JP6928845B2 - レーダ装置およびレーダ装置の物標検出方法 - Google Patents
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Description
このような構成によれば、レーダ機能を停止することなく持続的な干渉波に対応可能となる。
このような構成によれば、物標の位置を正確に検出することができる。
このような構成によれば、物標の位置を正確に検出することができる。
このような構成によれば、物標の位置を正確に検出することができる。
このような構成によれば、パルス方式のレーダ装置において、レーダ機能を停止することなく持続的な干渉波に対応可能となる。
このような構成によれば、FM変調方式のレーダ装置において、レーダ機能を停止することなく持続的な干渉波に対応可能となる。
このような構成によれば、物標の方位角を正確に検出することができる。
このような構成によれば、簡易な計算で第2角度関数を求めることができる。
このような構成によれば、方位角が0度の方向に不要な直接波が検出されることを防止できる。
このような方法によれば、レーダ機能を停止することなく持続的な干渉波に対応可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るレーダ装置の構成例を示す図である。本発明の第1実施形態に係るレーダ装置10は、例えば、自動車等の車両に搭載され、車両の周囲に存在する他の車両、歩行者、障害物等の物標を検出する。
つぎに、本発明の第1実施形態の動作を説明する。図3は、第1物標がレーダ装置10から0mの距離に存在し、第2物標がレーダ装置10から4mの距離に存在する場合の動作を示す図である。なお、0mに存在する第1物標は、実際には、レーダ装置10の送信アンテナ17から受信アンテナ18に直接回り込む電磁波によって生じるものであり、実在する物標からの反射波によるものではない。しかしながら、従来技術における問題点である持続的な干渉波の好適な例であるので、ここでは回り込み信号も物標として扱う。
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。図8は、本発明の第2実施形態の構成例を示す図である。なお、図8において、図1と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図8では、図1と比較すると、受信アンテナ18が受信アンテナ18−1〜18−n(n>1)に置換されている。また、増幅部19、ミキサ20,21、LPF22,23、ADC24,25が増幅部19−1〜19−n、ミキサ20−1〜20−n,21−1〜21−n、LPF22−1〜22−n,23−1〜23−n23、ADC24−1〜24−n,25−1〜25−nに置換されている。なお、これらの機能および動作は、図1に示す場合と同様であるのでその説明を省略する。
つぎに、本発明の第2実施形態の動作について説明する。図11は、方位角0度に物標が存在する場合の第1角度スペクトラムおよび第2角度スペクトラムを示す図である。図11に示すように、単一方向からの到来波が存在する場合、第1角度スペクトラムは実線で示すように到来角である0度で最大となり、第2角度スペクトラムは破線線で示すように到来角である0度で0となる。
つぎに、本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態の回路構成は、図8と同様であるが、送信アンテナ17および受信アンテナ18−1〜18−4の配置が図9とは異なっている。図28は、第3実施形態における送信アンテナ17および受信アンテナ18−1〜18−4の配置例を示す図である。図28の例では、受信アンテナ18−1〜18−4は、図9と同様に、x軸方向に所定の間隔d(d≦λ/2)を隔てて配置されている。一方、送信アンテナ17は、受信アンテナ18−1〜18−4よりもy軸方向の下側に配置されるとともに、破線で示す受信アンテナ18−1〜18−4の中心からオフセットして配置されている。
図29〜図30は、送信アンテナ17から受信アンテナ18−1〜18−4への回り込みに対する第3実施形態の動作を説明するための図である。より詳細には、図29(A)は第1角度スペクトラムに係るC(θ)を示し、図29(B)は第2角度スペクトラムに係るD(θ)を示し、図29(C)は第2角度スペクトラムに係るF(θ)を示している。また、図30(A)はG(θ)を示し、図30(B)はTh=0.02である場合のH(θ)を示している。
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、以上の各実施形態では、1つの送信アンテナ17と4つの受信アンテナ18−1〜18−4を有するようにしたが、2つ以上の送信アンテナと3つ以下または5つ以上の受信アンテナを有するようにしてもよい。
11 制御部
12 変調信号生成部
13 受信アンテナ
14 変調部
15 遅延部
16 増幅部
17 送信アンテナ
18,18−1〜18−4 受信アンテナ
19,19−1〜19−n 増幅部
20,21,20−1〜20−n,21−1〜21−n ミキサ
22,23,22−1〜22−n,23−1〜23−n LPF
26 受信信号処理部
27 距離推定部
28 速度推定部
29 方位角推定部
30 クラスタリング処理部
271 第1距離関数演算部
272 第1距離スペクトラム演算部
273 最大値抽出部
274 ヒルベルトフィルタ
275 第2距離関数演算部
276 第2距離スペクトラム演算部
277 最大値、最小値抽出部
278 最大値−最小値算出部
279 推定処理部
281〜284 窓関数乗算部
291〜294 窓関数乗算部
285,295 角度推定処理部
Claims (10)
- 物標を検出するレーダ装置において、
送信アンテナを介して送信信号を送信する送信手段と、
前記送信手段によって送信され、前記物標によって反射された反射波を、受信アンテナを介して受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された受信信号を、前記送信信号の周波数によって直交復調することで前記送信信号との同相成分と直交成分とを生成する直交復調手段と、
前記同相成分および前記直交成分により、前記物標の位置に応じて強度が極大をとる第1距離関数および第1角度関数の少なくとも一方を有する第1スペクトラムと、前記物標の位置に応じて強度が極小をとる第2距離関数および第2角度関数の少なくとも一方を有する第2スペクトラムとを生成するスペクトラム生成手段と、
前記スペクトラム生成手段によって生成される前記第1スペクトラムと前記第2スペクトラムに基づいて前記物標の位置を推定する推定手段と、
を有することを特徴とするレーダ装置。 - 前記スペクトラム生成手段は、単一の前記物標が存在する場合に、前記物標の位置において強度が極大となる第1距離関数および第1角度関数の少なくとも一方を有する第1スペクトラムと、前記物標の位置において強度が極小となる第2距離関数および第2角度関数の少なくとも一方を有する第2スペクトラムとを生成する、ことを特徴とする請求項1記載のレーダ装置。
- 前記送信手段は、前記送信信号を複数回送信し、
前記スペクトラム生成手段は、複数回送信された前記送信信号に対する複数の前記第2スペクトラムを生成し、
前記推定手段は、複数の前記第2スペクトラムを比較し、強度変化が極小となる位置を前記物標の位置と推定する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のレーダ装置。 - 前記送信手段は、前記送信信号を複数回送信し、
前記スペクトラム生成手段は、複数回送信された前記送信信号に対する複数の前記第2スペクトラムを生成し、
前記推定手段は、複数の前記第2スペクトラムの各位置における最大値が極小となる位置を前記物標の位置と推定する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のレーダ装置。 - 前記送信手段は、所定の周波数を有する局発信号をパルス状のベースバンド信号によって変調することで前記送信信号を生成し、
前記直交復調手段は、前記受信信号を前記局発信号によって直交復調することで前記同相成分であるI成分と前記直交成分であるQ成分とを生成し、
前記スペクトラム生成手段は、
jを虚数単位とし、前記第1距離関数として(I+jQ)に比例する値を有するとともに時間軸を距離軸に変換した関数を使用し、第1距離スペクトラムとして前記第1距離関数の強度を示す関数を使用し、
前記第2距離関数として、(I+jQ)をヒルベルト変換して得られる値を(I’+jQ’)とする場合に(I’+jQ’)に比例する値を有するとともに時間軸を距離軸に変換した関数を使用し、第2距離スペクトラムとして前記第2距離関数の強度を示す関数を使用する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレーダ装置。 - 前記送信手段は、周波数が連続的に変化するFM変調信号を前記送信信号として生成し、
前記直交復調手段は、前記受信信号と前記送信信号の周波数差を有するビート信号を生成し、前記ビート信号をフーリエ変換により周波数領域に変換することで、前記同相成分であるI成分と前記直交成分であるQ成分とを生成し、
前記スペクトラム生成手段は、
jを虚数単位とし、前記第1距離関数として(I+jQ)に比例する値を有するとともに周波数軸を距離軸に変換した関数を使用し、第1距離スペクトラムとして前記第1距離関数の強度を示す関数を使用し、
前記第2距離関数として、(I+jQ)をヒルベルト変換して得られる値を(I’+jQ’)とする場合に(I’+jQ’)に比例する値を有するとともに周波数軸を距離軸に変換した関数を使用し、第2距離スペクトラムとして前記第2距離関数の強度を示す関数を使用する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のレーダ装置。 - 前記送信アンテナおよび前記受信アンテナの少なくとも一方を複数有し、
前記スペクトラム生成手段は、
jを虚数単位とし、前記送信アンテナおよび前記受信アンテナの組み合わせによる(I+jQ)を配列とし、フーリエ変換を行うことで、角度軸における前記第1角度関数を生成し、
前記第1角度関数の実部および虚部をRe_AおよびIm_Aとする場合に、Re_AおよびIm_Aをヒルベルト変換した結果をRe_BおよびIm_Bとしたとき、前記第2角度関数は、(Re_B+jIm_B)に比例する角度軸の関数であり、第2角度スペクトラムは、前記第2角度関数の強度を反映した角度軸信号である、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレーダ装置。 - (I+jQ)の配列から前記第2角度関数を算出する際に、奇関数の窓関数を用いることを特徴とする請求項7に記載のレーダ装置。
- 前記受信アンテナを複数有するとともに第1方向に並べて配置され、
前記送信アンテナは、複数の前記受信アンテナの配列の中心からずれた位置に配置されている、
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のレーダ装置。 - 物標を検出するレーダ装置の物標検出方法において、
送信アンテナを介して送信信号を送信する送信ステップと、
前記送信ステップによって送信され、前記物標によって反射された反射波を、受信アンテナを介して受信する受信ステップと、
前記受信ステップによって受信された受信信号を、前記送信信号の周波数によって直交復調することで前記送信信号との同相成分と直交成分とを生成する直交復調ステップと、
前記同相成分および前記直交成分により、前記物標の位置に応じて強度が極大をとる第1距離関数および第1角度関数の少なくとも一方を有する第1スペクトラムと、前記物標の位置に応じて強度が極小をとる第2距離関数および第2角度関数の少なくとも一方を有する第2スペクトラムとを生成するスペクトラム生成ステップと、
前記スペクトラム生成ステップによって生成される前記第1スペクトラムと前記第2スペクトラムに基づいて前記物標の位置を推定する推定ステップと、
を有することを特徴とするレーダ装置の物標検出方法。
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