JP2018111494A - 継手アセンブリおよびその組立て方法 - Google Patents

継手アセンブリおよびその組立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】翼を航空機の機体に結合するのに使用される継手アセンブリを提供する。【解決手段】航空機用の継手アセンブリ400が提供される。継手アセンブリ400は、第1フランジ410、第2フランジ412及び第3フランジを含む単一の主取付具402と、少なくとも1つの留具を用いて第1フランジ410に結合された外桁構成部品404と、少なくとも1つの留具を用いて第2フランジ412に結合された内桁構成部品406と、少なくとも1つの留具を用いて第3フランジに結合された本体リブ408とを含む。【選択図】図5

Description

本開示の分野は一般的に航空機アセンブリに関し、さらに詳しくは、翼を航空機の機体に結合するのに使用される継手アセンブリに関する。
航空機は一般的に、機体に結合される少なくとも2つの翼を含む。各翼は、機体に沿って延びる関連本体リブに結合される桁を含む。さらに詳しくは、少なくとも一部の公知の航空機では、継手アセンブリは桁を関連する本体リブに結合する。継手アセンブリはまた、航空機の他の部品、例えば着陸装置を機体に結合するためにも使用される。
少なくとも一部の公知の継手アセンブリは、留具を用いて相互接続された複数の異なる構成部品を含む比較的複雑なアセンブリである。構成部品および留具の数のため、そのような継手アセンブリは、製造が比較的高価であり、組立てに比較的時間がかかり、かつ難しく、しかも比較的重い。さらに、少なくとも一部の公知の継手アセンブリは、比較的大きい間隙によって分離された2つの突起を含む後桁隔壁取付部品を含む。例えば、図1は、第1突起12および第2突起14を含む公知の後桁隔壁取付部品10の略図である。第1突起12および第2突起14は、間隙16によって分離される。したがって、後桁隔壁取付部品10に荷重が加えられたときに、第1突起12および第2突起14における対抗する力によって、モーメントまたはトルクが誘発される。
一態様では、航空機用の継手アセンブリが提供される。継手アセンブリは、第1フランジ、第2フランジ、および第3フランジを含む単一の主取付具と、少なくとも1つの留具を用いて第1フランジに結合された外桁構成部品と、少なくとも1つの留具を用いて第2フランジに結合された内桁構成部品と、少なくとも1つの留具を用いて第3フランジに結合された本体リブとを含む。
別の態様では、航空機用の継手が提供される。継手は、主取付具を航空機の外桁構成部品に結合するように構成された第1フランジと、主取付具を航空機の内桁構成部品に結合するように構成された第2フランジと、主取付具を航空機の本体リブに結合するように構成された第3フランジとを含む単一の主取付具を含む。
さらに別の態様では、航空機の継手アセンブリを組み立てる方法が提供される。方法は、少なくとも1つの留具を用いて航空機の外桁構成部品を単一の主取付具の第1フランジに結合することと、少なくとも1つの留具を用いて航空機の内桁構成部品を主取付具の第2フランジに結合することと、少なくとも1つの留具を用いて航空機の本体リブを主取付具の第3フランジに結合することとを含む。
公知の後桁隔壁取付部品の斜視図である。 例示的航空機製造およびサービス方法のフローチャートである。 航空機のブロック図である。 例示的航空機の斜視図である。 図4に示した航空機に使用することのできる例示的継手アセンブリの斜視図である。 図5に示した継手アセンブリの斜視図である。 図5に示した継手アセンブリの斜視図である。 図5に示した継手アセンブリの組立てに使用することのできる例示的方法のフローチャートである。 図5に示した継手アセンブリの主取付具を図1に示した公知の後部桁隔壁取付部品と比較する荷重線図である。
本明細書に記載するシステムおよび方法は、単一の主取付具を含む航空機用の継手アセンブリを提供する。主取付具は第1フランジ、第2フランジ、および第3フランジを含む。複数の留具を使用して、第1フランジは外桁構成部品に結合され、第2フランジは内桁構成部品に結合され、かつ第3フランジは本体リブに結合される。継手アセンブリに荷重が加えられると、主取付具は略垂直な荷重経路をもたらし、継手アセンブリにおけるモーメントまたはトルクの発生を防止する。
図面をさらに詳しく参照しながら、図2に示す航空機の製造およびサービス方法100、ならびに図3に示す航空機102において開示内容の実施する場合について説明する。製造準備中に、例示的方法100は、航空機102の仕様および設計104ならびに資材調達106を含んでよい。製作中に、航空機102の構成部品および部分アセンブリの製造108ならびにシステム統合110が行われる。その後、航空機102は就航114のために認証を受け、引き渡される112。顧客による就航中に、航空機102は日常的な保守点検116(改修、再構成、改造等をも含んでよい)が計画される。
方法100のプロセスの各々は、システムインテグレータ、第三者、および/または事業者(例えば顧客)によって実行または実施されてよい。本記述において、システムインテグレータは非限定的に任意の数の航空機製造者および主要システム下請業者を含んでよく、第三者は非限定的に任意の数の納入業者、下請業者、および供給業者を含んでよく、かつ事業者は航空会社、リース会社、軍隊、サービス機関等を含んでよい。
図3に示すように、例示的方法100によって製造される航空機102は、複数のシステム120および内装122を備えた機体118を含んでよい。高レベルシステム120の例は、推進系124、電気系126、油圧系128、および環境系130の1つ以上を含む。任意の数の他の系を含んでもよい。航空宇宙産業の例が示されるが、本開示の原理は、自動車業界のような他の産業に適用されてもよい。
本明細書で実現される装置および方法は、製造およびサービス方法100の任意の1つ以上の段階で使用されてよい。例えば、製造プロセス108に対応する構成部品または部分アセンブリは、航空機102が就航している間に作製される構成部品または部分アセンブリと同様のやり方で製作または製造されてよい。また、1つ以上の装置の実現、方法の実現、またはそれらの組合せは、航空機102の組立を実質的に促進し、あるいは航空機102のコストを低減することによって、例えば製造段階108および110中に利用されてよい。同様に、装置の実現、方法の実現、またはそれらの組合せの1つ以上は、例えば航空機102が就航している間に、保守点検116中に利用されてよいが、これに限定されるものではない。
図4は、航空機102(図3に示す)のような例示的航空機300の斜視図である。例示的実施形態では、航空機300は機体302、尾翼アセンブリ304、左翼アセンブリ306、および右翼アセンブリ307を含む。各翼アセンブリ306および307は後桁308および着陸装置アセンブリ310を含む。本体リブ(図4には図示せず)は機体302の長さに沿って延びる。接合領域320で、各本体リブは、継手アセンブリ(図4には図示せず)を用いて関連する後桁308に結合される。外皮330は航空機300の外部全体に延在する。
図5は、航空機300(図4に示す)に使用することのできる例示的継手アセンブリ400の斜視図である。図6は、継手アセンブリ400の斜視図である。図7は継手アセンブリ400の斜視図である。図5〜図7に示すように、継手アセンブリ400は、外桁構成部品404、内桁構成部品406、および本体リブ408を互いに結合する単一の主取付具402を含む。
外桁構成部品404および内桁構成部品406は後桁308(図4に示す)を形成する。特に、外桁構成部品404は関連付する翼アセンブリ306または308(図4に示す)を貫通して延び、かつ内桁構成部品406は機体302(図4に示す)を貫通して延びる。
主取付具402は第1フランジ410、第2フランジ412、および第3フランジ414を含む。外桁構成部品404は、複数の留具420(例えばリベット、ボルト等)を用いて主取付具402の第1フランジ410に結合される。同様にして、内桁構成部品406は、留具420を用いて主取付具402の第2フランジ412に結合され、かつ本体リブ408は、留具420を用いて主取付具402の第3フランジ414に結合される。
第1および第2フランジ410および412は、相互に一定の角度を成して向き付けられる。したがって、外桁構成部品404および内桁構成部品406は、外桁構成部品404が機体302(図4に示す)に対して後退角を有するように、相互に角度を成して配向される。第3フランジ414は第2フランジ412に対して略直角に配向される。したがって、本体リブ408は内桁構成部品406に対して略直角に配向される。
例示的実施形態では、主取付具402は基部422および上部424を含む。フランジ410、412、および414は基部422に形成される。上部424は基部422から上方に延び、湾曲面426を含む。外皮330(図4に示す)は湾曲面426に結合され、湾曲面全体に延在する。
継手アセンブリ400は、例示的実施形態ではフェイルセーフストラップ(failsafe strap)430を含む。フェイルセーフストラップ430は、図5に示すように主取付具402に結合される。特に、主取付具402に結合されるときに、フェイルセーフストラップ430は、主取付具402に形成された凹部(crevice)432内に嵌合する。凹部432
は主取付具402の第1面434および主取付具402の第2面436によって画定される。
フェイルセーフストラップ430は第1平板438および第2平板440を含む。フェイルセーフストラップ430が主取付具402に結合されたときに、第1平板438は第1面434と接触し、第2平板440は第2面436と接触する。さらに、フェイルセーフストラップ430は、基部422および上部424の少なくとも一部分にわたって延在する。主取付具402の不具合(例えば過度の荷重による主取付具402の亀裂)が発生した場合、荷重経路はフェイルセーフストラップ430に移転される。したがって、フェイルセーフストラップ430は、主取付具402が故障した場合に、主取付具402のバックアップとして働く。
例示的実施形態では、継手アセンブリ400は、留具420によって外桁構成部品404に結合される側部取付具450を含む。中間取付具452は側部取付具450と主取付具402との間に結合される。中間取付具452は、継手アセンブリ400を着陸装置アセンブリ310(図4に示す)の少なくとも1つの構成部品に結合するのを容易にする開口部454を含む。側部取付具450および中間取付具452は、継手アセンブリ400
のドラッグブレース取付具(drag brace fitting)として機能する。ドラッグブレース取付具は、機体302(図4に示す)と着陸装置アセンブリ310との間の連結金具である。航空機300(図4に示す)のブレーキが掛かると、ドラッグブレース取付け金具はブレーキから機体302に後部作用力を伝達する。
主取付具402、フェイルセーフストラップ430、側部取付具450、および中間取付具452は、外桁構成部品404、内桁構成部品406、および本体リブ408を互いに結合する単一の継手460を形成する。
航空機の就航中に、様々な荷重が継手アセンブリ400に加えられる。例えば、離陸および/または着陸操縦中に、かなりの荷重が継手アセンブリ400に加えられる。少なくとも一部の公知の継手アセンブリは、比較的大きい間隙によって分離された2つの突起を含む後桁隔壁取付部品を含む。そのような継手アセンブリに荷重が加えられると、後桁隔壁取付部品の構成は、望ましくないモーメントまたはトルクを発生させる。明らかに、少なくとも一部の公知の後桁隔壁取付部品とは異なり、主取付具402は実質的に中実であり、間隙を含まない。したがって、少なくとも一部の公知の継手アセンブリとは異なり、主取付具402に荷重が加えられたときに、主取付具402を通過する荷重経路は略垂直であり(すなわち荷重経路は基部422から上部424の方向に延びる)、有意のモーメントまたはトルクは発生しない。さらに、継手アセンブリ400は単一の主取付具402を含むので、継手アセンブリ400における留具の数、継手アセンブリ400内の分離した構成部品の数、継手アセンブリの製造コスト、および継手アセンブリ400の重量は全て、少なくとも一部の公知の継手アセンブリと比較して、かなり減少する。
図8は、継手アセンブリ400(図5〜図7に示す)のような継手アセンブリを組み立てるために使用される例示的方法700のフローチャートである。方法700は、外桁構成部品404(図5に示す)のような外桁構成部品を、主取付具402(図5に示す)の第1フランジ410のような単一の主取付具の第1フランジに結合するステップ702を含む。内桁構成部品406(図5に示す)のような内桁構成部品は、704のステップにて、第2フランジ412(図5に示す)のような、主取付具の第2フランジに結合される。本体リブ408(図5に示す)のような本体リブは、706のステップにて、第3フランジ414(図5に示す)のような、主取付具の第3フランジに結合される。主取付具は、外桁構成部品、内桁構成部品、および本体リブの間に比較的単純な取付構成をもたらす。さらに、主取付具に荷重が加えられたときに、略垂直な荷重経路が生成される。
図9は、主取付具402(図5に示す)と公知の後桁隔壁取付部品10(図1に示す)とを比較した荷重線図900である。荷重線図900は機体902、第1翼アセンブリ904、および第2翼アセンブリ906を含む。比較のために、主取付具402は第1翼アセンブリ904を機体902に結合し、公知の後桁隔壁取付部品10は第2翼アセンブリ906を機体に結合する。図9に示す荷重は、例えば離陸および/または着陸操縦中に加えられる。
図9に示す通り、主取付具402に荷重を加えると略垂直な荷重経路が生じ、第1の荷重910および第2の対抗荷重920は略整列する。したがって、主取付具402は、荷重が加えられたときにモーメントまたはトルクの発生を防止するように構成されている。対照的に、後桁隔壁取付部品10に荷重を加えると、モーメントまたはトルクが発生する。特に、下向きの補足荷重930が第1突起12に発生し、上向きの補足荷重940が第2突起14に発生する。対抗する補足荷重930および940は整列せず、間隙16だけ離れており、その結果、モーメントまたはトルクが発生する。したがって、主取付具402は、後桁隔壁取付部品10とは異なり、モーメントまたはトルクの発生の防止を容易にするように構成されている。
本明細書に記載する実施形態は、単一の主取付具を含む航空機用の継手アセンブリを提供する。主取付具は第1フランジ、第2フランジ、および第3フランジを含む。複数の留具を使用して、第1フランジは外桁構成部品に結合され、第2フランジは内桁構成部品に結合され、第3フランジは本体リブに結合される。継手アセンブリに荷重が加えられると、主取付具は略垂直な荷重経路を提供し、継手アセンブリにおけるモーメントまたはトルクの発生を防止する。
本明細書に記載する実施形態は、少なくとも一部の継手アセンブリに対する改善をもたらす。少なくとも一部の継手アセンブリと比較して、本明細書に記載する継手アセンブリは、複数の相互接続部品の代わりに、単一の主取付具を含む。したがって、少なくとも一部の継手アセンブリと比較して、本明細書に記載する継手アセンブリはより安価であり、製造時間が短縮され、軽量化され、かつ留具の数が少なくてすむ。さらに、少なくとも一部の公知の継手アセンブリとは異なり、本明細書に記載する継手アセンブリは、比較的大きい間隙によって分離される2つの突起を含む後桁隔壁取付部品を含まない。したがって、本明細書に記載する継手アセンブリは略垂直な荷重経路を提供し、荷重が加えられたときにモーメントまたはトルクの発生を防止する。
さらに、本開示は、以下の付記に係る実施形態を含む。
1.航空機用の継手アセンブリであって、
第1フランジ、第2フランジ、および第3フランジを含む単一の主取付具と
少なくとも1つの留具を用いて前記第1フランジに結合された外桁構成部品と、
少なくとも1つの留具を用いて前記第2フランジに結合された内桁構成部品と、
少なくとも1つの留具を用いて前記第3フランジに結合された本体リブと、を備えた継手アセンブリ。
2.さらに、
前記外桁構成部品に結合された側部取付具と、
前記側部取付具と前記主取付具との間に結合された中間取付具であって、前記主取付具を着陸装置アセンブリに結合するように構成された中間取付具と、を備えた、付記1に記載の継手アセンブリ。
3.前記第2フランジは前記第3フランジに対し略直角である、付記1に記載の継手アセンブリ。
4.前記主取付具は上部および基部を含み、前記第1、第2、および第3フランジは前記基部に形成される、付記1に記載の継手アセンブリ。
5.前記上部は航空機の外皮に結合されるように構成された湾曲面を含む、付記4に記載の継手アセンブリ。
6.前記主取付具は、前記継手アセンブリに荷重が加えられたときに、略垂直な荷重経路を提供するように構成された、付記1に記載の継手アセンブリ。
7.前記主取付具は、前記継手アセンブリに荷重が加えられたときに、モーメントの発生を防止するように構成された、付記1に記載の継手アセンブリ。
8.単一の主取付具を備えた航空機用の継手であって、前記主取付具が、
前記主取付具を航空機の外桁構成部品に結合するように構成された第1フランジと、
前記主取付具を航空機の内桁構成部品に結合するように構成された第2フランジと、
前記主取付具を航空機の本体リブに結合するように構成された第3フランジと、を備えて成る、継手。
9.さらに、
前記外桁構成部品に結合されるように構成された側部取付具と、
前記側部取付具と前記主取付具との間に結合される中間取付具であって、前記主取付具を着陸装置アセンブリに結合するように構成された中間取付具と、を備えた、付記8に記載の継手。
10.前記第2フランジは前記第3フランジに対し略直角である、付記8に記載の継手。11.前記主取付具は上部および基部を含み、前記第1、第2、および第3フランジは前記基部に形成される、付記8に記載の継手。
12.前記上部は、航空機の外皮に結合されるように構成された湾曲面を含む、付記11に記載の継手。
13.前記主取付具は、前記継手に荷重が加えられたときに、略垂直な荷重経路を提供するように構成された、付記8に記載の継手。
14.前記主取付具は、前記継手に荷重が加えられたときに、モーメントの発生を防止するように構成された、付記8に記載の継手。
15.航空機の継手アセンブリを組み立てる方法であって、
少なくとも1つの留具を用いて、航空機の外桁構成部品を単一の主取付具の第1フランジに結合することと、
少なくとも1つの留具を用いて、航空機の内桁構成部品を主取付具の第2フランジに結合することと、
少なくとも1つの留具を用いて、航空機の本体リブを主取付具の第3フランジに結合することと、を含む方法。
16.さらに、
側部取付具を外桁構成部品に結合することと、
中間取付具を側部取付具と主取付具との間に結合することと、を含む、付記15に記載の方法。
17.さらに、着陸装置アセンブリを中間取付具に結合することを含む、付記16に記載の方法。
18.本体リブを結合することは、本体リブが内桁構成部品に対して略直角に向き付けられるように、本体リブを第3フランジに結合することを含む、付記15に記載の方法。
19.主取付具は上部および基部を含み、前記方法はさらに、第1、第2、および第3フランジを主取付具の基部に形成することを含む、付記15に記載の方法。
20.さらに、航空機の外皮を主取付具の上部の湾曲面に結合することを含む、付記19に記載の方法。
この明細書は、装置またはシステムを製作しかつ使用すること、およびいずれかの組み込まれた方法を実行することを含め、最良の態様を含む様々な実施形態を開示し、当業者がこれらの実施形態を実施することを可能にするために、複数の実施例を用いている。特許性のある範囲は特許請求の範囲によって定義され、当業者に想起される他の実施例を含むことがあり得る。そのような他の実施例は、請求項の文言と異ならない構造要素を有する場合、あるいは請求項の文言と実質的に異ならない均等な構造要素を含む場合、特許請求の範囲に含まれるものとする。

Claims (13)

  1. 航空機用の継手アセンブリ(400)であって、
    第1フランジ(410)、第2フランジ(412)、及び第3フランジ(414)を含む単一の主取付具(402)と、
    少なくとも1つの留具を用いて前記第1フランジに結合された外桁構成部品(404)と、
    少なくとも1つの留具を用いて前記第2フランジに結合された内桁構成部品(406)と、
    少なくとも1つの留具を用いて前記第3フランジに結合された本体リブ(408)と、を備えた継手アセンブリ(400)。
  2. 前記外桁構成部品(404)に結合された側部取付具(450)と、
    前記側部取付具と前記主取付具(402)との間に結合された中間取付具(452)であって、前記主取付具を着陸装置アセンブリ(310)に結合するように構成された中間取付具(452)と、をさらに備えた、請求項1に記載の継手アセンブリ(400)。
  3. 前記第2フランジ(412)は前記第3フランジ(414)に対し略直角である、請求項1または2のいずれかに記載の継手アセンブリ(400)。
  4. 前記主取付具(402)は上部(424)および基部(422)を含み、前記第1フランジ(410)、第2フランジ(412)、および第3フランジ(414)は前記基部に形成された、請求項1ないし3のいずれかに記載の継手アセンブリ(400)。
  5. 前記上部(424)は航空機の外皮(380)に結合されるように構成された湾曲面(426)を含む、請求項4に記載の継手アセンブリ(400)。
  6. 前記主取付具(402)は、前記継手アセンブリに荷重が加えられたときに、略垂直な荷重経路を提供するように構成された、請求項1ないし5のいずれかに記載の継手アセンブリ(400)。
  7. 前記主取付具(402)は、前記継手アセンブリに荷重が加えられたときに、モーメントの発生を防止するように構成された、請求項1ないし6のいずれかに記載の継手アセンブリ(400)。
  8. 航空機の継手アセンブリ(400)を組み立てる方法であって、
    少なくとも1つの留具(420)を用いて、航空機の外桁構成部品(404)を単一の主取付具(402)の第1フランジ(410)に結合することと、
    少なくとも1つの留具を用いて、航空機の内桁構成部品(406)を前記主取付具の第2フランジ(412)に結合することと、
    少なくとも1つの留具を用いて、航空機の本体リブ(408)を前記主取付具の第3フランジ(414)に結合することと、を含む方法。
  9. 側部取付具(450)を前記外桁構成部品(404)に結合することと、
    中間取付具(452)を前記側部取付具と前記主取付具(402)との間に結合することと、をさらに含む、請求項8に記載の方法。
  10. 着陸装置アセンブリ(310)を前記中間取付具(452)に結合することをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 本体リブ(408)を結合することは、前記本体リブが前記内桁構成部品(406)に対して略直角に向き付けられるように、前記本体リブを前記第3フランジ(414)に結合することを含む、請求項8ないし10のいずれかに記載の方法。
  12. 前記主取付具(402)は上部(424)および基部(422)を含み、前記第1フランジ(410)、第2フランジ(412)、および第3フランジ(414)を前記主取付具の前記基部に形成することをさらに含む、請求項8ないし11のいずれかに記載の方法。
  13. 航空機の外皮(380)を前記主取付具(402)の前記上部(424)の湾曲面に結合することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
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