)位置まで上昇する。
傾斜カム面17の最低点Vが前記点P1とP3の間の点P2又は点P4に移動したとき、座部21は、最低点Vに向けて下降傾斜するように姿勢を変更させられる。その結果、図11に鎖線で示すように、垂直軸12と共に傾斜カム面17が1回転する間に、第1施療部23Aと第2施療部23Bは、前記距離Lと高さHを変化させつつ、所定の軌跡上を移動しながら円運動又は楕円運動を行う。このため、図2に示す僧帽筋の上部線維M1の所望の範囲を面的にマッサージすることができる。
従って、上部施療機構13Uにおいて、前記第1アーム部22Aに設けられた第1施療部23Aは、ユーザの身体を施療する揉み玉として機能することにより揉み機構27を構成している。この点の詳細は、後述する。
(下部施療機構)
次に、X軸に関して、上向き方向をX1、下向き方向をX2として、下部施療機構13Dの施療手段15を説明する。図10及び図11に示すように、該施療手段15のアーム部22は、座部21の下向き方向X2の部位に位置して上部受面24aからほぼ直角に起立する第3アーム部22Cを構成し、該アーム部の先端に取付けた揉み玉の半球状の頂面を上向き方向X1に臨ませることにより第3施療部23Cを形成している。
図示実施形態の場合、上部施療機構13Uと下部施療機構13Dの相互に関して、図11に示すように、上部施療機構13Uの傾斜カム面17の最低点Vが前記方向S2に向かう点P1に位置するとき、下部施療機構13Dの傾斜カム面17の最低点Wは、上向き方向X1に向かう点Q1に位置させられるように設定されている。
傾斜カム面17の最低点Wが上向き方向X1に向かう点Q1に位置するとき、図10(A)に示すように、座部21は、下向き方向X2に向けて角度θ3で示すように上向き傾斜姿勢とされ、第3アーム部22Cと共に第3施療部23Cを上向き方向X1に向けて傾斜させている。
図11に示すように、垂直軸12の回転により、傾斜カム面17の最低点Wは、前記点Q1から、反時計回り方向に順次、点Q2、点Q3、点Q4のように移動する。前記点Q1から180度だけ回転移動し、点Q3に位置したとき、図10(B)に示すように、座部21は、下向き方向X2に向けて角度θ4で示すように下向き傾斜姿勢とされ、第3アーム部22Cと共に第3施療部23Cを下向き方向X2に向けて傾斜させる。
傾斜カム面17の最低点Wが前記点Q1とQ3の間の点Q2又は点Q4に移動したとき、座部21は、最低点Wに向けて下降傾斜するように姿勢を変更させられる。その結果、図11に鎖線で示すように、垂直軸12と共に傾斜カム面17が1回転する間に、第3施療部23Cは、高さを変化させつつ、所定の軌跡上を移動しながら円運動又は楕円運動を行う。このため、図2に示す僧帽筋の中部線維M2と下部線維M3の所望の範囲を面的にマッサージすることができる。
(マッサージ例)
図示省略しているが、マッサージ装置1は、駆動源6を構成する電動モータを制御する制御回路を備えており、駆動軸6aの正転と逆転を切換えることが可能であり、正転中又は逆転中に間欠的回転を行うことも可能とされている。
(正転によるマッサージ)
図12は、駆動源6の駆動軸6aを連続的に正転させることにより、僧帽筋をマッサージするときの作用を示している。
このとき、図示の矢印で示すように、左側の上部マッサージユニット3ULと左側の下部マッサージユニット3DLは、第1施療部23Aと第2施療部23Bと第3施療部23Cを時計針方向に円運動(又は楕円運動)させられ、右側の上部マッサージユニット3URと右側の下部マッサージユニット3DRは、第1施療部23Aと第2施療部23Bと第3施療部23Cを反時計針方向に円運動(又は楕円運動)させられる。
上述のように傾斜カム面17の最低点Vが点P1から360度回転する間、左右の第1施療部23A、23Aが中心線Cに向けて押圧力を次第に増強しながら対向して上部線維M1を揉み下げた後、Y2方向に向けて移動する際に次第に押圧力を軽減し、同時に、左右それぞれの第2施療部23Bが外側(Y2)から内側(Y1)に向けて上側(X1)から下側(X2)に移動するとき次第に押圧力を増強し、その後は次第に押圧力を軽減しながら移動する。
左側の下部マッサージユニット3DLと右側の下部マッサージユニット3DRは、上述のように傾斜カム面17の最低点Wが点Q1から360度回転する間に、最初の半回転時に押圧力を軽減した後、次の半回転時に押圧力を次第に増強しながら移動する。
上部マッサージユニット3Uの第2施療部23Bと、下部マッサージユニット3Dの第3施療部23Cは、それぞれ半回転した後に次の半回転を行うときに、図示矢印で示すように上下から対向して移動し、中部線維M2を強力に掴み揉みする。
制御回路により駆動軸6aの正転に関して間欠回転を実施するときは、前記第2施療部23Bと第3施療部23Cにより中部線維M2を掴んだときに一時停止させる動作を含ませることにより、掴み揉み効果が格段に向上する。
(逆転によるマッサージ)
図13は、駆動源6の駆動軸6aを連続的に逆転させることにより、僧帽筋をマッサージするときの作用を示している。
このとき、図示の矢印で示すように、左側の上部マッサージユニット3ULと左側の下部マッサージユニット3DLは、第1施療部23Aと第2施療部23Bと第3施療部23Cを反時計針方向に円運動(又は楕円運動)させられ、右側の上部マッサージユニット3URと右側の下部マッサージユニット3DRは、第1施療部23Aと第2施療部23Bと第3施療部23Cを時計針方向に円運動(又は楕円運動)させられる。
この場合、上述した上部マッサージユニット3Uの傾斜カム面17の最低点Vは、順次、点P1から点P4、P3、P2を経て回転し、下部マッサージユニット3Dの傾斜カム面17の最低点Wは、順次、点Q1から点Q4、Q3、Q2を経て回転する。
上部マッサージユニット3Uにおける左右の第1施療部23A、23Aが中心線Cに向けて押圧力を次第に増強しながら対向して上部線維M1を揉み上げた後、Y2方向に向けて移動する際に次第に押圧力を軽減し、同時に、左右それぞれの第2施療部23Bが外側(Y2)から内側(Y1)に向けて下側(X2)から上側(X1)に移動するとき次第に押圧力を増強し、その後は次第に押圧力を軽減しながら移動する。
下部マッサージユニット3Dにおける左右の第3施療部23C、23Cは、最初の半回転を終えて次の半回転を開始するとき、
中心線Cに向けて押圧力を次第に増強しながら対向して中部線維M2と下部線維M3を揉み上げた後、X2方向に向けて移動する際に次第に押圧力を軽減する。
上部マッサージユニット3Uの第2施療部23Bと、下部マッサージユニット3Dの第3施療部23Cは、図示矢印で示すように上下から、第3施療部23CがX2方向に移動中に第2施療部23Bが押圧力を増しながらX2方向に追跡移動し、中部線維M2の適度な掴み揉みを行う。
制御回路により駆動軸6aの正転に関して間欠回転を実施するときは、上部マッサージユニット3Uの第1施療部23A、23Aが相互に近接したときや、下部マッサージユニット3Dの第3施療部23C、23Cが相互に近接したときに一時停止させる動作を含ませることにより、中心線Cに向けて僧帽筋を対向方向から押圧する揉み効果が格段に向上する。
(揉み機構の構成)
上述した揉み機構27の詳細を図14ないし図17に基づいて説明する。
図14及び図15に示すように、揉み機構27は、上部施療機構13Lにおける垂直軸12により駆動される座部21を駆動体28として、該駆動体28に第1アーム部22Aを介して第1施療部23Aを設けることにより構成されており、上述のように所定の軌跡上を移動しながら円運動又は楕円運動を行うことにより、第1施療部23Aを揉み玉29としてユーザの身体に揉みマッサージを施すように構成されている。
第1アーム部22Aは、駆動体28と揉み玉29の間において、前記垂直軸12を中心とする中心軸線Z1から偏位した位置から上向きに形成された駆動体28の台座部30により構成されている。図例の場合、揉み玉29の下側に形成されたボス部31と前記台座部30により第1アーム部22Aを構成しているが、これに限定されるものではない。
前記揉み玉29は、該揉み玉の中心軸線Z2から偏位した位置に形成された前記ボス部31から保持軸材32を垂設し、該保持軸材32を前記台座部30に貫設した保持孔33に摺動自在かつ回動自在に挿通することにより取付けられている。
従って、揉み玉29は、自身の中心軸線Z2から偏位した保持軸材32の回動軸線Z3を中心とする半径に関して、大半径の上に位置するように形成された第1半部29aと、小半径の上に位置するように形成された第2半部29bを有する。そこで、保持軸材32の回動軸線Z3の廻りに揉み玉29を半回転させたとき、図15(A)(C)に示すように、第1半部29aと第2半部29bが相互に入れ替わるように反転させられる。
このため、揉み玉29は、保持軸材32を回動することにより、図15(A)に示すように第1半部29aを図示左向きとした第1揉み位置F1と、図15(C)に示すように第1半部29aを図示右向きとした第2揉み位置F2との間において、移動可能に構成されており、第1揉み位置F1と第2揉み位置F2のそれぞれに位置させた状態で回動不能に係止する係止機構34が設けられている。
前記係止機構34は、係止手段35と、揉み玉29を第1揉み位置F1と第2揉み位置F2に移動したとき前記係止手段35を係止させる被係止手段36により構成されており、保持軸材32を保持孔33から引き抜き方向に向けて摺動したとき、係止手段35と被係止手段36の係止が解除され、保持軸材32を保持孔33に対して挿入方向に向けて摺動したとき、係止手段35と被係止手段36が係止されるように構成している。
図示実施形態の場合、係止手段35は、保持軸材32の外周に設けた縦リブ状のフィンにより構成しているが、ボス部31や揉み玉29の一部に設けた突起等により構成しても良く、要するに、保持軸材32を含む揉み玉29の側に設けたものであれば良い。
また、図示実施形態の場合、被係止手段36は、保持孔33から遠心方向に形成された溝部により構成しているが、台座部30に形成した凹部等により構成しても良く、要するに、保持孔33を含む台座部30の側に設けられたものであれば良い。
因みに、図例では、係止機構34を相互に嵌合係止する雄雌手段により構成し、雄手段により係止手段35を形成し、雌手段により被係止手段36を形成しているが、相互に反対となるように構成しても良い。
前記被係止手段36は、揉み玉29の第1揉み位置F1と第2揉み位置F2に対応して係止手段35を係止可能とするように、第1被係止手段36aと第2被係止手段36bを有する複数の被係止手段により構成されている。
そこで、揉み玉29を第1揉み位置F1と第2揉み位置F2に移動したとき、常時、係止手段35を被係止手段36に係止させるように構成するため、保持軸材32を保持孔33に対して挿入方向に向けて弾発付勢するスプリング37が設けられている。図例の場合、保持孔33に挿通された保持軸材33の挿出軸部にコイルスプリングを外挿させ、保持軸材33の抜止め材とスプリング受材を兼用する端部金具38を保持軸材33の軸端に装着している。
(揉み機構の作用)
図15は、ユーザが揉み玉29を第1揉み位置F1と第2揉み位置F2の間で移動させる方法を示している。図15(A)に示す状態において、揉み玉29は、第1揉み位置F1に位置させられ、スプリング37により保持軸材32が保持孔33の挿入方向に引き寄せられ、係止手段35を第1被係止手段36aに係止している。この状態から図15(B)に示すように、揉み玉29と共に保持軸材32をスプリング37に抗して保持孔33から引き抜き方向に引っ張ると、保持軸材32が摺動して係止手段35を第1被係止手段36aから脱出させ、係止状態を解除することにより、保持軸材32を回動自由とする。従って、揉み玉29は、保持軸材32と共に回動軸線Z3の廻りに回転することにより、第2揉み位置F2に向けて移動することができる。そこで、第2揉み位置F2に移動した後、引っ張り力を解放すると、図15(C)に示すように、スプリング37で保持軸材32が挿入方向に引き寄せられ、係止手段35を第2被係止手段36bに係止する。これにより、揉み玉29は、第2揉み位置F2で固定される。
図16及び図17に示すように、左側の上部マッサージユニット3ULと、右側の上部マッサージユニット3URの間において、揉み玉29の位置を第1揉み位置F1と第2揉み位置F2から選択することにより、左右のユニットの間における揉み玉29、29の相互の間隔距離を変更することが可能である。
図16の場合、左右の上部マッサージユニット3UL、3URの間において、揉み玉29、29は、第1半部29a、29aを対向させるようにそれぞれ第1揉み位置F1に固定されており、この位置を選択することにより、揉み玉29、29の中心間の離間距離LSを小さく設定することができる。
図17の場合、左右の上部マッサージユニット3UL、3URの間において、揉み玉29、29は、第2半部29b、29bを対向させるようにそれぞれ第2揉み位置F2に固定されており、この位置を選択することにより、揉み玉29、29の中心間の離間距離LLを大きく設定することができる。
図示省略しているが、左右の上部マッサージユニット3UL、3URの間における一方の揉み玉29を第1揉み位置F1に位置させ、他方の揉み玉29を第2揉み位置F2に位置させた状態で使用することもできる。
更に、第1実施形態のマッサージ装置1の場合、上部マッサージユニット3Uは、座部21に対して固定された第2施療部23Bを有する構成であるから、揉み玉29の位置を第1揉み位置F1と第2揉み位置F2から選択することにより、揉み玉29と第2施療部23Bの間の隙間の大きさを変更することができ、ユーザの身体に対するマッサージ感を変えさせることが可能となる。
<第2実施形態>
図18ないし図20に示す第2実施形態に係るマッサージ装置1は、枕式や背凭れ式等に適用される一対の駆動回転させられる揉み玉29、29を備えている。
ケーシング39aの内部に装備された電動モータ40や減速機構41を介して駆動される駆動軸42、該駆動軸42により回転される円盤から成る駆動体28と、該駆動体28に取付けられた揉み玉29により揉み機構27がユニットとして構成され、一対のユニットとしての揉み機構27、27がケーシングの蓋カバー39bの外面に離間して配置されている。
前記駆動体28は、円盤のうち駆動軸40を中心とする中心軸線Z1から偏位した部位により台座部30を形成し、該台座部30に揉み玉29を配置している。
前記揉み玉29は、該揉み玉の中心軸線Z2から偏位した位置から保持軸材32を垂設し、該保持軸材32を前記台座部30に貫設した保持孔33に摺動自在かつ回動自在に挿通している。従って、揉み玉29は、自身の中心軸線Z2から偏位した保持軸材32の回動軸線Z3を中心とする半径に関して、大半径の上に位置するように形成された第1半部29aと、小半径の上に位置するように形成された第2半部29bを有する。
これにより、揉み玉29は、保持軸材32の回動軸線Z3の廻りに回転させることにより、第1半部29aと第2半部29bが相互に入れ替わるように反転させられ、図19(A)に実線で示す第1揉み位置F1、鎖線で示す第2揉み位置F2の間で移動することにより位置を変更自在とするように構成されており、第1揉み位置F1と第2揉み位置F2のそれぞれに位置させた状態で回動不能に係止する係止機構34が設けられている。
前記係止機構34は、係止手段35と、該係止手段35を係止させる被係止手段36により構成されており、保持軸材32を保持孔33から引き抜き方向に向けて摺動したとき、係止手段35と被係止手段36の係止が解除され、保持軸材32を保持孔33に対して挿入方向に向けて摺動したとき、係止手段35と被係止手段36が係止されるように構成している。
図14及び図15に基づいて上述した第1実施形態と同様に、図19(B)に示す係止機構34の1つの実施例の場合、係止手段35は、保持軸材32の外周に設けた縦リブ状のフィンにより構成され、被係止手段36は、保持孔33から遠心方向に形成された溝部から成る第1被係止手段36aと第2被係止手段36bにより構成されているが、このような構成に限定されるものではない。
例えば、図19(C)に示す別の実施例のように、保持軸材32の一部に断面を六角形等の角形に形成した軸部を設けることにより、該軸部の外周に多面により形成された複数の係止手段35を構成し、保持孔33の内周に前記軸部の断面に係合する多面により形成された複数の被係止手段36を構成しても良い。従って、この場合、保持軸材32は、保持孔33から抜き出し方向に摺動させることにより、回動軸部32aを保持孔33の内部で回動させることが可能とされる一方において、軸廻りに小刻みに回動した後、保持孔33の挿入方向に摺動させることにより、係止手段35を被係止手段36に係止させ、回動不能な状態で固定することが可能とされる。
上述の第1実施形態と同様に、揉み玉29を第1揉み位置F1と第2揉み位置F2のように所定の異なる位置に回動させ状態で、係止手段35を被係止手段36に係止させるように、保持軸材32を保持孔33に対して挿入方向に向けて弾発付勢するスプリング37が設けられている。スプリング37を構成するコイルスプリングが保持孔33に挿通された保持軸材33の挿出軸部に外挿され、保持軸材33の抜止め材とスプリング受材を兼用する端部金具38が保持軸材33の軸端に装着されている。
第2実施形態の揉み機構27によれば、例えば、図18(A)に示すように、揉み玉29を第1揉み位置F1に設定した状態で駆動体28を回転させるマッサージ形態と、図18(B)に示すように、揉み玉29を第2揉み位置F2に設定した状態で駆動体28を回転させるマッサージ形態を選択することが可能になる。従って、ユーザのニーズに応じて、揉みマッサージの形態を変更することができる利点がある。
1 マッサージ装置
2 機体
2a ハウジング
2b カバー
3 マッサージユニット
3U 上部マッサージユニット
3UL 左側の上部マッサージユニット
3UR 右側の上部マッサージユニット
3D 下部マッサージユニット
3DL 左側の下部マッサージユニット
3DR 右側の下部マッサージユニット
4 パッド
5 把持部
6 駆動源
6a 駆動軸
7L、7R 伝動機構
8 減速ギヤ
9 上部駆動ギヤ
10 伝動ギヤ
11 下部駆動ギヤ
12 垂直軸
12U 上部垂直軸
12UL 左側の上部垂直軸
12UR 右側の上部垂直軸
12D 下部垂直軸
12DL 左側の下部垂直軸
12DR 右側の下部垂直軸
13 施療機構
13U 上部施療機構
13UL 左側の上部施療機構
13UR 右側の上部施療機構
13D 下部施療機構
13DL 左側の下部施療機構
13DR 右側の下部施療機構
14 カム手段
14a 上部カム部材
14b 下部カム部材
15 施療手段
16 姿勢制御手段
17 傾斜カム面
17a 上部カム面
17b 下部カム面
18a、18b 連結固定手段
19 ボルト
20 ピン
21 座部
22 アーム部
22A 第1アーム部
22a 基部
22b 延長部
22B 第2アーム部
22C 第3アーム部
23 施療部
23A 第1施療部
23B 第2施療部
23C 第3施療部
24 受面
24a 上部受面
24b 下部受面
25 保持片
26 拘束部材
27 揉み機構
28 駆動体
29 揉み玉
29a 第1半部
29b 第2半部
30 台座部
31 ボス部
32 保持軸材
32a 回動軸部
33 保持孔
34 係止機構
35 係止手段
36 被係止手段
36a 第1被係止手段
36b 第2被係止手段
37 スプリング
38 端部金具
39a ケーシング
39b 蓋カバー
40 電動モータ
41 減速機構
42 駆動軸

Claims (4)

  1. 駆動体(28)が駆動される中心軸線(Z1)から偏心した位置において該駆動体に設けられた台座部(30)と、該台座部に設けられた揉み玉(29)により揉み機構(27)を構成するマッサージユニットを備えるマッサージ装置であり、
    前記揉み玉(29)は、該揉み玉の中心(Z2)から偏心した位置に設けられた保持軸材(32)を前記台座部の保持孔(33)に挿入しており、該保持軸材の軸廻り方向の回動を介して第1揉み位置(F1)と第2揉み位置(F2)の間で移動可能に構成され、揉み玉を第1揉み位置と第2揉み位置に位置させた状態で回動不能に係止する係止機構(34)を設けて成ることを特徴とするマッサージ装置。
  2. 前記係止機構(34)は、保持軸材(32)を含む揉み玉(29)に設けられた係止手段(35)と、揉み玉を第1揉み位置(F1)と第2揉み位置(F2)に移動したとき前記係止手段を係止させるように保持孔(33)を含む台座部(30)に設けられた被係止手段(36)により構成されて成ることを特徴とする請求項1に記載のマッサージ装置。
  3. 保持軸材(32)を保持孔(33)に摺動自在に挿入した構成において、前記係止機構(34)は、保持軸材を保持孔から引き抜き方向に向けて摺動したとき係止手段(35)と被係止手段(36)の係止を解除し、保持軸材を保持孔に対して挿入方向に向けて摺動したとき係止手段(35)と被係止手段(36)を係止するように構成されており、
    保持軸材を保持孔に対して挿入方向に弾発付勢するスプリング(37)を設けて成ることを特徴とする請求項2に記載のマッサージ装置。
  4. 揉み機構(27)を備えるマッサージユニットの一対が離間して配置され、揉み玉(29)の位置を第1揉み位置(F1)と第2揉み位置(F2)から選択することにより、一対のマッサージユニットの間において揉み玉の相互の間隔距離が変更自在とされるように構成されて成ることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のマッサージ装置。
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