JP6924459B1 - 予約受付制御装置、予約受付制御プログラム、及び予約受付制御方法 - Google Patents

予約受付制御装置、予約受付制御プログラム、及び予約受付制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】店舗の予約受付において、受け付ける予約の件数を調整する技術を提供する。【解決手段】 卓または席を予約対象として予約を受け付けるWebサイトを管理する複数のWebサーバ装置と通信可能な予約受付制御装置は、複数のWebサーバ装置のうちのいずれかのWebサーバ装置から、予約日、予約時刻を含む予約情報を受け付ける予約受付部と、受け付けた予約情報の予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて、複数のWebサーバ装置に対して前記時間帯の予約の受け付けを停止するように制御する予約受付制御部と、を備えることにより、上記課題の解決を図る。【選択図】図1

Description

本発明は、予約受付制御装置、予約受付制御プログラム、及び予約受付制御方法に関する。
通信技術の発展に伴い、インターネットに接続し、例えばWebサイトを介して店舗やイベント会場等の席の予約を行う予約システムが知られている。この場合、ユーザは、パーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレット端末等のユーザ端末を用いてWebサイトを管理するWebサーバ装置にアクセスし、予約に必要な情報を入力することによって、店舗に対する予約を行うことができる。
一方、Webサイトを介して席が予約される店舗には店舗端末(パーソナルコンピュータ、タブレット等)が設置されている。これにより、当該店舗の担当者等は、当該店舗端末を介してWebサイトで受け付けられた予約内容を確認することができる。
ところで、上述のようなWebサイトは多様化しており、様々な企業から予約するためのWebサイト(媒体)が提供されている。この場合、店舗側は、集客のためには、より複数のWebサイト(媒体)を介して予約される方がよく、そのため、複数の媒体と提携する。
そこで、複数のWebサイトで受け付けられた予約を一元管理する技術が開示されている(例えば、特許文献1。)。例えば、特許文献1では、卓または席を予約対象として予約を受け付けるWebサイトを管理する複数のWebサーバ装置と通信可能な予約一元管理装置は、複数のWebサーバ装置のうちのいずれかのWebサーバ装置から、予約日、前記予約における時間帯、人数及び前記予約対象の種別を含む予約情報を取得する取得部と、予約情報の内容に基づいて、単位時間毎に在庫関係情報に含まれる在庫情報を管理する予約処理部と、在庫情報に基づいて、単位時間毎に、複数のWebサーバ装置に対して、複数のWebサーバ装置が格納する予約対象の在庫情報を更新するように制御する更新制御部、とを備える。
また、利用者の満足度の低下を抑制する技術が開示されている(例えば、特許文献2。)。特許文献2では、利用者の店舗に対する順番待ちを受け付ける際に当該利用者によって操作される第1端末装置及び前記店舗に設けられる第2端末装置と接続される情報管理装置は、前記第1端末装置を介して、予め定められた長さの入店予定時間を前記利用者に指定させる管理手段と、前記第1端末装置に対する前記利用者の操作に応じて指定された入店予定時間を含む順番待ち情報を登録する登録手段と、前記登録された順番待ち情報を、当該順番待ち情報に含まれる入店予定時間に基づいて前記第2端末装置に表示する表示処理手段とを具備し、前記管理手段は、前記入店予定時間の長さを前記店舗の混雑状況に応じて変更する。
また、重複予約の発生を抑制することができる座席予約技術が開示されている(例えば、特許文献3)。
特許第6736038号 特許第6586539号 特開2017−084241号公報
通常、店舗スタッフは繁忙時における来店客の増加や動員できる人員の数に応じて、勤務シフトが組まれている。したがって、店舗において、座席の空席があっても、時間帯によっては店舗スタッフの人員が足りていない場合には予約した客が来店しても、その客に対して十分なサービスを提供できないおそれがある。また、新人研修や店舗内の作業のため、予約を制限したい場合もある。
そこで、本発明は、店舗の予約受付において、受け付ける予約の件数を調整する技術を提供する。
本発明の一実施形態における、卓または席を予約対象として予約を受け付けるWebサイトを管理する複数のWebサーバ装置と通信可能な予約受付制御装置は、前記予約対象に対応する在庫に関する単位時間別の在庫管理情報と、予約を制限する予約制限時間帯と該予約制限時間帯における予約受付最大件数と該予約制限時間帯において受け付けた予約の件数とを管理する予約受付制限管理情報とを格納する格納部と、前記複数のWebサーバ装置のうちのいずれかのWebサーバ装置から、予約日、予約時刻を含む予約情報を受け付ける予約受付部と、受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて、前記在庫管理情報を更新し、前記複数のWebサーバ装置に対して、該複数のWebサーバ装置のそれぞれが管理する在庫管理情報を更新するように制御する予約処理部と、前記受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて前記予約受付制限管理情報を更新し、更新された前記予約受付制限管理情報に基づいて、前記複数のWebサーバ装置に対して前記時間帯の予約の受け付けを停止するように制御する予約受付制御部と、を備えることを特徴とする。

前記予約受付制御部は、予め登録された時間帯に応じた予約受付最大件数に基づいて、受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数が、前記時間帯における前記予約受付最大件数に達した場合、前記複数のWebサーバ装置に対して前記時間帯の予約の受け付けを停止するように制御することを特徴とする。
前記予約受付制御部は、さらに、店舗のスタッフの時間帯毎の人数に応じて、前記時間帯に応じた予約受付最大件数を決定し、決定した時間帯に応じた予約受付最大件数に基づいて、受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数が、前記時間帯における前記予約受付最大件数に達した場合、前記複数のWebサーバ装置に対して前記時間帯の予約の受け付けを停止するように制御することを特徴とする。
本発明の一実施形態における予約受付制御プログラムは、卓または席を予約対象として予約を受け付けるWebサイトを管理する複数のWebサーバ装置と通信可能なコンピュータに、前記複数のWebサーバ装置のうちのいずれかのWebサーバ装置から、予約日、予約時刻を含む予約情報を受け付け、受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて、格納部に格納された前記予約対象に対応する在庫に関する単位時間別の在庫管理情報を更新し、前記複数のWebサーバ装置に対して、該複数のWebサーバ装置のそれぞれが管理する在庫管理情報を更新し、前記受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて、予約を制限する予約制限時間帯と該予約制限時間帯における予約受付最大件数と該予約制限時間帯において受け付けた予約の件数とを管理する予約受付制限管理情報を更新し、更新された前記予約受付制限管理情報に基づいて、前記複数のWebサーバ装置に対して前記時間帯の予約の受け付けを停止するように制御する、処理を実行させることを特徴とする。
本発明の一実施形態における予約受付制御方法において、卓または席を予約対象として予約を受け付けるWebサイトを管理する複数のWebサーバ装置と通信可能なコンピュータが、前記複数のWebサーバ装置のうちのいずれかのWebサーバ装置から、予約日、予約時刻を含む予約情報を受け付け、受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて、格納部に格納された前記予約対象に対応する在庫に関する単位時間別の在庫管理情報を更新し、前記複数のWebサーバ装置に対して、該複数のWebサーバ装置のそれぞれが管理する在庫管理情報を更新し、前記受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて、予約を制限する予約制限時間帯と該予約制限時間帯における予約受付最大件数と該予約制限時間帯において受け付けた予約の件数とを管理する予約受付制限管理情報を更新し、更新された前記予約受付制限管理情報に基づいて、前記複数のWebサーバ装置に対して前記時間帯の予約の受け付けを停止するように制御する処理を実行することを特徴とする。
本発明によれば、店舗の予約受付において、受け付ける予約の件数を調整することができる。
本発明の実施形態における予約受付制御装置の概要を説明する図である。 本実施形態における予約管理システムの全体構成の一例を示す図である。 本実施形態における予約管理システムの機能ブロック図である。 本実施形態における予約一元管理装置12により管理されているデータベースのデータ構造の一例を示す図である。 本実施形態における予約受付画面での予約受付制限の一例を示す図である。 本実施形態における初期設定時のシーケンス図である。 本実施形態における予約受付時のシーケンス図である。 本実施形態における予約情報の実績化及び在庫の解放シーケンス図である。 本実施形態における予約を受け付けた場合の予約一元管理装置12の処理フローを示す図である。 予約受付制限処理(S38)の詳細な処理を示すフローチャートである。 本実施形態の変形例における初期設定時のシーケンス図である。 本実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。
図1は、本発明の実施形態における予約受付制御装置の概要を説明する図である。予約一元管理装置1は、卓または席を予約対象として予約を受け付けるWebサイトを管理する複数のWebサーバ装置4と通信可能である。予約一元管理装置1は、予約受付部2、予約受付制御部3を含む。予約受付制御装置の一例として、予約一元管理装置12が挙げられる。
予約受付部2は、複数のWebサーバ装置4のうちのいずれかのWebサーバ装置から、予約日、予約時刻を含む予約情報を受け付ける。予約受付部2の一例として、後述するメール取得部23が挙げられる。
予約受付制御部3は、受け付けた予約情報の予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて、複数のWebサーバ装置4に対して時間帯の予約の受け付けを停止するように制御する。予約受付制御部3の一例として、後述する予約受付調整部27が挙げられる。
このように構成することにより、店舗の予約受付において、受け付ける予約の件数を調整することができる。これにより、席の在庫情報(席の空き)に関わらず、店舗スタッフの人員や店舗側の予約の受け入れ態勢の状況に応じて、受け付ける予約の件数を調整することができる。
予約受付制御部3は、予め登録された時間帯に応じた予約受付最大件数に基づいて、受け付けた予約情報の予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数が、時間帯における予約受付最大件数に達した場合、複数のWebサーバ装置4に対して時間帯の予約の受け付けを停止することができる。
このように構成することにより、時間帯毎に受付可能な予約件数を設定することができるので、柔軟に予約の受け入れ件数を調整することができる。
予約受付制御部3は、さらに、店舗のスタッフの時間帯毎の人数に応じて、時間帯に応じた予約受付最大件数を決定してもよい。この場合、予約受付制御部3は、決定した時間帯に応じた予約受付最大件数に基づいて、受け付けた予約情報の予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数が、時間帯における予約受付最大件数に達した場合、複数のWebサーバ装置4に対して前記時間帯の予約の受け付けを停止するように制御してもよい。
このように構成することにより、各時間帯における店舗スタッフの出勤人数に応じて予約の受付件数を調整することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図2は、本実施形態における予約管理システムの全体構成の一例を示す図である。予約管理システム11は、予約一元管理装置12、Webサーバ装置13、ユーザ端末14、店舗端末15、通信ネットワーク16を含む。図2において、Webサーバ装置13の一例として、便宜上、Webサーバ装置13a、Webサーバ装置13bが示されている。Webサーバ装置13aには、予約システムAを提供するA社によって管理されているWebサイトAが設置されている。Webサーバ装置13bには、予約システムBを提供するB社によって管理されているWebサイトBが設置されている。
予約一元管理装置12は、複数のWebサイトのそれぞれを介して行われる、例えば飲食店等の店舗への予約の一括管理(Web予約管理)を実現するために用いられる。予約一元管理装置12は、インターネットのような通信ネットワーク16を介して複数のWebサーバ装置と通信可能に接続される。図2においては複数のWebサーバ装置13として便宜的にWebサーバ装置13a,13bが示されているが、予約一元管理装置12は、3以上のWebサーバ装置と通信可能に接続されても構わない。
Webサーバ装置13a,13bは、店舗への予約を受けつけるためのWebサイトを管理し、当該Webサイトを介して各種店舗への予約を受け付けるサービス(以下、Web予約サービスと表記)をユーザに提供する。なお、Webサーバ装置13a,13bは、それぞれ異なるWebサイトを管理するものとする。
また、予約一元管理装置12は、Webサーバ装置13a,13bによって管理されているWebサイトの各々を介して予約可能な店舗に設置されている店舗端末15とインターネットのような通信ネットワーク16を介して通信可能に接続される。
ユーザ端末14は、例えば、ユーザが所有または占有等する通信機能を有する情報通信端末であり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレットコンピュータ等を含む。
店舗端末15は、当該店舗端末15が設けられている店舗に対するWeb予約の状況を当該店舗の従業員等が確認するための店舗管理画面を表示するための端末であり、例えばパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン及びタブレットコンピュータ等を含む。
なお、図2においては便宜的に1店舗内に1つの店舗端末15のみが示されているが、1店舗内に複数の店舗端末15があってもよく、また、複数の店舗にそれぞれ1以上の店舗端末15があってもよい。
予約一元管理装置12は、上記したWebサーバ装置13a,13bによって管理されるWebサイトを含む様々なWebサイトを介して予約を行うことができる複数の店舗の各々に設置されている店舗端末15と通信可能に接続される。
また、ユーザは、Webサイトではなく、そのWebサイトに対応するアプリケーションプログラムをインストールしたユーザ端末14を用いて、各媒体の予約サイトにアクセスするようにしてもよい。
以下の説明においては、説明を簡略化するため、店舗端末15が設置されている店舗はWebサーバ装置13a,13bの各々によって管理されている2つのWebサイトを介して予約可能であるものとする。この場合、便宜的に、Webサーバ装置13aによって管理されているWebサイトをWebサイトA、Webサーバ装置13bによって管理されているWebサイトをWebサイトB、店舗端末15が設置されている店舗を対象店舗と称する。
図3は、本実施形態における予約管理システムの機能ブロック図である。ユーザ端末14は、本実施形態では一例として、Webサーバ装置13aにアクセスし、対象店舗への予約を行う。
Webサーバ装置13a,13bはそれぞれ、受付部41a,41b、在庫更新部42a,42b、記憶部43a,43bを含む。受付部41a,41bは、Webサイトにおける予約用入力フォームから入力された予約情報を受け付ける。在庫更新部42a,42bは、予約を受け付けた場合、その予約を受け付けたWebサイト内で管理している予約情報や席の在庫情報等を更新する。記憶部43a,43bはそれぞれ、席タイプ情報44a,44b、在庫情報45a,45bを格納する。席タイプ情報44a,44bは、予約の対象となる情報であり、予約したい席の種類や予約対象人数等を含む。在庫情報45a,45bは、席タイプ情報に対応する卓についての最大予約可能卓数、予約済卓数、予約可能数(卓の残数(卓の在庫))等を含む情報である。
ここで、Web予約サービスを利用するユーザは、WebサイトA及びBを介して対象店舗に対する新規予約、予約の変更及び予約のキャンセル等を行うことができる。これにより、例えばWebサイトAで対象店舗に対する新規予約が受け付けられた場合、当該WebサイトAを管理するWebサーバ装置13aは、予め登録されている当該ユーザ及び予約一元管理装置12のメールアドレスに対して電子メールを送信する。なお、WebサイトAで予約の変更及び予約のキャンセルが受け付けられた場合についても同様に、その旨を通知するための電子メールが当該ユーザ及び予約一元管理装置12に送信される。ここでは、WebサイトA(Webサーバ装置13a)について説明したが、WebサイトB(Webサーバ装置13b)についても同様である。
予約一元管理装置12は、制御部21、記憶部31を含む。記憶部31は、席タイプ管理データベース(以下、データベースを「DB」と称する。)32、媒体連携管理DB33、予約管理DB34、在庫管理DB35、予約受付制限管理DB36を格納する。
席タイプ管理DB32は、店舗別の席タイプ情報(卓の収容人数、卓の設置環境(個室か非個室等)、席種別(座敷、テーブル、掘りごたつ)等)を格納するデータベースである。媒体連携管理DB33は、予約一元管理装置12で取り扱う店舗の予約を受け付ける媒体が登録されるデータベースである。予約管理DB34は、店舗別の予約された席(卓)に関する情報を格納するデータベースである。在庫管理DB35は、席タイプ情報に対応する席(卓)についての最大予約可能卓数、予約済卓数、予約可能数(卓の残数(卓の在庫))等を含む情報を格納するデータベースである。予約受付制限管理DB36は、時間帯毎に予約を受け付ける件数を管理するデータベースである。
制御部21は、本実施形態におけるプログラムを読み出して実行することにより、席タイプ・媒体連携設定部22、メール取得部23、メール解析部24、予約処理部25、媒体更新制御部26、予約受付調整部27として機能する。
席タイプ・媒体連携設定部22は、店舗内の実際の卓(または席)の数や卓(または席)の種別(テーブル席、座敷、掘りごたつ等)を席タイプとして登録する画面(席タイプ登録画面)、掲載したい媒体のWebサイトに掲載するための画面(媒体連携画面)、卓の在庫等を登録する画面(在庫登録画面)、及び予約を受け付ける際の条件(予約受付制限情報)を登録する画面(予約受付調整画面)を生成し、店舗端末15の表示部に表示する。
席タイプ・媒体連携設定部22は、店舗端末15を用いて店舗担当者により、席タイプ登録画面に入力された情報を席タイプ管理DB32に登録したり、媒体連携画面に入力された情報を媒体連携管理DB33に登録したり、入力されたデフォルトの卓在庫等を在庫管理DB35に登録したりする。
メール取得部23は、WebサイトAで新規予約、予約の変更、及び予約のキャンセルが受け付けられた場合にWebサーバ装置13aから送信される電子メールを受信する。なお、WebサイトBで新規予約予約の変更及び予約のキャンセルが受け付けられた場合についても同様に、メール取得部23は、Webサーバ装置13bから電子メールを受信する。
メール解析部24は、媒体連携管理DB33を用いて、受信した電子メールの送信元媒体を解析する。この例では、メール解析部24は、受信した電子メールの送信元媒体はWebサーバ装置13aと解析される。さらに、メール解析部24は、電子メールの内容を解析する。メール解析部24は、解析結果に基づいて、電子メールの内容が新規予約、予約の変更または予約のキャンセルであるかを特定する。
予約処理部25は、特定された電子メールの内容に基づいて、席タイプ管理DB32及び媒体連携管理DB33を参照し、予約管理DB34、在庫管理DB35、及び予約受付制限管理DB36を更新(予約情報の新規登録、予約情報の削除を含む。)する。
なお、記憶部31には、Webサーバ装置13a及び13bによって管理されているWebサイトA及びBの各々にログインするための情報(以下、ログイン情報と表記)が格納されている。このログイン情報には、ログインID及びパスワードが含まれる。
媒体更新制御部26は、記憶部31に格納されているログイン情報を取得する。そして、媒体更新制御部26は、Webサーバ装置13a及び13bにアクセスし、その取得したログイン情報を順次使用してWebサイトA及びBにログインする。媒体更新制御部26は、席タイプ・媒体連携設定部22からの指示に基づいて、対応する媒体のWebサーバ装置13a,13bに格納されている席タイプ情報44a,44bを登録・更新・削除を行う。また、媒体更新制御部26は、席タイプ・媒体連携設定部22からの指示に基づいて、新規予約、予約の変更及び予約のキャンセルを受け付けたWebサーバ装置13a以外のWebサーバ装置13の在庫情報45を、新規登録・更新・削除する。
予約受付調整部27は、予約受付制限管理DB36を参照し、予約を受け付けた時間帯の予約が予約受付最大数に達した場合、媒体更新制御部26に各Webサーバ装置13へアクセスさせ、各Webサーバ装置13においてその時間帯の予約の受付を中止させる。例えば、予約受付調整部27は、媒体更新制御部26を介して、Webサーバ装置13の在庫情報45のうちその時間帯に対応する在庫情報を一時的に更新して、予約可能な卓数を0にしてもよい。
図4は、本実施形態における予約一元管理装置12により管理されているデータベースのデータ構造の一例を示す図である。図4(A)は席タイプ管理DB32のデータ構造を示し、図4(B)は媒体連携管理DB33のデータ構造を示し、図4(C)は予約管理DB34のデータ構造を示し、図4(D)は在庫管理DB35のデータ構造を示し、図4(E)は予約受付制限管理DB36のデータ構造を示す。
席タイプ管理DB32は、「店舗ID」、「席タイプID」、「卓番号」、「連結フラグ」、「卓構成ユニット」、「収納人数」、「部屋タイプ」、「席種別」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗を識別する識別情報(店舗ID)が格納される。項目「席タイプID」には、席タイプを識別する識別情報が格納される。項目「卓番号」には、卓を特定する番号が格納される。項目「連結フラグ」には、単体の卓を組み合わせてより大人数が座れるように連結席を設定する場合に設定されるフラグであり、単体の席の場合には連結フラグ=0が設定され、連結席の場合には連結フラグ=1が設定される。項目「卓構成ユニット」には、その卓を構成する卓の卓番号が設定され、単体席の場合にはその卓番号と同一の卓番号が設定され、連結席の場合にはその連結席を構成する卓の卓番号が設定される。項目「収納人数」には、その卓の収容人数が設定される。項目「部屋タイプ」には、その卓が設置されている環境(個室、オープン(非個室)等)に関する情報が設定される。項目「席種別」には、その卓がテーブル席か座敷かまたは掘りごたつか等が設定される。
媒体連携管理DB33は、「店舗ID」、「席タイプID」、「媒体A」、「媒体B」、・・・等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗を識別する識別情報(店舗ID)が格納される。項目「席タイプID」には、席タイプを識別する識別情報が格納される。項目「媒体A」、項目「媒体B」等には、媒体毎にその媒体のWebサイト上で掲載する席タイプが設定される。
予約管理DB34は、「店舗ID」、「予約日」、「時間帯」、「席タイプID」、「予約経路」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗を識別する識別情報(店舗ID)が格納される。項目「予約日」には、予約された日付が設定される。項目「時間帯」には、予約された日付における予約の時間帯が設定される。項目「席タイプID」には、席タイプを識別する識別情報が格納される。項目「予約経路」には、予約を受け付けた媒体名(Webサイト名)が格納される。
在庫管理DB35は、「店舗ID」、「席タイプID」、「日付」、「時間帯」、「最大予約可能卓数」、「予約済卓数」、「予約可能卓数」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗を識別する識別情報(店舗ID)が格納される。項目「席タイプID」には、席タイプを識別する識別情報が格納される。項目「日付」には、日付が格納される。項目「時間帯」には、時間帯が格納される。項目「最大予約可能卓数」には、席タイプIDで特定される卓の予約可能数(上限数)が格納される。項目「予約済卓数」には、席タイプIDで特定される卓の予約済卓数が格納される。「予約可能卓数」には、席タイプIDで特定される卓の最大予約可能卓数から予約済卓数を差し引いた数(残数)が格納される。
予約受付制限管理DB36は、「店舗ID」、「制限時間帯」、「予約受付最大件数」、「予約受付件数」、「予約受付可能件数」等のデータ項目を含む。項目「店舗ID」には、店舗を識別する識別情報(店舗ID)が格納される。項目「制限時間帯」には、予約の受付を制限(調整)する時間帯が格納される。項目「予約受付最大件数」には、その時間帯において受け付ける予約の最大件数が格納される。項目「予約受付件数」には、その時間帯において受け付けた予約の件数が格納される。
以下では、席タイプ管理DB32に登録する情報を席タイプ情報といい、媒体連携管理DB33に登録する情報を媒体連携情報といい、予約管理DB34に登録する情報を予約情報といい、在庫管理DB35に登録する情報を在庫情報といい、予約受付制限管理DB36に登録する情報を予約受付制限情報という。
なお、本実施形態の予約では、同一の席タイプについて時間帯ごとに在庫と紐づけを行うことができる。例えば媒体Aを介してある席タイプについて「17:00〜20:59」が在庫分全て予約されたとしても、その席タイプと同一の席タイプについて、さらに、「21:00〜23:59」の時間帯で予約することができる。
次に、同一の席タイプの在庫に関して、既に予約された時間帯と一部または全部が重複する場合の在庫管理について説明する。例えば、同一の席タイプ(例えば、4名テーブル)について、18時〜22時について4名テーブル(通し)で設定することも、18時〜20時について4名テーブル(前)で設定することも、20時〜22時について4名テーブル(後)で設定することもできる。これら3つの設定内容は併存することができる。この場合、その席タイプについて予約を受け付けた場合の在庫(デフォルトは在庫5であるとする。)の更新状況は次のようになる。
例えば、予約例パターン1として「〇〇様(4名) 18:00〜19:59」の予約を受け付けた場合、予約一元管理装置12は、4名テーブル(前)の在庫(5卓)から1減らし、4名テーブル(通し)の在庫(5卓)1減らす。
また、例えば、予約例パターン2として「〇〇様(4名) 19:00〜20:59」の予約を受け付けた場合、予約一元管理装置12は、4名テーブル(前)の在庫(5卓)から1減らし、4名テーブル(後)の在庫(5卓)から1減らし、4名テーブル(通し)の在庫(5卓)1減らす。
次に、本実施形態における、所定の時間帯について予約件数を制限することについて、図5を用いて説明する。
図5は、本実施形態における予約受付画面での予約受付制限の一例を示す図である。図5の予約受付画面は、各媒体が提供するWebサイトにおける予約用入力フォームであり、媒体毎にそのデザイン等は異なる。ここでは、図5(A)〜(C)に示すデザインの異なる予約受付画面についての予約受付制限について説明する。ここでは、16:00〜16:59の時間帯が予約の受付が制限されている時間帯であるとする。
ユーザは、ユーザ端末14を操作してWebサイトAにアクセスし、所定の店を選択して、2020年11月1日、16:00から4名で予約するために予約受付画面51(51a,51b,51c)に開く。
図5(A)の場合では、ユーザは、ユーザ端末14を操作して、予約受付画面51aにおいて、日にち53aに「2020/11/1」、時間54に「16:00」に人数55aに「4名」を入力し、「予約」ボタン52aをタップする。すると、「その時間帯は予約できません。」旨のメッセージ55がポップアップ表示される。ユーザは、ユーザ端末14を操作して「OK」ボタンをタップし、再度、予約情報を入力し直す。
図5(B)の場合では、ユーザは、ユーザ端末14を操作して、予約受付画面51bにおいて、日にち53bを入力すると、予約時間帯枠表示欄54bに、その日の予約枠が時間帯毎に表示される。ユーザは、予約時間帯枠表示欄54bに表示された枠から、予約したい時間帯を選択し、予約ボタン52bをタップする。このとき、「16:00」及び「16:30」の枠(ハッチングされた部分)は選択することができない。
図5(C)の場合では、ユーザは、ユーザ端末14を操作して、予約受付画面51cにおいて、日にち53cを入力すると、予約時間帯枠表示欄54cに、その日の予約枠が時間帯毎に表示される。各予約枠には、予約可能な場合「〇」が表記され、予約不可の場合「×」が表記される。ユーザは、予約時間帯枠表示欄54cに表示された枠から、予約したい時間帯を選択し、予約ボタン52cをタップする。このとき、「16:00」及び「16:30」の枠(「×」の表記)は選択することができない。
図6は、本実施形態における初期設定時のシーケンス図である。店舗担当者は、店舗端末15に、上述した席タイプ登録画面、媒体連携画面、在庫登録画面及び予約受付調整画面を表示させて、席タイプ情報、媒体連携情報、在庫情報、予約受付制限情報を入力する(S1)。予約受付調整画面では、店舗担当者は、店舗ID,予約の受付を制限する時間帯、及びその時間帯における予約受付最大件数を入力する。予約一元管理装置12は、入力された席タイプ情報、媒体連携情報、在庫情報、予約受付制限情報を取得する。
予約一元管理装置12は、入力された席タイプ情報、媒体連携情報、在庫情報、予約受付制限情報に基づいて、席タイプ管理DB32、媒体連携管理DB33、在庫管理DB35、予約受付制限管理DB36を更新(新規追加)する(S2)。
予約一元管理装置12は、媒体連携情報及びWebサーバ装置13のログイン情報に基づいて、対応する媒体のWebサーバ装置13にログインする(S3)。予約一元管理装置12は、媒体連携情報に基づいて、席タイプ情報及び在庫情報を、ログインしたWebサーバ装置13に登録する(S4)。
図7は、本実施形態における予約受付時のシーケンス図である。ユーザは、ユーザ端末14を用いて、媒体AのWebサイトAにアクセスし、予約画面にて対象の店舗を選択し、予約情報(予約日、時間帯、席タイプ、人数等)を入力する(S11)。
Webサーバ装置13aは、入力された予約情報に基づいて、記憶部43aに格納された在庫情報45aから、入力された席タイプの在庫を減らす(S12)。Webサーバ装置13aは、入力された予約情報及び予約経路(予約を受け付けた媒体名)を含む電子メールを生成し、予約一元管理装置12に送信する(S13)。
予約一元管理装置12は、受信した電子メールを解析し、解析結果に基づいて、予約情報及び予約経路の内容を認識し、予約管理DB34を更新(新規追加)し、さらに在庫管理DB35から予約情報に含まれる席タイプの在庫を減らす(S14)。
予約一元管理装置12は、予約情報から席タイプ情報を判別し、媒体連携管理DB33からその席タイプ情報に対応する媒体(Webサイト)を特定し、各Webサイトのログイン情報を使用してWebサーバ装置13a以外の、特定したWebサイトのWebサーバ装置(ここでは、Webサーバ装置13b)へログインする(S15)。
ログイン後、予約一元管理装置12は、更新した在庫管理DB35に基づいて、ログインしたWebサーバ装置13bに格納されている在庫情報45を更新する(S16,S17)。
さらに、予約一元管理装置12は、予約情報の予約日時に基づいて、予約受付制限管理DB36を更新し、その結果、その予約日時の属する時間帯において予約件数が予約受付最大件数に達した場合には、各Webサーバ装置13にその時間帯の予約の受付を中止させる。予約一元管理装置12は、Webサーバ装置13aには、ログイン後、その時間帯の予約の受付を中止させる。
図8は、本実施形態における予約情報の実績化及び在庫の解放シーケンス図である。予約一元管理装置12は、所定の時間が経過する度に、予約管理DB34に基づいて現時点での予約情報の実績化処理を行う。予約情報の実績化処理とは、予約情報の予約日の予約の時間帯が到来した場合に、その予約に対応するユーザが入店したか、またはその予約がキャンセルされたか等の実績化を図る。ここで、実績化された予約情報を実績化情報と称する。これと共に、予約一元管理装置12は、在庫管理DB35について、実績化された予約情報に対応する在庫を開放し、その分在庫を増やす(S21)。
それから、予約一元管理装置12は、ログイン情報を用いて複数のWebサーバ装置13に順次ログインする(S22)。予約一元管理装置12は、S21で更新した実績化情報に基づいて、ログインしたWebサーバ装置13の予約情報の消し込みを行い、在庫管理DB35について、実績化された予約情報に対応する在庫を開放し、その分在庫を増やす(S23、S24)。
図9は、本実施形態における予約を受け付けた場合の予約一元管理装置12の処理フローを示す図である。上述の通り、予約一元管理装置12は、席タイプ・媒体連携設定部22、メール取得部23、メール解析部24、予約処理部25、媒体更新制御部26として機能する。
メール取得部23は電子メールを取得すると(S31)、メール解析部24はその電子メールの内容を解析する(S32)。予約処理部25は、解析結果に基づいて、予約の対象となる店舗を判別し(S33)、その予約を受け付けた媒体(Webサーバ装置13)を判別する(S34)。
予約処理部25は、予約管理DB34、在庫管理DB35に基づいて、配席処理を行う(S35)。配席処理では、予約処理部25は、予約情報から、席タイプ、来店人数をチェックする。予約処理部25は、席タイプ管理DB32と在庫管理DB35から、予約日に配席可能(予約可能)な席タイプの在庫に対応する席(卓)情報を抽出し、抽出した席情報から今回受け付けた予約の時間帯と一部又は全部が被っている席タイプに紐付いている席パターンを洗い出す。
予約処理部25は、予約管理DB34を参照し、洗い出した席パターンのうち、予約が入っていない席パターンを特定する。予約処理部25は、特定した席パターンが1つの場合、その特定した席パターンに対応する席(卓)に今回受け付けた予約情報を配席する。特定した席パターンが複数の場合、予約処理部25は、予め決められた優先順位に従って、その特定した席パターンから1つの席パターンを特定し、その特定した1の席パターンに対応する席(卓)に今回受け付けた予約情報を配席する。
それから、予約処理部25は、予約管理DB34を更新することにより、予約情報及び予約経路を予約管理DB34に登録する。また、予約一元管理装置12は、在庫管理DB35を更新することにより、予約情報に応じた卓(または席)の在庫を減らす(S36)。
S36では、まず、予約処理部25は、予約管理DB34に予約情報を登録する。予約処理部25は、席タイプ管理DB32と予約管理DB34に基づいて、在庫管理DB35から、媒体と紐づけられた席タイプのうち、予約時間帯の一部または全部と重複する席タイプを抽出する。予約処理部25は、抽出した席タイプの在庫それぞれから、予約分を減らす。
媒体更新制御部26は、媒体連携管理DB33を参照し、予約情報に対応する席タイプが掲載されたWebサイト(媒体情報)を取得する。それから、媒体更新制御部26は、取得した媒体情報に基づいて、予約を受け付けた媒体(Webサーバ装置13a)以外の媒体(Webサーバ装置13b,・・・)に対して、在庫情報の更新を指示する(S37)。
さらに、予約受付調整部27は、予約受付制限処理を行う(S38)。予約受付調整部27は、予約情報の予約日時に基づいて、予約受付制限管理DB36を更新する。その結果、その予約日時の属する時間帯において予約件数が予約受付最大件数に達した場合には、予約受付調整部27は、各Webサーバ装置13にその時間帯の予約の受付を中止させる。予約一元管理装置12は、Webサーバ装置13aには、ログイン後、その時間帯の予約の受付を中止させる。S38の処理については、図10にて詳述する。
図10は、予約受付制限処理(S38)の詳細な処理を示すフローチャートである。予約受付調整部27は、予約受付制限管理DB36を用いて、その予約情報の予約日時が制限時間帯かをチェックする(S41)。
その予約情報の予約日時が制限時間帯に該当しない場合(S42でNO)、本フローは終了する。その予約情報の予約日時が制限時間帯に該当する場合(S42でYES)、予約受付調整部27は、予約受付制限管理DB36を更新する(S43)。すなわち、予約受付調整部27は、予約受付制限管理DB36からその制限時間帯を含む予約受付制限情報の「予約受付件数」に「+1」を加算する。
予約受付調整部27は、その加算後の「予約受付件数」が「予約受付最大件数」に達したか否かを判定する(S44)。その加算後の「予約受付件数」が「予約受付最大件数」に達していない場合(S44でNO)、本フローは終了する。
その加算後の「予約受付件数」が「予約受付最大件数」に達した場合(S64でYES)、予約受付調整部27は、各Webサーバ装置13に対して、該当する制限時間帯の注文受付の中止を指示する(S45)。このとき、予約受付調整部27は、各Webサーバ装置13に対して、各Webサーバ装置13の有する在庫情報45(45a,45b)のうち、該当する制限時間帯に対応する時間帯の在庫情報の予約可能卓数を、一時的に「0」にするように指示を行ってもよい。
これにより、店舗において、店舗スタッフが少ない時間帯に無造作に予約が受け付けられることを防ぐと共に、店舗が予約開始可能時間に合わせてリソースキャパシティーを調整できる。
なお、本実施形態では、時間帯に応じて予約の受付件数を制限したが、これに限定されず、例えば、16時以降は予約の受付件数は2件、17時以降は予約の受付件数は3件というように予約受付の制限を開始する時刻を設定するようにしてもよい。
また、各時間帯における店舗スタッフの人数に応じて、予約の受付件数を制限してもよい。例えば、店舗スタッフ1人当たり対応可能な予約受付件数を見積もっておき、その時間帯に出勤する店舗スタッフの人数に応じて予約の受付件数を制限してもよい。これにつては、図11を用いて説明する。
図11は、本実施形態の変形例における初期設定時のシーケンス図である。図11は、図6のシーケンス図のS1及びS2を、S1a及びS2a,S2b,S2cに置き換えたものである。
店舗担当者は、店舗端末15に、上述した席タイプ登録画面、媒体連携画面、在庫登録画面及び予約受付調整画面を表示させて、席タイプ情報、媒体連携情報、在庫情報、勤務シフト情報を入力する(S1)。勤務シフト情報は、例えば、月別勤務シフト情報であって、時間帯毎に出勤する店舗スタッフの人数を含む。
予約受付調整画面では、店舗担当者は、店舗ID及び、勤務シフト情報を登録する。予約一元管理装置12は、入力された席タイプ情報、媒体連携情報、在庫情報、店舗ID及び勤務シフト情報を取得する。
予約一元管理装置12は、取得された席タイプ情報、媒体連携情報、在庫情報に基づいて、席タイプ管理DB32、媒体連携管理DB33、在庫管理DB35を更新(新規追加)する(S2a)。
また、予約一元管理装置12(予約受付調整部27)は、取得された勤務シフト情報に基づいて、予約受付最大件数を算出する(S2b)。ここで、店舗スタッフ1人当たり対応可能な予約受付件数が例えば、3件とする。勤務シフト情報が
16:00〜16:59 店舗スタッフ:1名
17:00〜17:59 店舗スタッフ:2名
の場合、予約一元管理装置12(予約受付調整部27)は、
16:00〜16:59 予約受付最大件数:3件
17:00〜17:59 予約受付最大件数:6件
と算出する。なお、店舗スタッフ1人当たり対応可能な予約受付件数は一律でなくてもよい。例えば、店舗スタッフ1人当たり対応可能な予約受付件数は店舗スタッフの能力や経験等により異なるので、店舗スタッフ1人当たり対応可能な予約受付件数を個別に決定してもよい。例えば16:00〜16:59の時間帯において、出勤している店舗スタッフがAとBであって、店舗スタッフAの対応可能な予約受付件数が5件、店舗スタッフBの対応可能な予約受付件数が3件である場合、16:00〜16:59の時間帯の予約受付最大件数を8件としてもよい。
その後、予約一元管理装置12(予約受付調整部27)は、算出した予約受付最大件数を予約受付制限管理DB36に時間帯毎に登録する(S2c)。
それから、予約一元管理装置12は、媒体連携情報及びWebサーバ装置13のログイン情報に基づいて、対応する媒体のWebサーバ装置13にログインする(S3)。予約一元管理装置12は、媒体連携情報に基づいて、席タイプ情報及び在庫情報を、ログインしたWebサーバ装置13に登録する(S4)。
これにより、各時間帯における店舗スタッフの出勤人数に応じて予約の受付件数を調整することができる。また、予約の受け付け件数を調整することにより、店舗の繁忙時間前の時間帯の人員の調整も容易になるので、リソースキャパシティーを調整できる。
図12は、本実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。コンピュータ61は、予約一元管理装置12であってもよいし、Webサーバ装置13であってもよいし、ユーザ端末14であってもよいし、店舗端末15であってもよい。コンピュータ61は、CPU62、ROM63、RAM64、記憶装置65、入力I/F66、出力I/F67、通信I/F68、読取装置69、バス70によって構成されている。
ここで、CPUは、中央演算装置を示す。ROMは、リードオンリメモリを示す。RAMは、ランダムアクセスメモリを示す。I/Fは、インターフェースを示す。バス70には、CPU62、ROM63、RAM64、記憶装置65、入力I/F66、出力I/F67、通信I/F68、及び必要に応じて読取装置69が接続されていてもよい。
CPU62は、記憶装置65から本実施形態に係るプログラムを読み出し、例えば予約一元管理装置12として機能する場合には、席タイプ・媒体連携設定部22、メール取得部23、メール解析部24、予約処理部25、媒体更新制御部26、予約受付調整部27として当該プログラムを実行する。ROM63は、読み出し専用のメモリを示す。RAM64は、一時的に記憶するメモリである。
記憶装置65は、大容量の情報を記憶する装置である。記憶装置65としては、ハードディスク、ソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリカードなど様々な形式の記憶装置を使用することができる。記憶装置65には、本発明の実施形態に係るプログラムや、記憶部31に格納されている各種データが記憶されている。
入力I/F66は、キーボード、マウス、電子カメラ、ウェブカメラ、マイク、スキャナ、センサ、タブレット、タッチパネル、情報読取装置等の入力装置と接続することが可能である。また、出力I/F67は、ディスプレイ、タッチパネル、プロジェクタ、プリンタ、スピーカ等の出力装置と接続することが可能である。
通信I/F68は、通信ネットワークと接続して他の装置と通信するためのポート等のインターフェースである。通信ネットワークは、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、専用線、有線、無線等の通信網であってよい。読取装置69は、可搬型記録媒体を読み出す装置である。
上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、プログラム提供者側から通信ネットワークおよび通信I/F68を介して、例えば記憶装置65に格納されてもよい。また、上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、市販され、流通している可搬型記憶媒体に格納されていてもよい。この場合、この可搬型記憶媒体は読取装置69にセットされて、CPU62によってそのプログラムが読み出されて、実行されてもよい。可搬型記憶媒体としてはCD−ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ICカード、USBメモリ装置、半導体メモリカードなど様々な形式の記憶媒体を使用することができる。このような記憶媒体に格納されたプログラムが読取装置69によって読み取られる。
また、当該プログラムは、スタンドアローン型のコンピュータにインストールされてもよいし、クラウドコンピュータによりインストールされて機能のみをユーザに提供してもよい。
本実施形態によれば、店舗の予約受付において、受け付ける予約の件数を調整することができる。また、新人研修や店舗内の作業のために予約を制限し、繁忙時間前の業務時間を効率的に利用することができる。
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
1 予約一元管理装置
2 取得部
3 予約処理部
4 更新制御部
5 格納部
6 Webサーバ装置
11 予約管理システム
12 予約一元管理装置
13(13a,13b) Webサーバ装置
14 ユーザ端末
15 店舗端末
16 通信ネットワーク
21 制御部
22 席タイプ・媒体連携設定部
23 メール取得部
24 メール解析部
25 予約処理部
26 媒体更新制御部
27 予約受付調整部
31 記憶部
32 席タイプ管理DB
33 媒体連携管理DB
34 予約管理DB
35 在庫管理DB
36 予約受付制限管理DB
41a,41b 受付部
42a,42b 在庫更新部
43a,43b 記憶部

Claims (5)

  1. 卓または席を予約対象として予約を受け付けるWebサイトを管理する複数のWebサーバ装置と通信可能な予約受付制御装置であって、
    前記予約対象に対応する在庫に関する単位時間別の在庫管理情報と、予約を制限する予約制限時間帯と該予約制限時間帯における予約受付最大件数と該予約制限時間帯において受け付けた予約の件数とを管理する予約受付制限管理情報とを格納する格納部と、
    前記複数のWebサーバ装置のうちのいずれかのWebサーバ装置から、予約日、予約時刻を含む予約情報を受け付ける予約受付部と、
    受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて、前記在庫管理情報を更新し、前記複数のWebサーバ装置に対して、該複数のWebサーバ装置のそれぞれが管理する在庫管理情報を更新するように制御する予約処理部と、
    前記受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて前記予約受付制限管理情報を更新し、更新された前記予約受付制限管理情報に基づいて、前記複数のWebサーバ装置に対して前記時間帯の予約の受け付けを停止するように制御する予約受付制御部と、
    を備えることを特徴とする予約受付制御装置。
  2. 前記予約受付制御部は、予め登録された時間帯に応じた予約受付最大件数に基づいて、受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数が、前記時間帯における前記予約受付最大件数に達した場合、前記複数のWebサーバ装置に対して前記時間帯の予約の受け付けを停止するように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の予約受付制御装置。
  3. 前記予約受付制御部は、さらに、
    店舗のスタッフの時間帯毎の人数に応じて、前記時間帯に応じた予約受付最大件数を決定し、決定した時間帯に応じた予約受付最大件数に基づいて、受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数が、前記時間帯における前記予約受付最大件数に達した場合、前記複数のWebサーバ装置に対して前記時間帯の予約の受け付けを停止するように制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の予約受付制御装置。
  4. 卓または席を予約対象として予約を受け付けるWebサイトを管理する複数のWebサーバ装置と通信可能なコンピュータに、
    前記複数のWebサーバ装置のうちのいずれかのWebサーバ装置から、予約日、予約時刻を含む予約情報を受け付け、
    受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて、格納部に格納された前記予約対象に対応する在庫に関する単位時間別の在庫管理情報を更新し、前記複数のWebサーバ装置に対して、該複数のWebサーバ装置のそれぞれが管理する在庫管理情報を更新し、
    前記受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて、予約を制限する予約制限時間帯と該予約制限時間帯における予約受付最大件数と該予約制限時間帯において受け付けた予約の件数とを管理する予約受付制限管理情報を更新し、更新された前記予約受付制限管理情報に基づいて、前記複数のWebサーバ装置に対して前記時間帯の予約の受け付けを停止するように制御する、
    処理を実行させることを特徴とする予約受付制御プログラム。
  5. 卓または席を予約対象として予約を受け付けるWebサイトを管理する複数のWebサーバ装置と通信可能なコンピュータが、
    前記複数のWebサーバ装置のうちのいずれかのWebサーバ装置から、予約日、予約時刻を含む予約情報を受け付け、
    受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて、格納部に格納された前記予約対象に対応する在庫に関する単位時間別の在庫管理情報を更新し、前記複数のWebサーバ装置に対して、該複数のWebサーバ装置のそれぞれが管理する在庫管理情報を更新し、
    前記受け付けた予約情報の前記予約時刻に対応する時間帯に受付可能な予約件数に応じて、予約を制限する予約制限時間帯と該予約制限時間帯における予約受付最大件数と該予約制限時間帯において受け付けた予約の件数とを管理する予約受付制限管理情報を更新し、更新された前記予約受付制限管理情報に基づいて、前記複数のWebサーバ装置に対して前記時間帯の予約の受け付けを停止するように制御する
    処理を実行することを特徴とする予約受付制御方法。


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