JP6752604B2 - ファイバレーザシステム、及び、その制御方法 - Google Patents
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Description
光ファイバのコアを導波される光のNAとは、そのコアの屈折率をn、その光の伝搬角をθとして、NA=nsinθにより定義される量のことである。光ファイバのコアを導波された光が屈折率n’の媒質(例えば空気)に入射する場合、当該媒質における光の広がり角θ’を測定すれば、光ファイバのコアを導波される光のNAを、NA=n’sinθ’(=nsinθ)により評価することができる。
(ファイバレーザシステムの構成)
本発明の第1の実施形態に係るファイバレーザシステムFLSの構成について、図1を参照して説明する。図1は、ファイバレーザシステムFLSの構成を示すブロック図である。
各ファイバレーザユニットFLUiの構成例について、図2を参照して説明する。図2は、各ファイバレーザユニットFLUiの構成例を示すブロック図である。
出力コンバイナOCの構成例について、図3を参照して説明する。図3は、出力コンバイナOCの構成例を示す斜視図である。
上述したように、制御部CUは、出力光において予め定められたパワー累積比率x0に対応するNAの上限値NAmax(x0)が指定値に一致するように、各ファイバレーザユニットFLUiからのレーザ光のパワーPiを設定する。例えば、出力光においてパワー累積比率86%に対応するNAの上限値NAmax(86%)が指定値0.08に一致するように、各ファイバレーザユニットFLUiからのレーザ光のパワーPiを設定する場合、パワー設定処理は、以下のステップを順に実行することにより実現される。
(2)α+β=1。
(2)α+β=1。
(ファイバレーザシステムの構成)
本発明の第2の実施形態に係るファイバレーザシステムFLSの構成について、図5を参照して説明する。図5は、ファイバレーザシステムFLSの構成を示すブロック図である。
上述したように、制御部CUは、出力光において予め定められたパワー累積比率x01,x02に対応するNAの上限値NAmax(x01),NAmax(x02)がそれぞれ指定値に一致するように、各ファイバレーザユニットFLUiからのレーザ光のパワーPiを設定する。例えば、出力光においてパワー累積比率86%,50%に対応するNAの上限値NAmax(86%),NAmax(50%)がそれぞれ指定値0.08,0.04に一致するように、各ファイバレーザユニットFLUiからのレーザ光のパワーPiを設定する場合、パワー設定処理は、以下のステップを順に実行することにより実現される。
(2)α・x21+β・x22+γ・x23=50%、
(3)α+β+γ=1。
(2)74.5・α+20.6・β+33.5・γ=50、
(3)α+β+γ=1。
本実施形態に係るファイバレーザシステムFLSにおいては、出力光において予め定められた2個(ファイバレーザユニット個数−1個)のパワー累積比率に対応する上限NAがそれぞれ指定された値に一致するように、各ファイバレーザユニットFLUiからのレーザ光のパワーPiを設定する構成が採用されているが、本発明はこれに限定されない。すなわち、上記の構成に代えて、出力光において予め定められた1個(ファイバレーザユニットの個数−2個)のパワー累積比率に対応する上限NAが指定された値に一致するように、かつ、出力光においてビームプロファイルが指定されたビームプロファイルに近づくように、各ファイバレーザユニットFLUiからのレーザ光のパワーPiを設定する構成を採用してもよい。
本発明は上述した各実施形態(実施例)に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
FLUi ファイバレーザユニット
OC 出力コンバイナ
LH レーザヘッド
DFi デリバリファイバ
CU 制御部
Claims (4)
- それぞれレーザ光を生成するN個(N≧2)のファイバレーザユニットと、
石英ガラスにより構成された構造体の入射端面に融着された複数の光ファイバの各々を導波された、各ファイバレーザユニットからのレーザ光を、上記構造体において合波する出力コンバイナであって、各ファイバレーザユニットからのレーザ光として、NAのパワー累積分布が異なるレーザ光を含む出力光を生成する出力コンバイナと、
上記出力光においてN−1個以下の予め定められたパワー累積比率の各々に対応する上限NAがそれぞれ指定された値に一致するように、各ファイバレーザユニットからのレーザ光のパワーを設定する制御部と、を備えている、ことを特徴とするファイバレーザシステム。 - 上記制御部は、上記出力光においてN−1個の予め定められたパワー累積比率の各々に対応する上限NAがそれぞれ指定された値に一致するように、各ファイバレーザユニットからのレーザ光のパワーを設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のファイバレーザシステム。 - 上記制御部は、上記出力光においてN−2個の予め定められたパワー累積比率の各々に対応する上限NAがそれぞれ指定された値に一致するように、かつ、上記出力光においてビームプロファイルが指定されたビームプロファイルに近づくように、各ファイバレーザユニットからのレーザ光のパワーを設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載のファイバレーザシステム。 - それぞれレーザ光を生成するN個(N≧2)のファイバレーザユニットと、石英ガラスにより構成された構造体の入射端面に融着された複数の光ファイバの各々を導波された、各ファイバレーザユニットからのレーザ光を、上記構造体において合波する出力コンバイナであって、各ファイバレーザユニットからのレーザ光として、NAのパワー累積分布が異なるレーザ光を含む出力光を生成する出力コンバイナと、を備えたファイバレーザシステムの制御方法において、
上記出力光においてN−1個以下の予め定められたパワー累積比率の各々に対応する上限NAがそれぞれ指定された値に一致するように、各ファイバレーザユニットからのレーザ光のパワーを設定する工程を含んでいる、ことを特徴とする制御方法。
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