JP6936756B2 - 収容装置及び収容装置の排気方法 - Google Patents

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Description

本発明は、火災等によって発生した排気ガスから有害成分の濃度を低減して排気する排気処理装置を具備し、例えば多数のモジュール電池を収容する電力貯蔵装置等に用いて好適な収容装置及び収容装置の排気方法に関する。
従来、有害ガスの無害化処理として、例えば特許文献1に記載の処理方法や特許文献2に記載のシステムが提案されている。
上述の処理方法は、半導体製造過程で排出される有害ガスの無害化処理であって、スクラバーに導入された水素化物系ガスを含む処理対象ガスに処理液を接触させて無害化処理を施す無害化処理方法である。処理液のアルカリ濃度は、処理対象ガスをスクラバーに導入するガス導入口において最も低く、処理対象ガスをスクラバーから排出するガス排出口において最も高く設定する。
上述のシステムは、流体に含まれる有害物質を無害化して処理するために使用される処理システムである。この処理システムは、有害物質を含む流体を吸引する吸引手段と、該吸引手段によって吸引された流体を排出する排出手段を備えている。吸引手段と排出手段の間に、該吸引手段によって吸引された流体中に含まれる有害物質を処理する有害物質処理手段と、を備えている。この有害物質処理手段は、吸引手段によって吸引された流体中に含まれる有害物質を無害化する手段を備えている。
さらに、従来では、特許文献3記載の収容装置が提案されている。この収容装置は、パッケージに設置された吸気口及び排気口と、内容物に異常が発生した場合に、吸気口と排気口とを遮蔽して高濃度のガスを閉じ込めるシャッタ機構と、高濃度のガスから有害成分の濃度を低減して排気する排気処理装置とを具備する。ここで、高濃度のガスとは、火災による燃焼ガス等のように、有毒な成分の濃度が高いガスを指す。
そして、上述の収容装置は、例えば火災等によって内容物(二次電池等)から高濃度のガスが発生したとしても、該高濃度のガスから有害な成分を除去して排気することができる。また、排気処理装置は、特許文献1及び2と異なり、液体を使用する必要がないことから、維持管理が容易である。
特開2013−99719号公報 国際公開第2004/030767号 国際公開第2015/029567号
上述した特許文献3に記載の収容装置の利点を生かしつつ、高濃度のガスの流出を抑えると共に、構造の簡素化をも図ることができる収容装置及び収容装置の排気方法を提供することを目的とする。
[1] 第1の本発明に係る収容装置は、1以上の内容物が収容されたパッケージと、前記パッケージに隣接して設置された換気室と、前記換気室に設置された第1排気ファンと、前記換気室のうち、前記第1排気ファンに対向して設置された排気口と、前記排気口に設置された風圧式シャッタと、前記パッケージと前記換気室との間に設置された排気ダンパーと、前記換気室に隣接して設置され、前記パッケージ内で発生した排気ガスから有害成分の濃度を低減して第2排気ファンによって外部に排気する排気処理装置とを有する収容装置であって、前記排気ガスの経路に設置された煙検知器と、少なくとも前記排気ダンパー、前記第1排気ファン、前記第2排気ファンを駆動制御する制御装置とを有し、前記制御装置は、前記煙検知器からの信号が煙検知を示す場合に通常モードから緊急モードに移行し、少なくとも前記排気ダンパーの閉鎖、前記第1排気ファンへの電力の供給の停止、前記第2排気ファンの回転駆動を行う換気制御部を有することを特徴とする。
[2] 第1の本発明において、前記第1排気ファンは、電力の供給が停止されても慣性によって回転し続け、その後停止する方式であってもよい。
[3] 第1の本発明において、前記換気制御部は、前記第1排気ファンへの電力の供給の停止に伴って、前記風圧式シャッタが閉じた段階以降に、前記排気ダンパーを開くようにしてもよい。
[4] 第1の本発明において、前記排気ガスの有毒成分の濃度を検知する濃度検知器を有し、前記換気制御部は、前記排気ダンパーへの閉鎖指示から、予め設定された所定時間が経過しても、前記濃度が予め設定された基準値以上にならない場合に、通常モードに移行してもよい。
[5] この場合、前記換気室の下方に制御室を有し、前記制御室内に少なくとも前記換気制御部が設置され、前記換気室と前記制御室との境界に、前記煙検知器と前記濃度検知器がそれぞれ感知部を前記換気室内に向けて設置されていることが好ましい。
[6] さらに、前記煙検知器と前記濃度検知器は、前記換気室と前記制御室との境界であって、且つ、前記換気室を上面から見たとき、前記排気ダンパーと前記第1排気ファンとの間の領域に設置されていることが好ましい。
[7] また、複数の前記第1排気ファンが設置され、前記煙検知器と前記濃度検知器は、前記複数の第1排気ファンのうち、前記排気ダンパーに最も近い前記第1排気ファンと前記排気ダンパーとの間の領域に設置されていることが好ましい。
[8] 第1の本発明において、前記煙検知器は、赤外線レーザーセンサであることが好ましい。
[9] 第2の本発明に係る収容装置の排気方法は、1以上の内容物が収容されたパッケージと、前記パッケージに隣接して設置された換気室と、前記換気室に設置された第1排気ファンと、前記換気室のうち、前記第1排気ファンに対向して設置された排気口と、前記排気口に設置された風圧式シャッタと、前記パッケージと前記換気室との間に設置された排気ダンパーと、前記換気室に隣接して設置され、前記パッケージ内で発生した排気ガスから有害成分の濃度を低減して第2排気ファンによって外部に排気する排気処理装置とを有する収容装置の排気方法であって、前記収容装置内で発生した煙を検知するステップと、煙を検知した段階で、通常モードから緊急モードに移行するステップと、前記緊急モードにおいて、前記排気ダンパーを閉鎖するステップと、前記緊急モードにおいて、前記第1排気ファンへの電力の供給を停止するステップと、前記緊急モードにおいて、前記第2排気ファンを回転駆動するステップとを有することを特徴とする。
[10] 第2の本発明において、前記第1排気ファンは、電力の供給が停止されても慣性によって回転し続け、その後停止する方式であってもよい。
[11] 第2の本発明において、前記第1排気ファンへの電力の供給の停止に伴って、前記風圧式シャッタが閉じた段階以降に、前記排気ダンパーを開くステップを有してもよい。
[12] 第2の本発明において、前記排気ガスの有毒成分の濃度を検知するステップと、前記排気ダンパーを閉鎖してから、予め設定された所定時間が経過しても前記濃度が予め設定された基準値以上にならない場合に、前記通常モードに移行するステップを有してもよい。
本発明に係る収容装置及び収容装置の排気方法は、以下の効果を奏する。
(a) 液体を使用する必要がなく、小型化が可能で、排気を行う各種装置に併設することが容易にでき、しかも、維持管理も簡単になる。
(b) 例えば火災等によって内容物(二次電池等)から高濃度のガスが発生したとしても、該高濃度のガスから有毒な成分を除去して排気することができる。
(c) 高濃度のガスの流出を抑えると共に、構造の簡素化をも図ることができる。
本実施の形態に係る収容装置を示す正面図である。 側部閉塞板を取り外して示す収容装置の側面図である。 屋根を取り外して示す収容装置の平面図である。 本実施の形態に係る収容装置における換気室側の構成を一部破断して示す斜視図である。 図5Aはモジュール電池と背面板の開口との位置関係を一部省略して示す正面図であり、図5Bはその側面図である。 図6Aは排気処理装置を示す横断面図であり、図6Bは図6AにおけるVIB−VIB線上の断面図であり、図6Cは図6AのVIC矢視図である。 制御装置の機能を示すブロック図である。 収容装置における換気室側の構成を一部破断して示す縦断面図である。 換気制御部での換気の起動シーケンスの一例を示すタイムチャートである。 図10Aは通常モードでの排気ガスの流れを模式的に示す説明図であり、図10Bは緊急モードに入った段階、特に、第1排気ファンが慣性によって回転している状態での排気ガスの流れを模式的に示す説明図であり、図10Cは第1風圧式シャッタが閉じた段階での排気ガスの流れを模式的に示す説明図である。 緊急モードに入った段階、特に、第1排気ファンが慣性によって回転している状態であって、且つ、第2排気ファンを駆動しなかった場合の排気ガスの流れを模式的に示す説明図である。 換気制御部での換気の起動シーケンスの他の例を示すタイムチャートである。
以下、本発明に係る収容装置及び収容装置の排気方法の実施の形態例を図1〜図12を参照しながら説明する。
本実施の形態に係る収容装置10は、図1〜図3に示すように、隙間12(図2及び図3参照)を置いて互いに対向して設置された例えば2つのパッケージ14(第1パッケージ14A及び第2パッケージ14B)と、第1パッケージ14A、第2パッケージ14B及び隙間12の上部全体を覆う屋根16と、第1パッケージ14A、第2パッケージ14B及び隙間12の一方の側部全体を覆う側部閉塞板18と、第1パッケージ14A、第2パッケージ14B及び隙間12の他方の側部全体を覆う第1仕切り板20と、該第1仕切り板20に隣接して設置された換気室22とを有する。
換気室22の上部には少なくとも1つの第1排気装置24が設置されている。換気室22の下部には第2仕切り板26を隔てて制御室28が設置されている。この制御室28内には制御装置30が設置されている。また、第1仕切り板20のうち、隙間12に対応した上部に換気室22につながる連通孔が設けられ、この貫通孔に排気ダンパー32が設置されている。つまり、第1パッケージ14Aと第2パッケージ14B間に存する隙間12は、第1排気装置24による空気の排気経路34を構成する。
図3に示すように、換気室22の側板36のうち、第1排気装置24と対向する位置に排気口38が設けられている。また、図4に示すように、排気口38(図3参照)には第1風圧式シャッタ40が設置されている。第1排気装置24の運転に連動して第1風圧式シャッタ40が開き、排気口38(図3参照)は開状態となる。第1排気装置24のファン(第1排気ファン42:図8参照)が回転停止状態になると、第1風圧式シャッタ40が閉じ、排気口38は閉鎖状態となる。
一方、図1〜図3に示すように、第1パッケージ14A及び第2パッケージ14Bは、それぞれ複数(例えば4つ)の筐体44(第1筐体44A〜第4筐体44D)を有する。各筐体44は、少なくとも正面板46と、背面板48と、側板50とで囲まれた収容空間52を有する。収容空間52には、複数(例えば5つ)のモジュール電池54(容器)が段積みされて設置されている。
筐体44は、収容空間52内に4本の支柱56(図2参照)を有し、この4本の支柱56には、例えば架台58が等間隔に、且つ、互いに平行に設置されている。各架台58には、それぞれ1つずつモジュール電池54が載置固定される。
また、図1に示すように、正面板46の下部のみに吸気口60が設けられている。吸気口60は、正面板46のうち、1段目のモジュール電池54と対向する位置に設けられる。各吸気口60に対応して吸気口開閉部62(図7参照)が設置されている。各吸気口開閉部62は、制御装置30からの開信号及び閉信号に基づいて対応する吸気口60を開閉操作する。
さらに、図5A及び図5Bに代表して示すように、背面板48のうち、それぞれモジュール電池54に対応する位置に、排気経路34に通じる開口64が設けられている。開口64の開口形状としては、例えば長方形状や楕円形状等が挙げられる。
また、図3及び図4に示すように、換気室22のコーナー部には排気処理装置100が併設されている。
この排気処理装置100は、例えば図6A〜図6Cに示すように、排気ガス102が流入する流入口104と、浄化された排気ガス102aが排出される排出口106を有する筐体108と、筐体108内に設置され、排気ガス102を流入口104から排出口106に向けて送る第2排気装置110と、流入口104と第2排気装置110との間に設置された1以上のプレフィルタ112と、筐体108内の第2排気装置110と排出口106との間に設置された1段以上のケミカルフィルタ114とを有する。
流入口104は、筐体108の外部からの排気ガス102が直接流入される。排出口106には第2風圧式シャッタ116(図3参照)が設置されている。第2排気装置110の運転に連動して第2風圧式シャッタ116が開き、排出口106は開放状態となる。第2排気装置110のファン(第2排気ファン118:図7参照)が回転停止状態になると、第2風圧式シャッタ116が閉じ、排出口106は閉鎖状態となる。
なお、図6Aではプレフィルタ112の図示を省略している。図6B及び図6Cの例では、2つのプレフィルタ112と、5つのケミカルフィルタ114を設置した例を示す。1つのプレフィルタ112の圧力損失は1つのケミカルフィルタ114よりも高い。
筐体108は外形が例えば直方体状を有し、流入口104を有する第1室120Aと、排出口106を有する第2室120Bと、第1室120Aと第2室120Bとを仕切る仕切り板122とを有する。仕切り板122には第1室120Aと第2室120Bとを連通させる連通孔124が設けられている。流入口104は第1室120Aの下部に設置され、排出口106は第2室120Bの下部に設置され、連通孔124は仕切り板122の上部に設置されている。第2排気装置110は第1室120Aの上部に設置され、排気ガス102を第1室120Aの流入口104から連通孔124を介して第2室120Bに送り込む。
プレフィルタ112が設置される第1室120Aには、プレフィルタ112を支持する第1支持部材126が設けられている。第1支持部材126としては、プレフィルタ112を通過する排気ガス102が上方に向かうのを妨げなければどのような部材でもよい。例えば第1室120Aの内壁に設けられた棚枠に固定された枠体や格子板等が挙げられる。もちろん、棚枠自体を第1支持部材126としてもよい。なお、図6A及び図6Cでは第1支持部材126の図示を省略している。
ケミカルフィルタ114が設置される第2室120Bにも、ケミカルフィルタ114を支持する第2支持部材128が設けられている。第2支持部材128としては、ケミカルフィルタ114を通過する排気ガス102が下方に向かうのを妨げなければどのような部材でもよい。例えば第2室120Bの内壁に設けられた棚枠に固定された枠体や格子板等が挙げられる。もちろん、棚枠自体を第2支持部材128としてもよい。なお、図6A及び図6Cでは第2支持部材128の図示を省略している。
ケミカルフィルタ114は、例えば多孔質の吸着材による格子構造(ハニカム構造を含む)を有する成形構造、又は、多孔質の粒状吸着材を不織布のようなポーラス構造品に保持させた構造を有する。このケミカルフィルタ114は、活性炭又は酸化アルミニウムを母材として、排気ガス102から除去する対象成分(すなわち、吸着する対象成分)に応じて、リン酸、炭酸カリウム、チオ硫酸ナトリウム、過マンガン酸ナトリウム、硫黄等を適宜混合成形して構成される。対象成分としては、ホルムアルデヒド、VOCs(揮発性有機化合物)、オゾン、硫化水素、二酸化硫黄、塩素、アンモニア、アミン等が挙げられる。
ここで、排気処理装置100の作用を説明する。火災等で発生した排気ガス102は、第2排気装置110の駆動によって、流入口104から連通孔124を介して第2室120Bに送り込まれる。第2室120Bに送り込まれた排気ガス102は、第2室120B内に設置されたケミカルフィルタ114を通ることで、排気ガス102に含まれる対象成分が徐々に除去され、排気ガス102中の対象成分の濃度が低減され、浄化される。その結果、浄化された排気ガス102aが第2室120Bの排出口106から排出される。液体を使用しないため、液体を流すための流路が不要となり、小型化が可能で、排気を行う各種装置に併設することが容易にでき、しかも、維持管理も簡単になる。なお、第2排気装置110の駆動によって少なくともケミカルフィルタ114を通過する排気ガス102の流速の範囲は0.1〜1.5m/secである。
特に、流入口104を第1室120Aの下部に設置し、排出口106を第2室120Bの下部に設置し、連通孔124を仕切り板122の上部に設置したので、排気ガス102の流通経路を上下に蛇行させることができ、筐体108の設置面積を縮小化することができる。すなわち、排気処理装置100のコンパクト化を実現することができる。その結果、火災等によって高濃度のガスを発生する建屋や収容装置10(例えば二次電池の収容装置)等に併設することができる。
また、第2排気装置110を第1室120Aの上部に設置したので、排気ガス102を第1室120Aの下部に設けられた流入口104から仕切り板122の上部に設けられた連通孔124を介して効率よく第2室120Bに送り込むことができる。
ところで、火災等によって発生した粉塵等によってケミカルフィルタ114が目詰まりし、ケミカルフィルタ114の浄化性能が低下する場合がある。排気処理装置100は、ケミカルフィルタ114の前段に、圧力損失がケミカルフィルタ114よりも高い1以上のプレフィルタ112を設置したので、プレフィルタ112にて粉塵等を捕集することができる。その結果、ケミカルフィルタ114での目詰まりが抑制され、ケミカルフィルタ114の浄化性能の低下を抑えることができる。
そして、この排気処理装置100を収容装置10の換気室22に併設する場合、例えば図3及び図4に示すように、排気処理装置100の筐体108を、第1室120Aが第1パッケージ14A寄りに、且つ、流入口104(図4では図示せず、図3参照)が換気室22内に位置し、さらに、排出口106が第2風圧式シャッタ116を介して外部に露出するように設置する。
一方、換気室22の下部の制御室28に設置された制御装置30は、図7に示すように、少なくとも煙検知器150、濃度検知器152及び換気制御部154を有する。
煙検知器150は、例えば換気室22と制御室28との境界に、感知部を換気室22内に向けて設置される。煙検知器150としては、例えば図8に示すように、赤外線レーザーセンサ156を好ましく採用することができる。この場合、換気室22と制御室28との間の第2仕切り板26に赤外線レーザーセンサ156を設置し、換気室22の天井のうち、赤外線レーザーセンサ156に対向する位置に反射板158を設置する。
赤外線レーザーセンサ156は、発光素子から出射されたレーザー光160が反射板158で反射されて受光素子にて受光され、その受光レベルが予め設定されたしきい値以上であれば、正常信号Sa1を出力する。内容物で発生した煙が排気ダンパー32を通じて換気室22に進入すると、レーザー光160が煙の粒子によって散乱することから、受光素子での受光レベルは低下することとなる。そして、受光レベルがしきい値未満となった段階で、赤外線レーザーセンサ156から異常信号Sb1(煙検知信号)を出力する。
上述の例は、赤外線レーザーセンサ156から正常信号Sa1と異常信号Sb1を出力する例を示したが、その他、受光素子での受光レベルを示す信号を換気制御部154に供給し、換気制御部154において、しきい値との比較を行って正常か異常かを判別するようにしてもよい。この場合、しきい値以上の受光レベルを示す信号が正常信号Sa1で、しきい値未満の受光レベルを示す信号が異常信号Sb1である。なお、しきい値は例えば以下のように決めておくことが好ましい。すなわち、予め実験等で検知すべき煙の濃度を設定しておき、その濃度の煙が発生したときに異常信号Sb1が出力されるようにしきい値を決めておく。
一方、濃度検知器152は、上述したように、排気経路34を通じて排気されるガス(排気ガス102)に含まれる有毒成分(活物質又は不純物)の濃度を検知する。検知対象のガスは、排気経路34内のガスでもよいし、第1排気装置24によって排気ダンパー32を通じて換気室22に送り込まれたガスでもよい。
濃度検知器152は、活物質の濃度又は不純物の濃度がしきい値未満であれば、濃度値が正常であることを示す信号(正常信号Sa2)を出力し、しきい値以上であれば、濃度値が異常であることを示す信号(異常信号Sb2)を出力する。その他の方式としては、濃度検知器152にて検知した濃度値を示す信号を換気制御部154に供給し、換気制御部154において、しきい値との比較を行って正常か異常かを判別するようにしてもよい。この場合、しきい値未満の濃度値を示す信号が正常信号Sa2で、しきい値以上の濃度値を示す信号が異常信号Sb2である。
なお、濃度検知器152のしきい値も例えば以下のように決めておくことが好ましい。すなわち、予め実験等で検知すべき有毒成分の濃度を設定しておき、その濃度を検出したときに異常信号Sb2が出力されるようにしきい値を決めておく。
換気制御部154は、少なくとも第1排気装置24、吸気口開閉部62及び排気処理装置100の第2排気装置110を制御する。
ここで、換気制御部154での処理動作を図9〜図12も参照しながら説明する。図9は換気制御部154での換気の起動シーケンスを示すタイムチャートであり、図10A〜図10Cは排気ガス102の流れを模式的に示す説明図である。
先ず、通常モードでは、図9及び図10Aに示すように、煙検知器150から異常信号Sb1が出力されていないため(煙検知OFF)、換気制御部154は、吸気口開閉部62に開信号を出力し(吸気口60への開放指示)、排気ダンパー32に開信号を出力して(排気ダンパー32への開放指示)、吸気口60及び排気ダンパー32をそれぞれ常時開放状態とする。また、換気制御部154は、第1排気装置24に駆動信号を出力し(第1排気ファン42への回転駆動指示)、第2排気装置110に停止信号を出力する(第2排気ファン118への回転停止指示)。これにより、第1排気装置24は第1排気ファン42に電力を供給して常時回転駆動し、第1風圧式シャッタ40は常時開放状態となる。第2排気装置110は第2排気ファン118への電力供給を停止し、第2風圧式シャッタ116は常時閉鎖状態となる。
従って、通常モードでは、図1〜図3、図5A及び図5Bに示すように、第1排気装置24の駆動によって、各筐体44の背面側の圧力が筐体44の正面側の圧力よりも低下して負圧状態となると、吸気口60を通じて空気が流入し、流入した空気は、それぞれ開口64に向かって、各モジュール電池54の正面部分から上面部分を通り、さらに開口64を通じて排気経路34へ流入する。図10Aに示すように、排気経路34に流入した空気は排気ダンパー32を介して第1排気装置24へ向かって進み、排気口38を通じて外部に排気される。第1排気ファン42を常時回転駆動することで、上述の空気の流入、排気が連続して行われることになる。
そして、内容物での火災等によって煙が発生すると、その煙が排気経路34及び排気ダンパー32を通じて換気室22に送り込まれる。煙の濃度がしきい値を超える濃度になった時点t1で、煙検知器150から異常信号Sb1が出力され(煙検知ON:図9参照)、図9及び図10Bに示すように、通常モードから緊急モードに移行する。緊急モードに入ると、換気制御部154は、煙検知器150からの異常信号Sb1の入力に基づいて、吸気口開閉部62(図7参照)に閉信号を出力し(吸気口60への閉鎖指示)、排気ダンパー32に閉信号を出力して(排気ダンパー32への閉鎖指示)、吸気口60及び排気ダンパー32をそれぞれ閉状態にする。また、換気制御部154は、第1排気装置24に停止信号を出力し(第1排気ファン42への回転停止指示)、第2排気装置110に駆動信号を出力する(第2排気ファン118への回転駆動指示)。これにより、第1排気装置24は第1排気ファン42への電力の供給を停止し、第2排気装置110は第2排気ファン118への電力供給を開始して、第2排気ファン118を回転駆動する。第2風圧式シャッタ116は常時開状態となる。
図10Bに示すように、第1排気ファン42は、電力の供給が停止されても慣性によって回転し続けるため、その間、第1風圧式シャッタ40は開状態となったままである。従って、通常モードから緊急モードに移行した際に、図11に示すように、仮に第2排気ファン118が回転駆動していなければ、換気室22内に送り込まれた煙が排気口38を通じて外部に流れるおそれがある。つまり、電気的応答性に比して機械的応答性が遅いため、その時間差によって、微少ながら煙が外部に排気されるおそれがある。
しかし、本実施の形態では、図9及び図10Bに示すように、緊急モードに移行した時点で、第2排気ファン118を回転駆動したので、換気室22内は、第1排気ファン42の回転(慣性)と第2排気ファン118の回転駆動によって急速に負圧状態となり、緊急モードに移行した時点t1から短時間Taで第1風圧式シャッタ40が閉まることとなる。そのため、換気室22内に送り込まれた煙が排気口38を通じて外部に流れることがほとんど生じなくなる。
換気制御部154は、第1風圧式シャッタ40が閉鎖した段階で、排気ダンパー32に開信号を出力して(排気ダンパー32への開放指示)、排気ダンパー32を開放状態にする。排気ダンパー32を開放するタイミングは、排気ダンパー32を閉鎖し、第2排気ファン118を回転駆動した時点から第1風圧式シャッタ40が閉鎖するまでの時間を予め実験等で計測しておき、換気制御部154が緊急モードに移行した時点t1から上記計測時間が経過した時点で排気ダンパー32を開放するようにしてもよい。もちろん、第1風圧式シャッタ40の閉鎖を検知するセンサーを設置して、該センサーからの検知信号に基づいて排気ダンパー32を開放するようにしてもよい。図10Cに示すように、排気ダンパー32が開くことで、第2排気ファン118の回転駆動とも相まって、排気経路34から有毒成分を含む排気ガス102が換気室22に送り込まれる。しかし、排気ガス102は、排気処理装置100にて有毒成分の濃度が低減されて、外部に排気されることになる。
そして、排気ダンパー32が開放された段階以降、換気室22内の排気ガス102の有毒成分の濃度がしきい値以上となった時点t2で、濃度検知器152から異常信号Sb2が出力される(濃度検知ON:図9参照)。
図7に示すように、換気制御部154は、濃度検知器152からの異常信号Sb2の入力に基づいて、通報部162にガス濃度異常を伝達する。通報部162は、収容装置10の識別番号等を含むガス濃度異常信号を例えば監視センター等に向けて送信して、ガス濃度異常の通報を行う。この場合、インターネット等の公衆通信網や携帯電話網を経由して送信してもよい。また、通報は、監視センターのほか、現地使用者、現地管理者等に対して行ってもよい。また、データ通信による通報のほか、電話による通報も行うことで、ガス濃度異常に対する初動行為を早めることができる。
そして、ガス濃度異常を起こした収容装置10に対する処置が行われるまで、時点t2以降の状態を保持する。
一方、煙検知器150として赤外線レーザーセンサ156を使用した関係で、単なる埃や、煙以外の小さな浮遊物のよってレーザー光160が遮られ、煙検知器150から異常信号Sb1が出力されるおそれがある。すなわち、誤検知が発生するおそれがある。
本実施の形態では、煙検知器150にて誤検知があった場合でも、濃度検知器152を活用することで、緊急モードから通常モードに戻す処理を行う。
すなわち、図12に示すように、換気制御部154による排気ダンパー32への閉鎖指示から予め設定された所定時間Tb(例えば3、5、7分等)が経過しても、濃度検知器152から異常信号Sb2が換気制御部154に入力しない場合は、換気制御部154は、通常モードに移行する。これによって、排気処理装置100での無駄な電力消費を抑えることができ、必要なときにバッテリが使えなくなること等を防止することができる。
本実施の形態に係る収容装置10は、排気処理装置100が併設されている。そのため、火災等で発生した高濃度の排気ガス102は、排気処理装置100の第2排気ファン118の駆動によって、流入口104から排出口106に向けて送られる。排気ガス102は、その途中のケミカルフィルタ114を通ることで、対象成分の濃度が低減される。その結果、浄化された排気ガス102aが排気処理装置100の排出口106から排出されることとなり、迅速に事故処理を行うことができる。しかも、液体を使用しないため、液体を流すための流路が不要となり、第1パッケージ14A及び第2パッケージ14Bに排気処理装置100が併設された収容装置10の小型化が可能で、維持管理も簡単になる。
しかも、本実施の形態では、煙検知器150と濃度検知器152を設置している。モジュール電池54の火災等によって有毒成分(活物質又は不純物)を含む排気ガス102が発生することとなるが、排気ガス102の有毒成分の濃度が規定以上となる前に、排気ガス102の煙が換気室22に到達することとなる。そのため、煙検知器150で排気ガス102の煙を検知することで、早期に火災等が発生したことを検知することが可能となる。特に、赤外線レーザーセンサ156を用いるようにしたので、煙検知器150の小型化を図ることができ、省スペースで、安価に煙を早期に検知することができる。また、濃度検知器152として、例えば排気ガス102の流れを制御して感知部に誘導する等の複雑な構造を採用する必要がなくなり、簡易な構造の濃度検知器152を採用することが可能となる。従って、換気室22内の空間を各種検知器で占有することがなくなり、煙検知器150及び濃度検知器152の各感知部を換気室22内に向けて設置すればよく、煙検知器150及び濃度検知器152の設置作業も簡単になる。
図3及び図8に示すように、上述した煙検知器150と濃度検知器152は、第2仕切り板26に、それぞれ感知部を換気室22内に向けて設置されていることが好ましい。特に、換気室22を上面から見たとき、複数の第1排気装置24のうち、排気ダンパー32に最も近い第1排気装置24と排気ダンパー32との間の領域に、それぞれの感知部を設置することが好ましい。これにより、煙の検知精度並びに有毒成分の検知精度(迅速な検知)を高めることが可能となる。この場合、煙検知器150の感知部を、上記領域のうち、排気ダンパー32寄りに設置し、濃度検知器152の感知部を、上記領域のうち、第1排気装置24寄りに設置してもよいし、その逆でもよい。もちろん、煙検知器150と濃度検知器152の各感知部から排気ダンパー32までの距離を同じにしてもよい。
上述の例では、排気処理装置100を、換気室22のうち、第1パッケージ14A側のコーナー部に設置した例を示したが、その他、第2パッケージ14B側のコーナー部に設置してもよい。あるいは換気室22とは反対側の側部閉塞板18のうち、排気経路34に連通する部分に設置してもよい。すなわち、排気経路34に連通する部分であれば、設置場所は問わない。
また、火災等によって停電になった場合を考慮して、補助電源を設置しておくことが好ましい。停電になった際に補助電源によって制御装置30、第1排気装置24及び第2排気装置110を駆動できるようにすることで、排気ガス102の浄化を行うことができる。
上述した収容装置10では、多数のモジュール電池54を段積みしたパッケージ14に利用した例を示したが、収容した多数の対象物の温度を均一に保つコンテナや倉庫等にも好ましく採用することができる。
なお、本発明に係る収容装置及び収容装置の排気方法は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…収容装置 14…パッケージ
14A…第1パッケージ 14B…第2パッケージ
22…換気室 24…第1排気装置
26…第2仕切り板 30…制御装置
32…排気ダンパー 34…排気経路
38…排気口 40…第1風圧式シャッタ
42…第1排気ファン 54…モジュール電池
60…吸気口 62…吸気口開閉部
100…排気処理装置 102…排気ガス
102a…浄化された排気ガス 110…第2排気装置
112…プレフィルタ 114…ケミカルフィルタ
116…第2風圧式シャッタ 118…第2排気ファン
150…煙検知器 152…濃度検知器
154…換気制御部 156…赤外線レーザーセンサ
158…反射板 160…レーザー光

Claims (12)

  1. 1以上の内容物が収容されたパッケージと、
    前記パッケージに隣接して設置された換気室と、
    前記換気室に設置された第1排気ファンと、
    前記換気室のうち、前記第1排気ファンに対向して設置された排気口と、
    前記排気口に設置された風圧式シャッタと、
    前記パッケージと前記換気室との間に設置された排気ダンパーと、
    前記換気室に隣接して設置され、前記パッケージ内で発生した排気ガスから有害成分の濃度を低減して第2排気ファンによって外部に排気する排気処理装置とを有する収容装置であって、
    前記排気ガスの経路に設置された煙検知器と、
    少なくとも前記排気ダンパー、前記第1排気ファン、前記第2排気ファンを駆動制御する制御装置とを有し、
    前記制御装置は、前記煙検知器からの信号が煙検知を示す場合に通常モードから緊急モードに移行し、少なくとも前記排気ダンパーの閉鎖、前記第1排気ファンへの電力の供給の停止、前記第2排気ファンの回転駆動を行う換気制御部を有することを特徴とする収容装置。
  2. 請求項1記載の収容装置において、
    前記第1排気ファンは、電力の供給が停止されても慣性によって回転し続け、その後停止する方式であることを特徴とする収容装置。
  3. 請求項1又は2記載の収容装置において、
    前記換気制御部は、前記第1排気ファンへの電力の供給の停止に伴って、前記風圧式シャッタが閉じた段階以降に、前記排気ダンパーを開くことを特徴とする収容装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の収容装置において、
    前記排気ガスの有毒成分の濃度を検知する濃度検知器を有し、
    前記換気制御部は、前記排気ダンパーへの閉鎖指示から、予め設定された所定時間が経過しても、前記濃度が予め設定された基準値以上にならない場合に、通常モードに移行することを特徴とする収容装置。
  5. 請求項4記載の収容装置において、
    前記換気室の下方に制御室を有し、
    前記制御室内に少なくとも前記換気制御部が設置され、
    前記換気室と前記制御室との境界に、前記煙検知器と前記濃度検知器がそれぞれ感知部を前記換気室内に向けて設置されていることを特徴とする収容装置。
  6. 請求項5記載の収容装置において、
    前記煙検知器と前記濃度検知器は、前記換気室と前記制御室との境界であって、且つ、前記換気室を上面から見たとき、前記排気ダンパーと前記第1排気ファンとの間の領域に設置されていることを特徴とする収容装置。
  7. 請求項6記載の収容装置において、
    複数の前記第1排気ファンが設置され、
    前記煙検知器と前記濃度検知器は、前記複数の第1排気ファンのうち、前記排気ダンパーに最も近い前記第1排気ファンと前記排気ダンパーとの間の領域に設置されていることを特徴とする収容装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の収容装置において、
    前記煙検知器は、赤外線レーザーセンサであることを特徴とする収容装置。
  9. 1以上の内容物が収容されたパッケージと、
    前記パッケージに隣接して設置された換気室と、
    前記換気室に設置された第1排気ファンと、
    前記換気室のうち、前記第1排気ファンに対向して設置された排気口と、
    前記排気口に設置された風圧式シャッタと、
    前記パッケージと前記換気室との間に設置された排気ダンパーと、
    前記換気室に隣接して設置され、前記パッケージ内で発生した排気ガスから有害成分の濃度を低減して第2排気ファンによって外部に排気する排気処理装置とを有する収容装置の排気方法であって、
    前記収容装置内で発生した煙を検知するステップと、
    煙を検知した段階で、通常モードから緊急モードに移行するステップと、
    前記緊急モードにおいて、前記排気ダンパーを閉鎖するステップと
    前記緊急モードにおいて、前記第1排気ファンへの電力の供給を停止するステップと、
    前記緊急モードにおいて、前記第2排気ファンを回転駆動するステップとを有することを特徴とする収容装置の排気方法。
  10. 請求項9記載の収容装置の排気方法において、
    前記第1排気ファンは、電力の供給が停止されても慣性によって回転し続け、その後停止する方式であることを特徴とする収容装置の排気方法。
  11. 請求項9又は10記載の収容装置の排気方法において、
    前記第1排気ファンへの電力の供給の停止に伴って、前記風圧式シャッタが閉じた段階以降に、前記排気ダンパーを開くステップを有することを特徴とする収容装置の排気方法。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項に記載の収容装置の排気方法において、
    前記排気ガスの有毒成分の濃度を検知するステップと、
    前記排気ダンパーを閉鎖してから、予め設定された所定時間が経過しても前記濃度が予め設定された基準値以上にならない場合に、前記通常モードに移行するステップを有することを特徴とする収容装置の排気方法。
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