JP6925576B2 - 皮膚バリア機能を評価する演算処理装置、プログラム、及び演算処理装置を有する電子機器 - Google Patents
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Description
前記印加電極504及び検出電極506を肌に接触させた後、信号発生器503にて交流信号を発生させ印加電極504から交流信号を肌に印加する。前記信号発生器503から発生した交流信号は肌の中の皮膚表面角質層507、表皮層508を透過した後、前記検出電極506を介して検出器505で検出される。そして、検出された信号は演算処理装置502にて演算処理が行われ、角質層バリア機能を算出して表示器501に表示する(例えば、特許文献1参照)。
前記印加電極605から発生された電気信号が皮膚を通過し、その通過した信号が検出電極604を介して検出される。検出された電気信号は、前記演算処理装置にて所定の演算処理が行われ、算出されたサセプタンス値やアドミッタンス値等に基づいて、角質層バリア機能となりえる特性値が算出される。そして、特性値を表示部602に表示させ皮膚バリア機能を表す数値として用いられる(例えば、特許文献2参照)。
本発明は、前記課題に鑑みてなされ、幅広い肌の状態で精度よく皮膚バリア機能を測定できる演算処理装置、プログラム、前記演算処理装置を有する電子機器及び評価方法を提供する。
前記本体部101の電源をオンにした後、当該本体部101の側面にあるプローブ103を人の皮膚に押し当て、前記検出電極104と印加電極201が皮膚に接触するようにして測定開始スイッチをオンにする。そして、本体部101の内部にある皮膚バリア機能測定回路を動作させ、前記交流信号と前記検出電極104の検出信号との時間差に基づいて、第一の変数としての位相角(以下θと表す)を測定し、測定結果を後述する演算処理装置にて皮膚バリア機能を表す数値に変換して表示部102に表示する。
ここで、前記交流信号と前記検出信号との時間差をΔt、前記交流信号の周波数をfとすると、例えば、θ=2πfΔtと表すことができ、θは前記交流信号と前記検出信号との時間差によって変化する変数と定義することもできる(以下、前記交流信号と前記検出信号との時間差とθの関係については同様である)。
前記演算処理装置301は、出力端子351と、入力端子361,362と、を備える。前記信号検出回路320は、増幅回路321と、フィルター回路322と、電流検出回路323と、検出抵抗324と、を備える。
更に、前記検出電極104は、前記検出抵抗324の一方の端子と電流検出回路323の入力に接続される。検出抵抗324のもう一方の端子はグラウンド端子340に接続される。前記電流検出回路323の出力はフィルター回路322の入力に接続され、当該フィルター回路322の出力は増幅回路321の入力に接続される。
まず、前記プローブ103を人の皮膚に押し当て測定開始後、前記演算処理装置301から制御信号を出力して前記交流波発生回路310から交流信号を発生させ、前記印加電極201から当該交流信号を人の皮膚へと印加する(ステップS401)。
次に、前記検出回路320にて検出電極104の検出信号を測定し出力信号に変換する(ステップS402)。
一方、前記出力信号が演算処理装置301で読み込み可能な値になった場合(ステップS403においてYES)、結果1として、前記交流信号と前記検出信号との時間差に基づいて、第一の変数としての位相角(以下θと表す)を算出する。そして、結果1を演算処理装置301内の記録媒体に保存する(ステップS404)。
CB=a×θ+α
所定の定数a及びαは、回帰分析により適宜定められる値である。
すなわち、複数の人の皮膚において位相角θを算出し、複数の位相角θを得る。更に、同様の皮膚を用いて、従来の皮膚バリア機能の評価の一つとして用いられている経皮水分蒸散量(transepidermalwaterloss:以下、TEWLと略す場合がある)を測定する。
このようにして得られたTEWL値を用い、位相角θとTEWL値の複数の組について回帰分析を行い、数式1に用いられる所定の定数a及びαを決定する。
尚、従来の評価方法として皮膚バリア機能を評価できるのであればTEWLに限らず、別の方法を用いてもよい。
または、サセプタンス値、アドミッタンス値、コンダクタンス値、これらの逆数値から二つ以上の値を選択し算出した値を用いてもよい。
また、前記交流信号発生回路1310は、500Hz交流信号発生回路1311と、100kHz交流信号発生回路1312と、切り替え回路1313と、を備える。前記切り替え回路1313は、入力端子1314,1315と、出力端子1316と、を備える。
また、前記500Hz交流信号発生回路1311の出力は切り替え回路1313の入力端子1314に接続され、100kHz交流信号発生回路1312の出力は切り替え回路1313の入力端子1315に接続される。前記切り替え回路1313の出力端子1316は印加電極201に接続される。
まず、前記演算処理装置1301から制御信号を出力し交流波発生回路1310から500Hzの交流信号を発生させ、前記印加電極201から500Hzの交流信号を印加する(ステップS1401)。
次に、前記検出回路320にて前記検出電極104の検出信号を測定し出力信号に変換する(ステップS1402)。
ステップS1402における検出信号の測定工程および出力信号への変換工程において、前記出力信号が演算処理装置1301で読み込み可能な値でないと判定回路330で判定された場合、増幅回路321のゲインを変更して再測定する。
この再測定工程は、前記出力信号が演算処理装置1301にて読み込み可能な値になるまで継続される(ステップS1403においてNO)。
次に、前記検出回路320にて検出電極104の検出信号を測定し出力信号に変換する(ステップS1406)。
ステップS1406における検出信号の測定工程および出力信号への変換工程において、前記出力信号が演算処理装置1301で読み込み可能な値でないと判定回路330で判定した場合、前記増幅回路321のゲインを変更して再測定する。
この再測定工程は、前記出力信号が演算処理装置1301にて読み込み可能な値になるまで継続される(ステップS1407においてNO)。
CB=a1×Bo/Yp+a2×θ+a3×Yk/Bl+a4
なお、所定の定数a1、a2、a3、a4、o、p、k、lは、回帰分析により適宜定められる値である。
すなわち、複数の人の肌においてB、θ、Yを算出し、複数のB、θ、Yを得る。また、同様の皮膚を用いて、従来のTEWLによる測定を行い、TEWL値を得る。このようにして得られた、B、θ、YとTEWLの複数の組について回帰分析を行い、数式2に用いられる所定の定数a1、a2、a3、a4、o、p、k、lを決定する。
ここで、複数の人の肌を用いて、人数分のB、θ、Y及びTEWL値を得た結果として、例えば、a1として「14473064」、a2として「−0.39281」、a3として「−1.1E−08」、a4として「49.7361」、oとして「2」、pとして「1」、kとして「1」、lとして「2」の数値が得られた。尚、所定の定数a1、a2、a3、a4、o、p、k、lはB、θ、YとTEWLの複数の組について回帰分析を行うことで決定されるため、人数の増加に応じて適切な数値を決定することができる。
更に、本実施形態に係る電子機器では、500Hzの交流信号を印加した後、100kHzの交流信号を印加しているが、交流信号を印加する順番は特に限定されず、どちらを先に印加してもよい。
又は、第一の皮膚インピーダンス値として、サセプタンス値、アドミッタンス値、コンダクタンス値、これらの逆数値から二つ以上の値を選択し算出した値を用いてもよい。
又は、サセプタンス値、アドミッタンス値、コンダクタンス値、これらの逆数値から二つ以上の値を選択し算出した値を用いてもよい。
また例えば、100kHzの交流信号からサセプタンス値(B100k)を、500Hzの信号からサセプタンス値を検出し、数式2にてYをB100kに変更してCB値を求めてもよい。
このため、上記数式2におけるθは、「Δt」に変換することも可能である。
前記角層の構造に変化(例えば、角層の薄層化、一部欠損等)が見られる場合、皮膚炎等が誘発されることも知られており、やはり前記角層が皮膚バリア機能に大いに寄与していると言える。
そこで、本発明者らは、角層の厚さも、TEWL値と同様、皮膚バリア機能を示す値として有意義であると考え、第三実施形態に係る演算処理装置を完成させるに至った。
尚、以下の説明において、第三実施形態に係る演算処理装置を備えた皮膚バリア機能測定回路の各構成に関しては、第一実施形態に係る回路と同一の符号を用いる。
まず、前記プローブ103を人の皮膚に押し当て測定開始後、前記演算処理装置301から制御信号を出力して前記交流波発生回路310から交流信号を発生させ、前記印加電極201から当該交流信号を人の皮膚へと印加する(ステップS501)。
次に、前記検出回路320にて検出電極104の検出信号を測定し出力信号に変換する(ステップS502)。
一方、前記出力信号が演算処理装置301で読み込み可能な値になった場合(ステップS503においてYES)、結果1として、前記交流信号と前記検出信号との時間差に基づいて、第一の変数としての位相角θを算出する。そして、結果1を演算処理装置301内の記録媒体に保存する(ステップS504)。
SCT=a×θ+α
所定の定数a及びαは、回帰分析により適宜定められる値である。
すなわち、複数の人の皮膚において位相角θを算出し、複数の位相角θを得る。更に、同様の皮膚に関し、通常行われる共集点レーザ顕微鏡(Caliber I.D社製、Vivascope)を用いて角層厚を得る。
このようにして得られた、位相角θと角層厚の複数の組について回帰分析を行い、数式3に用いられる所定の定数a及びαを決定する。
尚、角層厚を測定する方法に関しては特定されず、公知の方法を適宜用いることができる。
または、サセプタンス値、アドミッタンス値、コンダクタンス値、これらの逆数値から二つ以上の値を選択し算出した値を用いてもよい。
尚、以下の説明において、第四実施形態に係る演算処理装置を備えた皮膚バリア機能測定回路の各構成に関しては、第二実施形態に係る回路と同一の符号を用いる。
まず、前記演算処理装置から制御信号を出力し交流波発生回路1310から500Hzの交流信号を発生させ、前記印加電極201から500Hzの交流信号を印加する(ステップS1501)。
次に、前記検出回路320にて前記検出電極104の検出信号を測定し出力信号に変換する(ステップS1502)。
ステップS1502における検出信号の測定工程および出力信号への変換工程において、前記出力信号が演算処理装置1301で読み込み可能な値でないと判定回路330で判定された場合、増幅回路321のゲインを変更して再測定する。
この再測定工程は、前記出力信号が演算処理装置1301にて読み込み可能な値になるまで継続される(ステップS1503においてNO)。
次に、前記検出回路320にて検出電極104の検出信号を測定し出力信号に変換する(ステップS1506)。
ステップS1506における検出信号の測定工程および出力信号への変換工程において、前記出力信号が演算処理装置1301で読み込み可能な値でないと判定回路330で判定した場合、前記増幅回路321のゲインを変更して再測定する。
この再測定工程は、前記出力信号が演算処理装置1301にて読み込み可能な値になるまで継続される(ステップS1507においてNO)。
SCT=a1×Bo/Yp+a2×θ+a3×Yk/Bl+a4
なお、所定の定数a1、a2、a3、a4、o、p、k、lは、回帰分析により適宜定められる値である。
すなわち、複数の人の肌においてB、θ、Yを算出し、複数のB、θ、Yを得る。更に、同様の皮膚に関し、通常行われる共集点レーザ顕微鏡(Caliber I.D社製、Vivascope)を用いて角層厚を得る。
このようにして得られた、B、θ、Yと角層厚の複数の組について回帰分析を行い、数式4に用いられる所定の定数a1、a2、a3、a4、o、p、k、lを決定する。
ここで、複数の人の肌を用いて、人数分のB、θ、Y及び角層厚を得た結果として、例えば、a1として「−312.2」、a2として「0.1483」、a3として「−0.01」、a4として「5.1574」、oとして「0.5」、pとして「0.25」、kとして「0.25」、lとして「0.5」の数値が得られた。尚、所定の定数a1、a2、a3、a4、o、p、k、lはB、θ、Yと角層厚の複数の組について回帰分析を行うことで決定されるため、人数の増加に応じて適切な数値を決定することができる。
尚、角層を測定する方法に関しては特定されず、公知の方法を適宜用いることができる。
ここで、前記共集点レーザ顕微鏡の仕様に起因して、B及びYの皮膚インピーダンスの数値によって数式4により算出されるSCT値がマイナスになる可能性がある。
かかる場合には、前記演算処理装置1301において、SCT値を「0」とする処理を行うことが好ましい。当該処理方法としては特に限定されず、公知の方法を用いることができる。
又は、第一の皮膚インピーダンス値として、サセプタンス値、アドミッタンス値、コンダクタンス値、これらの逆数値から二つ以上の値を選択し算出した値を用いてもよい。
又は、サセプタンス値、アドミッタンス値、コンダクタンス値、これらの逆数値から二つ以上の値を選択し算出した値を用いてもよい。
また例えば、100kHzの交流信号からサセプタンス値(B100k)を、500Hzの信号からサセプタンス値を検出し、数式2にてYをB100kに変更してSCT値を求めてもよい。
または、前記演算工程は、前記演算処理装置1301に係る演算方式のように、前記位相角θと、前記時間差及び前記検出信号の波高値から算出される皮膚インピーダンス値をと、を用いて前記CB値又は前記SCT値を算出する工程であってもよく、具体的には前記数式2又は前記数式4に基づいてCB値又はSCT値を算出されるようにしてもよい。
このため、上記数式4におけるθは、「Δt」に変換することも可能である。
101 本体部
102 表示部
103 プローブ
104 検出電極
201 印加電極
202 グラウンド電極
340 グラウンド端子
301、1301 演算処理装置
310、1310 交流信号発生回路
320 信号検出回路
321 増幅回路
322 フィルター回路
323 電流検出回路
324 検出抵抗
330 判定回路
351、1351、1352、1353、1316 出力端子
1311 500Hz交流信号発生回路
1312 100kHz交流信号発生回路
1313 切り替え回路
361、362、1314、1315 入力端子
Claims (9)
- 少なくとも、交流波発生回路により発せられた交流信号と印加電極から肌を透過した交流電流信号との時間差に基づく第一の変数と、経皮水分蒸散量の値(TEWL値)との複数の組について回帰分析を行うか、又は前記第一の変数と、人の皮膚の角層の厚みとの複数の組について回帰分析を行うことによって、皮膚バリア機能を示す数値を算出する演算処理装置。
- 前記第一の変数と、前記交流波発生回路により発せられた前記交流信号に基づく前記角層の通電特性と、に基づいて前記皮膚バリア機能を示す数値を算出する請求項1に記載の演算処理装置。
- さらに、前記交流波発生回路により、周波数が互いに異なる第一の交流信号と第二の交流信号とが発せられ、
前記第一の交流信号に基づく前記角層の第一の通電特性、及び前記第二の交流信号に基づく前記角層の第二の通電特性を算出し、前記第一の変数と、前記角層の前記第一の通電特性及び/又は前記角層の前記第二の通電特性と、に基づいて前記皮膚バリア機能を示す数値を算出する請求項2に記載の演算処理装置。 - 前記第一の変数と、前記角層の前記第一の通電特性及び前記角層の前記第二の通電特性から算出した第二の変数と、を用いて前記皮膚バリア機能を示す数値を算出する請求項3に記載の演算処理装置。
- 前記角層の前記第一の通電特性は、第一のサセプタンス値と、第一のアドミッタンス値と、第一のコンダクタンス値と、これらの逆数値とからなる群から選択される1又は2以上の値であり、
前記角層の前記第二の通電特性は、第二のサセプタンス値と、第二のアドミッタンス値と、第二のコンダクタンス値と、これらの逆数値とからなる群から選択される1又は2以上の値である請求項3又は4に記載の演算処理装置。 - 前記角層の前記第一の通電特性とは前記第一のサセプタンス値であり、
前記角層の前記第二の通電特性とは前記第二のアドミッタンス値であり、
前記演算処理装置は算出された前記第一のサセプタンス値、前記第一の変数、及び前記第二のアドミッタンス値から、数1を利用して、前記経皮水分蒸散量の値(TEWL値)に相関する前記皮膚バリア機能を示す数値を算出する請求項5に記載の演算処理装置。
[数1]
CB=a1×Bo/Yp+a2×θ+a3×Yk/Bl+a4
ここで、CBは、前記経皮水分蒸散量の値(TEWL値)に相関する皮膚バリア機能算出値、
Bは前記第一のサセプタンス値、
Yは前記第二のアドミッタンス値、
θは前記第一の変数、
a1、a2、a3、a4、o、p、k、lは、定数。 - 前記角層の前記第一の通電特性とは前記第一のサセプタンス値であり、
前記角層の前記第二の通電特性とは前記第二のアドミッタンス値であり、
前記演算処理装置は算出された前記第一のサセプタンス値、前記第一の変数、及び前記第二のアドミッタンス値から、数2を利用して、前記角層の厚みに相関する前記皮膚バリア機能を示す数値を算出する請求項5に記載の演算処理装置。
[数2]
SCT=a1×Bo/Yp+a2×θ+a3×Yk/Bl+a4
ここで、SCTは、前記角層の厚みに相関する皮膚バリア機能算出値、
Bは前記第一のサセプタンス値、
Yは前記第二のアドミッタンス値、
θは前記第一の変数、
a1、a2、a3、a4、o、p、k、lは、定数。 - 交流信号を発生させる交流波発生回路と、
前記交流発生回路から発生した前記交流信号を印加する印加電極と、
前記印加電極から肌を透過した信号を検出する検出電極と、
前記検出電極が検出した信号を出力信号に変換する検出回路と、
請求項1から7のいずれか一項に記載の演算処理装置と、
を備える電子機器。 - 前記請求項1から7のいずれか一項に記載の前記皮膚バリア機能を示す数値を算出する演算処理装置として、コンピュータを機能させるプログラム。
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A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20210420 |
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C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
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