JP6928487B2 - 液化ガス運搬船 - Google Patents

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Description

本発明は、液化天然ガスや液体水素などの液化ガスを運搬する液化ガス運搬船に関する。
LNG(液化天然ガス)や液体水素などの液化ガスを運搬する液化ガス運搬船には、液化ガスを保冷しつつ貯留するタンクが搭載されている。このようなタンクでは、外部から侵入する熱によって液化ガスが気化した蒸発ガスが発生する。タンクの近傍には、蒸発ガスの生成によってタンク内部の圧力が上昇するような場合に、タンクから蒸発ガスを大気に放出することができるようベントライザー等の放出管が設けられている(例えば特許文献1参照)。
特表2016−508916号公報
しかしながら、ガスが横風を受けると水平方向に拡散する可能性がある。船上における放出管の位置によっては、放出口から放出された蒸発ガスが例えば船上の居住区等に高濃度のまま到達するおそれがある。
そこで、本発明は、放出口から放出された蒸発ガスが船上の居住区等に到達するのを抑制することができる液化ガス運搬船を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る液化ガス運搬船は、船体と、前記船体に設けられた、液化ガスを貯留するタンクと、前記タンクから送られた、前記液化ガスが気化した蒸発ガスを下端部から上端部へと導く、鉛直方向に延びる固定管部と、先端部に大気に開口した放出口が設けられ、基端部が前記放出口の向きが変更されるよう前記固定管部の前記上端部に鉛直軸まわりに回動可能に連結された回動管部と、前記回動管部を前記固定管部に対して回動させる回動装置と、を備える。
上記の構成によれば、放出口の向きを変更できるため、風向に応じて放出口から放出されたガスが拡散しやすくする、あるいは居住区等から遠ざかるよう適宜ガスの放出方向を変更することができる。これにより、放出口から放出された蒸発ガスが船上の居住区等に到達するのを抑制することができる。
上記の液化ガス運搬船において、前記回動装置は、前記回動管部を駆動するアクチュエータであり、風向を検知する風向計と、前記風向計が検知した風向に基づいて、前記回動装置を制御する制御装置と、を更に備えてもよい。この構成によれば、風向に応じて放出口の向きを自動的に変更することができる。
あるいは、上記の液化ガス運搬船において、前記回動装置は、前記固定管部に対する前記回動管部の位置を風向に応じて定める、前記回動管部に固定された風受け板であってもよい。この構成によれば、風向に応じた放出口の向きの変更を簡単な構成で実現できる。
上記の液化ガス運搬船において、前記回動管部は、前記固定管部に鉛直軸まわりに回動可能に連結された、前記固定管部の延伸方向と異なる方向に延びる第1回動管部と、前記第1回動管部の軸心まわりに回動可能に当該第1回動管部に連結された、前記第1回動管部の延伸方向と異なる方向に延びる第2回動管部と、を含み、前記回動装置は第1回動装置であり、当該第1回動装置は前記第1回動管部を前記固定管部に対して回動させるように構成されており、前記第2回動管部を前記第1回動管部に対して回動させる第2回動装置を更に備えてもよい。この構成によれば、変更可能な放出口の向きの自由度が上がる。例えば第1回動管部が固定管部の延伸方向に対して垂直な方向に延び、第2回動管部が第1回動管部の延伸方向に対して垂直な方向に延びる場合、放出口を鉛直上向きに向けることが可能になる。
前記回動管部が第1回動管部と第2回動管部を含む上記の液化ガス運搬船は、前記第1回動管部に対する前記第2回動管部の回動範囲を機械的に制限する回転範囲制限機構を更に備えてもよい。この構成によれば、例えば、放出口が下方を向くのを規制した場合、下方に向かってガスが放出されることを確実に防止することができる。
本発明によれば、放出口から放出された蒸発ガスが船上の居住区等に到達するのを抑制することができる液化ガス運搬船を提供することができる。
(A)は、第1実施形態に係る液化ガス運搬船の概略側面図であり、(B)は、(A)に示す液化ガス運搬船の概略平面図である。 図1に示す液化ガス運搬船が備える放出管の構成の一例を示す概略側面図である。 (A)は、図2に示す第2関節部を拡大した図であり、(B)は、(A)のIIIB−IIIB矢視断面図である。 図1に示す液化ガス運搬船が備えるガス放出システムの概略構成図である。 (A)は、第2実施形態に係る液化ガス運搬船が備える放出管の概略側面図であり、(B)は、(A)に示す放出管の一部拡大概略平面図である。 (A)は、第3実施形態に係る液化ガス運搬船が備える放出管の概略側面図であり、(B)は、(A)に示す放出管の概略平面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る液化ガス運搬船を図面に基づいて説明する。
図1(A)は、第1実施形態に係る液化ガス運搬船1の概略側面図であり、図1(B)は、液化ガス運搬船1の概略平面図である。本実施形態に係る液化ガス運搬船1は、液体水素を運搬する液体水素運搬船である。液化ガス運搬船1の船体2には、図1に破線で示すように、水素ガスを液化した液体水素を貯留するタンク3が設けられている。但し、本実施形態に係る液化ガス運搬船1は、液体水素を運搬するものに限定されず、例えばLNGを運搬するLNG運搬船であってもよい。
タンク3の上部は、船体2の上甲板2aより上方に突出しており、上甲板2aに設けられたタンクカバー2bに覆われている。図面では、船体2に設けられたタンク3を1つだけ示すが、船体2には複数個のタンク3が例えば船長方向に並ぶように設けられていてもよい。図1に示すように、上甲板2aの船長方向後部には、航海中に操船を行う船橋や船員の居住区を含む構造物4が設けられている。
また、上甲板2aの船長方向中央部には、上甲板2aを貫通するように上甲板2aから上方に延びる放出管5Aが設けられている。放出管5Aの内部には、タンク3内の余分な蒸発ガスを大気に放出するための流路が形成されている。放出管5Aは、船体2の上甲板2aに固定されており、放出管5Aの先端部には、大気に開口した放出口6が設けられている。
本実施形態では、放出管5Aは、基端側から先端側に向かって、固定管部11、第1回動管部13及び第2回動管部15を有する。固定管部11、第1回動管部13及び第2回動管部15は、それぞれ直線状に延びる。第1回動管部13が、固定管部11に第1関節部12を介して回転可能に接続される。第2回動管部15が、第1回動管部13に第2関節部14を介して回転可能に接続される。各管部や各関節部の内部には、夫々の形状に概ね沿うように延びる、基端側から先端側に向けて貫通状の内部空間が形成されており、これらの内部空間が蒸発ガス用の流路となっている。放出口6は、タンク3の内部空間とこれらの流路を介して連通している。
以下、放出管5Aの具体的な構成について、図1(A)及び(B)並びに図2を参照して説明する。図2は、放出管5Aの構成の一例を示す、図1に示した液化ガス運搬船1の進行方向前方から見た概略側面図である。
固定管部11は、図1(A)及び図2に示すように、下端部が船体2の上甲板2aに固定されている。固定管部11は、上甲板2aから上方に鉛直方向に延びている。
第1関節部12は、互いに回転可能な第1管体12aと第2管体12bとを有しており、例えばスイベルジョイントである。第1管体12aは、直線状に延び、その一方端部が、固定管部11の上端部に、同軸上に固定される。即ち、第1管体12aは、固定管部11の延伸方向(鉛直方向)に延びる。第2管体12bは、直線状に延びる基端部と、当該基端部の延伸方向と交差する方向に屈曲して延びる先端部とを有する。第2管体12bの基端部が、第1管体12aの他方端部に、管の円周方向に沿って1列又は複数列に並ぶボールベアリングを介して同軸上に接続されている。本実施形態では、第2管体12bの先端部は、第2管体12bの基端部の延伸方向に対して垂直な方向に延びる。即ち、第2管体12bの先端部は、水平方向に延びる。当該第2管体12bの先端部に、第1回動管部13の基端部が同軸上に固定される。このように、第1回動管部13は、固定管部11に対して、第1関節部12を介して鉛直軸C1まわりに回動可能である。
第1回動管部13は、図1(B)及び図2に示すように、その基端部から先端部に向かって水平方向(図1(B)では船幅方向)に延びている。第1回動管部13の延びる方向は、固定管部11に対して第1回動管部13が回動することにより水平面上で変更される。
第2関節部14は、互いに回転可能な第1管体14aと第2管体14bとを有しており、例えばスイベルジョイントである。第1管体14aは、直線状に延び、その一方端部が、第1回動管部13の先端部に、同軸上に固定される。即ち、第1管体14aは、第1回動管部13の延伸方向(水平方向)に延びる。第2管体14bは、直線状に延びる基端部と、当該基端部の延伸方向と交差する方向に屈曲して延びる先端部とを有する。第2管体14bの基端部が、第1管体14aの他方端部に、管の円周方向に沿って1列又は複数列に並ぶボールベアリングを介して同軸上に接続されている。本実施形態では、第2管体14bの先端部は、第2管体14bの基端部の延伸方向に対して垂直な方向に延びる。当該第2管体14bの先端部に、第2回動管部13の基端部が同軸上に固定される。このように、第2回動管部15は、第1回動管部13に対して、第2関節部14を介して第1回動管部13が延びる方向に沿った水平軸C2まわりに回動可能である。
第2回動管部15は、その基端部から先端部に向かって、第1回動管部13の延びる方向に対して垂直な方向(図1(A)では船長方向)に延びている。第2回動管部15の延びる方向は、固定管部11に対して第1回動管部13が回動することにより、及び第1回動管部13に対して第2回動管部15が回動することにより、変更される。なお、図2では、第2回動管部15が、船の進行方向に向かって延びた状態を実線で示し、鉛直上向きに延びた状態を破線で示している。
第2回動管部15の先端に、放出口6が位置している。放出口6は、第2回動管部15が延びる方向に向かって大気に開口している。
タンク3から固定管部11の下端部に送られた蒸発ガスは、固定管部11の流路を通ってその上端部へ導かれた後、第1回動管部13と第2回動管部15の流路を通って、放出口6が開口する向きに放出される。蒸発ガスの放出方向、即ち放出口6が開口する向きは、固定管部11に対する第1回動管部13の回転位置、及び第1回動管部13に対する第2回動管部15の回転位置に応じて変わる。
固定管部11に対する第1回動管部13の回動駆動は、第1回動装置21により実行される。また、第1回動管部13に対する第2回動管部15の回動駆動は、第2回動装置22により実行される。図2には、第1回動装置21及び第2回動装置22の構成の一例が概略的に示される。
図2に概略的に示したように、本実施形態における第1回動装置21は、鉛直方向に延びる回転軸21aを有するモータ21bを備える。モータ21bは、例えば、油圧、空圧又は電動モータである。モータ21bは、支持部21cを介して固定管部11に支持されており、当該モータ21bの回転軸21aには、第1ギア21dが連結されている。第1ギア21dには、第2ギア21eが噛合する。第2ギア21eは、固定管部11と同軸上に、第2管体12bの基端部の周りに固定される。なお、これらモータ21b、第1ギア21d及び第2ギア21eは、固定管部11又は第2管体12bに支持されたカバー21eにより覆われている。
第1回動装置21及び第2回動装置22は、後述する制御装置34に制御される。第1回動装置21は、制御装置34からの指令によりモータ21bが回転軸21aを回転させて、その回転力を第1ギア21dから第2ギア21eに伝達する。こうして、第2ギア21eに固定された第2管体12bとともに、第1回動管部13が、固定管部11に対して鉛直軸C1まわりに回動する。
同様に、第2回動装置22は、第1回動管部13の延伸方向に延びる回転軸22aを有するモータ22bを備える。モータ22bは、例えば、油圧、空圧又は電動モータである。モータ22bは、支持部22cを介して第1回動管部13に支持されており、当該モータ22bの回転軸22aには、第1ギア22dが連結されている。第1ギア22dには、第2ギア22eが噛合する。第2ギア22eは、第1回動管部13と同軸上に、第2管体14bの基端部の周りに固定される。なお、これらモータ22b、第1ギア22d及び第2ギア22eは、第1回動管部13又は第2管体14bに支持されたカバー22fにより覆われている。
第2回動装置22は、制御装置34からの指令によりモータ22bが回転軸22aを回転させて、その回転力を第1ギア22dから第2ギア22eに伝達する。こうして、第2ギア22eに固定された第2管体14bとともに、第2回動管部15が、第1回動管部13に対して第1回動管部13の延伸方向に延びる水平軸C2まわりに回動する。制御装置34による第1回動装置21及び第2回動装置22の制御について、詳細は後述する。
第1回動装置21によって第1回動管部13が軸C1まわりに回転する範囲は、所定の範囲に制限されていてもよいし、360度回転可能であってもよい。
第2回動装置22によって第2回動管部15が軸C2まわりに回転する範囲は、放出口6が下方を向かないように規制される。図3(A)は、図2に示す第2関節部を拡大した図であり、図3(B)は、図3(A)のIIIB−IIIB矢視断面図である。図3(A)及び(B)に示すように、第2関節部14には、放出口6が下方を向くのを規制するために、第1回動管部13に対する第2回動管部15の回動範囲を機械的に制限する回転範囲制限機構23が設けられている。なお、図3において、第2回動装置22は省略する。
回転範囲制限機構23は、第2関節部14において、第1管体14aの外周面に突設した2つの固定側突起部24a,24bと、第2管体14bの外周面に突設した1つの回転側突起部25を有する。回転側突起部25は、第1管体14aに対して第2管体14bが回動したときに固定側突起部24a,24bに当接する位置に設けられる。第2管体14bが第1管体14aに対してある方向に回動したとき、回転側突起部25が固定側突起部24aに当接して回転が規制される。また、第2管体14bが第1管体14aに対してその反対方向に回動したとき、回転側突起部25が固定側突起部24bに当接して回転が規制される。
本実施形態では、回転範囲制限機構23は、第2回動管部15の回転範囲を、第1回動管部13が回動する水平面より上側の範囲(当該水平面を含む。)に規制している。即ち、2つの固定側突起部24a,24bは、図3(B)に示すように、第2管体14bの延伸方向から視て、当該第2管体14bの左右両側に夫々設けられており、回転側突起部25は、2つの固定側突起部24a,24bより上方に位置する。但し、回転範囲制限機構23は、第2回動管部15の回転範囲を、第1回動管部13が回動する水平面より上側の領域の所定の範囲で回動するように規制してもよい。
第2関節部14に回転範囲制限機構23を設ける代わりに、第2回動装置22やその他の機構によって、第1回動管部13に対する第2回動管部15の回動範囲を機械的に制限してもよい。
図4は、液化ガス運搬船1が備えるガス放出システム30の概略構成図である。ガス放出システム30は、タンク3内で発生した蒸発ガスによってタンク3内の圧力が上昇した場合に、放出管5Aを通じてタンク3内の余分な蒸発ガスを大気に放出するシステムである。なお、図4では、第1回動装置21及び第2回動装置22について、図2に示した構成は省略し、代わりにブロックで示す。
ガス放出システム30は、上述した放出管5A等を備える他、タンク3から放出管5Aに蒸発ガスを導く放出ライン31と、放出ライン31に設けられた開閉弁32を備える。放出ライン31は、その一端がタンク3の上部に接続され、その他端が放出管5Aの下端部に接続される。開閉弁32は、タンク3内の圧力Pが設定圧Psを超えた場合に、制御装置34により自動的に開かれる安全弁である。
本実施形態では、タンク3に、その内部の圧力Pを計測する圧力計33が設けられている。圧力計33により計測された圧力値は、制御装置34に送られる。制御装置34は、圧力計33により計測された圧力Pに基づいて開閉弁32の開閉を制御する。圧力計33により計測された圧力Pが設定圧Psより低い場合、開閉弁32は閉じた状態にある。圧力計33により計測された圧力Pが設定圧Psを超えると、制御装置34は、開閉弁32を開くための制御信号を生成し、開閉弁32を開く。これにより、タンク3内の蒸発ガスが放出ライン31を通じて放出管5Aに導かれ、放出口6から蒸発ガスが大気に放出される。その結果、タンク3内の圧力は下がる。圧力計33により計測された圧力Pが設定圧Ps又はそれより低い所定の圧力を下回ると、制御装置34は開閉弁32を閉じる。
但し、開閉弁32は、電気式の弁でなくてもよく、機械式の弁でもよい。例えば、開閉弁32は、タンク3内の圧力Pが設定圧Psを超えた場合に自動的に開かれるばね式安全弁であってもよい。また、開閉弁32は、オペレータの手動操作により開閉される手動弁であってもよい。
なお、制御装置34は、例えばコンピュータであって、CPU等の演算処理部、ROM、RAM等の記憶部を有している(いずれも図示せず)。記憶部には、演算処理部が実行するプログラム、各種固定データ等が記憶されている。演算処理部は、外部装置とのデータ送受信を行う。また、演算処理部は、各種計器からの検出信号の入力や各制御対象への制御信号の出力を行う。制御装置34では、記憶部に記憶されたプログラム等のソフトウェアを演算処理部が読み出して実行することによりガス放出システム30の動作を制御するための処理が行われる。なお、制御装置34は単一のコンピュータによる集中制御により各処理を実行してもよいし、複数のコンピュータの協働による分散制御により各処理を実行してもよい。
また、ガス放出システム30は、液化ガス運搬船1が受ける風の向きを検知する風向計35を備える。風向計35は、例えば船体2の上甲板2a又は構造物4の上端部などに設けられる。
本実施形態では、制御装置34が、風向計35が検知した風向に基づいて、第1回動装置21及び第2回動装置22を制御して、放出管5Aからのガスの放出方向、即ち放出口6の向きを変更する。即ち、制御装置34の記憶部には、風向計35が検知した風向に応じた固定管部11に対する第1回動管部13の回転位置情報、及び風向計35が検知した風向に応じた第1回動管部13に対する第2回動管部15の回転位置情報が、予め記憶されている。これら回転位置情報は、放出口6から放出されたガスが拡散しやすくするように、あるいは構造物4等から遠ざかるように、適宜設定されている。制御装置34は、記憶された回転位置情報に基づき、第1回動管部13及び第2回動管部15が風向に応じた回転位置をとるように第1回動装置21及び第2回動装置22を制御する。
例えば、本実施形態では、制御装置34は、放出口6が風上を向くように、第1回動装置21及び第2回動装置22を制御する。このように、放出口6が風上を向くようにして風上に向かってガスを放出することによって、放出口6から放出されたガスの拡散効果をより向上させることができる。例えば風向計35が風を検知しなかった場合には、制御装置34は、放出口6を上方に向ける。これにより、空気より軽い蒸発ガスの上方への拡散を促進させることができる。
但し、風向に応じた放出口6の向きは、風上に限定されず、船上の構造物4や放出管5Aの配置等により適宜設定されてよい。また、ガス放出システム30は、液化ガス運搬船1が受ける風の速度を計測する風速計を更に備えてもよく、制御装置34は、風向及び風速に応じて、放出管5Aからのガスの放出方向を変更してもよい。ガス放出システム30は、風向計35とは別の装置として風速計を備えてもよいし、風向計35が風速を計測する機能を備えた風速風向計であってもよい。
例えば、図4に示すように、ガス放出システム30は、第1回動装置21及び第2回動装置22をそれぞれ回動駆動するためのオペレータの操作を受け付ける操作部36を備えてもよい。操作部36は、例えば図1に示す構造物4における船橋などに設けられる。操作部36は、オペレータの操作を受け付けるいかなる態様であってもよく、例えばスイッチ、ボタン、レバー、あるいはタッチパネル等であってもよい。
この場合、オペレータは、風向計35により検知された風向を確認しながら、放出口6から放出されたガスが拡散しやすくする、あるいは構造物4等から遠ざかるよう操作部36を適宜操作する。オペレータは、風向計35により検知された風向だけでなく、上述した風速計により計測された風速を参照して操作部36を操作してもよい。また、オペレータは、風向及び風速から予測される放出管5Aからのガスの拡散挙動をシミュレーションして、その結果を参照して操作部36を操作してもよい。操作部36で生成された操作信号は制御装置34に送られ、制御装置34は、操作信号に基づいて第1回動装置21及び第2回動装置22を制御する。
制御装置34は、第1回動装置21及び第2回動装置22の制御を、開閉弁32を開く前に行ってもよいし、開くと同時に開始してもよい。そして、制御装置34は、開閉弁32を閉じると同時に第1回動装置21及び第2回動装置22の制御を停止してもよい。
以上説明したように、本実施形態の液化ガス運搬船1では、放出口6の向きを変更できるため、風向に応じて放出口6から放出されたガスが拡散しやすくする、あるいは居住区等を含む構造物4から遠ざかるよう適宜ガスの放出方向を変更することができる。これにより、放出口6から放出された蒸発ガスが船上の居住区等に到達するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、第1及び第2回動装置21,22は、放出口6が風上に向かって開口するように、第1回動管部13を固定管部11に対して回動し、第2回動管部15を第1回動管部13に対して回動する。これにより、放出口6から放出されたガスの拡散効果をより向上させることができる。
また、本実施形態では、第1及び第2回動装置21,22は、第1及び第2回動管部13,15を駆動するアクチュエータであり、制御装置34が、風向計35が検知した風向に基づいて、第1及び第2回動装置21,22を制御する。このため、風向に応じて放出口6の向きを自動的に変更することができる。
また、本実施形態では、回転範囲制限機構23が、放出口6が下方を向くのを規制するため、下方に向かって放出口6からガスが放出されることを確実に防止することができる。
(第2実施形態)
図5(A)及び(B)に、第2実施形態に係る液化ガス運搬船が備える放出管5Bを示す。図5(A)は、放出管5Bの概略側面図であり、図5(B)は、放出管5Bの第1関節部12の近傍を拡大して示した一部拡大概略平面図である。なお、本実施形態および後述する第3実施形態において、第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
本実施形態では、第1回動装置41及び第2回動装置42が、それぞれ、回転軸を回転させるモータの代わりに、ピストンロッドを往復駆動させるシリンダを備える。即ち、本実施形態では、第1回動装置41及び第2回動装置42での直線運動を、それぞれ、第1回動管部13及び第2回動管部15を回動させる回動運動に変換する。
具体的には、図5(A)及び(B)に概略的に示したように、第1回動装置41は、ピストンロッド41aを直線駆動させる油圧シリンダを有する。油圧シリンダのシリンダ本体41bの外周面には、鉛直方向に延びる軸ピン41cが突設されており、シリンダ本体41bは、当該軸ピン41cを揺動軸として、固定管部11に固定された支持部41dに揺動可能に支持されている。また、第1回動管部13から鉛直方向に延びる軸ピン41eが突設されており、ピストンロッド41aの先端部が、当該軸ピン41eに回転可能に支持されている。
シリンダ本体41bのロッド側又はヘッド側の油圧室には、それぞれ放出管5Bに沿って延びる図略の配管が接続されており、これら配管を通じて作動油がロッド側又はヘッド側の油圧室に供給される。シリンダ本体41bへの作動油の供給は、制御装置34によって制御される。
第1回動装置41は、制御装置34からの指令によりシリンダ本体41bに作動油が供給され、それに応じて、ピストンロッド41aを伸長又は後退させる。これにより、シリンダ本体41bが軸ピン41cを中心に揺動するとともに、ピストンロッド41aの先端部に軸ピン41eを介して接続された第1回動管部13が、固定管部11に対して鉛直軸C1まわりに回動する(図5(B)の破線参照)。
同様に、第2回動装置42は、ピストンロッド42aを直線駆動させる油圧シリンダを有する。油圧シリンダのシリンダ本体42bの外周面には、第1回動管部13の延伸方向に延びる軸ピン42cが突設されており、シリンダ本体42bは、当該軸ピン42cを揺動軸として、第1回動管部13に固定された支持部42dに揺動可能に支持されている。また、第2回動管部15から第1回動管部13の延伸方向に延びる軸ピン42eが突設されており、ピストンロッド42aの先端部が、当該軸ピン42eに回転可能に支持されている。
シリンダ本体42bのロッド側又はヘッド側の油圧室には、それぞれ放出管5Bに沿って延びる図略の配管が接続されており、これら配管を通じて作動油がロッド側又はヘッド側の油圧室に供給される。シリンダ本体42bへの作動油の供給は、制御装置34によって制御される。
第2回動装置42は、制御装置34からの指令によりシリンダ本体42bに作動油が供給され、それに応じて、ピストンロッド42aを伸長又は後退させる。これにより、シリンダ本体42bが軸ピン42cを中心に揺動するとともに、ピストンロッド42aの先端部に軸ピン42eを介して接続された第2回動管部15が、第1回動管部13に対して第1回動管部13の延伸方向に延びる水平軸C2まわりに回動する。
本実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上述した第1及び第2回動装置41,42の構成は、一例にすぎず、それぞれ、固定管部11に対して第1回動管部13を回動できる構成、及び第1回動管部13に対して第2回動管部15を回動できる構成であれば、いかなる態様であってもよい。
例えば、第1及び第2回動装置41,42は、油圧シリンダ41b,42bである必要はなく、空圧シリンダや電動シリンダであってもよい。例えば、上記の第1及び第2回動装置41,42において、シリンダ本体41b,42bを揺動させる代わりに、ピストンロッド41a,42を、互いに対して回転可能に連結した2つの棒状部材で構成させてもよい。また、第1回動装置21によって第1回動管部13が軸C1まわりに回転する範囲は、ピストンロッド41aやシリンダ本体42等の長さや、軸ピン41c,41e等の位置関係に応じて、所定の範囲に制限されていてもよいし、360度回転可能であってもよい。
(第3実施形態)
図6(A)及び(B)に、第3実施形態に係る液化ガス運搬船が備える放出管5Cの概略側面図及び概略平面図を示す。図6(A)及び(B)に示す放出管5Cは、基端側から先端側に向かって、固定管部51と、固定管部51に関節部52を介して回転可能に接続された回動管部53を有する。
この実施形態では、固定管部51は、上甲板2aから上方に直線状に延びる。関節部52は、互いに回転可能な第1管体52aと第2管体52bとを有しており、例えばロータリージョイントである。第1管体52aは、鉛直方向に延び、その下端部が、固定管部51の上端部に、同軸上に固定される。第2管体52bは、鉛直方向に延び、その下端部が、第1管体52aの上端部に、同軸上に固定される。第2管体52bの下端部が、第1管体52aの上端部に、管の円周方向に沿って1列又は複数列に並ぶボールベアリングを介して同軸上に接続されている。第2管体52bの上端部に、回動管部53の基端部が同軸上に固定される。このように、回動管部53は、固定管部51に対して、関節部52を介して鉛直軸まわりに回動可能である。回動管部53は、図6(A)に示すように、その基端部から鉛直上方に延びた後、途中で屈曲し、鉛直軸から傾いた斜め上方へと延びる。回動管部53の先端に放出口6が位置している。
固定管部51に対する回動管部53の回動駆動を実行する回動装置61は、固定管部51に対する回動管部53の位置を風向に応じて定める風受け板である。即ち、この実施形態では、上記実施形態とは異なり、回動装置61が、制御装置34に制御されず、液化ガス運搬船1が受ける風の力を利用して、固定管部51に対して回動管部53を回動させる。回動装置61としての風受け板は、回動管部53の上下方向に延びる部分の外周面に固定されている。放出口6が開口する向きは、固定管部51に対して回動管部53が回動することにより変更される。
本実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。更に、本実施形態では、回動装置61が風受け板であるため、風向に応じた放出口6の向きの変更を簡単な構成で実現できる。
(その他の実施形態)
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、タンク、構造物、及び放出管の船上における配置や形状は、図1に示したものに限定されない。例えば放出管は、船尾に設けられてもよい。
また、放出管が有する関節部の数や関節部によって連結される管部の形状等も、上記の実施形態に限定されない。例えば放出管の各管部が延びる方向は、上記実施形態に限定されず、回動管部は、固定管部の延伸方向と異なる方向に延びていればよい。例えば、図2に示した放出管5Aにおいて、第1回動管部13は、固定管部11の延伸方向に対して斜め方向に延びていてもよく、第2回動管部15は、第1回動管部13の延伸方向に対して斜め方向に延びていてもよい。図6に示すように、回動管部は直線状でなくてもよい。
また、例えば、図2に示した放出管5Aは、第2関節部14及び第2回動管部15を有さない構成であってもよい。即ち、本発明に係る液化ガス運搬船が備える放出管は、図6に示すように、固定管部と回動管部とを回転可能に接続する関節部から放出口までの間に、互いに回転可能に接続する更なる関節部がなくてもよい。但し、2つ以上の関節部を有する構成であることが望ましい。変更可能な放出口の向きの自由度が上がるからである。
1 :液化ガス運搬船
2 :船体
2a :上甲板
3 :タンク
4 :構造物
5A,5B,5C:放出管
6 :放出口
11 :固定管部
13 :第1回動管部
15 :第2回動管部
21 :第1回動装置
22 :第2回動装置
23 :回転範囲制限機構
34 :制御装置
35 :風向計
41 :第1回動装置
42 :第2回動装置
51 :固定管部
53 :回動管部
61 :回動装置

Claims (3)

  1. 船体と、
    前記船体に設けられた、液化ガスを貯留するタンクと、
    前記タンクから送られた、前記液化ガスが気化した蒸発ガスを下端部から上端部へと導く、鉛直方向に延びる固定管部と、
    先端部に大気に開口した放出口が設けられ、基端部が前記放出口の向きが変更されるよう前記固定管部の前記上端部に鉛直軸まわりに回動可能に連結された回動管部と、
    前記回動管部を前記固定管部に対して回動させるよう前記回動管部を駆動するアクチュエータである回動装置と、
    風向を検知する風向計と、
    前記風向計が検知した風向に基づいて、前記放出口が風上を向くように前記回動装置を制御する制御装置と、を備える、液化ガス運搬船。
  2. 前記回動管部は、
    前記固定管部に鉛直軸まわりに回動可能に連結された、前記固定管部の延伸方向と異なる方向に延びる第1回動管部と、
    前記第1回動管部の軸心まわりに回動可能に当該第1回動管部に連結された、前記第1回動管部の延伸方向と異なる方向に延びる第2回動管部と、を含み、
    前記回動装置は第1回動装置であり、当該第1回動装置は前記第1回動管部を前記固定管部に対して回動させるように構成されており、
    前記第2回動管部を前記第1回動管部に対して回動させる第2回動装置を更に備える、請求項1に記載の液化ガス運搬船。
  3. 前記第1回動管部に対する前記第2回動管部の回動範囲を機械的に制限する回転範囲制限機構を更に備える、請求項に記載の液化ガス運搬船。
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