JP6931322B2 - 商品情報読取装置およびプログラム - Google Patents

商品情報読取装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6931322B2
JP6931322B2 JP2017238518A JP2017238518A JP6931322B2 JP 6931322 B2 JP6931322 B2 JP 6931322B2 JP 2017238518 A JP2017238518 A JP 2017238518A JP 2017238518 A JP2017238518 A JP 2017238518A JP 6931322 B2 JP6931322 B2 JP 6931322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
wireless tag
unit
information
determination unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017238518A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019106038A (ja
Inventor
茂晃 鈴木
茂晃 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2017238518A priority Critical patent/JP6931322B2/ja
Publication of JP2019106038A publication Critical patent/JP2019106038A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6931322B2 publication Critical patent/JP6931322B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)

Description

本発明の実施形態は、商品情報読取装置およびプログラムに関する。
従来、店舗で販売される商品には、当該商品を特定する商品特定情報を含むシンボルを付していた。シンボルとは、例えばバーコードや二次元コード等を含む。店舗に設置された商品情報読取装置は、商品に付されたシンボルを例えばコード読取部で読み取ることで当該商品を特定する商品特定情報を得る。
また、最近は、商品特定情報を記憶した無線タグを商品に貼付している。商品に貼付された無線タグは、商品情報読取装置の無線タグ受信部から放射された信号に対して応答信号を発信する。無線タグ受信部は、無線タグから発信された無線タグ情報を受信する。商品情報読取装置は、無線タグ受信部が受信した無線タグ情報に基づいて当該商品を特定する商品特定情報を得る。
しかしながら、店舗の人は、例えば、葉物野菜等の生鮮食料品のような無線タグを貼付することが困難な商品を含むすべての商品に無線タグを貼付する必要があるため、商品への無線タグの貼付に非常に手間と時間を要していた。
本発明が解決しようとする課題は、すべての商品に無線タグを貼付しなくても商品特定情報を取得することが可能な商品情報読取装置およびプログラムを提供することである。
実施形態の商品情報読取装置は、コード読取部が商品に付されたシンボルに基づいて商品を特定する商品特定情報を読み取ったことを判断するコード読取判断部と、無線タグ受信部が商品に付された無線タグに記憶されている商品を特定する無線タグ情報を受信したことを判断する無線タグ受信判断部と、無線タグが付される対応商品の前記商品特定情報を記憶する記憶部と、前記コード読取判断部が読み取ったと判断した前記商品特定情報に基づいて、当該商品が前記対応商品か無線タグが付されない非対応商品かを判断する対応判断部と、前記対応判断部が前記対応商品と判断した場合には、前記無線タグ受信判断部が受信したと判断した無線タグ情報に基づいて当該商品の売上登録処理を行う無線タグ売上登録処理部と、前記対応判断部が前記非対応商品と判断した場合には、読み取った前記商品特定情報に基づいて当該商品の売上登録処理を行うコード売上登録処理部と、を備える。
図1は、実施形態に係るセルフPOS端末の外観を示す斜視図である。 図2は、セルフPOS端末のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、セルフPOS端末の商品マスタの一部を示すメモリマップである。 図4は、セルフPOS端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 図5は、セルフPOS端末における制御処理を示すフローチャートである。
以下、図1〜図5の添付図面を参照して、実施形態に係る商品情報読取装置について説明する。実施形態では、顧客が登録操作および会計操作を実行するセルフPOS(Point of Sales)端末を商品情報読取装置として説明する。なお、以下に説明する実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、セルフPOS端末1の外観を示す斜視図である。セルフPOS端末1は、購入する商品を特定する商品コード(商品特定情報)を読み取らせる登録部と、読み取らせた商品コードに対応した商品情報に基づいて会計操作を行う会計部とを備えている。登録部における登録操作と会計部における会計操作は、いずれも顧客自身が行う。商品コードとは、商品を特定するためのコード情報である。セルフPOS端末1は、顧客が行った登録操作に基づいて売上登録処理を実行する。また、セルフPOS端末1は、顧客が行った会計操作に基づいて会計処理を実行する。
ここで、売上登録処理とは、入力された商品コードに基づいて当該商品の商品名や価格等の商品情報を表示し記憶する処理をいう。また、会計処理とは、売上登録処理した商品情報に基づいて、取引に係る合計金額の表示、および顧客から預かった預り金に基づいて会計しレシートを発行する処理をいう。また、取引処理は売上登録処理と会計処理とを含む。また、取引情報は、商品情報と会計情報とを含む。
図1に示すように、セルフPOS端末1は、第1筐体41と第2筐体42とを備えている。第1筐体41は、内部に硬貨釣銭機や紙幣釣銭機(総称して「釣銭機27」という)等を収納している。釣銭機27は、顧客から預かった硬貨や紙幣を金種別に収納する。また釣銭機27は、顧客に対して釣銭を払い出す。
また、第1筐体41は開放及び閉止可能な第1扉411と、第2扉412を備える。第1扉411は、ヒンジ部411aを中心に上下方向に回動する。第2扉412は、ヒンジ部412aを中心に左右方向に回動する。第2扉412は、第1扉411に干渉されており、第2扉412を開放するにはまず、第1扉411を上方向に開放する必要がある。第1扉411および第2扉412がともに閉止状態である場合、第2扉412だけを開放することはできない。
第1扉411が上方に回動することで第1筐体41の内部上側が開放され、釣銭機27が露出する。また、第2扉412が右方向に回動することで第1筐体41の内部下側が開放され、図示しない制御装置が露出する。
また、第1扉411は、入金孔271と排出孔273と受皿272を備えている。入金孔271は、第1扉411の上面に位置しており、釣銭機27に入金するための硬貨の投入口を開放するための孔である。排出孔273は、釣銭機27から硬貨を払い出す払出口を開放する孔である。受皿272は、釣銭機27から払い出された釣銭の硬貨を受ける皿である。
また、第1扉411は、入金孔274と出金孔275を備える。入金孔274は、釣銭機27に入金するための紙幣の投入口を開放するための孔である。出金孔275は、釣銭機27から払い出された紙幣の釣銭を上向きに払い出す払出口を開放する孔である。
第2筐体42は、第1筐体41の上部に設けられている。第2筐体42は、内部に、コード読取部23と印字部24とカード部28と無線タグ受信部30を収納する。コード読取部23は、コード読取部23の前方の読取可能領域に位置するシンボル(例えば、バーコードや二次元コード)を読み取る。または、コード読取部23は、コード読取部23の前方の読取可能領域を通過した商品に付されたシンボルを光学的に読み取る。コード読取部23は、読み取ったシンボルに基づいて商品を特定する商品コードを取得する。なお、以降、コード読取部23がシンボルを読み取り、読み取ったシンボルに基づいて商品コードを取得する処理を、簡略化して「商品コードを読み取る」と記載する。コード読取部23は、コード読取部23の前方の所定範囲(例えば30cm)の読取可能領域内に位置する、または通過する商品に付された商品コードを読み取る。
無線タグ受信部30は、商品に貼付された、商品コードを含む無線タグ情報を受信する。無線タグ受信部30は、無線タグに向けて信号を放射する。この信号は微弱な電波であるため、無線タグ受信部30は、無線タグ受信部30から所定範囲(例えば30cm)以内の受信可能領域に位置する無線タグのみが当該信号を受信可能である。または、無線タグ受信部30は、無線タグ受信部30から所定範囲以内の受信可能領域内を通過する無線タグのみが当該信号を受信可能である。信号を受信した無線タグは、無線タグ情報を無線タグ受信部30に送信する。無線タグ情報は、当該固有の商品を特定する当該商品の個体番号(同じ商品コードの商品でも個体が異なると個体番号は異なる)と、当該商品を特定する商品コードを含む。無線タグ受信部30は、送信された無線タグ情報を受信する。
なお、コード読取部23がシンボルを読み取り可能な読取可能領域と、無線タグ受信部30が無線タグ情報を受信可能な受信可能領域とは、その一部または全部がオーバーラップしている。すなわち、オーバーラップしている領域では、コード読取部23が商品コードを読み取り可能であり、かつ無線タグ受信部30が無線タグ情報を受信可能である。
印字部24は、顧客が購入した商品の商品情報や会計情報を印字してレシートを発行する。カード部28は、例えば挿入されたクレジットカードから顧客特定情報を読み出す。セルフPOS端末1は、カード部28によって読み出された顧客特定情報に基づいて会計処理を実行する。
また、第2筐体42は、上部に、表示部22を備えている。表示部22は、顧客による登録操作に伴う商品の商品情報を表示する。また、表示部22は、顧客による会計操作に伴ってセルフPOS端末1が会計処理した会計情報を表示する。また、表示部22は、顧客に対し、顧客が適切に登録操作や会計操作を行うためのガイダンスを表示する。また、表示部22は、誤操作したときの解除方法やアテンダントの呼出方法を表示する。
表示部22は、表面にタッチパネル21を備えている。タッチパネル21はキーの役目を果たす。表示部22上に表示された各種キーに対応する位置のタッチパネル21を操作することで、当該キーが操作される。
また、第2筐体42は、後方に、上部に延出する円柱状のポール46を備えている。ポール46の上方先端部には、顧客がアテンダントを呼び出す操作をしたときに発光する発光部29を備えている。
また、第1筐体41は、側面左右にカゴ載置台25と載置台26を備えている。カゴ載置台25は第1計量部251を有している。載置台26は第2計量部261を有している。
カゴ載置台25は、購入するための商品が投入されたカゴを載置する台である。第1計量部251は、カゴ載置台25に載置されたカゴとカゴ内の商品の合計重量を計量する。載置台26は、カゴ載置台25から取り出した商品を載置する台である。第2計量部261は、載置台26に載置された商品の合計重量を計量する。
また、載置台26は、載置台26の上面から上方に延出する2本の支柱47と支柱47の上部に形成された一時置台44と2本の延出棒45を備える。延出棒45は、コード読取部23で商品コードを読み取らせた商品を投入するビニール状の袋(図示せず)を引っ掛ける棒である。袋は延出棒45に取っ手を引っ掛けられた状態で開口し、商品を投入し易くする。また、一時置台44は、コード読取部23で商品コードを読み取らせた商品のうち、形が壊れやすい商品(豆腐や卵)を一時的に載置する台である。一時置台44に載置された商品は最後に袋に投入する。
顧客は、カゴ載置台25に載置されたカゴから商品を取り出して、後述するコード読取部23の前方の所定範囲内、および無線タグ受信部30付近の所定範囲内を通過させる。そして顧客は、当該商品を載置台26にセットされた袋内に投入する。第1計量部251が、カゴ載置台25に載置されたカゴから商品が取り出された際に減った重量(すなわち、取り出された商品の重量)を計量する。第2計量部261は、載置台26に商品が投入された際に増えた重量(すなわち、投入された商品の重量)を計量する。この両重量変化が等しいか否かで、後述する制御部100は、顧客が正しく操作をしているかを判断する。
ここからは、セルフPOS端末1のハードウェア構成について説明する。図2は、セルフPOS端末1のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、セルフPOS端末1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、メモリ部14等を備えている。CPU11は、制御主体となる。ROM12は、各種プログラムを記憶する。RAM13は、各種データを展開する。メモリ部14は、各種プログラムを記憶する。CPU11、ROM12、RAM13、メモリ部14は、互いにデータバス15を介して接続されている。CPU11とROM12とRAM13が、制御部100を構成する。すなわち、制御部100は、CPU11がROM12やメモリ部14に記憶されRAM13に展開された制御プログラムに従って動作することによって、後述する制御処理を実行する。
RAM13は、商品情報部131を有する。商品情報部131は、売上登録処理された商品の商品情報を記憶する。メモリ部14は、電源を切っても記憶情報が保持されるHDD(Hard Disc Drive)やフラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを記憶する制御プログラム部141を備えている。また、メモリ部14は、商品マスタ142を備えている。商品マスタ142は、図3で後述する。
また、制御部100は、データバス15およびコントローラ16を介して、タッチパネル21、表示部22、コード読取部23、印字部24、第1計量部251、第2計量部261、釣銭機27、カード部28、発光部29、無線タグ受信部30と接続している。
また、制御部100は、データバス15を介して通信部43と接続する。通信部43は、通信回線NT1を介して他のセルフPOS端末1やアテンダントPCや、上位サーバ(いずれも図示せず)と情報の送受信を行う。
図3は、商品マスタ142(記憶部)の一部構成を示すメモリマップである。商品マスタ142は、商品に関する種々の情報を記憶する。図3に示すように、商品マスタ142は、商品コード部1421、商品名部1422、単価部1423、対応商品部1424を備える。
商品コード部1421は、商品を特定する商品コードを記憶する。商品名部1422は、商品コードで特定された商品の商品名を、商品コードに対応付けて記憶する。単価部1423は、商品コードで特定された商品の単価を、商品コードに対応付けて記憶する。対応商品部1424は、商品コードで特定された商品が無線タグを貼付した対応商品か非対応商品かを示すフラグ情報を、商品コードに対応付けて記憶する。対応商品である場合には、対応商品部1424にフラグ情報「1」が記憶される。非対応商品である場合には、対応商品部1424にフラグ情報「0」が記憶される。このように、商品マスタ142は、無線タグが付される対応商品の前記商品コードを記憶する。なお、記憶部は、商品マスタ142とは別に構成され、無線タグを貼付した対応商品の商品コードを記憶するようにしてもよい。
ここからは、セルフPOS端末1の機能構成について説明する。図4は、セルフPOS端末1の機能構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、制御部100は、ROM12やメモリ部14の制御プログラム部141に記憶された制御プログラムに従うことで、コード読取判断部101、無線タグ受信判断部102、対応判断部103、コード売上登録処理部104、無線タグ売上登録処理部105、報知部106、操作判断部107として機能する。
コード読取判断部101は、コード読取部23が商品コードを読み取ったか否かを判断する。
無線タグ受信判断部102は、無線タグ受信部30が無線タグ情報を受信したか否かを判断する。
対応判断部103は、コード読取判断部101がコードを読み取ったと判断した場合に、読み取った商品コードに基づいて、商品マスタ142を検索し、当該商品コードに対応した対応商品部1424に記憶されているフラグ情報に基づいて、当該商品コードで特定された商品が無線タグを貼付した対応商品か、当該商品コードで特定された商品が無線タグを貼付していない非対応商品かを判断する。
コード売上登録処理部104は、対応判断部103が、当該商品コードで特定された商品が非対応商品であると判断した場合に、コード読取部23が読み取った商品コードに基づいて、売上登録処理を実行する。すなわち、コード売上登録処理部104は、コード読取部23が読み取った商品コードに基づいて、当該商品コードに対応付けられた商品名と単価を商品マスタ142から読み出して、商品情報部131に記憶する。
無線タグ売上登録処理部105は、対応判断部103が、当該商品コードで特定された商品が対応商品であると判断した場合に、無線タグ受信判断部102が無線タグ受信部30が無線タグ情報を受信していると判断したことを条件に、無線タグ受信部30が受信した無線タグ情報に含まれる商品コードに基づいて、売上登録処理を実行する。すなわち、無線タグ売上登録処理部105は、無線タグ受信部30が受信した無線タグ情報に含まれる商品コードに基づいて、当該商品コードに対応付けられた商品名と単価を商品マスタ142から読み出して、商品情報部131に記憶する。
報知部106は、所定時間を経過しても無線タグ受信判断部102が無線タグ情報を受信しないと判断した場合に、無線タグを受信しないことを、例えば表示部22に報知する。その際、報知部106は、表示部22に、コード読取部23が読み取った商品コードに基づいて売上登録処理を実行してもいいかを操作者に尋ねる「OK?」ボタンを表示する。
操作判断部107は、報知部106の報知に対して、例えばタッチパネル21を使用して所定の操作(例えば「OK?」ボタンを操作)がされたか否かを判断する。
操作判断部107が所定の操作がされたと判断した場合には、コード売上登録処理部104は、コード読取部23が読み取った商品コードに基づいて、売上登録処理を実行する。
ここからは、セルフPOS端末1の制御処理について説明する。図5は、セルフPOS端末1における制御処理を示すフローチャートである。
コード読取判断部101は、コード読取部23が商品コードを読み取ったか否かを判断する(S11)。コード読取部23が商品コードを読み取ったと判断した場合には(S11のYes)、対応判断部103は、読み取った商品コードに基づいて商品マスタ142を検索し、当該商品コードに対応した対応商品部1424に記憶されているフラグ情報に基づいて、当該商品コードで特定された商品が無線タグを貼付した対応商品か、当該商品コードで特定された商品が無線タグを貼付していない非対応商品かを判断する(S12)。対応判断部103が非対応商品であると判断した場合には(S12のNo)、コード売上登録処理部104は、コード読取部23が読み取った商品コードに基づいて、売上登録処理を実行する(S13)。そして制御部100は、処理を終了する。
一方、対応判断部103が対応商品であると判断した場合には(S12のYes)、無線タグ受信判断部102は、無線タグ受信部30が無線タグ情報を受信しているか否かを判断する(S14)。無線タグ受信判断部102が、無線タグ受信部30が無線タグ情報を受信していると判断した場合には(S14のYes)、無線タグ売上登録処理部105は、無線タグ受信部30が受信した無線タグ情報に含まれる商品コードに基づいて、売上登録処理を実行する(S15)。
すなわち、制御部100は、読み取られた商品コードで特定される商品が、対応判断部103が対応商品であることを判断し、かつ無線タグ受信部30が無線タグ情報を受信したと判断した場合には、受信した無線タグ情報に含まれる商品コードに基づいて売上登録処理を実行する。そして制御部100は、処理を終了する。
また、無線タグ受信判断部102が、所定時間経過しても無線タグ受信部30が無線タグ情報を受信していないと判断した場合には(S14のNo)、報知部106は、無線タグを受信しないことを、例えば表示部22に報知する(S16)。その際、報知部106は、表示部22に、コード読取部23が読み取った商品コードに基づいて売上登録処理を実行してもいいかを操作者に尋ねる「OK?」ボタンを表示する。
次に操作判断部107は、タッチパネル21において所定の操作がされたか否かを判断する(S17)。操作判断部107が所定の操作がされたと判断するまで待機し(S17のNo)、操作判断部107が所定の操作がされたと判断した場合には(S17のYes)、コード売上登録処理部104は、コード読取部23が読み取った商品コードに基づいて、売上登録処理を実行する(S13)。
すなわち、制御部100は、読み取られた商品コードで特定される商品が、対応判断部103が対応商品であることを判断したにもかかわらず、所定時間経過しても当該商品にかかる無線タグ情報を受信しない場合は、当該商品コードに基づいて売上登録処理を実行する。
また、S11において、コード読取判断部101が、コード読取部23が商品コードを読み取っていないと判断した場合には(S11のNo)、無線タグ受信判断部102は、無線タグ受信部30が無線タグ情報を受信したか否かを判断する(S18)。無線タグ受信判断部102が、無線タグ受信部30が無線タグ情報を受信したと判断した場合には(S18のYes)、無線タグ売上登録処理部105は、無線タグ受信部30が受信した無線タグ情報に含まれる商品コードに基づいて、売上登録処理を実行する(S15)。すなわち、制御部100は、何らかの理由で商品コードを読み取らず、無線タグ情報を受信した商品については、対応商品か非対応商品かを判断することなく、無線タグ情報に含まれる商品コードに基づいて、売上登録処理を実行する(S15)。そして制御部100は、処理を終了する。
無線タグ受信判断部102が、無線タグ受信部30が無線タグ情報を受信していないと判断した場合には(S18のNo)、制御部100は、タッチパネル21に設けられた終了ボタン(図示せず)が操作されたか否かを判断する(S21)。制御部100が、終了ボタンが操作されたと判断した場合には(S21のYes)、制御部100は、商品情報部131に記憶された商品情報に基づいて、会計処理を実行する(S22)。そして制御部100は、処理を終了する。また、制御部100が、終了ボタンが操作されていないと判断した場合には(S21のYes)、制御部100は、S11に戻る。
このような実施形態のセルフPOS端末1によれば、商品コードを読み取った商品について無線タグ情報が読み取られた商品については、無線タグ情報に含まれる商品コードに基づいて売上登録処理を実行する。そのため、無線タグ情報に含まれるシリアル番号に基づいて、個々の固有商品の管理を実行することができる。
また、実施形態のセルフPOS端末1によれば、対応商品であっても当該商品に係る無線タグ情報を受信しなければ、読み取った商品コードに基づいて売上登録処理を実行する。そのため、何らかの理由で無線タグから無線タグ情報を受信しなくても、売上登録処理の実行が可能である。
また、実施形態のセルフPOS端末1によれば、当該商品に係る無線タグ情報を受信しない対応商品について、無線タグ情報を受信しない旨を報知し、操作者の操作があると読み取られた商品コードに基づいて売上登録処理を実行する。そのため、対応商品について読み取った商品コードで売上登録処理を行ったことを操作者が認識することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、実施形態では、セルフPOS端末1を商品情報読取装置の一例として説明した。しかしながら、これに限らず、例えば、店員が操作する商品情報登録装置と顧客が操作する会計装置とを備えたセミセルフPOSの商品情報登録装置を商品情報読取装置としてもよい。また、店員が売上登録操作と会計操作を行う商品販売データ処理装置を、商品情報読取装置としてもよい。
また、実施形態では、コード読取部23は、シンボルを光学的に読み取って商品コードを取得するようにした。しかしながら、これに限らず、コード読取部23は、シンボルを撮像して、撮像したシンボルに基づいて商品コードを取得するようにしてもよい。
また、実施形態では、商品コードを商品特定情報の一例として説明した。しかしながら、これに限らず、商品特定情報は商品を特定する情報であれば、コード以外の情報であってもよい。
なお、実施形態のセルフPOS端末1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、実施形態のセルフPOS端末1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、実施形態のセルフPOS端末1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、実施形態のセルフPOS端末1で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 セルフPOS端末
22 表示部
23 コード読取部
30 無線タグ受信部
100 制御部
101 コード読取判断部
102 無線タグ受信判断部
103 対応判断部
104 コード売上登録処理部
105 無線タグ売上登録処理部
106 報知部
107 操作判断部
142 商品マスタ
特開2007−264918号公報

Claims (6)

  1. コード読取部が商品に付されたシンボルに基づいて商品を特定する商品特定情報を読み取ったことを判断するコード読取判断部と、
    無線タグ受信部が商品に付された無線タグに記憶されている商品を特定する無線タグ情報を受信したことを判断する無線タグ受信判断部と、
    無線タグが付される対応商品の前記商品特定情報を記憶する記憶部と、
    前記コード読取判断部が読み取ったと判断した前記商品特定情報に基づいて、当該商品が前記対応商品か無線タグが付されない非対応商品かを判断する対応判断部と、
    前記対応判断部が前記対応商品と判断した場合には、前記無線タグ受信判断部が受信したと判断した無線タグ情報に基づいて当該商品の売上登録処理を行う無線タグ売上登録処理部と、
    前記対応判断部が前記非対応商品と判断した場合には、読み取った前記商品特定情報に基づいて当該商品の売上登録処理を行うコード売上登録処理部と、
    を備えた商品情報読取装置。
  2. 前記コード売上登録処理部は、前記対応判断部が前記対応商品と判断した商品について、前記無線タグ受信判断部が無線タグ情報を受信しないと判断した場合に、前記商品特定情報に基づいて前記売上登録処理を行う、
    請求項1に記載の商品情報読取装置。
  3. 前記無線タグ受信判断部は、所定時間を経過しても前記無線タグ受信判断部が無線タグ情報を受信していないと判断した場合に、無線タグ情報を受信しないと判断する、
    請求項2に記載の商品情報読取装置。
  4. 前記無線タグ受信判断部が無線タグ情報を受信しないと判断した場合に、その旨を示す報知を行う報知部、
    をさらに備えた請求項2または3に記載の商品情報読取装置。
  5. 前記報知部の報知に対して所定の操作がされたかを判断する操作判断部、
    をさらに備え、
    前記コード売上登録処理部は、前記操作判断部が所定の操作がされたと判断した場合に、前記対応判断部が前記対応商品と判断した商品について、前記商品特定情報に基づいて前記売上登録処理を行う、
    請求項4に記載の商品情報読取装置。
  6. 商品情報読取装置としてのコンピュータを、
    コード読取部が商品に付されたシンボルに基づいて商品を特定する商品特定情報を読み取ったことを判断するコード読取判断部と、
    無線タグ受信部が商品に付された無線タグに記憶されている商品を特定する無線タグ情報を受信したことを判断する無線タグ受信判断部と、
    無線タグが付される対応商品の前記商品特定情報を記憶する記憶部と、
    前記コード読取判断部が読み取ったと判断した前記商品特定情報に基づいて、当該商品が前記対応商品か無線タグが付されない非対応商品かを判断する対応判断部と、
    前記対応判断部が前記対応商品と判断した場合には、前記無線タグ受信判断部が受信したと判断した無線タグ情報に基づいて当該商品の売上登録処理を行う無線タグ売上登録処理部と、
    前記対応判断部が前記非対応商品と判断した場合には、読み取った前記商品特定情報に基づいて当該商品の売上登録処理を行うコード売上登録処理部と、
    して機能させるためのプログラム。
JP2017238518A 2017-12-13 2017-12-13 商品情報読取装置およびプログラム Active JP6931322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017238518A JP6931322B2 (ja) 2017-12-13 2017-12-13 商品情報読取装置およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017238518A JP6931322B2 (ja) 2017-12-13 2017-12-13 商品情報読取装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019106038A JP2019106038A (ja) 2019-06-27
JP6931322B2 true JP6931322B2 (ja) 2021-09-01

Family

ID=67062440

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017238518A Active JP6931322B2 (ja) 2017-12-13 2017-12-13 商品情報読取装置およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6931322B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7431074B2 (ja) 2020-03-19 2024-02-14 東芝テック株式会社 読取装置及びプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007179458A (ja) * 2005-12-28 2007-07-12 Toshiba Tec Corp データ読取装置
JP4383471B2 (ja) * 2007-07-25 2009-12-16 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置
JP6134262B2 (ja) * 2013-12-27 2017-05-24 東芝テック株式会社 商品情報入力装置、システムおよびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019106038A (ja) 2019-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6310885B2 (ja) 商品情報処理装置
JP6890996B2 (ja) チェックアウト装置およびプログラム
JP6585475B2 (ja) チェックアウト装置およびプログラム
JP2011081619A (ja) 販売データ処理端末およびプログラム
JP5118733B2 (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP5101644B2 (ja) 販売データ処理端末及びプログラム
US10121332B2 (en) Settlement apparatus
JP2017228140A (ja) 読取装置及びプログラム
JP6675915B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6158717B2 (ja) 硬貨収受装置、決済処理装置および決済処理装置の制御プログラム
US20190188673A1 (en) Commodity information reading apparatus
JP2023026628A (ja) 商品データ処理装置、及び商品データ処理プログラム
JP6931322B2 (ja) 商品情報読取装置およびプログラム
EP3396610A1 (en) Commodity information reading device and commodity information reading method
EP3799001A1 (en) Commodity sales data processing apparatus
JP7221722B2 (ja) 物品情報読取装置およびプログラム
JP7193269B2 (ja) 商品情報読取装置およびプログラム
JP7370445B2 (ja) 物品情報読取装置およびプログラム
JP5358411B2 (ja) Pos端末装置、精算対象商品登録方法
US20200242314A1 (en) Information processing apparatus and information processing method
JP5396411B2 (ja) 金属検知機能付チェックアウト装置及びその制御プログラム
JP2013047884A (ja) 販売データ処理装置およびプログラム
JP5910382B2 (ja) 捨得レシート不正使用防止装置
JP2023002229A (ja) セルフチェックアウト装置およびプログラム
JP2021005414A (ja) チェックアウト装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210803

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6931322

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150