JP6925063B1 - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技中に遊技者が複数の回転リールを注視する頻度を低下させる。【解決手段】外観が類似する類似図柄を含む複数のリール図柄が設けられた複数の回転リールと、スタートスイッチと、複数のストップスイッチと、複数のリール図柄とは異なる複数の特定図柄が変動表示される特定演出を表示可能な第1表示部と、有効ラインに停止した複数のリール図柄の組合せを表示可能な第2表示部と、第1表示部及び第2表示部に報知される情報を制御する報知手段と、を備え、報知手段は、所定の配当が付与される場合、有効ラインに停止した複数のリール図柄の組合せに基づく複数の特定図柄の組合せを第1表示部に表示させるとともに、有効ラインに停止した複数のリール図柄の組合せを第2表示部に表示させる。【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機に関する。
特許文献1には、複数の回転リールとは別に、複数の図柄が変動表示される演出を表示可能な表示装置を備えた遊技機が開示されている。
特開2017−093566号公報
ここで、表示装置上で複数の図柄が変動表示される演出が行われる所謂「液晶リール」を備えた遊技機では、「複数の回転リールの停止態様」、「液晶リールの停止態様」、及び「表示装置に表示される液晶リールとは異なる演出」等の遊技者が把握すべき情報が多くなっている。この際、例えば、複数の回転リールに注視しすぎると、液晶リール等の表示装置に表示される演出を見逃すおそれがある。
そこで、本発明は、遊技中に遊技者が複数の回転リールを注視する頻度を低下させることを目的とする。
本発明の一態様に係る遊技機は、
外観が類似する類似図柄を含む複数のリール図柄が設けられた複数の回転リールと、
遊技者の操作により前記複数の回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
前記複数の回転リールの各々に対応して設けられ、前記複数の回転リールの回転の開始後、遊技者の操作により前記複数の回転リールの回転を個別に停止させるための複数のストップスイッチと、
前記複数のリール図柄とは異なる複数の特定図柄が変動表示される特定演出を表示可能であり、前記複数の回転リールの上方に配置された第1表示部と、
前記複数の回転リールの側方に配置されるとともに、前記第1表示部よりも表示領域が狭く、前記複数の回転リールの停止態様に基づき所定の配当を付与するか否かが決定される有効ラインに停止した前記複数のリール図柄の組合せを表示可能な第2表示部と、
前記第1表示部及び前記第2表示部に報知される情報を制御する報知手段と、
を備え、
前記報知手段は、前記所定の配当が付与される場合、前記有効ラインに停止した前記複数のリール図柄の組合せに基づく前記複数の特定図柄の組合せを前記第1表示部に表示させるとともに、前記有効ラインに停止した前記複数のリール図柄の組合せを、前記第1表示部に表示される前記複数の特定図柄の組合せよりも小さく、且つ、前記複数の特定図柄の組合せの一部を前記第1表示部に表示させた後に前記第2表示部に表示させ、
複数の役の何れかに当選か又はハズレかの役抽選を行う役抽選手段を備え、
前記報知手段は、前記役抽選で特定役に当選し、前記特定役に対応するリール図柄の組合せが前記有効ラインに停止した場合と、前記役抽選の結果が前記ハズレとなり、前記ハズレに対応するリール図柄の組合せが前記有効ラインに停止した場合と、において前記第1表示部に全てが共通する前記複数の特定図柄の組合せを表示可能であり、
前記有効ラインに停止した前記ハズレに対応するリール図柄の組合せを前記第2表示部に表示させないが、前記有効ラインに停止した前記特定役に対応するリール図柄の組合せを前記第2表示部に表示させる遊技機である。
また、上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成を備えてもよい。
本発明に係る遊技機は、外観が類似する類似図柄を含む複数のリール図柄が設けられた複数の回転リールと、遊技者の操作により前記複数の回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、前記複数の回転リールの各々に対応して設けられ、前記複数の回転リールの回転の開始後、遊技者の操作により前記複数の回転リールの回転を個別に停止させるための複数のストップスイッチと、前記複数のリール図柄とは異なる複数の特定図柄が変動表示される特定演出を表示可能な第1表示部と、前記第1表示部よりも表示領域が狭く、前記複数の回転リールの停止態様に基づき所定の配当を付与するか否かが決定される有効ラインに停止した前記複数のリール図柄の組合せを表示可能な第2表示部と、前記第1表示部及び前記第2表示部に報知される情報を制御する報知手段と、を備え、前記報知手段は、前記所定の配当が付与される場合、前記有効ラインに停止した前記複数のリール図柄の組合せに基づく前記複数の特定図柄の組合せを前記第1表示部に表示させるとともに、前記有効ラインに停止した前記複数のリール図柄の組合せを前記第2表示部に表示させる。
この構成では、複数の回転リールには、外観が類似する類似図柄を含む複数のリール図柄が設けられている。これにより、この構成では、複数の回転リールの停止態様を一見して、有効ラインに停止した複数のリール図柄の組合せを把握することが困難となっている。
また、この構成では、第1表示部に複数のリール図柄とは異なる複数の特定図柄が変動表示される特定演出を表示可能とされ、第2表示部に有効ラインに停止した複数のリール図柄の組合せを表示可能とされている。
そして、この構成では、所定の配当が付与される場合には、報知手段により、有効ラインに停止した複数のリール図柄の組合せに基づく複数の特定図柄の組合せが第1表示部に表示されるとともに、有効ラインに停止した複数のリール図柄の組合せが第2表示部に表示される。
以上の構成により、この構成では、第1表示部に表示される「複数の特定図柄の組合せ」や第2表示部に表示される「有効ラインに停止した複数のリール図柄の組合せ」を見ることで、複数の回転リールを注視することなく、所定の配当が付与されるか否かを遊技者に把握させることができる。
そのため、この構成によれば、遊技中に遊技者が複数の回転リールを注視する頻度を低下させることができる。
また、本発明に係る遊技機の具体例としては、さらに、複数の役の何れかに当選か又はハズレかの役抽選を行う役抽選手段を備え、前記報知手段は、前記役抽選で特定役に当選し、前記特定役に対応するリール図柄の組合せが前記有効ラインに停止した場合と、前記役抽選の結果が前記ハズレとなり、前記ハズレに対応するリール図柄の組合せが前記有効ラインに停止した場合と、において前記第1表示部に共通の前記複数の特定図柄の組合せを表示可能であり、前記有効ラインに停止した前記ハズレに対応するリール図柄の組合せを前記第2表示部に表示させないが、前記有効ラインに停止した前記特定役に対応するリール図柄の組合せを前記第2表示部に表示させる。
この構成では、役抽選で特定役に当選し、当該特定役に対応するリール図柄の組合せが有効ラインに停止した場合と、役抽選結果がハズレとなり、当該ハズレに対応するリール図柄の組合せが有効ラインに停止した場合と、において、報知手段により、第1表示部に共通の複数の特定図柄の組合せが表示されることがある。
そのため、この構成によれば、特定役に対応するリール図柄の組合せが有効ラインに停止しても、第1表示部に表示される複数の特定図柄の組合せがハズレに対応するリール図柄の組合せが有効ラインに停止した場合と共通するため、役抽選で特定役に当選したことを遊技者が認識することを抑制できる。
また、この構成では、役抽選結果がハズレとなり、かつ当該ハズレに対応するリール図柄の組合せが有効ラインに停止した場合には、所定の配当が付与されないため、有効ラインに停止したハズレに対応するリール図柄の組合せが第2表示部に表示されない。
一方、この構成では、役抽選結果が特定役となり、かつ当該特定役に対応するリール図柄の組合せが有効ラインに停止した場合には、所定の配当が付与されるため、有効ラインに停止した特定役に対応するリール図柄の組合せが第2表示部に表示される。
ここで、この構成のように、複数の回転リールに外観が類似する類似図柄を含む複数のリール図柄が設けられ、かつ第1表示部に複数の特定図柄が変動表示される特定演出が表示される遊技機では、遊技者の視線が第1表示部に集中することが多い。
そのため、この構成によれば、第1表示部を注視し続け、複数の回転リールや第2表示部等に視線を向けない遊技者に対しては、第1表示部に表示される複数の特定図柄の組合せが共通すると、実際には異なる役抽選結果であっても、当該遊技者には同一の役抽選結果であると認識させることができる。
一方、第1表示部に加え、第2表示部にも視線を向ける遊技者に対しては、第1表示部に表示される複数の特定図柄の組合せが共通しても、第2表示部を見ることで実際の役抽選結果を認識させることができる。
以上の構成により、この構成によれば、同一事象に対する認識を遊技者毎に異ならせることができる。
また、本発明に係る遊技機の具体例としては、さらに、前記報知手段は、前記役抽選で所定役に当選し、前記所定役に対応するリール図柄の組合せが前記有効ラインに停止した場合、通常遊技と前記通常遊技と異なる特別遊技とで、前記所定役に対応するリール図柄の組合せに基づいて前記第1表示部に表示される前記複数の特定図柄の組合せを異ならせる。
そのため、この構成によれば、通常遊技と特別遊技とで所定役に対応するリール図柄の組合せに基づいて第1表示部に表示される複数の特定図柄の組合せを異ならせることで、特別遊技における第1表示部の表示態様に対する遊技者の注目度を高めることができる。
また、本発明に係る遊技機の具体例としては、さらに、前記報知手段は、前記スタートスイッチの操作後、前記複数のストップスイッチの操作が有効となるまでの間に実行されるリール演出において前記有効ラインに停止した前記複数のリール図柄の組合せを前記第2表示部に表示させない。
そのため、この構成によれば、リール演出において有効ラインに停止した複数のリール図柄の組合せを第2表示部に表示させないことで、遊技者にリール演出が行われたことを認識させることができる。
本実施の形態における遊技機の概略正面図である。 本実施の形態における回転リールの図柄の配列を説明するための説明図である。 本実施の形態における遊技機の入力、制御及び出力を示すブロック図である。 図3のメイン制御手段の詳細を説明するための概略ブロック図である。 図3のサブ制御手段の詳細を説明するための概略ブロック図である。 本実施の形態における遊技状態の説明図である。 本実施の形態における演出状態の説明図である。 本実施の形態における遊技の流れを説明するためのフローチャートである。 本実施の形態における役抽選結果、メインリール停止態様、及び液晶リール停止態様の関係の一例を示す説明図である。 通常遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合における、図柄表示窓部から視認可能なリール図柄の組合せ、メイン表示部の表示例、及びサブ表示部の表示例である。 通常遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合における、図柄表示窓部から視認可能なリール図柄の組合せ、メイン表示部の表示例、及びサブ表示部の表示例である。 通常遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合における、図柄表示窓部から視認可能なリール図柄の組合せ、メイン表示部の表示例、及びサブ表示部の表示例である。 通常遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合における、図柄表示窓部から視認可能なリール図柄の組合せ、メイン表示部の表示例、及びサブ表示部の表示例である。 通常遊技における役抽選結果が「リプレイ役」である場合における、図柄表示窓部から視認可能なリール図柄の組合せ、メイン表示部の表示例、及びサブ表示部の表示例である。 通常遊技における役抽選結果が「ハズレ」である場合における、図柄表示窓部から視認可能なリール図柄の組合せ、メイン表示部の表示例、及びサブ表示部の表示例である。 通常遊技における役抽選結果が「1枚役」である場合における、図柄表示窓部から視認可能なリール図柄の組合せ、メイン表示部の表示例、及びサブ表示部の表示例である。 告知遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合における、図柄表示窓部から視認可能なリール図柄の組合せ、メイン表示部の表示例、及びサブ表示部の表示例である。 リール演出の実行後における、図柄表示窓部から視認可能なリール図柄の組合せ、メイン表示部の表示例、及びサブ表示部の表示例である。 本実施の形態の変形例における、図柄表示窓部から視認可能なリール図柄の組合せ、メイン表示部の表示例、及びサブ表示部の表示例である。
(遊技機10)
本明細書では、各説明箇所において、方向についての定義等が示されていない場合には、遊技機10の方を向いて位置している遊技者から見て、遊技機10から遊技者の手前側に向かう方向を「前」方向とし、その逆方向を「後」方向とする。また、同様に、「左」や「右」等の左右方向及び「上」や「下」等の上下方向も、遊技者から見た場合の左方向や右方向、又は上方向や下方向を意味する。同様に、各部材の説明においても、方向についての定義等が示されていない場合には、各部材を、遊技機10の所定位置に固定した場合における遊技者から見た方向を意味する。
本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンを、以下、図面を参照しながら説明する。
(筐体12、前扉14)
図1に示すように、本実施の形態に係る遊技機10としてのスロットマシンは、前方向に向かって開口する正面開口を有する四角箱状の筐体12と、この筐体12の正面開口を開閉自在に覆う前扉14とを備えている。
(回転リール62)
前扉14の上部には、薄板樹脂からなる上パネル20を備えている。この上パネル20の略中央には、3個の回転リール62(正面から向かって左側の左回転リール64、中央の中回転リール66、右側の右回転リール68)の円周上の図柄61(以下、「リール図柄61」とする)を見ることができる透過可能な図柄表示窓部16が形成されている。この図柄表示窓部16は、3個全ての回転リール62の回転が停止した際には、縦3列横3行に配置した合計9個のリール図柄61を遊技者に見せるように形成されている。この図柄表示窓部16は、回転リール62の正面側に設けられて、回転リール62の回転が停止した際、後述する有効ライン86上に停止している複数のリール図柄61を視認するためのものである。回転リール62は、複数のリール図柄61を図柄表示窓部16を介して変動表示可能なものである。
(リールユニット60)
前記図柄表示窓部16の後方向(奥方向)には、3個のリール駆動モータ65と、この各リール駆動モータ65によってそれぞれ回転させられる合計3個の前記回転リール62と、前記リール駆動モータ65及び前記回転リール62を保持するユニットホルダ(図示せず)とを有するリールユニット60が配置されている。また、リールユニット60には、回転リール62の回転位置が基準となる位置(基準位置)であることを検出するためリール位置センサ63が設けられている。このリール駆動モータ65は、メイン制御手段200から出力されるリール駆動モータ65を駆動するための駆動信号に基づき駆動する。
(クレジット表示器87、払出枚数表示器88)
前記図柄表示窓部16の下方には、クレジットメダルの貯留枚数(以下、「クレジットメダル数」とする)を表示するクレジット表示器87と、このクレジット表示器87の左側に配置され、遊技機10から払い出されたメダルの総数を表示する払出枚数表示器88とが設けられている。これらの表示器は、例えば2個の7セグメントLEDで構成されている。このような構成により、クレジット表示器87では、クレジットメダル数に対応する2桁の数字が表示可能となっており、払出枚数表示器88では、払出枚数に対応する2桁の数字が表示可能となっている。
本実施の形態に係る遊技機10は、後述するメダル投入口38に投入したメダルを最大50枚までクレジットメダルとして内部に貯留可能なクレジット機能(投入枚数を電子データとして電子的に記憶し管理する機能)を有している。そして、このクレジットメダルとして貯留可能な最大枚数である50枚を「最大クレジットメダル数」とする。
(区間報知ランプ90)
前扉14のうち、クレジット表示器87と払出枚数表示器88との間には、現在の状態が「有利区間」であることを発光態様により報知する区間報知ランプ90が設けられている。
ここで、「有利区間」とは、遊技者にとって有利なストップスイッチ50の押し順の表示が行われない非有利区間から移行可能であり、上記の押し順の表示が可能な区間である。
この区間報知ランプ90は、後述するAT状態への移行時に点灯するように設定されている。そして、区間報知ランプ90が点灯した場合には、当該有利区間中は常時点灯される。
ここで、区間報知ランプ90のみで現在の状態が「有利区間」であることを発光態様により報知することに限らず、例えば、クレジット表示器87又は払出枚数表示器88を構成する特定の7セグメントLEDと区間報知ランプ90との双方を用いて、現在の状態が「有利区間」であることを発光態様により報知してもよい。
また、区間報知ランプ90を設けずに、例えば、クレジット表示器87又は払出枚数表示器88を構成する特定の7セグメントLEDを用いて、現在の状態が「有利区間」であることを発光態様により報知してもよい。
(操作部30)
前記前扉14の下部には下パネル22が設けられている。そして、前扉14には下パネル22の上に位置して前扉14の前方向へ向けて突出する操作部30を備えている。この操作部30は、メダル投入口38と、精算スイッチ36と、ストップスイッチ50と、スタートスイッチ40と、ベットスイッチ32と、演出用ボタンスイッチ42と、を備えている。
(メダル投入口38)
操作部30の右側部分には、遊技機10の内部へ遊技用価値としてのメダルを投入するためのメダル投入口38が設けられている。
(メダルセレクタ17)
前扉14の裏側であって、前記メダル投入口38の近傍には、メダル投入口38に投入されたメダルが正規のものか否かを選別して、正規のメダルのみをホッパーユニット24に導くメダルセレクタ17が設けられている。このメダルセレクタ17には、メダル投入口38に投入されたメダルを1枚ずつ検知する投入センサ92が設けられている。
なお、前扉14の裏側には図示しないメダル通路が設けられており、メダルセレクタ17において非正規のメダルとして排除されたメダルや、ホッパーユニット24から払い出されたメダルが、このメダル通路を通過してメダル払出口28から払い出される。
(精算スイッチ36)
メダル投入口38の下方には、クレジット機能によりクレジットしたメダルの全てを払い出すための精算スイッチ36が設けられている。
(ストップスイッチ50)
前記操作部30の中央には、操作により対応する回転リール62の回転を停止させるため、3個の回転リール62のそれぞれに対応する3個のストップスイッチ50が設けられている。このストップスイッチ50は、左回転リール64を停止させるための左ストップスイッチLと、中回転リール66を停止させるための中ストップスイッチCと、右回転リール68を停止させるための右ストップスイッチRとを有している。すなわち、これらのストップスイッチ50は、複数の回転リール62それぞれに対応して設けられ、複数のリール図柄61の変動表示の開始後、遊技者の操作により複数のリール図柄61の変動表示を個別に停止させるためのものである。
(スタートスイッチ40)
このストップスイッチ50の左側には、メダルの投入又は後述するベットスイッチ32の操作を条件に回転リール62の回転を開始させるためのスタートスイッチ40が設けられている。すなわち、このスタートスイッチ40は、遊技者の操作により複数のリール図柄61の変動表示を開始させるためのものである。
(ベットスイッチ32)
このスタートスイッチ40の上方には、ベットスイッチ32として、クレジットしたメダル数から最大投入枚数(具体的には3枚)に達するまで投入可能なメダル数を減じて3枚のメダル投入に代えるマックスベットスイッチ34と、クレジットしたメダル数から1枚のメダル数を減じて1枚のメダル投入に代えるシングルベットスイッチ35とが設けられている。
(演出用ボタンスイッチ42)
マックスベットスイッチ34の右側には、所定の演出において遊技者が操作可能な演出用ボタンスイッチ42が設けられている。
また、前記前扉14の裏側には、扉開閉用スイッチ19、設定変更スイッチ46、設定表示器89などが配置されている(図3参照)。
(扉開閉用スイッチ19)
扉開閉用スイッチ19は前扉14が閉じているか否かを検知するためのものである。この扉開閉用スイッチ19は、前扉14が閉塞している場合に、前扉14の背面と扉開閉用スイッチ19の前面とが押圧されることでオンとなり、前扉14が開放するに従って、前扉14の背面が扉開閉用スイッチ19の前面から離間して押圧が解除されることでオフとなる。
(設定変更スイッチ46)
設定変更スイッチ46は、後述する電源ユニット43の設定キースイッチ45と共に設定変更を行うためのものである。
(設定表示器89)
設定表示器89は、例えば7セグメントの小型のLEDにより、複数段階設けられた設定値を表示するものである。設定表示器89には、当該遊技機10の設定値が表示されるが、外部から視認できないようにすべく、設定後一定時間が経過するとその表示は解除される。
また、前記前扉14の下部に相当する筐体12の内部には、メダルを貯留することができるとともに、メダルを払い出すことができるホッパーユニット24と、電源投入又は電源遮断のための操作が可能な電源スイッチ44を有すると共に各部品に電力を供給するための電源ユニット43とが配置されている(図3参照)。
(ホッパーユニット24)
このホッパーユニット24には、その駆動によりメダルをメダル払出口28に向けて払い出すホッパーモータ95と、ホッパーユニット24の出口に設けられ、メダル払出口28に払い出されたメダルを1枚ずつ検出する払出センサ94と、ホッパーユニット24のメダルタンクから溢れたメダルを収納するための補助タンクの近傍に設けられ、補助タンク内のメダルが満杯になったことを検出してメイン制御手段200へ信号を出力するオーバーフローセンサ96とが設けられている。
(電源ユニット43)
この電源ユニット43には、電源投入又は電源遮断のための操作が可能な電源スイッチ44と、設定変更処理のための設定キースイッチ45とが設けられている。
(メダル払出口28等)
前記前扉14の下部には、所定の場合にホッパーユニット24からメダルが払い出されるメダル払出口28が形成されている。このメダル払出口28の下方には、メダル払出口28から払い出されたメダルを貯留するため、上方に向かって開口する皿状のメダル受け皿26が形成されている。なお、クレジットされているメダル数が最大クレジットメダル数である50枚未満の場合は、50枚に到達するまで、獲得したメダルはメダル払出口28から払い出されずにクレジットメダルの枚数に加算される。
(遊技の流れの説明)
本実施の形態に係る遊技機10は、マックスベットスイッチ34やシングルベットスイッチ35等の操作又はメダル投入により所定枚数のメダルを投入することにより遊技の開始を可能とするものである。そして、スタートスイッチ40の押下操作により、回転リール62の回転を開始させて遊技が開始されるとともに、複数の役の少なくとも何れか1つに当選か又はハズレかの役抽選が行われる。そして、当該遊技機10は、各回転リール62に対応するストップスイッチ50の操作タイミング及び役抽選の結果に基づいて、回転リール62の回転を役抽選の結果に適合するように停止させる。当該遊技機10は、停止時のリール図柄61の組合せによって、当選した役を構成するリール図柄61の組合せが所定の有効なライン(3個の回転リール62の停止態様に基づき所定の配当を付与するか否かが決定されるラインのことであり、以下、有効ライン86とする。)上に停止した場合に、入賞等となり、所定枚数のメダルを払い出す等の所定の配当を遊技者に付与する。これにより、1回の遊技が終了するものである。有効ライン86は、3個の回転リール62にそれぞれ表示されているリール図柄61のうち図柄表示窓部16から視認可能なリール図柄61を各回転リール62につき1個ずつ繋いでできる入賞等するために有効となるリール図柄61の組合せの並びを規定したラインである。本実施の形態における有効ライン86は、左回転リール64、中回転リール66、及び右回転リール68の中段を結んだ1本のラインである。
(演出装置70)
前記前扉14には、遊技者に役抽選の当選等の種々の情報を音や光や映像等で報知させるための演出装置70が形成されている。この演出装置70は、スピーカー72と、演出用ランプ78と、メイン表示部84と、サブ表示部85と、バックランプ67と、を備えている。
(スピーカー72)
前記スピーカー72は、前扉14の上部左右に配置された上部スピーカー74と、前扉14の下部左右に配置された下部スピーカー76とを備えている。
(演出用ランプ78)
前記演出用ランプ78は、前扉14の上部に配置された上部ランプ80と、前扉14の下部の左右に配置された下部ランプ82とを備えている。
(メイン表示部84)
前記メイン表示部84は、その画面に種々の情報を表示するための液晶表示装置である。このメイン表示部84は、前扉14において、3個の回転リール62の上方に配置されている。また、詳細は後述するが、メイン表示部84には、複数のリール図柄61とは異なる複数の特定図柄77(図9参照)が変動表示される特定演出を表示可能となっている。なお、メイン表示部84は「第1表示部」の一例である。
(サブ表示部85)
前記サブ表示部85は、その画面に種々の情報を表示するための液晶表示装置である。このサブ表示部85は、前扉14において、3個の回転リール62の左方に配置されている。また、サブ表示部85は、メイン表示部84に比べて、画面における表示領域が狭くなっている。そして、詳細は後述するが、サブ表示部85には、所定の契機において、有効ライン86に停止した複数のリール図柄61の組合せを表示可能となっている。なお、サブ表示部85は「第2表示部」の一例である。
(バックランプ67)
前記バックランプ67は、リールユニット60に設けられており、回転リール62上のリール図柄61を照らすためのものである。
(リール図柄61)
図2に示すように、左回転リール64、中回転リール66及び右回転リール68の表面には、「7」、「A」、「B」、「C」、「D」、「E」、「W」、「X」、「Y」等の複数の種々のリール図柄61が形成されている。これらのリール図柄61は、それぞれの絵柄がプリントされたテープを各回転リール62の外周表面に貼付することで形成されている。
また、リール図柄61は、1種類の通常図柄61Aと、各々の外観が類似することで、通常図柄61Aよりも視覚的に認識し難い態様の複数種類の類似図柄61Bとが設けられている。
通常図柄61Aは、上述した「7」の絵柄がプリントされたリール図柄61であり、類似図柄61Bは、上述した「A」、「B」、「C」、「D」、「E」、「W」、「X」、「Y」の絵柄がプリントされたリール図柄61である。
ここで、本実施の形態は、複数種類の類似図柄61Bの形状を類似させ、かつ寸法を同程度とすることで、遊技者が視覚的に類似図柄61B同士の外観が類似していると感じることが可能となっている。
なお、図2の図柄番号(コマ番号)は、回転リール62の外周表面に物理的に付されているものではなく、仮想的な番号であって、各リール図柄61の停止を制御するためのプログラムで特定のリール図柄61を指定するためのものである。
(制御装置100)
図3に示すように、遊技機10の内部には、遊技機10の全体の動作を制御するための制御装置100が形成されている。この制御装置100は、遊技を進行させて遊技を制御するメイン制御手段200と、このメイン制御手段200からの情報(コマンド)を受けて、遊技の進行に応じた演出を制御し、主に遊技内容に関する情報を遊技者に報知する演出を行うサブ制御手段500とを備えている。
なお、メイン制御手段200とサブ制御手段500との間は、メイン制御手段200への不正操作を防止するために、メイン制御手段200からサブ制御手段500への一方向の通信により行われ、サブ制御手段500からメイン制御手段200への逆方向の通信は行われていない(すなわち双方向の通信ではない)。メイン制御手段200は、メダルセレクタ17、スタートスイッチ40、ベットスイッチ32、ストップスイッチ50、設定変更スイッチ46、精算スイッチ36、扉開閉用スイッチ19、電源ユニット43、リールユニット60及びホッパーユニット24の入力を受け付け、クレジット表示器87、払出枚数表示器88、リールユニット60、ホッパーユニット24、設定表示器89及び区間報知ランプ90の作動を制御する。サブ制御手段500は、メイン制御手段200、及び演出用ボタンスイッチ42からの信号を入力し、演出用ランプ78等の演出装置70の作動を制御する。サブ制御手段500には、演出装置70としての演出用ランプ78、スピーカー72、メイン表示部84、サブ表示部85及びバックランプ67の各パーツが接続されている。
なお、特に図示していないが、メイン制御手段200を有するメイン基板と、サブ制御手段500を有するサブ基板とは、それぞれ専用の基板ケースの内部に収納されている。具体的には、メイン制御手段200は、メイン基板ケースの内部に収納され、サブ制御手段500は、サブ基板ケースの内部に収納されている。そして、メイン基板ケースは、筐体12内部の奥側の上部に固定され、サブ基板ケースは、筐体12内部の正面から向かって左側に固定されている。
メイン制御手段200及びサブ制御手段500は、CPU、ROM、RAM、I/Oポート(図示せず)を備えたマイクロコンピュータにより構成される。CPUは、タイマ割込などの割込機能を持ち、ROMに記憶されたプログラムを実行して、種々の処理を行う。ROMは、CPUが実行するプログラムや各種テーブル等の固定的なデータを記憶し、RAMは、CPUがプログラムを実行する際の一時的な記憶領域、例えば遊技機10の状態を記憶するための記憶領域や、役抽選の抽選結果を記憶するための記憶領域として使用される。
(外部集中端子板18)
また、筐体12内部の正面から向かって右側には、外部集中端子板18が設けられている。
外部集中端子板18は、遊技データを遊技機10外部に出力させるものであり、メイン制御手段200と配線される接続端子(コネクタ)や、外部機器(図示省略)と配線される接続端子(コネクタ)が設けられた端子板である。また、外部集中端子板18は、図示しないが、遊技島設備(例えばデータ表示器)やホールコンピュータに接続されている。
(メイン制御手段200)
メイン制御手段200は、図4に示すように、役抽選手段210、リール制御手段220、停止図柄判定手段230、配当付与手段240、遊技状態制御手段250、有利区間制御手段260、及び送信手段270の各手段を有する。各手段の詳細については後述する。
以上の構成をもって、メイン制御手段200は、役の抽選を行い、回転リール62の回転及び停止を制御し、回転リール62が全て停止したときにリール図柄61の判定を行い、遊技の進行を行う手段として機能することとなる。
メイン制御手段200は、遊技を制御するためのものであって、遊技を進行させるためのものである。以下、本実施の形態における遊技について説明する。
規定の賭け数(3枚)が設定されると、1本の有効ライン86が設定される。なお、本実施の形態に係る遊技機10は、規定の賭け数として3が設定されている。賭け数を設定する方法には、メダル投入口38からメダルを投入する方法と、ベットスイッチ32を操作することによってクレジットメダルを賭け数として設定する方法とがある。そして、規定の賭け数(3枚)が設定されていることを条件に、スタートスイッチ40を操作すると、賭け数が確定し、役抽選手段210により、複数の役の何れかに当選したか又はハズレかの抽選(役抽選)が行われる。また、役抽選とほぼ同時に、前回の遊技での回転リール62の回転開始時から所定の時間(本実施の形態では、4.1秒)が経過しているか否かが判定され、所定の時間が経過すると、3個全ての回転リール62の回転が開始する。
回転リール62の回転開始後、所定の条件(本実施の形態では、回転リール62を加速する処理を実行した後、所定のセンサにより回転リール62の回転位置が基準位置であることを検出すること)が成立すると、ストップスイッチ50の操作が可能な状態(停止操作可能状態)となる。
その後に、3個のストップスイッチ50のうち1個を操作すると、当該ストップスイッチ50に対応した回転リール62の回転が停止する。そして、3個全てのストップスイッチ50の操作を終えると、3個全ての回転リール62の回転が停止する。
このとき、有効ライン86上に所定のリール図柄61の組合せが揃うと、当該リール図柄61の組合せに対応した処理が行われる。本実施の形態に係る遊技機10は、有効ライン86上に予め定められたリール図柄61の組合せが揃うと遊技者に所定の配当としてのメダルが付与されるように形成されている。例えば小役(メダルの払い出しを伴う役)に対応したリール図柄61の組合せが有効ライン86上に揃うと、小役に対応した枚数のメダルが遊技者に対して付与される。
また、有効ライン86上に再遊技役(遊技者所有のメダルを使用することなく次回の遊技を開始可能とする役、所謂リプレイ役)に対応するリール図柄61の組合せが揃うと、所定の配当として、メダルの払い出しはないものの、次回の遊技において遊技者所有のメダルを使用することなく賭け数が自動的に設定され遊技を行うこと(リプレイの付与)ができる。
(役抽選手段210)
役抽選手段210は、当選役を決定する役抽選を実行するものである。すなわち、役抽選手段210は、スタートスイッチ40の操作を契機に、複数の役の何れか(1つ又は複数)に当選か又はハズレかの役抽選を行うためのものである。役抽選手段210は、役に当選したか否かを決定するための役抽選テーブルを、主な分類としてノーマル遊技状態用、ボーナス内部中状態用、ボーナス遊技状態用のそれぞれに対応して複数備えており、メイン制御手段200のROM上に記憶されている。役抽選手段210は、予め定めた抽選データと、所定範囲の整数値を繰り返してカウントするループカウンタを有する所定の乱数発生手段(乱数発生回路)が発生した乱数のうちから抽出した乱数とを比較して、当選か否かを判定する。
役抽選手段210の役抽選に用いる当選確率は、図示しない役抽選テーブルにより、予めプログラムされた範囲内で遊技ホールの管理者により変更可能に形成されている。具体的には、その当選確率を規定するための値である複数段階の設定値を変更するための筐体12内部の設定変更スイッチ46を操作することにより、複数段階の設定値のうち何れか1つの特定の設定値が選択される。そして、役抽選手段210は、選択された設定値毎に予め定められた抽選確率で役抽選を行っている。
また、本実施の形態における設定値は、設定値「1」から「6」の6段階に設定されている。なお、設定値は複数段階であれば、設定値「1」から「6」の6段階に限られず、例えば「1・3・6」又は「2・4・6」としてもよい。
本実施の形態では、役抽選手段210により抽選される役として、大別すると、小役、リプレイ役、ボーナス移行役(遊技状態の移行を伴う役)が設けられている。また、本実施の形態では、小役として、対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86上に停止表示した場合に7枚のメダルが払い出される「ベル役」と、ベル役の7枚よりも少ない枚数として、1枚のメダルが払い出される「1枚役」と、が少なくとも設けられている。そして、本実施の形態では、小役及びリプレイ役は、各ストップスイッチ50の操作タイミングに関わらず、有効ライン86上に引込可能な目押しが不要な役とされている。そのため、当該遊技機10は、ボーナス移行役に対応したリール図柄61の組み合わせを有効ライン86上に停止表示させる場合等を除き、基本的に目押しが不要となっている。なお、役抽選で上記の複数の役の何れかにも当選しなかった場合は、役抽選結果が「ハズレ」となる。
(リール制御手段220)
リール制御手段220は、各回転リール62の回転を停止させるためのものである。リール制御手段220は、役抽選手段210の役抽選結果と、各ストップスイッチ50が操作されたときの対応する回転リール62の回転位置とに基づいて、各回転リール62の回転を停止させる。なお、リール制御手段220は、必要に応じて各ストップスイッチ50の押し順が所定の条件に適合しているか否かも停止させる条件にする場合がある。
(停止図柄判定手段230)
停止図柄判定手段230は、全ての回転リール62が停止した際における有効ライン86上のリール図柄61の組合せを記憶するとともに入賞等の判定をするためのものである。
(配当付与手段240)
配当付与手段240は、停止図柄判定手段230の判定結果に基づいて、メダル払い出し等の所定の配当の付与を行うものである。配当付与手段240は、停止図柄判定手段230の判定の結果、小役が入賞していると判定されると所定の配当としてのメダルの払い出しやリプレイの付与を行う。
(遊技状態制御手段250)
遊技状態制御手段250は、遊技状態を制御するものである。
具体的には、遊技状態制御手段250は、図4に示すように、大別すると、ノーマル遊技状態制御手段251、ボーナス内部中状態制御手段252及びボーナス遊技状態制御手段253の各手段を有する。
(ノーマル遊技状態制御手段251)
ノーマル遊技状態制御手段251は、「ノーマル遊技状態」(図6参照)を制御するものである。ここで、ノーマル遊技状態は、ボーナス内部中状態制御手段252によるボーナス内部中状態、ボーナス遊技状態制御手段253によるボーナス遊技状態、以外の状態をいう。
(ボーナス内部中状態制御手段252)
ボーナス内部中状態制御手段252は、「ボーナス内部中状態」(図6参照)を制御するものである。ここで、ボーナス内部中状態は、ボーナス移行役に当選したが、当該ボーナス移行役に対応したリール図柄61の組み合わせを有効ライン86上に停止表示できなかった場合に移行する。
(ボーナス遊技状態制御手段253)
ボーナス遊技状態制御手段253は、「ボーナス遊技状態」(図6参照)を制御するものである。
ボーナス遊技状態は、ボーナス移行役に当選し、当該ボーナス移行役に対応したリール図柄61の組み合わせを有効ライン86上に停止表示させることで移行する。
そして、ボーナス遊技状態終了後は、ノーマル遊技状態に移行する。
(有利区間制御手段260)
有利区間制御手段260は、図7を用いて後述する演出状態(非有利区間及び有利区間)を制御するものである。例えば、有利区間制御手段260は、後述する報知手段520を用いてストップスイッチ50の押し順を報知させる演出等を実行させる。
また、詳細は後述するが、有利区間制御手段260は、有利区間に属する状態において、各種の抽選を実行している。
(送信手段270)
送信手段270は、サブ制御手段500へ信号を送信するためのものである。
送信手段270は、例えば、投入センサ92の検知を契機に送信される投入検知信号、ベットスイッチ32での検知を契機に送信される投入操作信号、スタートスイッチ40での検知を契機に送信されるスタート信号、ストップスイッチ50での検知を契機に送信されるストップ信号、をサブ制御手段500へ送信する。
また、送信手段270は、これらスイッチの検知に対応する信号に加え、メイン制御手段200において管理する遊技状態(例えば遊技中の状態であるか、非遊技中の状態であるか)を識別可能にするための遊技状態信号も、適宜のタイミングで送信する。
(サブ制御手段500)
サブ制御手段500は、図5に示すように、受信手段510、報知手段520の各手段を有する。各手段の詳細については後述する。
以上の構成をもって、サブ制御手段500は、メイン制御手段200からの信号を受けて、遊技の進行に伴う演出を行うものである。
具体的には、サブ制御手段500は、演出用ランプ78を駆動するためのLED駆動回路(図示せず)に対してLEDの点灯や消灯を規定するデータを出力したり、スピーカー72から音を出力するための音声出力回路(図示せず)に対して出力する音声を規定するデータを出力したり、メイン表示部84及びサブ表示部85を駆動するための液晶制御基板(図示せず)に対して出力する映像データを規定するデータを出力したりする。
(受信手段510)
受信手段510は、送信手段270からの信号を受信するものである。
(報知手段520)
報知手段520は、演出装置70を用いて種々の情報、具体的には、演出を遊技者に報知するためのものである。
この報知手段520は、役抽選の結果に基づく当選役に応じた演出、各遊技状態や各演出状態に応じた演出、又は押し順を報知するための演出等を遊技者に報知する。これらの演出は、それぞれ複数設けられており、報知手段520は、抽選により選択された演出やメイン制御手段200からの信号(コマンド)に対応する演出を演出装置70を用いて遊技者に報知する。
(図6を用いた遊技状態の説明)
次に、図6を用いて遊技状態について説明する。
遊技状態は、メイン制御手段200により管理され、図6に示すように、大別すると、ノーマル遊技状態、ボーナス内部中状態、ボーナス遊技状態がある。
(ノーマル遊技状態)
ノーマル遊技状態は、ノーマル遊技状態制御手段251により制御される。
ノーマル遊技状態におけるリプレイ役への当選確率は、通常(1/7.3)に設定されている。
ノーマル遊技状態における役抽選によりボーナス移行役に当選し、当該ボーナス移行役に対応する図柄組み合わせが有効ライン86上に停止表示されなかった場合に、ノーマル遊技状態からボーナス内部中状態へ移行し、停止表示された場合はボーナス遊技状態へ移行する。
(ボーナス内部中状態)
ボーナス内部中状態は、ボーナス内部中状態制御手段252により制御され、ノーマル遊技状態において、ボーナス移行役に当選し、当該ボーナス移行役に対応する図柄組み合わせが有効ライン86上に停止表示されなかった場合に移行する。
ボーナス内部中状態におけるリプレイ役への当選確率は、ノーマル遊技状態よりも高く設定されている。
(ボーナス遊技状態)
ボーナス遊技状態は、ボーナス遊技状態制御手段253により制御され、ボーナス移行役に当選し、当該ボーナス移行役に対応する図柄組み合わせが有効ライン86上に停止表示された場合に移行する。
ボーナス遊技状態におけるリプレイ役への当選確率は、「0」に設定されている。
ここで、本実施の形態では、ボーナス遊技状態は36枚を超えるメダルの払い出しで終了する。
そして、ボーナス遊技状態の終了後は、ノーマル遊技状態に移行する。
(図7を用いた有利区間の説明)
図7に示すように、役抽選により予め定められた押し順でストップスイッチ50の操作がされた場合に入賞となる押し順役に当選した場合に、当該押し順を遊技者に報知不可能な「非有利区間」と、「非有利区間」から移行可能であり、役抽選により予め定められた押し順でストップスイッチ50の操作がされた場合に入賞となる押し順役に当選した場合に、当該押し順を遊技者に報知可能な「有利区間」とがある。
「非有利区間」は、「有利区間」を除いた区間であって、「非有利区間通常状態」を備える。
「非有利区間」から「有利区間」には、本実施の形態では、役抽選により予め定められた役に当選した場合に「非有利区間」から「有利区間」への有利区間移行抽選がされ、当該有利区間移行抽選に当選することにより移行させる。
なお、本実施の形態では、有利区間移行抽選の当選確率は、高確率に設定されており、非有利区間の数ゲームで有利区間へ移行するように設定されている。
また、「非有利区間」から「有利区間」へは、役抽選により予め定められた役に当選した場合に行われる有利区間移行抽選に当選することにより移行する場合に限定されず、役抽選により予め定められた役に当選した場合は有利区間移行抽選をすることなく有利区間へ移行するようにしてもよい。
(有利区間)
「有利区間」は、「非有利区間」よりも遊技者にとって有利な区間であって、「有利区間通常状態」、「AT状態」を備える。
なお、ここで、遊技者に有利な区間とは、例えば、非有利区間では、役抽選により予め定められた押し順でストップスイッチ50の操作がされた場合に入賞となる押し順役に当選した場合であっても、当該押し順を遊技者に報知することが不可能であった状態から可能な状態になったことや、非有利区間では実行されないAT状態が実行されることなどから、遊技者に有利な区間となっている。
したがって、「有利区間」全体を通して遊技者にとって有利である必要はなく、「有利区間」の一部で遊技者にとって有利ではないことがあってもよい。
また、非有利区間から有利区間へ移行してから、有利区間を遊技可能な遊技区間の上限、本実施の形態では、所定の上限ゲーム数、例えば1500ゲームを消化した場合は、有利区間の上限ゲーム数に到達したとして、有利区間から非有利区間へ移行するようにしている。
そのため、メイン制御手段200では、上限ゲーム数カウンタを備え、所定の上限ゲーム数(1500ゲーム)に到達するか否か判定するため、有利区間へ移行した後の消化ゲーム数を計数している。
また、非有利区間から有利区間へ移行した後、所定の上限ゲーム数(1500ゲーム)を消化する前(有利区間の上限ゲーム数に到達する前)であっても、有利区間で投入されたメダルの数と払い出したメダルの数との差である差枚数が所定枚数に到達したとき(上限差枚数)には、これを契機に、上限ゲーム数を消化する前であっても、有利区間から非有利区間へ移行するようにしている。
ここで、有利区間で投入されたメダルの数と払い出したメダルの数との差である差枚数は、例えば、有利区間で最もメダルが減った状態と有利区間で最もメダルが増えた状態との差によって求められる数、所謂MYである。
そのため、メイン制御手段200では、所定枚数の差枚数(所謂MY2400枚)に到達するか否か判定するため、有利区間へ移行した後の投入枚数と払出枚数とを計数している。
(有利区間通常状態)
有利区間通常状態は、「有利区間」における「AT状態」等の特殊な状態を除いた状態である。
有利区間通常状態は、非有利区間の非有利区間通常状態を継続した状態となっており、非有利区間通常状態と同様の演出が行われる。つまり、非有利区間通常状態と有利区間通常状態との違いは、滞在している区間が「非有利区間」か「有利区間」かの違いとなっている。
有利区間通常状態中は、役抽選により予め定められた役、具体的には、「ベル役」又は「1枚役」に当選した場合に、有利区間通常状態からAT状態へ移行するか否かの移行抽選(AT移行抽選)を行い、当該AT移行抽選に当選した場合に、有利区間通常状態からAT状態へ移行させる。
なお、役抽選により予め定められた役に当選した場合に、AT移行抽選を行う場合に限定されず、役抽選により入賞した役に基づいて、AT移行抽選を行うようにしてもよい。また、本実施の形態では、有利区間通常状態中に「ベル役」又は「1枚役」に当選した場合に必ずAT移行抽選を行うこととしてもよいし、「ベル役」又は「1枚役」の当選を契機にAT移行抽選の実行の有無を決定する実行有無抽選を行い、当該抽選に当選したときにのみAT移行抽選を行うこととしてもよい。
(AT状態)
「AT状態」は、有利区間通常状態より遊技者にとって有利な状態である。
当該「AT状態」に移行すると、所定の役の入賞をアシストするための報知演出として、当選した役の押し順が報知(押し順ナビ)される遊技(AT)が開始され、報知された押し順に従ってストップスイッチ50を操作することで、当選した小役やリプレイ役の図柄の組み合わせを停止表示させることができる。このため、成立した小役に対応する所定枚数のメダルが払い出される。
「AT状態」は、上述したAT移行抽選に当選することで移行してくる状態である。
AT状態は、本実施の形態では、「同色BIG」、「異色BIG」、「上位同色BIG」、「上位異色BIG」、「REG」を備える。なお、AT移行抽選に当選した場合は、移行後のAT状態の種類を選択する種類選択抽選が行われ、当該抽選結果に応じて上記の5種類の中から1種類が選択されることとなっている。
また、本実施の形態では、AT状態の開始ゲームにおけるスタートスイッチ40の操作後から3個のストップスイッチ50の操作が有効となるまでの間に、遊技の進行を停止する所謂フリーズを実行し、当該フリーズ中に、AT状態の種類(「同色BIG」、「異色BIG」、「上位同色BIG」、「上位異色BIG」、「REG」)に応じたリール演出が実行される。
ここで、AT状態の種類に応じて実行されるリール演出には、AT状態の種類毎に予め定められたリール演出を実行することや、AT状態の種類毎に予め定められた抽選確率で、時間や内容の異なる複数のリール演出のうちから抽選で決定すること、などを含む。
これにより、実行されたリール演出からAT状態の種類を推測することなどの遊技性を提供することも可能となる。
そして、「AT状態」の終了後、非有利区間通常状態へ移行する。
なお、「有利区間」は、有利区間通常状態やAT状態に限定されず、AT状態などへの移行を示唆する前兆演出が実行される前兆状態や、AT状態などに高確率で移行可能なチャンスゾーン状態、AT状態の遊技区間を上乗せ可能な上乗せ状態などの状態を備えてもよい。
(図8を用いた遊技の基本的な流れの説明)
図8に示すフローチャートに基づいて、メイン制御手段200が1ゲーム毎に実行する一般的な遊技制御処理について説明する。
ステップS10において、メイン制御手段200により、スタートスイッチ40の操作があったか否かの判定が行われる。ここで、スタートスイッチ40の操作があったと判定されると、賭け数の設定が不可能な状態とされる。その後、次のステップS11に進む。一方、スタートスイッチ40の操作がないと判定されると、再度ステップS10となる。
なお、このステップS10の前提として、賭け数設定処理が行われている。この賭け数設定処理では、賭け数として規定の賭け数(3枚)が設定されたか否かが判定されるものである。具体的には、メイン制御手段200により、当該ゲームの賭け数として設定されているメダルの枚数が規定の賭け数(3枚)に達しているか否かの判定が行われる。
ステップS11において、役抽選手段210により、役抽選処理が行われる。また、このとき、役抽選の結果がメイン制御手段200からサブ制御手段500へ送信される。役抽選処理が終了すると、次のステップS12に進む。
ステップS12において、リールユニット60における回転リール62の回転変動処理が行われる。回転リール62が所定の回転速度に達した後、回転中の回転リール62に対応するストップスイッチ50の操作があった場合に、リール制御手段220により、各回転リール62の回転が停止させられる。このときのストップスイッチ50(左ストップスイッチL、中ストップスイッチC、右ストップスイッチR)の当選役に対応する押し順は、メイン制御手段200に形成された所定の記憶領域に記憶されると共に、その後の処理にて読み出される。
また、全ての停止操作終了後、メイン制御手段200からサブ制御手段500へ全回転リール62の回転停止情報が送信される。そして、全ての回転リール62の回転変動処理が終了すると、次のステップS13に進む。
ステップS13において、停止図柄判定手段230により、有効ライン86上のリール図柄61の組合せに対して所定の役のリール図柄61の組合せが揃っているか否かの停止図柄判定処理が行われる。ここで、入賞等の判定処理の判定結果のデータは、メイン制御手段200からサブ制御手段500へ送信される。そして、判定処理が終わると、次のステップS14に進む。
ステップS14において、配当付与手段240により、停止図柄判定手段230の判定結果に対応した払出処理等が行われる。なお、判定の結果、払出が不要な場合には、払出処理は行われない。そして、当該処理を終了する。
次に、図9を用いて、役抽選手段210の役抽選結果、有効ライン86に停止した複数のリール図柄61の組合せ(以下、「メインリール停止態様」とする)、及び停止した複数の特定図柄77の組合せ(以下、「液晶リール停止態様」とする)の関係について説明する。
なお、図10以降を用いて後述するが、本実施の形態における特定図柄77は、縦3列横3行に配置されたリール図柄61と異なり(図1参照)、縦3列横1行で配置された3個の特定図柄77がメイン表示部84上で変動表示するよう構成されている。そして、図9では、特定図柄77の絵柄を「●」、「△」、「■」、及び「★」で表現しているが、実際の特定図柄77の絵柄は、遊技者が認識しやすいよう一般的な「ベルの絵柄」や「リプレイの絵柄」等を模した絵柄となっている。実際の特定図柄77の絵柄は、例えば、図9に示す「●」が「ベルの絵柄」で表現されたり、図9に示す「△」が「リプレイの絵柄」で表現されたり、図9に示す「★」が「7の絵柄」で表現されたりしている。
また、図9に示す役抽選結果、メインリール停止態様、及び液晶リール停止態様の関係はあくまで一例であり、例えば、同図に示す役抽選結果であっても、同図に示すメインリール停止態様や液晶リール停止態様とは異なる停止態様で停止する場合が設けられている。同様に、同図に示すメインリール停止態様で停止しても、同図に示す液晶リール停止態様とは異なる停止態様で停止する場合が設けられている。
以下、図9を用いて、役抽選結果、メインリール停止態様、及び液晶リール停止態様の関係の一例を説明する。
本実施の形態では、当該ゲームにおける遊技が「通常遊技」か通常遊技と異なる「告知遊技」かに応じて、同様の役抽選結果、かつ同様のメインリール停止態様で停止しても、異なる液晶リール停止態様が停止するよう構成されている。「通常遊技」とは、有利区間通常状態における遊技の中の「告知遊技」以外の遊技であり、「告知遊技」とは、有利区間通常状態における遊技の中のAT移行抽選に当選した遊技、又はAT移行抽選に当選して、当該当選した事実を告知する遊技のことである。そして、「告知遊技」では、演出装置70を用いてAT状態への移行が確定したことの告知が行われる。なお、告知遊技は「特別遊技」の一例である。
まず、通常遊技の場合について説明する。
通常遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合は、メインリール停止態様が左から順に「E」−「Y」−「X」となり、当該メインリール停止態様に基づく液晶リール停止態様が左から順に「●」−「●」−「●」となることがある。このとき、通常遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合のメインリール停止態様が上記した「左から順に「E」−「Y」−「X」」と異なる態様で停止しても、当該メインリール停止態様に基づく液晶リール停止態様は、メインリール停止態様が「左から順に「E」−「Y」−「X」」の際と同様の左から順に「●」−「●」−「●」となるよう構成されている。
通常遊技における役抽選結果が「リプレイ役」である場合は、メインリール停止態様が左から順に「E」−「Y」−「Y」となり、当該メインリール停止態様に基づく液晶リール停止態様が左から順に「△」−「△」−「△」となることがある。このとき、通常遊技における役抽選結果が「リプレイ役」である場合のメインリール停止態様が上記した「左から順に「E」−「Y」−「Y」」と異なる態様で停止しても、当該メインリール停止態様に基づく液晶リール停止態様は、メインリール停止態様が「左から順に「E」−「Y」−「Y」」の際と同様の左から順に「△」−「△」−「△」となるよう構成されている。
通常遊技における役抽選結果が「ハズレ」である場合は、メインリール停止態様が左から順に「Y」−「X」−「Y」となり、当該メインリール停止態様に基づく液晶リール停止態様が左から順に「●」−「△」−「■」となることがある。なお、上記のように、通常遊技における役抽選結果が「ハズレ」である場合には、図9に示すメインリール停止態様(左から順に「Y」−「X」−「Y」)や液晶リール停止態様(左から順に「●」−「△」−「■」)とは異なる停止態様で停止することがあり得る。同様に、図9に示すメインリール停止態様(左から順に「Y」−「X」−「Y」)で停止しても、図9に示す液晶リール停止態様(左から順に「●」−「△」−「■」)とは異なる停止態様で停止する場合が設けられている。
通常遊技における役抽選結果が「1枚役」である場合は、メインリール停止態様が左から順に「Y」−「X」−「X」となり、当該メインリール停止態様に基づく液晶リール停止態様が左から順に「●」−「△」−「■」となることがある。なお、上記のように、通常遊技における役抽選結果が「1枚役」である場合には、図9に示すメインリール停止態様(左から順に「Y」−「X」−「X」)や液晶リール停止態様(左から順に「●」−「△」−「■」)とは異なる停止態様で停止することがあり得る。同様に、図9に示すメインリール停止態様(左から順に「Y」−「X」−「X」)で停止しても、図9に示す液晶リール停止態様(左から順に「●」−「△」−「■」)とは異なる停止態様で停止する場合が設けられている。
さらに、図9では、通常遊技における役抽選結果が「ハズレ」である場合と「1枚役」である場合とで共通の液晶リール停止態様(左から順に「●」−「△」−「■」)が停止する場合を図示しているが、この停止態様はあくまで一例である。つまり、本実施の形態では、通常遊技における役抽選結果が「ハズレ」である場合と「1枚役」である場合とで異なる液晶リール停止態様で停止する場合が設けられている。
次に、告知遊技の場合について説明する。
告知遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合は、メインリール停止態様が左から順に「E」−「Y」−「X」となり、当該メインリール停止態様に基づく液晶リール停止態様が左から順に「★」−「★」−「★」となることがある。
このように、告知遊技では、通常遊技と同様に、役抽選結果が「ベル役」、かつメインリール停止態様が左から順に「E」−「Y」−「X」となった場合でも、液晶リール停止態様が左から順に「★」−「★」−「★」となることで、通常遊技とは異なる液晶リール停止態様が停止している。なお、ベル役は「所定役」の一例である。
なお、図9では、告知遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合についてのみ図示したが、告知遊技における役抽選結果が「ベル役」以外の他の役抽選結果(例:1枚役)である場合も同様に、液晶リール停止態様が通常遊技とは異なり、左から順に「★」−「★」−「★」となるよう構成されている。また、告知遊技におけるメインリール停止態様及び液晶リール停止態様は、図9に示すメインリール停止態様(左から順に「E」−「Y」−「X」)及び液晶リール停止態様(左から順に「★」−「★」−「★」)に限らず、これとは異なる停止態様で停止することがあり得る。同様に、図9に示すメインリール停止態様(左から順に「E」−「Y」−「X」)で停止しても、図9に示す液晶リール停止態様(左から順に「★」−「★」−「★」)とは異なる停止態様で停止する場合が設けられている。
本実施の形態では、報知手段520は、所定の配当として「メダルの払い出し」や「リプレイの付与」が行われる場合、メインリール停止態様に基づく液晶リール停止態様をメイン表示部84に表示させるとともに、メインリール停止態様をサブ表示部85に表示させる。また、本実施の形態では、報知手段520は、所定の配当が付与されない場合、すなわち、役抽選結果が「ハズレ」の場合には、メインリール停止態様に基づく液晶リール停止態様をメイン表示部84に表示させるが、メインリール停止態様をサブ表示部85に表示させない。以下、この詳細について説明する。
図10から図13までは、通常遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合における、図柄表示窓部16から視認可能なリール図柄61の組合せ、メイン表示部84の表示例、及びサブ表示部85の表示例である。
図10に示すように、規定の賭け数(3枚)が設定されていることを条件にスタートスイッチ40が操作されると、役抽選手段210により役抽選が行われ、また、役抽選とほぼ同時に、リール制御手段220により複数のリール図柄61の変動表示が開始される(複数の回転リール62の回転が開始される)。さらに、役抽選結果がメイン制御手段200からサブ制御手段500へ送信されたことに基づいて、報知手段520によりメイン表示部84上の複数の特定図柄77の変動表示が開始され、特定演出が開始される。なお、複数のリール図柄61の変動表示の開始と複数の特定図柄77の変動表示の開始タイミングは、ほぼ同時となっている。また、図10以降において「↓」と図示している部分は、複数のリール図柄61及び複数の特定図柄77が変動表示中であることを示している。
ここで、図10では、複数のリール図柄61が変動表示中で当該遊技におけるメインリール停止態様が停止表示されていないため、メインリール停止態様がサブ表示部85に表示されていない。なお、図示を省略しているが、図10に示す場合にメインリール停止態様以外の他の画像がサブ表示部85に表示されていてもよい。同様に、図示を省略しているが、図10に示す場合に複数の特定図柄77以外の他の画像がメイン表示部84に表示されていてもよい。
図11に示すように、遊技者により左ストップスイッチLが第1停止として操作されると、リール制御手段220により左回転リール64の回転が停止される。また、メイン制御手段200からサブ制御手段500へ左回転リール64の回転停止情報が送信されたことに基づいて、報知手段520により左端に位置する特定図柄77の変動表示が停止される。これらの結果、左回転リール64の上段に停止したリール図柄61が「X」、中段に停止したリール図柄61が「E」、下段に停止したリール図柄61が「Y」となり、左端で停止した特定図柄77が「●」となっており、遊技者が視認可能となっている。
ここで、図11では、複数のリール図柄61が変動表示中で当該遊技におけるメインリール停止態様が停止表示されていないため、メインリール停止態様がサブ表示部85に表示されていない。なお、図示を省略しているが、図11に示す場合にメインリール停止態様以外の他の画像がサブ表示部85に表示されていてもよい。同様に、図示を省略しているが、図11に示す場合に複数の特定図柄77以外の他の画像がメイン表示部84に表示されていてもよい。
図12に示すように、遊技者により中ストップスイッチCが第2停止として操作されると、リール制御手段220により中回転リール66の回転が停止される。また、メイン制御手段200からサブ制御手段500へ中回転リール66の回転停止情報が送信されたことに基づいて、報知手段520により中央に位置する特定図柄77の変動表示が停止される。これらの結果、中回転リール66の上段に停止したリール図柄61が「Y」、中段に停止したリール図柄61が「Y」、下段に停止したリール図柄61が「X」となり、中央で停止した特定図柄77が「●」となっており、遊技者が視認可能となっている。
ここで、図12では、複数のリール図柄61が変動表示中で当該遊技におけるメインリール停止態様が停止表示されていないため、メインリール停止態様がサブ表示部85に表示されていない。なお、図示を省略しているが、図12に示す場合にメインリール停止態様以外の他の画像がサブ表示部85に表示されていてもよい。同様に、図示を省略しているが、図12に示す場合に複数の特定図柄77以外の他の画像がメイン表示部84に表示されていてもよい。
図13に示すように、遊技者により右ストップスイッチRが第3停止として操作されると、リール制御手段220により右回転リール68の回転が停止される。また、メイン制御手段200からサブ制御手段500へ右回転リール68の回転停止情報が送信されたことに基づいて、報知手段520により右端に位置する特定図柄77の変動表示が停止される。これらの結果、右回転リール68の上段に停止したリール図柄61が「X」、中段に停止したリール図柄61が「X」、下段に停止したリール図柄61が「Y」となり、右端で停止した特定図柄77が「●」となっており、遊技者が視認可能となっている。
ここで、図13では、複数のリール図柄61の変動表示が停止してメイン制御手段200からサブ制御手段500へ全回転リール62の回転停止情報が送信されたことに基づいて、報知手段520によりメインリール停止態様がサブ表示部85に表示される。そして、図13に示すように、当該遊技におけるメインリール停止態様は、左から順に「E」−「Y」−「X」であるため、このメインリール停止態様(左から順に「E」−「Y」−「X」)がサブ表示部85に表示されている。また、当該遊技におけるメインリール停止態様(左から順に「E」−「Y」−「X」)に基づく液晶リール停止態様として、左から順に「●」−「●」−「●」がメイン表示部84に表示されている。
なお、図示を省略しているが、図13に示す場合にメインリール停止態様に加えて、他の画像がサブ表示部85に表示されていてもよい。同様に、図示を省略しているが、図13に示す場合に複数の特定図柄77以外の他の画像がメイン表示部84に表示されていてもよい。
さらに、図示を省略しているが、当該遊技では、ベル役に対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86上に停止表示したため、所定の配当として7枚のメダルの払い出しが行われるとともに、払出枚数表示器88の1桁目に「7」の数字が表示されている。
図14は、通常遊技における役抽選結果が「リプレイ役」である場合における、図柄表示窓部16から視認可能なリール図柄61の組合せ、メイン表示部84の表示例、及びサブ表示部85の表示例である。なお、この通常遊技における役抽選結果が「リプレイ役」である場合については、上記の「ベル役」の場合との重複部分を省略し、遊技者によるストップスイッチ50の第3停止後の状態のみを図示し、当該状態についてのみ説明する。
図14に示すように、当該遊技では、左回転リール64の上段に「X」のリール図柄61が停止し、中段に「E」のリール図柄61が停止し、下段に「Y」のリール図柄61が停止し、中回転リール66の上段に「Y」のリール図柄61が停止し、中段に「Y」のリール図柄61が停止し、下段に「X」のリール図柄61が停止し、右回転リール68の上段に「X」のリール図柄61が停止し、中段に「Y」のリール図柄61が停止し、下段に「C」のリール図柄61が停止している。
ここで、図14では、複数のリール図柄61の変動表示が停止してメイン制御手段200からサブ制御手段500へ全回転リール62の回転停止情報が送信されたことに基づいて、報知手段520によりメインリール停止態様がサブ表示部85に表示される。そして、図14に示すように、当該遊技におけるメインリール停止態様は、左から順に「E」−「Y」−「Y」であるため、このメインリール停止態様(左から順に「E」−「Y」−「Y」)がサブ表示部85に表示されている。また、当該遊技におけるメインリール停止態様(左から順に「E」−「Y」−「Y」)に基づく液晶リール停止態様として、左から順に「△」−「△」−「△」がメイン表示部84に表示されている。
なお、図示を省略しているが、図14に示す場合にメインリール停止態様に加えて、他の画像がサブ表示部85に表示されていてもよい。同様に、図示を省略しているが、図14に示す場合に複数の特定図柄77以外の他の画像がメイン表示部84に表示されていてもよい。
さらに、図示を省略しているが、当該遊技では、リプレイ役に対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86上に停止表示したため、所定の配当としてリプレイが付与されるとともに、払出枚数表示器88の1桁目に「0」の数字が表示されている。
図15は、通常遊技における役抽選結果が「ハズレ」である場合における、図柄表示窓部16から視認可能なリール図柄61の組合せ、メイン表示部84の表示例、及びサブ表示部85の表示例である。なお、この通常遊技における役抽選結果が「ハズレ」である場合については、上記の「ベル役」の場合との重複部分を省略し、遊技者によるストップスイッチ50の第3停止後の状態のみを図示し、当該状態についてのみ説明する。
図15に示すように、当該遊技では、左回転リール64の上段に「E」のリール図柄61が停止し、中段に「Y」のリール図柄61が停止し、下段に「X」のリール図柄61が停止し、中回転リール66の上段に「Y」のリール図柄61が停止し、中段に「X」のリール図柄61が停止し、下段に「X」のリール図柄61が停止し、右回転リール68の上段に「X」のリール図柄61が停止し、中段に「Y」のリール図柄61が停止し、下段に「C」のリール図柄61が停止している。
ここで、図15では、通常遊技における役抽選結果が「ハズレ」となり、所定の配当が付与されないため、メインリール停止態様(左から順に「Y」−「X」−「Y」)がサブ表示部85に表示されない。一方、メイン表示部84には、当該遊技におけるメインリール停止態様(左から順に「Y」−「X」−「Y」)に基づく液晶リール停止態様として、左から順に「●」−「△」−「■」が表示されている。
なお、図示を省略しているが、図15に示す場合にメインリール停止態様以外の他の画像がサブ表示部85に表示されていてもよい。同様に、図示を省略しているが、図15に示す場合に複数の特定図柄77以外の他の画像がメイン表示部84に表示されていてもよい。
さらに、図示を省略しているが、当該遊技では、役抽選結果が「ハズレ」のため、所定の配当が付与されず、払出枚数表示器88の1桁目に「0」の数字が表示されている。
図16は、通常遊技における役抽選結果が「1枚役」である場合における、図柄表示窓部16から視認可能なリール図柄61の組合せ、メイン表示部84の表示例、及びサブ表示部85の表示例である。なお、この通常遊技における役抽選結果が「1枚役」である場合については、上記の「ベル役」の場合との重複部分を省略し、遊技者によるストップスイッチ50の第3停止後の状態のみを図示し、当該状態についてのみ説明する。
図16に示すように、当該遊技では、左回転リール64の上段に「E」のリール図柄61が停止し、中段に「Y」のリール図柄61が停止し、下段に「X」のリール図柄61が停止し、中回転リール66の上段に「Y」のリール図柄61が停止し、中段に「X」のリール図柄61が停止し、下段に「X」のリール図柄61が停止し、右回転リール68の上段に「X」のリール図柄61が停止し、中段に「X」のリール図柄61が停止し、下段に「Y」のリール図柄61が停止している。
ここで、図16では、複数のリール図柄61の変動表示が停止してメイン制御手段200からサブ制御手段500へ全回転リール62の回転停止情報が送信されたことに基づいて、報知手段520によりメインリール停止態様がサブ表示部85に表示される。そして、図16に示すように、当該遊技におけるメインリール停止態様は、左から順に「Y」−「X」−「X」であるため、このメインリール停止態様(左から順に「Y」−「X」−「X」)がサブ表示部85に表示されている。また、当該遊技におけるメインリール停止態様(左から順に「Y」−「X」−「X」)に基づく液晶リール停止態様として、左から順に「●」−「△」−「■」がメイン表示部84に表示されている。
なお、図示を省略しているが、図16に示す場合にメインリール停止態様に加えて、他の画像がサブ表示部85に表示されていてもよい。同様に、図示を省略しているが、図16に示す場合に複数の特定図柄77以外の他の画像がメイン表示部84に表示されていてもよい。
さらに、図示を省略しているが、当該遊技では、1枚役に対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86上に停止表示したため、所定の配当として1枚のメダルの払い出しが行われるとともに、払出枚数表示器88の1桁目に「1」の数字が表示されている。
図15及び図16を用いて説明したように、本実施の形態では、通常遊技における役抽選結果が1枚役となり、かつ当該1枚役に対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止した場合と、通常遊技における役抽選結果がハズレとなり、かつ当該ハズレに対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止した場合と、においてメイン表示部84に共通の液晶リール停止態様を表示可能となっている。
なお、1枚役は「特定役」の一例である。
また、本実施の形態では、通常遊技における役抽選結果がハズレとなり、かつ当該ハズレに対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止した場合には、所定の配当が付与されないため、有効ライン86に停止したハズレに対応するリール図柄61の組合せがサブ表示部85に表示されない。
一方、本実施の形態では、通常遊技における役抽選結果が1枚役となり、かつ当該1枚役に対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止した場合には、所定の配当として1枚のメダルの払い出しが行われるため、有効ライン86に停止した1枚役に対応するリール図柄61の組合せがサブ表示部85に表示される。
図17は、告知遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合における、図柄表示窓部16から視認可能なリール図柄61の組合せ、メイン表示部84の表示例、及びサブ表示部85の表示例である。なお、この告知遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合については、上記の通常遊技における役抽選結果が「ベル役」の場合との重複部分を省略し、遊技者によるストップスイッチ50の第3停止後の状態のみを図示し、当該状態についてのみ説明する。
図17に示すように、当該遊技では、左回転リール64の上段に「X」のリール図柄61が停止し、中段に「E」のリール図柄61が停止し、下段に「Y」のリール図柄61が停止し、中回転リール66の上段に「Y」のリール図柄61が停止し、中段に「Y」のリール図柄61が停止し、下段に「X」のリール図柄61が停止し、右回転リール68の上段に「X」のリール図柄61が停止し、中段に「X」のリール図柄61が停止し、下段に「Y」のリール図柄61が停止している。
ここで、図17では、複数のリール図柄61の変動表示が停止してメイン制御手段200からサブ制御手段500へ全回転リール62の回転停止情報が送信されたことに基づいて、報知手段520によりメインリール停止態様がサブ表示部85に表示される。そして、図17に示すように、当該遊技におけるメインリール停止態様は、左から順に「E」−「Y」−「X」であるため、このメインリール停止態様(左から順に「E」−「Y」−「X」)がサブ表示部85に表示されている。
また、メインリール停止態様(左から順に「E」−「Y」−「X」)に基づく液晶リール停止態様は、通常遊技であれば「左から順に「●」−「●」−「●」」であるが(図13参照)、当該遊技は告知遊技であるため、当該告知遊技におけるメインリール停止態様(左から順に「E」−「Y」−「X」)に基づく液晶リール停止態様として、左から順に「★」−「★」−「★」がメイン表示部84に表示されている。
なお、図示を省略しているが、図17に示す場合にメインリール停止態様に加えて、他の画像がサブ表示部85に表示されていてもよい。同様に、図示を省略しているが、図17に示す場合に複数の特定図柄77以外の他の画像がメイン表示部84に表示されていてもよい。
さらに、図示を省略しているが、当該遊技では、ベル役に対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86上に停止表示したため、所定の配当として7枚のメダルの払い出しが行われるとともに、払出枚数表示器88の1桁目に「7」の数字が表示されている。
図18は、リール演出の実行後における、図柄表示窓部16から視認可能なリール図柄61の組合せ、メイン表示部84の表示例、及びサブ表示部85の表示例である。なお、このリール演出の実行後の場合については、上記の「ベル役」の場合との重複部分を省略し、全回転リール62の回転停止後の状態のみを図示し、当該状態についてのみ説明する。
図18に示すように、リール演出の実行後では、左回転リール64の上段に「7」のリール図柄61が停止し、中段に「7」のリール図柄61が停止し、下段に「E」のリール図柄61が停止し、中回転リール66の上段に「X」のリール図柄61が停止し、中段に「7」のリール図柄61が停止し、下段に「Y」のリール図柄61が停止し、右回転リール68の上段に「Y」のリール図柄61が停止し、中段に「7」のリール図柄61が停止し、下段に「7」のリール図柄61が停止している。
ここで、本実施の形態は、リール演出において有効ライン86に停止した複数のリール図柄61の組合せをサブ表示部85に表示させないよう構成されている。そのため、図18では、メインリール停止態様(左から順に「7」−「7」−「7」)がサブ表示部85に表示されていない。一方、メイン表示部84には、当該リール演出におけるメインリール停止態様(左から順に「7」−「7」−「7」)に基づく液晶リール停止態様として、左から順に「★」−「★」−「★」が表示されている。
また、本実施の形態では、告知遊技の次のゲームでリール演出が実行されることとなっている。このとき、告知遊技で表示された液晶リール停止態様(左から順に「★」−「★」−「★」)をリール演出の実行中も継続してメイン表示部84に表示し続けてもよいし、リール演出に基づく複数のリール図柄61の変動表示中は複数の特定図柄77も同様に変動表示させ、複数のリール図柄61の変動表示の終了に合わせて複数の特定図柄77の変動表示を停止させて、左から順に「★」−「★」−「★」の液晶リール停止態様がメイン表示部84に表示されるようにしてもよい。
なお、図示を省略しているが、図18に示す場合にメインリール停止態様以外の他の画像がサブ表示部85に表示されていてもよい。同様に、図示を省略しているが、図18に示す場合に複数の特定図柄77以外の他の画像がメイン表示部84に表示されていてもよい。
(作用効果)
本実施の形態では、複数の回転リール62には、外観が類似する類似図柄61Bを含む複数のリール図柄61が設けられている。これにより、本実施の形態では、複数の回転リール62の停止態様を一見して、有効ライン86に停止した複数のリール図柄61の組合せを把握することが困難となっている。
また、本実施の形態では、メイン表示部84に複数のリール図柄61とは異なる複数の特定図柄77が変動表示される特定演出を表示可能とされ、サブ表示部85に有効ライン86に停止した複数のリール図柄61の組合せ(メインリール停止態様)を表示可能とされている。
そして、本実施の形態では、所定の配当が付与される場合には、報知手段520により、有効ライン86に停止した複数のリール図柄61の組合せ(メインリール停止態様)に基づく複数の特定図柄77の組合せ(液晶リール停止態様)がメイン表示部84に表示されるとともに、有効ライン86に停止した複数のリール図柄61の組合せ(メインリール停止態様)がサブ表示部85に表示される。
以上の構成により、本実施の形態では、メイン表示部84に表示される「複数の特定図柄77の組合せ(液晶リール停止態様)」やサブ表示部85に表示される「有効ライン86に停止した複数のリール図柄61の組合せ(メインリール停止態様)」を見ることで、複数の回転リール62を注視することなく、所定の配当が付与されるか否かを遊技者に把握させることができる。
そのため、本実施の形態によれば、遊技中に遊技者が複数の回転リール62を注視する頻度を低下させることができる。
本実施の形態では、役抽選で1枚役に当選し、当該1枚役に対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止した場合と、役抽選結果がハズレとなり、当該ハズレに対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止した場合と、において、報知手段520により、メイン表示部84に共通の複数の特定図柄77の組合せ(液晶リール停止態様)が表示されることがある。
そのため、本実施の形態によれば、1枚役に対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止しても、メイン表示部84に表示される複数の特定図柄77の組合せ(液晶リール停止態様)がハズレに対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止した場合と共通するため、役抽選で1枚役に当選したことを遊技者が認識することを抑制できる。
また、本実施の形態では、役抽選結果がハズレとなり、かつ当該ハズレに対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止した場合には、所定の配当が付与されないため、有効ライン86に停止したハズレに対応するリール図柄61の組合せがサブ表示部85に表示されない。
一方、本実施の形態では、役抽選結果が1枚役となり、かつ当該1枚役に対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止した場合には、所定の配当として1枚のメダルの払い出しが行われるため、有効ライン86に停止した1枚役に対応するリール図柄61の組合せがサブ表示部85に表示される。
ここで、本実施の形態のように、複数の回転リール62に外観が類似する類似図柄61Bを含む複数のリール図柄61が設けられ、かつメイン表示部84に複数の特定図柄77が変動表示される特定演出が表示される遊技機では、遊技者の視線がメイン表示部84に集中することが多い。
そのため、本実施の形態によれば、メイン表示部84を注視し続け、複数の回転リール62やサブ表示部85等に視線を向けない遊技者に対しては、メイン表示部84に表示される複数の特定図柄77の組合せ(液晶リール停止態様)が共通すると、実際には異なる役抽選結果であっても、当該遊技者には同一の役抽選結果であると認識させることができる。
一方、メイン表示部84に加え、サブ表示部85にも視線を向ける遊技者に対しては、メイン表示部84に表示される複数の特定図柄77の組合せ(液晶リール停止態様)が共通しても、サブ表示部85を見ることで実際の役抽選結果を認識させることができる。
以上の構成により、本実施の形態によれば、同一事象に対する認識を遊技者毎に異ならせることができる。
ここで、本実施の形態では、有利区間通常状態中の役抽選で「ベル役」又は「1枚役」に当選した場合にAT移行抽選が行われることとなっている。
そして、本実施の形態では、上記のように構成されているため、メイン表示部84を注視し続け、複数の回転リール62やサブ表示部85等に視線を向けない遊技者(以下、「第1遊技者」とする)には1枚役の当選を契機にAT移行抽選が行われたことを認識させず、メイン表示部84に加え、サブ表示部85にも視線を向ける遊技者(以下、「第2遊技者」とする)には1枚役の当選を契機にAT移行抽選が行われた可能性があることを認識させることができる。
このとき、1枚役の当選を契機に行われたAT移行抽選に当選し、AT状態へ移行した場合、第1遊技者に対して、突然AT状態が開始されたことに対する驚きを与えるとともに、AT状態への移行に喜びと興奮を与えることができ、遊技の興趣を高めることができる。
一方、第2遊技者に対しては、サブ表示部85に有効ライン86に停止した複数のリール図柄61の組合せ(メインリール停止態様)が表示されるか否かに一喜一憂させることができ、遊技の興趣を高めることができる。
本実施の形態では、役抽選でベル役に当選し、当該ベル役に対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止した場合、通常遊技と告知遊技とで、当該ベル役に対応するリール図柄61の組合せに基づいて報知手段520によりメイン表示部84に表示される複数の特定図柄77の組合せ(液晶リール停止態様)を異ならせることとしている。
そのため、本実施の形態によれば、通常遊技と告知遊技とでベル役に対応するリール図柄61の組合せに基づいてメイン表示部84に表示される複数の特定図柄77の組合せ(液晶リール停止態様)を異ならせることで、告知遊技におけるメイン表示部84の表示態様に対する遊技者の注目度を高めることができる。
本実施の形態では、リール演出において有効ライン86に停止した複数のリール図柄61の組合せをサブ表示部85に表示させないこととしている。
そのため、本実施の形態によれば、リール演出において有効ライン86に停止した複数のリール図柄61の組合せをサブ表示部85に表示させないことで、遊技者にリール演出が行われたことを認識させることができる。
(その他)
上記の実施形態では、小役及びリプレイ役を目押しが不要な役としたが、これに限らず、小役及びリプレイ役を目押しが必要な役として構成してもよい。
上記の実施形態では、有利区間通常状態中に「ベル役」又は「1枚役」に当選した場合にAT移行抽選を行うこととした。この場合に、「ベル役」の当選に基づくAT移行抽選と、「1枚役」の当選に基づくAT移行抽選とで、当選確率に差を設けてもよい。例えば、「1枚役」の当選に基づくAT移行抽選の当選確率を高くすることで、メイン表示部84に加え、サブ表示部85にも視線を向ける遊技者に対して、サブ表示部85に有効ライン86に停止した複数のリール図柄61の組合せ(メインリール停止態様)が表示されるか否かについてより一層一喜一憂させることができる。
上記の実施形態では、告知遊技を「特別遊技」の一例としたが、通常遊技と異なる遊技であれば、告知遊技以外の他の遊技を「特別遊技」の一例としてもよい。また、「通常遊技」及び「特別遊技」を有利区間通常状態における遊技とすることに限らず、他の有利区間の状態における遊技としてもよい。
上記の実施形態では、ベル役を「所定役」の一例としたが、通常遊技と特別遊技(例:告知遊技)とでメイン表示部84に表示される複数の特定図柄77の組合せ(液晶リール停止態様)が異なる役であれば、ベル役以外の他の役を「所定役」の一例としてもよい。
上記の実施形態では、1枚役を「特定役」の一例としたが、ハズレに対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止した場合とメイン表示部84に共通の液晶リール停止態様を表示可能な所定の配当が付与される役であれば、1枚役以外の他の役を「特定役」の一例としてもよい。
上記の実施形態では、告知遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合において、遊技者によるストップスイッチ50の操作が行われる都度、「★」の特定図柄77がメイン表示部84に停止表示されることとした。しかし、これに限らず、遊技者によるストップスイッチ50の第3停止までは、通常遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合と同様の表示をしておき、遊技者によるストップスイッチ50の第3停止後に液晶リール停止態様が左から順に「★」−「★」−「★」に変化することとしてもよい。また、これに限らず、遊技者によるストップスイッチ50の第3停止後から所定時間が経過するまでは、通常遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合と同様の液晶リール停止態様(左から順に「●」−「●」−「●」)を表示しておき、当該所定時間の経過後、液晶リール停止態様が「★」−「★」−「★」に変化することとしてもよい。
上記の実施形態では、リール演出の実行後の液晶リール停止態様として、告知遊技における役抽選結果が「ベル役」である場合と同様に、左から順に「★」−「★」−「★」が表示されることとしたが、これに限らず、告知遊技の場合と異なる表示をしてもよい。
上記の実施形態では、類似図柄61Bは、「A」、「B」、「C」、「D」、「E」、「W」、「X」、「Y」の絵柄がプリントされたリール図柄61とした。しかし、これに限らず、図形内に上記の英字が記載されず、外形のみの図形の絵柄がプリントされたリール図柄61を類似図柄61Bとしてもよい。
上記の実施形態では、図9を用いて、役抽選結果が「ベル役」、「リプレイ役」、「ハズレ」、又は「1枚役」である場合におけるメインリール停止態様、及び液晶リール停止態様の関係の一例を説明した。しかし、図9に示す役抽選結果は、上記の実施形態で抽選可能な役抽選結果の一部であり、同図に示す他にも、例えば、役抽選結果が所謂「チェリー役」や「スイカ役」や「チャンスリプレイ役」等である場合に応じたメインリール停止態様、及び液晶リール停止態様が設けられている。
上記の実施形態では、液晶リール停止態様として、「左端で停止した特定図柄77」、「中央で停止した特定図柄77」、及び「右端で停止した特定図柄77」の3個の特定図柄77の組み合わせがメイン表示部84に表示されることとしたが、他の表示態様を設けてもよい。例えば、図19に示すような特定図柄77を液晶リール停止態様としてメイン表示部84に表示してもよい。具体的には、図13等の3個の特定図柄77の組み合わせがメイン表示部84に表示されるものと異なり、液晶リール停止態様の表示領域における左端、中央、及び右端を区分する境界線を削除して1つの表示領域を形成し、当該表示領域内に特定の情報(例:「チャンス」の文字)が表示される液晶リール停止態様を設けてもよい。そして、図19に示す液晶リール停止態様がメイン表示部84に表示される場合を、例えば、有利区間通常状態やAT状態等の各演出状態内におけるモードや内部状態(例:「低確」、「高確」、及び「超高確」)が移行することを示す告知演出として用いることができる。この場合、当該告知演出が行われる遊技が「特別遊技」の一例であり、当該特定の情報が「複数の特定図柄の組合せ」の一例である。
上記の実施形態では、上記のように、有利区間通常状態中に「ベル役」又は「1枚役」に当選した場合にAT移行抽選が行われる。つまり、上記の実施形態では、有利区間通常状態中の「1枚役」の当選がAT状態の移行に寄与している、といえる。
そして、上記の実施形態では、遊技性向上の観点から、有利区間通常状態中に「1枚役」に当選した事実を遊技者が認識困難となる構成を採用している。前記の構成とは、通常遊技における役抽選結果が「ハズレ」である場合と「1枚役」である場合とで共通の液晶リール停止態様(左から順に「●」−「△」−「■」)が停止する場合を設けていることである。
ただし、上記の実施形態のように構成しても、1枚役に対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止したか否かは、当該遊技におけるメインリール停止態様を見ることで判別することができる。そのため、1枚役に対応するリール図柄61の組合せを熟知している遊技者は、当該遊技におけるメインリール停止態様を見ることでAT移行抽選が行われた可能性があるか否かを認識できるが、そうでない遊技者はAT移行抽選が行われた可能性があるか否かを認識できず、不公平感が生じてしまう。
そこで、上記の実施形態は、補助的に、1枚役に対応するリール図柄61の組合せが有効ライン86に停止した場合には、所定の配当が付与されるため、有効ライン86に停止した1枚役に対応するリール図柄61の組合せをサブ表示部85に表示することとしている。これにより、1枚役に対応するリール図柄61の組合せを熟知していない遊技者であっても、サブ表示部85を見ることでAT移行抽選が行われた可能性があるか否かを認識でき、上記の不公平感を低減することができる。
なお、上記の実施形態では、有利区間通常状態中の「1枚役」の当選に基づきAT移行抽選が行われることとしたが、これに限らず、有利区間通常状態中の「1枚役」の当選に基づき当該有利区間通常状態内におけるモードや内部状態(例:「低確」、「高確」、及び「超高確」)が移行するか否かの移行抽選を行ってもよい。このように、「1枚役」の当選に基づき当該演出状態内におけるモードや内部状態が移行するか否かの移行抽選が行われる場合でも、上記の実施形態のように構成することで上記の不公平感を低減することができる。
10 遊技機 12 筐体
14 前扉 16 図柄表示窓部
17 メダルセレクタ 18 外部集中端子板
19 扉開閉用スイッチ 20 上パネル
22 下パネル 24 ホッパーユニット
26 メダル受け皿 28 メダル払出口
30 操作部 32 ベットスイッチ
34 マックスベットスイッチ 35 シングルベットスイッチ
36 精算スイッチ 38 メダル投入口
40 スタートスイッチ 42 演出用ボタンスイッチ
43 電源ユニット 44 電源スイッチ
45 設定キースイッチ 46 設定変更スイッチ
50 ストップスイッチ L 左ストップスイッチ
C 中ストップスイッチ R 右ストップスイッチ
60 リールユニット 61 リール図柄
61A 通常図柄 61B 類似図柄
62 回転リール 63 リール位置センサ
64 左回転リール 65 リール駆動モータ
66 中回転リール 67 バックランプ
68 右回転リール 70 演出装置
72 スピーカー 74 上部スピーカー
76 下部スピーカー 78 演出用ランプ
80 上部ランプ 82 下部ランプ
84 メイン表示部 85 サブ表示部
86 有効ライン
87 クレジット表示器 88 払出枚数表示器
89 設定表示器 90 区間報知ランプ
92 投入センサ
94 払出センサ 95 ホッパーモータ
96 オーバーフローセンサ
100 制御装置
200 メイン制御手段 210 役抽選手段
220 リール制御手段 230 停止図柄判定手段
240 配当付与手段 250 遊技状態制御手段
251 ノーマル状態制御手段 252 ボーナス内部中状態制御手段
253 ボーナス状態制御手段
260 有利区間制御手段 270 送信手段
500 サブ制御手段 510 受信手段
520 報知手段

Claims (1)

  1. 外観が類似する類似図柄を含む複数のリール図柄が設けられた複数の回転リールと、
    遊技者の操作により前記複数の回転リールの回転を開始させるためのスタートスイッチと、
    前記複数の回転リールの各々に対応して設けられ、前記複数の回転リールの回転の開始後、遊技者の操作により前記複数の回転リールの回転を個別に停止させるための複数のストップスイッチと、
    前記複数のリール図柄とは異なる複数の特定図柄が変動表示される特定演出を表示可能であり、前記複数の回転リールの上方に配置された第1表示部と、
    前記複数の回転リールの側方に配置されるとともに、前記第1表示部よりも表示領域が狭く、前記複数の回転リールの停止態様に基づき所定の配当を付与するか否かが決定される有効ラインに停止した前記複数のリール図柄の組合せを表示可能な第2表示部と、
    前記第1表示部及び前記第2表示部に報知される情報を制御する報知手段と、
    を備え、
    前記報知手段は、前記所定の配当が付与される場合、前記有効ラインに停止した前記複数のリール図柄の組合せに基づく前記複数の特定図柄の組合せを前記第1表示部に表示させるとともに、前記有効ラインに停止した前記複数のリール図柄の組合せを、前記第1表示部に表示される前記複数の特定図柄の組合せよりも小さく、且つ、前記複数の特定図柄の組合せの一部を前記第1表示部に表示させた後に前記第2表示部に表示させ、
    複数の役の何れかに当選か又はハズレかの役抽選を行う役抽選手段を備え、
    前記報知手段は、前記役抽選で特定役に当選し、前記特定役に対応するリール図柄の組合せが前記有効ラインに停止した場合と、前記役抽選の結果が前記ハズレとなり、前記ハズレに対応するリール図柄の組合せが前記有効ラインに停止した場合と、において前記第1表示部に全てが共通する前記複数の特定図柄の組合せを表示可能であり、
    前記有効ラインに停止した前記ハズレに対応するリール図柄の組合せを前記第2表示部に表示させないが、前記有効ラインに停止した前記特定役に対応するリール図柄の組合せを前記第2表示部に表示させる遊技機
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