JP6930623B1 - エレベータ行先階登録システム - Google Patents

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Abstract

【課題】エレベータ行先階登録システムの利便性の向上を図る【解決手段】エレベータ行先階登録システム(1)は、エレベータ(141)の利用者が、訪問相手の所在階床の照会を行うための照会情報を受け付ける照会受付部(121)と、照会情報に応じて照会を実行し、訪問相手の所在階床を特定する第1特定部(131)と、特定結果に基づき、エレベータ(141)の行先階登録を行う登録部(144)と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、エレベータに対し行先階を登録するエレベータ行先階登録システムに関する。
近年、ワークスタイル変革の一環として、一部のオフィスにおいてフリーアドレスが導入されている。フリーアドレスの導入により、時間や場所に縛られない働き方ができるようになる一方、座席が固定されないことにより、相談したい相手がどこに居るのかわからない、という状況に陥りやすい。
これに対し、非特許文献1には、社員の名札にビーコンを取り付けることにより、各社員の位置(所在)を把握できるようにしている。
パナソニック株式会社、"第2回 ビーコンで始めるワークスタイル変革"、[online]、[令和2年3月2日検索]、インターネット <URL:https://www.panasonic.com/jp/business/its/dousen/column_2.html>
上記非特許文献1には、ある社員が、他の社員の所在を確認したうえで、その近くにある電話機に内線電話をかける場面が想定されている。
一方、ある社員が、他の社員の所在を確認したうえで、そちらへ出向く場面を想定する。この場合、ある社員は、まず所在の確認をし、別階床に所在していることが分かると、エレベータ乗り場まで移動するなどして、上記別階床へ行くための行先階登録操作をエレベータに対して行うことになる。
しかしながら、所在の確認と、行先階登録操作との間にタイムラグが生じると、確認した所在(階床)を忘れる虞がある。また、所在の確認と、行先階登録操作とを別々に行うことに煩わしさを感じることもある。
本発明は、上記課題の観点から利便性の向上を図ったエレベータ行先階登録システムの提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の態様1に係るエレベータ行先階登録システムは、複数階床間の移動が可能な第1移動体が、複数階床間の移動が可能な第2移動体の所在階床の照会を行うための照会情報を受け付ける照会受付部と、前記照会情報に応じて照会を実行し、第2移動体の所在階床を特定する第1特定部と、前記第1特定部による特定結果に基づき、エレベータの行先階登録を行う登録部と、を備える。
前記の構成によれば、所在階床の照会に付随して、エレベータの行先階登録も行うことができる。これにより、所在を確認してエレベータの行先階登録を行うような状況において、利用者の利便性を向上することができる。
なお、第1及び第2移動体としては、典型的には人が想定されるが、それらの一方又は両方がロボットなど、複数階床間の移動が可能な人以外の移動体であってもよい。
また、本発明の態様2に係るエレベータ行先階登録システムは、前記態様1において、前記第1移動体の所在階床を特定する第2特定部をさらに備え、前記登録部は、前記第2特定部による特定結果に基づき、前記エレベータの乗場呼び登録を行ってもよい。
前記の構成によれば、第2移動体の所在階床の照会に付随して、エレベータの乗場呼び登録も行うことができるので、所在を確認してエレベータの行先階登録を行うような状況において、利用者の利便性をさらに向上することができる。
また、本発明の態様3に係るエレベータ行先階登録システムは、前記態様1または2において、前記第1移動体は前記エレベータの利用者であり、前記利用者による操作に応じて前記照会情報を発信する発信部を有するインターフェース装置をさらに備えてもよい。
前記の構成によれば、エレベータの利用者はインターフェース装置への操作の入力で、第2移動体の所在階床の照会を行うことができ、さらに、エレベータの行先階登録も行うことができるので、利用者の利便性をさらに向上させることができる。特に、インターフェース装置がエレベータ乗場に設けられていれば、操作入力からエレベータへの搭乗までをスムーズに行うことができる。
また、本発明の態様4に係るエレベータ行先階登録システムは、前記態様3において、前記インターフェース装置は、前記利用者に対して前記第2移動体の1または複数の候補を提示し、選択させる選択入力部をさらに有してもよい。
前記の構成によれば、利用者は、自身の照会対象の第2移動体を正しく選択したうえで、当該第2移動体の所在階床への行先階登録を行うことができる。
また、本発明の態様5に係るエレベータ行先階登録システムは、前記態様4において、前記選択入力部は、前記候補とともに各候補の所在階床を提示してもよい。
前記の構成によれば、利用者は、自身の照会対象の第2移動体の所在階床を、エレベータの搭乗前に認識することができる。
また、本発明の態様6に係るエレベータ行先階登録システムは、前記態様4または5において、前記インターフェース装置は、前記利用者を識別するための識別情報を読み取る読取部をさらに有し、前記選択入力部は、前記利用者に対応して予め登録された前記候補を提示してもよい。
前記の構成によれば、利用者が第2移動体を指定するための操作入力(例えば、第2移動体の名前の入力)などを行う必要がないので、第2移動体の所在の照会およびエレベータの行先階登録をスムーズに行うことができる。
また、本発明の態様7に係るエレベータ行先階登録システムは、前記態様4から6のいずれかにおいて、前記インターフェース装置は、前記第2移動体の候補が存在しない場合には、その旨を前記利用者に対して提示してもよい。
前記の構成によれば、利用者は、照会対象の第2移動体が建物内に存在しない(あるいは、建物内に存在するかもしれないが所在が不明である)ことを、エレベータに搭乗する前に(すなわち、別の階床へ移動する前に)認識することができる。
本発明の各態様に係るエレベータ行先階登録システムは、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記エレベータ行先階登録システムが備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記エレベータ行先階登録システムをコンピュータにて実現させるエレベータ行先階登録システムの制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の一態様によれば、エレベータ行先階登録システムの利便性の向上を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るエレベータ行先階登録システムに含まれるインターフェース装置における画面遷移図である。 エレベータ行先階登録システムの要部構成の一例を示すブロック図である。 インターフェース装置の要部構成の一例を示すブロック図である。 照会データベースの一具体例を示す図である。 所在情報データベースの一具体例を示す図である。 エレベータ行先階登録システムが実行する個人照会処理の流れの一例を説明するシーケンス図である。 エレベータ行先階登録システムが実行する所在更新処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 インターフェース装置における画面例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
<発明の概要>
図1は、本実施形態に係るエレベータ行先階登録システム1(所在管理システム)に含まれるインターフェース装置11における画面遷移図である。図1を参照して、エレベータ行先階登録システム1の概要を説明する。
エレベータ行先階登録システム1は、エレベータの利用者(第1移動体)によるインターフェース装置11への操作入力に基づき、当該利用者が訪問する予定の訪問相手(第2移動体)の所在階床を特定し、特定した所在階床を行先階とする行先階登録を行う。なお、図1に示すインターフェース装置11は、建物の1階にあるインターフェース装置11であるものとする。
インターフェース装置11の初期画面は、図1に示すパターン101および102に示すとおり、選択肢画像A1およびA2を含む。選択肢画像A1は、「行先階登録」とのテキストを含み、選択肢画像A2は、「個人検索」とのテキストを含む。
パターン101は、選択肢画像A2に対し、利用者がタッチ操作を入力した場合の画面遷移である。当該タッチ操作が入力されると、インターフェース装置11は、案内画像A3を表示する。案内画像A3は、利用者に対し、カード読み取り部111(読取部)へのIDカードC1の接触(または近接)を促す画像であり、一例として、「カードをタッチしてください」とのテキストを含む。なお以降、「接触」と記載する場合は「近接」も含むものとする。
IDカードC1は、利用者を識別する個人識別情報(識別情報)を記憶しているカードである。IDカードC1がカード読み取り部111に接触すると、IDカードC1からインターフェース装置11へ個人識別情報が送信される。IDカードC1とインターフェース装置11との通信方式は特に限定されない。例えば、RFID(radio frequency identifier)などの技術を用いた近距離無線通信であってもよい。
利用者が、IDカードC1をカード読み取り部111に接触させた後、インターフェース装置11は、読み取った個人識別情報に応じた、訪問相手の候補を示す選択肢画像を表示する。パターン101の例では、選択肢画像A4およびA5が表示されている。選択肢画像A4は、訪問相手の候補を識別する「BBB」とのテキストと、「BBB」で示される候補の所在階床である「2階」および所在空間である「会議室A」を含む。選択肢画像A5は、訪問相手の候補を識別する「CCC」とのテキストと、「CCC」で示される候補の所在階床である「1階」および所在空間である「エレベータ乗場」を含む。なお、所在空間とは、訪問相手の候補がいる、建物内に定義された空間(区画)であり、典型例としては部屋が挙げられるが、これに限定されない。
パターン101の例では、利用者は、選択肢画像A4に対しタッチ操作を入力したものとする。これにより、1階を出発階、2階を行先階とするエレベータの行先階登録が行われる。そして、インターフェース装置11は、登録結果画像A6を表示する。登録結果画像A6は、当該行先階登録に割り当てられたエレベータを示す「1号機」とのテキストと、訪問相手を識別する「BBB」とのテキストと、行先階を示す「2階」とのテキストを含む。
なお、パターン102は、選択肢画像A1に対し、利用者がタッチ操作を入力した場合の画面遷移である。当該タッチ操作が入力されると、インターフェース装置11は、案内画像A3を表示する。利用者が、IDカードC1をカード読み取り部111に接触させた後、インターフェース装置11は、読み取った個人識別情報に応じた、行先階の候補画像A7を表示する。パターン102の例では、利用者は、10階を示す画像へのタッチ操作を入力したものとする。これにより、1階を出発階、10階を行先階とするエレベータの行先階登録が行われる。そして、インターフェース装置11は、登録結果画像A8を表示する。登録結果画像A8は、当該行先階登録に割り当てられた号機を示す「2号機」とのテキストと、行先階を示す「10階」とのテキストを含む。
なお、図1に示す各画像に含まれるテキストは一例である。当該テキストは、各画像が利用者に報知すべき内容を正しく報知できるテキストであればよい。
<エレベータ行先階登録システム1の概要>
図2は、エレベータ行先階登録システム1の要部構成の一例を示すブロック図である。なお、本実施形態では、エレベータ行先階登録システム1を、複数の企業のテナントを含む建物に適用した例を説明する。また、建物内にいる各人は、建物内にテナントを有する企業の従業員であるものとする。なお、以降、建物内にテナントを有する企業の従業員を、単に「従業員」と表記する。エレベータ行先階登録システム1は、インターフェース装置11、セキュリティシステム12、所在管理システム13、エレベータ制御システム14およびエレベータ141を含む。
(ビーコンおよび入室管理装置)
また、エレベータ行先階登録システム1は、建物内に設けられた複数のビーコンおよび入室管理装置(複数の設置デバイス)を含む。建物内の各部屋や、エントランスなどの所定空間には、ビーコンおよび入室管理装置のうち少なくとも一方が設けられている。
ビーコンは、所定の無線信号を常時発信する。当該無線信号は、ビーコンを識別するビーコン識別情報を含み、建物内にいる従業員のスマートフォン10により受信される。詳細については後述するが、当該スマートフォン10は、ビーコンからの無線信号を受信すると、ビーコン識別情報を、個人識別情報とともにネットワーク2を介して所在管理システム13へ送信する。当該個人識別情報は、従業員のIDカードC1が有する個人識別情報と同一である。また、ネットワーク2は特に限定されない。例えばインターネットでもよいし、建物のイントラネットでもよいし、電話網であってもよい。
入室管理装置は、一例として、各部屋のドア付近に設けられる。また、入室管理装置は、建物内のドアを有さない空間(例えば、エントランスなど)に設けられる場合、一例として、セキュリティゲートと一体化していてもよい。
入室管理装置は、一例として、カード読み取り部を含む。当該カード読み取り部は、例えば、インターフェース装置11に設けられたカード読み取り部111と同様の部材である。入室管理装置は、カード読み取り部を介してIDカードC1から個人識別情報を取得した場合、所定のシステムへ個人識別情報を送信し、当該個人識別情報が示す従業員が、入室管理装置が設けられた空間に入ることを許可されているか否かを判定させる。所定のシステムは例えば、セキュリティシステム12であってもよいし、所在管理システム13であってもよい。入室管理装置は、当該空間に入ることを許可されている従業員であるとの判定結果を所定のシステムから受信した場合、ドアのロックを解除したり、セキュリティゲートを開いたりすることにより、当該空間に入ることを可能とする。
また、入室管理装置は、IDカードC1から取得した個人識別情報を、装置識別情報とともに所在管理システム13へ送信する。装置識別情報は、入室管理装置を識別する情報である。
なお、以降、スマートフォン10が送信する個人識別情報およびビーコン識別情報、並びに、入室管理装置が送信する個人識別情報および装置識別情報を、「所在更新情報」と表記する。
(インターフェース装置11)
インターフェース装置11は、建物の各エレベータ乗場に設置された、エレベータの利用者の操作入力を受け付ける装置である。なお、図2では、各インターフェース装置11を区別するため、1階のエレベータ乗場に設けられたインターフェース装置11をインターフェース装置11Aと記載している。同様に、2階のエレベータ乗場に設けられたインターフェース装置11をインターフェース装置11B、N階のエレベータ乗場に設けられたインターフェース装置11をインターフェース装置11Nと記載している。また、図2では、3階からN−1階のインターフェース装置11について、記載を省略している。
図3は、インターフェース装置11の要部構成の一例を示すブロック図である。インターフェース装置11は、カード読み取り部111、タッチパネル112(選択入力部)、通信部113(発信部)および制御部114を備える。
カード読み取り部111は、接触したIDカードC1から個人識別情報を読み取り、制御部114へ出力する。
タッチパネル112は、利用者(従業員)の操作入力を受け付け、当該操作信号を示す操作信号を制御部114へ出力する。また、タッチパネル112は、制御部114により制御され、各種画像を表示する。なお、インターフェース装置11は、タッチパネル112に代えて、互いに別体の表示部および操作部を備える構成であってもよい。
通信部113は、制御部114により制御され、エレベータ行先階登録システム1に含まれる各システムと通信を行う。例えば、通信部113は、個人照会情報(照会情報)または階床照会情報をセキュリティシステム12へ送信(発信)する。個人照会情報とは、利用者が訪問相手の所在階床を照会することを示す情報であり、換言すれば、インターフェース装置11の初期画面において、選択肢画像A2が選択されたことを示す情報である。階床照会情報とは、利用者が行先階として登録可能な階床を照会することを示す情報であり、換言すれば、インターフェース装置11の初期画面において、選択肢画像A1が選択されたことを示す情報である。個人照会情報および階床照会情報は、個人識別情報およびインターフェース装置11の識別情報を含む。
また、通信部113は、個人識別情報、行先階登録のための行先階を示す行先階情報、および、インターフェース装置11の識別情報を含む乗場行先階登録情報をエレベータ制御システム14へ送信する。
制御部114は、インターフェース装置11の各部を統括して制御する。制御部114は、カード読み取り部111、タッチパネル112およびまたは通信部113から取得した情報に基づき、各種処理を行う。当該処理は例えば、タッチパネル112への画像の表示処理や、通信部113を介した情報の送信処理などである。
(セキュリティシステム12)
再び図2を参照して、セキュリティシステム12について説明する。セキュリティシステム12は、建物内のセキュリティを管理するシステムである。セキュリティシステム12は、照会受付部121および記憶部122を含む。照会受付部121および記憶部122は、セキュリティシステム12として機能する装置における機能ブロックであってもよいし、それぞれが1つの装置であってもよい。
照会受付部121は、インターフェース装置11から送信された、利用者が訪問相手の所在階床の照会を行うための個人照会情報を受け付ける。照会受付部121は、個人照会情報を受信すると、記憶部122に記憶されている照会データベースを参照し、受信した個人識別情報に対応付けられた、訪問相手の候補を示す情報を特定する。そして、照会受付部121は、特定した情報を所在管理システム13へ出力する。なお、以降、上記特定した情報を照会対象情報と表記する。
図4は、照会データベースの一具体例を示す図である。図4に示す照会データベースは、従業員の個人識別情報に、当該従業員の訪問相手を示す個人識別情報である照会対象情報と、当該従業員が訪れることができる階床を示す情報とを対応付けた情報を含む。「カード所有者」のカラムには、各従業員の個人識別情報が格納される。
「照会可能者」のカラムには、照会対象情報、すなわち、「カード所有者」のカラムに格納された各個人識別情報が示す従業員の、訪問相手となり得る従業員の個人識別情報が格納される。照会対象情報が示す従業員の典型例は、「カード所有者」のカラムに格納された各個人識別情報が示す従業員の直属の上司、部下などであるが、これに限定されない。
「利用可能階」のカラムには、各個人識別情報が示す従業員が訪れてもよい階床を示す利用可能階情報が格納される。当該階床の典型例は、従業員が所属する企業のテナントを含む階床であるが、これに限定されない。
照会受付部121は、照会対象情報の送信に対する応答として、所在管理システム13から受信した情報を、識別情報が示すインターフェース装置11へ送信する。当該情報は、照会対象情報が示す従業員の所在を示す所在情報である。これにより、当該インターフェース装置11は、図1に示す選択肢画像A4およびA5を表示することができる。
また、照会受付部121は、階床照会情報を受信すると、記憶部122に記憶されている照会データベースを参照し、受信した個人識別情報に対応付けられた利用可能階情報を特定し、当該利用可能階情報を、識別情報が示すインターフェース装置11へ送信する。これにより、当該インターフェース装置11は、利用可能階情報が示す階床を選択肢として含む、行先階の候補画像A7を表示することができる。
(所在管理システム13)
所在管理システム13は、建物内にいる各従業員(移動体)の所在を管理する。所在管理システム13は、第1特定部131、記憶部132、更新部133、ビーコン位置判別部134(位置判別部)および入室位置判別部135(位置判別部)を含む。これらの部材は、所在管理システム13として機能する装置における機能ブロックであってもよいし、それぞれが1つの装置であってもよい。
第1特定部131は、セキュリティシステム12から受信した個人照会情報に応じて、照会対象情報が示す訪問相手の候補の照会を実行し、当該候補の所在階床を特定する。本実施形態に係る第1特定部131はさらに、当該候補の所在空間を特定してもよい。第1特定部131は、記憶部132に記憶されている所在情報データベースを参照し、照会対象情報が示す訪問相手の候補の所在階床および所在空間を特定する。
図5は、所在情報データベースの一具体例を示す図である。所在情報データベースは、建物内にいる従業員の所在を示す所在情報を格納するデータベースであり、従業員を識別する個人識別情報に、所在情報が対応付けられている。
図5の例において、所在情報は、エレベータ情報、受信情報および入室情報である。エレベータ情報は、従業員がエレベータを利用して移動した、直近の行先階を示す情報である。受信情報は、従業員のスマートフォン10から受信したビーコン識別情報に基づき判別された、従業員の位置情報である。入室情報は、入室管理装置から受信した装置識別情報に基づき判別された、従業員の位置情報である。なお、これらの情報は、更新された年月日及び時刻を示す更新時刻情報を含む。
個人識別情報が「BBB」であるレコードは、エレベータ情報、受信情報および入室情報をすべて含む。これはつまり、「BBB」で示される従業員について、以下の(1)〜(3)の事象が発生したことを示す。(1)当該従業員がエレベータで2階に移動したことにより、当該レコードにエレベータ情報が格納された。(2)当該従業員が自身のIDカードC1を入室管理装置に接触させて会議室Aに入室したことにより、当該レコードに入室情報が格納された。(3)当該従業員のスマートフォン10が会議室Aに設けられたビーコンから発信された無線信号を受信したことにより、当該レコードに受信情報が格納された。
個人識別情報が「CCC」であるレコードは、入室情報を含まない。これは、エレベータ乗り場には入室管理装置が設けられていないためである。
個人識別情報が「DDD」であるレコードは、エレベータ情報を含まない。これは、「DDD」で示される従業員が、まだエレベータを利用していないためである。詳細については後述するが、所在情報データベースにおいて、所在情報は、更新時刻情報から第1の所定時間(予め定めた期間)が経過した場合削除される。つまり、当該従業員は、最後にエレベータを利用してから第1の所定時間が経過するまでエレベータを利用していないと推測される。受信情報および入室情報から、当該従業員は1階のエントランスにいると推測されるので、当該従業員は建物の外から建物に入り、エントランスに移動したものと推測される。
個人識別情報が「XXX」であるレコードは、エレベータ情報、受信情報および入室情報をすべて含まない。つまり、当該レコードにおいて、所在情報は、いずれも第1の所定時間更新が行われていない。このため「XXX」で示される従業員は、建物内にいないと推測される。
個人識別情報が「YYY」であるレコードは、入室情報を含まない。なお、11階の会議室Eは、入室管理装置が設けられているものとする。このため、「YYY」で示される従業員は、IDカードC1を当該入室管理装置に接触させた他の従業員とともに、会議室Eに入室したと推測される。
第1特定部131は、照会対象者情報と一致する個人識別情報を含むレコードを特定し、当該レコードをセキュリティシステム12へ送信する。
ビーコン位置判別部134は、複数のビーコンのいずれかの近傍に従業員が位置しているとみなし得る情報を受け付けることにより、当該従業員の位置を判別する。具体的には、ビーコン位置判別部134は、受信した所在更新情報に基づき、従業員の位置を判別する。例えば、ビーコン位置判別部134は、ビーコン識別情報とビーコンを設置した所定空間を示すビーコン位置情報とを対応付けたデータベースを参照し、受信したビーコン識別情報が示すビーコンが設置された所定空間を特定する。なお、ビーコン位置情報は、所定空間が位置する階床を示す情報を含むものとする。特定されたビーコン位置情報は、換言すれば、受信した個人識別情報が示す従業員がいる所定空間を示す情報である。ビーコン位置判別部134は、受信した個人識別情報と、特定したビーコン位置情報とを更新部133へ出力する。
ビーコン位置判別部134は、従業員の位置の判別処理を第2の所定時間が経過するごとに実行する。そして、ビーコン位置判別部134は、判別処理を実行するたびに、受信した個人識別情報と、特定したビーコン位置情報を更新部133へ出力する。
入室位置判別部135は、複数の入室管理装置のいずれかの近傍に従業員が位置しているとみなし得る情報を受け付けることにより、当該従業員の位置を判別する。具体的には、入室位置判別部135は、受信した所在更新情報に基づき、従業員の位置を判別する。例えば、入室位置判別部135は、装置識別情報と入室管理装置を設置した所定空間を示す装置位置情報とを対応付けたデータベースを参照し、受信した装置識別情報が示す入室管理装置が設置された所定空間を特定する。なお、装置位置情報は、所定空間が位置する階床を示す情報を含むものとする。特定された装置位置情報は、換言すれば、受信した個人識別情報が示す従業員がいる所定空間を示す情報である。入室位置判別部135は、受信した個人識別情報と、特定した装置位置情報とを更新部133へ出力する。
入室位置判別部135は、従業員の位置の判別処理を第2の所定時間が経過するごとに実行する。そして、入室位置判別部135は、判別処理を実行するたびに、受信した個人識別情報と、特定した装置位置情報を更新部133へ出力する。
更新部133は、エレベータの行先階登録、並びに、ビーコン識別情報および装置識別情報から判別される従業員の位置に基づき、所在情報を更新する。具体的には、更新部133は、エレベータ制御システム14から、個人識別情報および行先階の情報を受信すると、当該個人識別情報が含まれるレコードのエレベータ情報を当該行先階の情報に基づき更新し、さらに、更新時刻情報を更新する。
また、更新部133は、ビーコン位置判別部134から個人識別情報およびビーコン位置情報を取得すると、当該個人識別情報が含まれるレコードの受信情報をビーコン位置情報に基づき更新し、さらに、更新時刻情報を更新する。なお、更新部133は、受信したビーコン位置情報と、更新対象の受信情報とが同一である場合、更新時刻情報のみを更新してもよい。
また、更新部133は、入室位置判別部135から個人識別情報および装置位置情報を取得すると、当該個人識別情報が含まれるレコードの入室情報を装置位置情報に基づき更新し、さらに、更新時刻情報を更新する。なお、更新部133は、受信した装置位置情報と、更新対象の入室情報とが同一である場合、更新時刻情報のみを更新してもよい。
また、更新部133は、従業員の位置の判別ができない状態が予め定めた期間継続した場合、当該従業員の所在階床および所在空間が不詳となるように、当該従業員の所在情報を更新する。一例として、更新部133は、更新時刻情報から第1の所定時間が経過した所在情報を削除する。
(エレベータ制御システム14)
エレベータ制御システム14は、エレベータ141A〜141Cを制御する。エレベータ141A〜141Cは、それぞれ、かご142A〜142Cを備える。なお、以降、エレベータ141A〜141Cおよびかご142A〜142Cを区別しない場合、「エレベータ141」および「かご142」と表記する。また、エレベータ行先階登録システム1に含まれるエレベータ141の数はこの例に限定されない。
本実施形態では、エレベータ制御システム14は、上述したとおり複数のエレベータを制御する。このため、エレベータ制御システム14は、エレベータの群管理システムと表現することもできる。
エレベータ制御システム14は、第2特定部143および登録部144を含む。これらの部材は、エレベータ制御システム14として機能する装置における機能ブロックであってもよいし、それぞれが1つの装置であってもよい。
第2特定部143は、エレベータの利用者の所在階床を特定する。第2特定部143は、インターフェース装置11から受信した、インターフェース装置11の識別情報に基づき、当該所在階床を特定する。例えば、第2特定部143は、インターフェース装置11の識別情報と、階床を示す階床情報とが対応付けられたデータベースを参照し、受信した識別情報に対応付けられた階床情報を特定する。特定した階床情報はすなわち、受信した識別情報が示すインターフェース装置11が設置された階床を示す情報である。第2特定部143は、特定した階床情報と、受信した行先階情報および個人識別情報とを登録部144へ出力する。
登録部144は、乗場呼びの登録と、行先階登録とを行う。登録部144は、乗場呼び登録として以下の処理を行う。すなわち、登録部144は、取得した階床情報が示す階床へかご142を移動させるエレベータ141を決定し、当該エレベータ141の制御盤(不図示)に、当該階床へかご142を移動させるよう指示する。なお、以降、当該エレベータ141を「割当号機」と表記する。また、登録部144は、行先階登録として以下の処理を行う。すなわち、登録部144は、割当号機の制御盤に、行先階情報が示す階床を行先階として登録する。これにより、割当号機のかご142は、階床情報が示す階床にて停止し、利用者が乗車した後、行先階情報が示す階床へ向かって移動する。また、登録部144は、割当号機を示す割当号機情報をインターフェース装置11へ送信する。割当号機情報は、第2特定部143を介してインターフェース装置11へ送信されてもよい。
また、登録部144は、割当号機のかご142が、行先階情報が示す階床に到着すると、取得した個人識別情報および行先階情報(以下、「所在更新情報」と表記する)を所在管理システム13へ送信する。これにより、所在管理システム13の更新部133は、当該所在更新情報に基づき、所在情報データベースにおける、受信した個人識別情報を含むレコードにおいて、エレベータ情報を更新することができる。
<個人照会処理の流れ>
図6は、エレベータ行先階登録システム1が実行する個人照会処理の流れの一例を説明するシーケンス図である。
インターフェース装置11のタッチパネル112は、個人検索の選択、すなわち、選択肢画像A2の選択を行うタッチ操作を受け付ける(ステップS1、以下、「ステップ」の記載を省略)と、当該タッチ操作の操作信号を制御部114へ出力する。制御部114は、当該操作信号を取得すると、案内画像A3をタッチパネル112に表示させ、IDカードC1の接触を待機する。カード読み取り部111は、IDカードC1のタッチ、すなわち、IDカードC1の接触を検出する(S2)と、IDカードC1から受信した個人識別情報を制御部114へ出力する。制御部114は、取得した個人識別情報を含む個人照会情報をセキュリティシステム12へ送信する(図6のd1、以下、「図6の」を省略する)。
セキュリティシステム12の照会受付部121は、個人照会情報を受信すると、IDカードC1の使用者に対応付けられた照会対象を特定する(S11)。具体的には、照会受付部121は、記憶部122に記憶されている照会データベースを参照し、当該個人照会情報に含まれる個人識別情報を含むレコードを特定する。そして、照会受付部121は、特定したレコードに含まれる照会対象情報を特定し、所在管理システム13へ送信する(d11)。
所在管理システム13の第1特定部131は、照会対象情報を受信すると、照会対象情報が示す照会対象の所在を特定する(S21)。具体的には、第1特定部131は、記憶部132に記憶されている所在情報データベースを参照し、受信した照会対象情報と一致する個人識別情報を含むレコードを特定し、所在情報を含む当該レコードをセキュリティシステム12へ送信する(d21)。
照会受付部121は、受信したレコード、すなわち照会対象情報および所在情報をインターフェース装置11へ送信する(d12)。
制御部114は、照会対象情報および所在情報を含む選択肢画像をタッチパネル112に表示させる(S3)。当該選択肢画像は例えば、図1に示す選択肢画像A4およびA5である。制御部114は、一例として、受信したレコードに、エレベータ情報、受信情報および入室情報のうち、更新時刻情報が示す時刻が最新の情報を、選択肢画像に含める所在情報とする。続いて、タッチパネル112は、いずれかの選択肢画像の選択を行うタッチ操作を受け付ける(S4)と、当該タッチ操作の操作信号を制御部114へ出力する。制御部114は、当該操作信号を取得すると、選択された選択肢画像に対応する所在情報に基づき、乗場行先階登録情報を生成し、通信部113を介してエレベータ制御システム14へ送信する(d2)。当該乗場行先階登録情報は、インターフェース装置11の識別情報と、所在情報に含まれる所在階床とを含む。後者はすなわち、上述した行先階情報である。
エレベータ制御システム14の第2特定部143は、受信したインターフェース装置11の識別情報に基づき、乗場行先階登録情報の送信元であるインターフェース装置11が設置された階床を特定する。そして、第2特定部143は、受信した行先階情報と、当該階床を示す階床情報を登録部144へ出力する。
登録部144は、取得した情報に基づき、出発階および行先階の登録を行う(S31)。具体的には、登録部144は、割当号機の制御盤に、階床情報が示す階床へかご142を移動させるよう指示する。また、登録部144は、割当号機の制御盤に、行先階情報が示す階床を行先階として登録する。そして、登録部144は、割当号機情報をインターフェース装置11へ送信する(d31)。
制御部114は、通信部113を介して受信した割当号機情報に基づき、登録結果画像A6を表示する(S5)。これにより、選択肢画像A2の選択を行った利用者は、自身が乗るべきエレベータ141(割当号機)を認識することができる。そして、当該利用者は、割当号機のかご142に乗り、訪問相手がいる階床へ移動することができる。以上で、個人照会処理は終了する。
<所在更新処理の流れ>
図7は、エレベータ行先階登録システム1が実行する所在更新処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
インターフェース装置11のタッチパネル112は、行先階登録の選択、すなわち、選択肢画像A1の選択を行うタッチ操作を受け付ける(S41)と、当該タッチ操作の操作信号を制御部114へ出力する。制御部114は、当該操作信号を取得すると、案内画像A3をタッチパネル112に表示させ、IDカードC1の接触を待機する。カード読み取り部111は、IDカードC1のタッチ、すなわち、IDカードC1の接触を検出する(S42)と、IDカードC1から受信した個人識別情報を制御部114へ出力する。制御部114は、取得した個人識別情報を含む階床照会情報を、通信部113を介してセキュリティシステム12へ送信する(d41)。
セキュリティシステム12の照会受付部121は、階床照会情報を受信すると、IDカードC1の使用者に対応付けられた許可階を特定する(S91)。具体的には、照会受付部121は、記憶部122に記憶されている照会データベースを参照し、当該階床照会情報に含まれる個人識別情報を含むレコードを特定する。そして、照会受付部121は、特定したレコードに含まれる利用可能階情報を特定し、識別情報が示すインターフェース装置11へ送信する(d91)。
制御部114は、通信部113を介して、利用可能階情報を受信すると、当該利用可能階情報に基づき、行先階の候補画像A7をタッチパネル112に表示させ(S43)、利用者のタッチ操作を待機する。
タッチパネル112は、階床の選択、すなわち、行先階の候補画像A7のうち、いずれかを選択するタッチ操作を受け付ける(S44)と、当該タッチ操作の操作信号を制御部114へ出力する。制御部114は、当該操作信号を取得すると、選択された階床を示す情報に基づき、乗場行先階登録情報を生成し、通信部113を介してエレベータ制御システム14へ送信する(d41)。当該乗場行先階登録情報は、インターフェース装置11の識別情報と、選択された階床を示す情報とを含む。後者はすなわち、上述した行先階情報である。
エレベータ制御システム14の第2特定部143は、受信したインターフェース装置11の識別情報に基づき、乗場行先階登録情報の送信元であるインターフェース装置11が設置された階床を特定する。そして、第2特定部143は、受信した行先階情報と、当該階床を示す階床情報を登録部144へ出力する。
登録部144は、取得した情報に基づき、出発階および行先階の登録を行う(S51)。具体的には、登録部144は、割当号機の制御盤に、階床情報が示す階床へかご142を移動させるよう指示する。また、登録部144は、割当号機の制御盤に、行先階情報が示す階床を行先階として登録する。
選択肢画像A1の選択を行った利用者が割当号機のかご142に乗ると、当該かご142は、選択した階床(行先階)へ移動する。登録部144は、割当号機のかご142が、行先階に到着するまで待機する。割当号機の制御盤が、かご142が行先階に到着したことを検出し(S52)、その旨を登録部144へ通知すると、登録部144は、所在更新情報、すなわち、個人識別情報および行先階情報を所在管理システム13へ送信する(d51)。
所在管理システム13の更新部133は、エレベータ制御システム14から所在更新情報を受信すると、所在情報データベースにおけるエレベータ情報を更新する(S61)。具体的には、更新部133は、受信した個人識別情報を含むレコードにおけるエレベータ情報を、受信した行先階情報に更新するとともに、更新時刻情報を現在の年月日および時刻に更新する。
また、建物内にいる従業員のスマートフォン10は、ビーコンの無線信号の受信を待機する状態となっている(S71)。当該無線信号を受信した場合(S71でYES)、スマートフォン10は、特定のアプリケーションを起動し、個人識別情報とビーコン識別情報とを含む所在更新情報を所在管理システム13へ送信する(d71)。なお、特定のアプリケーションは、例えば、所在管理システム13に関連付けられたアプリケーションである。従業員は、当該アプリケーションの初回起動時に、個人識別情報を登録する。これにより、スマートフォン10は、アプリケーションの起動時に、登録によりスマートフォン10に記憶された個人識別情報を読み出し、受信したビーコン識別情報とともに所在管理システム13へ送信することができる。
所在管理システム13のビーコン位置判別部134は、所在更新情報を受信すると、ビーコン識別情報に対応付けられているビーコン位置情報を特定し、個人識別情報とともに更新部133へ出力する。
更新部133は、取得した個人識別情報およびビーコン位置情報に基づき、所在情報データベースにおける受信情報を更新する(S62)。具体的には、更新部133は、受信した個人識別情報を含むレコードにおける受信情報を、受信したビーコン位置情報に更新するとともに、更新時刻情報を現在の年月日および時刻に更新する。
また、建物内に設けられた各入室管理装置は、IDカードC1のタッチ、すなわち、IDカードC1の接触を待機している(S81)。入室管理装置は、IDカードC1の接触を検出する(S81でYES)と、個人識別情報と装置識別情報とを含む所在更新情報を所在管理システム13へ送信する(d81)。
所在管理システム13の入室位置判別部135は、所在更新情報を受信すると、装置識別情報に対応付けられている装置位置情報を特定し、個人識別情報とともに更新部133へ出力する。
更新部133は、取得した個人識別情報および装置位置情報に基づき、所在情報データベースにおける入室情報を更新する(S63)。具体的には、更新部133は、受信した個人識別情報を含むレコードにおける入室情報を、受信した装置位置情報に更新するとともに、更新時刻情報を現在の年月日および時刻に更新する。
更新部133は、各レコードの所在情報について、直近の更新から第1の所定時間が経過したか否かを常時判定している(S64)。直近の更新とはすなわち、各所在情報とともに格納されている更新時刻情報が示す時点を指す。或る所在情報について、直近の更新から第1の所定時間が経過した場合(S64でYES)、更新部133は、当該所在情報を削除する(S65)。
なお、図7の例では、S41において、利用者が選択肢画像A1を選択した例を説明したが、利用者は選択肢画像A2を選択してもよい。
<インターフェース装置11の画面表示のバリエーション>
図8は、インターフェース装置11における画面例を示す図である。図8の例において、利用者は図1と同様に個人識別情報「AAA」で識別される従業員であるものとする。すなわち、当該利用者の訪問相手の候補は、個人識別情報「BBB」で識別される従業員と、個人識別情報「CCC」で識別される従業員である。
画面例201は、「CCC」で識別される従業員が、建物内にいない場合の画面例である。この例において、制御部114は、「CCC」で識別される従業員に対応する選択肢画像A5(図1参照)をタッチパネル112に表示させない。一例として、第1特定部131は、所在情報データベースにおいて、「CCC」を含むレコードにはいずれの所在情報も格納されていないため、第1特定部131は、当該レコードをセキュリティシステム12へ送信しない。これにより、当該レコードはインターフェース装置11に送信されないので、制御部114は、選択肢画像A5をタッチパネル112に表示させない。
なお、第1特定部131は、「CCC」のみを含み、所在情報を含まないレコードをセキュリティシステム12へ送信してもよい。制御部114は、セキュリティシステム12から当該レコードを受信し、所在情報が含まれていないことを確認した場合、選択肢画像A5をタッチパネル112に表示させない。
画面例202は、画面例201と同様に、「CCC」で識別される従業員が、建物内にいない場合の画面例である。この例において、制御部114は、「CCC」で識別される従業員に対応する選択肢画像を、建物内にいる、「BBB」で識別される従業員に対応する選択肢画像A4と異なる態様でタッチパネル112に表示させる。一例として、制御部114は、グレーアウトさせた選択肢画像A11をタッチパネル112に表示させる。また、制御部114は、選択肢画像A11へのタッチ操作を受け付けない。なお、「タッチ操作を受け付けない」とは、タッチパネル112が操作信号を制御部114へ出力しない構成でもよいし、制御部114が、受信した操作信号に基づく処理を実行しない構成でもよい。
画面例203は、いずれの訪問相手の候補も、建物内にいない場合の画面例である。この場合、制御部114は、いずれの訪問相手の候補も建物内にいない旨の通知、または、所在情報が含まれていないレコードを受信する。制御部114は、この場合、訪問相手の候補についても所在を確認できない旨の案内画像A12をタッチパネル112に表示させる。
なお、制御部114は、セキュリティシステム12から取得した所在情報において、エレベータ情報が示す所在階床と、受信情報および入室情報が示す所在階床とが異なっている場合、更新時刻情報に依らず、受信情報または入室情報が示す所在階床を、選択肢画像に含める所在階床としてもよい。これは、訪問相手の候補が、エレベータを利用せず(例えば、階段などを利用して)階床間を移動した場合を想定したものである。
<効果>
以上のとおり、本実施形態に係るエレベータ行先階登録システム1は、或る従業員(利用者)が、訪問相手の従業員の所在階床の照会を行うための個人照会情報を受け付ける照会受付部121を備える。また、エレベータ行先階登録システム1は、個人照会情報に応じて紹介を実行し、訪問相手の従業員の所在階床を特定する第1特定部131を備える。また、エレベータ行先階登録システム1は、第1特定部131による特定結果に基づき、エレベータ141の行先階登録を行う登録部144を備える。
これにより、訪問相手の従業員の所在階床の照会に付随して、エレベータ141の行先階登録も行うことができるので、所在を確認してエレベータの行先階登録を行うような状況において、利用者の利便性を向上することができる。
また、エレベータ行先階登録システム1は、利用者の所在階床を特定する第2特定部を備える。登録部144は、第2特定部143による特定結果に基づき、エレベータ141の乗場呼び登録を行う。
これにより、利用者は、訪問相手の従業員の所在階床の照会に付随して、エレベータ141の乗場呼び登録も行うことができるので、所在を確認してエレベータの行先階登録を行うような状況において、利用者の利便性をさらに向上することができる。
また、エレベータ行先階登録システム1は、利用者による操作に応じて個人照会情報を照会受付部121へ発信する通信部113を有するインターフェース装置11を含む。これにより、利用者はインターフェース装置11への操作の入力で、訪問相手の従業員の所在階床の照会を行うことができ、さらに、エレベータ141の行先階登録も行うことができるので、利用者の利便性をさらに向上させることができる。特に、インターフェース装置11がエレベータ乗場に設けられていれば、操作入力から割当号機のかご142への搭乗をスムーズに行うことができる。
また、インターフェース装置11は、利用者に対して訪問相手の1または複数の候補を提示し、選択させるタッチパネル112をさらに備える。これにより、利用者は、自身が望む訪問相手を正しく選択したうえで、当該訪問相手の所在階床への行先階登録を行うことができる。
また、タッチパネル112は、訪問相手の候補とともに、各候補の所在階床を提示する。これにより、利用者は、自身が望む訪問相手の所在階床を、割当号機のかご142に乗る前に認識することができる。
また、インターフェース装置11は、IDカードC1から個人識別情報を読み取るカード読み取り部111をさらに有している。タッチパネル112は、読み取られた個人識別情報に対応して予め登録された訪問相手の候補を提示する。これにより、利用者が訪問相手を指定するための操作入力(例えば、訪問相手の名前の入力)などを行う必要がないので、訪問相手の所在確認およびエレベータの行先階登録をスムーズに行うことができる。
また、インターフェース装置11は、訪問相手の候補が存在しない場合には、その旨を利用者に対して提示する。これにより、利用者は、訪問相手が建物内にいない(あるいは、建物内にいるかもしれないが所在が不明である)ことを、エレベータに乗る前に認識することができる。
また、エレベータ行先階登録システム1は、従業員の所在階床を記憶する記憶部132を備える。また、エレベータ行先階登録システム1は、従業員が建物の階床間を移動するためにエレベータ141の行先階登録を行う登録部144を備える。また、エレベータ行先階登録システム1は、当該行先階登録に基づき記憶部132に記憶された従業員の所在階床を更新する更新部133を備える。
この構成では、従業員が階床間を移動するために行うエレベータの行先階登録に基づくことにより、その行先階に従業員が居るものとみなして従業員の所在を管理することができる。なお、上記構成のみでは、行先階におけるより具体的な所在地まで特定することは困難であるが、行先階さえ管理できれば十分である場合も多い。また、上記構成と、ビーコン位置判別部134や入室位置判別部135とを組み合わせることにより、それぞれでは管理しきれない部分を補完することもできる。
また、更新部133は、行先階登録に応じて運行された割当号機のかご142が行先階登録に対応した行先階に到着してから更新を行う。これにより、従業員の所在階床を正確なものとすることができる。換言すれば、従業員がかご142に搭乗中であるにもかかわらず、所在階床を行先階と誤って管理してしまう可能性を低減することができる。
また、エレベータ行先階登録システム1は、複数階床にそれぞれ設置された複数のビーコンおよび複数の入室管理装置のいずれかの近傍に従業員が位置しているとみなし得る所在更新情報を受け付けることにより、従業員の位置を判別するビーコン位置判別部134および入室位置判別部135を備える。また、更新部133は、ビーコン位置判別部134および入室位置判別部135の少なくともいずれかの判別結果に基づき、記憶部132に記憶された従業員の所在階床を更新する。
これにより、従業員の所在階床をより正確に管理することができる。例えば、従業員がエレベータを利用せず(例えば、階段などを利用して)階床間を移動した場合であっても、従業員の所在階床を正確に特定することができる。
また、ビーコン位置判別部134および入室位置判別部135は、従業員の位置の判別を繰り返し行う。また、更新部133は、ビーコン位置判別部134および入室位置判別部135により従業員の位置を判別できない状態が第1の所定時間継続した場合、記憶部132に記憶された従業員の所在階床を削除する。
これにより、従業員が建物内に居ないにもかかわらず、いずれかの階床に居るものとして誤って管理される可能性を低減することができる。
また、エレベータ行先階登録システム1は、利用者による操作に応じて行先階情報をエレベータ制御システム14へ発信する通信部113を有するインターフェース装置11をさらに備える。これにより、利用者がインターフェース装置11を介して行先階登録を行うだけで、当該利用者の所在階床を管理することができる。
また、インターフェース装置11は、IDカードC1から個人識別情報を読み取るカード読み取り部111をさらに有している。また、インターフェース装置11は、読み取られた個人識別情報に対応して予め登録された1または複数の行先階候補を提示し、選択させるタッチパネル112をさらに有している。これにより、利用者が、自身に関係ない階床、例えば、他社のテナントを有する階床を行先階として登録してしまうことを防ぐことができる。
〔変形例〕
本発明に係る、複数階床間の移動が可能な移動体は人間に限定されない。つまり、行先階登録によりエレベータ141に搭乗する移動体と、照会対象である移動体との少なくとも一方が、人間でなくてもよい。例えば、当該移動体はロボットであってもよい。
上述した実施形態では、ビーコンは建物内の各所定空間に設けられていたが、ビーコンは従業員が所持する所持物(例えば、IDカードC1)に設けられていてもよい。この例の場合、建物内の各所定空間には、ビーコンの無線信号を受信して、所在更新情報を所在管理システム13へ送信する通信装置が設けられる。この例において、ビーコンは、個人識別情報を通信装置へ送信する。通信装置は、受信した個人識別情報と、通信装置を識別する通信装置識別情報とを所在更新情報として所在管理システム13へ送信する。
所在管理システム13は、通信装置識別情報と対応付けられた、通信装置の設置位置を示す通信装置位置情報を特定し、受信した個人識別情報とともに、更新部133へ出力する。通信装置位置情報は、通信装置が設けられている階床および所定空間を示す情報である。これにより、更新部133は、所在情報データベースの受信情報を更新することができる。
更新部133は、更新時刻情報が示す時刻から第1の所定時間が経過した場合、受信情報および入室情報のみを削除し、エレベータ情報は削除しない構成であってもよい。これは、従業員は建物内にいるが、エレベータ情報が長時間更新されないという状況が想定されるためである。当該状況は、例えば、従業員が長時間執務室にて仕事をしているなどの状況である。なお、この例において、更新部133は、従業員が建物外に出たことを示す所定の条件が成立したとき、エレベータ情報を削除する構成であることが好ましい。例えば、更新部133は、エントランスに設けられた、セキュリティゲートと一体となった入室管理装置から、エントランス側のカード読み取り部にIDカードC1が接触したことを示す情報を受信した場合、エレベータ情報を削除してもよい。
エレベータ行先階登録システム1は、ビーコンおよび入室管理装置の少なくともいずれかを含まない構成であってもよい。この場合、所在情報はエレベータ情報のみを含むか、または、エレベータ情報と、受信情報または入室情報とを含む。
インターフェース装置11は、利用者のスマートフォン10などの携帯端末であってもよい。この例の場合、IDカードC1をカード読み取り部111に接触させる構成に代えて、スマートフォン10で特定のアプリケーションを起動し、ユーザ認証を行う構成が採用されてもよい。また、インターフェース装置11はかご142内に設置されていてもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
制御部114、照会受付部121、第1特定部131、更新部133、ビーコン位置判別部134、入室位置判別部135、第2特定部143および登録部144は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、インターフェース装置11、セキュリティシステム12、所在管理システム13およびエレベータ制御システム14は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 エレベータ行先階登録システム(所在管理システム)
11 インターフェース装置
111 カード読み取り部(読取部)
112 タッチパネル(選択入力部)
113 通信部(発信部)
121 照会受付部
131 第1特定部
132 記憶部
133 更新部
134 ビーコン位置判別部(位置判別部)
135 入室位置判別部(位置判別部)
141、141A〜141C エレベータ
143 第2特定部
144 登録部

Claims (7)

  1. エレベータに搭乗して複数階床間移動することが可能な第1移動体が、エレベータに搭乗して複数階床間移動することが可能な第2移動体の所在階床の照会を行うための照会情報を受け付ける照会受付部と、
    前記照会情報に応じて照会を実行し、前記第2移動体の所在階床を特定する第1特定部と、
    前記第1特定部による特定結果に基づき、エレベータの行先階登録を行う登録部と、
    を備えるエレベータ行先階登録システム。
  2. 前記第1移動体の所在階床を特定する第2特定部をさらに備え、
    前記登録部は、前記第2特定部による特定結果に基づき、前記エレベータの乗場呼び登録を行う、
    請求項1に記載のエレベータ行先階登録システム。
  3. 前記第1移動体は前記エレベータの利用者であり、
    前記利用者による操作に応じて前記照会情報を発信する発信部を有するインターフェース装置をさらに備える、
    請求項1または2に記載のエレベータ行先階登録システム。
  4. 前記インターフェース装置は、前記利用者に対して前記第2移動体の1または複数の候補を提示し、選択させる選択入力部をさらに有する、
    請求項3に記載のエレベータ行先階登録システム。
  5. 前記選択入力部は、前記候補とともに各候補の所在階床を提示する、
    請求項4に記載のエレベータ行先階登録システム。
  6. 前記インターフェース装置は、前記利用者を識別するための識別情報を読み取る読取部をさらに有し、
    前記選択入力部は、前記利用者に対応して予め登録された前記候補を提示する、
    請求項4または5に記載のエレベータ行先階登録システム。
  7. 前記インターフェース装置は、前記第2移動体の候補が存在しない場合には、その旨を前記利用者に対して提示する、
    請求項4から6の何れか1項に記載のエレベータ行先階登録システム。
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