JP6931299B2 - 圧力隔壁 - Google Patents

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Description

本発明は、航空機のための圧力隔壁、より具体的には、構造的支持部を有する圧力隔壁に関する。
航空機のための圧力隔壁、具体的には、後部圧力隔壁は、通常、ドーム形状である。ドーム形状は、ドーム形状構造に作用する荷重を膜荷重(membrane load)として胴体構造体に効果的に分散させる能力がある。しかしながら、このドーム形状又は半球形の隔壁の欠点は、隔壁が湾曲した形状をもつので、隔壁を通してルーティングすることが難しいということである。システムが取り付けられる平坦面を設けるために追加の構造体が必要となるため、ドーム形状隔壁を通してシステムをルーティングすることは、さらに複雑な設計を必要とする。より平坦な隔壁は、電気、推進、及び燃料システム、並びに航空機内のその他のシステムのような航空機システムのためにより単純なインターフェースをもたらす。さらに、胴体の長さに沿った方向に延在するドーム形状隔壁が長手方向に延在する特性をもつので、ドーム形状が、胴体内の使用可能な客室空間に突き出してしまい、胴体内の空間を非効率的に占有することになる。
これに対して、航空機のための圧力隔壁は、より平坦な形状を有するように構築されてきた。より平坦な構成を有する隔壁は、胴体内部における空間効率がより優れている。しかし、このより平坦な形状により、ドーム形状隔壁よりも重量が重くなる。対称的に、ドーム形状隔壁はより効率良く荷重を分散させる。さらに、より平坦な圧力隔壁の構造は、平坦面にわたって作用する胴体からの加圧によるせん断荷重及び曲げ荷重に対して耐性をもつため、より複雑な支持構造を必要とする。これは、改善された荷重経路又は膜荷重分散により荷重をより効率良く分散させるドーム形状隔壁構造とは対照的である。
航空機のための圧力隔壁の実施例は、壁アセンブリを含む圧力隔壁を含む。壁アセンブリは、航空機の長さに対して非平行な方向に延在する第1の壁セクションを含む。壁アセンブリは、第1の壁セクションに固定された第2の壁セクションであって、第2の壁セクションが湾曲形状を含み、当該湾曲形状が、第1の壁セクションに向かう方向よりも航空機の後端に向かう方向に航空機の長さに沿ってさらに延在する凸部を含む、第2の壁セクションをさらに含む。
圧力隔壁を組み立てる方法の実施例は、第1の壁セクション及び第2の壁セクションを互いに隣接するように位置付けするステップを含む。この方法は、第1の壁セクションを第2の壁セクションに固定するステップであって、第2の壁セクションが、第1の壁セクションに向かう方向よりも航空機の後端に向かう方向に航空機の長さに沿ってさらに延在する凸部を有する湾曲形状を含み、第1の壁セクションと第2の壁セクションとの間にスプライスジョイントが形成され、壁アセンブリが形成される、固定するステップをさらに含む。
上述の特徴、機能、及び利点は、様々な実施形態において単独で実現することが可能であり、或いは、さらに別の実施形態において組み合わせることが可能である。これらの実施形態は、以下の説明及び添付図面を参照することによってさらに詳細に理解することができる。
隔壁の断面を示す航空機の後部の部分切欠き側面図である。 航空機の前方側に向かって延在するストリンガに伴う図1に示す隔壁壁アセンブリの斜視後方図である。 図2の隔壁壁アセンブリの斜視前方図である。 図2のライン4−4に沿って切り取られたスプライスジョイントの断面図である。 図3のライン5−5に沿って切り取られた、隔壁の壁アセンブリの前方側上に延在する第2の壁セクションのクリップ固定の断面図である。 図2の隔壁の壁アセンブリの後方側の部分切り抜き拡大底面斜視図である。 図2の隔壁の壁アセンブリの後方側の部分切り抜き拡大斜視図である。 図3のライン8−8に沿って切り取られた、一次支持梁に関連付けられた壁アセンブリの前方側上に延在する中間ブラケットを示す断面図である。 図3のライン9−9に沿って切り取られた、二次支持梁に関連付けられた壁アセンブリの前方側上に延在する中間ブラケットを示す断面図である。
後部圧力隔壁のような、航空機の圧力隔壁は、隔壁の構成に応じて、その構造に対する特定の要求がある。例えば、ドーム形状の隔壁は、荷重を分散するという利点があり、平坦に構成された隔壁よりも構造重量が軽い。その一方で、圧力隔壁のより平坦な構成は、より重量のある構成及びより複雑な支持システムを必要とすることが多いが、隔壁構造を通して航空機システムを貫通させることがより容易となる。本明細書に記載された装置及び方法は、これらの種々の隔壁構成の利点を有利に利用する。
図1を参照すると、航空機10は、航空機10の後端又は後方側14に位置付けされた尾部12を含む。圧力隔壁16は、航空機10のキャビン20を含む前方側又は加圧側18から航空機10の後方側又は非加圧側14の密封分離をもたらすために、航空機10に中に位置付けされる。航空機10が高度を上げるにつれて、航空機10は、キャビン20を加圧してキャビン20内の乗客により快適な環境を提供する。加圧プロセス中、航空機10の後部側14に向かってキャビン20の中から隔壁16に力が加わり、この加圧の時点で、後方側14が航空機10の外部環境に対して圧力密封されなかった結果として、後方側14は空気圧力の減少を経験する。航空機10が高度を下げると、航空機10の後方側14は圧力が上昇し、前方側18のキャビン20圧力は、航空機10が着陸する高度の空気圧力と同等になるように正常化される。
圧力隔壁16は、第1の壁セクション24及び第2の壁セクション26を含む壁アセンブリ22を含む。これらについては、本明細書でより詳細に説明される。本明細書でより詳しく説明される隔壁支持アセンブリ28は、特にキャビン20の加圧中に隔壁16の壁アセンブリ22に対して支持をもたらす。
図1から図3に示す第1の壁セクション24は、航空機10の長さLに対して非平行な方向30で延在する。本実施形態では、第1の壁セクション24は、航空機10の長さLに対して概して横断方向30に延在する。第2の壁セクション26は、第1の壁セクション24に固定される。第2の壁セクション26は、図1に示すように、湾曲形状32を含み、湾曲形状32は、第1の壁セクション24に向かう方向よりも航空機10の後端14に向かう方向36で航空機10の長さLに沿ってさらに延在する凸部34を含む。第1の壁セクション24は、比較的平坦な構成を有するように、或いは、必要に応じて何らかの湾曲又は輪郭を有するように構築される。しかしながら、第1の壁セクション24は、第2の壁セクション26の構成よりも平坦な構成を有する。第2の壁セクション26の構成よりも第1の壁セクション24が平坦であるこの構成により、隔壁16を通して、且つ第1の壁セクション24において画定された開口部38(図2及び図3に示す)を通して、電気、推進、及び燃料システム、並びにその他のシステムのようなシステムを貫通させるより効率の良い構成を第1の壁セクション24にもたらす。
第2の壁セクション26は、湾曲形状32をもち、本実施形態では、図1で示すようにドーム形状40をもつ。第2の壁セクション26のドーム形状40は、航空機10の胴体42に対して、効率の良い膜荷重分散の利点をもたらす。隔壁16が経験する荷重は、特に航空機10が高度を上げ、キャビン20を含む隔壁16の前方側18が加圧され、隔壁16の後方側14の圧力が減少する際に生じる。第2の壁セクション26のドーム形状40構成は、第2の壁セクション26がより平坦な構成である場合よりも、必要な重量が少なく、より平坦な構成よりも、第2の壁セクション26を支持する複雑な支持構造体の必要性が減る。
図2及び図3で示すように、第1の壁セクション24及び第2の壁セクション26が、胴体42と圧力密封接続を確立するために胴体42の内のり寸法内で延在するよう、第2の壁セクション26は、第1の壁セクション24から離れる方向に延在する。第1の壁セクション24及び第2の壁セクション26は、航空機10の長さLに対して非平行な方向46で壁アセンブリ22にわたって延在するスプライスジョイント44に沿って共に固定される。図4に示すスプライスジョイント44は、スプライスジョイント44に沿って互いから離間されるように位置付けされた第1の壁セクション24及び第2の壁セクション26を含み、第1の壁部材24と第2の壁部材26との間に間隙47が形成される。スプライスプレート48が、第1の壁セクション24及び第2の壁セクション26に当接し、且つ間隙47をまたぐように位置付けされる。スプライス部材47が、第1の壁部材24及び第2の壁部材26にリベット留めされ(さもなければ、本明細書に記載された部材のその他の固定具について述べられているように固定され)、スプライスジョイント44に沿って第1の壁部材24及び第2の壁部材26の圧力密封接続がもたらされる。
圧力隔壁16は、図2及び図3で示されているように、コード構造体50をさらに含む。コード構造体50は、壁アセンブリ22の第1の壁セクション24及び第2の壁セクション26の外周51で延在する。クロス部材52が胴体42の外板54に沿って、且つその上で延在する状態で、コード構造体が外周51で延在するので、図5に示すコード構造体50は、概して「T」形状の断面構成を有する。ステム部材56は、クロス部材52から離れる方向でクロス部材52から離れるように延在する。本明細書でより詳しく説明されるように、コード構造体50は、壁アセンブリ22と胴体42との間の密封接続を容易にする。本実施形態では、壁アセンブリ22の第2の壁セクション26は、図3及び図5に示すように、ドーム形状40の半径方向に延在する補強リブ支持部材27を含み、これは、壁セクション26に構造的支持をもたらし、膜荷重分散を助ける。
ステム部材56の前方側18では、図5に示すように、ドーム固定ガセット62のベース60が、ステム部材56の上部からコード構造体50のクロス部材52まで延在する。図2及び図3に示すように、ドーム固定ガセット62は、2つの離間されたプレート57及び59を含み、これらのプレートは、図3及び図5に示すように、ストリンガ72のベース73上で延在するようにストリンガ72内に位置付けされ、本実施形態では、ストリンガ72は、概して樋のような構成を有する。したがって、図5に示すように、ドーム固定ガセット62のプレート59が示される。この図面で示していないプレート57の固定は、ここでプレート59について説明している態様と同様である。
ステム部材56の上部分61、ベース60、及びステム部材56は、第2の壁部材26の一部を挟む。ステム部材56の上部分61、ステム部材56、第2の壁部材26、ベース60、及びプレート59は、概略的に示すリベット64で共に固定される。本実施形態で部材を共に固定する方法としてリベットに言及する際、部材を固定するために他の種類の固定手段(ボルト、溶接、又はその他の周知の固定手段など)を利用してもよいことを理解されたい。ステム部材56の下方部分65、ドーム固定ガセット62のベース60は、互いに当接するように位置付けされ、ステム部材56、ベース60、及びプレート59は、本実施形態でも概略的に示すリベット66で共に固定される。
コード構造体50のステム部材56の前方側18では、クロス部材52が外板54とプレート59との間に挟まれている状態で、ドーム固定ガセット62のプレート59が概略的に示すリベット68で外板54に固定されている。キャビン20内へと前方側18の方向にさらに延在して、ドーム固定ガセット62のプレート59は、コード構造体50のクロス部材52を越えて延在する。プレート59は、概略的に示すリベット70でストリンガ72のベース73を通して、外板54に固定されている。本実施形態のこれらのリベット接続の結果、第2の壁セクション26から発生する膜荷重が、胴体42の外板54に伝達される。
図6及び図7を参照すると、圧力隔壁16は、壁アセンブリ22の後方側14上に位置付けされた一次支持梁74をさらに含む。本実施形態では、梁74は、図2に示すように、スプライスジョイント44の方向46に沿って延在する。一次支持梁74の第1の端部76及び対向する第2の端部78は、それぞれコード構造体50に固定される。第2の端部78をコード構造体50と相互接続すること、壁アセンブリ22から一次支持梁74によって受けた荷重を隔壁16の前方側18に伝達することは、第1の端部76について説明される態様と同様である。したがって、一次支持梁74の第1の端部76の接続に関する本明細書に説明は、一次支持梁74の対向する第2の端部78の接続及び性能の説明を提供する。
上述のように、一次支持梁74は、図3に示すスプライスジョイント44の方向46に延在する。航空機10の内部の加圧中、図4及び図7で示すように、支持ガセット80は、スプライスジョイント44に沿って壁アセンブリ22から荷重を受け、荷重を一次支持梁74に伝達する。ガセット80は、第1の端部82及び対向する第2の端部84を含む。ガセット80の第1の端部82は、ボルト、リベット、溶接、又はその他の固定手段によって、一次支持梁74に固定されている。ガセット80は、一次支持梁74に接続されている第1の端部82から壁アセンブリ22に接続されている対向する第2の端部84まで延在する。第2の端部84は、同様に、ボルト、リベット、溶接、又はその他の固定手段によって、壁アセンブリ22に固定されている。
一次支持梁74の第1の端部76は、図6及び図7に示すように、第1のブラケットアセンブリ86を用いてコード部材50に固定されている。第1のブラケットアセンブリ86は、コード部材50の後方側14上に位置付けされ、一次支持梁74の対向する第2の端部78は、さらにコード部材50の後方側14上に位置付けされた第2のブラケットアセンブリ88を用いてコード部材50に固定されている。第1のブラケットアセンブリ86は、図3、図6、及び図8に示すように、第1の中間ブラケット部材90にさらに固定されている。第1の中間ブラケット部材90は、コード構造体50の対向する前方側18上に位置付けされており、第1の中間ブラケット部材90は、コード部材50の対向する前方側18から離れる方向に延在する。第2のブラケットアセンブリ88は、図3に示すように、第2の中間ブラケット部材92にさらに固定されている。第2の中間ブラケット部材92は、コード構造体50の対向する前方側18上にさらに位置付けされており、第2の中間ブラケット部材92は、さらにコード部材50の対向する前方側18から離れる方向に延在する。
本実施形態では、図7に示す第1のブラケットアセンブリ86は、(完全に示されていないが)図6に示す第2のブラケットアセンブリ88と同じように構築されている。第1のブラケットアセンブリ86は、離間されたピン開口95を画定する第1のラグアセンブリ94を含む。第1のラグアセンブリ94は、リベット、ボルト、溶接、又はその他の固定手段によって、一次支持梁74に固定されている。同様に離間されたピン開口98を画定する第2のラグアセンブリ96は、以下で説明されるように、コード50に固定されている。第1のブラケットアセンブリ86は、コネクタプレート100をさらに含んでおり、本実施形態では、プレート100は、両平面プレートであり、プレート100の互いに対向する端部は、ピン開口(図示せず)を画定する。コネクタプレート100の各ピン開口が、第1のラグアセンブリ94の離間されたピン開口95と第2のラグアセンブリ96の離間されたピン開口98と位置合わせされた状態で、ピン102は、これらの位置合わせされた開口の中に挿入され、それにより、第1のラグアセンブリ94と第2のラグアセンブリ96との間の接続がもたらされ、第1のブラケットアセンブリ86を備えた一次支持梁74がコード構造体50に接続される。
図8に示す第1の中間ブラケット部材90及び図3に示す第2の中間ブラケット部材92は、それぞれ、第1のブラケットアセンブリ86及び第2のブラケットアセンブリ88に接続されている。同様に、第1の中間ブラケット部材90及び第2の中間ブラケット部材92は、航空機10の外板54に接続されている。第1のブラケットアセンブリ86及び第2のブラケットアセンブリ88は、それぞれ、本実施形態では同じように、第1の中間ブラケット部材90及び第2の中間ブラケット部材92に固定接続されている。同様に、本明細書では、第1の中間ブラケット部材90及び第2の中間ブラケット部材92は、同じように航空機10の外板54に接続される。
図8を参照すると、コード構造体50のステム56が第1のラグアセンブリ96と第1の中間ブラケット部材90との間に位置付けされている状態で、第1のブラケットアセンブリ86の第1のラグアセンブリ96が、コード構造体50の後方側14上に位置付けされているように示されている。図8では、第1の中間ブラケット90は、ウエブ103、上方フランジ104及び下方フランジ106(図3に図示)と共に示されている。さらに、第1の中間ブラケット90の背面プレート105がウエブ103に沿って延在する。コード構造体50のステム56の上方部分61では、概略的に示すリベット108が、ウエブ103、第1の中間ブラケット90の背面プレート105、ステム56、及び第1のブラケットアセンブリ86の第1のラグアセンブリ96を共に固定する。ここで利用されている他のリベット固定具の場合のように、ボルトや溶接などのその他の形態の固定手段を利用してもよい。
コード構造体50のステム56の下方部分65では、概略的に示すリベット110が、ウエブ103及び第1の中間ブラケット90の背面プレート105をステム56に固定する。コード構造体50の前方側18上のクロス部材52は、一方の側の第1の中間ブラケット90のウエブ103及び下方フランジ106と、他方の側の航空機10の外板54との間に位置付けされている。クロス部材52は、概略的に示すリベット112でウエブ103、下方フランジ106、及び外板54に固定されている。第1の中間ブラケット90がコード構造体50のステム56から離れる方向に延在するにつれて、概略的に示すリベット114が、第1の中間ブラケット90のウエブ103及び下方フランジ106を外板54に固定する。
第1の中間ブラケット90の遠位端116では、クリップ118がリベット120で第1の中間ブラケット90のウエブ103に固定されている。クリップ118の遠位端119は、外板54に延在する外板クリップ121に当接する。本実施形態では、外板クリップ121のクロス部材123は、外板54を覆う。本実施例では、外板クリップ121は、リベット125を用いて、或いは、部材の固定について本明細書に記載されているその他の固定具によって、クリップ118及びリブ131に固定されている。外板クリップ121のクロス部材123は、概略的に示すリベット133を用いて、或いは、部材の固定について本明細書に記載されているその他の固定具によって、外板54にリベット留めされている。本実施例では、ストリンガ72は、本図面において第1の中間部材90の背後に位置付けされ、第1の中間部材90から離間されているよう示されている。クリップ118を用いた外板54への固定により、一次支持梁74に関連付けられた第1のブラケット部材86の第1のラグアセンブリ96からの荷重作用から第1の中間部材90に作用する誘導モーメントに抵抗するように、第1の中間部材90の固定付けが実現する。
したがって、加圧中に壁アセンブリ22にかけられた荷重は、ガセット80を通して一次支持梁74に加えられる。一次支持梁74は、この荷重を部分的に第1のブラケットアセンブリ86及び第2のブラケットアセンブリ88に伝達する。第1のブラケットアセンブリ86及び第2のブラケットアセンブリ88がコード構造体50に接続された状態で、例えば、図8に示す第1のラグアセンブリ96は、コード構造体50のステム56及び第1の中間ブラケット90に接続する。第1の中間ブラケット90は、航空機10の胴体42の外板54に接続且つ固定付けされる。これは、第2のブラケットアセンブリ88がコード構造体50及び第2の中間ブラケット92に接続する場合と同様であり、第2の中間ブラケット92は、外板54に接続且つ固定付けされる。
一次支持梁74へのさらなる支持は、図6及び図7で示すように、さらに少なくとも1つの二次支持梁122を用いてもたらされる。本実施形態では、4つの二次支持梁122が、一次支持梁74の長さに沿って離間されて位置付けされており、それぞれ、一次支持梁74及びコード構造体50に固定されている。二次支持梁122は、第1の端部124及び対向する第2の端部126を含む。第1の端部124は、コード構造体50の後方側14上に位置付けされた第1のブラケットアセンブリ128を用いてコード構造体50に接続されている。対向する第2の端部126は、壁アセンブリ22及びコード構造体50の後方側14上に位置付けされた第2のブラケットアセンブリ130を用いて一次支持梁74に接続されている。
図7に示すように、二次支持梁122の第1の端部124は、第1のブラケットアセンブリ128を用いてコード構造体50に固定されている。第1のブラケットアセンブリ128は、以下で説明されるように、開口(図示せず)を画定し、且つコード構造体50に固定された第1のラグコネクタ132を含む。二次支持梁122の第1の端部124は、開口135を画定する第2のラグコネクタ134を含む。第1のラグコネクタ132の開口135を通して位置付けされたピン136は、二次支持梁122の第1の端部124とコード構造体50との間で第1のピン接続138を形成する。
図6に示すように、二次支持梁122の第2の端部126は、開口141を画定する第3のラグコネクタ140を含み、一次支持梁74は、本実施形態では一次支持梁74を通って延在する孔(図示せず)を含む第4のラグコネクタ142を含む。第3のラグコネクタ140の開口141が第4のラグコネクタ142の開口と位置合わせされた状態で、ピン144が、第3のラグコネクタ140の開口141及び第4のラグコネクタ142の開口を通って延在するように位置付けされる。このようにピン144が位置付けされて、第2のピン接続146が二次支持梁122の第2の端部126と一次支持梁74との間で形成される。
図6に示すように、第1のピン接続138がコード構造体50から離間されている程度よりも第2のピン接続146が壁アセンブリ22の第1の壁セクション24からさらに離間されて位置付けされるように、二次支持梁122は、図6及び図7で示すように、第1のピン接続138と第2のピン接続146との間で延在する脚148をさらに含む。
図2、図3、図7、及び図9を参照すると、第1のブラケットアセンブリ128は、二次支持梁122の第1の端部124をコード構造体50の後方側14に固定する。以下でさらに詳細に説明されるように、第1のブラケットアセンブリ128は、コード構造体50の反対側の前方側18上に位置付けされた第3の中間ブラケット150にさらに固定されている。第3の中間ブラケット150は、コード構造体50の反対側の前方側18から離れる方向に延在し、第3の中間ブラケット150は、航空機10の胴体42の外板54に固定されている。
図9を参照すると、第1のブラケットアセンブリ128は、コード構造体50のステム56が第1のラグコネクタ132と第3の中間ブラケット150との間に位置付けされている状態で、第1のブラケットアセンブリ128の第1のラグコネクタ132がコード構造体50の後方側14上に位置付けされているように、示されている。
図9では、第3の中間ブラケット150は、ウエブ152、上方フランジ154及び下方フランジ156(図3に図示)と共に示されている。さらに、第3の中間ブラケット150の背面プレート158がウエブ152に沿って延在する。コード構造体50のステム56の上方部分61では、概略的に示すリベット160が、ウエブ152、第3の中間ブラケット150の背面プレート158、第1の壁セクション24、ステム56、及び第1のブラケットアセンブリ128の第1のラグコネクタ132を共に固定する。ここで利用されている他のリベット固定具の場合のように、ボルトや溶接などのその他の形態の固定手段を利用してもよい。
コード構造体50のステム56の下方部分65では、概略的に示すリベット162が、ウエブ152、第3の中間ブラケット150の背面プレート158、ステム56、及び第1のブラケットアセンブリ128の第1のラグコネクタ132を共に固定するように使用される。コード構造体50の前方側18上のクロス部材52は、一方の側の第3の中間ブラケット150のウエブ152及び下方フランジ156と、他方の側の航空機10の胴体42の外板54との間に位置付けされている。クロス部材52は、概略的に示すリベット164でウエブ152、下方フランジ156、及び外板54に固定されている。第3の中間ブラケット150がコード構造体50のステム56から離れる方向に延在するにつれて、概略的に示すリベット166が、第3の中間ブラケット150のウエブ152及び下方フランジ156を胴体42の外板54に固定する。
本実施例では、ストリンガ72は、第3の中間ブラケット150の背後に位置付けされ、第3の中間部材150から離間されているよう示されている。二次支持梁122の背面壁部材168は、第1のブラケットアセンブリ128から延在し、第1の壁セクション24の後方側14に当接する。背面壁部材168は、航空機10の内部の前方側18の加圧の間、第1の壁セクション24に対してさらなる支持をもたらす。
したがって、上述のように、加圧中に壁アセンブリ22にかけられた荷重は、ガセット80を通して一次支持梁74に加えられる。一次支持梁74は、この荷重を部分的に、第2のブラケットアセンブリ130から第1のブラケットアセンブリ128まで、二次支持梁122に伝達する。上述のように、第1のブラケットアセンブリ128は、図9に示すように、コード構造体50のステム56及び第3の中間ブラケット150に接続されている。次いで、第3の中間ブラケット150は、航空機10の胴体42の外板54に接続且つ固定付けされる。他の二次支持梁122の荷重経路も同じ態様であり、荷重は、一次支持梁74から第3の中間ブラケット150まで伝達され、そこから胴体42の外板54の中に固定付けされた部分へと伝わる。
圧力隔壁16を組み立てる方法は、第1の壁セクション24及び第2の壁セクション26を互いに隣接するように位置付けするステップを含む。この方法は、第1の壁セクション24を第2の壁セクション26に固定するステップであって、第2の壁セクション26が、第1の壁セクション24に向かう方向よりも航空機10の後端14に向かう方向36で航空機10の長さLに沿ってさらに延在する凸部34を有する湾曲形状32を含む、固定するステップをさらに含む。第1の壁セクション24を第2の壁セクション26に固定することは、第1の壁セクション24と第2の壁セクション26との間にスプライスジョイント44を形成し、壁アセンブリ22を形成する。
この方法は、壁アセンブリ22の外側の周囲51にコード構造体50を位置付けするステップをさらに含む。この方法は、図2に示すように、スプライスジョイント44に沿った方向46に延在するように壁アセンブリ22の後方側14上に一次支持梁74を位置付けするステップをさらに含む。コード構造体50の後方側14上に位置付けされた第1のブラケットアセンブリ86を用いて一次支持梁74の第1の端部76をコード構造体50に固定し、第1のブラケットアセンブリ86をコード構造体50の反対側の前方側18に位置付けされた第1の中間ブラケット部材90に固定するステップをさらに含む。第1の中間部材90は、コード構造体50の反対側の前方側18から離れる方向に延在する。この方法は、コード構造体50の後方側14上に位置付けされた第2のブラケットアセンブリ88を用いて一次支持梁74の対向する第2の端部78をコード構造体50に固定し、第2のブラケットアセンブリ88をコード構造体50の反対側の前方側18に位置付けされた第2の中間ブラケット部材92に固定するステップをさらに含む。第2の中間ブラケット部材92は、コード構造体50の反対側の前方側18から離れる方向に延在する。
この方法は、第1の中間ブラケット部材90及び第2の中間ブラケット部材92をそれぞれ航空機10の外板54に固定するステップを含む。さらに、この方法は、コード構造体50の後方側14上に位置付けされた第1のブラケットアセンブリ128を用いて二次支持梁122の第1の端部124をコード構造体50に固定し、第1のピン接続138を形成するステップをさらに含む。さらに、この方法は、コード構造体50の後方側14上に位置付けされた第2のブラケットアセンブリ130を用いて二次支持梁122の第2の端部126を一次支持梁74に固定し、第2のピン接続146を形成するステップを含む。図6に示すように、第1のピン接続138がコード構造体50から離間されている程度よりも第2のピン接続146が壁アセンブリ22の第1の壁セクション24からさらに離間されて位置付けされるように、二次支持梁122は、図7で示すように、第1のピン接続138と第2のピン接続146との間で延在する脚148を含む。
圧力隔壁16を組み立てるためのこの方法は、図6及び図9に示すように、コード構造体50の後方側14上に位置付けされた二次支持梁122に関連付けられた第1のブラケットアセンブリ128を、コード構造体50の反対側の前方側18上に位置付けされた第3の中間ブラケット150に固定するステップをさらに含む。第3の中間部材150は、コード構造体50の反対側の前方側18から離れる方向に延在する。さらに、この方法は、図9に示すように、第3の中間ブラケット150を航空機10の外板54に固定するステップを含む。
様々な実施形態が上述されてきたが、この開示は、それらに限定されることを意図するものではない。開示されている実施形態に対しては、さらに添付の特許請求の範囲内にある変形例を作成してもよい。

Claims (20)

  1. 航空機のための圧力隔壁であって、
    前記航空機の長さに対して非平行な方向に延在する第1の壁セクションと、
    前記第1の壁セクションに固定された第2の壁セクションであって、前記第2の壁セクションが湾曲形状を含み、前記湾曲形状が、前記第1の壁セクションよりも前記航空機の後端に向かう方向に前記航空機の前記長さに沿ってさらに延在する凸部を含む、第2の壁セクションと
    を備えている壁アセンブリと、
    前記壁アセンブリの外周に延在するコード構造体と、
    前記壁アセンブリの後方側上に位置付けされた一次支持梁と、
    を備え
    前記一次支持梁の第1の端部及びそれに対向する第2の端部がそれぞれ前記コード構造体に固定され、
    前記一次支持梁が、前記航空機の前記長さに対して非平行な方向に前記壁アセンブリに沿って延在する、航空機のための圧力隔壁。
  2. 前記第2の壁セクションの前記湾曲形状が、ドーム形状を含む、請求項1に記載の圧力隔壁。
  3. 前記第2の壁セクションが、前記第1の壁セクションから離れる方向に延在する、請求項1又は2に記載の圧力隔壁。
  4. 前記第1の壁セクション及び前記第2の壁セクションが、前記航空機の前記長さに対して非平行な方向に前記壁アセンブリにわたって延在するスプライスジョイントに沿って共に固定されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の圧力隔壁。
  5. 記コード構造体が、前記壁アセンブリ、並びに前記航空機のリブ及び外板に固定されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の圧力隔壁。
  6. 記一次支持梁が、前記スプライスジョイントの方向に沿って延在する、請求項に記載の圧力隔壁。
  7. 第1の端部及びそれに対向する第2の端部を備えた支持ガセットをさらに含み、
    前記第1の端部が前記一次支持梁に固定され、前記支持ガセットが一定の方向で前記一次支持梁から前記対向する第2の端部まで延在し、
    前記対向する第2の端部が前記壁アセンブリに固定され、前記壁アセンブリが前記航空機の内部で加圧されている状態で、前記支持ガセットが荷重力を前記一次支持梁に伝達する、請求項6に記載の圧力隔壁。
  8. 前記一次支持梁の前記第1の端部が、前記コード構造体の後方側上に位置付けされた第1のブラケットアセンブリを用いて前記コード構造体に固定され、前記一次支持梁の前記対向する第2の端部が、前記コード構造体の前記後方側上に位置付けされた第2のブラケットアセンブリを用いて前記コード構造体に固定され、
    前記第1のブラケットアセンブリが、前記コード構造体の反対側の前方側上に位置付けされた第1の中間ブラケット部材にさらに固定され、前記第1の中間ブラケット部材が、前記コード構造体の前記反対側の前方側から離れる方向に延在し、
    前記第2のブラケットアセンブリが、前記コード構造体の反対側の前方側上に位置付けされた第2の中間ブラケット部材にさらに固定され、前記第2の中間ブラケット部材が、前記コード構造体の前記反対側の前方側から離れる方向に延在する、請求項6又は7に記載の圧力隔壁。
  9. 前記第1の中間ブラケット部材及び前記第2の中間ブラケット部材が、それぞれ、前記航空機の外板に固定されている、請求項8に記載の圧力隔壁。
  10. 第1の端部及びそれに対向する第2の端部を備えた少なくとも1つの二次支持梁をさらに含み、
    前記第1の端部が、前記コード構造体の後方側上に位置付けされた第1のブラケットアセンブリを用いて前記コード構造体に接続され、
    前記対向する第2の端部が、前記コード構造体の前記後方側上に位置付けされた第2のブラケットアセンブリを用いて前記一次支持梁に接続されている、請求項6から9のいずれか一項に記載の圧力隔壁。
  11. 前記第1のブラケットアセンブリが、前記少なくとも1つの二次支持梁の前記第1の端部を前記コード構造体に固定し、前記第1のブラケットアセンブリが、前記コード構造体に固定された第1のラグコネクタを備え、前記少なくとも1つの二次支持梁の前記第1の端部が、第2のラグコネクタを備え、前記第1のラグコネクタ及び前記第2のラグコネクタを通して位置付けされたピンが、前記少なくとも1つの二次支持梁と前記コード構造体との間で第1のピン接続を形成する、請求項10に記載の圧力隔壁。
  12. 前記少なくとも1つの二次支持梁の前記対向する第2の端部が、第3のラグコネクタを備え、前記一次支持梁が、第4のラグコネクタを備え、前記第3のラグコネクタ及び前記第4のラグコネクタを通して位置付けされたピンが、前記少なくとも1つの二次支持梁と前記一次支持梁との間で第2のピン接続を形成する、請求項11に記載の圧力隔壁。
  13. 前記少なくとも1つの二次支持梁が、前記第1のピン接続と前記第2のピン接続との間で延在する脚をさらに含み、前記第1のピン接続が前記コード構造体から離間されている程度よりも前記第2のピン接続が前記壁アセンブリの前記第1の壁セクションからさらに離間されて位置付けされている、請求項12に記載の圧力隔壁。
  14. 前記第1のブラケットアセンブリが前記コード構造体の前記後方側上に位置付けされている状態で、前記第1のブラケットアセンブリが、前記コード構造体の反対側の前方側上に位置付けされ且つ前記コード構造体の前記反対側の前方側から離れる方向に延在する第3の中間ブラケット部材にさらに固定される、請求項12又は13に記載の圧力隔壁。
  15. 前記第3の中間ブラケット部材が、前記航空機の外板に固定されている、請求項14に記載の圧力隔壁。
  16. 圧力隔壁を組み立てる方法であって、
    壁アセンブリを形成するように、第1の壁セクション及び第2の壁セクションを互いに隣接させて位置付けするステップを含み、
    記第2の壁セクションが、前記第1の壁セクションよりも航空機の後端に向かう方向に前記航空機の長さに沿ってさらに延在する凸部を有する湾曲形状を含み
    コード構造体が前記壁アセンブリの外周に延在し、
    一次支持梁が前記壁アセンブリの後方側上に位置付けされ、
    前記一次支持梁の第1の端部及びそれに対向する第2の端部がそれぞれ前記コード構造体に固定され、
    前記一次支持梁が、前記航空機の前記長さに対して非平行な方向に前記壁アセンブリに沿って延在する、方法。
  17. 前記位置付けするステップは、前記第1及び前記第2の壁セクションをスプライスジョイントに沿って共に固定することをさらに含む、請求項16に記載の圧力隔壁を組み立てる方法。
  18. 前記スプライスジョイントに沿った方向に延在するように前記壁アセンブリの後方側上に一次支持梁を位置付けするステップ、
    前記コード構造体の後方側上に位置付けされた第1のブラケットアセンブリを用いて前記一次支持梁の第1の端部を前記コード構造体に固定し、前記第1のブラケットアセンブリを前記コード構造体の反対側の前方側上に位置付けされた第1の中間ブラケット部材に固定するステップであって、前記第1の中間ブラケット部材が、前記コード構造体の前記反対側の前方側から離れる方向に延在する、固定するステップ、
    前記コード構造体の前記後方側上に位置付けされた第2のブラケットアセンブリを用いて前記一次支持梁の対向する第2の端部を前記コード構造体に固定し、前記第2のブラケットアセンブリを前記コード構造体の反対側の前方側上に位置付けされた第2の中間ブラケット部材に固定するステップであって、前記第2の中間ブラケット部材が、前記コード構造体の前記反対側の前方側から離れる方向に延在する、固定するステップ、及び
    前記第1の中間ブラケット部材及び前記第2の中間ブラケット部材をそれぞれ前記航空機の外板に固定するステップ
    をさらに含む、請求項17に記載の圧力隔壁を組み立てる方法。
  19. 前記コード構造体の前記後方側上に位置付けされた第1のブラケットアセンブリを用いて少なくとも1つの二次支持梁の第1の端部を前記コード構造体に固定し、第1のピン接続を形成するステップ、及び
    前記コード構造体の前記後方側上に位置付けされた第2のブラケットアセンブリを用いて前記少なくとも1つの二次支持梁の第2の端部を前記一次支持梁に固定し、第2のピン接続を形成するステップであって、前記少なくとも1つの二次支持梁が、前記第1のピン接続と前記第2のピン接続との間で延在する脚を備え、前記第1のピン接続が前記コード構造体から離間されている程度よりも前記第2のピン接続が前記壁アセンブリの前記第1の壁セクションからさらに離間されて位置付けされている、形成するステップ
    をさらに含む、請求項18に記載の圧力隔壁を組み立てる方法。
  20. 前記コード構造体の前記後方側上に位置付けされた前記少なくとも1つの二次支持梁に関連付けられた前記第1のブラケットアセンブリを、前記コード構造体の反対側の前方側から離れる方向に延在する、前記コード構造体の前記反対側の前方側上に位置付けされた第3の中間ブラケット部材に固定するステップ、及び
    前記第3の中間ブラケット部材を前記航空機の前記外板に固定するステップ
    をさらに含む、請求項19に記載の圧力隔壁を組み立てる方法。
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