JP6927381B2 - 飲料充填装置の殺菌方法及び飲料充填装置 - Google Patents
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Description
ンク19、充填機タンク11を備える。
の洗浄のために無菌水が必要となるため、飲料充填装置には無菌水製造装置24が備えられる。無菌水製造装置24で製造される無菌水は無菌水タンク25に貯留され、充填部チャンバ3に供給される。無菌水タンク25を設けず、無菌水製造装置24と後述する無菌水帰還路27により形成される循環路内で製造される無菌水を循環させながら、必要な時に充填部チャンバ3へ直接供給しても構わない。また、無菌水製造装置24で製造される無菌水は必要に応じて他のチャンバ、例えば殺菌部チャンバ、リンス部チャンバ、排出部チャンバ、キャップ殺菌部等の飲料充填装置の各部に供給され、洗浄剤及び殺菌剤を洗い流すため又は飲料充填装置の各部を冷却するために使用されても構わない。
6…上流側帰還路
7…飲料供給系配管
7a…上流側配管部
7b…下流側配管部
10…温度センサ
17…コントローラ
18…加熱殺菌部
24…無菌水製造装置
26…炭酸添加配管部
Claims (15)
- 加熱殺菌部を経て充填機内へと飲料を送る飲料供給系配管を備えた飲料充填装置の殺菌方法において、前記飲料供給系配管に加熱された洗浄用液体を流し、前記飲料供給系配管の複数個所の温度を所定時間ごとに検知しつつ、検知された温度から最低の温度を選択し、選択された最低の温度についてF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、殺菌工程を終了することを特徴とする飲料充填装置の殺菌方法。
- 請求項1に記載の飲料充填装置の殺菌方法において、前記飲料供給系配管の前記加熱殺菌部を経由する上流側配管部に対し上流側帰還路を設けて上流側循環路を形成し、当該上流側循環路に前記加熱された洗浄用液体を流し、前記上流側配管部の複数箇所の温度を所定時間ごとに検知しつつ、検知された温度から最低の温度を選択し、選択された最低の温度についてF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、前記上流側配管部の殺菌工程を終了することを特徴とする飲料充填装置の殺菌方法。
- 請求項1に記載の飲料充填装置の殺菌方法において、前記飲料供給系配管の前記加熱殺菌部を経由する上流側配管部より下流側からアセプティックサージタンク及び充填機タンクを経て充填機内に至る下流側配管部に前記加熱された洗浄用液体を流し、前記下流側配管部の複数箇所の温度を所定時間ごとに検知しつつ、検知された温度から最低の温度を選択し、選択された最低の温度についてF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、前記下流側配管部の殺菌工程を終了することを特徴とする飲料充填装置の殺菌方法。
- 請求項3に記載の飲料充填装置の殺菌方法において、前記下流側配管部の前記アセプティックサージタンクに対し前記加熱された洗浄用液体を流し、前記アセプティックサージタンクの複数箇所の温度を所定時間ごとに検知しつつ、検知された温度から最低の温度を選択し、選択された最低の温度についてF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、前記アセプティックサージタンクの殺菌工程を終了することを特徴とする飲料充填装置の殺菌方法。
- 請求項3に記載の飲料充填装置の殺菌方法において、前記下流側配管部の前記充填機タンクを経て前記充填機内に至る充填配管部に対し前記加熱された洗浄用液体を流し、前記充填配管部の複数箇所の温度を所定時間ごとに検知しつつ、検知された温度から最低の温度を選択し、選択された最低の温度についてF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、前記充填配管部の殺菌工程を終了することを特徴とする飲料充填装置の殺菌方法。
- 請求項3に記載の飲料充填装置の殺菌方法において、前記下流側配管部の前記アセプティックサージタンクと前記充填機タンクの間の炭酸添加装置及び炭酸飲料サージタンクを備える炭酸添加配管部に前記加熱された洗浄用液体を流し、前記炭酸添加配管部の複数箇所の温度を所定時間ごとに検知しつつ、検知された温度から最低の温度を選択し、選択された最低の温度についてF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、前記炭酸添加配管部の殺菌工程を終了することを特徴とする飲料充填装置の殺菌方法。
- 充填部を遮蔽する充填部チャンバ内に無菌水を供給する無菌水製造装置を備える飲料充填装置の殺菌方法において、前記無菌水製造装置を経由する無菌水供給配管部に対し無菌水帰還路を設けて無菌水循環路を形成し、当該無菌水循環路に加熱された洗浄用液体を流し、前記無菌水供給配管部の複数箇所の温度を所定時間ごとに検知しつつ、検知された温度から最低の温度を選択し、選択された最低の温度についてF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、前記無菌水供給配管部の殺菌工程を終了することを特徴とする飲料充填装置の殺菌方法。
- 加熱殺菌部を経て充填機内へと飲料を送る飲料供給系配管を備えた飲料充填装置において、前記飲料供給系配管の複数個所の温度を所定時間ごとに検知する温度センサを備え、前記飲料供給系配管に加熱された洗浄用液体を流し、前記温度センサにより検知された温度から最低の温度を選択し、選択された前記最低の温度からF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、殺菌工程を終了することを指示するコントローラを備えることを特徴とする飲料充填装置。
- 請求項9に記載の飲料充填装置において、前記飲料供給系配管の前記加熱殺菌部を経由する上流側配管部に対し上流側帰還路を設けて上流側循環路を形成し、前記上流側配管部の複数箇所の温度を所定時間ごとに検知する温度センサを備え、前記上流側循環路に前記加熱された洗浄用液体を流し、前記温度センサにより検知された温度から最低の温度を選択し、選択された前記最低の温度からF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、前記上流側配管部の殺菌工程を終了することを指示するコントローラを備えることを特徴とする飲料充填装置。
- 請求項9に記載の飲料充填装置において、前記飲料供給系配管の前記加熱殺菌部を経由する上流側配管部より下流側からアセプティックサージタンク及び充填機タンクを経て充填機内に至る下流側配管部の複数箇所の温度を所定時間ごとに検知する温度センサを備え、前記下流側配管部に前記加熱された洗浄用液体を流し、前記温度センサにより検知された温度から最低の温度を選択し、選択された前記最低の温度からF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、前記下流側配管部の殺菌工程を終了することを指示するコントローラを備えることを特徴とする飲料充填装置。
- 請求項11に記載の飲料充填装置において、前記下流側配管部の前記アセプティックサージタンクの複数箇所の温度を所定時間ごとに検知する温度センサを備え、前記アセプティックサージタンクに前記加熱された洗浄用液体を流し、前記温度センサにより検知された温度から最低の温度を選択し、選択された前記最低の温度についてF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、前記アセプティックサージタンクの殺菌工程を終了することを指示するコントローラを備えることを特徴とする飲料充填装置。
- 請求項11に記載の飲料充填装置において、前記下流側配管部の前記充填機タンクを経て前記充填機内に至る充填配管部の複数箇所の温度を所定時間ごとに検知する温度センサを備え、前記充填配管部に前記加熱された洗浄用液体を流し、前記温度センサにより検知された温度から最低の温度を選択し、選択された前記最低の温度についてF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、前記充填配管部の殺菌工程を終了することを指示するコントローラを備えることを特徴とする飲料充填装置。
- 請求項11に記載の飲料充填装置において、前記下流側配管部の前記アセプティックサージタンクと前記充填機タンクの間の炭酸添加装置及び炭酸飲料サージタンクを備える炭酸添加配管部の複数箇所の温度を所定時間ごとに検知する温度センサを備え、前記炭酸添加配管部に前記加熱された洗浄用液体を流し、前記温度センサにより検知された温度から最低の温度を選択し、選択された前記最低の温度についてF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、前記炭酸添加配管部の殺菌工程を終了することを指示するコントローラを備えることを特徴とする飲料充填装置。
- 充填部を遮蔽する充填部チャンバ内に無菌水を供給する無菌水製造装置を備える飲料充填装置において、前記無菌水製造装置を経由する無菌水供給配管部に対し無菌水帰還路を設けて無菌水循環路を形成し、前記無菌水供給配管部の複数箇所の温度を所定時間ごとに検知する温度センサを備え、前記無菌水循環路に加熱された洗浄用液体を流し、前記温度センサにより検知された温度から最低の温度を選択し、選択された前記最低の温度についてF値を演算し、演算された前記F値を積算し、積算されたF値が目標値に到達したところで、前記無菌水供給配管部の殺菌工程を終了することを指示するコントローラを備えることを特徴とする飲料充填装置。
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