JP6936301B2 - 蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム、蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス及び蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法 - Google Patents
蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム、蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス及び蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6936301B2 JP6936301B2 JP2019235923A JP2019235923A JP6936301B2 JP 6936301 B2 JP6936301 B2 JP 6936301B2 JP 2019235923 A JP2019235923 A JP 2019235923A JP 2019235923 A JP2019235923 A JP 2019235923A JP 6936301 B2 JP6936301 B2 JP 6936301B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastomer
- resin
- mass
- power storage
- storage device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Electric Double-Layer Capacitors Or The Like (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Description
−1987に準拠して、示差走査熱量測定(DSC)によって測定された融解ピーク温度を意味し、「結晶融解エネルギー」の語は、JIS K7122−1987に準拠して、
示差走査熱量測定(DSC)によって測定された融解熱(結晶融解エネルギー)を意味する。
性オレフィン系樹脂は、エラストマー変性ホモポリプロピレンまたは/およびエラストマー変性ランダム共重合体からなり、前記第2エラストマー変性オレフィン系樹脂は、エラストマー変性ホモポリプロピレンまたは/およびエラストマー変性ランダム共重合体からなり、前記エラストマー変性ランダム共重合体は、共重合成分としてプロピレン及びプロピレンを除く他の共重合成分を含有するランダム共重合体のエラストマー変性体であり、前記第2樹脂層において、前記第1エラストマー変性オレフィン系樹脂の含有率と前記第2エラストマー変性オレフィン系樹脂の含有率の合計値が50質量%以上である構成の蓄電デバイス外装材用シーラントフィルムを提案している(特願2015−190977)。このような構成により、コストを抑制でき、十分なシール強度を確保できると共に、蓄
電デバイスの内圧が過度に上昇したときにはシーラント層内部で破壊(剥離)を生じてガス抜きがなされて内圧上昇による外装材の破裂を防止することができ、また破裂防止のための前記破壊箇所が生じた際に該破壊箇所を起点にして連続する破壊が進み難く、且つ成形時の白化も抑制できることを見出した。
融点が155℃以上であり且つ結晶融解エネルギーが50J/g以上である第1エラストマー変性オレフィン系樹脂と、ポリマー成分と、を含む組成物で形成される第2樹脂層と、を含む2層以上の積層体からなり、
前記第1エラストマー変性オレフィン系樹脂は、エラストマー変性ホモポリプロピレンまたは/およびエラストマー変性ランダム共重合体からなり、
前記エラストマー変性ランダム共重合体は、共重合成分としてプロピレン及びプロピレンを除く他の共重合成分を含有するランダム共重合体のエラストマー変性体であり、
前記第2樹脂層において、前記第1エラストマー変性オレフィン系樹脂の含有率が50質量%以上であり、
前記ポリマー成分は、共重合成分としてプロピレン及びプロピレンを除く他の共重合成分を含有するランダム共重合体、ホモポリプロピレン、オレフィン系エラストマー及びスチレン系エラストマーからなる群より選ばれる少なくとも1種のポリマー成分であることを特徴とする蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム。
融点が155℃以上であり且つ結晶融解エネルギーが50J/g以上である第1エラストマー変性オレフィン系樹脂と、融点が135℃以上であり且つ結晶融解エネルギーが30J/g以下である第2エラストマー変性オレフィン系樹脂と、ポリマー成分と、を含む組成物で形成される第2樹脂層と、を含む2層以上の積層体からなり、
前記第1エラストマー変性オレフィン系樹脂は、エラストマー変性ホモポリプロピレンまたは/およびエラストマー変性ランダム共重合体からなり、
前記第2エラストマー変性オレフィン系樹脂は、エラストマー変性ホモポリプロピレンまたは/およびエラストマー変性ランダム共重合体からなり、
前記エラストマー変性ランダム共重合体は、共重合成分としてプロピレン及びプロピレンを除く他の共重合成分を含有するランダム共重合体のエラストマー変性体であり、
前記第2樹脂層において、前記第1エラストマー変性オレフィン系樹脂の含有率と前記第2エラストマー変性オレフィン系樹脂の含有率の合計値が50質量%以上であり、
前記ポリマー成分は、共重合成分としてプロピレン及びプロピレンを除く他の共重合成分を含有するランダム共重合体、ホモポリプロピレン、オレフィン系エラストマー及びスチレン系エラストマーからなる群より選ばれる少なくとも1種のポリマー成分であることを特徴とする蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム。
前記エラストマー変性ランダム共重合体におけるエラストマーが、エチレンプロピレンラバーである前項1〜5のいずれか1項に記載の蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム。
前記内側シーラント層において、前記第1樹脂層が最内層側に配置されていることを特徴とする蓄電デバイス用外装材。
前項10に記載の蓄電デバイス用外装材及び/又は前項11に記載の蓄電デバイス用外装ケースからなる外装部材とを備え、
前記蓄電デバイス本体部が、前記外装部材で外装されていることを特徴とする蓄電デバイス。
前記第1溶融混練物と、融点が155℃以上であり且つ結晶融解エネルギーが50J/g以上である第1エラストマー変性オレフィン系樹脂と、融点が135℃以上であり且つ結晶融解エネルギーが30J/g以下である第2エラストマー変性オレフィン系樹脂と、を混合して樹脂組成物を得る工程と、を含むことを特徴とする蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法。
前記予備溶融混練工程で用いる前記プラストマー成分が、融点が155℃以上であり且つ結晶融解エネルギーが50J/g以上である第1エラストマー変性オレフィン系樹脂を含有し、さらにランダムポリプロピレン又は/及びホモポリプロピレンを含有してなる前項14に記載の蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法。
前記第1溶融混練物と、融点が155℃以上であり且つ結晶融解エネルギーが50J/g以上である第1エラストマー変性オレフィン系樹脂と、を混合して樹脂組成物を得る工程と、を含むことを特徴とする蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法。
a)融点(Tmp)が155℃以上であり且つ結晶融解エネルギー(△Hm)が50J/g以上である第1エラストマー変性オレフィン系樹脂と、特定のポリマー成分と、を含む組成物。
b)融点(Tmp)が155℃以上であり且つ結晶融解エネルギー(△Hm)が50J/g以上である第1エラストマー変性オレフィン系樹脂と、融点(Tmp)が135℃以上であり且つ結晶融解エネルギー(△Hm)が30J/g以下である第2エラストマー変性オレフィン系樹脂と、特定のポリマー成分と、を含む組成物。
・共重合成分として「プロピレン」及び「プロピレンを除く他の共重合成分」を含有するランダム共重合体、
・ホモポリプロピレン、
・オレフィン系エラストマー、及び、
・スチレン系エラストマー
からなる群より選ばれる少なくとも1種のポリマー成分を用いる。前記ランダム共重合体における前記「プロピレンを除く他の共重合成分」としては、特に限定されるものではないが、例えば、エチレン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−ペンテン、4メチル−1−ペンテン等のオレフィン成分の他、ブタジエン等が挙げられる。前記オレフィン系エラストマーとしては、例えば、エチレンプロピレンラバー(EPR)、エチレンブテンラバー(EBR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、イソプレンラバー(IR)、ブタジエンラバー(BR)、ブチルラバー(IIR)等が挙げられる。また、前記スチレン系エラストマーとしては、例えば、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)、スチレン−ブタジエンラバー(SBR)等が挙げられる。
クロム酸と、
フッ化物の金属塩及びフッ化物の非金属塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物と、を含む混合物の水溶液
2)リン酸と、
アクリル系樹脂、キトサン誘導体樹脂及びフェノール系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の樹脂と、
クロム酸及びクロム(III)塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物と、を含む混合物の水溶液
3)リン酸と、
アクリル系樹脂、キトサン誘導体樹脂及びフェノール系樹脂からなる群より選ばれる少なくとも1種の樹脂と、
クロム酸及びクロム(III)塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物と、
フッ化物の金属塩及びフッ化物の非金属塩からなる群より選ばれる少なくとも1種の化合物と、を含む混合物の水溶液
上記1)〜3)のうちのいずれかの水溶液を塗工した後、乾燥することにより、化成処理を施す。
厚さ35μmのアルミニウム箔4の両面に、リン酸、ポリアクリル酸(アクリル系樹脂)、クロム(III)塩化合物、水、アルコールからなる化成処理液を塗布した後、180℃で乾燥を行って、化成皮膜を形成した。この化成皮膜のクロム付着量は片面当たり10mg/m2であった。
第2樹脂層8として、厚さ22μmの第2樹脂層(融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂90質量%、融点が136℃であり、結晶融解エネルギーが18J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂10質量%の組成からなる第2樹脂層)を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材を得た。
第2樹脂層8として、厚さ22μmの第2樹脂層(融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂80質量%、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂20質量%の組成からなる第2樹脂層)を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂3.5質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂3.5質量部、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)1質量部を210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物8質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂85.5質量部と、融点が136℃であり、結晶融解エネルギーが18J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂9.5質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂7質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂1質量部、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)2質量部を210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物10質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂72質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂18質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂2質量部、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)4質量部を210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂21質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂3質量部、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)6質量部を210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物30質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂70質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂35質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂5質量部、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)10質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物50質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂50質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂21質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂3質量部、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)3質量部、ホモポリプロピレン3質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物30質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂56質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂8質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂2質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物10質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂72質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂18質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂2質量部、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)2質量部、エチレンプロピレンラバー2質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いると共に、第1樹脂層7を構成する樹脂組成物としてエチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;145℃)を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)16質量部、エチレンプロピレンラバー(EPR)4質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が166℃であり、結晶融解エネルギーが65J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂56質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂24質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いると共に、第1樹脂層7を構成する樹脂組成物としてエチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;145℃)を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、ホモポリプロピレン14質量部、エチレンブチレンラバー(EBR)4質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が166℃であり、結晶融解エネルギーが65J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂56質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂24質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部、エチレンプロピレンラバー(EPR)6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)14質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)14質量部、エチレンブチレンラバー(EBR)6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)14質量部、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、ホモポリプロピレン14質量部、融点が136℃であり、結晶融解エネルギーが18J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、ホモポリプロピレン14質量部、エチレンプロピレンラバー(EPR)6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、ホモポリプロピレン14質量部、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂80質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部、エチレンプロピレンラバー(EPR)6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂80質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂80質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)14質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂80質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)14質量部、エチレンブチレンラバー(EBR)6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂80質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)14質量部、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂80質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、ホモポリプロピレン14質量部、融点が136℃であり、結晶融解エネルギーが18J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂80質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、ホモポリプロピレン14質量部、エチレンプロピレンラバー(EPR)6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂80質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、参考例1と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材1を得た。まず、ホモポリプロピレン14質量部、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体(SEBS)6質量部を混合して210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂80質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、参考例1と同様にして、蓄電デバイス用外装材1を得た。
第1樹脂層7を構成する樹脂として、エチレン−プロピレンランダム共重合体に代えて、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂を用いた以外は、実施例3と同様にして、蓄電デバイス用外装材を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、実施例3と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂2質量部、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)4質量部を210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂80質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、実施例3と同様にして、蓄電デバイス用外装材を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、実施例3と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂2質量部、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)4質量部を210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が145℃であり、結晶融解エネルギーが57J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、実施例3と同様にして、蓄電デバイス用外装材を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、実施例3と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂2質量部、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)4質量部を210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が130℃であり、結晶融解エネルギーが14J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、実施例3と同様にして、蓄電デバイス用外装材を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、実施例3と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂2質量部、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)4質量部を210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が155℃であり、結晶融解エネルギーが49J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、実施例3と同様にして、蓄電デバイス用外装材を得た。
第2樹脂層8を構成する樹脂組成物として、次のようにして得られた樹脂組成物を用いた以外は、実施例3と同様にして、図2に示す構成の蓄電デバイス用外装材を得た。まず、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂14質量部、融点が144℃であり、結晶融解エネルギーが19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂2質量部、エチレン−プロピレンランダム共重合体(Tmp;144℃,152℃)4質量部を210℃で溶融混練して第1溶融混練物を得た。次に、前記第1溶融混練物20質量部と、融点が163℃であり、結晶融解エネルギーが58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂64質量部と、融点が158℃であり、結晶融解エネルギーが44J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂16質量部と、を混合することによって樹脂組成物を得た。この樹脂組成物を用いて第2樹脂層8を構成した以外は、実施例3と同様にして、蓄電デバイス用外装材を得た。
厚さ35μmのアルミニウム箔4の両面に、リン酸、ポリアクリル酸(アクリル系樹脂)、クロム(III)塩化合物、水、アルコールからなる化成処理液を塗布した後、180℃で乾燥を行って、化成皮膜を形成した。この化成皮膜のクロム付着量は片面当たり10mg/m2であった。
「B−PP1A」…融点が163℃であり、結晶融解エネルギー(△Hm)が58J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂
「B−PP1B」…融点が166℃であり、結晶融解エネルギー(△Hm)が65J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂
「B−PP1D」…融点が145℃であり、結晶融解エネルギー(△Hm)が57J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂
「B−PP1E」…融点が155℃であり、結晶融解エネルギー(△Hm)が49J/gである第1エラストマー変性オレフィン系樹脂
「B−PP2A」…融点が144℃であり、結晶融解エネルギー(△Hm)が19J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂
「B−PP2B」…融点が136℃であり、結晶融解エネルギー(△Hm)が18J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂
「B−PP2C」…融点が130℃であり、結晶融解エネルギー(△Hm)が14J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂
「B−PP2D」…融点が158℃であり、結晶融解エネルギー(△Hm)が44J/gである第2エラストマー変性オレフィン系樹脂。
「EPR」…エチレン−プロピレンラバー
「EBR」…エチレン−ブテンラバー
「SEBS」…スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン共重合体
「ホモPP」…ホモポリプロピレン
「r−PPA」…エチレン−プロピレンランダム共重合体(融点;144℃、152℃)
「r−PPB」…エチレン−プロピレンランダム共重合体(融点;145℃)。
サンプル料 :5mgを調量
容器 :アルミニウムパンを使用
装置 :島津製作所製「DSC−60A」
得られた外装材から幅15mm×長さ150mmの試験体を2枚切り出した後、これら2枚の試験体を互いの内側シーラント層同士で接触するように重ね合わせた状態で、テスター産業株式会社製のヒートシール装置(TP−701−A)を用いて、ヒートシール温度:200℃、シール圧:0.2MPa(ゲージ表示圧)、シール時間:2秒の条件にて片面加熱によりヒートシールを行った。
上記シール強度(剥離強度)を測定した後の外装材の内側シーラント層の剥離部(破壊部)の両面を目視で観察し、剥離部(破壊部)の両面の白化の有無や程度(白化が強いほど凝集度が大きいと判断できる)を下記判定基準に基づいて評価した。
(判定基準)
白化が認められないか又は白化が殆どなくて凝集度の低いものを「×」とし、白化がある程度生じていて凝集度が中程度のものを「△」、白化が顕著に生じていて凝集度の大きいものを「○」、白化がさらに顕著に生じていて凝集度のさらに大きいものを「◎」とした。
株式会社アマダ製の深絞り成形具を用いて下記成形条件で外装材に深さ5mmの直方体形状に深絞り成形を行った後、得られた成形体の収容凹部の内側の表面(内側シーラント層3面)を目視により観察し、白化の有無や程度を下記判定基準に基づいて評価した。
(判定基準)
成形を行った後の成形体を目視で観察して、白化が認められないか又は白化が殆どなかったものを「◎」、白化が少なかったものを「○」、白化がある程度生じていたものを「△」、白化が顕著に生じていたものを「×」とした。
(成形条件)
成形型…パンチ:33.3mm×53.9mm、ダイ:80mm×120mm、コーナーR:2mm、パンチR:1.3mm、ダイR:1mm
しわ押さえ圧…ゲージ圧:0.475MPa、実圧(計算値):0.7MPa
材質…SC(炭素鋼)材、パンチRのみクロムメッキ。
上記3つの評価結果を総合的に判断して4段階で評価し、この総合評価で特に優れているものを「◎」、総合評価で優れているものを「○」、総合評価でやや劣っているものを「△」、総合評価で劣っているものを「×」とした。
2…基材層(外側層)
3…内側シーラント層(シーラントフィルム)
4…金属箔層
7…第1樹脂層
8…第2樹脂層
10…蓄電デバイス用外装ケース(成形体)
15…外装部材
30…蓄電デバイス
31…蓄電デバイス本体部
Claims (2)
- 共重合成分としてプロピレン及びプロピレンを除く他の共重合成分を含有するランダム共重合体を50質量%以上含有する第1樹脂層と、
第1エラストマー変性オレフィン系樹脂と、ポリマー成分と、を含む組成物で形成される第2樹脂層と、を含む2層以上の積層体からなり、
前記第1エラストマー変性オレフィン系樹脂は、エラストマー変性ホモポリプロピレンまたは/およびエラストマー変性ランダム共重合体からなり、
前記エラストマー変性ランダム共重合体は、共重合成分としてプロピレン及びプロピレンを除く他の共重合成分を含有するランダム共重合体のエラストマー変性体であり、
前記第2樹脂層において、前記第1エラストマー変性オレフィン系樹脂の含有率が50質量%以上であり、
前記ポリマー成分は、共重合成分としてプロピレン及びプロピレンを除く他の共重合成分を含有するランダム共重合体、ホモポリプロピレン、オレフィン系エラストマー及びスチレン系エラストマーからなる群より選ばれる少なくとも1種のポリマー成分であることを特徴とする蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム。 - 共重合成分としてプロピレン及びプロピレンを除く他の共重合成分を含有するランダム共重合体を50質量%以上含有する第1樹脂層と、
第1エラストマー変性オレフィン系樹脂と、第2エラストマー変性オレフィン系樹脂と、ポリマー成分と、を含む組成物で形成される第2樹脂層と、を含む2層以上の積層体からなり、
前記第1エラストマー変性オレフィン系樹脂は、エラストマー変性ホモポリプロピレンまたは/およびエラストマー変性ランダム共重合体からなり、
前記第2エラストマー変性オレフィン系樹脂は、エラストマー変性ホモポリプロピレンまたは/およびエラストマー変性ランダム共重合体からなり、
前記エラストマー変性ランダム共重合体は、共重合成分としてプロピレン及びプロピレンを除く他の共重合成分を含有するランダム共重合体のエラストマー変性体であり、
前記第2樹脂層において、前記第1エラストマー変性オレフィン系樹脂の含有率と前記第2エラストマー変性オレフィン系樹脂の含有率の合計値が50質量%以上であり、
前記ポリマー成分は、共重合成分としてプロピレン及びプロピレンを除く他の共重合成分を含有するランダム共重合体、ホモポリプロピレン、オレフィン系エラストマー及びスチレン系エラストマーからなる群より選ばれる少なくとも1種のポリマー成分であることを特徴とする蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019235923A JP6936301B2 (ja) | 2015-10-14 | 2019-12-26 | 蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム、蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス及び蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015202965A JP6640523B2 (ja) | 2015-10-14 | 2015-10-14 | 蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム、蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス及び蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法 |
JP2019235923A JP6936301B2 (ja) | 2015-10-14 | 2019-12-26 | 蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム、蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス及び蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015202965A Division JP6640523B2 (ja) | 2015-09-29 | 2015-10-14 | 蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム、蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス及び蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020064868A JP2020064868A (ja) | 2020-04-23 |
JP6936301B2 true JP6936301B2 (ja) | 2021-09-15 |
Family
ID=70387510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019235923A Active JP6936301B2 (ja) | 2015-10-14 | 2019-12-26 | 蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム、蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス及び蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6936301B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4168498B2 (ja) * | 1998-10-23 | 2008-10-22 | ソニー株式会社 | 非水電解質二次電池 |
JP6136382B2 (ja) * | 2013-03-07 | 2017-05-31 | 油化電子株式会社 | 電池外装用ラミネートフィルムの製造方法 |
JP5704202B2 (ja) * | 2013-09-03 | 2015-04-22 | 大日本印刷株式会社 | 電池用包装材料 |
JP6390127B2 (ja) * | 2014-03-14 | 2018-09-19 | 凸版印刷株式会社 | 蓄電デバイス用外装材 |
JP2015046405A (ja) * | 2014-11-06 | 2015-03-12 | 凸版印刷株式会社 | リチウムイオン電池用外装材 |
-
2019
- 2019-12-26 JP JP2019235923A patent/JP6936301B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020064868A (ja) | 2020-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102583507B1 (ko) | 축전 디바이스의 외장재용 실런트 필름, 축전 디바이스용 외장재 및 축전 디바이스 | |
JP6719880B2 (ja) | 蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム、蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス及び蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法 | |
CN104916791B (zh) | 包装材料、电池用外装壳体及电池 | |
KR102231414B1 (ko) | 전지용 포장 재료 | |
JP5840923B2 (ja) | 電池用外装体、電池用外装体の製造方法およびリチウム二次電池 | |
JP6990505B2 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス用外装ケースおよび蓄電デバイス | |
JP6574365B2 (ja) | 蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム、蓄電デバイス用外装材及び蓄電デバイス | |
JP5626392B2 (ja) | 電池用包装材料 | |
JP6969892B2 (ja) | 蓄電デバイス用外装材及び蓄電デバイス | |
CN104218191A (zh) | 电池用外包装材料及电池 | |
JP6640523B2 (ja) | 蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム、蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス及び蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法 | |
KR102518096B1 (ko) | 축전 디바이스의 외장재용 실런트 필름, 축전 디바이스용 외장재 및 축전 디바이스 | |
JP6574366B2 (ja) | 蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム、蓄電デバイス用外装材及び蓄電デバイス | |
JP6936301B2 (ja) | 蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム、蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス及び蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法 | |
JP2020167169A (ja) | 蓄電デバイスの外装材用シーラントフィルム、蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス及び蓄電デバイス外装材のシーラントフィルム用樹脂組成物の製造方法 | |
KR102584257B1 (ko) | 이차전지 리드 필름 및 이를 포함하는 이차전지용 리드탭 | |
JP7182587B2 (ja) | 蓄電デバイス用外装材、蓄電デバイス用外装ケースおよび蓄電デバイス | |
JP2015035326A (ja) | 電池用包装材料 | |
JP2020098700A (ja) | ニッケル水素電池筐体用フィルム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200120 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210803 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210826 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6936301 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |