JP6923376B2 - 半嵌合防止コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、半嵌合防止機能を備えた半嵌合防止コネクタに関する。
この種の半嵌合防止コネクタとして、図6と図7に示すものが知られている。この半嵌合防止コネクタ1は、図6と図7に示すように、雌ハウジング3に雌端子4を有すると共に、雌ハウジング3の外側に係止突起3aを有する雌コネクタ2と、雄ハウジング6に雄端子7を有すると共に、雌コネクタ2に嵌合した際に、係止突起3aに係止されロック突部6b付きのロックアーム6aを有する雄コネクタ5と、雌ハウジング3の円環状のバネ収容部3A内に設けられ、雌,雄コネクタ2,5の嵌合時に雄ハウジング6の円筒状のフード部6Aの先端に押圧されて弾性変形し、雌,雄コネクタ2,5の半嵌合時に雌,雄コネクタ2,5を離間させる大径の圧縮コイルバネ8と、を備えている。尚、図6及び図7中符号9は、バネ抜け防止のためのバネ止め部材である。
そして、半嵌合(中途嵌合)を防止するために、圧縮コイルバネ8の反発力を雌,雄コネクタ2,5の離脱力以上とすることで、雌コネクタ2の係止突起3aと雄コネクタ5のロックアーム6aのロック突部6bとが係止するまで、圧縮コイルバネ8の反発力(復元力)により雌端子4と雄端子7が接触しない状態まで押し戻され、雌,雄コネクタ2,5の半嵌合において雌端子4と雄端子7が導通しないようになっている。
特開平9−129313号公報
しかしながら、前記従来の半嵌合防止コネクタ1では、半嵌合防止用の圧縮コイルバネ8を収容するバネ収容部3Aの長さ、直径を大きくする必要があり、コネクタ全体が大型化し、その取扱い性が悪かった。また、大型サイズのコネクタの場合、嵌合時のコネクタ挿入力が大きくなるため、嵌合作業性が悪かった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、半嵌合を防止することができ、かつ、コネクタ全体の小型化及び取扱い性の向上を図ることができる半嵌合防止コネクタを提供することを目的とする。
本発明は、半嵌合を防止する機能を備えた半嵌合防止コネクタであって、一方の端子とロック部及び先端外側に設けられた磁力がある磁性体を有する一方のコネクタと、前記一方のコネクタに嵌合した際に前記ロック部が係止される係止部と他方の端子を有する共に反発用及び嵌合用の磁力がある各磁性体を先端内側及び奥の内側にそれぞれ有する他方のコネクタと、を備え、前記一方のコネクタのロック部が前記他方のコネクタの係止部に係止されるまでの前記両コネクタの半嵌合時に前記一方のコネクタの磁性体と前記他方のコネクタの反発用の磁性体の同極性の磁力による反発力が働くようにし、かつ、前記両コネクタの嵌合時に前記一方のコネクタの磁性体と前記他方のコネクタの嵌合用の磁性体の異極性の磁力による吸着力が働くようにし、前記両コネクタの嵌合完了の際に、前記一方のコネクタの磁性体と前記嵌合用の磁性体の吸着力及び前記反発用の磁性体の反発力の相乗力によって完全な嵌合状態を保持するようにしたことを要旨とする。
また、本発明の半嵌合防止コネクタは、前記一方のコネクタの磁性体と前記他方のコネクタの反発用の磁性体は、同極性の磁力を有する磁石からなり、前記一方のコネクタの磁性体と前記他方のコネクタの嵌合用の磁性体は、異極性の磁力を有する磁石からなることを特徴とする。
本発明によれば、半嵌合防止用のバネ部材の代わりに同極性と異極性の磁力を有する磁性体を用いることで、従来のようなバネ部材を収容する部分が不要となり、その分、構造の簡素化を図ることができる。この構造の簡素化により、コネクタ全体の小型化及び取扱い性の向上を図ることができる。また、磁性体の反発力及び吸着力の相乗力によって確実な完全嵌合状態の保持が可能となる。
本発明の一実施形態の半嵌合防止コネクタの要部を断面で示す斜視図である。 上記半嵌合防止コネクタの嵌合前の状態を示す断面図である。 上記半嵌合防止コネクタの嵌合初期の状態を示す断面図である。 上記半嵌合防止コネクタの嵌合途中の状態を示す断面図である。 上記半嵌合防止コネクタの嵌合完了状態を示す断面図である。 従来の半嵌合防止コネクタの嵌合前の状態を示す説明図である。 上記従来の半嵌合防止コネクタの嵌合完了の状態を示す説明図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態の半嵌合防止コネクタの要部を断面で示す斜視図、図2は同コネクタの嵌合前の状態を示す断面図、図3は同コネクタの嵌合初期の状態を示す断面図、図4は同コネクタの嵌合途中の状態を示す断面図、図5は同コネクタの嵌合完了状態を示す断面図である。
図1〜図5に示すように、半嵌合防止コネクタ10は、硬質合成樹脂製の雌ハウジング21の円筒状の内側ハウジング22内に複数の雌端子(一方の端子)25と円筒状の内側ハウジング22の先端外側に磁力を有した磁石(磁性体)28を有し、円筒状の外側ハウジング24の上下部に一対のロックアーム27,27を有する雌コネクタ(一方のコネクタ)20と、硬質合成樹脂製の雄ハウジング31の円筒状のフード部32の先端外側の上下にロックアーム27のロック突起(ロック部)27aが係止・離脱される係止突起(係止部)37aを有すると共に、円筒状のフード部32の先端内側に例えばN極の磁性を有した円環状の反発用磁石(反発用の磁性体)38を有し、かつ、円筒状のフード部32の嵌合面としての隔壁33の中央に複数の雄端子(他方の端子)35を有すると共に、隔壁33の外周側(奥の内側)に例えばS極の磁性を有した円環状の嵌合用磁石(嵌合用の磁性体)39を有する雄コネクタ(他方のコネクタ)30と、を備えている。
雌コネクタ20の円筒状の内側ハウジング22と円筒状の外側ハウジング24を仕切る円板状の隔壁23の中央部の回りには、複数の円筒状の雌端子25を突設してある。この雌端子25は隔壁23に一体突出形成された仕切板23aにより仕切られている。さらに、各雌端子25には電線26が接続されている。
また、雌ハウジング21の外側ハウジング24の上下部には、各一対のスリット24a,24aを形成してあり、この各一対のスリット24a,24a間には、先端にロック突起27aを有した一対のロックアーム27,27を撓み変形自在に一体突出形成してある。
さらに、雌ハウジング21の円筒状の内側ハウジング22の先端外側には、円環状の切欠き部22aを形成してあり、この円環状の切欠き部22aには、例えばN極の磁性を有した円柱状の磁石(磁性体)28を取り付けてある。
雄コネクタ30の円筒状のフード部32の外周面の上下部には、ロックアーム27のロック突起27aが接触して摺動する長溝凹状のロックアーム接触部37をそれぞれ形成してある。この各長溝凹状のロックアーム接触部37の先端側には、ロックアーム27のロック突起27aが係止・離脱される係止突起37aを形成してある。
また、雄ハウジング31の円筒状のフード部32の先端内側には、円環状の切欠き部32aを形成してあり、この円環状の切欠き部32aには、例えばN極の磁性を有した円環状の反発用磁石38を取り付けてある。そして、図3及び図4に示すように、雌コネクタ20のロック突起27aが雄コネクタ30の係止突起37aに係止されるまでの両コネクタ20,30の半嵌合(中途嵌合)時に雌コネクタ20の磁石28と雄コネクタ30の反発用磁石38の同極(N極)性の磁力による反発力が働くようになっている。この際、雌コネクタ20の磁石28と雄コネクタ30の反発用磁石38の反発力は、両コネクタ20,30の離脱力より大きくなる(磁石反発力>コネクタ離脱力)ように設定することにより、半嵌合時には、雌,雄コネクタ20,30が分離され、雌端子25と雄端子35が接触しない状態となるようになっている。
また、雄ハウジング31の円筒状のフード部32の円板状の隔壁33の中央部の回りには、複数のピン状の雄端子35を突設してある。各雄端子35には電線36が接続されている。
さらに、雄ハウジング31の円板状の隔壁33の外周の前側には、円環凹溝状の切欠き部33aを形成してあり、この円環凹溝状の切欠き部33aには、例えばS極の磁性を有した嵌合用磁石39を取り付けてある。そして、図5に示すように、雌,雄コネクタ20,30の嵌合時に雌コネクタ20の磁石28と雄コネクタ30の嵌合用磁石39の異極(N極とS極)性の磁力による吸着力が働くようになっている。
以上実施形態の半嵌合防止コネクタ10によれば、図3に示すように、雌コネクタ20と雄コネクタ30の嵌合開始時の中途嵌合状態では、雌ハウジング21に設けた磁石28と雄ハウジング31に設けた反発用磁石38の反発力により、雌,雄コネクタ20,30は雌端子25と雄端子35が接触しない状態まで分離される。
そして、図4に示すように、図3に示す状態から雌ハウジング21の内側ハウジング22と外側ハウジング24の間に雄ハウジング31のフード部32を更に挿入していくと、雌ハウジング21の磁石28は雄ハウジング31の嵌合用磁石39に吸着される。
図5に示すように、雌ハウジング21の磁石28が、雄ハウジング31の反発用磁石38に反発され、嵌合用磁石39に吸着され、雌ハウジング21のロックアーム27のロック突起27aが雄ハウジング31の係止突起37aに係止されることで、完全な嵌合状態を保持することができる。
この完全嵌合状態で、雌ハウジング21の磁石28と雄ハウジング31の嵌合用磁石39吸着力及び反発用磁石38の反発力の相乗力がコネクタ嵌合に必要な保持力を上回る場合、雌ハウジング21のロックアーム27のロック突起27aと雄ハウジング31の係止突起37aとの係止構造を省略することが可能となり、即ち、雌ハウジング21のロックアーム27が不要となって、その分、更なる小型化が可能となる。
このように、磁石28,38,39を用いることで、従来のコネクタに設けられているバネ部材を収容する部分が不要となるため、その分、構造の簡素化を図ることができる。この構造の簡素化により、コネクタ全体を小型化することができ、かつ、その取扱い性を向上させることができる。さらに、磁石28,38,39の磁力によるコネクタ嵌合の保持により、雌ハウジング21にロック突起27aを突設したロックアーム27を設ける必要が無くなり、コネクタ全体の更なる小型化が可能となる。コネクタ全体を小型化することにより、取扱い生が向上する。
また、磁石28,38,39の磁力により、雌ハウジング21内に雄ハウジング31を挿入する作業を補助するため、嵌合直前の挿入力の低減が可能となり、コネクタ嵌合作業性の向上が可能となる。さらに、磁石28,38,39の反発力、吸着力によってより確実な完全嵌合が可能となる。
尚、前記実施形態によれば、N極同士の磁石で反発させたが、S極同士の磁石で反発させるようにしても良い。この場合、嵌合用磁石はN極の磁性を有した磁石となる。また、磁性体として円環状の磁石を用いたが、円柱状や矩形体状の磁石を複数設けても良く、取付位置も外周側に限らす、中央部等の他の箇所でも良い。
10 半嵌合防止コネクタ
20 雌コネクタ(一方のコネクタ)
25 雌端子(一方の端子)
27a ロック突起(ロック部)
28 磁石(磁性体)
30 雄コネクタ(他方のコネクタ)
35 雄端子(他方の端子)
37a 係止突起(係止部)
38 反発用磁石(反発用の磁性体)
39 嵌合用磁石(嵌合用の磁性体)

Claims (2)

  1. 一方の端子とロック部及び先端外側に設けられた磁力がある磁性体を有する一方のコネクタと、
    前記一方のコネクタに嵌合した際に前記ロック部が係止される係止部と他方の端子を有する共に反発用及び嵌合用の磁力がある各磁性体を先端内側及び奥の内側にそれぞれ有する他方のコネクタと、を備え、
    前記一方のコネクタのロック部が前記他方のコネクタの係止部に係止されるまでの前記両コネクタの半嵌合時に前記一方のコネクタの磁性体と前記他方のコネクタの反発用の磁性体の同極性の磁力による反発力が働くようにし、かつ、前記両コネクタの嵌合時に前記一方のコネクタの磁性体と前記他方のコネクタの嵌合用の磁性体の異極性の磁力による吸着力が働くようにし、前記両コネクタの嵌合完了の際に、前記一方のコネクタの磁性体と前記嵌合用の磁性体の吸着力及び前記反発用の磁性体の反発力の相乗力によって完全な嵌合状態を保持するようにしたことを特徴とする半嵌合防止コネクタ。
  2. 請求項1記載の半嵌合防止コネクタであって、
    前記一方のコネクタの磁性体と前記他方のコネクタの反発用の磁性体は、同極性の磁力を有する磁石からなり、
    前記一方のコネクタの磁性体と前記他方のコネクタの嵌合用の磁性体は、異極性の磁力を有する磁石からなることを特徴とする半嵌合防止コネクタ。
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