JP6936666B2 - 印刷方法およびインク組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物を用いた印刷方法に関し、特には、優れた鏡面調あるいは金属調を有する印刷物を印刷可能な印刷方法に関するものである。
従来、優れた鏡面調あるいは金属調を有する画像を表現するため、金属顔料をインク組成物中に配合する手法が知られており、水系インク、有機溶剤系インク及び活性エネルギー線硬化系インク等の様々なインクの形態に対して金属顔料を配合することが検討されている。
特に、鏡面調や金属調の意匠を実現するため、金属顔料として鱗片状金属顔料が好適に使用されるが、このような鱗片状金属顔料を用いて優れた鏡面調あるいは金属調を有する画像を実現するためには、鱗片状金属顔料を塗膜内で均一に配向させる必要がある。鱗片状金属顔料の配向性を向上させるための種々の手法が知られている。
例えば、特許文献1には、重合性化合物と、表面処理剤としてのフッ素系シラン化合物および/またはフッ素系リン酸エステルで表面処理された金属粉末と、塩基性で重合体構造を有する分散剤とを含む紫外線硬化型インクジェット用組成物が開示されている。
また、鱗片状金属顔料の配向性を向上させるための手法として、インク中に顔料分散剤等を一緒に配合する手法が知られている。例えば、特許文献2には、アルミニウム顔料と、フェノキシエチル(メタ)アクリレートと、ケトン類、グリコール類およびアセテート類よりなる群から選択される1種以上の有機溶剤とを含有し、前記有機溶剤が、インク組成物の総質量に対して、2質量%以上30質量%以下含まれる紫外線硬化型インクジェット用インク組成物が開示されている。
特開2013−159645号公報 特開2012−102294号公報
しかしながら、鱗片状金属顔料を含む従来のインク組成物には、以下のような課題があった。例えば、特許文献1に記載の紫外線硬化型インクジェット用組成物には、表面処理されたアルミニウム顔料では鏡面性が十分に得られないという課題があった。また、特許文献2に記載の紫外線硬化型インクジェット用インク組成物には、溶剤を多く含む場合、インクの貯蔵安定性に劣り、画像では硬化不良を原因とするにじみが発生することから十分な画質が得られないということや、別途乾燥工程が必要となるという課題があり、全く溶剤を含まない場合は光沢性に劣るという課題があった。
本発明の目的は、活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物を特定のインク組成物とすることで、優れた鏡面調あるいは金属調を有する印刷層を印刷することが可能な印刷方法を提供することにある。
本発明者等は、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物に、わずかな非反応性溶剤を含有させ、そのインク組成物を被印刷物の表面に着弾させてから硬化させるまでの時間を被印刷物の温度に応じて調整することによって、優れた鏡面調あるいは金属調を有する印刷層を印刷できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明の印刷方法は、インクジェットプリンタによって、鱗片状金属顔料、ラジカル重合性モノマー、光重合開始剤および非反応性溶剤を含む活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物を被印刷物の表面に着弾させて印刷層を形成し、次いで、該印刷層に活性エネルギー線を照射して硬化させる印刷方法であって、前記非反応性溶剤が、前記インク組成物の0.01〜2.00質量%未満含まれるものであり、前記被印刷物の温度をT[℃]とし、前記インク組成物の着弾から活性エネルギー線の照射までの時間をt[s]としたとき、該温度Tと該時間tの関係が、下記式(1):
T≧4/t ・・・(1)
を満たすことを特徴とする。
なお、本発明において、時間の単位として用いられている「s」は「秒」を意味する。
本発明の印刷方法の好適例においては、前記温度Tと前記時間tの関係が、更に下記式(2):
T≦400/t ・・・(2)
を満たす。
本発明の印刷方法の他の好適例においては、前記インク組成物の着弾から活性エネルギー線の照射までの時間tが、0<t≦60である。
本発明の印刷方法の他の好適例においては、前記被印刷物の温度Tが、20≦T≦80である。
本発明の印刷方法の他の好適例において、前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物は、40℃における粘度が5.0〜30.0mPa・sである。
本発明によれば、優れた鏡面調あるいは金属調を有する印刷層を印刷することが可能な印刷方法を提供することができる。
実施例1〜25における、基材温度Tと、インク組成物の着弾から活性エネルギー線の照射までの時間tとの関係を示すグラフである。
以下に、本発明の印刷方法を詳細に説明する。
本発明の印刷方法は、インクジェットプリンタによって、鱗片状金属顔料、ラジカル重合性モノマー、光重合開始剤および非反応性溶剤を含む活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物を被印刷物の表面に着弾させて印刷層を形成し、次いで、該印刷層に活性エネルギー線を照射して硬化させる印刷方法であって、
前記非反応性溶剤が、前記インク組成物の0.01〜2.00質量%未満含まれものであり、
前記被印刷物の温度をT[℃]とし、前記インク組成物の着弾から活性エネルギー線の照射までの時間をt[s]としたとき、該温度Tと該時間tの関係が、下記式(1):
T≧4/t ・・・(1)
を満たすことを特徴とする。
インクジェットプリンタによる印刷(以下、インクジェット印刷ともいう)においては、インクの液滴を被印刷物に着弾させることで印刷が行われるが(印刷工程)、インクが活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物の場合には、着弾したインクに活性エネルギー線を照射して硬化させる工程(硬化工程)も行われる。
<非反応性溶剤>
本発明では、インク組成物において、非反応性溶剤が0.01〜2.00質量%未満含有されるものであって、特定の条件で印刷、硬化工程を行うことで、優れた鏡面調あるいは金属調を有する印刷層を形成できる。非反応性溶剤の含有量が2質量%以上になると、外観が劣るだけでなく、硬化不良によるにじみの発生が見られ、またまったく含まれないと鏡面調の劣るものとなる。
本発明では、非反応性溶剤が0.10〜1.50質量%のときに特に鏡面調の優れた印刷層を得ることができる。ここでインク組成物に含まれる非反応性溶剤の量はGCによって測定することができる。本発明では非反応性溶剤量を島津製作所社製GC−14Aを使用し、FID法にて定量した。
本発明の非反応性溶剤としては、水系インクや有機溶剤系インクに通常使用される溶剤であり、具体例として、メタノール、エタノール、n−プロピルアルコール、i−プロピルアルコール、n−ブチルアルコール、2−ブタノール、i−ブチルアルコール、t−ブチルアルコール、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸i-プロピル、酢酸ブチル、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、n−ヘキサン、i−ヘキサン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、n−ヘプタン、i−オクタン、トルエン等が挙げられる。沸点は60〜130℃であることが好ましい。
<印刷条件式(1)(2)>
本発明では、前記インク組成物を使用し、式(1)に規定されるように、被印刷物の温度Tと活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物の着弾から活性エネルギー線の照射までの時間tとの関係がT≧4/tを満たすと、優れた鏡面調あるいは金属調を有する印刷層を形成することができる。
本発明の印刷方法においては、上記式(1)に加えて、被印刷物の温度Tと活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物の着弾から活性エネルギー線の照射までの時間tとの関係が下記の式(2)を満たすことが好ましい。
T≦400/t ・・・(2)
上記式(1)及び(2)において、Tは、被印刷物の温度[℃]であり、被印刷物の表面温度を測定することによって決定される。また、被印刷物の温度は、得られる印刷面の外観や、被印刷物のダメージ及びプリントヘッドへの悪影響等を考慮して、通常、20≦T≦80の範囲に設定される。
上記式(1)及び(2)において、tは、活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物の着弾から活性エネルギー線の照射までの時間[s]であり、通常、0<t≦60である。tは、プリントヘッドの走査速度、基材の搬送速度及び硬化光源までの距離等に基づき、計算又は実測により求めることができる。
<印刷方法>
≪印刷工程≫
本発明の印刷方法においては、まず、インクジェットプリンタによって、鱗片状金属顔料、ラジカル重合性モノマー、光重合開始剤および非反応性溶剤を含む活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物を被印刷物の表面に着弾させて印刷層を形成させる。
本発明の印刷工程において、印刷手段であるインクジェットプリンタには、上述のように、種々のインクジェットプリンタを使用することができる。インクジェットプリンタとしては、例えば、荷電制御方式又はピエゾ方式によりインク組成物を吐出させるインクジェットプリンタを挙げることができる。また、大型インクジェットプリンタ、具体例としては工業ラインで生産される物品への印刷を目的としたインクジェットプリンタも好適に使用できる。
本発明の印刷工程において、被印刷物は、特に限定されるものではないが、工業ラインで用いられる基材が好適に挙げられる。また、被印刷物の形状としては、例えば、板状及びフィルム状等がある。更に、被印刷物の材質としては、例えば、ABS樹脂、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリエチレンテレフタラート(PET)、ポリプロピレン(PP)等のプラスチック、ステンレス、アルミニウム等の金属、木材及びガラス等が挙げられる。
本発明の被印刷物の温度Tを設定するためには、インクジェットプリンタのバックロールや被印刷物の待機場所の温度を調整することによって設定することができる。
本発明の印刷工程においては、1パス方式のような印刷方法を用い、特定の領域において基材を完全被覆し、印刷後の印刷層が平滑となる場合は、鏡面調を有する印刷画像が得られる。マルチパス方式のような印刷方法を用い、印刷層の表面が平滑ではなくドット形状を維持する場合は、金属調を有する印刷画像が得られる。
≪硬化工程≫
本発明の印刷方法においては、次に、上記印刷工程で得られた印刷層に活性エネルギー線(可視光線、紫外線、電子線等)を照射して、該印刷層を硬化させる(硬化工程)。ここで、活性エネルギー線源としては、水銀灯、メタルハライドランプ、キセノンランプ、エキシマレーザー、色素レーザー、LEDランプ等の紫外線源、並びに電子線加速装置等が使用できる。活性エネルギー線の照射エネルギー量(積算光量)は、200〜2,000mJ/cmであることが好ましい。
本発明の印刷方法に従って印刷工程及び硬化工程を行うことで、1パスの印刷あるいはマルチパスの印刷を行うことができる。
<非反応性溶剤以外のインク組成物に含有される化合物>
≪鱗片状金属顔料≫
本発明のインク組成物に用いる鱗片状金属顔料は、箔のような薄く平らな形状をした金属顔料であり、例えば、蒸着を利用した製法により得られる。鱗片状金属顔料としては、アルミニウム、ニッケル、クロム、錫、銅、銀、白金、金等の金属顔料が挙げられる。これら金属顔料は、市販の顔料を適宜選択して使用することができ、一種単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明の鱗片状金属顔料は、50%体積平均径が0.1〜10μmであることが好ましく、1.0〜5.0μmであることが更に好ましい。鱗片状金属顔料の50%体積平均径が10μm以下であれば、優れた鏡面調あるいは金属調を有する印刷層を形成することができる。
本発明において、50%体積平均径は、体積基準粒度分布の50%粒子径(D50)を指し、粒度分布測定装置(レーザ回折/散乱式粒度分布測定装置)を用いて測定される粒度分布から求めることができる。そして、本発明における粒子径は、レーザ回折・散乱法による球相当径で表される。
また、上記鱗片状金属顔料は、アスペクト比が5以上であることが好ましく、10以上であることが更に好ましい。鱗片状金属顔料のアスペクト比が5以上であれば、印刷層の鏡面調あるいは金属調の意匠を更に向上させることができる。インクジェット印刷用インク組成物において、鱗片状金属顔料のアスペクト比の上限は通常400程度である。
ここで、鱗片状金属顔料のアスペクト比は、50%体積平均径(D50)と平均厚み(T)との比(D50/T)である。なお、本発明においては、SEM(走査電子顕微鏡)を用いて鱗片状金属顔料の厚みを測定し、100個以上の粒子を対象にして平均厚みを求めた。
本発明のインク組成物中において、鱗片状金属顔料の含有量は、0.3〜2.0質量%であることが好ましい。
≪ラジカル重合性モノマー≫
本発明のインク組成物に用いるラジカル重合性モノマーは、紫外線や可視光線等の活性エネルギー線の照射により重合を起こすモノマーである。具体例としては、ステアリルアクリレート、トリデシルアクリレート、ラウリルアクリレート、デシルアクリレート、イソデシルアクリレート、イソボニルアクリレート、N−ビニルカプロラクタム、エチレンオキシド(EO)変性2−エチルヘキシルアクリレート、N−ビニル−2−ピロリドン、N−ビニルイミダゾール、テトラヒドロフルフリルアクリレート、2−フェノキシエチルアクリレート、メトキシジプロピレングリコールアクリレート、エトキシジエチレングリコールアクリレート、3−エチル−3−オキセタニルメチルアクリレート、(2−メチル−2−エチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチルアクリレート、(2−メチル−イソブチル−1,3−ジオキソラン−4−イル)メチルアクリレート、(5−エチル−1,3−ジオキサン−5−イル)メチルアクリレート、及び2−(2−ビニルオキシエトキシ)エチルアクリレート等の単官能モノマー、並びにトリエチレングリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,9−ノナンジオールジアクリレート、ポリテトラメチレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、ジプロピレングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、EO変性トリメチロールプロパントリアクリレート、プロピレンオキシド(PO)変性トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、EO変性ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジトリメチロールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート等の多官能モノマーが挙げられる。
これらラジカル重合性モノマーは、一種単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。また、上記インク組成物中において、ラジカル重合性モノマーの含有量は、
70〜90質量%であることが好ましい。
また、印刷層の強度を上げるためには、活性エネルギー線硬化性化合物として、アクリレートオリゴマーやアクリレートポリマー等を使用してもよい。なお、アクリレートオリゴマー及びポリマーとは、アクリロイルオキシ基(CH2=CHCOO−)を一つ以上有するオリゴマー及びポリマーである。そして、アクリレートオリゴマー及びポリマーの具体例としては、アミノアクリレートオリゴマー及びポリマー[アミノ基(−NH)を複数持つアクリレートオリゴマー及びポリマー]、ウレタンアクリレートオリゴマー及びポリマー[ウレタン結合(−NHCOO−)を複数持つアクリレートオリゴマー及びポリマー]、エポキシアクリレートオリゴマー及びポリマー[エポキシ基を複数持つアクリレートオリゴマー及びポリマー]、シリコーンアクリレートオリゴマー及びポリマー[シロキサン結合(−SiO−)を複数持つアクリレートオリゴマー及びポリマー]、エステルアクリレートオリゴマー及びポリマー[エステル結合(−COO−)を複数持つアクリレートオリゴマー及びポリマー]並びにブタジエンアクリレートオリゴマー及びポリマー[ブタジエン単位を複数持つアクリレートオリゴマー及びポリマー]等が挙げられる。また、市販品としては、例えば、ビームセット502H、ビームセット505A−6、ビームセット505B、ビームセット575、ビームセットAQ17(荒川化学工業社製)、UA−306H、UA−306I、UA510H、UF−8001G(共栄社化学社製)、CN929、CN940、CN944B85、CN959、CN963E75、CN963E80、CN963J75、CN964、CN964A85、CN964E75、CN965、CN965A80、CN966A80、CN966B85、CN966H90、CN966J75、CN966R60、CN968、CN980、CN981、CN981A75、C981A75、CN981B88、CN982A75、CN982B88、CN982E75、CN982P90、CN983、CN985B88、CN989、CN991、CN996、CN9001、CN9002、CN9004、CN9005、CN9006、CN9007、CN9008、CN9009、CN9010、CN9011、CN9014、CN9178、CN9788、CN9893(サートマー社製)、U−4HA、U−6HA、U−6LPA、UA−1100H、UA−53H、UA−33H、U−200PA、UA−4200、UA−122P(新中村化学工業社製)、ニューフロンティアR−1214、ニューフロンティアR−1301、ニューフロンティアR1304、ニューフロンティアR−1306X、ニューフロンティアR−1150D(第一工業製薬社製)、EBECRYL230、EBECRYL244、EBECRYL245、EBECRYL264、EBECRYL265、EBECRYL270、EBECRYL284、EBECRYL285、EBECRYL294、EBECRYL1290、EBECRYL4820、EBECRYL5129、EBECRYL8201、EBECRYL8402(ダイセル・サイテック社製)、UV−1700B、UV−7600B、UV−7605B、UV−6630B、UV−7000B、UV−7461TE、UV−3000B、UV−3310B、UV−3520TL、UV−3700B(日本合成化学社製)、アートレジンUN−333、UN−1255、UN−2600、UN−2700、UN−5500、UN−5507、UN−6060P、UN−6200、UN−6300、UN−6301、UN−7600、UN−7700、UN−900PEP、UN−9200A、UN−3320HA,UN−3320HC、UN−904(根上工業社製)等が挙げられる。
これら活性エネルギー線硬化性化合物は、一種単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
≪光重合開始剤≫
本発明のインク組成物に用いる光重合開始剤は、活性エネルギー線を照射することによって、上述したラジカル重合性モノマーやその他の活性エネルギー線硬化性化合物の重合を開始させる。本発明のインク組成物中において、光重合開始剤の含有量は、1〜25質量%であることが好ましく、3〜20質量%であることが更に好ましく、3〜15質量%であることが一層好ましい。
上記光重合開始剤としては、市販の光重合開始剤を適宜選択して使用することができ、ベンゾフェノン系化合物、アセトフェノン系化合物、チオキサントン系化合物、フォスフィンオキサイド系化合物等が挙げられるが、硬化性の観点から、照射する活性エネルギー線の波長と光重合開始剤の吸収波長ができるだけ重複するものが好ましい。
インクの硬化性の観点から、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタノン、2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−フォスフィンオキサイド、ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィンオキサイド及び2,4−ジエチルチオキサントンが好ましく、2,4,6−トリメチルベンゾイル−ジフェニル−フォスフィンオキサイドが特に好ましい。これら光重合開始剤は、一種単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
≪その他の添加剤≫
本発明のインク組成物は、光安定剤を更に含有してもよい。光安定剤としては、市販の光安定剤を使用することができ、シアノアクリレート系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾエート系化合物、ベンゾトリアゾール系化合物、ヒドロキシフェニルトリアジン系化合物、ベンジリデンカンファー系化合物、無機微粒子等が挙げられ、中でも、紫外線吸収がより短波長にあるヒドロキシフェニルトリアジン系化合物がインクの硬化性の観点から好ましい。
硬化性の観点から、照射する活性エネルギー線の波長と光安定剤の吸収波長が出来るだけ重複しないものが好ましい。なお、光安定剤の含有量は、インク組成物の全質量中0.1〜15質量%であることが好ましく、0.2〜5質量%であることが更に好ましい。これら光安定剤は、一種単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
上記インク組成物は、重合禁止剤を更に含有してもよい。含有量は、インク組成物の全質量中0.0001〜5質量%であることが好ましく、0.05〜1質量%であることが更に好ましい。
上記重合禁止剤としては、ハイドロキノン系化合物、フェノール系化合物、フェノチアジン系化合物、ニトロソ系化合物、N−オキシル系化合物等、市販の重合禁止剤を使用することができる。これら重合禁止剤は、一種単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明のインク組成物は、鱗片状金属顔料に起因するインク中でのゲル化を抑制するために、樹脂を含んでいてもよい。
上記インク組成物においては、鱗片状金属顔料の表面を効率よく被覆する観点から、鱗片状金属顔料(A)に対する樹脂(B)の質量比(B/A)が0.05〜50であることが好ましく、0.6〜20であることが更に好ましい
上記インク組成物は、顔料分散性及び印刷層中における鱗片状金属顔料の配向性を改善することで印刷物の意匠性を更に向上できることから、リン酸基含有重合体を分散剤として含むことが好ましい。また、上記インク組成物中においては、鱗片状金属顔料(A)に対するリン酸基含有重合体(C)の質量比(C/A)が0.10〜2.0であることが好ましい。インク組成物中において、リン酸基含有重合体の含有量は、0.2〜2.0質量%であることが好ましい。
上記リン酸基含有重合体は、例えば分散剤として市販されており、TEGO(登録商標)Dispers655(Evonik社製分散剤)やDISPERBYK−111(ビックケミー社製分散剤)等の市販品を好適に使用することができる。
上記インク組成物は、鏡面調あるいは金属調を有する印刷層を着色するため、鱗片状金属顔料以外の着色剤を更に含んでもよい。上記着色剤は、鱗片状金属顔料を除く着色剤であれば特に限定されるものではなく、インク業界において通常使用される染料や顔料が挙げられ、市販品を好適に使用できる。なお、上記インク組成物中において、鱗片状金属顔料以外の着色剤の含有量は、0.1〜5.0質量%であることが好ましい。
上記インク組成物には、インク業界で通常使用される添加剤、例えば、酸化防止剤、シランカップリング剤、可塑剤、防錆剤、非反応性ポリマー、pH調整剤、消泡剤、荷電制御剤、応力緩和剤、浸透剤、表面調整剤等を本発明の目的を害しない範囲内で適宜選択して配合してもよい。
<インク組成物の物性>
本発明のインク組成物は、鱗片状金属顔料、ラジカル重合性モノマー、光重合開始剤および非反応性溶剤と必要に応じて適宜選択される各種成分とを混合し、必要に応じて、使用するインクジェットプリントヘッドのノズル径の約1/10以下のポアサイズを持つフィルターを用い、得られた混合物を濾過することによって、調製できる。
本発明のインク組成物は、40℃における粘度が5.0〜30.0mPa・sであることが好ましい。40℃におけるインクの粘度が上記特定した範囲内にあれば、良好な吐出安定性が得られる。なお、インクの粘度は、レオメーター(AntonPaar社製PhysicaMCR301)を用いて40℃、ずり速度100s−1にて測定することができる。
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
<インク組成物>
≪鱗片状金属顔料の作製≫
膜厚100μmのPETフィルム上に、セルロースアセテートブチレート(ブチル化度37%)を酢酸エチルに溶解した3.0質量%下引き液を均一に塗布し、PETフィルム上に下引き層を形成した。
次いで、真空蒸着により、上記下引き層上に平均膜厚30nmのアルミニウム蒸着層を形成し積層体を得た。
上記積層体を、酢酸エチル中、超音波分散機を用いて剥離・微細化・分散処理を同時に行い、鱗片状金属顔料分散液を作製した。
得られた鱗片状金属顔料分散液を、開き目5μmのSUSメッシュフィルターにてろ過処理を行い、粗大粒子を除去しD50=1μm、膜厚=30nmの鱗片状金属顔料分散液を得た。
インク組成物の作製においては、鱗片状金属顔料分散液を使用し、途中エバポレーターにより溶剤を留去し所定の有機溶剤濃度に調製した。
鱗片状金属顔料、ラジカル重合性モノマー、光重合開始剤および非反応性溶剤は下記のものを使用した。
1)鱗片状金属顔料:アルミニウム 2質量%
2)ラジカル重合性モノマー:
・2−フェノキシエチルアクリレート(共栄社化学社製) 30質量%
・1,9−ノナンジオールジアクリレート(共栄社化学社製) 30質量%
・イソボルニルアクリレート(共栄社化学社製) 27質量%
3)光重合開始剤:
・2,4,6-トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド(Lambson社製) 10質量%
4)非反応性溶剤:酢酸エチル 1質量%
比較として非反応性溶剤を含有しないもの、2.5質量%含有するものも作製した。
<印刷方法>
インクジェットプリンタ(ヘッドノズル径30μm,ヘッド内フィルター#2300メッシュ)とメタルハライドランプ(500mW/cm、1000mJ/cm)を使用し、基材温度T[℃]と、インク組成物の着弾から活性エネルギー線の照射までの時間t[s]を、下記の表1〜3に示す実施例1〜25及び比較例1〜5のとおり設定し、印刷を行った。
なお、基材は市販のポリカーボネート板を使用し、基材温度は印刷前に乾燥炉内で基材を加温することで、所望の温度とし印刷を行った。
<外観評価>
印刷画像の外観について、目視により下記の基準に基づいて評価を行った。実施例1〜25の結果を表1〜3に示す。また、比較例1〜5の結果を表4に示す。
○:優れた鏡面調あるいは金属調の外観を有している。
△:鏡面調あるいは金属調の外観を有している。
×:鏡面調及び金属調の外観を有していない。
<保存安定性評価>
インクをガラス瓶に充填し、60℃の恒温槽内に1週間保存し、外観変化を評価した。
Figure 0006936666
Figure 0006936666
Figure 0006936666
Figure 0006936666
実施例1〜25における、基材温度Tと、インク組成物の着弾から活性エネルギー線(紫外光)の照射までの時間tとの関係を図1に示す。各基材温度Tにおいて、時間tが各実施例における範囲から外れた場合には、鏡面調及び金属調の外観を有する印刷画像が得られないことが確認された。また、基材温度が20℃以上の場合に、優れた鏡面調及び金属調の外観を有する印刷画像が得られた。図1に示した、各基材温度Tにおいて鏡面調及び金属調の外観を有する印刷画像が得られるtの下限より、Tとtの関係を示す近似式として、下記の式(1)が得られた。
T=4/t ・・・(1)’
上記式(1)’より、Tとtの満たすべき関係式として、下記の式(1)が得られた。
T≧4/t ・・・(1)
また、図1に示した、各基材温度Tにおいて鏡面調及び金属調の外観を有する印刷画像が得られるtの上限より、Tとtの関係を示す近似式として、下記の式(2)’が得られた。
T=400/t ・・・(2)’
上記式(2)’より、Tとtの好ましい関係式として、下記の式(2)が得られた。
T≦400/t ・・・(2)
非反応性溶剤を含有しないものは、実施例1〜25の条件において外観〇のレベル(鏡面調及び金属調)は得られなかった。また2.5質量%含有するものは、インクの保存安定性評価後、2層に分離し、本発明に対して保存安定性に劣るものであった。

Claims (6)

  1. インクジェットプリンタによって、鱗片状金属顔料、ラジカル重合性モノマー、光重合開始剤および非反応性溶剤を含む活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物を被印刷物の表面に着弾させて印刷層を形成し、次いで、該印刷層に活性エネルギー線を照射して硬化させる印刷方法であって、
    前記非反応性溶剤が、前記インク組成物の0.01〜2.00質量%未満含まれるものであって、メタノール、酢酸メチル、酢酸エチル、アセトン、イソプロピルエーテル、n−ヘキサン、i−ヘキサン、から選択されるものであり、
    前記被印刷物の温度をT[℃]とし、前記インク組成物の着弾から活性エネルギー線の照射までの時間をt[s]としたとき、該温度Tと該時間tの関係が、下記式(1):
    T≧4/t ・・・(1)
    を満たすことを特徴とする印刷方法。
  2. 前記温度Tと前記時間tの関係が、更に下記式(2):
    T≦400/t ・・・(2)
    を満たすことを特徴とする請求項1に記載の印刷方法。
  3. 前記時間tが、0<t≦60であることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷方法。
  4. 前記温度Tが、20≦T≦80であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷方法。
  5. 前記活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物は、40℃における粘度が5.0〜30.0mPa・sであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の印刷方法。
  6. 鱗片状金属顔料、ラジカル重合性モノマー、光重合開始剤および非反応性溶剤を含む活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物であって、
    前記非反応性溶剤が、前記インク組成物の0.01〜2.00質量%未満含まれものであって、メタノール、酢酸メチル、酢酸エチル、アセトン、イソプロピルエーテル、n−ヘキサン、i−ヘキサン、から選択されるものである活性エネルギー線硬化型インクジェットインク組成物。
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