JP6930225B2 - 車両検知装置 - Google Patents
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Description
特に、寒冷地では、氷雪の付着が多くなるため、氷雪の付着を防止するヒータユニットが提案されている(例えば、特許文献1に参照)。
そこで、本発明は、車両検知装置の足元の氷雪を融解することが可能な車両検知装置を提案することを目的としている。
まず、本発明に係る車両検知装置を適用し得る有料道路の料金所のシステムについて説明する。
車両1が走行する車両通行レーン2の両側にアイランド3及び4が設けられている。アイランド3及び4の車両通行レーン2の入口には、車両検知装置11、ETC車種表示板12を設けたゲート13がその順に配置されている。ETC車種表示板12には、車両1に搭載されたETC車載器16と交信する路側無線装置14が配置されている。
発光装置31及び受光装置32は、図3に示すように、上下方向に細長い直方体状の筐体33を有し、この筐体33の互いに対向する正面板34には赤外光を透過する光学窓35が設けられている。
受光装置32は、筐体33の内部に光学窓35を通じて赤外光を受光する受光部となる多数のフォトダイオードを上下方向に所定間隔を保って整列したフォトダイオードアレイ(図示せず)が配置されている。
また、発光装置31及び受光装置32の筐体33には、正面板34の内部に面状ヒータ(図示せず)が設けられている。また、筐体33の正面板34の外側には、図4に示すように、光学窓35を挟むように帯状の遠赤外線吸収メッキ層41が形成されている。そして、発光装置31及び受光装置32の車両通行レーン2側には遠赤外線吸収メッキ層41に斜め上方から遠赤外線を照射する遠赤外線加熱装置42が設けられている。
次に、上記実施形態の動作について説明する。
まず、車両検知装置を設置する有料道路の料金所では、車両通行レーン2と車両検知装置11、17及び25との間の距離が一定ではなく立地条件や施工業者等によって車両検知装置11、17及び25の設置位置が変動する。そして、寒冷地では、氷雪の影響を考慮する必要があり、発光装置31及び受光装置32のそれぞれに、遠赤外線加熱装置42と足元加熱装置51とを設置する。
なお、氷雪除去装置としての遠赤外線加熱装置42及び足元加熱装置51は、発光装置31及び受光装置32の光学窓35を撮像する撮像装置を近くに設置することにより、車両検知装置の氷雪の付着状況を遠隔地で監視し、遠隔操作によって、遠赤外線加熱装置42及び足元加熱装置51を作動させるようにしてもよい。
このように、足元加熱装置51に伝熱部材66を装着する場合には、伝熱部材66で融氷雪範囲を調整することができるので、足元加熱装置51に設けた取付位置調整部55を省略して、足元加熱装置51を筐体33の開口部39に挿通することなく開口部39の手前の車両通行レーン2側に配置することができる。
また、足元加熱装置51を設けた場合でも、豪雪地では、足元加熱装置51の両脇に氷雪の壁が形成されてしまい、この氷雪の壁が崩壊することにより、足元加熱装置51が氷雪で埋もれてしまい、赤外光を遮断してしまう恐れがある。
また、上記実施形態では、発光装置31及び受光装置32の光学窓35に付着する氷雪を除去する氷雪除去装置としては遠赤外線加熱装置42を適用したが、これに限定されるものではなく他の氷雪除去装置を適用することができる。
また、上記実施形態では、光学窓35に付着した氷雪や虫などの異物を電気的に検知する場合について説明したが、これに限定されるものはなく、図14に示すように、発光装置31及び受光装置32に氷雪付着検知部を兼ねる光学式の異物検知部120を設けるようにしてもよい。
発光部121aから出力される光の光軸は、光学窓35の表面に沿って受光部121bに達するように光学窓35と平行に設定され、発光装置31及び受光装置32の赤外光の光軸と交差しないずれた位置として光の干渉を避けることが好ましい。
この異物検知部120によると、発光装置31及び受光装置32のそれぞれで個別に異物の検知を行うことができる。このため、異物が付着した発光装置31又は32の氷雪除去装置のみを作動させて異物を除去することが可能となる。 また、発光部120a及び受光部120bを複数の光学窓35のそれぞれに個別に設けることにより、光学窓35毎の異物の付着を検知して、該当する光学窓35に対する氷雪除去装置を作動させることもできる。
Claims (13)
- 車両通行レーンを挟んで対向配置される発光装置及び受光装置と、前記発光装置及び前記受光装置の基部と前記車両通行レーンとの間に配置された足元加熱装置とを備え、
前記足元加熱装置は、前記発光装置及び前記受光装置の基部に形成された開口部に挿通可能な取付位置調整部を有する加熱装置本体を備え、
前記加熱装置本体は、前記取付位置調整部とは反対側に形成された取付固定部を備えた車両検知装置。 - 前記足元加熱装置は、前記加熱装置本体の前記取付位置調整部とは反対側に取り付け可能な伝熱部材を備えている請求項1に記載の車両検知装置。
- 前記伝熱部材は、切り取りにより長さを調整する切り取り溝が形成されている請求項2に記載の車両検知装置。
- 前記足元加熱装置は、前記加熱装置本体に装着可能な集氷雪板を備えている請求項1から3の何れか一項に記載の車両検知装置。
- 前記発光装置及び前記受光装置は、光学窓を有し、該光学窓の氷雪を除去する氷雪除去装置を備えている請求項1から4の何れか一項に記載の車両検知装置。
- 前記氷雪除去装置は、前記光学窓に遠赤外線を照射して氷雪を除去する遠赤外線加熱装置で構成されている請求項5に記載の車両検知装置。
- 前記氷雪除去装置は、前記光学窓に沿って遠赤外線を吸収する遠赤外線吸収メッキ層が形成されている請求項6に記載の車両検知装置。
- 前記氷雪除去装置は、前記光学窓にフラットノズルからパルスエアを噴射して氷雪を除去するパルスエア噴射装置で構成されている請求項5に記載の車両検知装置。
- 前記氷雪除去装置は、前記光学窓に高圧水を噴射して氷雪を除去するジェット水噴射装置で構成されている請求項5に記載の車両検知装置。
- 前記氷雪除去装置は、前記光学窓に熱風を吹付けるエアナイフ装置で構成されている請求項5に記載の車両検知装置。
- 前記氷雪除去装置は、前記光学窓の少なくとも一部が氷雪で覆われたときに作動される請求項5から10の何れか一項に記載の車両検知装置。
- 前記氷雪除去装置は、前記光学窓の少なくとも一部が氷雪で覆われたことを検出する氷雪付着検知部を備え、氷雪付着検知部で氷雪付着を検出したときに、氷雪除去動作を開始する請求項11に記載の車両検知装置。
- 前記氷雪付着検知部は、付着物検知部の付着物検知信号を使用する請求項12に記載の車両検知装置。
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JP2017109263A JP6930225B2 (ja) | 2017-06-01 | 2017-06-01 | 車両検知装置 |
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