JP6929017B2 - 目標距離模擬装置 - Google Patents

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Description

本発明は、周波数変調方式を用いて目標物と自装置との間の目標距離を測定する周波数変調レーダ装置に対して、目標距離を模擬する目標距離模擬装置に関する。
周波数変調レーダ装置は、周波数変調された送信波と、目標物から反射された受信波と、の間のビート周波数に基づいて、目標物と自装置との間の距離を測定するものであり、パルスレーダ装置と比較して、連続波を使用することから低電力消費を実現することができ、ナノ秒パルスを増幅するような高周波部品を省略することができる。
通常のFMCW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式のレーダの原理を図1に示す。通常のFMCW方式では、送信波の周波数の変調速度ΔF/Tを一定にして(ΔFは一定、Tも一定)、送信波と受信波との間のビート周波数fに基づいて、目標物と自装置との間の距離Lを測定する。具体的には、送信波と受信波との間の遅延をtとし、送信波及び受信波の伝搬速度をcとすると、f=(t/T)ΔF=(2L/cT)ΔFが成立し、L=(cT/2ΔF)fが成立する。
通常のFMCW方式のレーダと異なる方式のレーダとして、FMCWサーボスロープ方式のレーダの原理を図2に示す。FMCWサーボスロープ方式では、送信波と受信波との間のビート周波数fを一定にする、送信波の周波数の変調速度ΔF/T(ΔFは一定、Tは可変)に基づいて、目標物と自装置との間の距離Lを測定する。具体的には、送信波と受信波との間の遅延をtとし、送信波及び受信波の伝搬速度をcとすると、T=(ΔF/f)t=(ΔF/f)(2L/c)が成立し、L=(cf/2ΔF)Tが成立する。
特開2011−242199号公報
特許文献1では、周波数変調レーダ装置を実地使用しないときに機能試験にかけるために、測距環境模擬装置を用いて、周波数変調レーダ装置に対して、目標物と周波数変調レーダ装置との間の測距環境(目標距離L及び相対運動など)を模擬している。
しかし、測距環境模擬装置は、周波数変調レーダ装置に対して、目標物と周波数変調レーダ装置との間の相対運動に起因するドップラシフトを模擬しているものの、目標物と周波数変調レーダ装置との間の目標距離Lの「連続性」を模擬していなかった。
そこで、上記課題を解決するために、本発明は、目標物と周波数変調レーダ装置との間の目標距離Lの「連続性」を模擬することを目的とする。
上記目的を達成するために、最初に、通常のFMCW方式を用いることなく、FMCWサーボスロープ方式を用いることとした。その理由は、以下の通りである。
つまり、通常のFMCW方式では、目標物と周波数変調レーダ装置との間の距離Lに応じて、送信波と受信波との間のビート周波数fを可変とする。よって、目標距離模擬装置において、広周波数帯域を必要としている。そして、周波数変調レーダ装置において、送信波と受信波との間の相関をデジタル領域において計算するところ、送信波と受信波との間のビート周波数fを高周波数帯においては正確に測定することができず、目標物と自装置との間の距離Lを長距離領域においては正確に測定することができない。
一方で、FMCWサーボスロープ方式では、目標物と周波数変調レーダ装置との間の距離Lによらず、送信波と受信波との間のビート周波数fを一定とする。よって、目標距離模擬装置において、広周波数帯域を必要としていない。そして、周波数変調レーダ装置において、送信波と受信波との間の相関をデジタル領域において計算するところ、送信波と受信波との間のビート周波数fを高周波数帯においては測定する必要がないため、目標物と自装置との間の距離Lを長距離領域においても正確に測定することができる。
さらに、周波数変調レーダ装置における送信波に対して、複数の種類の遅延のうち一つの種類の遅延を施すことにより、目標距離Lの「概略」を模擬するとともに、周波数シフトを施すことにより、目標距離Lの「詳細」を模擬することとした。よって、FMCWサーボスロープ方式を用いるとともに、周波数シフト幅を狭くすることができるため、目標距離模擬装置において、広周波数帯域を不要とすることができる。
具体的には、本発明は、周波数変調サーボスロープ方式を用いて目標物と自装置との間の目標距離を測定する周波数変調レーダ装置に対して、前記目標距離を模擬する目標距離模擬装置であって、前記周波数変調レーダ装置における送信波を入力される送信波入力部と、前記周波数変調レーダ装置における送信波に対して、複数の種類の遅延のうち一つの種類の遅延を施すことにより、前記目標距離の概略を模擬する遅延処理部と、前記周波数変調レーダ装置における送信波に対して、周波数シフトを施すことにより、前記目標距離の詳細を模擬する周波数シフト部と、前記目標距離の概略及び詳細が模擬された前記周波数変調レーダ装置における送信波を、前記周波数変調レーダ装置における受信波として出力する受信波出力部と、を備えることを特徴とする目標距離模擬装置である。
この構成によれば、目標距離模擬装置において、広周波数帯域を不要とすることができる。そして、周波数変調レーダ装置において、目標物と自装置との間の距離Lを長距離領域においても正確に測定することができる。このように、目標物と周波数変調レーダ装置との間の目標距離Lの「連続性」を模擬することができる。
また、本発明は、前記遅延処理部及び前記周波数シフト部は、互いに連携して、前記目標距離の連続性を模擬することを特徴とする目標距離模擬装置である。
この構成によれば、遅延処理部により「大まか」に模擬された目標距離Lは、周波数シフト部により「細やか」に補完される。よって、目標物と周波数変調レーダ装置との間の目標距離Lの「連続性」をよりよく模擬することができる。
また、本発明は、前記周波数シフト部は、前記周波数変調レーダ装置におけるサーボ制御の時定数内で周波数シフトを施すことを特徴とする目標距離模擬装置である。
この構成によれば、目標距離模擬装置における周波数シフトの時定数は、周波数変調レーダ装置におけるサーボ制御の時定数内である。よって、目標物と周波数変調レーダ装置との間の目標距離Lの「連続性」をよりよく模擬することができる。
また、本発明は、前記遅延処理部は、前記周波数変調レーダ装置における送信波に対して、複数の種類の減衰のうち一つの種類の減衰を施すことにより、前記目標距離に対応する減衰を模擬することを特徴とする目標距離模擬装置である。
この構成によれば、目標物と周波数変調レーダ装置との間の目標距離Lに対応する減衰(目標距離Lが長いほど、減衰が大きい。)を模擬することができる。
このように、本発明は、目標物と周波数変調レーダ装置との間の目標距離Lの「連続性」を模擬することができる。
通常のFMCW方式のレーダの原理を示す図である。 FMCWサーボスロープ方式のレーダの原理を示す図である。 本発明の目標距離模擬装置の構成を示すブロック図である。 本発明の目標距離の連続性の模擬方法を示す図である。 本発明の目標距離模擬装置の処理を示すフローチャートである。 本発明の周波数シフト部及び遅延処理部の処理を示す図である。 本発明の周波数シフト部及び遅延処理部の処理を示す図である。 本発明の目標距離の連続性の具体的な模擬方法を示す図である。 本発明の目標距離の連続性の具体的な模擬方法を示す図である。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施の例であり、本発明は以下の実施形態に制限されるものではない。
本発明の目標距離模擬装置の構成を図3に示す。本発明の目標距離の連続性の模擬方法を図4に示す。本発明の周波数変調レーダ装置の機能試験システムは、周波数変調レーダ装置1及び目標距離模擬装置2から構成される。周波数変調レーダ装置1は、FMCWサーボスロープ方式を用いて目標物と自装置1との間の目標距離Lを測定する。目標距離模擬装置2は、周波数変調レーダ装置1に対して、目標距離Lを模擬する。
周波数変調レーダ装置1は、送信波出力部11、送信波生成部12、送受信相関部13及び受信波入力部14から構成される。送信波出力部11は、自装置1における送信波を出力する。受信波入力部14は、自装置1における受信波を入力される。送受信相関部13は、自装置1における送信波と受信波との間の相関を計算し、自装置1における送信波と受信波との間のビート周波数fを計算する。送信波生成部12は、自装置1における送信波の周波数の変調期間Tをサーボ制御し、自装置1における送信波を生成する。
目標距離模擬装置2は、送信波入力部21、周波数シフト部22、遅延処理部23、受信波出力部24、目標距離制御部25及び目標距離記憶部26から構成される。
送信波入力部21は、周波数変調レーダ装置1における送信波を入力される。遅延処理部23は、周波数変調レーダ装置1における送信波に対して、複数の種類の遅延・・・、t、ti+1、・・・(ただし、t<ti+1)のうち一つの種類の遅延を施すことにより、目標距離Lの「概略」を模擬するとともに、複数の種類の減衰・・・、a、ai+1、・・・(ただし、a<ai+1)のうち一つの種類の減衰を施すことにより、目標距離Lに対応する減衰を模擬する。周波数シフト部22は、周波数変調レーダ装置1における送信波に対して、周波数シフトを施すことにより、目標距離Lの「詳細」を模擬する。受信波出力部24は、目標距離Lの「概略」及び「詳細」が模擬された周波数変調レーダ装置1における送信波を、周波数変調レーダ装置1における受信波として出力する。
目標距離記憶部26は、目標距離Lの時間変化の「シナリオ」を記憶している。目標距離制御部25は、目標距離Lの時間変化の「シナリオ」に基づいて、遅延処理部23における遅延量及び減衰量と、周波数シフト部22における周波数シフト量と、を制御する。
周波数シフト部22は、ダウンコンバート部221、アップコンバート部222及び局部発振部223から構成される。目標距離制御部25は、ダウンコンバート部221に対して局部発振部223が出力する局部発振信号の発振周波数と、アップコンバート部222に対して局部発振部223が出力する局部発振信号の発振周波数と、を制御することにより、周波数シフト部22における周波数シフト量を制御する。
遅延処理部23は、遅延切替部231、遅延切替部232、並びに、各々の種類の遅延・・・、t、ti+1、・・・(ただし、t<ti+1)及び各々の種類の減衰・・・、a、ai+1、・・・(ただし、a<ai+1)を施す各々の遅延回路部233から構成される。目標距離制御部25は、いずれの遅延回路部233に対して遅延切替部231が導通経路を設定するかと、いずれの遅延回路部233に対して遅延切替部232が導通経路を設定するかと、を制御することにより、遅延処理部23における遅延量及び減衰量を制御する。
ここで、模擬すべき目標距離Lに対応する遅延t=2L/cが、tを含むpとqとの間にあるときには、遅延処理部23は、周波数変調レーダ装置1における送信波に対して、遅延t(<ti+1)及び減衰a(<ai+1)を施し、周波数シフト部22は、周波数変調レーダ装置1における送信波に対して、差分t−tを埋める。一方で、模擬すべき目標距離Lに対応する遅延t=2L/cが、ti+1を含むqとrとの間にあるときには、遅延処理部23は、周波数変調レーダ装置1における送信波に対して、遅延ti+1(>t)及び減衰ai+1(>a)を施し、周波数シフト部22は、周波数変調レーダ装置1における送信波に対して、差分t−ti+1を埋める。
なお、周波数シフト部22が備える局部発振部223は、周波数変調レーダ装置1における送信波に対して、差分t−t又は差分t−ti+1を細やかに埋めるために、小ステップの周波数シフトを実行可能なDDS(Direct Digital Synthesizer)を用いることができる。また、実施形態では、周波数シフト部22が前段にあり、遅延処理部23が後段にあるとしている。勿論、変形例として、遅延処理部23が前段にあり、周波数シフト部22が後段にあってもよい。
本発明の目標距離模擬装置の処理を図5に示す。本発明の周波数シフト部及び遅延処理部の処理を図6、7に示す。以下に説明のステップS1〜S12が、繰り返し行われる。
周波数変調レーダ装置1において、送信波出力部11は、自装置1における送信波を出力する(ステップS1)。目標距離模擬装置2において、送信波入力部21は、周波数変調レーダ装置1における送信波を入力される(ステップS2)。
目標距離制御部25は、模擬すべき目標距離Lについての情報を、目標距離記憶部26から取得し、送信波の周波数の変調期間Tについての情報を、送信波入力部21から取得する(ステップS3)。そして、模擬すべき目標距離Lに対応する遅延t=2L/cを計算する(ステップS4)。さらに、tがtに等しいか、tがtに近いか、に応じて、周波数シフト部22及び遅延処理部23の制御方法を変える(ステップS5)。
tがtに等しいときには(ステップS5において、「t=t」)、図6に示したように、周波数変調レーダ装置1における送信波に対して、周波数シフト部22は、周波数シフトを施す必要はなく、遅延処理部23は、遅延t及び減衰aを施す(ステップS6)。
tがtに近いときには(ステップS5において、「t〜t」)、図7に示したように、周波数変調レーダ装置1における送信波に対して、周波数シフト部22は、周波数シフト−((t−t)/T)ΔFを施し(ステップS7)、遅延処理部23は、遅延t及び減衰aを施す(ステップS8)。ここで、図7のように、送信波の周波数の変調速度ΔF/Tは、正の量である。よって、図7のように、t>tのときには、周波数シフト量は、負の量となる。一方で、図7に不図示だが、t<tのときには、周波数シフト量は、正の量となる。
目標距離模擬装置2において、受信波出力部24は、周波数変調レーダ装置1における受信波を出力する(ステップS9)。周波数変調レーダ装置1において、受信波入力部14は、自装置1における受信波を入力される(ステップS10)。
送受信相関部13は、自装置1における送信波と受信波との間の相関を計算し、自装置1における送信波と受信波との間のビート周波数fを計算する(ステップS11)。送信波生成部12は、自装置1における送信波と受信波との間のビート周波数fが図2のような所定値となるように、自装置1における送信波の周波数の変調期間Tをサーボ制御し、自装置1における送信波を生成する(ステップS12)。
ここで、周波数シフト部22は、周波数変調レーダ装置1におけるサーボ制御の時定数内で周波数シフトを施すことが望ましい。つまり、目標距離模擬装置2における周波数シフトの時定数は、周波数変調レーダ装置1におけるサーボ制御の時定数内であることが望ましい。すると、周波数変調レーダ装置1から見て、目標物と周波数変調レーダ装置1との間の目標距離Lの「連続性」をよりよく模擬することができる。
本発明の目標距離の連続性の具体的な模擬方法を図8、9に示す。図8、9では、目標距離模擬装置2は、地上面と自装置との間の対地高度Lを測定する電波高度計に対して、地上面と電波高度計との間の対地高度Lを地上試験において模擬する。
図8では、出力高度Lを2500mから0mへと約7秒かけて変化させるときにおける、遅延処理部23での遅延量及び周波数シフト部22での周波数シフト量を示す。図9では、出力高度Lを約250mから0mへと約2秒かけて変化させるときにおける、遅延処理部23での遅延量及び周波数シフト部22での周波数シフト量を示す。
図8、9では、時間経過につれて単調減少する1本のラインは、出力高度Lの時間経過を示し、時間経過につれて単調増加する数本のラインは、遅延処理部23での遅延量の切り替え毎の周波数シフト部22での周波数シフト量の時間経過を示す。
図8、9では、送信波と受信波との間のビート周波数fを50kHzで一定にし、周波数シフト部22での周波数シフト量の上下限値を±約11.47kHzで制限する。すると、図8に示したように、遅延処理部23での2000mのディレイラインを用いるときには、出力高度Lを2500mから約1700mまで変化させることができる。そして、図8に示したように、遅延処理部23での1372mのディレイラインを用いるときには、出力高度Lを約1800mから約1100mまで変化させることができる。さらに、図8の右側及び図7に示したように、出力高度Lをさらに低くすることができる。
図8、9では、周波数シフト部22での周波数シフト量の精度を1Hz以下とする。すると、図8に示したように、遅延処理部23での2000mのディレイラインを用いるときには、出力高度Lの分解能を(2500−1700)/(11.47*2*10)=0.035mとすることができる。そして、図8に示したように、遅延処理部23での1372mのディレイラインを用いるときには、出力高度Lの分解能を(1800−1100)/(11.47*2*10)=0.030mとすることができる。さらに、図8の右側及び図9に示したように、出力高度Lの分解能をさらに上げることができる。
本発明の目標距離模擬装置は、(1)地上面と自装置との間の対地高度Lを測定する電波高度計に対して、地上面と電波高度計との間の対地高度Lを地上試験において模擬する目的と、(2)目標物と自装置との間の目標距離Lを測定するレーダ装置に対して、目標物とレーダ装置との間の目標距離Lを機能試験において模擬する目的と、に適用可能である。
本発明の目標距離模擬装置は、航空機又は飛翔体などのプラットフォームに搭載される電波高度計が模擬する対地高度Lに応じて、航空機又は飛翔体などのプラットフォームの姿勢制御試験などを地上試験において実施する目的に適用可能である。
1:周波数変調レーダ装置
2:目標距離模擬装置
11:送信波出力部
12:送信波生成部
13:送受信相関部
14:受信波入力部
21:送信波入力部
22:周波数シフト部
23:遅延処理部
24:受信波出力部
25:目標距離制御部
26:目標距離記憶部
221:ダウンコンバート部
222:アップコンバート部
223:局部発振部
231:遅延切替部
232:遅延切替部
233:遅延回路部

Claims (3)

  1. 周波数変調サーボスロープ方式を用いて目標物と自装置との間の目標距離を測定する周波数変調レーダ装置に対して、前記目標距離を模擬する目標距離模擬装置であって、
    前記周波数変調レーダ装置における送信波を入力される送信波入力部と、
    前記周波数変調レーダ装置における送信波に対して、複数の種類の遅延のうち一つの種類の遅延を施すことにより、前記目標距離の概略を模擬する遅延処理部と、
    前記周波数変調レーダ装置における送信波に対して、周波数シフトを施すことにより、前記目標距離の詳細を模擬するにあたり、前記周波数変調レーダ装置におけるサーボ制御の時定数内で周波数シフトを施すことにより、前記周波数変調レーダ装置から見て、前記目標距離の連続性を模擬する周波数シフト部と、
    前記目標距離の概略及び詳細が模擬された前記周波数変調レーダ装置における送信波を、前記周波数変調レーダ装置における受信波として出力する受信波出力部と、
    を備えることを特徴とする目標距離模擬装置。
  2. 前記遅延処理部及び前記周波数シフト部は、互いに連携して、前記目標距離の連続性を模擬することを特徴とする、請求項1に記載の目標距離模擬装置。
  3. 前記遅延処理部は、前記周波数変調レーダ装置における送信波に対して、複数の種類の減衰のうち一つの種類の減衰を施すことにより、前記目標距離に対応する減衰を模擬することを特徴とする、請求項1又は2に記載の目標距離模擬装置。
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