JP6929997B1 - 演出出力玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】興趣性の高い演出出力玩具を提供する。【解決手段】収納空間20SPを有する保持体20と、情報検出が可能な検出部を有し収納空間に収納自在な主玩具体10と、保持体に対して着脱可能なブック30と、を含み、保持体には、第一識別情報が付与された複数の第一副玩具体を装着可能な複数のスロット部(スロット部21、スロット部22、スロット部23)が設けられ、主玩具体には、検出部として、スロット部に装着された第一副玩具体から第一識別情報を個別に読み取り可能な複数のリーダ部が設けられ、主玩具体は、収納空間から取り出されたときに、リーダ部が読み取った第一識別情報に応じた第一演出出力を行う制御部を備える、演出出力玩具1。【選択図】図1

Description

本発明は、演出出力玩具に関する。
従来、演出出力玩具には所定の操作に基づいて音等を発生するものが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された演出出力玩具は、タグリーダ部と、動作出力部と、記憶部と、制御部と蓋部等を備える筐体部と、この筐体部とは別体でICタグを備える別部材と、等を備える。そして、筐体部のタグリーダ部に対してICタグを備える別部材を近づけてICタグの情報を読み込むことで発音可能に構成された発音玩具である。
特開2019−146784号公報
特許文献1においては、二つの別部材を接近させることでICタグの情報を読み取る構成である。しかし、別部材の接近によって情報を読み取る場合は、情報読取りに、使用者の取扱い精度が要求されてしまう。この結果、情報読取りの不確実性が高く、玩具自体の正確な動作ができないことがある。また、別部材を近づけるような操作を行うことで所定の演出を開始する演出出力玩具では、玩具自体の操作感や玩具との一体感が乏しく興趣性に課題がある。
本発明は、興趣性の高い演出出力玩具を提供することを目的とする。
本発明に係る演出出力玩具は、
収納空間を有する保持体と、
情報検出が可能な検出部を有し前記収納空間に収納自在な主玩具体と、
前記保持体に対して着脱可能な第一副玩具体と、を含み、
前記保持体には、第一識別情報が付与された複数の前記第一副玩具体を装着可能な複数のスロット部が設けられ、
前記主玩具体には、前記検出部として、前記スロット部に装着された前記第一副玩具体から前記第一識別情報を個別に読み取り可能な複数のリーダ部が設けられ、
前記主玩具体は、前記収納空間から取り出されたときに、前記リーダ部が読み取った前記第一識別情報に応じた第一演出出力を行う制御部を備える、ことを特徴としている。
また、本発明に係る演出出力玩具においては、
前記収納空間に収納された前記主玩具体の前記複数のリーダ部は、前記複数のスロット部に装着される前記第一副玩具体とそれぞれ接近して対を成すように設けられている、ようにしてもよい。
また、本発明に係る演出出力玩具においては、
前記保持体と前記第一副玩具体とには、前記第一副玩具体の前記スロット部への装着を確認可能な装着連動スイッチ部材が設けられている、ようにしてもよい。
また、本発明に係る演出出力玩具においては、
前記第一副玩具体は形態変化が可能であり、
前記保持体は、前記主玩具体が前記収納空間から取り出された際に、前記スロット部に装着された前記第一副玩具体を形態変化させる変化起動部材を作動させる連動機構を備える、ようにしてもよい。
また、本発明に係る演出出力玩具においては、
前記第一副玩具体は、
前記スロット部に固定される本体部と、
前記本体部に対して開閉軸を介して連結され開閉動可能な開閉部と、を備え、
前記変化起動部材は、前記開閉部を開方向に付勢する付勢部材と、前記開閉部を閉じ状態に係止する開動係止部材と、を含み、
前記連動機構は、前記スロット部に装着された前記第一副玩具体の前記開動係止部材を押圧して前記開閉部を開動可能に構成されている、ようにしてもよい。
また、本発明に係る演出出力玩具においては、
前記開閉部は、重なるように別々に開動可能に複数設けられている、ようにしてもよい。
また、本発明に係る演出出力玩具においては、
前記第一副玩具体は、前記開閉部の動作に連動して演出出力を行う第一スイッチ操作と、前記開閉部の動作とは連動せず演出出力をする第二スイッチ操作が可能に構成されている、ようにしてもよい。
また、本発明に係る演出出力玩具においては、
前記スロット部に装着された前記複数の第一副玩具体は、前記開閉部が開かれた状態において、ひと続きの画像を表現可能に構成されている、ようにしてもよい。
また、本発明に係る演出出力玩具においては、
さらに、前記主玩具体に着脱可能で、第二識別情報が付与された第二副玩具体を含み、
前記制御部は、前記主玩具体が前記収納空間に対して非収納の状態で前記リーダ部によって読み取られた前記第二副玩具体の前記第二識別情報に応じて、前記第一演出出力のモードを変更する、ようにしてもよい。
また、本発明に係る演出出力玩具においては、
前記制御部は、前記主玩具体が非収納の状態において、前記リーダ部によって前記第一副玩具体の前記第一識別情報が読み取られると、前記第一識別情報に応じた第二演出出力を行う、ようにしてもよい。
また、本発明に係る演出出力玩具においては、
前記保持体は、身体に装着するためのベルト部材を取り付け可能に構成されている、ようにしてもよい。
本発明によれば、興趣性の高い演出出力玩具を提供することができる。
本発明の演出出力玩具の一例を示す斜視図である。 図1に示す演出出力玩具における保持部の斜視図である。 図1に示す演出出力玩具における主玩具体の斜視図である。 図3に示す主玩具体から第二副玩具体を分離した状態を示す分解斜視図である。 図1に示す演出出力玩具における第一副玩具体の斜視図である。 図5に示す第一副玩具体の分解斜視図である。 図5に示す第一副玩具体の回動構造を示す斜視図である。 図5に示す第一副玩具体の形態変化の一例を示す斜視図である。 図5に示す第一副玩具体の底面を示す底面図である。 図5に示す第一副玩具体のスイッチング動作に関連する部分の断面斜視図である。 開動連動部を示す分解斜視図である。 装着ボタンを示す分解斜視図である。 開動係止部材を示す分解斜視図である。 連動機構を示す概略斜視図である。 図14に示す連動機構が設けられた保持体の内部構造を示す概略断面図である。 図1に示す演出出力玩具において、第一副玩具体の形態変化の一例を示す斜視図である。 図1に示す演出出力玩具において、第一副玩具体の形態変化の他の例を示す斜視図である。 他の鍔部を装着した主玩具体の斜視図である。 他の鍔部を装着した主玩具体の斜視図である。 主玩具体の非収納状態における使い方の一例を示す概略図である。 本発明の演出出力玩具における制御系の一例を示すブロック図である。 演出出力玩具の遊び方の一例であって、第一副玩具体を閉じた状態を示す概略図である。 演出出力玩具の遊び方の一例であって、第一副玩具体を開いた状態を示す概略図である。 保持体の変形例を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態の演出出力玩具について、図面を参照して説明する。
図1は、演出出力玩具1の全体を示す斜視図である。
図1に示すように、演出出力玩具1は、その構成を大別すると、剣の形状(図3参照)を模った主玩具体10(以下、「剣10」と云う)と、第一識別情報を有する矩形状の本を模った第一副玩具体30(以下、「ブック30」と云う)と、剣10及びブック30を着脱できベルト部材18を有するバックル形の保持体20(以下、「バックル20」と云う)と、を含む構成である。演出出力玩具1は、例えば戦うヒーローが使用する剣を模った主玩具体10を、保持体20から出し入れするなどして遊ぶときの演出が可能な玩具である。
図2は、演出出力玩具1におけるバックル20の斜視図である。
図2に示すように、バックル20は、フレキシブルなベルト部材18が左右両端に取り付け可能に構成されている。したがって、例えば遊戯者が腰に付け遊ぶ際に、ベルト部材18を使って腰の前面側にバックル20を位置させて使用する。バックル20は、その長手方向(使用時においては左右方向)に沿って、貫通する空間が設けられている。この空間は剣10を収容可能な収納空間20SPとして構成されている。また、バックル20の前面側には、収納空間20SPに沿うように長手方向に並んだ3つのスロット部21,22,23が設けられている。この各スロット部21,22,23は、ブック30を着脱可能に構成されている。
スロット部21,22,23は、スロット底面25に対して直角に縦方向(バックル上下方向)に延出された複数の区画壁24によって区画されている。スロット部21,22,23は、ブック30をスロット上方側から抜き差しするように着脱可能である。各スロット底面25には、装着されるブック30に作用する押圧突起26とピン孔27が併設されている。また、区画壁24には、スロット左右方向に張り出す係止片24mが設けられている。係止片24mは、例えば、スロット左右方向に弾性変形可能に構成され、区画壁24からスロット内方に出没できる。したがって、係止片24mによって、ブック30のスロット部21,22,23への係止を行うことができると共に、ブック30の着脱時においてクリック感を出すことができ、操作感を演出することができる。
押圧突起26は、ブック30に設けられた後述する装着ボタン37b(図9参照)を押圧することができ、装着ボタン37bと共に装着連動スイッチ部材として設けられている。したがって、ブック30のスロット部21,22,23への装着を確認できるだけでなく、装着をトリガーにして後述するごとくブック30の動作する演出が可能である。
図3は、演出出力玩具1における剣10の斜視図である。
図3に示すように、剣10は、例えば、両刃タイプの刃部11と、握り部12と、紋章型の鍔部である後述する第二副玩具体40(以後、「鍔部40」と云う)と、有し、外観的には西洋剣を模した形状である。この剣10は、内部に不図示の電源及び制御部60(図21参照)を備えている。そして、ブック30等の情報を、検出可能な検出部14が刃部11内に設けられている。この検出部14は、例えば、刃部11の厚み方向の一方側(図示においては、紙面手前側の方向)に偏った位置に配置され、例えば、複数のリーダ部14a,14b,14cを含む構成となっている。リーダ部14a,14b,14cは、剣長手方向に並んで配置され、更に、情報信号の読取りがし易いように、剣幅に近い径の大きさで環状に大きく構成されている。
リーダ部14a,14b,14cは、前掲のごとく刃部11の厚み方向において、外面部材11sに近づいた配置となっている。したがって、剣10が収納空間20SPに収納された状態において、リーダ部14a,14b,14cは、各スロット部21,22,23の裏側に接近して一対一で対になるように対応する。これにより、ブック30が例えば各スロット部21,22,23に装着されたときに、リーダ部14a,14b,14cによって、ブック30が持っている第一識別情報を確実に読み取ることができる。
音出力部70は、その設置については特に制限されるものでないが、例えば、刃部11の最も幅の広い部位や鍔部40の裏側に配置することで、スピーカーサイズ等を大きくでき音質を高めることができる。
光出力部80は、例えば、刃部11の適所にLED等の光源を配置して剣10が光る演出をすることができる。より詳細には、例えば、光出力部80は、外面部材11s或いはその一部分を、鍔部40付近から刃先に亘って光透過性の部材で構成することができる。そして、外面部材11sの内側或いは該外面部材11sの端面に対面するように光源80pを配置する構成とすることができる。これにより、光源80pが図示のごとく鍔部40側の一端に1つだけ配置されるような省エネ構成であっても、光源80pの光を、外面部材11sにて刃部11の刃先側まで導き光らせることができ、刃部11の略全長に亘って光る演出が可能である。
剣10は、その操作する部分として、電源スイッチ15及びトリガーボタン16が設けられている。電源スイッチ15は、鍔部40が設けられた側とは反対側(裏側)で握り部12に比較的近い位置に設けられている。これにより、例えば、握り部12を握った手の指先で操作することもでき、操作勝手が良い。また、トリガーボタン16は、そのキートップ(キー操作する部分)が握り部12の括れた部位(図3において、鍔部40に接近した位置の下側)に配置されている。更に、トリガーボタン16は、キートップの形状が握り部12の括れた部分の傾斜に倣うような略引き金形状(括れた部分から太い分に倣うような形状)を有している。したがって、トリガーボタン16は、握り部12を握った状態のままで指先にて引くような操作で容易に操作できる構成となっている。このトリガーボタン16は、その構造は特に制限するものではないが、例えば、弾性部材を介して接点接触が可能なラバーコンタクトスイッチにて構成することができる。
また、剣10には、刃部11の鍔部40寄りの一端(図3において上側)に、検出スイッチ17が設けられている。検出スイッチ17は、例えば、刃部11の段差部において剣先に向かって適宜露出する構成である。これは、例えば、剣10を収納空間20SPに対して出し入れした際に、検出スイッチ17が剣先端側に向かって露出していることで、バックル20の一部と係合してスイッチングを行いやすい構成となっている。
図4は、剣10から鍔部40を分離した分解斜視図である。
図4に示すように、鍔部40は、剣10の凹部状の鍔装着部11bに対して着脱自在に構成されている。鍔部40は、円形の鍔胴部40bから上下に、例えば炎を模したギザギザの紋章部40mが設けられている。また、鍔胴部40bの外面にも紋章と関連する図柄・画像を表示することができる。鍔胴部40bの裏側には、鍔装着部11bに嵌合する嵌合部40biが設けられている。また、剣10は、例えば鍔胴部40b内にICタグ40cが設けられており、このICタグ40cには、紋章部40mに合わせた第二識別情報が記録されている。このように、鍔部40によって、変身ヒーローを特定化して演出を出力することができる。
図5は、ブック30の斜視図である。
ブック30は、例えば、見開きが可能な本の形を模した略直方体の形状に構成されている。詳細には、ブック30は、スロット部21,22,23に固定される本体部30bと、本体部30bに対して開閉軸30sfを介して連結され開閉動可能な開閉部30aと、を備えている。すなわち、本体部30bは、その左右側面(図では右側のみ図示)に、ブック上下方向に延びる凹溝30bgが底面側から形成されている。したがって、ブック30をバックル20の上方から差込むようにすることで、スロット部21,22,23に設けられた係止片24m(図2参照)が凹溝30bg内に嵌入して本体部30bが保持・係止される。
図6は、ブック30の分解斜視図であり、図7は、ブック30の回動構造を示す斜視図である。
図6及び図7に示すように、開閉部30aは、ブック外側の表紙部31aとブック内側の頁部32aとを有している。開閉部30aは、ヒンジ部30hが開閉軸30sfに貫通されて本体部30bに対して、重なるように開動可能に設けられている。表紙部31aは、開閉軸30sfに巻回されたトーションバネの付勢部材38tによって、開方向に付勢されている。また、表紙部31aは、表紙部31aの外縁(ヒンジ部とは反対側の外縁)に表紙係止フック31fが突設されている。表紙係止フック31fは、頁部32aのブック外縁に設けられた係止突起32eに外側から引っ掛かるように係合自在に構成されている(図9参照)。この表紙係止フック31fと係止突起32eとの係合により、表紙部31aと頁部32aとは、一体化される。
頁部32aは、本体部30bとの間で開動を係止するように構成されている。詳細には、頁部32aは、係止突起32eに隣接する部位に、本体部30bに向かって突出する頁係止フック32fが設けられている。一方、本体部30bには、頁係止フック32fに対面する位置に、頁係止フック32fが進入可能な係止用孔30bhが設けられている。係止用孔30bhの内側には、頁係止フック32fが係止用孔30bhに挿入された状態(頁部32aの閉じ状態)において、頁係止フック32fの先端を係止する後述する開動係止部材38f(図10及び図13参照)が設けられている。
このように構成されていることで、開閉部30a(表紙部31aと頁部32aが一体的)が本体部30bに対して閉じた状態においては、開動係止部材38fは、頁係止フック32fの先端を係止している。この開閉部30aの係止状態は、後述する連動機構28(図14参照)によって、頁係止フック32fの係止解除がされ、係止解除によって付勢部材38tにより開閉部30aが開かれる。すなわち、頁係止フック32f、開動係止部材38f及び付勢部材38tがブック30の形態を変化させる変化起動部材として機能する。
表紙部31aの外面には、表紙シート30sが設けられている。表紙シート30sは、例えば、ブック30の持っている第一識別情報に対応する図柄等を表示することができる。また、頁部32aの表裏には、第一頁目に対応する第一頁シート31s、第二頁目に対応する第二頁シート32sが設けられている。更に、本体部30bには、第三頁目に対応する第三頁シート33sが設けられている。これらの各頁シート31s,32s,33sには、図柄・画像が描かれている。すなわち、ブック30の表紙シート30s、第一頁シート31s、第二頁シート32s、第三頁シート33sに所定の図柄・画像を描いておくことで、ブック30は、その頁が開かれたとき、形態変化とともに図柄・画像演出ができる。これにより、演出効果を増すことができる。
ブック30内には、それ自体の固有の第一識別情報が記録されたICタグ30dが内蔵されている。また、ブック30は、単に第一識別情報を有しているだけでなく、それ自体が電源を有し、音演出が可能に構成されている。この演出の起動させるスイッチ類については、ブック底部側に設けられている。
図8は、ブック30の形態変化状態の一例を示す斜視図である。
図8に示すように、表紙部31aのみが開いた状態となることができる。この場合は、例えば、ブック30が閉じられた状態から、表紙係止フック31fの先端側を開くように押すことで、表紙係止フック31fが係止突起32eから外れる。これにより、付勢部材38tの付勢力によって表紙部31aのみが自動的に開かれる。このとき、頁部32aは、頁係止フック32fによって本体部30bに係止されている。このように表紙部31aを開いた状態では、頁部32aの第一頁シート31sが現れた図柄・画像演出ができる。この開動操作と同時に、音声出力のスイッチングを行うことで、後述するように、音出力の演出も行うことができる。
図9は、ブック30を底面方向から見た底面図である。図10は、ブック30の動作に関連する押込みボタン36b、装着ボタン37b、開動係止部材38fが設けられた部位の断面斜視図である。
図9及び図10に示すように、ブック30の本体部30bのブック底面30bbには、ヒンジ部30hに近い順に、押込みボタン36b、装着ボタン37b、開動係止部材38fが設けられている。押込みボタン36b、装着ボタン37b、開動係止部材38fは、その一部がブック底面30bbに露出するように本体部30b内の側壁30bwなどに適宜支持され、ブック内側にスライド移動可能に構成されている。装着ボタン37bは、圧縮ばね37sによりブック外側に向かって付勢されている。また、開動係止部材38fも圧縮ばね38sによりブック外側に向かって付勢されている。
ブック30内には、そのブック固有の第一識別情報が記録されたICタグ30dが内蔵されている。また、ブック30は、単に第一識別情報を有しているだけでなく、それ自体が電源を有し、回路基板34k上にはスイッチ34si,35siが設けられている。そして、これらのスイッチ34si,35siを操作することで音演出が可能に構成されている。演出を起動させるスイッチ操作を行う手段として、押込みボタン36b、装着ボタン37b、開動係止部材38fが設けられている。なお、ブック30の電源スイッチは、例えばスイッチ35siを用いてもよいし、別途電源スイッチを設けても良い。
図11は、押込みボタン36bを含む開動連動部36を示す分解斜視図である。
図11に示すように、開動連動部36は、ブック30を、開閉部30aの動作に連動して演出出力する第一スイッチ操作と、開閉部30aの動作とは連動せず演出出力をする第二スイッチ操作が可能に構成されている。詳細には、開動連動部36は、第一スイッチ操作用の揺動部材36aと、第二スイッチ操作用の押込みボタン36bを備えている。
揺動部材36aは、開閉軸30sfと平行な揺動軸心線RLを有する揺動軸部36abを中心に揺動可能に設けられている。すなわち、揺動軸部36abには、揺動軸心線RLに直行する方向に延出された揺動アーム36amが設けられ、この揺動アーム36amの一端側36atがスイッチ34siの操作端に対面する位置まで延出されている。また、一端側36atとは揺動軸心線RLを挟んで反対側の他端側36aeは、ヒンジ部30h側に対面している。このように構成されていることで、例えば、開閉部30aが開かれたときに、ヒンジ部30hに設けられた係合端31ae(図9も参照)が他端側36aeを押す。これにより、揺動アーム36amはスイッチ34siを押し込むように揺動する。
ここで、スイッチ34siは、その種類については特に制限するものではないが、例えば、回路基板34k上に設けられたラバーコンタクトスイッチにて構成することができる。すなわち、押込み操作をするだけで、スイッチングが可能であると共に押込みに対してある程度の弾性反発力を備えている。
押込みボタン36bは、揺動アーム36amとブック底面30bbとの間で上下にスライド移動可能に配置されている。また、押込みボタン36bの下端面は、ブック底面30bbに露出(図10参照)している。押込みボタン36bの上端面36btは、揺動アーム36amの下端面36mtに接触可能に対面している。上端面36btと下端面36mtとは、その双方が所定方向に同様に傾いた傾斜面に構成されている。したがって、例えば、押込みボタン36bを押し込む(図中上方に移動する)と、上端面36btは下端面36mt上を押すようにして上昇し、下端面36mt押圧する。これによって、揺動アーム36amは、ブック裏面方向に押されてスイッチ34siを押す方向に揺動し、スイッチ操作が行われる。
図12は、装着ボタン37bを示す分解斜視図である。
図12に示すように、装着ボタン37bは、適宜段差部を有するブロック形状で下端部37bbがブック底面に露出している。装着ボタン37bは、上下方向にスライド移動可能に設けられており、更に、装着ボタン37bの上端部37beに、圧縮ばね37sが配置されて常時下方(ブック底面側)へ付勢されている。また、装着ボタン37bの側面の一端側37btには、スイッチ35siの作動片35stが係合されており、装着ボタン37bの押込み動作の動きによってスイッチ操作を行うことができる。なお、装着ボタン37bは、ブック30がスロット部21,22,23に装着されたとき、スロット底面25に設けられた押圧突起26により押し込むことができる。
図13は、開動係止部材38fを示す分解斜視図である。
図13に示すように、開動係止部材38fは、上下方向にスライド移動可能に設けられた縦長形状のブロック部材であり、下端面38fdがブック底面36bbに露出し、内部空間に圧縮ばね38sが取り付けられている。この圧縮ばね38sは、内部空間内に突出するブック本体側のバネ係止部38bkとスペース下端壁38sdとの間に装着され、開動係止部材38fを下方側へ付勢している。また、開動係止部材38fは、上端側に係止開口38fhが形成されている。係止開口38fhは、頁部32aの頁係止フック32fが貫通する部分である。係止開口38fhに進入した頁係止フック32fは、その先端の引っ掛かり部32feが係止開口38fhの奥側の上縁38feに引っ掛かることで係止される。一方、頁係止フック32fの係止解除の方法は、後述する連動機構28の押圧ピン28cpが開動係止部材38fを押し込む(上方に押す)ように動作することで行うことができる。
ブック30の頁部32aを閉じるときは、頁係止フック32fを係止開口38fh内に挿入して係止する。このとき、圧縮ばね38sの付勢力に抗して開動係止部材38fを上方に移動させる。これは、頁係止フック32fの先端面32ftが、図13に示すように、先細の傾斜面に構成されていることで、先端面32ftの係止開口38fh内への進入はし易い。
図14は、開動係止部材38fを動作するための連動機構28を示す概略斜視図である。図15は、連動機構28が設けられたバックル20の内部構造を示す概略断面図である。
図14に示すように、開動係止部材38fを動作するための連動機構28は、スライドベース28bと、スライドベース28bの一端部28beに係合すると共に一部が収納空間20SPに露出する剣検出部28aと、スライドベース28bに係合してスロット底面25に対応する3個のピンブロック部材28cと、を含む構成となっている。この連動機構28は、図15に示すように、スライドベース28bがバックル20の底部空間20bs内において、バックル左右方向(バックルの長手方向)にスライド移動可能に組み込まれている。
スライドベース28bは、スロット底面25に沿って延びるスロット部側ベース28bpと、収納空間側の下側に延びる空間側ベース28brとを備えている。スロット部側ベース28bpには、各ピンブロック部材28cに対応するブロック対面部28btが設けられている。ブロック対面部28btには、上方に向いた傾斜面28wsが形成されている。また、スライドベース28bは、ベーススプリング28sによって、バックル20の図中左方向に付勢されている。
ピンブロック部材28cは、それぞれがスライドベース28bのスライド方向と直交する上下方向にスライド移動可能に保持されている。ピンブロック部材28cの上端には、上方に向って突出した押圧ピン28cpが設けられている。また、ピンブロック部材28cの下端側には、ブロック対面部28btの傾斜面28wsに対面し同じ方向に傾斜するブロック側傾斜面28cwが設けられている。したがって、ピンブロック部材28cは、スライドベース28bが所定方向(図中右方向)に移動することで、傾斜面28wsによってブロック側傾斜面28cwが押されて上方に移動する。これにより、押圧ピン28cpは、スロット底面25に設けられたピン孔27から突出する。この結果、押圧ピン28cpが開動係止部材38fを押上げることができる。
剣検出部28aは、揺動軸心線RLを中心にして揺動可能に保持されている。剣検出部28aは、その下端部28adが(揺動軸心線RLよりも下側)スライドベース28bの一端部28beに係合している。一方、剣検出部28aは、上端部28ae(揺動軸心線RLよりも上側)が収納空間20SPの側面に露出している。したがって、剣検出部28aは、バックル前方側から見た場合、ベーススプリング28sによって時計回りの方向に付勢されている。
図16は、演出出力玩具1において、ブック30の開動(形態変化)の一例を示す斜視図である。なお、図16に示す状態は、例えば、図1に示す状態から、剣10を抜刀したときの状態を示すものであり、後述する第一演出出力モードの初期状態である。
連動機構28は、剣10が収納空間20SPに装着された状態から引き抜かれたときに、図16に示すように、スロット部21に装着されているブック30の開閉部30aを開動させる。これは、剣10が引き抜かれたときには、剣10の外面(裏側)の検出壁面10rw(図14参照)が、剣検出部28aの上端部28aeに係合し、この剣検出部28aを反時計回りの方向へ回転させる。これにより、剣検出部28aの下端部28adが一端部28beを押圧する。これにより、スライドベース28bは、右方向(剣10を向いた方向とは反対方向)へスライド移動する。これによって、ピンブロック部材28cが上方に移動し、押圧ピン28cpがピン孔27から突出することで、開動係止部材38fを上方に押上げる。この結果、開閉部30aに対する開動係止部材38fの係止が解除され、付勢部材38tによって開閉部30aが開かれる。
なお、剣10を抜刀したときは、剣10による音声や光演出によって第一演出をスタートさせるが、ブック30は、開閉部30aが開かれたときは、第二頁シート32sと第三頁シート33sが前面に現れるように開かれる。すなわち、スロット部21に装着したブック30は、当初の閉じた状態の表紙シート30sによる画像演出から、抜刀と同時に開いたことで新たな画像を現わした画像変化の演出も合わせ行うことができる。
図17は、異なった第一識別情報を有する3個のブック30が装着された場合について示す。
この場合においても、剣10を引き抜く操作に連動して3個のブック30が同時に開く。すなわち、各ブック30とも第二頁シート32sと第三頁シート33sが前面に現れるように開かれる。このとき、左側のスロット部21に装着されたブック30の第三頁シート33sは、真ん中のスロット部22に装着されたブック30の第二頁シート32sの後側に位置して見えなくなる。また、真ん中のブック30の第三頁シート33sは、右側のスロット部23に装着されたブック30の第二頁シート32sの後側に位置して見えなくなる。すなわち、3つのブック30の3つの第二頁シート32sと1つの第三頁シート33sが前方から見えることになり、この4つの画像表現部位によって画像演出がなされる。なお、剣10がバックル20に収納(装着)された際は、制御部60に記憶されたテーブルリストに従って、リーダ部14a,14b、14cのいずれでもブック30の第一識別情報が読み取られるようになっている。
3個のブック30が同時に開いた状態においては、4つの画像表現部位が並んだ画像で初めて表現できるものがある。例えば、図17に示すように、1つのブック30の画面演出では小さくて表現することができないものの、例えば4つの画面によって、その形状がそれと判る特定画像OV(図17には楕円線にて模式的に示す画像)を、ひと続きの画像として表現可能である。すなわち、1つのブック30の形態変化では、表現できなかった画像変化を複数のブック30を使って現わす演出ができる。
なお、本明細書で言う、「ひと続きの画像」とは、現わす図柄・画像が連続的に繋がった線で描かれたものに限るものではない。例えば、特定のキャラクターに関連する図柄・画像や複数の別のキャラクター同士の関連を想起させるような一連の図柄・画像等も含む関連画像も含むものである。
音出力演出及び光出力演出は、例えば、図16のようにブック30が1個の場合は、剣10のリーダ部14aにて第一識別情報を読み込んで、その情報に則した演出を行う。一方、図17に示すように、3個のブック30を装着した場合は、3つの異なった第一識別情報に基づいたより複雑な演出を行うことができる。
また、図18及び図19に示すように、異なった紋章を模った鍔部40を装着することができる。
図18に示すものは、例えば、紋章部40mが流水をイメージした鍔部40に構成されている。また、図19に示すものは、例えば、紋章部40mが稲妻をイメージした鍔部40に構成されている。これらの鍔部40並びに前掲の鍔部40は、その形状だけが異なるものでなく、例えば、炎は赤色、流水は青色、稲妻は黄色など、その紋章イメージに相応する色になっている。この配色により、刃部11による光演出時の発光色と相応する演出を行うことができる。
また、これらの鍔部40は、それぞれが、紋章イメージに相応する別の第二識別情報のICタグ40cを備えている。したがって、前掲の炎の鍔部40とは異なった第二識別情報による演出が可能である。例えば、鍔部40を剣10に装着する前に、鍔部40の第二識別情報をリーダ部14aに読み取る。これにより、キャラクター変更を行うことができる。すなわち、例えば、第一演出出力の変身モードは、何れの変身ヒーローとするかについては、鍔部40の紋章に対応した第二識別情報によって決定される。
図20には、剣10の非収納状態における情報読み込みの形態を示す概略図である。
図20示すように、剣10がバックル20から抜かれた非収納状態においては、例えば、刃部11の先端側のリーダ部14cにブック30のICタグ30dが対面(想像線にて示す状態)するように近づける。この操作によって、ブック30の第一識別情報が読み取られる。この結果、第一演出出力とは異なる第二演出出力を行うことができる。例えば、ブック30のICタグ30dの持っている情報として、変身ヒーローとは異なるストーリー等を出力することができる。これにより、演出出力に変化・彩りを持たせることができる。
図21は、演出出力玩具1における制御系のブロック図である。
制御部60には、複数のリーダ部14a,14b,14c、電源スイッチ15、トリガーボタン16、検出スイッチ17が接続されている。電源オン状態で、剣10をバックル20に収納した状態において、バックル20に装着されたブック30の第一識別情報は、スロット部に対応するリーダ部14a,14b,14cによって読み取られて制御部60に送られる。この第一識別情報によって第一演出出力を行うことができる。鍔部40の第2識別情報は、前掲したように、バックル20への収納前に、例えば、リーダ部14aにて読み取りし、制御部60に送られ演出モードが決定される。また、ブック30の第一識別情報は、剣10が非収納状態において、剣先のリーダ部14cにブック30を近づけて読み取りすることもできる。これにより、第二演出出力を行うことができる。
トリガーボタン10tは、所定の演出を開始するのに使用される。検出スイッチ17は、例えば、バックル20への剣10の出し入れ(抜刀、納刀)によってスイッチングがなされ、所定の演出を行うことができる。
制御部60には、記憶部61が接続されている。記憶部61には、演出時に例えば、所定の台詞,起動音、変身音、必殺技キメ音等の音を音出力部70から発生させるための音楽・音声データ、光出力部80の発光色、発光パターンなどの発光データが記憶されている。また、記憶部61は、ブック30や鍔部40の読取り情報を、一時的に記憶する一時記憶領域を有している。また、制御部60には、駆動部62が接続されている。この駆動部62には、音出力部70、光出力部80が接続されている。要するに、演出出力玩具1は、第一識別情報と第二識別情報の両情報、更にはブック30の情報の読み取り方に基づく情報によって、音出力部70による音楽・音声による音出力と光出力部80に点滅・発色変化(発光パターン)による光演出にて多様な演出をする。
本実施形態においては、複数のリーダ部14a,14b,14cの制御は、1個のICで構成される制御部60から、各リーダ部14a,14b,14cをオン・オフする信号をリーダ部14a,14b,14cに対して順番に高速で繰り返し送信することによって行われる。すなわち、各リーダ部による実際の認識タイミングには厳密にはズレがある。しかしながら、この認識タイミングのズレは、人間の感覚では瞬時の駆動であって、例えばブック30のありなし判断や情報読み込み等を瞬時にできる。このように構成された制御部60によれば、消費電力を少なくでき玩具使用時間の長時間化を図ることができるだけでなく、低コスト化を図ることができる。
また、記憶部61には、複数のリーダ部14a,14b,14cの各々に対応づけて、各リーダ部が読むべきブック30のIDを記憶したリスト(テーブルリスト)が記憶されている。制御部60は、リーダ部14a,14b,14cの各々によって、その各々に対応付けされていないブック30のIDが認識された場合には、このIDを無視して制御を行わないようになっている。なお、このリーダ部14a,14b,14cに対するテーブルリストは、剣10の設定状態(剣10のバックル20への収納状況や遊びのモード等)ごとに個別に設定されていてもよい。リーダ部14a,14b,14cに対するテーブルリストが、剣10の設定状態ごとに個別に設定されていることで、一つの剣10において、同じブック30に対しても異なる反応を出力させることができ、剣10の遊びの幅が拡がり、興趣性を向上させることが可能である。
以下、演出出力玩具1の遊び方、演出の一例について説明する。
なお、遊び方には、例えば、主人公(ヒーロー)の変身モード、攻撃モード、剣撃モードの際の音や光の出力、変身後の必殺技のキメ音や光を出力するようになっている。ここでは、例えば、特定のヒーローの変身バージョンの一例について述べる。
先ず、操作者は、バックル20が腰の前面に来るようにベルト部材18を腰に巻き付け固定する。次に、剣10の電源スイッチ15をオン(起動音)にし、操作を開始する。そして、変身前のヒーローとして、剣10をバックル20に収納(収納音)しておく(この場合のヒーロー設定は、デフォルト設定か前に使用した設定が記憶されているものとして説明する)。
前掲のように準備ができた状態で、手始めに、ブック30によるブック単独演出を行う。
例えば、図22に示すように、ブック30の表紙シート30sが見えるように片手でかざしながら構える。この構えに合わせて、ブック30のスイッチを入れる(例えば押込みボタン36bを操作する)。これにより、構えたブック30のブック名等を名乗る音演出がなされ、変身の前段演出を開始する。
引き続いて、ブック30の表紙を現わす表紙部31aの開き操作をする。この開き操作は、例えば、図23に示すように、ブック30を持っていない方の手(図示では左手)で表紙部31aの表紙係止フック31fを弾くように外す。すなわち、右手でブック30の本体部30bを持ちながら、左手指先で表紙係止フック31fを外すように操作する。この表紙部31aの開き動作によって、開動連動部36によりスイッチ34siが自動操作される。これにより、ブック30の朗読音が出力される。この朗読音は、例えば、ヒーローの力の源に係わるストーリー等の音声出力が行われる。この朗読音によって、朗読中にヒーローの構えの変化を促す等の演出をすることができる。
朗読が終了した後は、ブック30を閉じブック単独演出を終了し、ブック30をスロット部21に装着する。
この装着によって、ブック底面側から装着ボタン37bが押される。このスイッチング動作によってブック30の装填音がブック30から演出される。さらに、このブック30の装着によって、ブック30に設けられICタグ30dの第一識別情報が剣10のリーダ部14aによって読み取られる。これより、第一演出出力のモードが開始される。
ブック30の装填音の演出の後、ブック30が装填された状態においては、剣10から変身待機音が出力演出される。
(抜刀演出)
次に、剣10の握り部12を持って、剣10を抜刀(収納空間11SPから引き出す)する。このとき、例えば、検出スイッチ17によって抜刀が検出され、剣10から抜刀音を演出する。また、光演出については、抜刀の検出によって抜刀音と同時に刃部11が発光して光演出を行う。
この抜刀に際しては、連動機構28によって抜刀と連動してブック30の開閉部30aが開き、ブック30の形態が変化する。このブック開動によって、ブック30の内側の図柄・画像(第二頁目と第三頁目の図柄・画像)が現われ、画像演出がなされる。
また、剣10によって、抜刀音の演出に引き続いて、抜刀台詞を出力する演出が行われる。また、抜刀台詞に引き続いて、変身音A(変身直前音)を出力し変身が佳境に入ったことを演出する。この演出によって、例えば、剣10を使った構え動作を開始(変身動作開始)することを促すことができる。
(変身演出)
変身動作開始後、例えば、剣10を大きく振りかざして行う変身の特定の構え(剣10で空間を切り裂くようなキメ動作)を行いながら、トリガーボタン16を操作する(構えの前にトリガーボタン16を操作しても良い)。このボタン操作によって、空間を切り裂く斬撃キメ音を出力し演出効果を上げる。その後、変身が行われたことを現わすように、変身台詞を伴った変身音B(変身完了音)を出力し、変身の完了を演出する。
(剣必殺技演出)
変身後における剣10による必殺技の演出について説明する。
変身後において、剣10をバックル20内に納刀する。これにより、納刀音が出力される。その後、トリガーボタン16を引くと、必殺技モードの台詞の音声が出力される。台詞が終了すると、必殺技待機音を出力演出する。
その後、剣10を抜刀すると、抜刀音が出力される。これに引き続いて、抜刀台詞が出力される。この抜刀台詞の後には、剣必殺技キメ音が出力され、必殺技に構えを促す演出が行われる。
(剣不使用の必殺技演出)
変身後における剣不使用の必殺技の演出について説明する。
変身後、剣10をバックル20内に納刀する。これにより、納刀音が出力される。その後、トリガーボタン16を引くと、例えば足技などの必殺技モードの台詞の音声が出力される。台詞が終了すると、必殺技待機音を出力演出する。
ここで、再びトリガーボタン16を引くと、必殺技キメ音(足でける必殺技のキメ音)が発動される。その後、例えば、キック必殺技台詞が出力される。引き続いて、キック必殺技キメ音が出力され、キック必殺技に構えに相応する演出が行われる。
(ブックによる必殺技演出)
変身後におけるブック30による変身ヒーローの必殺技の発動について説明する。
バックル20にブック30が装填された状態において、このブック30をタッチする。このブックタッチによって、ブック30の固有の技を発動する演出を行うことができる。詳細には、この操作は、例えば、剣10を持っていない方の手で、図16に示す装着状態のブック30の開閉部30aを押し込むようにタッチする。このタッチにより、開閉部30aが更に開く方向に押し込まれる。この開閉部30aの押込み動作により、例えば、スイッチ34siのスイッチングが行われる。これにより、例えば、開閉部30aへのタッチ音とブック名を名乗る演出がなされる。その後、このブック30の固有の効果音やキメ音を出力することで、技の発動の演出を行うことができる。
(ブックによる他の必殺技演出)
変身後における剣10による変身ヒーローの必殺技の発動について説明する。
先ず、非収納状態の剣10の剣先に、図20に示すようにブック30をかざす。このとき、制御部60に記憶されたテーブルリストに従って、リーダ部14a,14b側の位置にブック30をかざしても情報が読み取られることはなく、剣先のリーダ部14cによってのみブック30の第一識別情報が読み取られる。情報が読み取られると、剣10側からスキャン音が出力される。そして、剣10によってブック名が音声出力される。引き続き、第一演出時とは全く異なる第二演出のスキャン台詞が出力された後、必殺技の待機音を出力演出する。なお、光演出は、剣先によるスキャン操作と適宜連動して、例えば、発光色・発光パターンを変える等の演出をする。
引き続いて、必殺技を発動するときは、トリガーボタン16を引く。これにより、スキャンしたブック30特有の必殺技のキメ台詞を出力する。これに引き続いて、スキャンした必殺技のキメ音を発動し、剣10の構えを促す演出を行う。なお、必殺技の発動における光演出は、例えばスキャンに基づく情報に基づいた発光によって演出を行う。このように、抜刀状態での情報読み込みによる演出は、第一演出のときと同じ剣10を使用しても、第一演出時とは全く異なる第二演出出力が行われる。
(他の演出)
剣10とブック30とを連動させない場合の演出について説明する。
この場合、剣10は、デフォルト設定、若しくは以前使用した演出設定の記憶を基にした演出が可能である。例えば、ブック30の情報を読み取る操作をすることなく、剣10をバックル20に対して抜き差しする操作(検出スイッチ17にて動作検出)、トリガーボタン16の操作などによって、所定の音演出・光演出を行うことができる。
以上説明した演出モードにおいては、デフォルト設定のヒーローの場合(ブック30が一つの場合)について説明した。しかし、演出モードとしては、ブック30が2つの場合、3個使用した場合がある。更に、鍔部40を変更することで、例えば、ブック装着音、待機音、抜刀音、キメ音、台詞、発光色などを種々の演出要素を変更することができる。また、剣10を抜刀した状態でのブック30の読み込み操作による場合では、同じ剣10でもバックル20を使用した第一演出とは異なる演出ができ意外性や面白みを増すことができる。このように、演出出力玩具1は、ブック30の数(第一識別情報の数)と、鍔部40の数(第二識別情報の数)と、ブック30のバックル20への装着数、また、剣10が納刀状態か抜刀状態かの相違での第一識別情報の読み込み、更には、何れの識別情報をも読み込まないときの演出も可能である等、多種多様な演出モードを出力することができる。
(保持体の変形例)
図24には、バックル20とは異なった保持体20Aを示す。
図24に示す保持体20Aは、前掲のバックル20と異なりバックル型ではなく、例えば、腰のサイドに取り付けて好適な構造になっている。詳細には、ベルト部材18に対してベルト上方側から着脱自在なベルトフック20fと、このベルトフック20fに対して傾斜して取り付け可能なベースプレート20pと、ベースプレート20pとの間で収納空間20SPを構成する片持ち型の片持ちカバープレート20mと、を有する構造となっている。この場合、剣10を装着する際には、ベルト部材18に対して斜め(矢印にて示す)向きに挿入することができる。
この保持体20Aの場合、カバープレート20mが片持ち型の支持構造でベースプレート20pに連結されていることで、剣10を適宜弾性力で保持することが可能である。したがって、剣10の納刀時、抜刀時のクリック感などを出すことができ、納刀・抜刀の操作感を演出することができる。また、図22にように、バックル20を装着したベルト部材18の左腰のところに装着できる。このようにバックル20を併用することで、剣10の納刀箇所の変化を持たせることができる。また、保持体20Aを単独で用いることもできる。
この保持体20Aの場合、剣10を出し入れ可能なコンパクトな収納空間11SPを有しており、ベルト部材18に対して引っ掛けるように着圧自在なベルトフック20fによって、あらゆるベルト状の部材に取り付けることができる。また、この保持体20Aにおいても、例えば、検出スイッチ17の動作により、剣10の出し入れと連動させる演出を行うことができる。
以上述べたように、本実施形態の演出出力玩具1によれば、剣10に複数のリーダ部14a,14b,14cを設け、剣10を収容するバックル20に複数のブック30を保持可能にしたことにより、複数のブック30の個別の識別情報を迅速に読み取ることが可能になる。この結果、剣10の制御部60によって複数の識別情報の迅速処理ができ、且つ読み取った複数の情報に基づく多様な演出出力が可能になる。
また、本実施形態の演出出力玩具1では、複数のリーダ部14a,14b,14cと複数のスロット部21,22,23に保持されるブック30とが接近して対を成すように配置されることで、収納空間20SPに収納された剣10によって、ブック30の第一識別情報を個別に正確かつ迅速に読み取ることが可能になる。この結果、情報読取り処理の迅速化に寄与でき、読み取った複数の情報に基づいて多くの演出が可能になり、演出出力玩具1の興趣性を高めることができる。
また、本実施形態の演出出力玩具1では、装着ボタン37bと押圧突起26等を含む装着連動スイッチ部材により、ブック30をスロット部21,22,23への装着操作に連動した演出が可能になる。
本実施形態の演出出力玩具1では、連動機構28及び変化起動部材(開動係止部材38f、頁係止フック32f、付勢部材38t)がバックル20とブック30との間で連係するように構成されているので、バックル20からの剣10の抜刀を検出し、その抜刀動作を、ブック30の形態変化のトリガーとなるようにすることができる。この結果、剣10の抜刀動作とブック30の開き動作とを連動させた興趣性の高い動作演出を行うことができる。
また、本実施形態の演出出力玩具1では、ブック30の開閉部30aは、本体部30bに対して閉じ状態で係止されているときに付勢部材28tにて開方向に付勢されているので、閉じ状態の係止の解除をするだけで容易に開閉部30aを開動しブック30の形態を変化させることができる。
また、本実施形態の演出出力玩具1では、ブック30は、開閉部30aが重なるように別々に開動可能に複数設けられているので、複数の形態変化が可能であり、形態変化をより多く楽しむことができる。
本実施形態の演出出力玩具1では、ブック30は、開動連動部36が設けられていることで、ブック30の開く形態変化に連動するスイッチングにて演出出力ができる。更に、押込みボタン36bによって形態変化しない状態でもブック30単体でのスイッチング操作ができ演出出力が可能である。
本実施形態の演出出力玩具1では、ブック30がバックル20に装着された状態において、開閉部30aが開かれた場合には、第二頁シート32sと第三頁シート33sによって前面に向かってブック30が開いた大きな複数画像を同時に表示することができる。更に、複数のブック30が並んで装着された状態においては、接近した多数の画像により、一続きの画像を表現することができる。この結果、複数のブック30によって、さらに大きな画像演出をすることが可能となる。
また、本実施形態の演出出力玩具1では、ブック30の第一識別情報に基づく第一演出出力を、鍔部40によってモードを変更し、演出の多様化ができる。
また、本実施形態の演出出力玩具1では、剣10の非収納状態(抜刀状態)でのブック30の第一識別情報の読取りにより、ブック30による第二演出出力ができるので、演出の多様を更高めることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はその技術思想の範囲で適宜変更することができる。例えば、上記実施形態においては、ブック30を3個装着できる構成としたが、何らこれに制限されるものではなく、より多く装着できるようにしても良い。
また、上記実施形態における演出出力玩具1の形状については、図示のものに何ら制限されるものではない。また、上記実施形態における遊び方の一例について説明したが、これは、ほんの一例に過ぎず必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、単なる変身ヒーローだけの玩具としての使い方だけにとどまるものではなく、ブック30の第一識別情報に、変身ヒーローだけでなく、例えば、ファンタジーのキャラクター、更には、外国の童話、日本昔話、学習図鑑などのデータを記録したものを使用することで、遊び方のモードを多種多様にすることができる。
1 演出出力玩具
10 剣(主玩具体)
14 検出部
14a,14b,14c リーダ部
18 ベルト部材
20 バックル(保持体)
21,22,23 スロット部
26 押圧突起(装着連動スイッチ部材)
28 連動機構
30 ブック(第一副玩具体)
30b 本体部
30a 開閉部
30sf 開閉軸
32f 頁係止フック(変化起動部材)
37b 装着ボタン(装着連動スイッチ部材)
38f 開動係止部材(変化起動部材)
38t 付勢部材(変化起動部材)
40 鍔部(第二副玩具体)
60 制御部

Claims (11)

  1. 収納空間を有する保持体と、
    情報検出が可能な検出部を有し前記収納空間に収納自在な主玩具体と、
    前記保持体に対して着脱可能な第一副玩具体と、を含み、
    前記保持体には、第一識別情報が付与された複数の前記第一副玩具体を装着可能な複数のスロット部が設けられ、
    前記主玩具体には、前記検出部として、前記スロット部に装着された前記第一副玩具体から前記第一識別情報を個別に読み取り可能な複数のリーダ部が設けられ、
    前記主玩具体は、前記収納空間から取り出されたときに、前記リーダ部が読み取った前記第一識別情報に応じた第一演出出力を行う制御部を備える、
    演出出力玩具。
  2. 請求項1に記載の演出出力玩具であって、
    前記収納空間に収納された前記主玩具体の前記複数のリーダ部は、前記複数のスロット部に装着される前記第一副玩具体とそれぞれ接近して対を成すように設けられている、
    演出出力玩具。
  3. 請求項1又は2に記載の演出出力玩具であって、
    前記保持体と前記第一副玩具体とには、前記第一副玩具体の前記スロット部への装着を確認可能な装着連動スイッチ部材が設けられている、
    演出出力玩具。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の演出出力玩具であって、
    前記第一副玩具体は形態変化が可能であり、
    前記保持体は、前記主玩具体が前記収納空間から取り出された際に、前記スロット部に装着された前記第一副玩具体を形態変化させる変化起動部材を作動させる連動機構を備える、
    演出出力玩具。
  5. 請求項4に記載の演出出力玩具であって、
    前記第一副玩具体は、
    前記スロット部に固定される本体部と、
    前記本体部に対して開閉軸を介して連結され開閉動可能な開閉部と、を備え、
    前記変化起動部材は、前記開閉部を開方向に付勢する付勢部材と、前記開閉部を閉じ状態に係止する開動係止部材と、を含み、
    前記連動機構は、前記スロット部に装着された前記第一副玩具体の前記開動係止部材を押圧して前記開閉部を開動可能に構成されている、
    演出出力玩具。
  6. 請求項5に記載の演出出力玩具であって、
    前記開閉部は、重なるように別々に開動可能に複数設けられている、
    演出出力玩具。
  7. 請求項5又は6に記載の演出出力玩具であって、
    前記第一副玩具体は、前記開閉部の動作に連動して演出出力を行う第一スイッチ操作と、前記開閉部の動作とは連動せず演出出力をする第二スイッチ操作が可能に構成されている、
    演出出力玩具。
  8. 請求項5〜7の何れか一項に記載の演出出力玩具であって、
    前記スロット部に装着された前記複数の第一副玩具体は、前記開閉部が開かれた状態において、ひと続きの画像を表現可能に構成されている、
    演出出力玩具。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の演出出力玩具であって、
    さらに、前記主玩具体に着脱可能で、第二識別情報が付与された第二副玩具体を含み、
    前記制御部は、前記主玩具体が前記収納空間に対して非収納の状態で前記リーダ部によって読み取られた前記第二副玩具体の前記第二識別情報に応じて、前記第一演出出力のモードを変更する、
    演出出力玩具。
  10. 請求項1〜9の何れか一項に記載の演出出力玩具であって、
    前記制御部は、前記主玩具体が非収納の状態において、前記リーダ部によって前記第一副玩具体の前記第一識別情報が読み取られると、前記第一識別情報に応じた第二演出出力を行う、
    演出出力玩具。
  11. 請求項1〜10の何れか一項に記載の演出出力玩具であって、
    前記保持体は、身体に装着するためのベルト部材を取り付け可能に構成されている、
    演出出力玩具。
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