JP6927904B2 - 荷電粒子線装置 - Google Patents

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Description

本発明は荷電粒子線装置に係わり、特に荷電粒子線装置で取得する画像の像揺れ防止に関する。
荷電粒子線装置は、電子線のような荷電粒子線を試料に照射し、試料から放出される荷電粒子を検出することにより、試料を観察する画像を形成する装置である。荷電粒子線装置が設定される床面の振動等の影響により試料が振動すると、形成される画像には観察に不適な像揺れが含まれてしまう。
画像に含まれる像揺れを低減する除振装置として、例えば特許文献1がある。特許文献1では、試料のパターン輪郭部に電子線をスポット照射してコントラストデータを検出し、その時間経過であるコントラスト振動データをフーリエ変換した結果に基づいて設定された駆動条件により、試料室の下に配置されたアクチュエータが駆動制御される。特許文献1によれば、振動を打ち消す逆位相の動作をアクチュエータに行わせるので、定常振動を低減できる。
特開2003-278825号公報
しかしながら、特許文献1では床面からの振動の影響を低減できるものの、試料が配置されるXYステージの移動にともなって発生する振動については配慮がなされていない。特に荷電粒子線装置による半導体ウェハの検査・計測では、スループット向上のためにXYステージを高速に移動させるので振動はより大きくなる。
そこで、本発明は、XYステージを高速に移動させる場合であっても像揺れを低減できる荷電粒子線装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、XYステージの移動に関する情報に基づいてXYステージを移動させる駆動部を制御することを特徴とする。
より具体的には、試料が配置されるXYステージと、前記試料へ荷電粒子線を照射する荷電粒子線源と、前記荷電粒子線の照射によって前記試料から放出される荷電粒子を検出する検出器と、前記検出器から出力される検出信号に基づいて前記試料のSEM画像を生成する画像生成部と、を備える荷電粒子線装置であって、前記XYステージの移動開始点と移動終了点に基づいて制御パラメータを設定し、前記XYステージを移動させる駆動部を前記制御パラメータにより制御する制御部をさらに備えることを特徴とする。
本発明によれば、XYステージを高速に移動させる場合であっても像揺れを低減できる荷電粒子線装置を提供することができる。
本発明の荷電粒子線装置の全体構成図である。 ウェハ保持機構15の振動について説明する図である。 制御部6の詳細を示すブロック図である。 パラメータマップ401を説明する図である。 XYステージの駆動部を制御する処理の流れを説明する図である。 特定の振動周波数成分を除外した後の制御入力と振幅の一例を示す図である。 パラメータマップ401を作成する処理の流れの一例について説明する図である。 試料のスキャン方向を示す概略図である。 パラメータマップ401を作成する処理の流れの他の例について説明する図である。 参照画像とXYステージの移動直後のSEM画像の例を示す図である。 SEM画像の周波数解析(S905)と差分計算(S906)の概念を示す図である。 各周波数成分の振幅の減衰係数の求め方について説明する図である。 パラメータマップ401を更新する処理の流れの一例について説明する図である。 キャリブレーションの実行画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して、本実施例について説明する。
図1は、荷電粒子線装置の全体構成図である。図1において、試料室1内に固定されたベース7上には、2つのYリニアガイド12を介してY方向(紙面奥行き方向)に自由に移動できるYテーブル9が配置されるとともに、Yリニアモータ14がY方向に相対的に推力を発生させるように配置される。Yテーブル9上には、2つのXリニアガイド13を介してX方向に自由に移動できるXテーブル8が配置されると共に、Xリニアモータ(図示せず)がX方向に推力を発生させるように配置される。これにより、Xテーブル8は、ベース7および試料室1に対してXY方向に移動することが可能となる。
Xテーブル8上には観察対象の試料であるウェハ2が配置される。ウェハ2の配置には機械的拘束力または静電気力等の保持力を備えたウェハ保持機構15を用いる。
また、Xテーブル8及びYテーブル9には、テーブルの位置を測定するためのレーザ干渉計10およびミラー11が設置される。レーザ干渉計10は、ミラー11に対してレーザ光を照射し、その反射光を用いて試料室1とXテーブル8またはYテーブル9の相対変位量を計測する。計測された相対変位量が制御部6にフィードバックされることで、X方向及びY方向に対するサーボ制御系が構成される。これにより、Xテーブル8をXY方向の所望の位置に位置決めし、ウェハ2上全面に対する検査・計測を行う。なお、Xテーブル8とYテーブル9とを合わせてXYステージと呼ぶ。
試料室1の下面には床19から試料室1に伝達する振動を除去するため、受動的除振装置として除振マウント16がXY軸に対して各軸2個ずつ合計4個配置される。
試料室1には、電子光学系を保持するカラム3が配置される。カラム3には、ウェハ2に電子線4を照射する電子銃5が備えられている。電子線4が照射されることによりウェハ2から放出された二次電子または反射電子は検出器17によって検出され、検出信号として出力される。検出器17から出力された検出信号は、画像生成部18においてSEM画像に変換される。SEM画像から試料パターンのエッジを抽出し、エッジの時間変化から取り出された振動波形は制御部6に入力され、XYステージを駆動するYリニアモータ14及びXリニアモータの駆動制御に用いられる。駆動制御の詳細は図3乃至6を用いて後述する。
なお、本実施例のXYステージの案内機構には、前述のリニアガイド以外にエアベアリング、ボールねじ等を用いることができる。また、XYステージの駆動部には、前述のリニアモータ以外に磁気浮上、平面モータ、圧電モータ、パルスモータ等を用いることができる。さらに、XYステージの位置検出には、前述のレーザ干渉計10以外に、リニアスケール等の他の位置検出手段を用いても良い。
図2を用いて、ウェハ保持機構15の振動について説明する。ウェハ保持機構15には、XYステージの移動にともない図2(a)に示す回転方向の振動や、図2(b)に示すXY方向の振動が発生する。ウェハ保持機構15の振動の振幅や方向、減衰率はXYステージの座標によって異なる。レーザ干渉計10とミラー11により、XYステージの振動は検出可能であるが、ウェハ保持機構15の振動は検出できない。また、ウェハ保持機構15の振動は数nm〜数十nmオーダであり、振動検出器の分解能、配線の引き回し、電気ノイズの観点からウェハ保持機構15に振動検出器を設置するのは困難である。したがって、ウェハ保持機構15の振動を抑制するように、XYステージを移動させることが好ましい。
図3は、制御部6の詳細を示すブロック図である。制御部6は、指令生成部301、フィルタ処理部302、フィードフォワード制御部303、フィードバック制御部304、記憶部305を有する。以下、各部について説明する。
指令生成部301は、移動開始点と移動終了点、速度、加速度等の指令を生成する。フィルタ処理部302は、指令生成部301によって生成された指令に基づき、例えば式1に示すノッチフィルタ等を用いて、特定の振動周波数成分を除外するフィルタリング処理を行う。
[式1]
F(s)=(s22) / (s2+Qωs+ω2)
ここで、sはラプラス演算子、ωは除外される振動周波数成分の角周波数、Qは除外される振動周波数成分の先鋭度である。
制御パラメータであるωとQは、例えば移動開始点と移動終了点のXY座標と図4に示すパラメータマップ401に基づいて設定される。パラメータマップ401は記憶部305に記憶され、移動開始点のXY座標である開始座標と移動終了点のXY座標である終了座標との組毎にマトリクス形式で制御パラメータf(=ω/2π)、Qを格納する。格納される制御パラメータの算出については図7等を用いて後述する。
XYステージの移動開始点と移動終了点のXY座標が与えられると、フィルタ処理部302はパラメータマップ401から制御パラメータを読み出し、制御パラメータを[式1]に代入してフィルタリング処理を行う。なお、Z座標毎にパラメータマップ401を作成し、記憶部305に記憶しておいても良い。Z座標毎のパラメータマップ401を記憶しておくことにより、ワーキングディスタンスを変更したときに発生するXYステージの振動にも対応可能となる。また、XYステージのチルト角度毎にパラメータマップ401を作成してもよい。さらに、パラメータマップ401に格納されたXYZ座標間やチルト角度間を線形補間、スプライン補間等で補間することで、格納されるXY座標の点数やパラメータマップ401の数を削減することができる。なお、除外される振動周波数成分が複数存在する場合は、フィルタを多段計算することで、各振動周波数成分を低減可能である。
フィードフォワード制御部303は、XYステージの応答性を向上するための制御入力を生成する。フィードバック制御部304は、位置検出器であるレーザ干渉計10にて検出されるXYステージの位置と指令の誤差を低減するように制御入力を生成する。
フィードフォワード制御部303およびフィードバック制御部304で生成された制御入力を加算した結果に基づいて、XYステージの駆動部であるYリニアモータ14及びXリニアモータが駆動される。
図5を用いてXYステージの駆動部を制御する処理の流れを説明する。
S501では、観察点の座標が決定される。
S502では、XYステージの現在座標と観察点の座標から、XYステージの移動量が算出される。
S503では、移動開始点の座標である現在座標から移動終了点の座標である観察点の座標へXYステージを移動させる指令が生成される。
S504では、現在座標と観察点の座標に基づき、制御部6の記憶部305に記憶されたパラメータマップ401から制御パラメータが読み出され、必要に応じて補間がなされて制御パラメータが設定される。
S505では、S503にて生成された指令に従い、XYステージを移動させる。XYステージを移動させる際には、振動を励起しないように、フィルタリング処理、フィードフォワード制御、フィードバック制御等が行われる。
S506では、観察点の座標においてSEM画像が取得される。
以上説明した処理の流れにより、駆動信号から特定の振動周波数成分、例えばXYステージの機構振動周波数成分を除外した駆動が可能となる。なお、制御部6の構成や特定の振動周波数成分を除外する方法等はフィルタリング処理に限定されるものでは無く、XYステージの軌道計画や移動指令の周波数整形等の他の方法が適用されても良い。
図6を用いて、本実施形態により特定の振動周波数成分を除外した後の制御入力と振幅の一例を、除外前のものと比較しながら説明する。図6(a)はXYステージの駆動部を駆動する制御入力の波形であり、図6(b)は制御入力のフーリエ変換後の波形である。特定の振動周波数成分の除外前は、XYステージの機構周波数fの成分を多く含む制御入力で駆動するため、像揺れを招く。機構振動周波数成分を除外した後は、機構周波数fの成分が低減し、XYステージを移動させた直後であっても、機構振動にともなう像揺れを防止することできる。
図7を用いて、パラメータマップ401を作成する処理の流れの一例について説明する。
S701では、ウェハ2上の任意の移動開始点から移動終了点にXYステージを移動させる。
S702では、試料であるウェハ2に電子線4を照射することで移動直後のSEM画像が取得される。
S703では、S702で取得されたSEM画像の試料パターンのエッジが抽出され、エッジの時間変化から振動波形が取り出される。
図8は、試料のスキャン方向を示す概略図である。試料パターン801上をXY方向にスキャンすることで、二次元のSEM画像が作成される。試料パターン801には、例えばラインパターン等が使用される。試料パターン801のばらつきや欠陥等のラフネスは、SEM画像の周波数解析の結果に悪影響を及ぼす。そこで、Yスキャンの走査ゲインをゼロにしてX軸方向の同一位置を往復スキャンすることで、試料パターン801のラフネスの影響を低減することができ、X軸方向の機構振動周波数の検出精度を高めることができる。また、スキャン方向を90度回転させることで、Y軸のラフネスの影響を低減し、Y軸方向の機構振動周波数の検出精度を高めることができる。なお、スキャン速度によって検出可能な周波数の上限が異なるので、検出したい周波数に応じてスキャン速度が選択するのが望ましい。
S704では、S703で得られた振動波形に対してフーリエ変換等による周波数解析が行われる。
S705では、S704での周波数解析の結果に基づき、除外される振動周波数が特定される。
S706では、S705で特定された振動周波数をXYステージの駆動信号から除外する制御パラメータが算出される。算出された制御パラメータは移動開始点及び移動終了点と対応付けられて記憶部305のパラメータマップ401に格納される。パラメータマップ401が十分に満たされるまでS701からS706までの処理の流れが繰り返されることにより、パラメータマップ401が作成される。
なお、図7に示した処理の流れは移動直後のSEM画像を取得するのみで実施可能であるため、製品出荷時やXYステージの移動毎等、任意のタイミングで実施しても良い。また、複数回の周波数解析の結果に対する平均値から制御パラメータを算出しても良い。その際、荷電粒子線装置に突発的な外乱が加わり、揺れ振幅が異常に大きな不適切なデータを含む場合は、当該データを含めずに平均値を求めたり、データ取得を再度実行したりしても良い。また、複数回の周波数解析の結果を逐次保存しておき、保存されたデータに対して機械学習等の学習則を用いて制御パラメータを算出しても良い。
図9を用いて、パラメータマップ401を作成する処理の流れの他の例について説明する。本例では、移動直後のSEM画像とともにXYステージが定常状態にあるときのSEM画像を参照画像として取得し、両SEM画像を用いてパラメータマップ401を作成する。
S901では、任意の観測点においてXYステージが定常状態にあるときのSEM画像が参照画像として取得される。
S902では、任意の移動開始点からS901でSEM画像が取得された観測点へXYステージを移動させる。
S903では、XYステージの移動直後のSEM画像が取得される。図10に参照画像と移動直後のSEM画像の例を示す。参照画像はa点で取得されたSEM画像であり、移動直後のSEM画像はb点からa点へXYステージを移動させた直後に取得されたSEM画像であり、両画像とも試料パターンのエッジ周辺を含む。参照画像はXYステージが定常状態にあるときのSEM画像であるのでエッジに像揺れはないが、移動直後のSEM画像はエッジに像揺れが含まれる。また、参照画像と移動直後のSEM画像とを同じ座標で取得することにより、試料パターンの違いによる影響を排除することができる。
S904では、S901とS903でそれぞれ取得されたSEM画像の試料パターンのエッジが抽出され、各SEM画像から振動波形が取り出される。
S905では、S904で得られた振動波形の両方に対してフーリエ変換等による周波数解析が行われる。
S906では、XYステージが定常状態にあるときのSEM画像である参照画像とXYステージ移動直後のSEM画像との周波数解析の結果を用いて両者の差分が計算される。図11にS905とS906での処理の概念図を示す。図11の上段には参照画像と移動直後のSEM画像の例を、中段にはフーリエ変換を用いた周波数解析の結果の例を、下段には差分計算の結果の例を、それぞれ示す。XYステージの機構振動周波数をfとすると、移動直後のSEM画像には周波数fに振幅のピークが立つ。一方、参照画像には、床振動、ノイズ、音波による振動等による周波数成分のみが含まれる。そこで、式2のように、移動直後のSEM画像と参照画像の周波数成分の差分を計算することで、XYステージの機構振動周波数fのみを検出することができる。
[式2]
yd(fi)=ys(fi)-y0(fi) (i=1,2,…m)
ここで、yd は差分の計算結果、ysは移動直後のSEM画像の周波数解析の結果、y0は参照画像の周波数解析の結果、fiは任意の周波数である。
S907では、S906で計算された差分に基づき、除外される振動周波数が特定される。なお、差分の計算結果に振幅のピークが複数存在する場合は、全てのピークの周波数を除外される振動周波数として特定しても良いし、所定の閾値以上の振幅を有する周波数を除外対象として特定しても良い。また、各周波数成分の振幅の減衰係数の大きさが所定の閾値以上の減衰係数を有する周波数を除外対象として特定しても良い。減衰係数は、XYステージ移動後に異なる時刻で取得される複数のSEM画像に基づいて求められる。
図12を用いて、各周波数成分の振幅の減衰係数の求め方について説明する。図12の上段にはXYステージ移動後に異なる時刻t1、t2、t3で取得される複数のSEM画像の例を、中段には各SEM画像に対してフーリエ変換を用いた周波数解析の結果の例を、下段にはある周波数成分の振幅の経時変化の例を、それぞれ示す。振幅は時間の経過とともに指数関数的に減衰するので、振幅の経時変化は式3のように表せる。
[式3]
A(t)=Aexp(−t/ζ)
ここで、A(t)は時刻tのときの振幅、Aは定数、ζは減衰係数である。
図11の下段に示したA(t)=a、A(t)=a、A(t)=aの数値の組を用いて、最小二乗法により式3を近似することで、定数Aとともに減衰係数ζを求めることができる。なお、時刻t1から時刻t2までの時間および時刻tから時刻tまでの時間が振動の周期である場合は、式4により減衰係数ζを求めることができる。
[式4]
ζ=1/2×ln(a1/a3) / (2×π)
S908では、特定された振動周波数をXYステージの駆動信号から除外する制御パラメータが算出される。算出された制御パラメータは移動開始点及び移動終了点と対応付けられて記憶部305のパラメータマップ401に格納される。パラメータマップ401が十分に満たされるまでS901からS908までの処理の流れが繰り返されることにより、パラメータマップ401が作成される。
XYステージの案内機構の磨耗や駆動部の経時変化等によりXYステージの機構振動周波数が変化した場合、パラメータマップ401を更新することが望ましい。そこで図13を用いて、パラメータマップ401を更新する処理の流れの一例について説明する。
S1301では、ウェハ2上の任意の移動開始点から移動終了点にXYステージを移動させる。
S1302では、試料であるウェハ2に電子線4を照射することで移動直後のSEM画像が取得される。
S1303では、S1302で取得されたSEM画像の試料パターンのエッジが抽出され、エッジの時間変化から振動波形が取り出される。
S1304では、S1303で得られた振動波形に対してフーリエ変換等による周波数解析が行われる。
S1305では、S1304での周波数解析の結果に基づき、除外される振動周波数が特定される。
S1306では、S1305で特定された振動周波数と当該振動周波数での振幅がメモリ等に蓄積される。
S1307では、S1305で特定された振動周波数での振幅が所定の閾値と比較され、比較結果に基づいて制御パラメータの更新の要否が判定される。すなわち、当該振幅が閾値以上であれば制御パラメータを更新するためにS1308へ処理が進み、当該振幅が閾値未満であれば終了となる。閾値は、荷電粒子線装置の仕様や環境外乱等に基づいて設定されるのが好ましい。
S1308では、S1305で特定された振動周波数をXYステージの駆動信号から除外する制御パラメータが算出されて更新される。更新された制御パラメータは移動開始点及び移動終了点と対応付けられて記憶部305のパラメータマップ401に格納される。なお、制御パラメータの更新は、S1306で蓄積されたデータを全て用いても良いし、データの一部を用いて行っても良い。
また制御パラメータが更新されたことによる効果を視覚的に示すためにキャリブレーションの実行画面を表示しても良い。図14にキャリブレーションの実行画面の一例を示す。本実行画面には、キャリブレーションの効果を視覚的に示すために、キャリブレーション実行前後のSEM画像や当該SEM画像の周波数解析の結果が表示される。なお、キャリブレーションの設定として、スキャン速度、試料パターン、スキャン方向、その他のオプションを選択できるようしても良い。ユーザが各条件を設定した後、図7や図9等の処理の流れが実行され、その結果が本実行画面に出力されても良い。ユーザは出力された結果を踏まえて、制御パラメータを更新するか否かを選択できるようになる。
また、荷電粒子線装置の設置環境が変わると、床振動等の定常振動が変化することがあるので、図9に示した処理の流れのように参照画像を用いて制御パラメータを更新しても良い。さらに、制御パラメータの更新のタイミングをユーザが任意に決められるように、メンテナンス用GUIに閾値を超えたことをエラーメッセージとして表示し、ユーザに通知しても良い。
以上のように構成した荷電粒子線装置によれば、像揺れを含むSEM画像を用いて特定された振動周波数成分を除外するようにXYステージが駆動制御されるので、高スループット時でも機構振動にともなう像揺れの無い高精細なSEM画像を取得することができる。また、1枚当たり数十ms〜数百ms程度で取得可能なSEM画像を活用して機構振動周波数を特定するので、短時間でのキャリブレーションやメンテナンスが可能となる。
また本実施例ではウェハ保持機構15の振動について述べたが、SEM画像に現れる振動、例えばXYステージやカラム等の振動に対しても本発明は適用できる。さらに、XYステージの振動をレーザ干渉計10により計測し、計測結果を用いて電子線の偏向補正を行う場合に、レーザ干渉計10の計測結果に本実施例のフィルタ処理を施しても良い。
なお、これらの全般的または具体的な態様は、装置、システム、集積回路、コンピュー
タプログラムまたはコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現され
てもよく、装置、システム、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組
み合わせで実現されてもよい。
例えば、画像生成部18、指令生成部301、フィルタ処理部302、フィードフォワード制御部303、フィードバック制御部304や記憶部305等の全てまたは一部は、ハードウエアで構成されてもよい。また、上記の生成部、処理部、制御部や記憶部を構成する構成要素の全てまたは一部は、CPU(Central Processing Unit)等により実行されるプログラムのモジュールであってもよい。
また、画像生成部18、指令生成部301、フィルタ処理部302、フィードフォワード制御部303、フィードバック制御部304や記憶部305等の全てまたは一部は、マイクロプロセッサ、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを含んで構成されるコンピュータシステムから構成されてもよい。
なお、本発明の荷電粒子線装置は上記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、上記実施例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除しても良い。
1 試料室、2 ウェハ、3 カラム、4 電子線、5 電子銃、6 制御部、7 ベース、8 Xテーブル、9 Yテーブル、10 レーザ干渉計、11 ミラー、12 Yリニアガイド、13 Xリニアガイド、14 Yリニアモータ、15 ウェハ保持機構、16 除振マウント、17 検出器、18 画像生成部、19 床、301 指令生成部、302 フィルタ処理部、303 フィードフォワード制御部、304 フィードバック制御部、305 記憶部、401 パラメータマップ、801 試料パターン

Claims (7)

  1. 試料が配置されるXYステージと、前記試料へ荷電粒子線を照射する荷電粒子線源と、前記荷電粒子線の照射によって前記試料から放出される荷電粒子を検出する検出器と、前記検出器から出力される検出信号に基づいて前記試料のSEM画像を生成する画像生成部と、を備える荷電粒子線装置であって、
    前記XYステージの移動開始点と移動終了点に基づいて制御パラメータを設定し、前記XYステージを移動させる駆動部を前記制御パラメータにより制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、移動開始点と移動終了点の組毎に前記制御パラメータが格納されるパラメータマップを記憶する記憶部を有し、
    与えられた移動開始点及び移動終了点と前記パラメータマップとに基づいて前記制御パラメータを設定し、
    前記パラメータマップは、前記XYステージを移動させた後に取得されるSEM画像の周波数解析の結果に基づいて作成されることを特徴とする荷電粒子線装置。
  2. 試料が配置されるXYステージと、前記試料へ荷電粒子線を照射する荷電粒子線源と、前記荷電粒子線の照射によって前記試料から放出される荷電粒子を検出する検出器と、前記検出器から出力される検出信号に基づいて前記試料のSEM画像を生成する画像生成部と、を備える荷電粒子線装置であって、
    前記XYステージの移動開始点と移動終了点に基づいて制御パラメータを設定し、前記XYステージを移動させる駆動部を前記制御パラメータにより制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、移動開始点と移動終了点の組毎に前記制御パラメータが格納されるパラメータマップを記憶する記憶部を有し、
    与えられた移動開始点及び移動終了点と前記パラメータマップとに基づいて前記制御パラメータを設定し、
    前記パラメータマップは、前記XYステージが定常状態であるときのSEM画像である参照画像と前記XYステージを移動させた後に取得されるSEM画像との周波数解析の結果に基づいて作成されることを特徴とする荷電粒子線装置。
  3. 試料が配置されるXYステージと、前記試料へ荷電粒子線を照射する荷電粒子線源と、前記荷電粒子線の照射によって前記試料から放出される荷電粒子を検出する検出器と、前記検出器から出力される検出信号に基づいて前記試料のSEM画像を生成する画像生成部と、を備える荷電粒子線装置であって、
    前記XYステージの移動開始点と移動終了点に基づいて制御パラメータを設定し、前記XYステージを移動させる駆動部を前記制御パラメータにより制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、移動開始点と移動終了点の組毎に前記制御パラメータが格納されるパラメータマップを記憶する記憶部を有し、
    与えられた移動開始点及び移動終了点と前記パラメータマップとに基づいて前記制御パラメータを設定し、
    前記パラメータマップは、前記XYステージの案内機構または駆動部の変化によって前記SEM画像に含まれる振動の振幅が所定の閾値以上になったときに更新されることを特徴とする荷電粒子線装置。
  4. 請求項に記載の荷電粒子線装置であって、
    前記パラメータマップの更新前後のSEM画像をそれぞれ表示することを特徴とする荷電粒子線装置。
  5. 試料が配置されるXYステージと、前記試料へ荷電粒子線を照射する荷電粒子線源と、前記荷電粒子線の照射によって前記試料から放出される荷電粒子を検出する検出器と、前記検出器から出力される検出信号に基づいて前記試料のSEM画像を生成する画像生成部と、を備える荷電粒子線装置であって、
    前記XYステージの移動開始点と移動終了点に基づいて制御パラメータを設定し、前記XYステージを移動させる駆動部を前記制御パラメータにより制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、特定の振動周波数成分を除外するフィルタリング処理を行うフィルタ処理部を有し、
    前記フィルタ処理部により除外される振動周波数成分は、前記XYステージを移動した後に取得されるSEM画像の周波数解析の結果に基づいて特定されることを特徴とする荷電粒子線装置。
  6. 請求項に記載の荷電粒子線装置であって、
    前記フィルタ処理部により除外される振動周波数成分は、前記周波数解析の結果において所定の閾値以上の振幅を有する周波数であることを特徴とする荷電粒子線装置。
  7. 請求項に記載の荷電粒子線装置であって、
    前記フィルタ処理部により除外される振動周波数成分は、前記XYステージを移動した後に異なる時刻で取得される各SEM画像の周波数解析の結果に基づいて求められる振幅の減衰係数が所定の閾値以上の周波数であることを特徴とする荷電粒子線装置。
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