JP6925194B2 - 自動分析装置 - Google Patents

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Description

本発明は血液、尿等の生体試料中の成分を分析する自動分析装置に関する。
血液や尿の生体試料について複数の項目を分析する自動分析装置は、通常、試料と混合し、反応を行わせるための試薬を保持する試薬容器を複数個保持できる試薬容器保持手段を備えている。
近年、医学・医療の進歩により分析項目が飛躍的に増加しており、多くの種類の試薬が市販されている。しかし、物理的な制約により、装置に一度に搭載できる試薬容器の数には限りがある。また、装置の用途も多様化し、1台の装置で多くの分析項目を分析できるようになっている。
特許文献1に開示された自動分析装置は、試薬容器に付された識別子(バーコード等)を読み取って試薬情報を認識し、過去に一度でも装置に認識されたことのあるすべての試薬情報を保持する試薬台帳テーブルおよび現在装置に搭載されている試薬情報を保持する搭載中試薬情報テーブルにより、試薬を管理する。
特許文献2には、自動分析装置に用いる試薬の種類に応じて使用する試薬ディスクを分け、自動分析装置は試薬ディスクの種類を自動で判別し、判別結果から操作画面上へ表示する画面や選択項目を自動で切り替える試薬管理システムについて開示されている。
特開2010−256051号公報 特開2009−244238号公報
特許文献1においては、試薬単位に管理している。これに対して、特許文献2においては、試薬が専用試薬(分析パラメータが固定)か汎用試薬(分析パラメータを操作者が決定)かに応じた複数の試薬ディスクを切り換えることとし、自動分析装置は搭載された試薬ディスクを識別することで搭載された試薬の種類を判別し、判別結果から操作画面上へ表示する画面や選択項目を自動で切り替える。特許文献2は、本来変更すべきでない専用試薬のパラメータを操作者が誤って変更することを防止することを目的としており、試薬の種類に基づき画面を切り換えるに留まる。
本発明においては、複数の試薬ディスクを切り換えて自動分析装置に搭載することで、自動分析装置が処理できる試薬数を増やしつつ、かつ試薬ディスク単位で試薬を管理することにより操作者による試薬管理を容易化する。試薬が増加すると分析項目の関連情報も増加するため、操作者に対してどのように関連情報を提示し、操作させるか考慮することなく、ただ単純に情報量を増やすだけでは、操作画面が複雑化し、操作者の必要な情報へのアクセス性が低下してしまうおそれがある。
そこで、操作者による自動分析装置の運用と試薬ディスクとをリンクさせる。すなわち、分析項目の総数は増加したとしても、装置の運用上、一律に全ての分析項目が分析されるわけではなく、検査の内容、あるいは時間帯等によって、分析項目には偏りがあることに着目する。より具体的には、操作者の運用に基づいて「用途」を定義し、試薬ディスクを用途と関連付けることにより、自動分析装置は載置された試薬ディスクから操作者の用途を自動で識別し、識別した用途に応じた操作画面を表示することにより、操作者の操作性がよいように表示画面をカスタマイズできる自動分析装置を提供する。
自動分析装置は、操作者の用途ごとに分析項目を対応付ける用途テーブル及び試薬ディスク識別番号と操作者の用途とを対応付ける試薬ディスク登録テーブルを備え、試薬ディスク登録テーブル及び用途テーブルを参照し、試薬ディスク識別機構が読み取った試薬ディスク識別番号に対応付けられた操作者の用途に適合する操作画面をディスプレイに表示する。
試薬ディスク識別子に対応付けられた操作者の用途に応じた操作画面を提供することで、搭載中の試薬ディスクの種類に対応する分析項目関連情報へのアクセス性が向上し、操作者は簡単に操作することができる。
自動分析装置の概略図である。 試薬ディスクの概略図である。 検体容器の概略図である。 操作者の用途を登録する登録画面の表示例である。 操作者の用途を登録する用途テーブルである。 操作者の用途と試薬ディスクとの対応付けを登録する登録画面の表示例である。 操作者の用途と試薬ディスクとの対応付けを登録する試薬ディスク登録テーブルである。 分析項目を自動表示する依頼入力画面の表示例である。 用途ごとの分析パラメータ入力画面を表示・切り換えする画面の表示例である。 操作者の用途番号を直接入力する画面の表示例である。 分析項目ごとに設定されている分析パラメータの例である。 試薬ディスクを試薬ディスク載置機構に載置したときに実行されるフローチャートである。
本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、全体を通して、各図における同一の各構成部分については説明を省略することがある。
多項目の自動分析装置(以下、単に自動分析装置、または装置と称することがある)の一例として、血液や尿などの生体試料(以下、単に試料と称する)と試薬とを混合し、生化学分野の分析項目を処理する装置を例にとって説明する。図1Aは本実施例に係る自動分析装置の概略図であり、図1Bは試薬ディスクの概略図であり、図1Cは検体容器の概略図である。
図1Aにおいて、自動分析装置100は、主として検体ディスク2、検体分注機構5、検体用シリンジポンプ7、検体用バーコード読取装置28、試薬ディスク20、試薬ディスク載置機構(試薬保冷庫)26、試薬分注機構8、試薬用シリンジポンプ11、試薬ディスク識別機構23、反応槽9、反応ディスク17、恒温液供給部10、光源14、検出器15、撹拌機構13、洗浄機構19、A/Dコンバータ16を有する分析部101と、主としてインターフェース4、ディスプレイ18、キーボード21、マイクロコンピュータ3、可搬記憶媒体(リムーバブルメディア)ドライブ24、メモリ25、プリンタ27を有し、分析部101を制御する制御部102とを有する。
検体分注機構5は、時計回りまたは反時計回りに回転可能な検体ディスク2に多数配置された検体容器1に収容される検体を吸引し、反応容器6に吐出する。検体分注機構5のノズルは、検体用シリンジポンプ7に接続され、制御部102のマイクロコンピュータ3により制御されて検体の吸引、吐出の動作をしている。検体ディスク2の近傍には検体用バーコード読取装置28が配置され、検体容器1に貼付された検体バーコードラベル50(図1C参照)を読み取る。
試薬分注機構8は、時計回りまたは反時計回りに回転可能な試薬ディスク20に多数配置される、各分析項目に対応した試薬容器12に収容された試薬を吸引し、検体が収容された反応容器6に吐出する。その際に分注される試薬は、各反応容器6に割り当てられている分析項目に対応した種類の試薬である。試薬分注機構8のノズルは、試薬用シリンジポンプ11と接続され、制御部102のマイクロコンピュータ3に制御されて試薬の吸引、吐出の動作をしている。
試薬ディスク20は試薬ディスク載置機構26に載置され、所定の試薬吸引位置に位置づけられる。試薬ディスク載置機構26は試薬が劣化しないよう、保冷機構を有している。また、必ずしも円盤状である必要はなく、回転することで任意の試薬容器が試薬吸引位置に位置付けられる機構を備えていればよい。試薬ディスク20の近傍には、試薬ディスク識別機構23が配置され、後述するように試薬ディスク20に貼付された試薬ディスク識別子22の情報を読み取る(図1B参照)。撹拌機構13は、反応容器6に吐出された検体とその分析項目に対応する試薬との混合溶液を撹拌により混合する。ここで、検体(検体の希釈液も含む)と試薬との混合溶液を反応溶液という。
反応槽9に対して時計回りまたは反時計周りに回転可能に設けられた反応ディスク17上には、多数の反応容器6が配列されて反応ラインを形成している。恒温液供給部10は、反応槽9に対して摂氏37度に維持された恒温液を供給する。反応ディスク17の反応ライン上には光源14と検出器15とが備えられている。反応ディスク17の回転移動によって反応容器6が光源14の前を横切る際に、光源14から反応容器6に収容される反応溶液に対して光が照射され、検出器15は反応溶液から得られる光を検出する。使用済の反応容器6は洗浄機構19によって洗浄され、再び使用される。
検出器15による反応溶液の測定信号は、A/Dコンバータ16によってアナログ信号からディジタル信号に変換され、インターフェース4を介してマイクロコンピュータ3に入力される。光源14、検出器15の動作は制御部102のマイクロコンピュータ3により制御される。
図1Bに示すように、試薬ディスク20にはその側面に試薬ディスク識別子22が貼付されている。試薬ディスク識別子22として表示される情報は試薬ディスクを一意に識別する試薬ディスク識別番号である。試薬ディスク識別機構23によって読み取られた試薬ディスク識別子22の試薬ディスク識別番号は、インターフェース4を介してマイクロコンピュータ3に入力される。試薬ディスク識別番号は後述する試薬ディスク登録画面によって、操作者の用途と対応づけられて記憶される。
試薬ディスク識別子22はバーコード(一次元、二次元バーコード)のような光学的に読み取り可能なもの、RFID(ICタグ、無線タグ)などのような電波を用いて読み取り可能なものなどがあるが、それ以外であっても、情報の読み取りが可能なものであればどのようなものであってもよい。また、試薬ディスク識別機構23は識別子22の情報が読み取ることができればどのようなものであってもよい。識別子がバーコードであれば、レーザ光をバーコードに照射し、反射した光を検出するバーコードリーダ、識別子がRFIDであればRFIDリーダなどである。
操作者は、ディスプレイ18の画面とキーボード21を使って各種情報を入力することができる。分析項目の測定結果は、出力装置の一例であるプリンタ27やディスプレイ18に表示できる。図示しない可搬記憶媒体(リムーバブルメディア)は可搬記憶媒体ドライブ24によって読み取られ、メモリ25またはマイクロコンピュータ3中の該当するメモリエリア等に記憶される。可搬記憶媒体としては、磁気記録媒体、光記録媒体、フラッシュメモリのような不揮発性半導体メモリなど適用可能である。
可搬記憶媒体に記憶されている情報は、例えば分析項目コード、その分析項目で使用されるパラメータなどである。そのうち、分析項目で使用されるパラメータとしては、分析に使用する波長、検体量、キャリブレーション方法、標準液濃度、標準液本数、分析異常のチェック限界値などがある。
メモリ25には、可搬記憶媒体ドライブ24によって可搬記憶媒体から読み取られた情報の他に、自動分析装置100の各機構部の動作条件、各分析項目の分析パラメータ、各試薬の管理を行う判定論理、分析結果などが記憶されている。
図1Cに示すように、検体容器1にはその外壁にバーコードが印刷された検体バーコードラベル50が貼付されている。このときバーコードとして表示される情報は、例えば、検体を一意に決定する検体識別番号である。この番号は、検体用バーコード読取装置28により読み取られるが、その際に、検体ディスク2に設けられている図示しない回転角度検知部によって各検体容器1がセットされている位置を示す信号が出力され、インターフェース4を介してマイクロコンピュータ3に入力される。さらに、検体識別番号に対応した分析項目はあらかじめキーボード21とディスプレイ18により入力され、メモリ25やマイクロコンピュータ3の該当するメモリエリアに記憶されているので、上述したバーコード読み取り時には、検体容器1がセットされている位置、検体識別番号、及び分析項目は対応づけられて記憶される。また、より上位の検体識別番号を付与することにより、その検体が標準検体なのかコントロール検体なのか一般検体なのかという区分も識別可能となっている。
自動分析装置100の分析は、サンプリング、試薬分注、撹拌、測光、反応容器の洗浄、濃度換算等のデータ処理の順番に実施される。試料を入れた検体容器1は、検体ディスク2上に複数個設置されている。検体ディスク2は、コンピュータ3によりインターフェース4を介して制御される。また、検体ディスク2は、検体容器1の外壁の検体バーコードラベル50をバーコード読取装置28によって読取り、検体と分析項目とを対応づける。その後、検体ディスク2は分析される試料の順番に従って検体分注機構5のプローブの下に吸引される検体を収容する検体容器1が位置するように回転移動し、対象の検体容器1中の検体が、検体分注機構5に連結された検体用シリンジポンプ7の動作により吸引されたのち、反応ディスク17に配置される反応容器6の中に所定量分注される。
反応ディスク17は、検体が分注された反応容器6が、第1試薬の添加位置である試薬分注機構8のプローブの下に位置するように回転移動する。当該位置まで移動した反応容器6には、試薬分注機構8のプローブに連結された試薬用シリンジポンプ11の動作により試薬容器12から吸引された試薬が所定量加えられる。第1試薬添加後の反応容器6は、反応ディスク17の回転動作によって撹拌機構13の位置まで移動し、最初の撹拌が行われる。試薬ディスク20に複数種類、例えば第4試薬までセットされている場合には、上述した試薬の添加〜撹拌の動作が、第1〜第4試薬のそれぞれについて行われる。
撹拌動作ののち、検体と試薬との混合溶液である反応溶液を収容する反応容器6に対し、光源14から光が照射され、この時に反応溶液から得られる光の情報、例えば吸光度が検出器15により検出される。検出された吸光度の信号はA/Dコンバータ16を経由して、インターフェース4を介して制御部102のマイクロコンピュータ3に入力され、演算によって検体中の分析対象とする成分の濃度に変換される。濃度に変換されたデータは、インターフェース4を介してプリンタ27等の出力装置から印字出力され、あるいはディスプレイ18の画面に表示される。測光の終了した反応容器6は、反応ディスク17の移動によって洗浄機構19の位置まで移動し、洗浄ポンプにより内部に収容される溶液を排出後、洗浄液で洗浄され、次の分析に使用される。
次に、図2A及び図2Bを用いて操作者の用途と試薬ディスク20との対応付けの登録について説明する。図2Aは、操作者の用途を登録する登録画面の表示例である。用途定義画面200はディスプレイ18に表示され、用途を一意に特定、識別する用途番号201と、用途の名前である用途名称202と、自動分析装置で分析可能な全ての分析項目から当該用途で分析する分析項目とを登録する。
操作者の用途は、自動分析装置の操作者がその運用に基づいて任意に決定する。決め方も任意である。例えば臨床検査における検査分野(生化学、免疫、凝固)、検査室の運用形態(平日昼、休日・夜間)、または、健康診断の種別(健診A、健診B、人間ドック)等を用途として定義することが考えられる。分析項目と関連付けて定義できれば、どのようなものであってもよく、装置の運用上都合のよいように決めればよい。
図の例では、用途番号201に「2」、用途名称202に「夜間・緊急」、分析項目リスト203から分析項目「TST37〜TST72」を選択し、追加ボタン204を押下すると、用途別分析項目リスト205に分析項目「TST37〜TST72」がコピーされる。なお、用途別分析項目リスト205の分析項目を選択し、削除ボタン206を押下すると用途別分析項目リスト205から選択された分析項目が削除される。図2Bに用途テーブル210を示す。登録ボタン207を押下することにより、用途テーブル210にレコード211(用途番号:2、用途名称:夜間・緊急、分析項目:TST37〜TST72)が登録される。
図3Aは、用途テーブル210に登録された操作者の用途と試薬ディスク20との対応付けを登録する画面の表示例を示す図である。試薬ディスク登録画面300では、ディスプレイ18に表示され、試薬ディスク載置機構26に載置された試薬ディスク20の側面に貼付された試薬ディスク識別子22を読み取り、読み取られた試薬ディスク識別番号と用途テーブル210に登録されている操作者の用途との対応付けを登録する。
具体的には、夜間・緊急用途での使用を予定する試薬ディスク(識別番号を「RD1234」とする)を試薬ディスク載置機構26に載置し、実行ボタン301を押下する。そうすることで試薬ディスク20が回転し、所定の位置で停止した後、試薬ディスク20の側面に貼付された試薬ディスク識別子22が試薬ディスク識別機構23により読み取られる。読み取られた試薬ディスク識別番号は、インターフェース4を介してマイクロコンピュータ3に入力され、試薬ディスク識別番号欄302に表示される。
次に、用途番号欄303に用途定義画面200で登録した用途番号「2:夜間・緊急」を入力する。図3Bに試薬ディスク登録テーブル310を示す。登録ボタン304を押下することで、試薬ディスク登録テーブル310にレコード312(用途番号:2、試薬ディスク識別番号:RD1234)が登録される。これにより、用途テーブル210のレコード211と試薬ディスク登録テーブル310のレコード312とが対応付けられる。試薬ディスクは複数の用途に対して対応させることができる(図3Bにおけるレコード311〜313)。このため、図3A、Bの例では、試薬ディスクあるいは試薬ディスクが対応する操作者の用途を区別して視認しやすくするため、操作時にディスプレイ18に表示する背景色305を登録可能としている。この例では、レコード311には背景色「緑」を、レコード312には背景色「青」を、レコード313には背景色「灰」を登録している。
次に、操作画面の表示方法について説明する。図4は、装置100に載置された試薬ディスク20から操作者の用途を識別し、対象とする分析項目を自動表示する依頼入力画面の例である。依頼入力画面400には、試薬ディスク20の試薬ディスク識別番号に対応付けられた用途ごとのタブページ401,402,403が重畳して優先的に表示され、各々のタブページにはタブ名404と用途が対象とする分析項目が表形式で表示されている。なお、図4の例では試薬ディスク20の試薬ディスク識別番号に対応付けられていない用途のタブページ405についても表示しているが、対応づけられていない用途であることが分かるように表示が区別されるとともに、より下層の表示位置に配置されている。このように対応付けられていない用途についてもタブ表示させるのは、対応付けられた用途に含まれない分析項目についても実施の余地を残すためである。
依頼入力画面400aは用途「平日昼」が最上層に表示された例、依頼入力画面400bは用途「夜間・緊急」が最上層に表示された例、依頼入力画面400cは用途「健診A」が最上層に表示された例である。具体的には、試薬ディスク登録テーブル310に登録されている用途数分のタブページを表示し、また、用途ごとのタブページ各々には用途で対象とする分析項目を用途テーブル210から取得して表示する。なお、タブページが表示しきれない場合には、移動ボタン406を押下することで、画面に表示されるタブページがずれるようにすることができる。さらに、装置100に搭載された試薬ディスクに対して対応付けられた用途のタブページが優先的に表示される。
図4の例は、用途テーブル210(図2B参照)及び試薬ディスク登録テーブル310(図3B参照)が装置100に登録されており、試薬ディスク識別番号「RD1234」である試薬ディスクが試薬ディスク載置機構26に載置された場合に依頼入力画面400として表示される画面である。試薬ディスク登録テーブル310の内容に対応して「平日昼」、「夜間・緊急」、「健診A」の3つのタブページ401〜403が優先表示される。また、用途テーブル210の内容に対応して、タブページ401には「TST1〜 TST20」、タブページ402には「TST37〜TST72」、タブページ403には「TST21〜 TST35」が表示される。現在どの試薬ディスクを載置しているか視認しやすくするため、試薬ディスク登録テーブル310に背景色が登録されている場合には、登録内容にしたがって画面の背景色を変更する。また、ステータスバー407にアクティブ表示されている(最上位に位置している)タブページに対応する用途名称を表示してもよい。
試薬ディスク20を試薬ディスク載置機構26に載置すると、試薬ディスク20の側面に貼付された試薬ディスク識別子22が試薬ディスク識別機構23により読み取られ、読み取られた試薬ディスク識別番号は、インターフェース4を介してマイクロコンピュータ3に入力される。依頼入力画面400は試薬ディスクに対応付けられた用途に該当するタブページを優先表示し、そのうち最上位に位置するタブページをアクティブ表示する。別の試薬ディスクを装置に載置する度にタブページの表示は登録内容に応じて切り替わる。
図4では、依頼入力画面を試薬ディスク登録テーブル310の登録内容に応じて表示を切り換えする例として、依頼入力画面の例を示したが、他の表示画面例について説明する。
図5は、操作者の用途ごとの分析パラメータ入力画面を表示・切り換えする画面の表示例を示す図である。図4に示した依頼入力画面400と同様に、操作者の用途ごとのタブページを表示するが、タブページには、試薬ディスクに依存する分析パラメータの登録画面500を表示する。図5の例では、試薬キャリーオーバー回避設定の例を示している。装置100に載置された試薬ディスク20に搭載された試薬に対して、試薬プローブの洗浄条件式を登録可能とすることで、操作者の用途に応じた試薬キャリーオーバー回避設定を表示することができる。
図6Aは、操作者の用途番号を直接入力する画面の表示例を示す図である。印字対象とする用途を用途番号欄601に入力することで、操作者の用途に応じた分析パラメータを印字することができる。分析パラメータは図6Bに示すように、分析項目610に対して種々の分析パラメータ611の項目が設定されている。分析パラメータの例としては、項目名称、分析時間、検体量等が含まれる。図6Aに示すように、用途番号欄601に用途番号「2」を、開始パラメータ番号602として「1」を、終了パラメータ番号603として「3」を入力した場合、分析パラメータが図6Bのようであれば、用途「2:夜間・緊急」に対応する分析項目TST37〜TST72についてのパラメータ1(項目名称)、パラメータ2(分析時間)、パラメータ3(検体量)を印字することができる。
図7は、試薬ディスク20を試薬ディスク載置機構26に載置したときにマイクロコンピュータ3が実行するフローチャートである。まず、ステップ701では、試薬ディスク載置機構26に載置した試薬ディスク20の側面に貼付された試薬ディスク識別子22を読み取る(図1B参照)。ステップ702では、読み取った試薬ディスク識別番号が試薬ディスク登録テーブル310(図3B参照)に登録されているか確認し、登録されている場合はステップ703に進む。一方、登録されていない場合は、載置された試薬ディスクには用途が定義されていないことになるため、本実施例に関する処理は終了する。ステップ703では、読み取った試薬ディスク識別番号に対応づけられた用途番号を試薬ディスク登録テーブル310から取得し、用途番号をキーとして、用途テーブル210(図2B参照)を参照し、分析項目が登録されていることを確認する。登録されている場合はステップ704に進む。一方、登録されていない場合は、載置された試薬ディスクには対象とする分析項目が定義されていないことになるため、本実施例に関する処理を終了する。ステップ704では、用途番号をキーに用途テーブル210から用途名称と分析項目とを取得する。ステップ705では、取得した用途名称と分析項目とディスプレイ18の操作画面に反映する。なお、ステップ702で、読み取った試薬ディスク識別番号が試薬ディスク登録テーブル310(図3B参照)に登録されていない場合には図3Aに示した試薬ディスク登録画面300を表示し、試薬ディスクの登録に移行するようにしてもよい。
1:検体容器、2:検体ディスク、3:マイクロコンピュータ、4:インターフェース、5:検体分注機構、6:反応容器、7:検体用シリンジポンプ、8:試薬分注機構、9:反応槽、10:恒温液供給部、11:試薬用シリンジポンプ、12:試薬容器、13:撹拌機構、14:光源、15:検出器、16:A/Dコンバータ、17:反応ディスク、18:ディスプレイ、19:洗浄機構、20:試薬ディスク、21:キーボード、22:試薬ディスク識別子、23:試薬ディスク識別機構、24:可搬記憶媒体ドライブ、25:メモリ、26:試薬ディスク載置機構(試薬保冷庫)、27:プリンタ、28:検体用バーコード読取装置、50:検体バーコードラベル、100:自動分析装置、101:分析部、102:制御部、200:用途定義画面、201:用途番号、202:用途名称、203:分析項目リスト、204:追加ボタン、205:用途別分析項目リスト、206:削除ボタン、207:登録ボタン、210:用途テーブル、211:レコード、300:試薬ディスク登録画面、301:実行ボタン、302:試薬ディスク識別番号、303:用途番号、304:登録ボタン、305:背景色、310:試薬ディスク登録テーブル、311〜313:レコード、400:依頼入力画面、401〜403,405:タブページ、404:タブ名、406:移動ボタン、407:ステータスバー、500:分析パラメータ登録画面、600:分析パラメータ印字画面、601:用途番号、602:開始パラメータ番号、603:終了パラメータ番号、610:分析項目、611:分析パラメータ。

Claims (6)

  1. 試薬ディスク識別番号を表示する試薬ディスク識別子を備えた試薬ディスクと、
    前記試薬ディスクの試薬ディスク識別子を識別する試薬ディスク識別機構と、
    操作者の用途ごとに分析項目を対応付ける用途テーブル及び前記試薬ディスク識別番号と前記操作者の用途とを対応付ける試薬ディスク登録テーブルを備え、前記試薬ディスク登録テーブル及び前記用途テーブルを参照し、前記試薬ディスク識別機構が読み取った前記試薬ディスク識別番号に対応付けられた前記操作者の用途に適合する操作画面をディスプレイに表示する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記操作者の用途ごとに、対応する分析項目を表示する依頼入力画面を備え、前記試薬ディスク識別機構が読み取った前記試薬ディスク識別番号に対応付けられた前記操作者の用途の依頼入力画面を前記ディスプレイに優先表示する自動分析装置。
  2. 請求項において、
    前記制御部は、前記試薬ディスク識別機構が読み取った前記試薬ディスク識別番号に対応付けられた前記操作者の用途の依頼入力画面を、前記試薬ディスク識別機構が読み取った前記試薬ディスク識別番号に対応付いていない前記操作者の用途の依頼入力画面とは識別可能に表示する自動分析装置。
  3. 請求項において、
    前記試薬ディスク登録テーブルには、前記試薬ディスク識別番号に対応付けられる前記操作者の用途ごとの表示色が登録されており、
    前記制御部は、前記試薬ディスク識別機構が読み取った前記試薬ディスク識別番号に対応付けられた前記操作者の用途の依頼入力画面を前記試薬ディスク登録テーブルに登録された表示色により前記ディスプレイに表示する自動分析装置。
  4. 試薬ディスク識別番号を表示する試薬ディスク識別子を備えた試薬ディスクと、
    前記試薬ディスクの試薬ディスク識別子を識別する試薬ディスク識別機構と、
    操作者の用途ごとに分析項目を対応付ける用途テーブル及び前記試薬ディスク識別番号と前記操作者の用途とを対応付ける試薬ディスク登録テーブルを備え、前記試薬ディスク登録テーブル及び前記用途テーブルを参照し、前記試薬ディスク識別機構が読み取った前記試薬ディスク識別番号に対応付けられた前記操作者の用途に適合する操作画面をディスプレイに表示する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記試薬ディスクについて前記操作者の用途との対応付けを登録する登録画面を前記ディスプレイに表示する自動分析装置。
  5. 請求項1または請求項4において、
    前記制御部は、前記操作者の用途ごとに分析パラメータを表示または登録する画面を前記ディスプレイに表示する自動分析装置。
  6. 請求項1または請求項4において、
    前記操作者の用途は、臨床検査における検査分野、検査室の運用形態、健康診断の種別のいずれか1または複数に基づき定義される自動分析装置。
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