JP6935608B1 - 室内収納装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】物品を載置する機能と、物品を吊り下げる機能を併せもち、かつコンパクトに構成する。【解決手段】室内収納装置10は一対の主支柱11と、主支柱間に配置された支持部材20A、20B、20Cとを備えている。支持部材20A,20B,20Cは、水平位置と垂直位置との間で回動自在に設けられ、水平位置をとるときに上面に物品を載置可能となっている。支持部材20A、20B、20Cは垂直位置をとるとき、一対の主支柱11間の内部空間に収まる。【選択図】図1

Description

本開示は室内収納装置に係り、とりわけ物品を載置する機能と吊り下げる機能をもつ室内収納装置に関する。
従来より、室内収納装置として、壁面に設けられた一対の主支柱と、各主支柱から前面に向かって延びる支持フレームと、支持フレーム間に延びる水平サポートとを有するものが知られている。
使用者は、水平サポート上に物品を載置して使用している。
この場合、支持フレームを水平位置にもってきて水平サポート上に物品を載置したり、支持フレームを回動させて垂直位置にもってきて水平サポートに物品を吊り下げることができれば都合が良い。
登録実用新案第3019015号 特許第4578138号 登録実用新案第3069587号
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、物品を載置する機能と、吊り下げる機能の双方を併せもつ室内収納装置を提供することを目的とする。
本開示は、一対の主支柱と、前記主支柱間に配置された支持部材とを備え、前記支持部材は、水平位置と垂直位置との間で回動自在に設けられ、水平位置をとるときに上面に物品を載置可能となっており、前記支持部材は垂直位置をとるとき、一対の主支柱間の内部空間に収まる、室内収納装置である。
本開示は、前記主支柱の各々には、前記支持部材を回動自在に保持する保持機構が設けられ、各保持機構は対応する主支柱に沿って摺動する保持機構本体と、前記保持機構本体に設けられた回動軸とを有し、各回動軸は前記一対の主支柱の中心軸間を結ぶ線上に位置する、室内収納装置である。
本開示は、前記支持部材は、支持フレームとサポート部材を有し、前記支持フレームの基端部に延長板が設けられ、前記延長板は、前記支持フレームの長手方向に延びる長穴を有し、前記長穴内に前記回動軸が嵌合する、室内収納装置である。
本開示は、前記延長板の基端部に係合爪が設けられ、前記保持機構本体は、前記係合爪と嵌合して前記支持フレームの水平移動及び水平位置からの回転移動を規制する係止爪を有し、前記支持フレームが水平位置をとるとき、前記回動軸は前記長穴のうち自由端側に相対位置をとるとともに、前記保持機構本体に設けられた前記係止爪と前記延長板に設けられた前記係合爪とが係合し、前記係止爪と前記係合爪の係合が外れ、前記回動軸が前記長穴のうち基端側に相対位置をとって、前記支持フレームが回動して垂直位置をとる、室内収納装置である。
本開示は、前記支持部材が垂直位置をとるとき、前記支持部材の基端側の端部が、前記主支柱に設けられたストッパと係合する、室内収納装置である。
本開示によれば、物品を載置する機能と、物品を吊り下げる機能を併せもつことができ、かつ全体としてコンパクトに構成することができる。
図1は第1の実施の形態による物品を載置する機能をもつ室内収納装置を示す斜視図。 図2は物品を吊り下げる機能をもつ室内収納装置を示す斜視図。 図3は保持機構と支持フレームを示す拡大図。 図4は保持機構と支持フレームを示す拡大図。 図5は水平位置をとる支持フレームと保持機構を示す斜視図。 図6Aは回動軸の配置位置を示す平面図。 図6Bは支持フレームの延長板を示す図。 図7は室内収納装置の一使用例を示す図。 図8は図7の拡大図。 図9は室内収納装置の他の使用例を示す図。 図10は第2の実施の形態による物品を載置する機能をもつ室内収納装置を示す斜視図。 図11は収納状態の室内収納装置を示す斜視図。
<第1の実施の形態>
以下、図面を参照して本開示の第1の実施の形態について説明する。
図1乃至図9は本開示による室内収納装置を示す図である。
ここで図1は第1の本実施の形態による物品を載置する機能をもつ室内収納装置を示す斜視図、図2は物品を吊り下げる機能をもつ室内収納装置を示す斜視図、図3および図4は保持機構と支持フレームを示す拡大図、図5は水平位置をとる支持フレームと保持機構を示す斜視図、図6Aは回動軸の配置位置を示す平面図、図6Bは支持フレームの延長板を示す図、図7は室内収納装置の一使用例を示す図、図8は図7の拡大図、図9は室内収納装置の他の使用例を示す図である。
図1乃至図9に示すように、室内収納装置10は床面Fから天井Cまで延びる壁面Wに沿って配置され、物品を載置するため、あるいは物品を吊り下げるために用いられる。
このような室内収納装置10は図1に示すように、壁面Wに沿って設けられた一対の管状の主支柱11,11と、各主支柱11,11に保持機構30を介して回動自在に設けられ、水平位置と垂直位置をとる細長状の支持フレーム21と、対応する一対の支持フレーム21,21間に水平方向に掛け渡された複数の水平サポート27とを備えている。
次に一対の主支柱11,11について更に述べる。各主支柱11,11の底部には床面Fに当接して室内収納装置10の高さ位置を調整するアジャスター15が設けられている。また各主支柱11,11は円筒管からなり、ステンレス製、鋼製、またはアルミニウム製となっている。
また図1に示すように、各主支柱11,11の上部内側に内管(摺動管ともいう)12,12が摺動自在に設けられ、この内管12,12の上端には天井Cに当接する当接具13が設けられている。また各主支柱11には、内管12を所定位置に固定する締め付けボルト14aを有する固定具14が設けられ、内管12の当接具13が天井Cに当接した位置でこの固定具14の締め付けボルト14aを締め付けることにより内管12を固定することができる。ところで内管12,12の当接具13は、矩形状に形成されているが、一対の支柱11,11間に延びる方向、すなわち壁面Wに沿う方向(矢印L方向)に細長く延びる長方形状を有していてもよい。
このように当接具13が矢印L方向に細長く延びる長方形状をもつ場合、地震等で建物が壁面Wに沿って揺れた場合に、矢印Lと直交する方向に当接具13が延びる場合に比べて、室内収納装置10の揺れ幅が小さくなり、かつ当接具13の長辺がエッジとして当接具13のずれを抑えることができる。
ところで各主支柱11,11に2本の細長状の支持フレーム21が保持機構30を介して設けられ、各支持フレーム21はこの保持機構30により水平位置と垂直位置をとるよう回動自在となっている。また一方の主支柱11に設けられた支持フレーム21と、対応する他方の主支柱11に設けられた支持フレーム21との間に複数、例えば5本の水平サポート27が掛け渡されている。
また支持フレーム21が垂直位置をとる場合(図2参照)、支持フレーム21および水平サポート27はいずれも一対の主支柱11,11間の内部空間に収まる。
次に支持フレーム21と保持機構30について説明する。図3および図4に示すように、保持機構30は主支柱11に沿って摺動自在に設けられた保持機構本体30Aと、この保持機構本体30Aに設けられ、後述する支持フレーム21の長穴23が嵌合する回動軸31とを有する。
保持機構30の保持機構本体30Aは、主支柱11に沿って摺動可能となっており、保持機構本体30Aが主支柱11の適当な位置にきた場合、締め付けボルト38を締め付けることにより保持機構本体30Aを主支柱11に固定することができる。
次に保持機構30の回動軸31の配置位置について図6Aにより述べる。図6Aに示すように、保持機構30の回動軸31は、一対の主支柱11の中心軸11a間を結ぶ線L1上に位置している。また後述のように支持フレーム21はその長穴23が回動軸31に嵌合している。このため、支持フレーム21が回動軸31を中心に回動して垂直位置をとるとき、支持フレーム21は一対の主支柱11,11間に収まり、一対の主支柱11,11の前方あるいは後方へ支持フレーム21が突出することはない。
また一対の支持フレーム21は断面U字状のフレーム本体21Aと、断面U字状のフレーム本体21A内に設けられた円筒状の保持具21aを有し、一対の支持フレーム21間に渡された水平サポート27は支持フレーム21の保持具21a内に保持されている。このため支持フレーム21が回動軸31を中心に回動して垂直位置をとるとき、支持フレーム21とともに水平サポート27も一対の主支柱11,11間に収まることになり、支持フレーム21および水平サポート27が一対の主支柱11,11の前方あるいは後方へ突出することはない。このため支持フレーム21が垂直位置をとるとき、支持フレーム21および水平サポート27をコンパクトに一対の主支柱11,11間に収めることができる。
ところで、支持フレーム21は上述のように断面U字状のフレーム本体21Aを有し、このフレーム本体21Aの基端側(回動する際の基端側)の端部に、フレーム本体21Aの長手方向に延びる延長板22が止めビス22aにより取り付けられている(図6B参照)。なお、本件明細書において、「基端側」とは支持フレーム21が回動する際の基端側をいい、支持フレーム21の基端側をいう。他方、「自由端側」とは支持フレーム21が回動する際の自由端側をいい、支持フレーム21の自由端側(先端側)をいう
そしてこの延長板22に、保持機構30の回動軸31に嵌合する上記した長穴23が形成され、この長穴23は支持フレーム21の長手方向に延びている。フレーム本体21Aは断面U字状の箱形形状をもち、これに対して延長板22はフレーム本体21A内に設けられ、薄型の板状に形成されている。
図6Bに示すように、延長板22には、長穴23が形成され、また延長板22の基端部には、長穴23の上部に位置するとともに、保持機構30に設けられた係止爪34と係合する係合爪24が設けられている。さらに延長板22には、延長板22をフレーム本体21Aに取り付けるための止めビス22aが嵌合する嵌合穴25が形成されている。
ところで、保持機構30は、上述のように保持機構本体30Aと、支持フレーム21の長穴23が嵌合する回動軸31とを有し、この回動軸31はカバー35により覆われている。ここで図3および図4において、回動軸31を覆うカバー35は便宜上透明体からなっているが、実際は保持機構30全体は樹脂材料製となっている。
そして保持機構30のカバー35内には、支持フレーム21が水平位置をとるとき支持フレーム21の延長板22に設けられた係合爪24と係合する係止爪34が設けられている。
すなわち、支持フレーム21が水平位置をとる場合、支持フレーム21は保持機構30側へ押し付けられる。このとき保持機構30の回動軸31が支持フレーム21の長穴23のうち支持フレーム21の先端側(回動する場合の自由端側)に相対位置をとる。この際、保持機構30の係止爪34に対して支持フレーム21の係合爪24が係合し、支持フレーム21は保持機構30により水平位置に固定され、支持フレーム21の水平移動および水平位置からの回動移動を規制する(図3および図5参照)。
他方、支持フレーム21を回動させて垂直位置までもってくる場合、まず水平位置にある支持フレーム21を図3の上方へわずかに回動させて、保持機構30の係止爪34に対する支持フレーム21の係合爪24の係合を外す。次に支持フレーム21を保持機構30から水平方向に沿って引き離す。このとき保持機構30の回動軸31が支持フレーム21の長穴23のうち、支持フレーム21の回動する場合の基端側に相対位置をとる。
このとき、支持フレーム21は保持機構30との係合が解除され、支持フレーム21を保持機構30に対して矢印L2方向へ回動することができ、支持フレーム21は垂直位置をとる(図4参照)。
この場合、延長板22は薄型の板状に形成されているため、保持機構30のカバー35内で自由に回動する。他方、支持フレーム21のフレーム本体21Aは断面U字状をなし、全体として箱形の形状をもつ。このためフレーム本体21Aはカバー35の外方で回動し、支持フレーム21が垂直位置をとるとき、箱形形状のフレーム本体21Aのうち、基端側部分21bが、保持機構30のカバー35に設けられた突起35aと係合し、支持フレーム21が垂直位置から更に矢印L2方向へ回動しないようになっている。このため箱形形状のフレーム本体21Aの基端側部分21bとカバー35の突起35aは、支持フレーム21を垂直位置に位置決めするストッパ機能をもつ。
図1および図2において、一対の主支柱11,11に設けられた4個の支持フレーム21のうち、上方の2本の支持フレーム21と、この上方の2本の支持フレーム21に渡された水平サポート27とにより上部棚20Aが構成され、下方の2本の支持フレーム21と、この下方の2本の支持フレーム21に掛け渡された水平サポート27とにより下部棚20Bが構成される。なお、本明細書において、上部棚20Aおよび下部棚20Bは、各々支持部材20A、20Bということもできる。
また図1において、上部棚20Aおよび下部棚20Bは、各々の支持フレーム21が水平位置をとって、上部棚20Aおよび下部棚20Bはいずれも物品を載置する機能をもつ。
他方、図2において、上部棚20Aおよび下部棚20Bは、各々の支持フレーム21が垂直位置をもって、上部棚20Aおよび下部棚20Bはいずれも物品を吊り下げる機能をもつ。
次にこのような構成からなる室内収納装置10の作用について説明する。
室内収納装置10を組み立てる場合、まず、上述した一対の主支柱11,11を準備し、これらの主支柱11,11を壁面Wに沿って設置する。
この場合、予め各主支柱11,11の上部には当接具13が取り付けられた内管12が挿着されている。また主支柱11,11は底部のアジャスター15により床面F上に載置される。
次に主支柱11の上部に設けられている内管12を上方へ延ばし、内管12の当接具13を天井Cに当接させ、この位置で内管12を固定具14により主支柱11に固定する。このことにより主支柱11を床面Fと天井Cとの間で挟持することができ、主支柱11を堅固に固定することができる。
次に上部棚20Aと下部棚20Bの使用形態により、上部棚20Aおよび下部棚20Bの支持フレーム21を回動させ、支持フレーム21を水平位置または垂直位置にもってくる。
次に図7乃至図9により、本実施の形態による室内収納装置10の使用例を示す。
まず図7に示すように上部棚20Aの支持フレーム21は水平位置をとり、このため上部棚20Aの水平サポート27上に物品を載置することができる。
図7において、下部棚20Bの支持フレーム21は垂直位置をとっており、下部棚20Bの水平サポート27に鋼製線材からなり包丁を保持するための包丁保持具41が吊り下げられている。また下部棚20Bの水平サポート27に、鋼製線材からなりタオルを保持するためのタオル保持具42が吊り下げられている。また下部棚20Bの水平サポート27に、鋼製線材からなり、まないたを保持するまないた保持具43が吊り下げられている。また下部棚20Bの水平サポート27に、鋼製線材からなり、コップを保持するコップ保持具44が吊り下げられている。
また図7および図8に示すように、上部棚20Aの支持フレーム21は水平位置をとり、図7の右方の支持フレーム21の外側には鋼製線材からなりスポンジ等の用具を保持するためのスポンジ保持具50が吊り下げられている。スポンジ保持具50は支持フレーム21側に延びる保持用線材50aを有し、スポンジ保持具50の保持用線材50aは、支持フレーム21側に設けられた保持フック26に係合して保持されている。
ところで、図7において、下部棚20Bの支持フレーム21は垂直位置をとっているが、垂直位置をとる下部棚20Bの支持フレーム21は、その自由端側(下方側)の端部21cが主支柱11の下方部に挿着されたストッパ28に係合する。この場合、支持フレーム21の自由端側(下方側)の端部21cが、ストッパ28に摩擦係合し、このことにより支持フレーム21は垂直位置に固定される。
あるいは図9に示すように、上部棚20Aの支持フレーム21および下部棚20Bの支持フレーム21はいずれも垂直位置をとっている。
図9に示すように、下部棚20Bの水平サポート27に鋼製線材からなり包丁を保持するための包丁保持具41が吊り下げられている。また下部棚20Bの水平サポート27に、鋼製線材からなりタオルを保持するためのタオル保持具42が吊り下げられている。また下部棚20Bの水平サポート27に、鋼製線材からなり、まないたを保持するまないた保持具43が吊り下げられている。
また上部棚20Aの水平サポート27に、鋼製線材からなりスポンジを保持するためのスポンジ保持具50が吊り下げられている。さらに上部棚20Aの水平サポート27に、鋼製線材からなり、コップを保持するためのコップ保持具44が吊り下げられている。
図9において、垂直位置をとる下部棚20Bの支持フレーム21は、その自由端側(下方側)の端部21cが、主支柱11の下方部に挿着されたストッパ28に摩擦係合し、このことにより支持フレーム21は垂直方向に固定されている。
以上のように、本実施の形態によれば、室内収納装置10は物品を載置する機能と、物品を吊り下げる機能の双方を併せ持つことができる。また、支持フレーム21が回動軸31を中心に回動して垂直位置をとるとき、支持フレーム21および水平サポート27はいずれも一対の主支柱11,11間に収まることになり、支持フレーム21および水平サポート27が主支柱11,11の前方、あるいは後方に突出することはない。このため支持フレーム21が垂直位置をとるとき、支持フレーム21および水平サポート27をコンパクトに一対の主支柱11,11間に収めることができる。
<第2の実施の形態>
以下、図面を参照して本開示の第2の実施の形態について説明する。
図10および図11は本開示による室内収納装置を示す図である。
ここで図10は第2の本実施の形態による使用状態の室内収納装置を示す斜視図、図11は収納状態の室内収納装置を示す斜視図である。
図10および図11に示すように、室内収納装置10は図示しない室内構造物に吊り下げられ、物品を載置するため、あるいは物品を吊り下げるために用いられる。
このような室内収納装置10は図1に示すように、図示しない室内構造物に吊り下げられる一対の管状の主支柱11,11と、各主支柱11,11に保持機構30を介して回動自在に設けられ、水平位置と垂直位置をとる細長状の支持フレーム21と、対応する一対の支持フレーム21,21間に水平方向に掛け渡された複数の水平サポート27とを備えている。
次に一対の主支柱11,11について更に述べる。各主支柱11,11は図示しない室内構造物、例えば戸棚、あるいは壁面等に引っ掛け機構60を介して吊り下げられ、各主支柱11,11の下端部63は太径に形成されて保持機構30を支持している。また各主支柱11,11は円筒管からなり、ステンレス製、鋼製、またはアルミニウム製となっている。また、引っ掛け機構60は室内構造物の係止部に引っ掛けられる引っ掛け機構本体61と、引っ掛け機構本体61を室内構造物の係止部に固定するための締め付けボルト62とを有する。
ところで各主支柱11,11に2本の細長状の支持フレーム21が保持機構30を介して設けられ、各支持フレーム21はこの保持機構30により水平位置と垂直位置をとるよう回動自在となっている。また一方の主支柱11に設けられた支持フレーム21と、他方の主支柱11に設けられた支持フレーム21との間に複数、例えば5本の水平サポート27が掛け渡されている。
また支持フレーム21が垂直位置をとる場合(図11参照)、支持フレーム21および水平サポート27はいずれも一対の主支柱11,11間内に収まる。
なお、支持フレーム21と保持機構30の構造は、第1の実施の形態で説明した支持フレーム21と保持機構30の構造と略同一である。このため、第2の実施の形態において、図1乃至図9に示す第1の実施の形態と同一部分については、同一符号を付して詳細な説明は省略する。図10および図11に示すように、保持機構30は主支柱11に沿って摺動自在に設けられた保持機構本体30Aと、この保持機構本体30Aに設けられ、支持フレーム21の長穴23が嵌合する回動軸31とを有し、主支柱11の適当な位置に来たとき、締め付けボルト38を締め付けることにより、保持機構本体30Aを主支柱11に固定することができる。
次にこのような構成からなる室内収納装置10の作用について説明する。
室内収納装置10を組み立てる場合、まず、上述した一対の主支柱11,11を準備し、これらの主支柱11,11を図示しない室内構造物、例えば戸棚、あるいは壁面等に吊り下げる。
この場合、予め各主支柱11,11の上部には引っ掛け機構60が取り付けられており、この引っ掛け機構60の引っ掛け機構本体61を室内構造物の係止部に引っ掛ける。次に締め付けボルト62を締め付けて引っ掛け機構本体61を室内構造物の係止部に固定する。
本実施の形態において、一対の主支柱11,11に設けられた2本の支持フレーム21と、この2本の支持フレーム21に渡された水平サポート27とにより、棚20Cが構成される。そして棚20Cの使用形態により、支持フレーム21を回動させて、支持フレーム21を水平位置または垂直位置にもってくる。なお、本明細書において、棚20Cは支持部材20Cともいうことができる。
次に図10及び図11により、本実施の形態による室内収納装置10の使用例を示す。
まず図10に示すように、室内収納装置10を使用する場合、棚20Cの支持フレーム21は水平位置をとり、このため棚20Cの水平サポート27上に物品を載置することができる。
このように棚20Cの支持フレーム21が水平位置をとる場合、一方の支持フレーム21の外側に鋼製線材からなりスポンジ等の用具を保持するためのスポンジ保持具50を吊り下げてもよい。 あるいは棚20Cの支持フレーム21を垂直位置まで回動させることもでき、この場合は、棚20Cの水平サポート27に物品を吊り下げることもできる。
次に、図11に示すように、室内収納装置10を使用する場合、棚20Cの支持フレーム21を垂直位置まで回動させる。その後、棚20Cの水平サポート27に鋼製線材からなり包丁を保持するための包丁保持具41、鋼製線材からなりコップを保持するコップ保持具44、あるいは鋼製線材からなりスポンジを保持するスポンジ保持具50が吊り下げられ、収納場所に保管される。
以上のように、本実施の形態によれば、室内収納装置10は物品を載置する機能と、物品を吊り下げる機能の双方を併せ持つことができる。また、支持フレーム21が回動軸31を中心に回動して垂直位置をとるとき、支持フレーム21および水平サポート27はいずれも一対の主支柱11,11間に収まることになり、支持フレーム21および水平サポート27が主支柱11,11の前方、あるいは後方に突出することはない。このため支持フレーム21が垂直位置をとるとき、支持フレーム21および水平サポート27をコンパクトに一対の主支柱11,11間に収めることができる。
10 室内収納装置
11 主支柱
12 内管
13 当接具
14 固定具
14a 締め付けボルト
15 アジャスター
20A 上部棚
20B 下部棚
21 支持フレーム
21A フレーム本体
22 延長板
23 長穴
24 係合爪
27 水平サポート
28 ストッパ
30 保持機構
30A 保持機構本体
31 回動軸
34 係止爪
35 カバー
38 締め付けボルト
41 包丁保持具
42 タオル保持具
43 まないた保持具
44 コップ保持具
50 スポンジ保持具
60 引っ掛け機構
61 引っ掛け機構本体
62 締め付けボルト
63 下端部

Claims (3)

  1. 一対の主支柱と、
    前記主支柱間に配置された支持部材とを備え、
    前記支持部材は、水平位置と垂直位置との間で回動自在に設けられ、水平位置をとるときに上面に物品を載置可能となっており、
    前記支持部材は垂直位置をとるとき、一対の主支柱間の内部空間に収まり、
    前記主支柱の各々には、前記支持部材を回動自在に保持する保持機構が設けられ、
    各保持機構は対応する主支柱に沿って摺動する保持機構本体と、前記保持機構本体に設けられた回動軸とを有し、
    各回動軸は前記一対の主支柱の中心軸間を結ぶ線上に位置し、
    前記支持部材は、支持フレームとサポート部材を有し、
    前記支持フレームの基端部に延長板が設けられ、
    前記延長板は、前記支持フレームの長手方向に延びる長穴を有し、前記長穴内に前記回動軸が嵌合する、室内収納装置。
  2. 前記延長板の基端部に係合爪が設けられ、
    前記保持機構本体は、前記係合爪に嵌合して前記支持フレームの水平移動及び水平位置からの回転移動を規制する係止爪を有し、
    前記支持フレームが水平位置をとるとき、前記回動軸は前記長穴のうち自由端側に相対位置をとるとともに、前記保持機構本体に設けられた前記係止爪と前記延長板に設けられた前記係合爪とが係合し、
    前記係止爪と前記係合爪の係合が外れ、前記回動軸が前記長穴のうち基端側に相対位置をとって、前記支持フレームが回動して垂直位置をとる、請求項記載の室内収納装置。
  3. 前記支持部材が垂直位置をとるとき、前記支持部材の自由端側の端部が、前記主支柱に設けられたストッパと係合する、請求項1または2記載の室内収納装置。
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