JP6926686B2 - 電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、DC−DCコンバータ等の電源装置に関する。
DC−DCコンバータや、これを搭載した充電装置等の電源装置は、半導体モジュール等のように、使用により発熱する部品が搭載されているものがある。かかる電源装置は、小型化や大電流化が進むと、その放熱性が問題となる。
特許文献1に記載の電源装置は、電源装置の半導体モジュールの放熱性を向上させるべく、第一の冷却器の上面に半導体モジュールを配置するとともに、半導体モジュールにおける第一の冷却器と反対側の面に第二の冷却器を配置している。そして、前記電源装置は、第二の冷却器側から第一の冷却器側に向かって、押圧フレームにて押圧されている。
特開2004−296589号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電源装置においては、複数の冷却器を必要とするため、電源装置の大型化や高コスト化が懸念される。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、小型化及び低コスト化を図ることができる電源装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、底壁(21)、前記底壁と対向する対向壁(23)、及び前記底壁及び前記対向壁を接続する側壁(22)を有し、かつ熱伝導性を有するケース(2)と、
前記底壁における前記対向壁側の面に載置された発熱部(3)と、
前記発熱部と前記対向壁との間に配され、前記発熱部を前記底壁側に押圧する押圧部材(4)と、
前記発熱部と前記対向壁との双方に接し、前記押圧部材と別部材で構成され、かつ熱伝導性を有する放熱部材(5)と、を備え、
前記放熱部材は、前記底壁と前記対向壁との対向方向(Z)から見たとき、前記押圧部材と重ならない領域の少なくとも一部において、前記発熱部と前記対向壁との双方に接触しており、
前記放熱部材は、前記発熱部と前記対向壁との間において圧縮された状態にて配置されている、電源装置(1)にある。
前記電源装置において、発熱部は、底壁における対向壁側の面に載置されている。また、電源装置は、発熱部と対向壁との双方に接し、押圧部材と別部材で構成され、かつ熱伝導性を有する。それゆえ、発熱部の熱は、発熱部の下側からケースの底壁に放熱されるとともに、発熱部の上側から放熱部材を介してケースの対向壁に放熱される。すなわち、発熱部の熱は、上側及び下側の双方からケースに放熱される。それゆえ、複数の冷却器を用いなくとも、効率的に発熱部の放熱を行うことができる。それゆえ、前記電源装置は、小型化及び低コスト化を図りやすい。
また、放熱部材は、底壁と対向壁との対向方向から見たとき、押圧部材と重ならない領域の少なくとも一部において、発熱部と対向壁との双方に接触している。それゆえ、発熱部から対向壁への熱伝達を促進させやすい。
また、前記電源装置は、発熱部を底壁側に押圧する押圧部材を有する。それゆえ、発熱部と底壁との接触を確保し、発熱部の熱を底壁側に放熱させやすいことに加え、安定して発熱部をケースに固定することができる。すなわち、前記電源装置は、発熱部を安定してケースに固定しつつ、発熱部の放熱性を確保することができる。
以上のごとく、前記態様によれば、小型化及び低コスト化を図ることができる電源装置を提供することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
実施形態1における、電源装置の断面図。 実施形態1における、電源装置の平面図。 実施形態1における、対向壁を取り外した電源装置の平面図。 実施形態1の変形形態を示す、電源装置の断面図。 実施形態2における、電源装置の断面図。 実施形態2における、対向壁を取り外した電源装置の平面図。 実施形態3における、電源装置の断面図。 実施形態3における、対向壁を取り外した電源装置の平面図。 実施形態4における、電源装置の断面図。
(実施形態1)
電源装置の実施形態につき、図1〜図3を用いて説明する。
本実施形態の電源装置1は、図1に示すごとく、ケース2と発熱部3と押圧部材4と放熱部材5とを有する。ケース2は、底壁21、底壁21と対向する対向壁23、及び底壁21及び対向壁23を接続する側壁22を有する。また、ケース2は、熱伝導性を有する。発熱部3は、底壁21における対向壁23側の面に載置されている。押圧部材4は、発熱部3と対向壁23との間に配されている。また、押圧部材4は、発熱部3を底壁21側に押圧する。放熱部材5は、発熱部3と対向壁23との双方に接する。また、放熱部材5は、押圧部材4と別部材で構成されている。さらに、放熱部材5は、熱伝導性を有する。放熱部材5は、底壁21と対向壁23との対向方向Zから見たとき、押圧部材4と重ならない領域の少なくとも一部において、発熱部3と対向壁23との双方に接触している。
以後、便宜上、底壁21と対向壁23との対向方向Zを、上下方向Zという。また、上下方向Zにおける底壁21に対する対向壁23側を上側といい、その反対側を下側という。
本実施形態の電源装置1は、例えば、直流電源の高圧の直流電力を降圧して低圧の直流に変換するDC−DCコンバータとすることができる。電源装置1は、例えば電気自動車やハイブリッド自動車等に搭載するものとすることができる。
ケース2は、例えば冷媒が流通可能な冷媒流路を有する冷却器に熱接触して用いられる。しかし、これに限られず、ケース2自体が冷媒流路を有するものを採用し、ケース2自体が冷却器を構成してもよい。ケース2は、熱伝導性、及び、ノイズを遮蔽する性質を有する。ケース2は、金属からなる。本実施形態において、ケース2は、アルミニウムからなる。
図1に示すごとく、ケース2は、前述のごとく、底壁21、側壁22、及び対向壁23を有する。図3に示すごとく、側壁22は、上下方向Zに直交する横方向Xに互いに対向する一対の第一側壁221と、上下方向Z及び横方向Xの双方に直交する縦方向Yに対向する一対の第二側壁222とを有する。側壁22の少なくとも一部は、発熱部3と対向するよう配されている。本実施形態において、一対の第一側壁221及び一対の第二側壁222は、発熱部3の側面と近接して対向するよう配されている。なお、一対の第一側壁221及び一対の第二側壁222は、発熱部3の側面と接していてもよい。側壁22は、上下方向Zから見たとき、発熱部3を四方から覆うよう形成されている。すなわち、側壁22は、上下方向Zから見たとき、横方向Xの両側及び縦方向Yの両側から、発熱部3を覆っている。
図1に示すごとく、底壁21と側壁22とは互いに一体的に形成されている。そして、底壁21及び側壁22と、対向壁23とは、互いに別体に構成されている。なお、これに限られず、図4に示すごとく、側壁22と対向壁23とを一体に形成し、側壁22及び対向壁23と、底壁21とを別体に構成することもできる。本実施形態において、底壁21、側壁22、及び対向壁23は、いずれもアルミニウムからなる。
図1、図2に示すごとく、対向壁23は、一対の第一側壁221、及び一対の第二側壁222を、上側から覆っている。図1に示すごとく、対向壁23は、側壁22の上端面にボルト締結されている。対向壁23には、図示しないボルト挿通孔が形成されている。そして、対向壁23は、ボルト挿通孔にボルトBを挿通するとともに、側壁22の上面に形成されたボルト螺合孔223にボルトBを螺合することにより、側壁22にボルト締結されている。これにより、対向壁23の下面と側壁22の上端面とは互いに圧接されている。
図1に示すごとく、ケース2の内側に、発熱部3が配されている。上下方向Zから見たとき、発熱部3は、一対の第一側壁221の間、及び、一対の第二側壁222の間に配されている。本実施形態において、発熱部3は、半導体モジュール31とトランス32とを有する。半導体モジュール31は、IGBT(すなわち、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)やMOSFET(MOS型電界効果トランジスタ)等の半導体素子を樹脂モールドしてなる。トランス32は、互いに磁気結合された一次コイル及び二次コイル、並びに軟磁性体からなるコアを有する。半導体モジュール31は、一次コイルに接続されている。なお、各図面において、各部品同士を接続するバスバ等の図示は適宜省略している。
図1に示すごとく、発熱部3は、電源装置1を構成する複数の部品を、上下方向Zに積層した積層体30を有する。本実施形態において、積層体30は、2つの部品(すなわち半導体モジュール31及びトランス32)を上下方向Zに積層してなる。積層体30における最も底壁21側には、半導体モジュール31が配されている。半導体モジュール31は、底壁21の上面に配されており、トランス32は半導体モジュール31の上に配されている。半導体モジュール31及びトランス32は、それぞれ、厚み方向を上下方向Zとする姿勢で配されている。そして、半導体モジュール31の下面が底壁21の上面に面接触している。
図1、図3に示すごとく、積層体30の上面に、押圧部材4が配されている。押圧部材4は、少なくとも上下方向Zに弾性変形可能に構成されている。また、押圧部材4は、少なくとも上下方向Zに熱伝導性を有する材料からなる。本実施形態において、押圧部材4は、バネであり、具体的には板バネである。図3に示すごとく、押圧部材4は、トランス32の上面に配されるとともに、横方向Xに長尺に形成された第一部位41と、横方向Xの第一部位41の両端から、下側に向かって延設された一対の第二部位42とを有する。第二部位42の下端部は、ケース2の底壁21に固定されている。そして、第一部位41は、積層体30を底壁21側に向かって弾性的に押圧するよう構成されている。これにより、積層体30は、ケース2の底壁21と押圧部材4との間に挟持されている。
押圧部材4の少なくとも一部は、積層体30の重心を通る上下方向Zに延びる直線である重心線と重なるよう配されている。これにより、押圧部材4は、積層体30の重心を、下側に向かって押圧している。本実施形態において、押圧部材4の第一部位41の一部が、積層体30の重心線上に位置している。押圧部材4の第一部位41は、縦方向Yにおけるトランス32の上面の中央に配されている。
図1、図3に示すごとく、上下方向Zに直交する方向における、押圧部材4の両側に放熱部材5が配されている。本実施形態において、押圧部材4は、上下方向Zから見たとき、トランス32の上面における押圧部材4が配された領域以外の略全領域に配されている。図1に示すごとく、対向壁23と発熱部3との間の上下方向Zの間隔Cは、上下方向Zに直交する方向において一定である。これにより、対向壁23と発熱部3との間に配された放熱部材5も、上下方向Zの間隔Cが、上下方向Zに直交する方向において一定である。
放熱部材5は、少なくとも上下方向Zに弾性変形可能に構成されている。また、放熱部材5は、少なくとも上下方向Zに熱伝導性を有する材料からなる。本実施形態において、放熱部材5は、シリコンゴムからなる。そして、放熱部材5は、対向壁23と積層体30との間において弾性的に圧縮されている。これにより、放熱部材5は、対向壁23と積層体30とに密着している。
なお、本実施形態において、放熱部材5は、発熱部3を底壁21側に若干押圧している。押圧部材4は、放熱部材5よりも強い力で発熱部3を底壁21側に押圧する。また、押圧部材4は、対向壁23に接触してもしなくてもよいが、押圧部材4が対向壁23に接触している場合、発熱部3の熱は、押圧部材4を介しても対向壁23に伝達される。しかし、本実施形態において、押圧部材4はバネであり、押圧部材4と対向壁23及び発熱部3との接触面積を稼ぎ難い。そこで、本実施形態においては、上下方向Zから見たとき、押圧部材4と重ならない領域の少なくとも一部に、発熱部3と対向壁23との双方に接触する放熱部材5を配しており、放熱部材5において、発熱部3から対向壁23への放熱性を向上させている。
次に、本実施形態の作用効果につき説明する。
電源装置1において、発熱部3は、底壁21における対向壁23側の面に載置されている。また、電源装置1は、発熱部3と対向壁23との双方に接し、押圧部材4と別部材で構成され、かつ熱伝導性を有する。それゆえ、発熱部3の熱は、発熱部3の下側からケース2の底壁21に放熱されるとともに、発熱部3の上側から放熱部材5を介してケース2の対向壁23に放熱される。すなわち、発熱部3の熱は、上側及び下側の双方からケース2に放熱される。それゆえ、複数の冷却器を用いなくとも、効率的に発熱部3の放熱を行うことができる。それゆえ、電源装置1は、小型化及び低コスト化を図りやすい。
また、放熱部材5は、底壁21と対向壁23との対向方向から見たとき、押圧部材4と重ならない領域の少なくとも一部において、発熱部3と対向壁23との双方に接触している。それゆえ、発熱部3から対向壁23への熱伝達を促進させやすい。
また、電源装置1は、発熱部3を底壁21側に押圧する押圧部材4を有する。それゆえ、発熱部3と底壁21との接触を確保し、発熱部3の熱を底壁21側に放熱させやすいことに加え、安定して発熱部3をケース2に固定することができる。すなわち、電源装置1は、発熱部3を安定してケース2に固定しつつ、発熱部3の放熱性を確保することができる。
また、発熱部3は、電源装置1を構成する複数の部品を、上下方向Zに積層した積層体30を有する。それゆえ、最も下側の部品の熱はケース2の底壁21から効率的に放熱することができるとともに、最も上側の部品の熱は放熱部材5を介してケース2の対向壁23から効率的に放熱することができる。
また、積層体30における最も底壁21側には、半導体素子を内蔵してなる半導体モジュール31が配されている。それゆえ、比較的発熱が大きくなりやすい半導体モジュール31の熱を、底壁21に効率的に放熱することができる。
また、押圧部材4の少なくとも一部は、積層体30の重心線と重なるよう配されている。それゆえ、押圧部材4によって、積層体30を安定的に保持しやすい。
また、側壁22は、上下方向Zから見たとき、発熱部3を四方から覆うよう形成されている。それゆえ、発熱部3を構成する部品から電磁ノイズが生じた場合、当該電磁のノイズがケース2外部に漏れることを防ぎやすい。また、ケース2の外部に配された電子部品から発せられる電磁ノイズが、ケース2内部に侵入し、ケース2内に配された電子部品に悪影響を及ぼすことを防ぎやすい。
また、対向壁23と発熱部3との間の上下方向Zの間隔Cは、上下方向Zに直交する方向において一定である。それゆえ、対向壁23の下面と発熱部3の上面との間に配される放熱部材5の上下方向Zの長さを、上下方向Zに直交する方向において一定にすることができる。それゆえ、発熱部3から対向壁23までの放熱性が、上下方向Zに直交する方向においてばらつくことを抑制することができる。
また、放熱部材5は、上下方向Zに直交する方向における、押圧部材4の両側に配されている。それゆえ、放熱部材5を介した発熱部3から対向壁23への熱伝達を促進させやすい。それゆえ、発熱部3の放熱性を向上させやすい。
また、ケース2は金属製である。それゆえ、発熱部3からケース2に伝達した熱を、ケース2外部或いはケース2に形成された冷媒流路を流れる冷媒に伝達させやすい。
以上のごとく、本実施形態によれば、小型化及び低コスト化を図ることができる電源装置を提供することができる。
(実施形態2)
本実施形態は、図5、図6に示すごとく、積層体30において上下方向Zに隣接する部品間に、熱伝導性を有する伝熱部材6を配置した実施形態である。伝熱部材6は、ケース2に熱接触している。
伝熱部材6は、板状を呈しており、その厚み方向が上下方向Zとなる姿勢で配されている。図5に示すごとく、伝熱部材6の下面は半導体モジュール31の上面に面接触しており、伝熱部材6の上面はトランス32の下面に面接触している。本実施形態において、伝熱部材6は、銅からなる。
図6に示すごとく、上下方向Zから見たとき、積層体30は伝熱部材6の内側に位置するよう配される。伝熱部材6の端縁は、側壁22に熱接触している。また、図示は省略するが、伝熱部材6は側壁22に固定されている。
その他は、実施形態1と同様である。
なお、実施形態2以降において用いた符号のうち、既出の実施形態において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、既出の実施形態におけるものと同様の構成要素等を表す。
本実施形態においては、発熱部3の熱を、伝熱部材6を介してケース2に放熱することもできる。それゆえ、発熱部3からケース2への放熱経路を増やすことができ、発熱部3の放熱性を向上させることができる。
また、積層体30を構成する1つの部品から、積層体30を構成する他の部品に向かって放射される電磁ノイズを伝熱部材6によって遮蔽することができる。
その他、実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態3)
本実施形態は、図7、図8に示すごとく、ケース2内に2つの積層体30を配置した実施形態である。便宜上、2つの積層体30のうち、一方を第一積層体301、他方を第二積層体302という。
図7に示すごとく、第一積層体301は、実施形態1と同様、半導体モジュール31及びその上側に配されたトランス32を積層してなる。第二積層体302は、トランス32の二次コイルに接続された半導体モジュール33及びその上側に配されたチョークコイル34を積層してなる。第二積層体302の半導体モジュール33は、トランス32の二次コイルに接続されているとともに、チョークコイル34に接続されている。第二積層体302においても、半導体モジュール33は、積層体30における最も底壁21側に配されている。そして、半導体モジュール33の下面は、ケース2の底壁21の上面に面接触している。
そして、第一積層体301及び第二積層体302のそれぞれの上面に、押圧部材4及び放熱部材5が配されている。押圧部材4及び放熱部材5の配置は、実施形態1と同様であるので説明を省略する。
その他は、実施形態1と同様である。
本実施形態においても実施形態1と同様の作用効果を有する。
(実施形態4)
本実施形態は、図9に示すごとく、基本構成を実施形態3と同様としつつ、各積層体30における対向壁23側の面が、上下方向Zの複数の位置に配されている実施形態である。そして、対向壁23は、対向壁23と発熱部3との間の上下方向Zの間隔Cを一定とするように、底壁21側に向かって突出した突出部231を有する。
本実施形態においては、第一積層体301の上下方向Zの長さと第二積層体302の上下方向Zの長さとが異なる。本実施形態においては、第二積層体302の上下方向Zの長さが、第一積層体301の上下方向Zの長さよりも小さい。これに伴い、第二積層体302の上面の位置は、第一積層体301の上面の位置よりも下側である。
突出部231は、対向壁23における第二積層体302と上下方向Zに対向する領域に形成されている。突出部231は、突出部231と第二積層体302との間の上下方向Zの長さを、対向壁23と第一積層体301との間の上下方向Zの長さと略同一にするよう形成されている。これにより、対向壁23と発熱部3との間の上下方向Zの間隔Cは、上下方向Zに直交する方向において一定である。これに伴い、第一積層体301の上面に配される放熱部材5と、第二積層体302の上面に配される放熱部材5とは、上下方向Zの長さが略同一になる。
その他は、実施形態3と同様である。
本実施形態においては、複数の積層体30の上下方向Zの寸法が異なる場合であっても、放熱部材5の上下方向Zの寸法を、上下方向Zに直交する方向において一定にすることができる。それゆえ、複数の積層体30の上下方向Zの寸法が異なる場合であっても、それらを均一に放熱しやすい。
その他、実施形態3と同様の作用効果を有する。
本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用することが可能である。例えば、前記各実施形態において、ケースは金属製としたが、熱伝導性を有する樹脂を採用することもできる。また、実施形態2において、伝熱部材をケースの側壁に熱接触させた形態を示したが、伝熱部材を底壁や対向壁に熱接触させてもよい。また、前記各実施形態において、発熱部は、2以上の部品から構成したが、1つの部品から構成してもよい。また、前記各実施形態において、積層体は、2つの部品を上下方向に積層してなる形態を示したが、3つ以上の部品を上下方向に積層してもよい。
1 電源装置
2 ケース
21 底壁
22 側壁
23 対向壁
3 発熱部
4 押圧部材
5 放熱部材
Z 対向方向

Claims (11)

  1. 底壁(21)、前記底壁と対向する対向壁(23)、及び前記底壁及び前記対向壁を接続する側壁(22)を有し、かつ熱伝導性を有するケース(2)と、
    前記底壁における前記対向壁側の面に載置された発熱部(3)と、
    前記発熱部と前記対向壁との間に配され、前記発熱部を前記底壁側に押圧する押圧部材(4)と、
    前記発熱部と前記対向壁との双方に接し、前記押圧部材と別部材で構成され、かつ熱伝導性を有する放熱部材(5)と、を備え、
    前記放熱部材は、前記底壁と前記対向壁との対向方向(Z)から見たとき、前記押圧部材と重ならない領域の少なくとも一部において、前記発熱部と前記対向壁との双方に接触しており、
    前記放熱部材は、前記発熱部と前記対向壁との間において圧縮された状態にて配置されている、電源装置(1)。
  2. 前記発熱部は、前記電源装置を構成する複数の部品を、前記対向方向に積層した積層体(30)を有する、請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記積層体における最も前記底壁側には、半導体素子を内蔵してなる半導体モジュール(31)が配されている、請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記押圧部材の少なくとも一部は、前記積層体の重心を通る前記対向方向に延びる直線である重心線と重なるよう配されている、請求項2又は3に記載の電源装置。
  5. 前記積層体における、前記対向方向に隣接する部品間には、熱伝導性を有する伝熱部材(6)が配されており、前記伝熱部材は、前記ケースに熱接触している、請求項2〜4のいずれか一項に記載の電源装置。
  6. 前記側壁の少なくとも一部は、前記発熱部と対向するよう配されている、請求項1〜5のいずれか一項に記載の電源装置。
  7. 前記側壁は、前記対向方向から見たとき、前記発熱部を四方から覆うよう形成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の電源装置。
  8. 前記対向壁と前記発熱部との間の前記対向方向の間隔(C)は、前記対向方向に直交する方向において一定である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の電源装置。
  9. 前記発熱部は、前記電源装置を構成する複数の部品を、前記対向方向に積層した積層体(30)を複数有し、前記各積層体における前記対向壁側の面は、前記対向方向の複数の位置に配されており、前記対向壁は、前記間隔を一定とするように、前記底壁側に向かって突出した突出部(231)を有する、請求項8に記載の電源装置。
  10. 前記放熱部材は、前記対向方向に直交する方向における、前記押圧部材の両側に配されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の電源装置。
  11. 前記ケースは、金属製である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の電源装置。
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