JP6922952B2 - 機器用コネクタ装置 - Google Patents
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Description
本明細書によって開示される技術は、上記のような事情に基づいて完成されたものである。
前記機器側検知部は、前記筐体内に設けられた機器側収容部内に機器側検知端子が収容された構造であるとともに、前記カバー側検知部は、前記サービスカバーの裏面に対向して設けられたカバー側収容部内にカバー側検知端子が収容された構造であり、前記コネクタ側検知部は、前記コネクタに設けられたコネクタ側収容部内に、前記機器側検知端子と前記カバー側検知端子とが両端に接続可能な中継端子が収容された構造である。
中継端子の両端にカバー側検知端子と機器側検知端子が接続されるといった簡単な構造で以て、2個の検知スイッチが嵌合方向に沿った一直線上に並んで配されたインターロック回路が具現化できる。
前記コネクタ側検知部は、前記コネクタに対し前記コネクタの嵌合方向と直交する方向の平面上での移動可能に支持されている。
カバー側検知部はサービスカバーに対し、また、コネクタ側検知部はコネクタに対してそれぞれフローティング構造をなして支持されているから、各検知部に設けられた検知端子並びに中継端子の芯ずれを吸収しつつ、正確に一列に並んだ状態に接続することができる。
実施形態を図1ないし図11に基づいて説明する。
本実施形態は、バッテリと車載機器とを結ぶ電気系統に介設される機器用コネクタ装置Cを例示しており、図1に示すように、機器の一例であるインバータの筐体10と、同筐体10に嵌合される2個のコネクタ20,20Xと、両コネクタ20,20Xを覆って装着されるサービスカバー50と、を備えている。
嵌合部31の先端側の一側には、後記するコネクタ側検知コネクタ70の支持部84が設けられている(図4参照)。
ハウジング75は全体として縦長の角柱状をなしており、図8に示すように、フランジ76を挟んだ下側に、上記したインターロックコネクタ65のハウジング66内に嵌合可能で、2個のキャビティ78が形成されたタワー部77が形成されているとともに、上側には、上面開口のフード部79が形成されている。
ハウジング95は、コネクタ側検知コネクタ70のハウジング75におけるフード部79に内嵌可能で、2個のキャビティ96Aが形成された下向きの端子収容部96と、同端子収容部96の上端から後方に延出された電線収容部96と、端子収容部96の上端部から左右に張り出し形成された被支持板98とを備えている。
以上により、カバー側検知コネクタ90は、端子収容部96を垂設した形態において、端子収容部96の軸線(縦軸)と直交した水平面上での移動可能に支持された状態となる。同じくフローティング構造が構築されている。
また、図10に示すように、カバー側検知コネクタ90とコネクタ側検知コネクタ70とによって第1検知スイッチ61が、コネクタ側検知コネクタ70とインターロックコネクタ65とによって第2検知スイッチ62が、それぞれ構成されている。
コネクタ装置Cは、以下のような手順で組み立てられる。既述した要領で形成されたコネクタ20と3極コネクタ20Xとが、それぞれ筐体10に設けられたコネクタ装着部12,12Xに装着される。
コネクタ20側では詳細には、図10に示すように、コネクタ20に設けられた嵌合部31が、筐体10のコネクタ装着部12内に嵌着される。これに伴い、コネクタ側検知コネクタ70のハウジング75(タワー部77)が、筐体10内に設けられたインターロックコネクタ65のハウジング66と嵌合される。このとき、タワー部77とインターロックコネクタ65のハウジング66とが芯ずれしていると、コネクタ側検知コネクタ70のハウジング75が支持部84内において水平面上で移動して芯合わせされつつ嵌合される。嵌合が完了すると、中継端子71における下側の雌端子73Aと、対応する雄端子67とが接続され、インターロック回路60における第2検知スイッチ62が閉じた状態となる。ただし、第1検知スイッチ61は開放されたままであるから、インターロック回路60はオフ状態である。
接続ボルト19が少なくともナット18から外されたら、嵌合部31を筐体10のコネクタ装着部12から抜きつつコネクタ20が上方に外される。これに伴い、コネクタ側検知コネクタ70のハウジング75のタワー部77が、筐体10内に固設されたインターロックコネクタ65のハウジング66から離脱され、コネクタ側検知コネクタ70に配された中継端子71の下端の雌端子73Aと、インターロックコネクタ65に配された雄端子67との接続が解除され、第2検知スイッチ62も開いた状態となる。
本明細書で開示される技術は、上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も含まれる。
(1)コネクタ検知部に配された中継端子の構造は、上記実施形態に例示したものに限らず、要は、機器側検知端子とカバー側検知端子とを両端に接続可能である限り任意の構造としてもよい。
(2)上記実施形態では、機器側端子と電線側端子とを金属スリーブを挟んでボルト締結する形式のものを例示したが、これに限らず、両端子を重ねてボルト締結する等、他の形式でボルト締結するものにも適用可能である。
(3)上記実施形態では、2極コネクタと3極コネクタとを併せて装着した形態のコネクタ装置を例示したが、2極コネクタを単独で装着した形態のコネクタ装置にも、同様に適用可能である。
(4)上記実施形態では、電源と車載機器とを結ぶ電気系統に介設される機器用コネクタ装置を例示したが、他の電気系統を構成するべく機器に装着されるコネクタ装置全般に広く適用することができる。
10…筐体
12…コネクタ装着部
17…機器側端子
19…接続ボルト
20…2極コネクタ(コネクタ)
22…バスバー端子(電線側端子)
33…開口部
50…サービスカバー
52…閉鎖部
60…インターロック回路
65…インターロックコネクタ(機器側検知部)
66…ハウジング(機器側収容部)
67…雄端子(機器側検知端子)
70…コネクタ側検知コネクタ(コネクタ側検知部)
71…中継端子
75…ハウジング(コネクタ側収容部)
84…支持部
90…カバー側検知コネクタ(カバー側検知部)
91…雌端子(カバー側検知端子)
95…ハウジング(カバー側収容部)
100…支持レール
VL…直線
Claims (4)
- 筐体と、
開口部を有し、前記筐体に着脱自在に装着されるコネクタと、
前記コネクタの前記開口部を覆い、前記筐体に着脱自在に装着されるサービスカバーと、
前記コネクタの着脱と前記サービスカバーの着脱とを電気的に検知するインターロック回路と、が具備され、
前記インターロック回路は、
前記筐体に設けられる機器側検知部と、
前記コネクタに設けられるコネクタ側検知部と、
前記サービスカバーに設けられるカバー側検知部と、を有し、
前記カバー側検知部は、前記コネクタ側検知部を介して前記機器側検知部と電気的に接続され、
前記筐体は、機器側端子を有し、
前記コネクタは、バスバー端子を有し、
前記バスバー端子はボルト挿通孔を有し、前記ボルト挿通孔に挿通された接続ボルトによって前記機器側端子に対してボルト締結されており、前記ボルト挿通孔は前記開口部の内部に位置している機器用コネクタ装置。 - 前記筐体は、前記コネクタが嵌合されるコネクタ装着部を有し、
前記コネクタ側検知部と前記カバー側検知部と前記機器側検知部とは、前記筐体に対する前記コネクタの嵌合方向に並んでいる請求項1に記載の機器用コネクタ。 - 前記カバー側検知部は、前記サービスカバーによって前記嵌合方向と直交する方向の平面上を移動可能に支持されているとともに、
前記コネクタ側検知部は、前記コネクタによって前記嵌合方向と直交する方向の平面上を移動可能に支持されている請求項2に記載の機器用コネクタ装置。 - 前記機器側検知部は、機器側検知端子を有し、
前記カバー側検知部は、カバー側検知端子を有し、
前記コネクタ側検知部は、中継端子を有し、
前記中継端子の一端は、前記機器側検知端子に接続され、
前記中継端子の他端は、前記カバー側検知端子に接続される請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の機器用コネクタ装置。
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ID=69100502
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JP2019152933A Active JP6922952B2 (ja) | 2016-06-01 | 2019-08-23 | 機器用コネクタ装置 |
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-
2019
- 2019-08-23 JP JP2019152933A patent/JP6922952B2/ja active Active
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