JP6929516B2 - 斜板式可変容量ピストンポンプ - Google Patents
斜板式可変容量ピストンポンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6929516B2 JP6929516B2 JP2017174148A JP2017174148A JP6929516B2 JP 6929516 B2 JP6929516 B2 JP 6929516B2 JP 2017174148 A JP2017174148 A JP 2017174148A JP 2017174148 A JP2017174148 A JP 2017174148A JP 6929516 B2 JP6929516 B2 JP 6929516B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swash plate
- control piston
- type variable
- piston pump
- plate type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
斜板式可変容量ピストンポンプ10はボディ11とケース12が図示しないねじ部材によって本体13が一体的に形成され、前記ボディ11及びケース12には、玉軸受14、ニードル軸受15により回転自在に支持されたシャフト(軸部材)16が装着されている。前記シャフト16には、スプライン16aが形成され、シリンダバレル18の内周面に形成されたスプライン溝16bと結合されてシリンダバレル18がシャフト16と共に回転する。
前記斜板23は、ボディ11に結合されたすべり軸受24に当接されている。前記斜板23には、スプリング28の弾発力がニードル軸受17、バレルホルダ29、シューホルダー30を介して作用している。斜板23は、すべり軸受24を摺動することで傾斜角θが変化する。斜板23は、通常、傾動用のばね部材25の弾発力により傾斜角θが最大となるようにスプリングホルダ31を介して背面側端部に付勢されており、ばね部材25とは反対側に配されたコントロールピストン(ピストン部材)26が該ばね部材25の弾発力の付勢に抗して斜板23を最小の傾斜角θとなるまで制御動作する。そして、前記コントロールピストン26を作動させることにより、斜板23に所要の傾斜角θを付与してポンプの吐出容量を制御する。なお、前記コントロールピストン26は、ケース12に穿設されたボア27に摺動自在に嵌入されている。
本体内にシャフトとともに回転可能に支持されたシリンダバレルと、
前記シリンダバレルに軸方向に摺動可能に挿入された複数個のピストンの頭部に摺動可能に保持されかつ前記シャフトの回転方向に回転不能に前記本体内に支持された斜板と、
を有し、
前記斜板の傾斜角がコントロールピストンにより変更される斜板式可変容量型ピストンポンプにおいて、
前記斜板と、
前記本体に摺動自在に嵌挿された前記コントロールピストンと、
前記コントロールピストン及び前記斜板を連接するリテーナピンと、
を有し、
前記コントロールピストンの先端に凹部溝を設け、
前記リテーナピンのコントロールピストン接触側には前記凹部溝に係合する断面半円形状の突起を設け、該突起の反対側には前記斜板に嵌合する円筒部を設け、
前記円筒部のスプリングホルダ保持側には略円すい形状のくぼみが形成され、該略円すい形状のくぼみに前記スプリングホルダを保持し、スプリングピンにより前記斜板と前記リテーナピンとを一体にし、前記スプリングピンの嵌合穴と前記略円すい形状のくぼみとが連通していることを特徴とする。
リテーナピン40のコントロールピストン26の接触部側は、断面半円形状の突起41を有しており、図2(c)のように、コントロールピストン26の凹部溝26aに線接触する形状となっている。リテーナピン40は、コントロールピストン26との接触が線接触となることでヘルツの接触応力が低減する。
また、コントロールピストン26に対してリテーナピン40の接触が断面半円形状の突起41つまりは円筒形状との接触なので接線の垂直方向に荷重が作用するため、コントロールピストン26には軸方向の荷重しか作用しない。このことから偏荷重(軸方向以外の荷重)が作用しないため、コントロールピストン26のボア27の摩耗防止を図ることができる。
スプリングホルダ31の保持部の外周となる円筒部45は、斜板23に形成された嵌合穴23cに嵌め合うようになっている。
そして、スプリングピン33を斜板のスプリングピン嵌合穴23bおよびリテーナピンのスプリングピン嵌合穴42に嵌め合う事でリテーナピン40を斜板23に固定することが可能となっている。
11 ボディ 12 ケース
13 本体 16 シャフト
17 ニードル軸受 18 シリンダバレル
19 、27 ボア 20 ピストン
22 シュー 23 斜板
26 コントロールピストン 31 スプリングホルダ
33 スプリングピン 40 リテーナピン
Claims (3)
- 本体内にシャフトとともに回転可能に支持されたシリンダバレルと、
前記シリンダバレルに軸方向に摺動可能に挿入された複数個のピストンの頭部に摺動可能に保持されかつ前記シャフトの回転方向に回転不能に前記本体内に支持された斜板と、
を有し、
前記斜板の傾斜角がコントロールピストンにより変更される斜板式可変容量型ピストンポンプにおいて、
前記斜板と、
前記本体に摺動自在に嵌挿された前記コントロールピストンと、
前記コントロールピストン及び前記斜板を連接するリテーナピンと、
を有し、
前記コントロールピストンの先端に凹部溝を設け、
前記リテーナピンのコントロールピストン接触側には前記凹部溝に係合する断面半円形状の突起を設け、該突起の反対側には前記斜板に嵌合する円筒部を設け、
前記円筒部のスプリングホルダ保持側には略円すい形状のくぼみが形成され、該略円すい形状のくぼみに前記スプリングホルダを保持し、スプリングピンにより前記斜板と前記リテーナピンとを一体にし、前記スプリングピンの嵌合穴と前記略円すい形状のくぼみとが連通していることを特徴とする斜板式可変容量型ピストンポンプ。 - 請求項1記載の斜板式可変容量型ピストンポンプにおいて、前記スプリングピンの割り位置が前記略円すい形状のくぼみの方向を向くように組み付けられた事を特徴とする斜板式可変容量型ピストンポンプ。
- 請求項1又は2記載の斜板式可変容量型ピストンポンプにおいて、
前記リテーナピンにはスプリングピン嵌合穴から前記断面半円形状の突起表面へと貫通した穴が形成されていることを特徴とする斜板式可変容量型ピストンポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017174148A JP6929516B2 (ja) | 2017-09-11 | 2017-09-11 | 斜板式可変容量ピストンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017174148A JP6929516B2 (ja) | 2017-09-11 | 2017-09-11 | 斜板式可変容量ピストンポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019049237A JP2019049237A (ja) | 2019-03-28 |
JP6929516B2 true JP6929516B2 (ja) | 2021-09-01 |
Family
ID=65904991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017174148A Active JP6929516B2 (ja) | 2017-09-11 | 2017-09-11 | 斜板式可変容量ピストンポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6929516B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0258157U (ja) * | 1988-10-20 | 1990-04-26 | ||
JPH0631190Y2 (ja) * | 1989-12-11 | 1994-08-22 | 株式会社豊田自動織機製作所 | アキシャルピストンポンプ |
JP2006070777A (ja) * | 2004-09-01 | 2006-03-16 | Nachi Fujikoshi Corp | 斜板式可変容量ピストンポンプ |
-
2017
- 2017-09-11 JP JP2017174148A patent/JP6929516B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019049237A (ja) | 2019-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2012114589A1 (ja) | 可変容量型油圧ポンプ・モータ | |
US3075472A (en) | Variable-flow pumps of the drum piston type | |
KR101967505B1 (ko) | 경사판식 유압 모터 또는 경사판식 유압 펌프 | |
JP6210101B2 (ja) | 可変容量型ポンプ | |
KR101970426B1 (ko) | 유압 펌프 | |
JP2009257421A (ja) | 流体機械の軸封構造 | |
JP6217727B2 (ja) | 可変容量型ポンプ | |
JP6929516B2 (ja) | 斜板式可変容量ピストンポンプ | |
CN110345034B (zh) | 静液压轴向柱塞机 | |
EP2778410B1 (en) | Hydraulic rotary machine | |
EP1293668A2 (en) | Axial piston pump with rocker cam counterbalance feed | |
JP4888123B2 (ja) | 可変容量形ピストンポンプ・モータ | |
JP6387327B2 (ja) | 可変容量型斜板式液圧回転機 | |
JP2006070777A (ja) | 斜板式可変容量ピストンポンプ | |
JP7478700B2 (ja) | 斜板式液圧回転機 | |
JP2021004593A (ja) | 斜板式可変容量型ピストンポンプ | |
JP3213891U (ja) | 斜板式圧縮機 | |
JP6867751B2 (ja) | シュー及び当該シューを具備する斜板式コンプレッサー | |
KR102615466B1 (ko) | 펌핑 조립체 | |
JP2005315241A (ja) | 斜板式可変容量ピストンポンプ | |
JP2023178382A (ja) | 油圧ポンプ及び建設機械 | |
CN111946577A (zh) | 液压泵、作业机械以及液压泵的冷却方法 | |
JP2020153326A (ja) | 斜軸式アキシャルピストンポンプ | |
JP2021085384A (ja) | 斜板式可変容量型ピストンポンプ | |
JP5174260B1 (ja) | 斜軸式アキシャルピストンモータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170915 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200622 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210528 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210618 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20210618 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210709 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210722 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6929516 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |