JP6928840B2 - 発光装置、ファイバレーザ装置、および発光素子の制御方法 - Google Patents

発光装置、ファイバレーザ装置、および発光素子の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6928840B2
JP6928840B2 JP2018005733A JP2018005733A JP6928840B2 JP 6928840 B2 JP6928840 B2 JP 6928840B2 JP 2018005733 A JP2018005733 A JP 2018005733A JP 2018005733 A JP2018005733 A JP 2018005733A JP 6928840 B2 JP6928840 B2 JP 6928840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light emitting
control voltage
emitting element
transistors
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018005733A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019125712A (ja
Inventor
上村 和孝
和孝 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP2018005733A priority Critical patent/JP6928840B2/ja
Publication of JP2019125712A publication Critical patent/JP2019125712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6928840B2 publication Critical patent/JP6928840B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Lasers (AREA)

Description

本発明は、発光装置、ファイバレーザ装置、および発光素子の制御方法に関するものである。
従来、発光素子として複数の半導体レーザダイオードを備えた発光装置が開示されている。これらの発光装置は、ファイバレーザ装置において励起光源として使用されている(特許文献1〜3参照)。
特許第5694711号公報 国際公開第2015/111711号 特開2017−54931号公報
発光素子は、流れる電流に応じた強度の光を出力する。発光素子に流れる電流を制御する方法として、発光素子と直列にトランジスタを接続し、このトランジスタに印加する制御電圧を調整する方法が知られている。
しかしながら、発光素子は素子毎に電流−光出力特性(I−L特性)が異なる、すなわち、I−L特性には素子毎にばらつきがある。この場合、異なる発光素子に対して、トランジスタに印加する制御電圧を同じ値にして、発光素子に流れる電流を同じにしたとしても、得られる光出力が異なることとなり、所望の光出力が得られない場合があるという問題があった。特に、複数の発光素子を用いる場合、I−L特性のばらつきが累積するため、所望の光出力からのずれが大きくなる場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、所望の光出力を好適に得ることができる発光装置、ファイバレーザ装置、および発光素子の制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様に係る発光装置は、発光素子と、前記発光素子に電流を供給する直流電源と、互いに並列に接続され、印加される制御電圧に応じて前記発光素子に流れる電流を制御する複数のトランジスタと、前記複数のトランジスタのそれぞれに印加する制御電圧を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、当該発光装置に指示された光出力強度を実現するように、前記複数のトランジスタのそれぞれに個別に前記制御電圧を設定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光装置は、前記制御部は、前記複数のトランジスタのそれぞれのジャンクション温度が許容上限温度を超えないように、前記制御電圧を設定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光装置は、前記複数のトランジスタのそれぞれについてのジャンクション温度と前記制御電圧との関係を記憶する記憶部を備えており、前記制御部は、前記記憶された関係に従って前記制御電圧を設定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光装置は、前記発光素子の出力と前記制御電圧との関係を記憶する記憶部を備えており、前記制御部は、前記記憶された関係に従って前記制御電圧を設定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光装置は、前記制御部は、前記直流電源の電圧を、前記発光素子を駆動可能な電圧よりも大きな電圧に制御することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光装置は、前記制御部は、前記複数のトランジスタのそれぞれの負荷を最大にする電流を回避するように、前記制御電圧を設定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光装置は、前記制御部は、前記制御電圧を任意に設定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光装置は、前記発光素子を複数有し、該複数の発光素子は、直列接続された複数の発光素子群を構成しており、前記複数のトランジスタは、前記複数の発光素子群に直列に接続されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光装置は、前記複数の発光素子群のそれぞれに直列接続された複数の電流モニタ部を備え、前記複数の電流モニタ部の抵抗値がそれぞれ異なることを特徴とする。
本発明の一態様に係るファイバレーザ装置は、本発明の一態様に係る発光装置を備え、前記複数の発光素子は光増幅ファイバの励起光源であることを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光素子の制御方法は、指示された光出力強度を実現するように、互いに並列に接続され印加される制御電圧に応じて発光素子に流れる電流を制御する複数のトランジスタに、個別に前記制御電圧を設定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光素子の制御方法は、前記複数のトランジスタのそれぞれのジャンクション温度が許容上限温度を超えないように、前記制御電圧を設定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光素子の制御方法は、前記複数のトランジスタのそれぞれについてのジャンクション温度と前記制御電圧との関係に従って前記制御電圧を設定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光素子の制御方法は、前記発光素子の出力と前記制御電圧との関係に従って前記制御電圧を設定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光素子の制御方法は、前記発光素子に電流を供給する直流電源の電圧を、前記発光素子を駆動可能な電圧よりも大きな電圧に制御することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光素子の制御方法は、前記複数のトランジスタのそれぞれの負荷を最大にする電流を回避するように、前記制御電圧を設定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光素子の制御方法は、前記制御部は、前記制御電圧を任意に設定することを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光素子の制御方法は、前記発光素子を複数有し、該複数の発光素子は、直列接続された複数の発光素子群を構成しており、前記複数のトランジスタは、前記複数の発光素子群に直列に接続されていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る発光素子の制御方法は、前記複数の発光素子群のそれぞれに直列接続された複数の電流モニタ部の抵抗値がそれぞれ異なることを特徴とする。
本発明によれば、所望の光出力を好適に得ることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態1に係る発光装置のブロック図である。 図2は、実施形態1に係る発光装置の具体例の回路図である。 図3は、トランジスタに流れる電流とジャンクション温度との関係の一例を示す図である。 図4は、2つのトランジスタに流れる電流I1、I2とジャンクション温度との関係の一例を示す図である。 図5は、図4の等温線図において、電流I1、I2の組み合わせの一例を示す図である。 図6は、電流と温度との時間変化の一例を示す図である。 図7は、2つのトランジスタに流れる電流I1、I2とジャンクション温度との関係の別の一例を示す図である。 図8は、図7の等温線図である。 図9は、実施形態2に係る発光装置のブロック図である。 図10は、実施形態3に係るファイバレーザ装置の模式図である。 図11は、図10における制御部のブロック図である。 図12は、テーブルデータの一例を示す図である。
以下に、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、各図面において、同一又は対応する要素には適宜同一の符号を付し、重複説明を省略する。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る発光装置のブロック図である。発光装置10は、直流電源1と、発光素子部2−1〜2−Nと、トランジスタ3−1〜3−Nと、電流制御部4−1〜4−Nと、電流モニタ部5−1〜5−Nと、制御部6とを備えている。なお、Nは2以上の整数である。
発光素子部2−1〜2−Nは、少なくとも1つの発光素子を備えている。発光素子は特に限定されないが、本実施形態では発光素子はレーザダイオード(LD)であるとする。直流電源1は、各発光素子部2−1〜2−Nに接続されており、各発光素子部2−1〜2−Nにそれぞれ電流I1〜INを供給する。
トランジスタ3−1〜3−Nは、本実施形態では電圧制御型のトランジスタである電界効果トランジスタ(FET)である。各トランジスタ3−1〜3−Nは、各発光素子部2−1〜2−Nに直列に接続されており、かつ互いには並列に接続されている。各トランジスタ3−1〜3−Nは、ゲートに印加される制御電圧に応じてドレイン−ソース電流を調整できる。各ドレイン−ソース電流は電流I1〜INに相当する。これにより、各トランジスタ3−1〜3−Nは、印加される制御電圧に応じて、各発光素子部2−1〜2−Nの発光素子に流れる電流を制御することができる。
各電流モニタ部5−1〜5―Nは、各発光素子部2−1〜2−Nおよび各トランジスタ3−1〜3−Nに直列に接続されており、各発光素子部2−1〜2−Nの発光素子に流れる電流をモニタし、そのモニタ結果を示すモニタ信号を、破線矢印で示すように各電流制御部4−1〜4−Nに出力する。
制御部6は、各トランジスタ3−1〜3−Nに印加する制御電圧の設定信号を、破線矢印で示すように各電流制御部4−1〜4−Nに出力する。また、制御部6は直流電源1の電圧を制御することができる。また、制御部6は、外部から、発光装置10に対する光出力強度の指示信号を受け付ける。発光装置10に対する光出力強度の指示信号とは、発光装置10の発光素子部2−1〜2−Nから出力させるレーザ光の総強度(総光出力強度)を発光装置10に指示する信号である。
制御部6は、演算部と、記憶部とを備えている。演算部は、制御部6が実行する制御のための各種演算処理を行うものであり、たとえばCPU(Central Processing Unit)で構成される。記憶部は、演算部が演算処理を行うために使用する各種プログラムやデータ等が格納される、たとえばROM(Read Only Memory)で構成される部分と、演算部が演算処理を行う際の作業スペースや演算部の演算処理の結果等を記憶する等のために使用される、たとえばRAM(Random Access Memory)で構成される部分とを備えている。制御部6の制御機能は、演算部と記憶部の機能によりソフトウェア的に実現される。また、制御部6は適宜デジタル−アナログコンバータ(DAC)やアナログ−デジタルコンバータ(ADC)を備えていてもよい。
各電流制御部4−1〜4−Nは、各電流モニタ部5−1〜5―Nからのモニタ信号と、制御部6からの設定信号とが入力されて、これらの信号に応じて、破線矢印で示すように、各トランジスタ3−1〜3−Nに印加する制御電圧を出力する。すなわち、制御部6は、設定信号によって、各トランジスタ3−1〜3−Nに印加する制御電圧を制御することができる。
図2は、発光装置10の具体例の回路図である。発光装置10Aは、直流電源1Aと、発光素子部2A−1、2A−2と、トランジスタ3A−1、3A−2と、電流制御部4A−1、4A−2と、電流モニタ部5A−1、5A−2と、制御部6と、ツェナーダイオード7とを備えている。
直流電源1Aは公知の直流電源である。発光素子部2A−1、2A−2は、それぞれ、LDが直列接続されて発光素子群を構成しているものである。トランジスタ3A−1、3A−2は、それぞれ、nチャネルのFETであり、ドレインが発光素子部2A−1または2A−2に接続され、ソースが電流モニタ部5A−1または5A−2側に接続されている。電流制御部4A−1、4A−2は、それぞれ、オペアンプであり、出力端子がトランジスタ3A−1または3A−2のゲートに接続されている。電流モニタ部5A−1、5A−2は、それぞれ、センス抵抗と電流分岐部とで構成されており、電流分岐部で分岐した電流信号が電流制御部4A−1または4A−2のオペアンプの反転入力端子に入力されるように接続されている。制御部6は、電流制御部4A−1および4A−2のオペアンプの非反転入力端子に、それぞれの制御電圧の設定信号を入力するように接続されている。ツェナーダイオード7は、発光素子部2A−1、2A−2、トランジスタ3A−1、3A−2、電流制御部4A−1、4A−2に掛かる電圧を安定化するために設けられている。
図1に戻って説明を続ける。制御部6は、発光装置10に指示された総光出力強度を実現するように各トランジスタ3−1〜3−Nに個別に制御電圧を設定する。このように、各トランジスタ3−1〜3−Nに個別に制御電圧を設定することによって、発光素子部2−1〜2−Nに含まれるLDのI−L特性のばらつきにかかわらず、指示された総光出力強度を実現することができ、所望の光出力を好適に得ることができる。
なお、制御部6は、指示された総光出力強度を実現するために各発光素子部2−1〜2−Nに流すべき電流I1〜INと、電流I1〜INを流すために各トランジスタ3−1〜3−Nに個別に設定する制御電圧との組み合わせについてのデータを記憶しており、この組み合わせのデータに基づいて制御電圧を設定する。このような組み合わせのデータは、例えば、事前実験によって取得し、記憶部に記憶させることができる。
(トランジスタの発熱について)
ところで、近年、LDの高出力化に伴い電流I1〜INが大きくなってきている。電流I1〜INが大きくなるにつれてトランジスタ3−1〜3−Nの発熱量も大きくなる。
また、図1の発光装置10において、直流電源1が印加する電圧をVpowerとすると、Vpowerは、例えば、(発光素子部2−1の順方向電圧Vf(I1))+トランジスタ3−1のドレイン−ソース電圧Vds1)+(電流モニタ部5−1による電圧降下)で表される。電流モニタ部5−1が、図2の電流モニタ部5A−1のように抵抗値Rs1のセンス抵抗で構成されている場合、以下の式(1)が成り立つ。
Vds1=Vpower−Vf(I1)−Rs1×I1 (1)
また、トランジスタ3−1の消費電力をP1とすると、P1は式(2)で表される。
P1=I1×Vds1 (2)
すると、トランジスタ3−1のジャンクション温度Tj1は式(3)で表される。なお、Tr1はトランジスタ3−1のオン抵抗であり、Ths1は、トランジスタ3−1のジャンクション温度に対するヒートシンクの寄与を表すパラメータである。
Tj1=P1×Tr1+Ths1
=I1×Vds1×Tr1+Ths1
=I1×(Vpower−Vf(I1)−Rs1×(I1))×Tr1
+Ths1 (3)
式(1)〜(3)は、他の発光素子部2−2〜2−N、トランジスタ3−2〜3−N、電流モニタ部5−2〜5−Nについても成り立つ。
また、N=2とすると、発光素子部2−1、2−2における消費電力Wは、式(4)で表される。このWは総光出力強度に対応する。
W=I1×Vf(I1)+I2×Vf(I2) (4)
なお、トランジスタ3−1、3−2が同じ電気的特性であり、これらのジャンクション温度をTjとすると、例えば、最急降下法(ラクアンジェの未定係数法)により、Wを決める点(I1、I2)でTjを最小にする点を求めることができる。すなわち、式(5)〜(8)を満たすI1、I2が解である。
L(I1、I2、λ)
=Tj+λ(W−I1×Vf(I1)+I2×Vf(I2)) (5)
δL(I1、I2、λ)/δI1=0 (6)
δL(I1、I2、λ)/δI2=0 (7)
δL(I1、I2、λ)/δλ=0 (8)
ここで、発光素子部2−1に含まれるLDのI−V特性はリニアでは無いため、トランジスタ3−1で調整する電圧Vds1もI1に対してリニアでは無い。その結果、LDのI−L特性やVpowerの条件によっては、電流に対してトランジスタ3−1の負荷が極大値を持つ場合がある。この場合、例えば図3に示すように、電流(I1)を横軸としてトランジスタ3−1のジャンクション温度を縦軸とするグラフにおいて、ジャンクション温度が極大値を持つ。このような場合、I1を例えば0A〜15Aの範囲で調整するとき、I1の最大値、すなわち発光素子部2−1が最大光出力となるI1とトランジスタ3−1の負荷が最大となるI1とがずれることとなる。このような現象は、他のトランジスタ3−2〜3―Nにおいても起こる。また、図3において破線はトランジスタ3−1のジャンクション温度の許容上限温度を示している。ジャンクション温度が極大値のときに許容上限温度を超えてしまうことがある。
発光装置10を、その総光出力強度を時間的に変化させて動作させる場合、電流I1〜INを中間的な値に設定するときがある。例えば、発光装置10をファイバレーザの励起光源等に適用した場合、対象となる加工物に対して加工の仕上がりを改善するために中間的な総光出力強度を用いる場合がある。一方で、図3に示すように、トランジスタ3−1〜3−Nは、そのような中間的な値の場合に発熱量が最大となる場合があるため、トランジスタ3−1〜3―Nの熱設計が困難な場合がある。
トランジスタの負荷を低減するために、トランジスタを複数並列に接続して1つ当たりの負荷を低減したり、トランジスタに設けるヒートシンクを大型化して排熱量を増加させたりする方法も考えられるが、これらの方法は装置の大型化を招くので好ましくない。
そこで、制御部6は、各トランジスタ3−1〜3―Nのジャンクション温度が許容上限温度を超えないように、制御電圧を設定することが好ましい。
これを実施するために、制御部6は、各トランジスタ3−1〜3―Nについてのジャンクション温度と制御電圧との関係を記憶する記憶部を備えており、記憶された関係に従って制御電圧を設定することが好ましい。ジャンクション温度と制御電圧との関係は、各トランジスタ3−1〜3―Nの負荷を最大にする電流を回避する関係となっており、各トランジスタ3−1〜3―Nのジャンクション温度が許容上限温度を超えないような制御電圧となっている。このような制御電圧は、指示された総光出力強度を実現するための制御電圧でもある。これにより、指示された総光出力強度を実現しつつ、各トランジスタ3−1〜3―Nのジャンクション温度が許容上限温度を超えることを防止できる。
なお、制御部6は、直流電源1の電圧を、各発光素子部2−1〜2−Nの各LDを駆動可能な電圧よりも大きな電圧に制御するが、各LDを駆動可能な電圧よりも大きな電圧であれば、より低い電圧に制御することが好ましい。これにより、各トランジスタ3−1〜3―Nの負荷を低減することができる。
N=2の場合を例として、電流I1、I2の設定例について説明する。図4は、トランジスタ3−1、3−2に流れる電流I1、I2とジャンクション温度Tjとの関係の一例を示す図である。なお、ジャンクション温度Tjとして、トランジスタ3−1、3−2のうち高温の方を示している。トランジスタ3−1、3−2のジャンクション温度の許容上限値は150℃程度であるとする。
図5は、図4の等温線図において、電流I1、I2の組み合わせの一例を示す図である。線L1は、所定の総光出力強度を実現する際の電流I1、I2の組み合わせを示す線であり、この線L1上に位置する電流I1、I2の組み合わせであれば、同じ総光出力強度が実現される。なお、このような線L1は通常円弧状であるが、略直線近似できるため、直線で示している。また、図5において、電流I1、I2の組み合わせで表される点P1を含む十字状領域(太線で示す)は、ジャンクション温度が許容上限値を超える領域である。
従来は、総光出力強度を増加させる場合、線L2で示すように、電流I1、I2を同じ値にしながら増加させていたが、この場合、点P1では許容上限温度を超えてしまっていた。
これに対して、制御部6は、指示された総光出力強度を実現しながら、各トランジスタ3−1、3−2のジャンクション温度が許容上限温度を超えないような制御電圧を設定する。例えば、十字領域の左下領域内では、総光出力強度を増加させる場合、線L3aで示すように電流I1、I2をゼロの値から同じ値にしながら増加させる。
つづいて、電流I1、I2の組み合わせで示される点が十字領域に接近したら、線L3bのように十字領域内の点を取らずに左上領域に移動し、この左上領域内で、指示された総光出力強度となるような電流I1、I2とする。これにより、総光出力強度を連続的に増加させることができる。つづいて、総光出力強度を増加させる場合、左上領域内で増加させるが、例えば線L3cで示すように、電流I1を一定の小さい値として、電流I2のみを増加させることが好ましい。これにより、トランジスタ3−1の負荷を小さくできる。
つづいて、電流I2が例えば上限値に近づいたら、その後は例えば線L3dで示すように電流I2を一定としながら電流I1を増加させ、総光出力強度を増加させる。そして、電流I1、I2の組み合わせで示される点が十字領域に接近したら、線L3eのように十字領域内の点を取らずに右上領域に移動し、この右上領域内で、指示された総光出力強度となるような電流I1、I2とする。これにより、総光出力強度を連続的に増加させることができる。つづいて、総光出力強度を増加させる場合、右上領域内で増加させるが、例えば線L3fで示すように、電流I1、I2を同じ値にしながら増加させる。
以上の電流I1、I2の組合せで示される点を、線L3a〜L3fに沿って移動させるように電流I1、I2を変化させると、トランジスタ3−1、3−2のジャンクション温度が許容上限値を超えないようにして、総光出力強度を連続的に増加させることができる。
なお、線L3a〜L3fは単なる例示であって、指示された総光出力強度を実現し、電流I1、I2の組合せで示される点が十字領域に存在しないようにする条件の下で、電流I1、I2の組合せ(制御電圧の設定)は任意に設定することができる。特に、トランジスタ3−1、3−2の負荷が、総合的な観点からできるだけ小さく、好ましくは最も小さくなるように設定することが好ましい。
図6は、電流I1、I2とジャンクション温度との時間変化の一例を示す図である。線L4は従来のように電流I1、I2を同じ値として増加させながら光出力を増加させる場合を示すが、この場合、FET温度は線L6で示すように変化し、許容温度を超えている。
これに対して、制御部6は、電流I1、I2を時間t2までは線L5のように同じ値とし、その後時間t2〜t4までは、線L5a、L5bのように個別に異なる値とし、時間t4以降は線L5のように同じ値として変化させる。時間t1〜t4のときの電流I1、I2の組み合わせは、図5に図示されているようにする。なお、時間t2〜t4においても、総光出力強度が、従来の線L4のように電流を増加させた場合と同様に増加するようにする。すなわち、総光出力強度は、従来の線L4のような電流増加と線L5、L5a、L5bのような電流増加とのいずれの場合も、線L7で示すように増加するようにしている。この場合、FET温度はトランジスタ3−1については線L8、トランジスタ3−2については線L9で示すように変化し、いずれも許容温度を超えないようにできる。なお、この電流変化は、制御電圧(例えばオペアンプの出力電圧)で決まるので、図6の線L5、L5a、L5bで示すような時間変化をする制御電圧を、例えば制御部6のDACなどで生成することで実現可能である。
図7は、トランジスタ3−1、3−2に流れる電流I1、I2とジャンクション温度Tjとの関係の別の一例を示す図である。図7に示す例では、電流モニタ部5−1と5−2の抵抗値(例えば、センス抵抗の抵抗値)を異なる値としている。具体的には、例えば電流モニタ部5−1のセンス抵抗の値を50mΩとし、電流モニタ部5−2のセンス抵抗の値を500mΩとする。これにより、電流モニタ部5−2での電圧降下が大きくなるので、トランジスタ3−2の負荷が小さくなり、トランジスタ3−1、3−2の発熱特性が互いに異なるものとなり、ジャンクション温度が極値を取る電流値および/または極値も互いに異なるものとなる。
図8は、図7の等温線図であるが、トランジスタ3−2の負荷が小さくなったために、ジャンクション温度が許容上限値を超える領域は、図5に示す十字形状の領域から、縦軸に平行な帯状の領域(太線で示す)へと変化する。その結果、トランジスタ3−1、3−2のジャンクション温度が許容上限値を超えないようにできる電流I1、I2の組み合わせの選択肢が広がる。例えば、図8中で線L9または線L10で示す、同じ総光出力強度が実現される電流I1、I2の組み合わせを選択する場合でも、図5の場合では選択できなかった組み合わせ、例えばI2=6Aとする組み合わせを選択できる。
(実施形態2)
図9は、実施形態2に係る発光装置のブロック図である。この発光装置10Bは、図1に示す発光装置10の構成において、N=2とし、発光素子部2−1、2−2を発光素子部2に置き換え、トランジスタ3−1、3−2を発光素子部2に直列に接続する構成としたものである。
発光素子部2は、複数の発光素子を備えており、例えば複数のLDが直列接続されて複数の発光素子群を構成しているものである。
この発光装置10Bにおいても、発光素子部2に含まれるLDのI−L特性のばらつきにかかわらず、指示された総光出力強度を実現することができ、所望の光出力を好適に得ることができる。また、各トランジスタ3−1、3−2のジャンクション温度が許容上限温度を超えないようにすることができる。
また、本実施形態においては、発光素子部2が複数の発光素子により構成される例を示したが、1つの発光素子により発光素子部を構成してもよい。
なお、図9は、N=2として説明したが、Nを3以上の整数としても同様の効果が得られることは言うまでもない。
(実施形態3)
図10は、実施形態3に係るファイバレーザ装置の模式図である。ファイバレーザ1000は、レーザ加工用のファイバレーザとして構成されており、複数のファイバレーザ装置100と、光合波カプラ1001と、加工ヘッド1002とを備えている。
ファイバレーザ装置100は、励起光を出力する発光装置である励起光源装置10Cと、光合波器であるTFB(Tapered Fiber Bundle)20と、ファイバブラッググレーティング(FBG)30と、光増幅ファイバ40と、FBG50と、TFB60と、光分岐カプラ70と、フォトディテクタ(PD)80とを備えている。
励起光源装置10Cは、図1に示す発光装置10と同様の構成を備えているが、発光素子部2−1〜2−Nをレーザモジュール2C−1〜2C−Nに置き換えたものである。これらのレーザモジュール2C−1〜2C−Nは、それぞれ、複数のLDが直列接続された発光素子群を含むものである。レーザモジュール2C−1〜2C−Nは光ファイバを介して励起光を出力する。励起光の波長は例えば915nmである。
TFB20は、レーザモジュール2C−1〜2C−Nが出力する励起光を合波して出力する。FBG30は励起光を透過する。光増幅ファイバ40は、励起光の波長で光励起される光増幅媒体(たとえばイッテルビウムイオン)を含んでおり、FBG30を透過した励起光によって光励起され、蛍光を発する。蛍光のうち所定の波長の成分は、FBG30とFBG50とで構成される光共振器と光増幅ファイバ40との作用によってレーザ発振し、レーザ光(例えば、1.1μm波長帯のレーザ光)としてFBG50から出力される。光分岐カプラ70は出力されたレーザ光の一部をPD80に向けて分岐し、残りの部分を、光ファイバを介して光合波カプラ1001に出力する。光合波カプラ1001は、各ファイバレーザ装置100から出力されたレーザ光を合波し、デリバリファイバを介して加工ヘッド1002に出力する。加工ヘッド1002は合波されたレーザ光を加工対象に照射する。これによってレーザ加工が実行される。
PD80は、レーザ光の一部を受光してその受光強度に応じた電流信号を生成し、励起光源装置10Cに出力する。また、励起光源装置10Cは外部から設定信号が入力される。
励起光源装置10Cは、図1の発光装置10の制御部6に対応する制御部6Cを備える。制御部6Cは、図11に示すように、設定光出力情報受信部6C1と、現在光出力情報受信部6C2と、FET温度情報受信部6C3と、情報処理部6C4と、テーブルデータ記憶部6C5と、電圧指示部6C6と、電流指示部6C7と、を備えている。
設定光出力情報受信部6C1は、ファイバレーザ装置100のレーザ光出力の設定信号が入力され、その設定信号に含まれる設定光出力情報を取得する。現在光出力情報受信部6C2は、PD80からの電流信号が入力され、その電流信号に含まれる現在の光出力情報を取得する。FET温度情報受信部6C3は、励起光源装置10Cに含まれるFET(図1のトランジスタ3−1〜3−Nに相当)が備えるサーミスタから、FETの温度情報を取得する。
テーブルデータ記憶部6C5は、図12に示すような、ファイバレーザ装置100の光出力(図12では単位はワット)に対する、N個のFETに対する制御電圧の設定値(図12では単位はボルト)と、そのときのFETの温度(ジャンクション温度)(図12では単位は℃)とを含むテーブルデータを記憶している。情報処理部6C4は、設定光出力情報受信部6C1、現在光出力情報受信部6C2、FET温度情報受信部6C3、テーブルデータ記憶部6C5から入力された情報またはデータを処理し、電圧指示部6C6と電流指示部6C7とに指示信号を出力する。
電圧指示部6C6は、直流電源1に対する電圧の指示信号を出力する。電流指示部6C7は、各FETに流れる電流を指示するために、各FETに対して設定する制御電圧を電流制御部(図1の電流制御部4−1〜4−Nに相当)に出力する。
制御部6Cにおいて実行される制御について説明する。まず、制御部6Cは、設定光出力情報に基づいて直流電源1に対する電圧を設定する。たとえば、設定光出力が低い場合には直流電源1に対する電圧も低く設定する。
つづいて、制御部6Cは、テーブルデータ記憶部6C5からテーブルデータを読み出し、設定光出力情報に基づいて各FETに対する制御電圧を設定する。これにより、各FETによってレーザモジュール2C−1〜2C−NのLDに適正な電流が流れ、各レーザモジュール2C−1〜2C−Nは適正な強度の励起光を出力し、ファイバレーザ装置100の光出力が設定光出力となる。このとき、各FETは、許容上限温度を超えないような組み合わせで電流が流れるように制御電圧が設定される。
なお、PD80により得られた現在の光出力が、テーブルデータの値と異なるときは、テーブルデータのFET電圧の値を、現在の光出力となるように組み合わせを組み換えて、書き換えてもよい。また、FET温度情報受信部6C3で得られたFETの温度が、テーブルデータの値と異なる(例えば、10℃以上異なる)ときは、テーブルデータを、得られたFETの温度に書き換えてもよい。
上記実施形態では、記憶部が、複数のトランジスタのそれぞれについてのジャンクション温度と制御電圧との関係を記憶しており、制御部が、記憶された関係に従って制御電圧を設定する。しかし、本発明はこれに限らず、記憶部が、発光素子の出力と制御電圧との関係を記憶しており、制御部が、記憶された関係に従って制御電圧を設定してもよい。
なお、上記実施形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
1 直流電源
2、2−1〜2−N 発光素子部
3−1〜3−N トランジスタ
4−1〜4−N 電流制御部
5−1〜5−N 電流モニタ部
6 制御部
6C1 設定光出力情報受信部
6C2 現在光出力情報受信部
6C3 FET温度情報受信部
6C4 情報処理部
6C5 テーブルデータ記憶部
6C6 電圧指示部
6C7 電流指示部
7 ツェナーダイオード
10 発光装置
20、60 TFB
30、50 FBG
40 光増幅ファイバ
70 光分岐カプラ
100 ファイバレーザ装置
1000 ファイバレーザ
1001 光合波カプラ
1002 加工ヘッド

Claims (15)

  1. 複数の発光素子と、
    複数の前記発光素子に電流を供給する直流電源と、
    互いに並列に接続され、それぞれが複数の前記発光素子のうち対応する発光素子に直列接続しており、印加される制御電圧に応じて自身と前記対応する発光素子に流れる電流をそれぞれ制御する複数のトランジスタと、
    複数の前記トランジスタのそれぞれに印加する制御電圧を制御する制御部と、
    当該発光装置に指示される総光出力強度と、前記制御電圧のそれぞれとの関係を記憶する記憶部と、
    を備え、
    複数の前記トランジスタは、それぞれ、前記制御電圧に応じた前記電流が増加するにつれてジャンクション温度が増加して許容上限温度を超えた極大値をとり、前記電流がさらに増加するとジャンクション温度が前記許容上限温度より低くなる特性を有し、
    前記制御部は、前記総光出力強度を実現するとともに、複数の前記トランジスタのそれぞれのジャンクション温度が許容上限温度を超えないように、前記記憶部を参照して複数の前記トランジスタのそれぞれに個別に前記制御電圧を設定し、
    前記総光出力強度が、複数の前記トランジスタのそれぞれの制御電圧が前記ジャンクション温度が極大となる前記制御電圧未満であって複数の前記トランジスタのそれぞれに流れる電流が等しい場合には前記ジャンクション温度が前記許容上限温度となる前記制御電圧、に対応する総光出力強度の所定値以上の場合、少なくとも1つの前記トランジスタを、前記ジャンクション温度が極大となる前記制御電圧を超え、当該トランジスタの前記ジャンクション温度が前記許容上限温度以下となる前記制御電圧を印加するように制御する
    ことを特徴とする発光装置。
  2. 前記複数のトランジスタのそれぞれについてのジャンクション温度と前記制御電圧との関係を記憶する記憶部を備えており、
    前記制御部は、前記記憶された関係に従って前記制御電圧を設定することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記発光素子の出力と前記制御電圧との関係を記憶する記憶部を備えており、
    前記制御部は、前記記憶された関係に従って前記制御電圧を設定することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  4. 前記制御部は、前記直流電源の電圧を、前記発光素子を駆動可能な電圧よりも大きな電圧に制御することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  5. 前記制御部は、複数の前記トランジスタのそれぞれの負荷を最大にする電流を回避するように、前記制御電圧を設定することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。
  6. 複数の前記発光素子は、直列接続された複数の発光素子群を構成しており、
    複数の前記トランジスタは、複数の前記発光素子群に直列に接続されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の発光装置。
  7. 複数の前記発光素子群のそれぞれに直列接続された複数の電流モニタ部を備え、
    複数の前記電流モニタ部の抵抗値がそれぞれ異なることを特徴とする請求項6に記載の発光装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一つに記載の発光装置を備え、前記発光素子は光増幅ファイバの励起光源であることを特徴とするファイバレーザ装置。
  9. 印加される制御電圧に応じて、自身と複数の発光素子のうち対応する発光素子とに流れる電流をそれぞれ制御する互いに並列に接続された複数のトランジスタの当該印加される制御電圧のそれぞれと、前記複数の発光素子に指示される総光出力強度との関係を参照して、前記総光出力強度を実現するとともに、複数の前記トランジスタのそれぞれのジャンクション温度が許容上限温度を超えないように、複数の前記トランジスタのそれぞれに、個別に前記制御電圧を設定し、
    複数の前記トランジスタは、それぞれ、前記制御電圧に応じた前記電流が増加するにつれてジャンクション温度が増加して許容上限温度を超えた極大値をとり、前記電流がさらに増加するとジャンクション温度が前記許容上限温度より低くなる特性を有し、
    前記総光出力強度が、複数の前記トランジスタのそれぞれの制御電圧が前記ジャンクション温度が極大となる前記制御電圧未満であって複数の前記トランジスタのそれぞれに流れる電流が等しい場合には前記ジャンクション温度が前記許容上限温度となる前記制御電圧、に対応する総光出力強度の所定値以上の場合、少なくとも1つの前記トランジスタを、前記ジャンクション温度が極大となる前記制御電圧を超え、当該トランジスタの前記ジャンクション温度が前記許容上限温度以下となる前記制御電圧を印加するように制御する
    ことを特徴とする発光素子の制御方法。
  10. 前記複数のトランジスタのそれぞれについてのジャンクション温度と前記制御電圧との関係に従って前記制御電圧を設定することを特徴とする請求項9に記載の発光素子の制御方法。
  11. 前記発光素子の出力と前記制御電圧との関係に従って前記制御電圧を設定することを特徴とする請求項9に記載の発光素子の制御方法。
  12. 前記発光素子に電流を供給する直流電源の電圧を、前記発光素子を駆動可能な電圧よりも大きな電圧に制御することを特徴とする請求項9に記載の発光素子の制御方法。
  13. 複数の前記トランジスタのそれぞれの負荷を最大にする電流を回避するように、前記制御電圧を設定することを特徴とする請求項9に記載の発光素子の制御方法。
  14. 複数の前記発光素子は、直列接続された複数の発光素子群を構成しており、
    複数の前記トランジスタは、複数の前記発光素子群に直列に接続されていることを特徴とする請求項9〜13のいずれか一つに記載の発光素子の制御方法。
  15. 複数の前記発光素子群のそれぞれに直列接続された複数の電流モニタ部の抵抗値がそれぞれ異なることを特徴とする請求項14に記載の発光素子の制御方法。
JP2018005733A 2018-01-17 2018-01-17 発光装置、ファイバレーザ装置、および発光素子の制御方法 Active JP6928840B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018005733A JP6928840B2 (ja) 2018-01-17 2018-01-17 発光装置、ファイバレーザ装置、および発光素子の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018005733A JP6928840B2 (ja) 2018-01-17 2018-01-17 発光装置、ファイバレーザ装置、および発光素子の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019125712A JP2019125712A (ja) 2019-07-25
JP6928840B2 true JP6928840B2 (ja) 2021-09-01

Family

ID=67399532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018005733A Active JP6928840B2 (ja) 2018-01-17 2018-01-17 発光装置、ファイバレーザ装置、および発光素子の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6928840B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021124994A1 (ja) 2019-12-18 2021-06-24 日亜化学工業株式会社 光源装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4509731B2 (ja) * 2004-10-13 2010-07-21 株式会社小糸製作所 車両用灯具の点灯制御回路
JP5603160B2 (ja) * 2010-07-23 2014-10-08 株式会社小糸製作所 半導体光源点灯回路および制御方法
DE102010054899B4 (de) * 2010-12-17 2018-07-12 Austriamicrosystems Ag Regelkreisanordnung, Schaltungsanordnung und Verfahren zur Regelung einer mit einer Last gekoppelten Stromquelle
JP5811248B2 (ja) * 2013-10-15 2015-11-11 ウシオ電機株式会社 光源装置およびプロジェクタ
JP6486606B2 (ja) * 2014-04-15 2019-03-20 新日本無線株式会社 Ledアレイ駆動回路
JP2017051047A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 カルソニックカンセイ株式会社 パワー半導体スイッチング素子の温度検出装置及びパワー半導体スイッチング素子の動作制御装置
JPWO2017154128A1 (ja) * 2016-03-09 2018-12-27 株式会社島津製作所 半導体発光装置
JP6752604B2 (ja) * 2016-04-01 2020-09-09 株式会社フジクラ ファイバレーザシステム、及び、その制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019125712A (ja) 2019-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103701033B (zh) 一种用于dfb激光器的工作保护系统
US10511144B2 (en) Semiconductor light-emitting device
EP3207602A1 (en) Laser system and method of tuning the output power of the laser system
US20090316741A1 (en) Temperature control apparatus and optical transmission device using same
US9705280B2 (en) Systems and methods for adaptively controlling a thermoelectric cooler
JP6619410B2 (ja) レーザ加工装置
US20160367124A1 (en) Light source apparatus, endoscope apparatus, and light source control method
JP6928840B2 (ja) 発光装置、ファイバレーザ装置、および発光素子の制御方法
KR20160033585A (ko) 의료기 레이저 다이오드용 전원 공급 장치
JP5435500B2 (ja) 半導体レーザ駆動回路および光ファイバパルスレーザ装置
US20170033531A1 (en) System and method for controlling collocated multiple wavelength tuned lasers
JP5505011B2 (ja) 波長可変レーザ駆動回路
WO2015145742A1 (ja) レーザダイオードの駆動回路及びレーザ装置
JP2013197371A (ja) 駆動回路、光源装置、光増幅器、および、駆動方法
JP6741034B2 (ja) 半導体レーザ装置
JP6772637B2 (ja) 半導体発光素子駆動回路
JP2020047957A (ja) 半導体レーザ駆動回路
JP2000269576A (ja) 固体レーザ装置
WO2021124994A1 (ja) 光源装置
JP2018064099A (ja) レーザ装置及び半導体レーザ素子の制御方法
JP2013182377A (ja) 定電流電源装置
JP7370892B2 (ja) 発光装置、ファイバレーザ装置、統合発光装置、および発光素子の制御方法
JPH05167170A (ja) 集積型半導体レーザアレイの光出力安定化装置
JP5995913B2 (ja) 波長可変レーザ素子の制御方法および波長可変レーザ装置
JP6815885B2 (ja) 波長可変光源の制御装置および制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210720

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6928840

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151