JP6923058B1 - 衝立型間仕切り、及び衝立型間仕切り用の構成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易に組み立てられると共に、パネル板の高さ調整についての、自由度も操作も簡易な衝立型間仕切りを提供する。【解決手段】衝立型間仕切りは、パネル板1と、そのパネル板1を支持する支柱5と、を有する衝立型間仕切りであって、パネル板1の板厚方向に開口した1又は2以上のネジ止め用の穴2と、支柱5に形成され、支柱5の軸方向に延びる1又は2以上の案内溝と、案内溝に設けられ、案内溝に案内されて軸方向に移動可能な1又は2以上のナット部材と、ネジ止め用の穴2を介してナット部材に螺合するネジ12と、を備える。また、パネル板1の一部に、横方向に延在する横桟が設けられている。横桟は支柱5と同じ構造である。【選択図】図7

Description

本発明は、設置床面に設けられる衝立型間仕切りに関する。この衝立型間仕切りは、例えば、オフィスや店舗で使用され、飛沫防止パネルなどの置き型パーティションを構成する。
衝立型間仕切りとしては、例えば特許文献1に記載の衝立パネルがある。
この衝立パネルは、両側の支柱と上下の横桟とで形成された枠体内に透過性を有するパネル板を装着した構造となっている。
特開2001−11988号公報
ここで、オフィスや店舗に使用される飛沫防止パネルは、通常、設置床面とパネル板との間に上下方向の隙間を設けている。この隙間は、PCの配線や充電コード用、書類の受渡し等のスペースとして利用される。
また、衝立型間仕切りを、飛沫防止用途として使用する場合、座高や椅子の種類などによって、パネル板の高さが変更できることが好ましい。
しかしながら、従来の衝立型間仕切りでは、パネル板の高さの可変が困難で、一度、備え付けると、全体高さや隙間の高さは一定となる。すなわち、従来にあっては、想定外の上記隙間が必要になった場合や、使用状況に応じたパネル板の高さ調整が簡易にできない。
また、飛沫防止パネルには、支柱(支持具)を交換することでパネル板の高さ調整が可能なものもあるが、高さは、支柱の高さに依存することから、高さ調整の自由度が低く、且つ、パネル板を完全に支柱から分離して高さ調整する必要があり、組立て後の運びが容易ではない。
また、特許文献1に記載のような衝立パネルは、幅が大きなパネルを想定しておらず、衝立パネルを大型化するほど矩形の枠構造が大型化するおそれがある。
また、衝立パネルの構成を簡易な構造とするために、パネル板の両側を支柱で支持するだけの簡易構造も考えられる。この場合、パネルの幅が大きくなるほど、パネル板が、幅方向中央部を中心してパネル厚さ方向へ撓み易くなる。この場合、パネル板の板厚を厚くして剛性を稼ぐことも考えられるが、パネル板の重さや透明性の点で不利でとなる。
本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、簡易に組み立てられると共に、パネル板の高さ調整についての自由度も操作も簡易で、しかもパネル板が大型化しても簡易な方法で形状が保持される衝立型間仕切りを提供することを目的とする。
課題解決のために、本発明の実施形態の衝立型間仕切りは、パネル板と、そのパネル板を支持する支柱と、を有する衝立型間仕切りであって、上記パネル板の板厚方向に開口した1又は2以上のネジ止め用の穴と、上記支柱に形成され、支柱の軸方向に延びる1又は2以上の案内溝と、上記案内溝に設けられ、当該案内溝に案内されて上記軸方向に移動可能な1又は2以上のナット部材と、上記ネジ止め用の穴を介して上記ナット部材に螺合するネジと、上記パネル板の面に沿って横方向に延在し、当該パネル板に取り付けられる横桟と、を備えることを要旨とする。
この衝立型間仕切りは、例えば、2以上のパネル板と、そのパネル板を支持するための2以上の支柱と、複数のネジと、又は2以上の横桟と、を有し、上記パネル板には、板厚方向に開口した1又は2以上のネジ止め用の穴が設けられ、上記支柱は、支柱の軸方向に延びる1又は2以上の案内溝と、上記案内溝に設けられ、当該案内溝に案内されて上記軸方向に移動可能な1又は2以上のナット部材と、を備え、上記ネジの軸部は、上記ネジ止め用の穴を介して上記ナット部材に螺合可能であり、上記横桟は、横桟の軸方向に延びる1又は2以上の第2案内溝と、上記第2案内溝に設けられ、当該第2案内溝に案内されて上記軸方向に移動可能な1又は2以上の第2ナット部材と、を備える、衝立型間仕切り用の構成物を組み立てることで構成される。
本発明の態様によれば、パネル板は、支柱に対し、ネジ止めによって簡易に支持される。
また、ナット部材が支柱に沿ってスライド可能となっているので、例えば、ネジによる締結を少し緩めることで、支柱に対するパネル板の高さを自由に調整可能となる。
また、本発明の態様によれば、簡易にパネル板の高さ方向が調整可能となっていても、パネル板が板厚方向への撓みを抑制される、すなわち、パネル板の形状が保持される。
本発明に基づく実施形態に係るパネル板を示す正面図である。 本発明に基づく実施形態に係る支柱を示す斜視図である。 案内溝の断面例を示す図である。 案内溝とナット部材の関係を示す断面図である。 横桟を説明する斜視図である。 本発明に基づく実施形態に係るネジを示す斜視図である。 組み立てた衝立型間仕切りの例を示す斜視図である。 側面板を支柱に組み付ける状態を説明する模式平面図である。 側面板を支柱に組み付ける状態を説明する模式的斜視図である。 正面板を支柱に組み付ける状態を説明する模式平面図である。 正面板を支柱に組み付ける状態を説明する模式的斜視図である。 パネル板の高さ調整の例を説明する図である。 組み立てた衝立型間仕切りのパターン例を示す平面的模式図である。 組み立てた衝立型間仕切りのパターン例を示す平面的模式図である。 組み立てた衝立型間仕切りのパターン例を示す平面的模式図である。 横桟を下部に設けた例を示す斜視図である。 正面板を2枚設けた例を示す正面図である。 天井板を設けた例を示す図である。 重量物を掛けた例を示す図である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態の衝立型間仕切りは、衝立型間仕切り用の構成物を組み立てることで構成される組立て体である。
「構成物」
衝立型間仕切り用の構成物は、図1〜図6に示すように、2以上のパネル板1と、そのパネル板1に支持するための2以上の支柱5と、横桟20と、複数のネジ12と、を有する。
(パネル板1)
本実施形態のパネル板1は、図1に示すように、平面視矩形の板材である。パネル板1の形状は、矩形でなくても良い。図1に示すパネル板は、左右の上端角部を斜めに面取りしている。これによって、パネル板1の角部への人体の接触時の衝撃を緩和する。左右の下端角部についても面取りが成されていても良い。
パネル板1は、光透過性であることが好ましい。パネル板1の材質としては、ガラス、PETG、塩ビ、アクリル等の透明度の高い材質が例示できる。なお、これらの材質で作製したパネル板1の透明度(透過率)は、50〜98%程度となる。
パネル板1として、PETGを使用する場合、塩ビやアクリルに比べて柔軟性があるため、仮に落下等の衝撃が加えられても割れにくい。また、PETGは自己消化性を持つため火災などで他の材質に比べて燃えにくい。
パネル板1の厚みは、例えば2mm以上9mm以下とする。
<ネジ止め用の穴2>
パネル板1の左右両側にネジ止め用の穴2(以下、単純に「穴」とも記載する)が開口している。
また、正面用のパネル板1aの上部には、複数の第2の穴2bが開口している。複数の第2の穴2bは、パネル板1aの左右方向に向けて並ぶように形成されている。第2の穴2bは、横方向に延びるスリット状などの長穴であっても良い。
図1に示す例では、ネジ止め用の穴2がパネル板1の上端部や左右両端部側にそれぞれ設けられ、左右方向の各端部にそれぞれ、2つネジ止め用の穴2が上下に離隔して設けられている。左右両端部側の各端部に設ける穴2aは、1個でも良いが、2以上設けた方が取付けの安定性が良い。
(支柱5)
支柱5は、例えば断面が円形、三角形や矩形などの多角形形状等の形状となっている。本実施形態では、図2に示すように、断面正方形形状の場合を例に挙げて説明する。このとき、支柱5の周方向における一辺の寸法は、例えば20〜80mmとする。
支柱5の高さは、パネル板1の高さよりも高いことが好ましい。
支柱5の材質は、パネル板1を支持可能な剛性を有すれば特に限定はないが、アルミ材や木材が例示できる。
<案内溝6>
支柱5には、軸方向に延びる1又は2以上の案内溝6を有する。案内溝6は、支柱5の周方向に沿って複数箇所に形成されていることが好ましい。この場合、案内溝6は、周方向に沿って等間隔に形成されていることが好ましい。また、同一軸線上に沿って2以上の案内溝6を形成しても良い。また、各面に2以上の案内溝6を形成しても良い。
本実施形態では、支柱5の各面(4面)にそれぞれ案内溝6が形成されている場合を例示している。
案内溝6は、案内溝6に配置したナット部材7が、案内溝6に沿って支柱5の軸方向にスライド(案内)可能な形状であって、ナット部材7が、上記案内方向に直交する方向に変位しても、案内溝6の開口部から抜けない構造となっている。
本実施形態の案内溝6の断面形状は、図3に示す断面図のように、溝の底面6aから支柱5の表面に向かうにつれて左右の幅が広くなる斜面上の側面6bを有して、略台形形状となっている。これによって、ネジを雄ネジの穴10に螺合させる際の安定性が良くなる。
ただし、案内溝6は、溝の開口部では、ナット部材7の表面の左右両側に対向する左右の内向きフランジ部9によって、開口部の幅Dが狭くなって、ナット部材7が抜けない、開口位置での溝幅となっている。すなわち、左右の内向きフランジ部9で構成される溝の開口の幅は、ナット部材7に設けた雌ネジのネジ穴10の穴径及びネジ12の軸部12bの径よりも大きく、且つナット部材7の幅方向の寸法よりも小さくなっている。
また、ナット部材7の雌ネジの穴10が、溝の開口を介して外部から見えるようになっている。
<ナット部材7>
ナット部材7は、案内溝6内に設けられ、当該案内溝6に案内されて支柱5の軸方向(溝の延在方向)に移動可能となっている。
なお、ナット部材7の本体が案内溝6の外側に配置されていても良い、案内溝6によって軸方向に案内可能に案内溝6に取り付けられていればよい。
ナット部材7は、パネル板1の上下で並ぶ穴2の数若しくはそれ以上、各案内溝6に設けることが好ましい。
本実施形態のナット部材7は、断面図である図4に示すように、案内溝6の断面に係合可能な形状、つまり、略台形形状の断面となっていて、案内溝6の底面6a及び側面6bと当接可能部分7Aが樹脂材で構成される。また、内向きフランジ部9の内面に当接可能な部分には、アルミなどの金属板で構成され、該金属板がワッシャを構成する。
これによって、ナット部材7にネジ12を安定して螺合可能となる。
また、ナット部材7の中央部に雌ネジが形成されたネジ穴10が形成されている。ネジ穴10は、ナット部材7の中央を厚さ方向に貫通するように形成され、該ネジ穴10が案内溝6の開口を介して見えるようなっている、ネジ穴10の軸は、支柱5の表面に対して直交するように構成することが好ましい。
また、上記金属板には、ネジ穴10の両側が段差状に上方へ突出していて段差部7Baが形成され、ネジが、案内溝6の開口に嵌り込み可能な形状となっている。
これによって、安定して締結可能となり、より締結後のパネル板1がずれにくくなる。
<樹脂キャップ8(留め具)>
支柱5の軸方向両端部には、樹脂キャップ8が着脱可能に嵌め込まれている。この樹脂キャップ8によって、案内溝6の支柱5の軸方向端部からナット部材7が抜け落ちることが防止されると共に、取扱い時の耐傷性を有する。
このキャップ8を一時的に外すことで、各案内溝6に配置するナット部材7の数を調整することが可能となる。例えば、複数条の案内溝6を形成していても、使用しない案内溝6からナット部材7を外しておいたりすることができる。
(横桟20)
横桟20の構造は、支柱と同じ構造である。ただし、横桟20と支柱5の寸法等は異なっていても良いし同じでも良い。横桟20の長さは、取り付けるパネル板の幅以下とする。
すなわち、横桟20は、図5に示すように、例えば断面が円形、三角形や矩形などの多角形形状等の形状となっている。本実施形態では、図5に示すように、横桟20は断面正方形形状となっている。横桟20の最大の厚みは、例えば20〜40mmとする。その範囲に比べ、薄すぎる場合には、パネル板の撓み抑制効果が小さいおそれがあり、厚すぎる場合には横桟20に圧迫感が出るおそれがあったりパネル転倒時の衝突による衝撃が大きくなったりするおそれがある。
横桟20の材質は、パネル板1を支持可能な剛性を有すれば特に限定はないが、アルミ材や木材が例示できる。
<第2案内溝21>
横桟20には、軸方向に延びる1又は2以上の第2案内溝21を有する。第2案内溝21は、横桟20の周方向に沿って複数箇所に形成されていることが好ましい。この場合、第2案内溝21は、90度間隔など、周方向に沿って等間隔に形成されていることが好ましい。また、同一軸線上に沿って2以上の第2案内溝21を形成しても良い。また、各面に2以上の第2案内溝21を形成しても良い。
本実施形態では、横桟20の各面(4面)にそれぞれ第2案内溝21が形成されている場合を例示している。
第2案内溝21は、第2案内溝21に配置した第2ナット部材22が、第2案内溝21に沿って横桟20の軸方向にスライド(案内)可能な形状であって、第2ナット部材22が、上記案内方向に直交する方向に変位しても、第2案内溝21の開口部から抜けない構造となっている。
本実施形態の第2案内溝21の断面形状は、案内溝と同じ形状であって(図4参照)、溝の底面から横桟20の表面に向かうにつれて左右の幅が広くなる斜面上の側面を有して、略台形形状となっている。これによって、ネジを雄ネジの穴に螺合させる際の安定性が良くなる。
ただし、第2案内溝21は、溝の開口部では、第2ナット部材22の表面の左右両側に対向する左右の内向きフランジ部によって、開口部の幅が狭くなって、第2ナット部材22が抜けない、開口位置での溝幅となっている。すなわち、左右の内向きフランジ部9で構成される溝の開口の幅は、第2ナット部材22に設けた雌ネジのネジ穴の穴径及びネジの軸部の径よりも大きく、且つ第2ナット部材22の幅方向の寸法よりも小さくなっている。
また、第2ナット部材22の雌ネジの穴が、溝の開口を介して外部から見えるようになっている。
<第2ナット部材22>
第2ナット部材22は、第2案内溝21内に設けられ、当該第2案内溝21に案内されて横桟20の軸方向(溝の延在方向)に移動可能となっている。
なお、第2ナット部材22の本体が第2案内溝21の外側に配置されていても良い、第2案内溝21によって軸方向に案内可能に第2案内溝21に取り付けられていればよい。
第2ナット部材22は、パネル板1の横方向に並ぶ穴2の数若しくはそれ以上、各第2案内溝21に設けることが好ましい。
本実施形態の第2ナット部材22は、ナット部材と同じ形状であって(図4参照)、第2案内溝21の断面に係合可能な形状、つまり、略台形形状の断面となっていて、第2案内溝21の底面及び側面と当接可能部分が樹脂材で構成される。また、内向きフランジ部の内面に当接可能な部分には、アルミなどの金属板で構成され、該金属板がワッシャを構成する。
これによって、第2ナット部材22にネジ12を安定して螺合可能となる。
また、第2ナット部材22の中央部に雌ネジが形成されたネジ穴が形成されている。ネジ穴は、第2ナット部材22の中央を厚さ方向に貫通するように形成され、該ネジ穴が第2案内溝21の開口を介して見えるようなっている、ネジ穴の軸は、横桟20の表面に対して直交するように構成することが好ましい。
また、上記金属板には、ネジ穴の両側が段差状に上方へ突出していて段差部が形成され、ネジが、第2案内溝21の開口に嵌り込み可能な形状となっている。
これによって、安定して締結可能となり、より締結後のパネル板1がずれにくくなる。
<樹脂キャップ23(留め具)>
横桟20の軸方向両端部には、樹脂キャップ23が着脱可能に嵌め込まれている。この樹脂キャップ23によって、第2案内溝21の横桟20の軸方向端部から第2ナット部材22が抜け落ちることが防止されると共に、取扱い時の耐傷性を有する。
また、このキャップ23を一時的に外すことで、各第2案内溝21に配置する第2ナット部材22の数を調整することが可能となる。例えば、複数条の第2案内溝21を形成していても、使用しない第2案内溝21から第2ナット部材22を外しておいたりすることができる。
(ネジ12)
ネジ12は、図6に示すように、軸部12bと頭部12aとから構成され、雌ネジを有する穴10に螺合可能な、例えばM4〜7程度のトラス型ボルトビスからなる。
このネジ12は、頭部12aがパネル板1の穴の径(長穴の場合には幅)よりも大きく、且つ軸部12bが、パネル板1の穴の径よりも小さく、パネル板1を介してネジ穴10に螺合可能な長さを有する。
ここで、パネル板1の表裏両面の内の少なくとも一方の面に対し、透明樹脂剤に抗ウイルス剤を混入した塗布液が塗布されている、又は抗ウイルス剤を有する透明シートが貼り付けられた構成でも良い。
抗ウイルス剤は、銀系材料であることが好ましい。抗ウイルス剤としては、無機化合物のゼオライト、アパタイト、ジルコニアなどの物質に銀イオン、銅イオン、亜鉛イオンのいずれかの金属イオンを取り込んで形成した抗菌性ゼオライト、抗菌性アパタイト、抗菌性ジルコニア等の無機系抗菌剤が使用できる、また抗ウイルス剤としてジンクピリジオン、2−(4−チアゾリル)−ベンゾイミダゾール、10、10−オキシビスフェノキサノジン、有機チツソイオウハロゲン系、ピリジン−2−チオール−オキシド等が使用できるが、抗ウイルス効果の点で銀系抗ウイルス剤が優れている。また、抗ウイルス剤は有期系の抗ウイルス剤であってもよい。
また、抗ウイルス剤は銀系材料が無機材料に担持されている構成であってもよい。
抗ウイルス剤の添加量は、0.2質量部以上10質量部以下の範囲内であることが好ましい。抗ウイルス剤の添加量が0.2質量部以上である場合、抗ウイルス剤が効果的に作用し、抗ウイルス性が向上する。抗ウイルス剤の添加量が10質量部以下である場合、耐傷性が向上する。
抗ウイルス剤の平均粒径は、シート厚の0.5倍以上2倍以下であることが望ましい。すなわち、抗ウイルス剤の平均粒径をφ、表面保護層の厚さをDとしたときに、0.5≦φ≦2Dの関係が成り立つ。抗ウイルス剤の平均粒径が表面保護層14の0.5倍以上2倍以下である場合、抗ウイルス剤との接触面先拡大、及び抗ウイルス剤自体の表面積拡大により抗ウイルス性が良好になる。
また、抗ウイルス剤の平均粒径は、1μm以上10μm以下であることが望ましい。抗ウイルス剤の平均粒径が1μm以上である場合、表面保護層14と抗ウイルス剤との接触面積が向上し、抗ウイルス性が良好になる。抗ウイルス剤の平均粒径が10μm以下である場合、耐傷性が向上する。
また、抗ウイルス剤の粒径のピークは複数存在していることが好ましい。具体的には、抗ウイルス剤の粒径のピークは、1μm以上5μm以下の範囲である第1ピークと、5μm以上10μm以下の範囲である第2ピークとを含んでいることが好ましい。ここで、抗ウイルス剤の粒径の第2ピークは、第1ピークより大きい値とする。抗ウイルス剤の粒径のピークは複数存在していることにより、抗ウイルス剤の充填密度がより向上し、抗ウイルス剤をより多く添加することができる。このため、抗ウイルス剤との接触面積が拡大し、抗ウイルス自体の表面積も拡大することにより、抗ウイルス性が向上する。
透明シート又は透明樹脂剤として、熱可塑性樹脂を用いることができる。熱可塑性樹脂としては、特に制限はなく、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリブテン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−α−オレフィン共重合体、プロピレン−α−オレフィン共重合体等のポリオレフィン樹脂や、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸(エステル)共重合体、エチレン−不飽和カルボン酸共重合体金属中和物(アイオノマー)等のオレフィン系共重合体樹脂等のポリオレフィン系樹脂や、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリテトラメチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレート−イソフタレート共重合体、1,4−シクロヘキサンジメタノール共重合ポリエチレンテレフタレート、ポリアリレート、ポリカーボネート等のポリエステル系樹脂、ポリ(メタ)アクリロニトリル、ポリメチル(メタ)アクリレート、ポリエチル(メタ)アクリレート、ポリブチル(メタ)アクリレート、ポリアクリルアミド等のアクリル系樹脂、6−ナイロン、6,6−ナイロン、6,10−ナイロン等のポリアミド系樹脂、ポリスチレン、AS樹脂、ABS樹脂等のスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール等のビニル系樹脂、ポリフッ化ビニル、ポリフッ化ビニリデン、ポリテトラフロロエチレン、エチレン−テトラフロロエチレン共重合体、エチレン−パーフロロアルキルビニルエーテル共重合体等のフッ素系樹脂等或いはそれらの2種以上の混合物、共重合体、複合体、積層体等を使用できる。
「組立て」
3枚のパネル板1と4本の支柱5と一本の横桟20を用いた衝立型間仕切りに組み立てる場合を例示する。
3枚のパネル板1は、図1、図7に示すように、幅方向の長さが大きい正面板1aと、左右2枚の側面板1bとからなる。正面板の幅は、例えば1200mmとする。
例えば、次の手順にて組み立てる。
<側面板組み付け>
先ず、図8、図9のように、各側面板1bの一方に面側(互いに逆側でも良い)における、左右両側にそれぞれ支柱5をネジ止めする。
<正面板組み付け>
次に、図10、図11のように、正面板1aの上端に沿って並ぶ穴2bを介して、横桟20に形成された第2案内溝21に設けた第2ナット部材22にネジを螺合して、正面板1aの上部に対し横桟20を取りつける。
また、各側面板1bに取り付けた各一端側の支柱5における、側面を取り付けた面と直交する面に形成された案内溝6に設けたナット部材7を用いて、正面板1aの左右両側を、穴を介してネジを螺合して連結する。
これによって、図7のような、平面視コ字形状の衝立型間仕切りに組み付けられる。
このとき、図12のように、各案内溝6に設けたナット部材7の位置を適宜、支柱5の軸方向にスライドすることで、各パネル板1の組み付け高さ位置を自由に設定可能となる。
横桟20と支柱とは連結されていない(縁切りされている)ので、パネル板1aに横桟20を設けても、各パネルの高さ調整を個別に実行することができる。図7では、横桟20の長手方向端面を支柱の側面に接触している場合を例示しているが、横桟20の長さを若干短くして、横桟20の長手方向端面を支柱の側面から離すように構成しても良い。
横桟20の左右方向の位置(軸方向の位置)は、ネジを緩めることで簡易調整できる。このため、左右の支柱5間に横桟20をぴったりと配置させる場合でも、横桟20の左右方向位置の微調整が簡易となる。
また、パネル板1を組み付けた後であっても、パネル板1の高さ位置を変更したい場合には、対応するネジ12を緩めて、パネル板1の位置を調整した後に再度ネジ12を締めるという簡単な操作で、パネル板1の高さ位置を調整可能となる。
なお、1つの衝立型間仕切りを構成する各パネル板1の高さを、同じ高さとする必要はないし、高さも異なっていても良い。例えば、側面板1bよりも正面板1aを高めに高さ設定しても良い。
横桟20は、幅が1000mm以上、好ましくは1200mm以上のパネル板にだけ取り付ければよいが、幅が1000mm未満のパネル板に取り付けても構わない。
(組立ての変形例)
組み立てた衝立型間仕切りのパターンの例を図13以降に示す。
図13の例では
3枚のパネル板1をHの字状に組み付けるパターン例である。この例では、中央のパネル板1に横桟20を配置した場合を例示した。
図14は、1つの支柱5に4つのパネル板1を取り付けて十の字状としたパターン例である。この例では、全てのパネル板1に横桟20を配置した場合を例示した。
図15は、仕切りで区切られた空間が左右方向に複数連続して並ぶように、組み立てたパターンである。この例では、2種類の衝立型間仕切りの組立てパターンを、順番に組み合わせて配置することで、仕切りで区切られた空間が左右方向に複数並ぶように構成している。この例では、正面板となるパネル板1に横桟20を配置した場合を例示した。
図16の例では、図7に示す左右の側面板1bと正面板1aとで、コ字状に形成すると共に、正面板1aの下端部に横桟20を設けた例である。
図17の例は、左右の側面板1bと正面板1aとで、コ字状に形成すると共に、横桟20に対し、第2の正面板を連結した例である。図17の例では、横桟20の前方に向く第2案内溝21に設けた第2ナット部材22に対し、下側の正面板1aの上端部に設けたネジ止め用の穴2bと、上側のパネル板1cの下端部に設けたネジ止め用の穴とを同軸に配置して同じネジによってネジとした例である。
又は、横桟20に形成した前方及び後方を向く2つの第2案内溝21における一方の第2案内溝21に設けた第2ナット部材22に対し、下側の正面板の上端部を取り付けると共に、他方の第2案内溝21に設けた第2ナット部材22に対し、上側の正面板の下端部を取り付ける、ことで実現しても良い。なお、上側の正面板の下端部にボルト穴を形成しておく。
これによって、正面板の撓りを抑えつつ、正面板の高さを稼ぐことが可能となる。
図18の例は、図7のように左右の側面板1bと正面板1aとで、コ字状に形成すると共に、上部にパネル板からなる天井板1dを配置した例である。
この例では、横桟20の上面に第2案内溝21を配置し、その第2案内溝21に設けた第2ナット部材22に対し、天井板に開口した穴を介してネジ止めをして、天井板1dを横桟20に取り付ければよい。
図18の例では、左右の側面板1bと正面板1aの上端を面一としているため、天井板1dは左右の側面板1bの上端面に載った状態となっているが、これに限定されない。左右の側面板1bよりも正面板1aの上端を高く設定すれば、天井板1dは横桟20にのみ片持ち梁状に支持された状態となる。
この図18の例の場合には、天井板1dを棚として使うことが可能となる。また、天井板1dの吸音材をつければ、防音性能をアップさせることも可能である。
また、横桟20を、左右の支柱5の上端に支持させるように設けることで、耐荷重が向上するため、横桟20若しくは横桟20を設けたパネル板に対し、図19のように、モニターや扇風機などの重量物を掛けることも可能となる。もっとも、横桟20を、左右の支柱5に直接支持させなくても良いし、必ずしも横桟20を支柱5に接触させなくても良い。
ここで、本実施形態では、横桟20の構造と支柱の構造とを同一構造とする場合を例示したがこれに限定されない。
例えば、横桟20に対し第2案内溝21を形成せずに、横桟20の固定位置に第2ナット部材22を埋め込んだ棒材を横桟20としても良い。また、単純にネジ穴が開口した棒材を横桟20とし、別途ボルトとナットによって横桟20をパネル板に取り付けても良い。ただし、上述のように第2ナット部材22の位置が可動する方が横桟20の左右方向の微調整が可能となり好ましい。
また、横桟20の下側を向く第2案内溝21から第2ナット部材22を取り除いて、その下側を向く第2案内溝21を、パネル板の上方からパネル板上端部に嵌め込むことで、第2案内溝21をパネル板の上端部に取り付けても良い。この場合には、第2案内溝21の幅を、パネル板の厚さ若しくはその近傍に設定することが好ましい。
また、上記の説明では、一の支柱5に設けた隣り合う案内溝6の角度が90度の場合を例示しているが、これに限定されない。例えば、断面円形の支柱5に対し、周方向に沿って120度間隔で3条の案内溝6を設けて、支柱5に支持されて隣り合うパネル板間の角度を、120度とするようにしても良い。
(作用その他)
本実施形態では、ナット部材7を支柱5に沿ってスライドさせることで、高い自由度で且つ簡易に、パネル板1の高さを調整可能となる。
これによって、パネル板1の下側の隙間を、通過させるケーブルや、電話や厚みがある書類などに応じて調整して設置可能となる。
また、パネル板1と支柱5は一体化しているので、組立て後は持ち運びが可能である。
また、パネル板1同士は結合せず独立しているので、1面ずつ取り換えが可能である。
また、パネル板1の透過率が高いので視認性が確保できる。
なお、必要に応じて支柱5を横桟20としてパネル板1に取り付けても良い。この場合、横桟20用の穴を左右に向けて複数空けておけば対応可能である。
また、少なくとも幅が長いパネル板1に横桟20を設けることで、パネル板の剛性が高くなり、パネル板1の幅が長くてもパネル板が板厚方向に撓って形状変化することを防止できる。
更に、横桟20を設けることで、その横桟20や、横桟20を設けたパネル板に対し重量物を掛けることが可能となる。
また、横桟20を設けても、各パネル板の高さ調整を個々に実行可能となる。
ここで、図7に示す配置構成で、表1のように正面板1aのパネル幅を変更して、横桟20の有無による正面板1aの撓みを測定してみた。その結果を表1に示す。なお、各パネル板の板厚を3mmとし、パネル板の材質をPETGとした。正面板の高さは450mmであり、側面板の幅は450mmとした。
Figure 0006923058
表1から分かるように、横桟20を設けることで、正面板の撓みが有効に防止できることが分かる。
更に、正面板1aのパネル幅と、パネル板の厚みを変更して、横桟20がない場合における、正面板の撓みを求めてみた。その他の測定条件は表1と同様とした。
Figure 0006923058
表2から分かるように、パネル板の板厚を厚くすることで撓みを抑制できる。ただし、パネル重量が増大して支柱5への負担が大きくなる。
また、支柱5の各面の全てにパネル板1が取付け可能なので多様の組合せができる。例えば、パネル板1と支柱5の組合せで連続性が付与できる。また、長さ方向に調整が可能となるので長机やオフィスの机の並びにも対応可能となる。
1 パネル板
1a 正面板
1b 側面板
1c パネル板
1d 天井板
2、2a、2b ネジ取付け用の穴
5 支柱
6 案内溝
7 ナット部材
8 樹脂キャップ
12 ネジ
20 横桟
21 第2案内溝
22 第2ナット部材
23 樹脂キャップ

Claims (10)

  1. パネル板と、そのパネル板を支持する支柱と、を有する衝立型間仕切りであって、
    上記パネル板の板厚方向に開口した1又は2以上のネジ止め用の穴と、
    上記支柱に形成され、支柱の軸方向に延びる1又は2以上の案内溝と、
    上記案内溝に設けられ、当該案内溝に案内されて上記軸方向に移動可能な1又は2以上のナット部材と、
    上記ネジ止め用の穴を介して上記ナット部材に螺合するネジと、
    上記パネル板の面に沿って横方向に延在し、当該パネル板に取り付けられる横桟と、
    を備え
    上記案内溝は、当該案内溝で案内されるナット部材を、支柱の軸方向に沿って支柱の一端部から支柱の他端部まで案内可能な形状であって、ナット部材が案内方向に直交する方向に変位しても当該ナット部材が案内溝から抜けない構造とする左右一対の内向きフランジ部を有し、
    上記ナット部材は、上記内向きフランジ部に接近・離隔可能な状態で上記案内溝に配置されると共に、上記内向きフランジ部に当接可能な部分がワッシャを構成する金属板からなり、
    上記金属板には、上記左右一対の内向きフランジ部で形成される開口に嵌り込み可能な段差部が形成され、
    上記ネジは、上記案内溝に向けて延在し、上記ナット部材と上記案内溝内で螺合する、
    ことを特徴とする衝立型間仕切り。
  2. 上記横桟は、横桟の軸方向に延びる1又は2以上の第2案内溝と、その第2案内溝に案内されて上記軸方向に移動可能な1又は2以上の第2ナット部材と、を備え、
    上記横桟は、パネル板に形成したネジ止め用の穴を介して上記第2ナット部材にネジを螺合することで、パネル板に取り付けられ、
    上記第2案内溝は、当該第2案内溝で案内される第2ナット部材を、横桟の軸方向に沿って横桟の一端部から横桟の他端部まで案内可能な形状であって、第2ナット部材が案内方向に直交する方向に変位しても当該第2ナット部材が第2案内溝から抜けない構造とする左右一対の内向きフランジ部を有し、
    上記第2ナット部材は、上記内向きフランジ部に接近・離隔可能な状態で上記第2案内溝に配置されると共に、上記内向きフランジ部に当接可能な部分がワッシャを構成する金属板からなり、
    上記金属板には、上記左右一対の内向きフランジ部で形成される開口に嵌り込み可能な段差部が形成され、
    上記第2ナット部材に螺合するネジは、上記第2案内溝に向けて延在し、上記第2ナット部材と上記第2案内溝内で螺合する、
    ことを特徴とする請求項1に記載した衝立型間仕切り。
  3. 上記横桟は、横桟の軸方向に延びる1又は2以上の第2案内溝と、その第2案内溝に案内されて上記軸方向に移動可能な1又は2以上の第2ナット部材と、第2案内溝の軸方向端部に着脱可能に取り付けられるキャップとを備え、上記キャップを外すことで、第2案内溝からの上記第2ナット部材の取り外し及び第2案内溝への第2ナット部材の取付けが可能となっており、
    上記横桟は、第2ナット部材を取り付けていない第2案内溝に、上記パネル板の上端部又は他端部の端面部を差し込むことで、上記パネル板に取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した衝立型間仕切り。
  4. 上記第2案内溝は、上記横桟の周方向に沿って複数箇所に形成され、
    上記パネル板を取り付ける第2案内溝に一緒に、又は上記パネル板を取り付けた第2案内溝とは別の第2案内溝に対し、別のパネル板がネジ止めによって取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載した衝立型間仕切り。
  5. 上記パネル板は、光透過性の樹脂材料から構成される、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載した衝立型間仕切り。
  6. 上記パネル板は、左右両端部側にそれぞれ2以上の上記ネジ止め用の穴が開口していると共に上端部又は下端部に沿って2以上のネジ止め用の穴が開口していることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載した衝立型間仕切り。
  7. 上記パネル板の表面に、透明樹脂剤に抗ウイルス剤を混入した塗布液が塗布されている、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載した衝立型間仕切り。
  8. 上記パネル板の表面に、抗ウイルス剤を有する透明シートが貼り付けられた、請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載した衝立型間仕切り。
  9. 複数の上記パネル板と複数の上記支柱を備え、
    上記複数の支柱のうちの少なくとも1つの支柱に、複数のパネル板が上記ネジと上記ナット部材によってネジ止めされ、
    複数の上記パネル板のうち、幅が1000mmのパネル板に上記横桟が取り付けられている、ことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載した衝立型間仕切り。
  10. 2以上のパネル板と、そのパネル板を支持するための2以上の支柱と、複数のネジと、1又は2以上の横桟と、を有し、
    上記パネル板には、板厚方向に開口した1又は2以上のネジ止め用の穴が設けられ、
    上記支柱は、支柱の軸方向に延びる1又は2以上の案内溝と、上記案内溝に設けられ、当該案内溝に案内されて上記軸方向に移動可能な1又は2以上のナット部材と、を備え、
    上記ネジの軸部は、上記ネジ止め用の穴を介して上記ナット部材に螺合可能であり、
    上記横桟は、横桟の軸方向に延びる1又は2以上の第2案内溝と、上記第2案内溝に設けられ、当該第2案内溝に案内されて上記軸方向に移動可能な1又は2以上の第2ナット部材と、を備え
    上記案内溝は、当該案内溝で案内されるナット部材を、支柱の軸方向に沿って支柱の一端部から支柱の他端部まで案内可能な形状であって、ナット部材が案内方向に直交する方向に変位しても当該ナット部材が案内溝から抜けない構造とする左右一対の内向きフランジ部を有し、
    上記ナット部材は、上記内向きフランジ部に接近・離隔可能な状態で上記案内溝に配置されると共に、上記内向きフランジ部に当接可能な部分がワッシャを構成する金属板からなり、
    上記金属板には、上記左右一対の内向きフランジ部で形成される開口に嵌り込み可能な段差部が形成され、
    上記ナット部材は、上記案内溝内に配置され、上記ネジと螺合するネジ穴が、上記案内溝内において、上記案内方向に直交する方向に軸が向いている、
    衝立型間仕切り用の構成物。
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