JP6932587B2 - 電源装置、半導体集積回路、及び、電源装置の制御方法 - Google Patents

電源装置、半導体集積回路、及び、電源装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、電源装置、半導体集積回路、及び、電源装置の制御方法に関する発明である。
従来、例えば、交流電源が出力した交流電圧を全波整流した電圧から直流電圧を取り出して出力電圧として負荷に供給する電源装置(例えば、特許文献1参照)がある。
ここで、例えば、図4に示すように、従来の電源装置200では、電源回路40が、交流電圧を整流回路30で整流した整流電圧をバックアップ用キャパシタCBに充電し、このバックアップ用キャパシタに充電されたバックアップ用電圧Vcからマイコンに供給する基準電圧Vrefを生成するようになっている。
このような従来の電源装置200は、交流電源の出力が停止した場合(時刻t1a)には、直ちに基準電圧Vrefが低下する(時刻t2a)こととなる(図5)。
そして、このような電源装置200の構成では、交流電源の瞬停時や出力停止後、所定時間、マイコンに供給する基準電圧Vrefを確保することが困難になる問題がある。
特開2017−045127
上述のように、従来の電源装置の構成では、交流電源の瞬停時や出力停止後、所定時間、マイコンに供給する基準電圧を確保することが困難になる問題がある。
そこで、本発明は、交流電源の瞬停時や出力停止後、所定時間、マイコン等に供給する基準電圧(電源)を確保することが可能な電源装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る実施形態に従った電源装置は、
交流電源から交流電圧が供給される、第1の電源端子、及び、第2の電源端子と、
第1の出力端子、及び、第2の出力端子と、
前記交流電源が前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に出力した交流電圧を全波整流した全波整流電圧を、第1の電源端子と第2の電源端子との間に、出力する全波整流回路と、
前記全波整流回路が出力した前記全波整流電圧を力率改善した出力電圧を、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に、出力する力率改善回路と、
前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に接続された出力キャパシタと、
前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に供給された前記交流電圧を整流した入力整流電圧を、出力する入力整流回路と、
バックアップのための電源を供給するためのバックアップ用キャパシタと、
前記入力整流電圧が供給されるともに、及び前記出力電圧に基づいた補助電圧が供給され、前記入力整流電圧または前記補助電圧の何れか一方のみから生成した充電電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電し、前記バックアップ用キャパシタに充電されているバックアップ用電圧から生成した基準電圧を出力する電源回路と、を備え、
前記電源回路は、制御部に前記基準電圧を出力する
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
第1の負荷端子、及び前記第1の負荷端子との間に負荷が接続される第2の負荷端子と、
前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に供給された前記出力電圧から、前記負荷を駆動するための一定の駆動電圧を生成して、前記第1の負荷端子と前記第2の負荷端子との間に接続された前記負荷に供給する出力回路と、をさらに備える
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記補助電圧は、前記出力電圧、又は、前記駆動電圧であることを特徴とする。
前記電源装置において、
前記電源回路は、
前記交流電源の起動時または前記交流電源の通常動作時は、前記入力整流電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電し、
前記交流電源の瞬停時又は出力停止時は、前記補助電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電する
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記電源回路は、
前記交流電源が、瞬停又は出力停止から、通常動作に戻った場合には、前記入力整流電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電する
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記電源回路は、
前記入力整流電圧が予め設定した規定値以上である場合には、前記入力整流電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電し、
一方、前記入力整流電圧が前記規定値未満である場合には、前記出力電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電する
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記電源回路は、
前記入力整流電圧が予め設定した規定値以上である場合には、前記交流電源が通常動作時であると判断し、
前記入力整流電圧が前記規定値未満である場合には、前記交流電源の瞬停時又は出力停止時であると判断する
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記電源回路は、
前記入力整流電圧が前記規定値未満である場合において、
前記バックアップ用電圧が予め設定された第1の閾値に達した場合には、前記補助電圧から生成した電圧による前記バックアップ用キャパシタへの充電を停止し、
前記バックアップ用電圧が前記第1の閾値よりも低い第2の閾値まで低下した場合には、前記補助電圧から生成した電圧による前記バックアップ用キャパシタへの充電を開始し、
前記バックアップ用電圧が前記第2の閾値よりも低い第3の閾値まで低下した場合には、前記制御部への前記基準電圧の出力を停止する
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記電源回路は、
前記入力整流回路が出力した入力整流電圧が印加される第1ノードと、
前記補助電圧が印加される第2ノードと、
接地電位との間に前記バックアップ用キャパシタが接続される第3ノードと、
前記制御部に接続され、前記基準電圧を前記制御部に出力する第4ノードと、を備えることを特徴とする。
前記電源装置において、
前記第2ノードは、前記第1の出力端子、又は、前記第1の負荷端子に接続されていることを特徴とする。
前記電源装置において、
前記電源回路は、
前記第1ノードに印加された前記入力整流電圧、または、前記第2ノードに印加された前記補助電圧の何れか一方を、前記充電電圧として選択し、選択した前記充電電圧で前記第3ノードを介して前記バックアップ用キャパシタを充電する充電回路を備える
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記電源回路は、
前記第3ノードを介して前記バックアップ用キャパシタに充電されているバックアップ用電圧が供給され、供給された前記バックアップ用電圧から前記基準電圧を生成して、前記第4ノードを介して前記制御部に出力する基準電圧生成回路を備える
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記充電回路は、
前記第1ノードの前記入力整流電圧が規定値以上である場合には、前記入力整流電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電し、
前記第1ノードの前記入力整流電圧が前記規定値未満である場合には、前記補助電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電する
ことを特徴とする。
前記電源装置において、
前記第1ノードの前記入力整流電圧が前記規定値未満である場合において、
前記充電回路は、
前記第3ノードの前記バックアップ用電圧が予め設定された第1の閾値に達した場合には、前記補助電圧から生成した電圧による前記バックアップ用キャパシタへの充電を停止し、
前記第3ノードの前記バックアップ用電圧が前記第1の閾値よりも低い第2の閾値まで低下した場合には、前記補助電圧から生成した電圧による前記バックアップ用キャパシタへの充電を開始し、
前記基準電圧生成回路は、
前記第3ノードの前記バックアップ用電圧が前記第2の閾値よりも低い第3の閾値まで低下した場合には、前記第3ノードから供給された前記バックアップ用電圧から前記基準電圧を生成するのを停止することで、前記第4ノードを介した前記制御部への前記基準電圧の出力を停止する
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る実施形態に従った電源装置の制御方法は、
交流電源から交流電圧が供給される、第1の電源端子、及び、第2の電源端子と、第1の出力端子、及び、第2の出力端子と、前記交流電源が前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に出力した交流電圧を全波整流した全波整流電圧を、第1の電源端子と第2の電源端子との間に、出力する全波整流回路と、前記全波整流回路が出力した前記全波整流電圧を力率改善した出力電圧を、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に、出力する力率改善回路と、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に接続された出力キャパシタと、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に供給された前記交流電圧を整流した入力整流電圧を、出力する入力整流回路と、バックアップのための電源を供給するためのバックアップ用キャパシタと、前記入力整流電圧が供給されるともに、及び前記出力電圧に基づいた補助電圧が供給される電源回路と、を備え、
前記電源回路により、前記入力整流電圧または前記補助電圧の何れか一方のみから生成した充電電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電し、前記バックアップ用キャパシタに充電されているバックアップ用電圧から生成した基準電圧を制御部に出力する
ことを特徴とする。
本発明の一態様に係る実施形態に従った半導体集積回路は、
交流電源から交流電圧が供給される、第1の電源端子、及び、第2の電源端子と、
第1の出力端子、及び、第2の出力端子と、前記交流電源が前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に出力した交流電圧を全波整流した全波整流電圧を、第1の電源端子と第2の電源端子との間に、出力する全波整流回路と、前記全波整流回路が出力した前記全波整流電圧を力率改善した出力電圧を、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に、出力する力率改善回路と、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に接続された出力キャパシタと、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に供給された前記交流電圧を整流した入力整流電圧を、出力する入力整流回路と、バックアップのための電源を供給するためのバックアップ用キャパシタと、を備えた電源装置に適用される半導体集積回路であって、
前記入力整流電圧が供給されるともに、及び前記出力電圧に基づいた補助電圧が供給され、前記入力整流電圧または前記補助電圧の何れか一方のみから生成した充電電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電し、前記バックアップ用キャパシタに充電されているバックアップ用電圧から生成した基準電圧を出力する電源回路を備え、
前記電源回路は、制御部に前記基準電圧を出力することを特徴とする半導体集積回路。
本発明の一態様に係る電源装置は、交流電源から交流電圧が供給される、第1の電源端子及び第2の電源端子と、第1の出力端子、及び、第2の出力端子と、交流電源が第1の電源端子と第2の電源端子との間に出力した交流電圧を全波整流した全波整流電圧を、第1の電源端子と第2の電源端子との間に、出力する全波整流回路と、全波整流回路が出力した全波整流電圧を力率改善した出力電圧を、第1の出力端子と第2の出力端子との間に、出力する力率改善回路と、第1の出力端子と第2の出力端子との間に接続された出力キャパシタと、第1の電源端子と第2の電源端子との間に供給された交流電圧を整流した入力整流電圧を、出力する入力整流回路と、バックアップのための電源を供給するためのバックアップ用キャパシタと、入力整流電圧が供給されるともに、及び出力電圧に基づいた補助電圧が供給され、入力整流電圧または補助電圧の何れか一方のみから生成した充電電圧をバックアップ用キャパシタに充電し、バックアップ用キャパシタに充電されているバックアップ用電圧から生成した基準電圧を出力する電源回路と、を備える。
そして、電源回路は、制御部に基準電圧を出力する。特に、電源回路は、交流電源の起動時または通常動作時は、入力整流電圧から生成した電圧をバックアップ用キャパシタに充電し、交流電源の瞬停時又は出力停止時は、出力電圧から生成した電圧をバックアップ用キャパシタに充電する。
例えば、交流電源Sの瞬停時又は出力停止時において、力率改善回路の後段の出力電圧は保持されている。
そこで、交流電源の瞬停時又は出力停止時において、入力整流回路Y側とは別経路で力率改善回路の後段より出力電圧を確保することにより、基準電圧を保持することができる。
すなわち、本発明に係る電源装置によれば、交流電源の瞬停時や出力停止後、所定時間、マイコンに供給する基準電圧(電源)を確保することができる。
図1は、第1の実施形態に係る電源装置100の構成の一例を示す図である。 図2は、図1に示す電源回路100の動作波形の一例を示す図である。 図3は、第2の実施形態に係る電源装置100Aの構成の一例を示す図である。 図4は、従来の電源装置200の構成の一例を示す図である。 図5は、図4に示す従来の電源回路200の動作波形の一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面に基づいて説明する。
第1の実施形態
図1は、第1の実施形態に係る電源装置100の構成の一例を示す図である。
第1の実施形態に係る電源装置100は、例えば、図1に示すように、第1の電源端子TD1と、第2の電源端子TD2と、第1の整流端子TR1と、第2の整流端子TR2と、第1の出力端子TC1と、第2の出力端子TC2と、第1の負荷端子TOUT1と、第2の負荷端子TOUT2と、全波整流回路Xと、力率改善回路PFCと、出力回路Aと、入力整流回路Yと、出力キャパシタCOUTと、バックアップ用キャパシタCBと、電源回路Eと、を備える。なお、電源回路Eは、1つの半導体集積回路(制御IC)を、構成する。
この電源装置100は、例えば、図1に示すように、交流電源Sが出力した交流電圧VSから駆動電圧VOUTを生成して、負荷LEDに供給するとともに、交流電圧VSから基準電圧Vrefを生成して、制御部Pに供給するようになっている。
なお、第1の負荷端子TOUT1と第2の負荷端子TOUT2との間に、負荷LEDが接続されるようになっている。
この負荷LEDは、例えば、図1に示すように、アノード側が第1の負荷端子TOUT1に接続され、カソード側が第2の負荷端子TOUT2に接続されたLED照明である。しかし、この負荷LEDは、LED照明以外の負荷であってもよい。
また、この制御部Pは、例えば、基準電圧Vrefが供給されて起動し、出力回路Aの動作を制御するようになっている。
ここで、図1に示すように、第1の電源端子TD1及び第2の電源端子TD2は、交流電源Sから交流電圧VSが供給されるようになっている。
また、図1に示すように、全波整流回路Xは、交流電源Sが第1の電源端子TD1と第2の電源端子TD2との間に出力した交流電圧VSを全波整流した全波整流電圧TRVを、第1の整流端子TR1と第2の整流端子TR2との間に、出力するようになっている。
また、図1に示すように、力率改善回路PFCは、全波整流回路Xが第1の整流端子TTR1と第2の整流端子TR2との間に出力した全波整流電圧TRVを力率改善するようになっている。
そして、この力率改善回路PFCは、力率改善した出力電圧VPFCを、第1の出力端子TC1と第2の出力端子TC2との間に、出力するようになっている。
また、図1に示すように、出力キャパシタCOUTは、第1の出力端子TC1と第2の出力端子TC2との間に接続されている。
また、出力回路Aは、例えば、図1に示すように、第1の出力端子TC1と第2の出力端子TC2との間に供給された出力電圧VPFCから、負荷LEDを駆動するための一定の駆動電圧VOUTを生成するようになっている。
そして、この出力回路Aは、生成した駆動電圧VOUTを第1の負荷端子TOUT1と第2の負荷端子TOUT2との間に接続された負荷LEDに供給するようになっている。
すなわち、力率改善回路PFCが出力した出力電圧VPFCよりも、この出力回路Aが出力した駆動電圧VOUTの方が、より安定した電圧になっている。
この出力回路Aは、例えば、図1に示すように、トランジスタ(MOSトランジスタ)Trと、コイルLと、ダイオードDと、駆動用キャパシタCXと、を備える。
そして、トランジスタTrは、例えば、図1に示すように、一端(ドレイン)が第1の出力端子TC1に接続され、制御部によりゲート電圧が制御されることでオン/オフが制御されるMOSトランジスタである。
そして、コイルLは、一端がトランジスタTrの他端(ソース)に接続され、他端が第1の負荷端子TOUT1に接続されている。
そして、ダイオードDは、カソードがコイルLの一端に接続され、アノードが第2の負荷端子TOUT2に接続されている。
そして、駆動用キャパシタCXは、一端が第1の負荷端子TOUT1に接続され、他端が第2の負荷端子TOUT2に接続されている。
ここで、制御部Pは、出力回路Aが出力電圧Drain2から一定の駆動電圧VOUTを生成して、負荷LEDに供給するように、トランジスタTrを制御するようになっている。
すなわち、この出力回路Aは、トランジスタTrが制御部Pにより制御されることで、駆動電圧VOUTを第1の負荷端子TOUT1と第2の負荷端子TOUT2との間に接続された負荷LEDに供給するようになっている。
また、図1に示すように、入力整流回路Yは、第1の電源端子TD1と第2の電源端子TD2との間に供給された交流電圧VSを整流するようになっている。そして、この入力整流乖離Yは、整流した入力整流電圧Drainを、電源回路Eの第1ノードN1に出力するようになっている。
この入力整流回路Yは、例えば、図1に示すように、第1の入力整流ダイオードYaと、第2の入力整流ダイオードYbと、を備える。
そして、第1の入力整流ダイオードYaは、アノードが第1の電源端子TD1に接続され、カソードが第1ノードN1に接続されている。
また、第2の入力整流ダイオードYbは、アノードが第2の電源端子TD2に接続され、カソードが第1ノードN1に接続されている。
この入力整流回路Yは、例えば、第1及び第2の入力整流ダイオードYa、Ybにより、整流した入力整流電圧Drainを、電源回路Eの第1ノードN1に出力するようになっている。
また、バックアップ用キャパシタCBは、バックアップのための電源を制御部P等に供給するためのキャパシタである。
このバックアップ用キャパシタCBは、例えば、図1に示すように、電源回路Eの第3ノードN3と接地電位との間に接続されている。
なお、このバックアップ用キャパシタCBの容量値は、例えば、出力キャパシタCOUTの容量値よりも、小さくなるように設定されている。
また、図1に示すように、電源回路Eは、入力整流電圧Drainが供給されるともに、出力電圧VPFCに基づいた補助電圧Drain2が供給されるようになっている。
そして、この電源回路Eは、入力整流電圧Drainまたは補助電圧Drain2の何れか一方のみから生成した充電電圧をバックアップ用キャパシタCBに充電し、バックアップ用キャパシタCBに充電されているバックアップ用電圧Vcから生成した基準電圧Vrefを出力するようになっている。
そして、この電源回路Eは、制御部Pに基準電圧Vrefを出力するようになっている。
なお、この第1の実施形態では、補助電圧Drain2は、出力電圧VPFCである。なお、後述の第2の実施形態に記載のように、補助電圧Drain2は、駆動電圧VOUTであってもよい。
ここで、この電源回路Eは、例えば、交流電源Sの起動時または交流電源Sの通常動作時は、第1ノードN1に印加された入力整流電圧Drainから生成した電圧を、第3ノードN3を介してバックアップ用キャパシタCBに充電するようになっている。
より詳細には、例えば、電源回路Eは、第1ノードN1に印加される入力整流電圧Drainが予め設定された規定値(例えば0V(接地電位)よりも高い値)以上である場合には、交流電源が通常動作時であると判断するようになっている。
そして、例えば、電源回路Eは、入力整流電圧Drainが予め設定した規定値以上である場合には、入力整流電圧Drainから生成した電圧をバックアップ用キャパシタCBに充電するようになっている。
一方、電源回路Eは、交流電源Sの瞬停時又は出力停止時は、第2ノードN2に印加された補助電圧Drain2から生成した電圧を、第3ノードN3を介してバックアップ用キャパシタCBに充電するようになっている。
より詳細には、例えば、電源回路Eは、入力整流電圧Drainが該規定値未満である場合には、交流電源Sの瞬停時又は出力停止時であると判断するようになっている。
そして、例えば、電源回路Eは、入力整流電圧Drainが該規定値未満である場合には、出力電圧VOUTから生成した電圧をバックアップ用キャパシタCBに充電するようになっている。
なお、電源回路Eは、交流電源Sが、瞬停又は出力停止から、通常動作に戻った場合には、第1ノードN1に印加された入力整流電圧Drainから生成した電圧を、第3ノードN3を介してバックアップ用キャパシタCBに充電するようになっている。
ここで、電源回路Eは、入力整流電圧Drainが該規定値未満である場合において、バックアップ用電圧Vcが予め設定された第1の閾値Vth1に達した場合には、補助電圧Drain2から生成した電圧によるバックアップ用キャパシタCBへの充電を停止するようになっている。
また、電源回路Eは、入力整流電圧Drainが該規定値未満である場合において、バックアップ用電圧Vcが第1の閾値Vth1よりも低い第2の閾値Vth2まで低下した場合には、補助電圧Drain2から生成した電圧によるバックアップ用キャパシタCBへの充電を開始するようになっている。
また、電源回路Eは、入力整流電圧Drainが該規定値未満である場合において、バックアップ用電圧Vcが第2の閾値Vth2よりも低い第3の閾値Vth3まで低下した場合には、制御部Pへの基準電圧Vrefの出力を停止するようになっている。
ここで、この電源回路Eは、例えば、図1に示すように、第1ノードN1と、第2ノードN2と、第3ノードN3と、第4ノードN4と、充電回路Eaと、基準電圧生成回路Ebと、を備える。
そして、第1ノードN1は、入力整流回路Yが出力した入力整流電圧Drainが印加されるようになっている。
また、第2ノードN2は、補助電圧Drain2が印加されるようになっている。
この第2ノードN2は、この第1の実施形態では、第1の出力端子TC1に接続されている。すなわち、既述のように、この第1の実施形態では、補助電圧Drain2は、出力電圧VPFCである。
なお、後述の第2の実施形態に記載のように、この第2ノードN2は、第1の負荷端子TOUT1に接続されていてもよい。この場合、補助電圧Drain2は、駆動電圧VOUTとなる。
また、第3ノードN3は、接地電位との間にバックアップ用キャパシタCBが接続されるようになっている。
また、第4ノードN4は、制御部Pに接続され、基準電圧Vrefを制御部Pに出力するようになっている。
そして、充電回路Eaは、第1ノードN1に印加された入力整流電圧Drain、または第2ノードN2に印加された補助電圧Drain2の何れか一方を、充電電圧として選択し、選択した充電電圧で第3ノードN3を介してバックアップ用キャパシタCBを充電するようになっている。
この充電回路Eaは、例えば、第1ノードN1の入力整流電圧Drainが既述の規定値以上である場合には、入力整流電圧Drainから生成した電圧をバックアップ用キャパシタCBに充電するようになっている。
一方、この充電回路Eaは、第1ノードN1の入力整流電圧Drainが該規定値未満である場合には、補助電圧Drain2から生成した電圧をバックアップ用キャパシタCBに充電するようになっている。
より詳しくは、この充電回路Eaは、第1ノードN1の入力整流電圧Drainが該規定値未満である場合において、第3ノードN3のバックアップ用電圧Vcが予め設定された第1の閾値Vth1に達した(すなわち、第1の閾値Vth1まで上昇した)場合には、補助電圧Drain2から生成した電圧によるバックアップ用キャパシタCBへの充電を停止するようになっている。
さらに、この充電回路Eaは、第1ノードN1の入力整流電圧Drainが該規定値未満である場合において、第3ノードN3のバックアップ用電圧Vcが第1の閾値Vth1よりも低い第2の閾値Vth2まで低下した場合には、補助電圧Drain2から生成した電圧によるバックアップ用キャパシタCBへの充電を開始(再開)するようになっている。
また、基準電圧生成回路Ebは、第3ノードN3を介してバックアップ用キャパシタCBに充電されているバックアップ用電圧Vcが供給され、供給されたバックアップ用電圧Vcから基準電圧Vrefを生成して、第4ノードN4を介して制御部Pに出力するようになっている。
なお、この基準電圧生成回路Ebは、第1ノードN1の入力整流電圧Drainが該規定値未満である場合において、例えば、第3ノードN3のバックアップ用電圧Vcが第2の閾値Vth2よりも低い第3の閾値Vth3まで低下した場合には、第3ノードNから供給されたバックアップ用電圧Vcから基準電圧Vrefを生成するのを停止することで、第4ノードN4を介した制御部Pへの基準電圧Vrefの出力を停止するようになっている。
次に、以上のような構成を有する電源装置100の制御方法の一例について説明する。
ここで、図2は、図1に示す電源回路100の動作波形の一例を示す図である。
図2に示すように、例えば、時刻t1以前において、電源回路Eの充電回路Eaは、第1ノードN1の入力整流電圧Drainが既述の規定値以上であるので、交流電源Sの通常動作時しているとして、入力整流電圧Drainから生成した電圧をバックアップ用キャパシタCBに充電する。これにより、バックアップ用キャパシタCBの電圧が所定値以上に維持される。
そして、時刻t1において、充電回路Eaは、第1ノードN1の入力整流電圧Drainが該規定値未満になると、交流電源Sが瞬停時又は出力停止したとして、時刻t2において補助電圧Drain2から生成した電圧をバックアップ用キャパシタCBに充電する。
より詳しくは、充電回路Eaは、時刻t1において第1ノードN1の入力整流電圧Drainが該規定値未満になると、その後、第3ノードN3のバックアップ用電圧Vcが第1の閾値Vth1よりも低い第2の閾値Vth2まで低下したとき(時刻t2)、補助電圧Drain2から生成した電圧によるバックアップ用キャパシタCBへの充電を開始する。
そして、充電回路Eaは、第3ノードN3のバックアップ用電圧Vcが予め設定された第1の閾値Vth1に達した(すなわち、第1の閾値Vth1まで上昇した)ときに、補助電圧Drain2から生成した電圧によるバックアップ用キャパシタCBへの充電を停止する。
以降、充電回路Eaは、同様の動作を繰り返す。
この間、基準電圧生成回路Ebは、第3ノードN3を介してバックアップ用キャパシタCBに充電されているバックアップ用電圧Vcが供給され、供給されたバックアップ用電圧Vcから基準電圧Vrefを生成して、第4ノードN4を介して制御部Pに出力する。
その後、時刻t3において、力率改善回路PFCが出力する出力電圧VPFCが低下することで、第3ノードN3のバックアップ用電圧Vcが第2の閾値Vth2よりも低い第3の閾値Vth3まで低下すると、基準電圧生成回路Ebは、第3ノードNから供給されたバックアップ用電圧Vcから基準電圧Vrefを生成するのを停止することで、第4ノードN4を介した制御部Pへの基準電圧Vrefの出力を停止することとなる。
このような電源装置100の制御動作により、交流電源Sの瞬停時又は出力停止時において、入力整流回路Y側とは別経路で力率改善回路PFCの後段より出力電圧VPFCを確保することにより、基準電圧Vrefを保持することができる。
以上のように、本発明の一態様に係る電源装置は、交流電源から交流電圧が供給される、第1の電源端子、及び、第2の電源端子と、第1の出力端子、及び、第2の出力端子と、交流電源が第1の電源端子と第2の電源端子との間に出力した交流電圧を全波整流した全波整流電圧を、第1の電源端子と第2の電源端子との間に、出力する全波整流回路と、全波整流回路が出力した全波整流電圧を力率改善した出力電圧を、第1の出力端子と第2の出力端子との間に、出力する力率改善回路と、第1の出力端子と第2の出力端子との間に接続された出力キャパシタと、第1の電源端子と第2の電源端子との間に供給された交流電圧を整流した入力整流電圧を、出力する入力整流回路と、バックアップのための電源を供給するためのバックアップ用キャパシタと、入力整流電圧が供給されるともに、及び出力電圧に基づいた補助電圧が供給され、入力整流電圧または補助電圧の何れか一方のみから生成した充電電圧をバックアップ用キャパシタに充電し、バックアップ用キャパシタに充電されているバックアップ用電圧から生成した基準電圧を出力する電源回路と、を備える。
そして、電源回路は、制御部に基準電圧を出力する。特に、電源回路は、交流電源の起動時または通常動作時は、入力整流電圧から生成した電圧をバックアップ用キャパシタに充電し、交流電源の瞬停時又は出力停止時は、出力電圧から生成した電圧をバックアップ用キャパシタに充電する。
例えば、交流電源の瞬停時又は出力停止時において、力率改善回路の後段の出力電圧は保持されている。
そこで、交流電源の瞬停時又は出力停止時において、入力整流回路Y側とは別経路で力率改善回路の後段より出力電圧を確保することにより、基準電圧を保持することができる。
すなわち、本実施形態に係る電源装置によれば、交流電源の瞬停時や出力停止後、所定時間、制御部に供給する基準電圧(電源)を確保することができる。
第2の実施形態
既述のように、第1の実施形態では、補助電圧Drain2が、力率改善回路PFCが出力する出力電圧VPFCである場合について、説明した。
しかしながら、この補助電圧Drain2は、出力回路Aが出力する駆動電圧VOUTであってもよい。
そこで、第2の実施形態では、補助電圧Drain2は、出力回路Aが出力する駆動電圧VOUTである場合について説明する。
図3は、第2の実施形態に係る電源装置100Aの構成の一例を示す図である。なお、この図3において、図1と同じ符号は、第1の実施形態と同様の構成を示す。
第2の実施形態に係る電源装置100Aは、例えば、図3に示すように、第1の電源端子TD1と、第2の電源端子TD2と、第1の整流端子TR1と、第2の整流端子TR2と、第1の出力端子TC1と、第2の出力端子TC2と、第1の負荷端子TOUT1と、第2の負荷端子TOUT2と、全波整流回路Xと、力率改善回路PFCと、出力回路Aと、入力整流回路Yと、出力キャパシタCOUTと、バックアップ用キャパシタCBと、電源回路Eと、を備える。
この電源装置100Aは、例えば、図3に示すように、交流電源Sが出力した交流電圧VSから駆動電圧VOUTを生成して、負荷LEDに供給するとともに、交流電圧VSから基準電圧Vrefを生成して、制御部Pに供給するようになっている。
ここで、この電源装置100Aの電源回路Eにおいて、第2ノードN2は、この第2の実施形態では、第1の負荷端子TOUT1に接続されている。すなわち、補助電圧Drain2は、出力回路Aが出力する駆動電圧VOUTである。
これにより、電源回路Eは、入力整流電圧Drainまたは駆動電圧VOUTである補助電圧Drain2の何れか一方のみから生成した充電電圧をバックアップ用キャパシタCBに充電し、バックアップ用キャパシタCBに充電されているバックアップ用電圧Vcから生成した基準電圧Vrefを出力することとなる。
なお、電源回路100Aのその他の構成及び機能は、図1に示す第1の実施形態に係る電源回路100と同様である。
すなわち、本実施形態に係る電源装置によれば、第1の実施形態と同様に、交流電源の瞬停時や出力停止後、所定時間、制御部に供給する基準電圧(電源)を確保することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
100 電源装置
TD1 第1の電源端子
TD2 第2の電源端子
TC1 第1の出力端子
TC2 第2の出力端子
TR1 第1の整流端子
TR2 第2の整流端子
TOUT1 第1の負荷端子
TOUT2 第2の負荷端子
X 全波整流回路
PFC 力率改善回路
A 出力回路
Y 入力整流回路
COUT 出力キャパシタ
CB バックアップ用キャパシタ
E 電源回路
Tr トランジスタ(MOSトランジスタ)
L コイル
D ダイオード
CX 駆動用キャパシタ
Ya 第1の入力整流ダイオード
Yb 第2の入力整流ダイオード
N1 第1ノード
N2 第2ノード
N3 第3ノード
N4 第4ノード
Ea 充電回路
Eb 基準電圧生成回路

Claims (16)

  1. 交流電源から交流電圧が供給される、第1の電源端子、及び、第2の電源端子と、
    第1の出力端子、及び、第2の出力端子と、
    前記交流電源が前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に出力した交流電圧を全波整流した全波整流電圧を、第1の整流端子と第2の整流端子との間に、出力する全波整流回路と、
    前記全波整流回路が出力した前記全波整流電圧を力率改善した出力電圧を、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に、出力する力率改善回路と、
    前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に接続された出力キャパシタと、
    前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に供給された前記交流電圧を整流した入力整流電圧を、出力する入力整流回路と、
    バックアップのための電源を供給するためのバックアップ用キャパシタと、
    前記入力整流電圧が供給されるともに、及び前記出力電圧に基づいた補助電圧が供給され、前記入力整流電圧または前記補助電圧の何れか一方のみから生成した充電電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電し、前記バックアップ用キャパシタに充電されているバックアップ用電圧から生成した基準電圧を出力する電源回路と、を備え、
    前記電源回路は、制御部に前記基準電圧を出力する
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 第1の負荷端子、及び前記第1の負荷端子との間に負荷が接続される第2の負荷端子と、
    前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に供給された前記出力電圧から、前記負荷を駆動するための一定の駆動電圧を生成して、前記第1の負荷端子と前記第2の負荷端子との間に接続された前記負荷に供給する出力回路と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記補助電圧は、前記出力電圧、又は、前記駆動電圧であることを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記電源回路は、
    前記交流電源の起動時または前記交流電源の通常動作時は、前記入力整流電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電し、
    前記交流電源の瞬停時又は出力停止時は、前記補助電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電源装置。
  5. 前記電源回路は、
    前記交流電源が、瞬停又は出力停止から、通常動作に戻った場合には、前記入力整流電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電する
    ことを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記電源回路は、
    前記入力整流電圧が予め設定した規定値以上である場合には、前記入力整流電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電し、
    一方、前記入力整流電圧が前記規定値未満である場合には、前記出力電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の電源装置。
  7. 前記電源回路は、
    前記入力整流電圧が予め設定した規定値以上である場合には、前記交流電源が通常動作時であると判断し、
    前記入力整流電圧が前記規定値未満である場合には、前記交流電源の瞬停時又は出力停止時であると判断する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の電源装置。
  8. 前記電源回路は、
    前記入力整流電圧が前記規定値未満である場合において、
    前記バックアップ用電圧が予め設定された第1の閾値に達した場合には、前記補助電圧から生成した電圧による前記バックアップ用キャパシタへの充電を停止し、
    前記バックアップ用電圧が前記第1の閾値よりも低い第2の閾値まで低下した場合には、前記補助電圧から生成した電圧による前記バックアップ用キャパシタへの充電を開始し、
    前記バックアップ用電圧が前記第2の閾値よりも低い第3の閾値まで低下した場合には、前記制御部への前記基準電圧の出力を停止する
    ことを特徴とする請求項7に記載の電源装置。
  9. 前記電源回路は、
    前記入力整流回路が出力した入力整流電圧が印加される第1ノードと、
    前記補助電圧が印加される第2ノードと、
    接地電位との間に前記バックアップ用キャパシタが接続される第3ノードと、
    前記制御部に接続され、前記基準電圧を前記制御部に出力する第4ノードと、を備えることを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  10. 前記第2ノードは、前記第1の出力端子、又は、前記第1の負荷端子に接続されていることを特徴とする請求項9に記載の電源装置。
  11. 前記電源回路は、
    前記第1ノードに印加された前記入力整流電圧、または、前記第2ノードに印加された前記補助電圧の何れか一方を、前記充電電圧として選択し、選択した前記充電電圧で前記第3ノードを介して前記バックアップ用キャパシタを充電する充電回路を備える
    ことを特徴とする請求項10に記載の電源装置。
  12. 前記電源回路は、
    前記第3ノードを介して前記バックアップ用キャパシタに充電されているバックアップ用電圧が供給され、供給された前記バックアップ用電圧から前記基準電圧を生成して、前記第4ノードを介して前記制御部に出力する基準電圧生成回路を備える
    ことを特徴とする請求項11に記載の電源装置。
  13. 前記充電回路は、
    前記第1ノードの前記入力整流電圧が規定値以上である場合には、前記入力整流電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電し、
    前記第1ノードの前記入力整流電圧が前記規定値未満である場合には、前記補助電圧から生成した電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電する
    ことを特徴とする請求項12に記載の電源装置。
  14. 前記第1ノードの前記入力整流電圧が前記規定値未満である場合において、
    前記充電回路は、
    前記第3ノードの前記バックアップ用電圧が予め設定された第1の閾値に達した場合には、前記補助電圧から生成した電圧による前記バックアップ用キャパシタへの充電を停止し、
    前記第3ノードの前記バックアップ用電圧が前記第1の閾値よりも低い第2の閾値まで低下した場合には、前記補助電圧から生成した電圧による前記バックアップ用キャパシタへの充電を開始し、
    前記基準電圧生成回路は、
    前記第3ノードの前記バックアップ用電圧が前記第2の閾値よりも低い第3の閾値まで低下した場合には、前記第3ノードから供給された前記バックアップ用電圧から前記基準電圧を生成するのを停止することで、前記第4ノードを介した前記制御部への前記基準電圧の出力を停止する
    ことを特徴とする請求項13に記載の電源装置。
  15. 交流電源から交流電圧が供給される、第1の電源端子、及び、第2の電源端子と、第1の出力端子、及び、第2の出力端子と、前記交流電源が前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に出力した交流電圧を全波整流した全波整流電圧を、第1の整流端子と第2の整流端子との間に、出力する全波整流回路と、前記全波整流回路が出力した前記全波整流電圧を力率改善した出力電圧を、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に、出力する力率改善回路と、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に接続された出力キャパシタと、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に供給された前記交流電圧を整流した入力整流電圧を、出力する入力整流回路と、バックアップのための電源を供給するためのバックアップ用キャパシタと、前記入力整流電圧が供給されるともに、及び前記出力電圧に基づいた補助電圧が供給される電源回路と、を備え、
    前記電源回路により、前記入力整流電圧または前記補助電圧の何れか一方のみから生成した充電電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電し、前記バックアップ用キャパシタに充電されているバックアップ用電圧から生成した基準電圧を制御部に出力する
    ことを特徴とする電源装置の制御方法。
  16. 交流電源から交流電圧が供給される、第1の電源端子、及び、第2の電源端子と、
    第1の出力端子、及び、第2の出力端子と、前記交流電源が前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に出力した交流電圧を全波整流した全波整流電圧を、第1の整流端子と第2の整流端子との間に、出力する全波整流回路と、前記全波整流回路が出力した前記全波整流電圧を力率改善した出力電圧を、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に、出力する力率改善回路と、前記第1の出力端子と前記第2の出力端子との間に接続された出力キャパシタと、前記第1の電源端子と前記第2の電源端子との間に供給された前記交流電圧を整流した入力整流電圧を、出力する入力整流回路と、バックアップのための電源を供給するためのバックアップ用キャパシタと、を備えた電源装置に適用される半導体集積回路であって、
    前記入力整流電圧が供給されるともに、及び前記出力電圧に基づいた補助電圧が供給され、前記入力整流電圧または前記補助電圧の何れか一方のみから生成した充電電圧を前記バックアップ用キャパシタに充電し、前記バックアップ用キャパシタに充電されているバックアップ用電圧から生成した基準電圧を出力する電源回路を備え、
    前記電源回路は、制御部に前記基準電圧を出力することを特徴とする半導体集積回路。
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