JP6937653B2 - バスケット担架収納庫 - Google Patents

バスケット担架収納庫 Download PDF

Info

Publication number
JP6937653B2
JP6937653B2 JP2017195047A JP2017195047A JP6937653B2 JP 6937653 B2 JP6937653 B2 JP 6937653B2 JP 2017195047 A JP2017195047 A JP 2017195047A JP 2017195047 A JP2017195047 A JP 2017195047A JP 6937653 B2 JP6937653 B2 JP 6937653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
basket stretcher
width
basket
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017195047A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019064546A (ja
Inventor
永翔 石川
永翔 石川
司 小川
司 小川
将人 五十嵐
将人 五十嵐
Original Assignee
帝国繊維株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 帝国繊維株式会社 filed Critical 帝国繊維株式会社
Priority to JP2017195047A priority Critical patent/JP6937653B2/ja
Publication of JP2019064546A publication Critical patent/JP2019064546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6937653B2 publication Critical patent/JP6937653B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Handcart (AREA)

Description

本発明は、バスケット担架収納庫に関し、更に詳しくは、道路幅員の狭い場所において車両の両側からバスケット担架を出し入れすることを可能にしたバスケット担架収納庫に関する。
一般に、消防車又は救助工作車は、車両本体内にその消防活動や救助活動のために必要となる複数の機器や備品を格納することのできる格納庫を備えている。そのような格納庫には負傷者や病人等を搬送する担架が搭載されており(例えば、特許文献1)、その一つとしてバスケット担架が挙げられる。このバスケット担架は、被搬送者を載置することのできるバスケットと、該バスケット内に被搬送者を固定するベルト等を備えており、被搬送者をバスケット内に収容した状態で搬送できるようにしたものである。
一方、バスケット担架を収納するバスケット担架収納庫は、直方体を呈していて収納するバスケット担架とほぼ同等の寸法を有するものが一般的である。このようなバスケット担架収納庫では、図5(a)に示すように、バスケット担架収納庫20を鉛直方向に延在させて配置した場合には、バスケット担架Sを車両の片側の開口部22から出し入れすることが可能である。或いは、図5(b)に示すように、バスケット担架収納庫20を水平方向に延在させて配置した場合には、バスケット担架Sを車両の両側の開口部22から出し入れすることが可能である。
しかしながら、図5(a)の場合には車両の片側から出し入れできないことや、図5(b)の場合には消防活動や救助活動を要する場所の道路幅員が狭い場所では全く出し入れすることができないという欠点がある。特に、迅速性や緊急性を要する消防活動や救助活動においては、消防車又は救助工作車のおかれた環境に左右されずに、バスケット担架の出し入れを容易かつ迅速に行うことができるバスケット担架収納庫が要請される。
特開2009−095571号公報
本発明の目的は、道路幅員の狭い場所において車両の両側からバスケット担架を出し入れすることを可能にしたバスケット担架収納庫を提供することにある。
上記目的を達成するためのバスケット担架収納庫は、車両に搭載されるバスケット担架収納庫において、バスケット担架を前記車両の幅方向に延在させた状態で収納する収納本体を備え、該収納本体が前記バスケット担架を出し入れする開口部を前記車両の幅方向両側に有し、前記収納本体の長手方向と直交すると共に該収納本体の厚さ方向に直交する方向を該収納本体の幅方向としたとき、前記開口部の幅W2が前記収納本体の中央部の幅W1より大きいことを特徴とするものである。
本発明では、車両に搭載されるバスケット担架収納庫において、バスケット担架を車両の幅方向に延在させた状態で収納する収納本体を備え、収納本体はバスケット担架を出し入れする開口部を車両の幅方向両側に有し、開口部の幅W2は収納本体の中央部の幅W1より大きいので、消防活動や救助活動を要する場所の道路幅員が狭い場合において、車両の両側からバスケット担架を出し入れすることが可能になる。また、従来のバスケット担架収納庫に比べて、バスケット担架の出し入れが容易になるため、消防活動や救助活動において即応性を向上させることが可能になる。
本発明では、収納本体の中央部の幅W1に対する開口部の幅W2の比W2/W1は1.5以上であることが好ましい。これにより、車両の両側からのバスケット担架の出し入れを効果的に改善することが可能になる。
本発明では、収納本体は、収納された状態のバスケット担架の側面に対向する第一壁面及び第二壁面を有し、第一壁面は車両の幅方向に延在し、第二壁面は、収納本体の中央部に第一壁面に平行な中央平坦面と、中央平坦面の両端部の各々から延在して開口部に向かって収納本体の幅Wが大きくなるように形成された傾斜面とを有していることが好ましい。これにより、車両の両側からのバスケット担架の出し入れを効果的に改善することが可能になる。
本発明では、収納本体の全長L1に対する中央平坦面の長さL2の比L2/L1は0.05〜0.15であることが好ましい。これにより、車両の両側からのバスケット担架の出し入れを効果的に改善することが可能になる。
本発明の実施形態からなるバスケット担架収納庫を備えた車両を示す測面図である。 図1のX−X矢視断面図である。 本発明の実施形態からなるバスケット担架収納庫の寸法を示す説明図である。 本発明の実施形態からなるバスケット担架収納庫の変形例を示す断面図である。 (a),(b)は従来のバスケット担架収納庫を示すものであり、(a)は車両の後方にバスケット担架収納庫を鉛直方向に延在させて配置した場合を示す断面図であり、(b)は車両の後方にバスケット担架収納庫を水平方向に延在させて配置した場合を示す断面図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1に示すように、本発明の実施形態からなるバスケット収納庫を備えた車両は、車両1の前部に隊員が搭乗するスペースであるキャビン2を配置し、車両1の後部に複数の機器や備品を格納するために格納庫3を配置した構造になっている。
図2に示すように、格納庫3には、バスケット担架Sを収納するバスケット担架収納庫10が車両1の幅方向に延在するように配置されている。このバスケット担架収納庫10は、バスケット担架Sを収納自在とした収納本体11を備えている。収納本体11には、バスケット担架Sを車両1の幅方向に延在させた状態で収納する。収納本体11は、少なくともバスケット担架Sを収納できる程度の厚さを有するように構成されている。
図3に示すように、収納本体11は、車両1の幅方向両側に設けられた開口部12と、バスケット担架収納庫10内に収納された状態のバスケット担架Sの側面に対向する第一壁面13及び第二壁面14とを有している。第一壁面13は車両1の幅方向に延在している。一方、第二壁面14は、収納本体11の中央部に配置されて第一壁面13に平行な中央平坦面15と、中央平坦面15の両端部の各々から延在し、中央平坦面15に対して傾斜する傾斜面16と、傾斜面16の一端部から開口部12まで延在し、中央平坦面15に平行な端部平坦面17から構成されている。第一壁面13は、第二壁面14の下方に位置するように配置されている。
図2,3の態様では、収納本体11が中央平坦面15及び端部平坦面17を含む構成を示したが、中央平坦面15及び/又は端部平坦面17を設けずに収納本体11を構成することもできる。本発明では、収納本体11が、少なくとも開口部12と第一壁面13と第二壁面14のうち傾斜面16とを含むように構成される。
上記バスケット担架収納庫10において、図3に示すように、車両1の幅方向に対して垂直方向に測定したときの収納本体11の幅を幅Wとする。このとき、開口部12の幅W2は、収納本体11の中央部の幅W1より大きくなるように構成されている。収納本体11の中央部の幅W1は、少なくともバスケット担架Sの幅SWよりも大きくなるように構成されている。これにより、バスケット担架Sの可動領域を広げることができ、バスケット担架Sを旋回させながら出し入れすることができる。これに対して、図5(a)又は図5(b)に示す従来のバスケット担架収納庫20では、開口部22の幅と収納本体21の中央部の幅が同等であるので、バスケット担架Sを旋回させるための可動領域を形成することができない。
上記バスケット担架収納庫10において、傾斜面16は、収納本体11の中央部から開口部12に向かうにつれて収納本体11の幅Wが大きくなるように形成されている。特に、傾斜面16の中央平坦面15に対する傾斜角度は30°以上に設定するとよい。これにより、バスケット担架Sの可動領域を広げることができ、バスケット担架Sを旋回させながら出し入れすることができる。
上記バスケット担架収納庫10を用いてバスケット担架Sを収納する際には、図2に示すように、開口部12からバスケット担架Sを挿入し、バスケット担架Sを車両1の幅方向に延在させた状態で収納する。一方、バスケット担架Sを取り出す際には、例えば、バスケット担架Sの側面を角部P1に当てながら、バスケット担架Sの先端部を上方に持ち上げるようにして引き出すようにする。次に、バスケット担架Sの側面が収納本体11の端部P2に接するまで引き出した後、収納本体11の端部P2を支点としてバスケット担架Sを旋回させるようにして取り出す。このようにバスケット担架Sを取り出すことで、車両1の外部における作業領域を最小幅にして作業を行うことができる。なお、角部P1は、中央平坦面15と傾斜面16の接合部である。
上記バスケット担架収納庫10では、バスケット担架Sを車両1の幅方向に延在させた状態で収納する収納本体11を備え、収納本体11はバスケット担架Sを出し入れする開口部12を車両1の幅方向両側に有し、開口部12の幅W2が収納本体11の中央部の幅W1より大きいので、消防活動や救助活動を要する場所の道路幅員が狭い場合において、車両1の両側からバスケット担架Sを出し入れすることが可能になる。また、従来のバスケット担架収納庫に比べて、バスケット担架Sの出し入れが容易になるため、消防活動や救助活動において即応性を向上させることが可能になる。更には、バスケット担架収納庫10の上部(中央平坦面15及び傾斜面16の上部)の空いたスペースを有効に活用することも可能である。
上記バスケット担架収納庫10において、収納本体11の中央部の幅W1に対する開口部12の幅W2の比W2/W1は1.5以上であることが好ましい。開口部12の幅W2は、最大で格納庫3の高さと同等程度まで大きくすることができる。このように開口部12の幅W2を収納本体11の中央部の幅W1に対して適度に設定することで、車両1の両側からのバスケット担架Sの出し入れを効果的に改善することが可能になる。
図3に示すように、車両1の幅方向に測定したときの収納本体11の長さをLとする。このとき、収納本体11の全長L1に対する中央平坦面15の長さL2の比L2/L1は0.05〜0.15であることが好ましく、0.08〜0.10であることがより好ましい。また、収納本体11の全長L1に対する端部平坦面17の長さL3の比L3/L1は0.05〜0.15であることが好ましく、0.09〜0.11であることがより好ましい。例えば、L1を2200mmとし、L2を200mmとし、L3を220mmとすることができる。このように収納本体11の中央平坦面15の長さL2又は端部平坦面17の長さL3を収納本体11の全長L1に対して適度に設定することで、車両1の両側からのバスケット担架Sの出し入れを効果的に改善することが可能になる。
図4は本発明の実施形態からなるバスケット担架収納庫の変形例を示すものである。図4に示すバスケット担架収納庫10は、図2に示すバスケット担架収納庫10と同一の構造を有している。図4に示すバスケット担架収納庫10は、図2に示すバスケット担架収納庫10とは上下反対に配置したものであり、第一壁面13が第二壁面14の上方に位置するように配置されている。図4に示すバスケット担架収納庫10を用いた場合も、図2に示すバスケット担架収納庫10と同様に、バスケット担架Sを車両1の幅方向に延在させた状態で収納し、消防活動や救助活動を要する場所の道路幅員が狭い場合でも、車両1の両側からバスケット担架Sを出し入れすることが可能である。
なお、上述したバスケット担架収納庫は、バスケット担架収納庫10を車両1の左右で対称とした形態について説明したが、非対称の形態を採用することもできる。また、上述したバスケット担架収納庫は、バスケット担架Sの幅方向が鉛直方向となるように配置した例を示したが、バスケット担架Sの幅方向が水平方向となるように配置することもできる。
1 車両
2 キャビン
3 格納庫
10,20 バスケット担架収納庫
11,21 収納本体
12,22 開口部
13 第一壁面
14 第二壁面
15 中央平坦面
16 傾斜面
17 端部平坦面
S バスケット担架
W 収納本体の幅
L 収納本体の長さ
SW バスケット担架の幅

Claims (4)

  1. 車両に搭載されるバスケット担架収納庫において、バスケット担架を前記車両の幅方向に延在させた状態で収納する収納本体を備え、該収納本体が前記バスケット担架を出し入れする開口部を前記車両の幅方向両側に有し、前記収納本体の長手方向と直交すると共に該収納本体の厚さ方向に直交する方向を該収納本体の幅方向としたとき、前記開口部の幅W2が前記収納本体の中央部の幅W1より大きいことを特徴とするバスケット担架収納庫。
  2. 前記収納本体の中央部の幅W1に対する前記開口部の幅W2の比W2/W1が1.5以上であることを特徴とする請求項1に記載のバスケット担架収納庫。
  3. 前記収納本体が、収納された状態の前記バスケット担架の側面に対向する第一壁面及び第二壁面を有し、前記第一壁面が前記車両の幅方向に延在し、前記第二壁面が、前記収納本体の中央部に前記第一壁面に平行な中央平坦面と、該中央平坦面の両端部の各々から延在して前記開口部に向かって該収納本体の幅Wが大きくなるように形成された傾斜面とを有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のバスケット担架収納庫。
  4. 前記収納本体の全長L1に対する前記中央平坦面の長さL2の比L2/L1が0.05〜0.15であることを特徴とする請求項3に記載のバスケット担架収納庫。
JP2017195047A 2017-10-05 2017-10-05 バスケット担架収納庫 Active JP6937653B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017195047A JP6937653B2 (ja) 2017-10-05 2017-10-05 バスケット担架収納庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017195047A JP6937653B2 (ja) 2017-10-05 2017-10-05 バスケット担架収納庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019064546A JP2019064546A (ja) 2019-04-25
JP6937653B2 true JP6937653B2 (ja) 2021-09-22

Family

ID=66337481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017195047A Active JP6937653B2 (ja) 2017-10-05 2017-10-05 バスケット担架収納庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6937653B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019064546A (ja) 2019-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160107793A1 (en) Server packing assembly
USRE49021E1 (en) Case for an electronic device
US10011390B2 (en) Prefabricated pallet
USD900117S1 (en) Laptop platform
JP6937653B2 (ja) バスケット担架収納庫
CN107250003A (zh) 集装箱
RU2013126887A (ru) Вспомогательное транспортировочное устройство и способ его использования
MY171166A (en) Platforms made of paper materials
JP5589233B2 (ja) 消火器の基台
JP6424378B2 (ja) 貨物船の甲板に積載されて輸送される複数のコンテナを支えるための設備
JP2005342016A (ja) 携帯用スロープ
KR20040066164A (ko) 판형상체 반송기구
US10059247B1 (en) Motorcycle fork for a lifting device
JP6818201B2 (ja) 足場資材昇降用担架の設置構造
US1286801A (en) Apparatus for finishing plaster-board and the like.
KR20150025226A (ko) Flng의 구명정 탑승용 구조물
JP7369418B2 (ja) パネル保持アッセンブリ
ES2675545T3 (es) Dispositivo de almacenamiento para instrumentos de hoja y caja de herramientas que integra dicho dispositivo
JP5758281B2 (ja) 配電盤用転倒防止具
KR100666659B1 (ko) 소방차용 바스켓
JP2018083580A (ja) 板保持具および板保持セット
KR100418666B1 (ko) 대전차 미사일 적재 장치
JP2017172137A (ja) 脚立保護材
JP3200456U (ja) 折り畳み式積載物相互干渉防止装置
JP3145593U (ja) 上段ブロック積み降ろし用の孔構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210709

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210817

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6937653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250