JP6922834B2 - 移載装置 - Google Patents

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Description

本発明は、物品を吸着する吸着部と、前記吸着部を支持する支持部と、前記支持部を移動させる移動機構と、を備えた移載装置に関する。
かかる移載装置の従来例が、特開2015−039767号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1の移載装置は、ケースCに収容されている物品における上方を向く面を吸着部(吸着ノズルN)により吸着してケースCから物品を取り出し、その物品の姿勢を維持したまま集品コンベヤ23に載せるようにして、物品をケースCから集品コンベヤ23に移載している。
特開2015−039767号公報
物品を移載する場合には、移載先の物品の姿勢を移載元の物品の姿勢と異ならせる場合がある。例えば、物品を第一ケースから第二ケースに移載する際において、第二ケースに物品を効率よく収容できる姿勢が、第一ケースに収容されていた姿勢と異なる場合である。
このような場合は、第一ケースから取り出すときは物品の上方を向く面を保持部により保持し、その保持した面が側方を向くように吸着部の姿勢を変更させた後、物品を第二ケースに収容することが考えられる。しかし、移載装置には、支持部から延びる長尺状のアームが備えられている場合があり、このようなアームが備えられている場合では、アームが第二ケースの側壁に干渉するために、保持部が物品の側方を向く面を保持した状態で第二ケースに収容することができない場合がある。
また、第一ケースから取り出した物品を、一旦中継箇所に移載し、この中継箇所において保持部により保持する面を、物品の上方を向く面から側方を向く面に変更し、その側方を向く面が上方を向くようにアーム及び支持部を揺動させた後、物品を第二ケースに収容することも考えられる。この場合では、物品の姿勢を変更して第二ケースに収容できるものの、移載装置により物品を移載するときに一旦中継箇所に移載する必要があるため、物品の移載に要する時間が長くなったり、物品の移載のためのスペースが大きく必要になったりして、物品を効率よく移載することが難しい。
そこで、物品を効率よく移載できる移載装置の実現が望まれる。
上記に鑑みた、移載装置の特徴構成は、物品を吸着する吸着部と、前記吸着部を支持する支持部と、前記支持部を移動させる移動機構と、を備え、
前記支持部は、前記移動機構に取り付けられた基部と、水平方向に沿う揺動軸心周りに揺動自在に前記基部に連結された揺動部と、を備え、平面視で前記揺動軸心が沿う方向に対して直交する方向を並び方向とし、前記並び方向の一方側を並び方向第一側、その反対側を並び方向第二側として、前記基部における、前記揺動軸心に対して前記並び方向第一側の位置に、物品が当接する当接部が設けられ、前記吸着部は、前記揺動部における前記揺動軸心よりも揺動先端側の位置に設けられ、前記揺動部は、前記揺動軸心周りの揺動により、前記吸着部が前記揺動軸心に対して前記並び方向第二側に位置して前記吸着部の吸着面が下側を向く第一姿勢と、前記吸着部が前記揺動軸心に対して下側に位置して前記吸着面が前記並び方向第一側を向く第二姿勢との間で姿勢変更自在に構成され、前記吸着部は、前記第一姿勢において上下方向に沿う回転軸心周りに回転自在に前記揺動部に支持されている点にある。
これらの特徴構成によれば、揺動部を第一姿勢とした状態で、吸着部により物品を吸着し、その後、揺動部を第二姿勢に変更することで、吸着部により吸着している物品を揺動軸心周りに回転させて姿勢を変更することができる。また、揺動部を第二姿勢に変更させた場合に、その物品に対して当接部が当接するため、揺動部の揺動による姿勢変更後の物品を適切に保持することができる。このように、本構成によれば、吸着部により物品を吸着する位置を変更することなく、物品の姿勢を変更できるため、移載装置により物品を移載するときに物品の姿勢を変更する必要がある場合でも、物品を効率よく移載できる。
また、この構成によれば、吸着部を物品に吸着させた状態で、吸着部を回転軸心周りに回転させることで、吸着部が保持している物品の姿勢を回転軸心周りにも変更することができる。そして、回転軸心は、揺動部を第二姿勢に切り換えた状態では並び方向に沿うため、第二姿勢における物品の姿勢を、並び方向に沿う回転軸心周りに変更することができる。よって、本構成によれば、吸着部で吸着した際の物品の姿勢が中途半端に傾いた姿勢であった場合でも、物品を吸着後に吸着部を回転軸心周りに回転させることで当接部に当接させるのに適した姿勢に物品の姿勢を変更することができる。
上記に鑑みた、移載装置の特徴構成は、物品を吸着する吸着部と、前記吸着部を支持する支持部と、前記支持部を移動させる移動機構と、を備え、
前記支持部は、前記移動機構に取り付けられた基部と、水平方向に沿う揺動軸心周りに揺動自在に前記基部に連結された揺動部と、を備え、平面視で前記揺動軸心が沿う方向に対して直交する方向を並び方向とし、前記並び方向の一方側を並び方向第一側、その反対側を並び方向第二側として、前記基部における、前記揺動軸心に対して前記並び方向第一側の位置に、物品が当接する当接部が設けられ、前記吸着部は、前記揺動部における前記揺動軸心よりも揺動先端側の位置に設けられ、前記揺動部は、前記揺動軸心周りの揺動により、前記吸着部が前記揺動軸心に対して前記並び方向第二側に位置して前記吸着部の吸着面が下側を向く第一姿勢と、前記吸着部が前記揺動軸心に対して下側に位置して前記吸着面が前記並び方向第一側を向く第二姿勢との間で姿勢変更自在に構成され、前記当接部は、当接面を上下方向に移動自在に支持する移動支持機構と、前記当接面を下方に付勢する付勢部と、を備え、物品における前記吸着部が吸着する面を第一上面とし、物品における前記当接部が当接する面を第二上面として、前記吸着部は、前記第一上面における吸着位置を吸着し、前記吸着位置が、前記揺動部を前記第一姿勢から前記第二姿勢に姿勢変更した場合に、物品の前記第二上面が前記当接部を押し上げる位置である点にある。
これらの特徴構成によれば、揺動部を第一姿勢とした状態で、吸着部により物品を吸着し、その後、揺動部を第二姿勢に変更することで、吸着部により吸着している物品を揺動軸心周りに回転させて姿勢を変更することができる。また、揺動部を第二姿勢に変更させた場合に、その物品に対して当接部が当接するため、揺動部の揺動による姿勢変更後の物品を適切に保持することができる。このように、本構成によれば、吸着部により物品を吸着する位置を変更することなく、物品の姿勢を変更できるため、移載装置により物品を移載するときに物品の姿勢を変更する必要がある場合でも、物品を効率よく移載できる。
また、この構成によれば、当接部を上下方向に弾性的に支持することができる。そのため、吸着部が物品を吸着するときに吸着位置が並び方向にずれ、揺動部を第二姿勢に変更したときの物品の高さが上下方向にずれた場合でも、物品が当接部に当接した際に当接部の位置が上下方向に移動して、物品の当接部に対する上下方向の位置ずれを吸収することができる。従って、このような場合でも、物品を適切に支持することができる。
更に、この構成によれば、吸着部により吸着位置を吸着している状態で揺動部を第一姿勢から第二姿勢に姿勢変更した場合に、物品の第二上面に当接部が弾性的に当接する状態となるため、揺動部の揺動による姿勢変更後の物品を適切に保持することができる。また、上述の如く物品が当接部に当接することにより、吸着部が物品を吸着した位置が目標の吸着位置からずれてしまった場合でも、当接部の弾性移動によりそのずれを吸収し、揺動部の揺動による姿勢変更後の物品を適切に保持することができる。
上記に鑑みた、移載装置の特徴構成は、物品を吸着する吸着部と、前記吸着部を支持する支持部と、前記支持部を移動させる移動機構と、を備え、
前記支持部は、前記移動機構に取り付けられた基部と、水平方向に沿う揺動軸心周りに揺動自在に前記基部に連結された揺動部と、を備え、平面視で前記揺動軸心が沿う方向に対して直交する方向を並び方向とし、前記並び方向の一方側を並び方向第一側、その反対側を並び方向第二側として、前記基部における、前記揺動軸心に対して前記並び方向第一側の位置に、物品が当接する当接部が設けられ、前記吸着部は、前記揺動部における前記揺動軸心よりも揺動先端側の位置に設けられ、前記揺動部は、前記揺動軸心周りの揺動により、前記吸着部が前記揺動軸心に対して前記並び方向第二側に位置して前記吸着部の吸着面が下側を向く第一姿勢と、前記吸着部が前記揺動軸心に対して下側に位置して前記吸着面が前記並び方向第一側を向く第二姿勢との間で姿勢変更自在に構成され、前記当接部は、物品を吸着可能に構成され、規制体と、前記規制体を第一位置及び第二位置に移動させる移動装置と、を更に備え、前記第一位置は、前記規制体の全体が、前記当接部に吸着されている物品である被吸着物品より上方側に存在する位置であり、前記第二位置は、前記規制体の少なくとも一部が、前記被吸着物品に対して前記並び方向第二側に存在し且つ前記被吸着物品の上下幅内に存在する位置である点にある。
これらの特徴構成によれば、揺動部を第一姿勢とした状態で、吸着部により物品を吸着し、その後、揺動部を第二姿勢に変更することで、吸着部により吸着している物品を揺動軸心周りに回転させて姿勢を変更することができる。また、揺動部を第二姿勢に変更させた場合に、その物品に対して当接部が当接するため、揺動部の揺動による姿勢変更後の物品を適切に保持することができる。このように、本構成によれば、吸着部により物品を吸着する位置を変更することなく、物品の姿勢を変更できるため、移載装置により物品を移載するときに物品の姿勢を変更する必要がある場合でも、物品を効率よく移載できる。
また、この構成によれば、この当接部に当接した物品を当接部により吸着できるため、物品を吸着部と当接部との双方で吸着できる。よって、移載機構による物品の保持を確実性高く行うことができる。
更に、この構成によれば、移動装置により規制体を第一位置に移動させることで、揺動部を第一姿勢から第二姿勢に変更して物品の姿勢を変更するときに、当該物品が規制体に接触することを回避できる。そして、このように姿勢を変更した物品を当接部により吸着し、その後、吸着部による吸着を解除し、揺動部を第二姿勢から第一姿勢に変更した場合に、当接部により吸着した物品(被吸着物品)が当接部を中心に揺動する場合がある。しかし、移動装置により規制体を第二位置に移動させることで、規制体の少なくとも一部が、物品に対して並び方向第二側に存在し且つ物品の上下幅内に存在する位置にある状態となるため、規制体が揺動する物品に接触することで物品の揺動を規制できる。
第1実施形態に係るピッキング設備の平面図 第1実施形態に係るピッキング設備の正面図 第1実施形態に係る第三アームと支持部とを示す側面図 第1実施形態に係る支持部と第一吸着パッドと第二吸着パッドとを示す側面図 第1実施形態に係る揺動部を第一姿勢に切り換えた状態の支持部を示す一部切欠き側面図 第1実施形態に係る揺動部を第二姿勢に切り換えた状態の支持部を示す一部切欠き側面図 第1実施形態に係る第一吸着パッドのみで物品を吸着した状態を示す支持部の側面図 第1実施形態に係る第一吸着パッドと第二吸着パッドとの双方で物品を吸着した状態を示す支持部の側面図 第1実施形態に係る第二吸着パッドにより物品を吸着した状態を示す図 第1実施形態に係る第一吸着パッドを回転軸心周りに回転させた状態を示す平面図 第1実施形態に係る側面視で傾いた姿勢の物品を第一吸着パッドにより吸着した状態を示す支持部の側面図 第1実施形態に係る制御ブロック図 第2実施形態に係る揺動部が第二姿勢となり且つ規制体が第一位置にある状態を示す支持部の側面図 第2実施形態に係る揺動部が第二姿勢となり且つ規制体が第二位置にある状態を示す支持部の側面図 第2実施形態に係る規制体が第二位置ある状態を示す支持部の正面図 第2実施形態に係る揺動部が第一姿勢となり且つ規制体が第二位置にある状態を示す支持部の側面図 その他の実施形態に係る規制体を示す支持部の側面図 その他の実施形態に係る規制体を示す支持部の側面図 その他の実施形態に係る規制体を示す支持部の正面図
1.第1実施形態
移載装置が設置されたピッキング設備の第1実施形態について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、ピッキング設備には、第一容器C1を搬送する第一コンベヤ1と、第二容器C2を搬送する第二コンベヤ2と、第一容器C1から第二容器C2に物品Wを移載する移載装置3と、第一コンベヤ1や第二コンベヤ2や移載装置3が設置されている設置領域Eを囲う柵4と、が備えられている。
第一コンベヤ1は、ローラコンベヤ等により構成されており、図1に矢印で示すように、第一容器C1を一方向に搬送する。第一コンベヤ1の搬送経路の途中に、第一搬送位置P1が設定されている。第一コンベヤ1は、図外の第一搬送元から第一搬送位置P1に第一容器C1を搬送すると共に、第一搬送位置P1から図外の第一搬送先に第一容器C1を搬送する。第一コンベヤ1により第一搬送位置P1に搬送される第一容器C1には物品Wが一つ以上収容されており、一つの第一容器C1には同じ種類の物品Wが収容されている。
第二コンベヤ2は、ローラコンベヤ等により構成されており、図1に矢印で示すように、第二容器C2を一方向に搬送する。第二コンベヤ2の搬送経路の途中に、第二搬送位置P2が設定されている。第二コンベヤ2は、図外の第二搬送元から第二搬送位置P2に第二容器C2を搬送すると共に、第二搬送位置P2から図外の第二搬送先に第二容器C2を搬送する。第二コンベヤ2により第二搬送位置P2に搬送される第二容器C2には物品Wは収容されていないが、第二搬送位置P2から搬送される第二容器C2には、移載装置3により移載された一種類又は複数種類の物品Wが収容されている。
つまり、ピッキング設備では、物品Wを収容した第一容器C1が第一コンベヤ1により第一搬送位置P1に搬送され、空の第二容器C2が第二コンベヤ2により第二搬送位置P2に搬送される。そして、移載装置3は、第一搬送位置P1に位置する第一容器C1から物品Wを取り出し、その取り出した物品Wを第二搬送位置P2に位置する第二容器C2に収容するようにして、物品Wを第一容器C1から第二容器C2に移載する。
取り出すべき物品Wが全て取り出された第一容器C1は、第一コンベヤ1により第一搬送位置P1から搬送される。また、収容すべき物品Wが全て収容された第二容器C2は、第二コンベヤ2により第二搬送位置P2から搬送される。
次に、移載装置3について説明を加える。
図2から図4に示すように、移載装置3は、物品Wを吸着する第一吸着パッド6と、物品Wを吸着する第二吸着パッド7と、第一吸着パッド6及び第二吸着パッド7を支持する支持部8と、支持部8を移動させる移動機構9と、を備えている。
図2に示すように、移動機構9は、台座部11と回転部12と第一アーム13と第二アーム14と第三アーム15とを備えている。台座部11は、架台19に固定されている。
回転部12は、台座部11に上下方向Zに沿う軸心周りに回転自在に支持されている。第一アーム13の基端部が、回転部12に揺動自在に連結されている。第二アーム14の基端部が、第一アーム13の先端部に揺動自在に連結されている。第三アーム15の基端部が、第二アーム14の先端部に揺動自在に連結されている。また、第三アーム15の先端部に、支持部8が揺動不能に連結されている。
移動機構9は、回転部12を回転させると共に、第一アーム13、第二アーム14及び第三アーム15を揺動させることで、支持部8を移動させる。
図3及び図4に示すように、第一吸着パッド6には、第一チューブ21を介して第一バルブ22(図12参照)及び真空発生装置(図示せず)が接続されている。また、第二吸着パッド7は、第二チューブ23を介して第二バルブ24(図12参照)及び真空発生装置に接続されている。移載装置3を制御する制御部H(図12参照)は、第一バルブ22を制御することで、第一吸着パッド6の状態を、物品Wを吸着する吸着状態と物品Wを吸着しない非吸着状態とに切り換える。また、制御部Hは、第二バルブ24を制御することで、第二吸着パッド7の状態を吸着状態と非吸着状態とに切り換える。尚、第一吸着パッド6が、物品Wを吸着する吸着部に相当する。また、第二吸着パッド7が、物品Wが当接すると共に物品Wを吸着可能に構成されている当接部に相当する。
図4に示すように、支持部8は、移動機構9に取り付けられた基部26と、水平方向に沿う揺動軸心S1周りに揺動自在に基部26に連結された揺動部27と、を備えている。
尚、図4に示すように、基部26の姿勢が、第二吸着パッド7の吸着面7Aが真下を向く姿勢となっている状態で、揺動軸心S1は水平方向に沿っている。
以下、図4に示すように、揺動軸心S1に沿う方向を軸心方向Xとし、平面視で軸心方向Xに対して直交する方向を並び方向Yとする。また、並び方向Yの一方側を並び方向第一側Y1とし、その反対側を並び方向第二側Y2とする。
図5から図8に示すように、揺動部27は、揺動軸心S1周りの揺動により、第一吸着パッド6が揺動軸心S1に対して並び方向第二側Y2に位置して第一吸着パッド6の吸着面7Aが下側を向く第一姿勢(図5及び図7参照)と、第一吸着パッド6が揺動軸心S1に対して下側に位置して第一吸着パッド6の吸着面6Aが並び方向第一側Y1を向く第二姿勢(図6及び図9参照)と、の間で姿勢変更自在に構成されている。
図4及び図5に示すように、揺動部27は、基部26に揺動軸心S1周りに揺動自在に連結された第一部材31と、第一部材31に固定された第一支持部32と、を備えている。第一支持部32は、揺動部27が第一姿勢の状態において、第一部材31から並び方向第二側Y2に延びる状態で第一部材31に固定されている。そして、第一吸着パッド6が、第一支持部32に対して上下方向Zに沿う回転軸心S2周りに回転自在に支持されている。このように第一吸着パッド6が揺動部27に支持されており、第一吸着パッド6は、揺動部27における揺動先端側の位置に設けられている。
第一吸着パッド6は、物品Wに当接して吸着する第一パッド部34と、揺動部27に支持される第一シャフト部35と、第一シャフト部35に固定されて第一パッド部34の側周囲を覆う第一カバー部36と、を備えている。そして、第一パッド部34は、弾性変形可能に構成されており、自然状態の第一パッド部34は第一カバー部36の下端より下方に突出している。尚、第一パッド部34の下面により第一吸着パッド6の吸着面6Aが形成されている。
基部26は、第三アーム15の先端部に連結されている第二部材38と、第二部材38に固定された第二支持部39と、を備えている。
第二支持部39は、第二部材38から並び方向第一側Y1に延びる状態で第二部材38に固定されている。そして、第二吸着パッド7が、第二支持部39に対して、上下方向Zに移動自在に支持されている。つまり、第二支持部39に、第二吸着パッド7の当接面を上下方向Zに移動自在に支持する移動支持部40が取り付けられている。
第二吸着パッド7は、物品Wに当接して吸着する第二パッド部42と、基部26に支持される第二シャフト部43と、第二シャフト部43に固定されて第二パッド部42の側周囲を覆う第二カバー部44と、を備えている。そして、第二パッド部42は、弾性変形可能に構成されており、自然状態の第二パッド部42は第二カバー部44の下端より下方に突出している。尚、第二パッド部42の下面により第二吸着パッド7の吸着面7Aが形成されており、この吸着面7Aが、第二吸着パッド7の当接面に相当する。
また、第二シャフト部43には、第一部43Aと、この第一部43Aより下方に備えられて第一部43Aより大径の第二部43Bと、第一部43Aより上方に備えられて第一部43Aより大径の第三部43Cと、が備えられている。
移動支持部40は、第一部43Aの外周面を摺動可能に保持しており、移動支持部40と第二部43Bとの間にはコイルスプリング45が圧縮状態で介在している。コイルスプリング45により第二吸着パッド7が下方に付勢されており、第三部43Cが移動支持部40の上面に当接することで第二吸着パッド7の下方への移動が規制されている。そのため、図4に示すように、第二吸着パッド7に対して物品Wが下方から当接した場合に、第二吸着パッド7がコイルスプリング45の付勢力に抗して設定量D1だけ上方に移動可能となっている。この設定量D1は、第一吸着パッド6により物品Wを吸着する際に生じる並び方向Yの誤差の最大値よりも大きく設定すると好適である。尚、本実施形態では、第一吸着パッド6により物品Wを吸着する際に生じる並び方向Yの誤差の最大値が、例えば、並び方向第一側Y1に4mm、並び方向第二側Y2に4mmの合計8mmであると想定して、設定量D1として10mmが設定されている。また、コイルスプリング45が、第二吸着パッド7の当接面を下方に付勢する付勢部に相当する。
図3に示すように、移載装置3は、第一モータ47と第二モータ48と第一伝達機構49と第二伝達機構50とを備えている。第一モータ47及び第二モータ48は第三アーム15に支持されている。第一伝達機構49は、第一モータ47と第一吸着パッド6とを連動させ、第二伝達機構50は、第二モータ48と揺動部27とを連動させる。尚、第一モータ47は、第一駆動部に相当し、第二モータ48は、第二駆動部に相当する。
図5及び図6に示すように、第一伝達機構49は、駆動軸52と第一ギヤ53と第二ギヤ54と第三ギヤ55と第四ギヤ56と第五ギヤ57と第六ギヤ58とを備えている。
駆動軸52は、第三アーム15内に第三アーム15の長手方向(上下方向Z)に沿って設置されており下端部に第一ギヤ53に噛合するギヤ部が備えられている。第一ギヤ53は、揺動軸心S1周りに回転自在に基部26に支持されており、駆動軸52に噛合するギヤ部と第二ギヤ54に噛合するギヤ部とを備えている。第二ギヤ54は、軸心方向Xに沿う軸心周りに回転自在に揺動部27に支持されており、第一ギヤ53及び第三ギヤ55に噛合するギヤ部を備えている。第三ギヤ55は、軸心方向Xに沿う軸心周りに回転自在に揺動部27に支持されており、第二ギヤ54に噛合するギヤ部と第四ギヤ56に噛合するギヤ部とを備えている。第四ギヤ56は、上下方向Zに沿う軸心周りに回転自在に揺動部27に支持されており、第三ギヤ55に噛合するギヤ部と第五ギヤ57に噛合するギヤ部とを備えている。第五ギヤ57は、上下方向Zに沿う軸心周りに回転自在に揺動部27に支持されており、第四ギヤ56及び第六ギヤ58に噛合するギヤ部を備えている。第六ギヤ58は、回転軸心S2周りに第一シャフト部35と一体回転するように第一シャフト部35に固定されており、第五ギヤ57に噛合するギヤ部を備えている。尚、駆動軸52の第一ギヤ53に噛合するギヤ部と、第一ギヤ53の駆動軸52に噛合するギヤ部と、第三ギヤ55の第四ギヤ56に噛合するギヤ部と、第四ギヤ56の第三ギヤ55に噛合するギヤ部と、の夫々は、べベルギヤで構成されている。
第一伝達機構49は、第一モータ47の駆動により駆動軸52が回転することで、第一ギヤ53、第二ギヤ54、第三ギヤ55、第四ギヤ56、第五ギヤ57、及び第六ギヤ58が回転して、図10に示すように、第六ギヤ58と一体回転する第一吸着パッド6を回転軸心S2周りに回転させる。
図3に示すように、第二伝達機構50は、第一リンクアーム59と第二リンクアーム60とを備えている。
第一リンクアーム59は、並び方向Yに沿う軸心周りに揺動自在に第二モータ48に連動連結されている。第二リンクアーム60の上端部は、第一リンクアーム59の先端部に連結されている。第二リンクアーム60の下端部は、第一姿勢の揺動部27における、揺動軸心S1に対して並び方向第二側Y2で且つ上方側に位置する部分に連結されている。
図5から図8に示すように、第二伝達機構50は、第二モータ48の駆動により、第一リンクアーム59が揺動して、第二リンクアーム60が上下方向Zに移動し、第二リンクアーム60の下端に連結された揺動部27を揺動軸心S1周りに揺動させる。
このように、揺動部27を揺動軸心S1周りに揺動させる場合、第二モータ48により第二リンクアーム60を上下方向Zに移動させると共に、第一モータ47により駆動軸52を回転させている。つまり、例えば、図6に示すように、揺動部27を揺動軸心S1周りに揺動させる場合において、第一吸着パッド6を回転軸心S2周りに回転させない場合は、第二モータ48の駆動により第二リンクアーム60を下方に移動させると共に、第一モータ47の駆動により駆動軸52を回転させて、第二ギヤ54を第一ギヤ53に対して相対的に回転しないようにしている。
図1に示すように、ピッキング設備には、第一搬送位置P1の上方に、第一搬送位置P1に位置する第一容器C1の内部を撮像する第一撮像装置61が設置され、第二搬送位置P2の上方に、第二搬送位置P2に位置する第二容器C2の内部を撮像する第二撮像装置62が設置されている。また、ピッキング設備には、第一コンベヤ1、第二コンベヤ2、及び移載装置3を制御する制御部H(図12参照)が備えられている。
制御部Hは、上位のコントローラ(図示せず)からのピッキング情報に基づいて、ピッキング対象の物品Wが収容されている第一容器C1を第一搬送位置P1に搬送するように、第一コンベヤ1を制御すると共に、空の第二容器C2を第二搬送位置P2に搬送するように、第二コンベヤ2を制御する。また、制御部Hは、ピッキング情報と第一撮像装置61の撮像情報とに基づいて、第一容器C1に収容されている物品Wを保持して第一容器C1から取り出し、ピッキング情報と第二撮像装置62の撮像情報とに基づいて、第二容器C2に収容する。
移載装置3による物品Wの移載について説明を加える。尚、第一容器C1に収容されている物品Wの姿勢と、第二容器C2に収容されている物品Wの姿勢と、に関して、第一容器C1に収容されている物品Wの上方を向いている面(以下、第一上面と称する場合がある)と、第二容器C2に収容する物品Wの上方を向くべき面(以下、第二上面と称する場合がある)と、が同じ場合は、同じ姿勢とし、第一上面と第二上面とが異なる場合は、異なる姿勢としている。
まず、第一容器C1に収容されているピッキング対象の物品Wの姿勢と、当該物品Wを第二容器C2に収容するときの姿勢と、が同じ姿勢の場合について説明する。
移載装置3は、第一容器C1に収容されているピッキング対象の物品Wの第一上面を第一吸着パッド6により吸着する。このとき、第一吸着パッド6は、物品Wの第一上面における中心部分を吸着する。そして、物品Wの姿勢を維持したまま、第一容器C1から物品Wを取り出し、その取り出した物品Wを第二容器C2に収容するように支持部8を移動させ、物品Wに対する第一吸着パッド6による吸着を解除する。
次に、第一容器C1に収容されているピッキング対象の物品Wの姿勢と、当該物品Wを第二容器C2に収容するときの姿勢とが異なる姿勢の場合について説明する。
移載装置3は、図7に示すように、第一容器C1に収容されているピッキング対象の物品Wにおける第一上面を第一吸着パッド6により保持する。このとき、第一吸着パッド6は、第一上面における第二上面近くを吸着する。説明を加えると、第二上面に対する垂線が沿う方向を垂線方向として、第一上面における、第二上面から垂線方向に設定吸着距離D2だけ離れた位置に吸着位置が設定されており、第一吸着パッド6はこの吸着位置を吸着する。ここで、設定吸着距離D2は、後述するように、揺動部27を第一姿勢から第二姿勢に変更し、物品Wの姿勢を第二上面が上方を向く姿勢とした状態で、物品Wの第二上面が第二吸着パッド7を上記設定量D1より小さい設定移動量(本実施形態では設定量D1の半分(5mm))だけ押し上げた状態となるように設定されている。
そして、移載装置3は、第一容器C1から物品Wを取り出すように支持部8を移動させる。物品Wが第一容器C1の外部に位置する状態において、図10に示すように、第一吸着パッド6が吸着している物品Wの垂線方向が、平面視で支持部8の並び方向Yに対して傾いている場合は、物品Wの垂線方向が支持部8の並び方向に沿うように、第一吸着パッド6を回転軸心S2周りに回転させる。また、図11に示すように、軸心方向X視で物品Wの第一上面が水平面に対して傾いている場合は、当該第一上面の傾斜角度に合わせて第一吸着パッド6を揺動軸心S1周りに回転させ、第一吸着パッド6を傾斜させた状態で物品Wの第一上面を吸着する。
そして、移載装置3は、図8に示すように、揺動部27を第一姿勢から第二姿勢に変更し、物品Wの姿勢を、揺動軸心S1周りに90°回転させて第二上面が上方を向く姿勢とすると共に、物品Wの第二上面を第二吸着パッド7に当接させ、第二吸着パッド7により第二上面を吸着する。ちなみに、第一吸着パッド6により物品Wの吸着位置を適切に吸着している場合は、図9に示すように、第二吸着パッド7を上記設定量D1の半分(D1/2、本実施形態では5mm)だけ押し上げた状態で、物品Wの第二上面が第二吸着パッド7に当接する。そして、移載装置3は、物品Wを第二容器C2に収容するように支持部8を移動させた後、物品Wに対する第一吸着パッド6及び第二吸着パッド7による吸着を解除する。
尚、物品Wを第二吸着パッド7で吸着した後は、第一吸着パッド6による吸着を解除し、物品Wを第二容器C2に収容するときは、物品Wを第二吸着パッド7のみで吸着するようにしてもよい。この場合、第一吸着パッド6による吸着を解除した後、揺動部27を第一姿勢に戻してもよい。
2.第2実施形態
上記第1実施形態では、第一吸着パッド6と第二吸着パッド7とのうち、第二吸着パッド7のみで物品Wを保持している状態では、当該第二吸着パッド7のみで物品Wの姿勢を維持していたが、第二吸着パッド7のみで物品Wを保持している状態において、第二吸着パッド7と規制体66とにより物品Wの姿勢を維持するようにしてもよい。そこで、このような規制体66を備える形態をピッキング設備の第2実施形態として説明する。
図13から図16は、規制体66を備えた移載装置3の一例を示している。尚、第二吸着パッド7により吸着されている物品W(図13から図16に実線で示している物品W)を被吸着物品WAと称して説明する場合がある。
図13及び図14に示すように、移載装置3は、規制体66と移動装置67とを更に備える。移動装置67は、規制体66の全体が被吸着物品WAより上方側に存在する第一位置(図13参照)と、規制体66の少なくとも一部が、被吸着物品WAに対して並び方向第二側Y2に存在し且つ被吸着物品WAの上下幅内に存在する第二位置(図14参照)と、に規制体66を移動させる。
移動装置67は、規制体66が連結される移動部67Aを備え、移動部67Aを上下方向に移動させることで、規制体66を上下方向Zに沿って第一位置と第二位置とに移動させる。本実施形態では、移動装置67は、エアーシリンダにより構成されており、本体部67Bに対して移動部67Aが上方に突出するように、本体部67Bが第三アーム15に固定されている。そして、本実施形態では、移動装置67は、移動部67Aが本体部67B内に引退することで、規制体66が下方に移動して第一位置から第二位置に移動し、移動部67Aが本体部67B内から突出することで、規制体66が上方に移動して第二位置から第一位置に移動する。
ここでは、移動装置67は、並び方向Yにおいて、揺動軸心S1と第二吸着パッド7との間に位置するように設置されている。また、移動装置67は、上下方向Zにおいて、被吸着物品WAや揺動軸心S1より上方に位置するように設置されている。
規制体66と移動装置67とは、連結体68により連結されている。本実施形態では、移動部67Aの上端に連結体68の上端を連結し、規制体66の上端に連結体68の下端を連結することで、規制体66と移動装置67とが連結体68により連結されている。基部26には、案内ブロック69が固定されており、連結体68には、案内ブロック69により上下方向Zに案内される案内レール68Aが備えられている。
図15に示すように、本例では、規制体66は、一対の棒状体66Aを備えている。一対の棒状体66Aの夫々は、上下方向Zに延びる棒状に形成されている。一対の棒状体66Aは、軸心方向Xに間隔を空けた状態で連結体68に支持されている。また、一対の棒状体66Aの間隔は、第一吸着パッド6の軸心方向Xの幅(第一カバー部36の軸心方向Xの幅)より広い間隔となっており、揺動部27が第一姿勢となり且つ規制体66が第二位置にある状態では、一対の棒状体66Aの間に第一吸着パッド6が位置するように設定されている。本実施形態では、一対の棒状体66Aの夫々は、横断面が円形の棒状に形成されており、一対の棒状体66Aの下端部は、下方に向かうに従って小径となる先細り形状に形成されている。
次に、移載装置3による物品Wの移載について説明を加える。
移載装置3は、揺動部27を第一姿勢とした状態で物品W(図13に二点破線で示す物品W)における第一上面を第一吸着パッド6により吸着して保持した後、図13に実線で示すように、揺動部27を第二姿勢に変更して、物品Wの姿勢を、揺動軸心S1周りに90°回転させて第二上面が上方を向く姿勢とする。このように物品Wの姿勢を変更することで、物品Wの第二上面が第二吸着パッド7に当接し、第二吸着パッド7により物品Wの第二上面を吸着により保持する。尚、このように第一吸着パッド6により物品Wを保持する場合や物品Wの姿勢を変更する場合は、規制体66は第一位置にある。
そして、図13に示すように、物品Wの第一吸着パッド6及び第二吸着パッド7により保持した状態で、図14及び図15に示すように、移動装置67により規制体66を第一位置から第二位置に移動させる。その後、図16に示すように、物品Wに対する第一吸着パッド6による吸着を解除し、揺動部27を第二姿勢から第一姿勢に変更する。この際、第二吸着パッド7により吸着した物品Wが揺動する場合があるが、第二位置にある規制体が揺動する物品Wに接触することで物品Wの揺動を適切に規制できる。
3.その他の実施形態
次に、移載装置のその他の実施形態について説明する。
(1)上記第2実施形態では、規制体66を上下方向Zに沿う直線的な棒状に形成したが、規制体66の形状は適宜変更してもよい。具体的には、例えば図17に示すように、規制体66の一部に並び方向第一側Y1に膨出する膨出部66Bを備えてもよい。尚、図17に示す規制体66には、規制体66の下部に膨出部66Bを備えている。これにより、規制体66は、下端から上方側に向かうに従って並び方向第一側Y1に位置する形状の部分を備えている。また、規制体66を並び方向Yに弾性的に移動可能に構成してもよく、具体的には、図17に示すように、規制体66を板バネにより構成することで並び方向Yに弾性的に移動可能に構成してもよい。或いは、例えば図18に示すように、規制体66が、上下方向Zに沿って直線的に延びる直線部66Cと、当該直線部66Cの下端から下方側に向かうに従って並び方向第二側Y2に向かう方向に傾斜して延びる傾斜部66Dとを有する形状としてもよい。これによっても、規制体66は、下端から上方側に向かうに従って並び方向第一側Y1に位置する形状の部分を備えている。これらの場合において、規制体66は、棒状であってもよいし、板状であってもよい。
(2)上記第2実施形態では、移動装置67は、規制体66を上下方向Zに直線状に移動させることで規制体66を第一位置と第二位置とに移動させる構成について説明したが、規制体66の移動方向はこれに限定されない。例えば、図19に示すように、移動装置67して一対の電動モータMを備え、この電動モータMの駆動により規制体66を並び方向Yに沿う軸心S3周りに揺動させることで規制体66を第一位置と第二位置とに移動させるように、移動装置67を構成してもよい。或いは、図示は省略するが、規制体66を軸心方向Xに沿う軸心周りに揺動させることで規制体66を第一位置と第二位置とに移動させるように、移動装置67を構成してもよい。
(3)上記実施形態では、吸着部及び当接部を、吸着パッドにより構成し、パッド内に負圧を発生させて物品Wを吸着したが、吸着部や当接部の一方又は双方を、電磁石により構成し、磁性体の物品を吸着するようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、第一モータ47により第一吸着パッド6を回転軸心S2周りに回転させたが、第一吸着パッド6により物品Wを吸着した場合に当該物品Wの自重によって第一吸着パッド6を回転軸心S2周りに回転させるようにしてもよい。
また、第二モータ48により揺動部27を第一姿勢と第二姿勢とに切り換えたが、第一姿勢に付勢する付勢体を備えて、第一吸着パッド6により物品Wを吸着した場合に当該物品Wの自重によって、付勢体の付勢力に抗して揺動部27を第二姿勢に切り換え、物品Wの保持を解除するに伴って付勢体の付勢力により揺動部27を第一姿勢に切り換えるようにしてもよい。
(5)上記実施形態では、当接部を、物品Wを吸着可能な吸着パッドにより構成したが、当接部を、物品Wを吸着する機能を有しない部材により構成してもよい。例えば、当接部を、ゴム等の弾性部材により構成し、或いは、金属板等の剛性の高い部材で構成してもよい。
(6)上記実施形態では、移載装置3を、垂直多関節ロボットにより構成したが、移載装置3を、水平多関節ロボット(スカラロボット)や、直交ロボットや、パラレルリンクロボット等の、他のロボットにより構成してもよい。
(7)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用することも可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
4.上記実施形態の概要
以下、上記において説明した移載装置の概要について説明する。
一つの態様として、移載装置は、物品を吸着する吸着部と、前記吸着部を支持する支持部と、前記支持部を移動させる移動機構と、を備え、
前記支持部は、前記移動機構に取り付けられた基部と、水平方向に沿う揺動軸心周りに揺動自在に前記基部に連結された揺動部と、を備え、平面視で前記揺動軸心が沿う方向に対して直交する方向を並び方向とし、前記並び方向の一方側を並び方向第一側、その反対側を並び方向第二側として、前記基部における、前記揺動軸心に対して前記並び方向第一側の位置に、物品が当接する当接部が設けられ、前記吸着部は、前記揺動部における前記揺動軸心よりも揺動先端側の位置に設けられ、前記揺動部は、前記揺動軸心周りの揺動により、前記吸着部が前記揺動軸心に対して前記並び方向第二側に位置して前記吸着部の吸着面が下側を向く第一姿勢と、前記吸着部が前記揺動軸心に対して下側に位置して前記吸着面が前記並び方向第一側を向く第二姿勢との間で姿勢変更自在に構成され、前記吸着部は、前記第一姿勢において上下方向に沿う回転軸心周りに回転自在に前記揺動部に支持されている。
この構成によれば、揺動部を第一姿勢とした状態で、吸着部により物品を吸着し、その後、揺動部を第二姿勢に変更することで、吸着部により吸着している物品を揺動軸心周りに回転させて姿勢を変更することができる。また、揺動部を第二姿勢に変更させた場合に、その物品に対して当接部が上方から当接するため、揺動部の揺動による姿勢変更後の物品を適切に保持することができる。このように、本構成によれば、吸着部により物品を吸着する位置を変更することなく、物品の姿勢を変更できるため、移載装置により物品を移載するときに物品の姿勢を変更する必要がある場合でも、物品を効率よく移載できる。
また、この構成によれば、吸着部を物品に吸着させた状態で、吸着部を回転軸心周りに回転させることで、吸着部が保持している物品の姿勢を回転軸心周りにも変更することができる。そして、回転軸心は、揺動部を第二姿勢に切り換えた状態では並び方向に沿うため、第二姿勢における物品の姿勢を、並び方向に沿う回転軸心周りに変更することができる。よって、本構成によれば、吸着部で吸着した際の物品の姿勢が中途半端に傾いた姿勢であった場合でも、物品を吸着後に吸着部を回転軸心周りに回転させることで当接部に当接させるのに適した姿勢に物品の姿勢を変更することができる。
また、前記吸着部を前記揺動部に対して前記回転軸心周りに回転させる第一駆動部と、前記揺動部を前記基部に対して前記揺動軸心周りに揺動させる第二駆動部と、を備えていると好適である。
この構成によれば、第一駆動部により吸着部を回転駆動させることで、吸着部を回転軸心周りに確実に回転させることができる。また、第二駆動部により揺動部を揺動駆動させることで、揺動部を揺動軸心周りに確実に揺動させることができる。よって、吸着部で吸着した物品の姿勢を適切に変更することができる。
他の態様として、移載装置は、物品を吸着する吸着部と、前記吸着部を支持する支持部と、前記支持部を移動させる移動機構と、を備え、
前記支持部は、前記移動機構に取り付けられた基部と、水平方向に沿う揺動軸心周りに揺動自在に前記基部に連結された揺動部と、を備え、平面視で前記揺動軸心が沿う方向に対して直交する方向を並び方向とし、前記並び方向の一方側を並び方向第一側、その反対側を並び方向第二側として、前記基部における、前記揺動軸心に対して前記並び方向第一側の位置に、物品が当接する当接部が設けられ、前記吸着部は、前記揺動部における前記揺動軸心よりも揺動先端側の位置に設けられ、前記揺動部は、前記揺動軸心周りの揺動により、前記吸着部が前記揺動軸心に対して前記並び方向第二側に位置して前記吸着部の吸着面が下側を向く第一姿勢と、前記吸着部が前記揺動軸心に対して下側に位置して前記吸着面が前記並び方向第一側を向く第二姿勢との間で姿勢変更自在に構成され、前記当接部は、当接面を上下方向に移動自在に支持する移動支持機構と、前記当接面を下方に付勢する付勢部と、を備え、物品における前記吸着部が吸着する面を第一上面とし、物品における前記当接部が当接する面を第二上面として、前記吸着部は、前記第一上面における吸着位置を吸着し、前記吸着位置が、前記揺動部を前記第一姿勢から前記第二姿勢に姿勢変更した場合に、物品の前記第二上面が前記当接部を押し上げる位置である。
この構成によれば、揺動部を第一姿勢とした状態で、吸着部により物品を吸着し、その後、揺動部を第二姿勢に変更することで、吸着部により吸着している物品を揺動軸心周りに回転させて姿勢を変更することができる。また、揺動部を第二姿勢に変更させた場合に、その物品に対して当接部が上方から当接するため、揺動部の揺動による姿勢変更後の物品を適切に保持することができる。このように、本構成によれば、吸着部により物品を吸着する位置を変更することなく、物品の姿勢を変更できるため、移載装置により物品を移載するときに物品の姿勢を変更する必要がある場合でも、物品を効率よく移載できる。
また、この構成によれば、当接部を上下方向に弾性的に支持することができる。そのため、吸着部が物品を吸着するときに吸着位置が並び方向にずれ、揺動部を第二姿勢に変更したときの物品の高さが上下方向にずれた場合でも、物品が当接部に当接した際に当接部の位置が上下方向に移動して、物品の当接部に対する上下方向の位置ずれを吸収することができる。従って、このような場合でも、物品を適切に支持することができる。
更に、この構成によれば、吸着部により吸着位置を吸着している状態で揺動部を第一姿勢から第二姿勢に姿勢変更した場合に、物品の第二上面に当接部が弾性的に当接する状態となるため、揺動部の揺動による姿勢変更後の物品を適切に保持することができる。また、上述の如く物品が当接部に当接することにより、吸着部が物品を吸着した位置が目標の吸着位置からずれてしまった場合でも、当接部の弾性移動によりそのずれを吸収し、揺動部の揺動による姿勢変更後の物品を適切に保持することができる。
また、前記当接部は、物品を吸着可能に構成されていると好適である。
この構成によれば、当接部に当接した物品を当接部により吸着できるため、物品を吸着部と当接部との双方で吸着できる。よって、移載機構による物品の保持を確実性高く行うことができる。
他の態様として、移載装置は、物品を吸着する吸着部と、前記吸着部を支持する支持部と、前記支持部を移動させる移動機構と、を備え、
前記支持部は、前記移動機構に取り付けられた基部と、水平方向に沿う揺動軸心周りに揺動自在に前記基部に連結された揺動部と、を備え、平面視で前記揺動軸心が沿う方向に対して直交する方向を並び方向とし、前記並び方向の一方側を並び方向第一側、その反対側を並び方向第二側として、前記基部における、前記揺動軸心に対して前記並び方向第一側の位置に、物品が当接する当接部が設けられ、前記吸着部は、前記揺動部における前記揺動軸心よりも揺動先端側の位置に設けられ、前記揺動部は、前記揺動軸心周りの揺動により、前記吸着部が前記揺動軸心に対して前記並び方向第二側に位置して前記吸着部の吸着面が下側を向く第一姿勢と、前記吸着部が前記揺動軸心に対して下側に位置して前記吸着面が前記並び方向第一側を向く第二姿勢との間で姿勢変更自在に構成され、前記当接部は、物品を吸着可能に構成され、規制体と、前記規制体を第一位置及び第二位置に移動させる移動装置と、を更に備え、前記第一位置は、前記規制体の全体が、前記当接部に吸着されている物品である被吸着物品より上方側に存在する位置であり、前記第二位置は、前記規制体の少なくとも一部が、前記被吸着物品に対して前記並び方向第二側に存在し且つ前記被吸着物品の上下幅内に存在する位置である。
この構成によれば、揺動部を第一姿勢とした状態で、吸着部により物品を吸着し、その後、揺動部を第二姿勢に変更することで、吸着部により吸着している物品を揺動軸心周りに回転させて姿勢を変更することができる。また、揺動部を第二姿勢に変更させた場合に、その物品に対して当接部が上方から当接するため、揺動部の揺動による姿勢変更後の物品を適切に保持することができる。このように、本構成によれば、吸着部により物品を吸着する位置を変更することなく、物品の姿勢を変更できるため、移載装置により物品を移載するときに物品の姿勢を変更する必要がある場合でも、物品を効率よく移載できる。
また、この構成によれば、当接部に当接した物品を当接部により吸着できるため、物品を吸着部と当接部との双方で吸着できる。よって、移載機構による物品の保持を確実性高く行うことができる。
更に、この構成によれば、移動装置により規制体を第一位置に移動させることで、揺動部を第一姿勢から第二姿勢に変更して物品の姿勢を変更するときに、当該物品が規制体に接触することを回避できる。そして、このように姿勢を変更した物品を当接部により吸着し、その後、吸着部による吸着を解除し、揺動部を第二姿勢から第一姿勢に変更した場合に、当接部により吸着した物品(被吸着物品)が当接部を中心に揺動する場合がある。しかし、移動装置により規制体を第二位置に移動させることで、規制体の少なくとも一部が、物品に対して並び方向第二側に存在し且つ物品の上下幅内に存在する位置にある状態となるため、規制体が揺動する物品に接触することで物品の揺動を規制できる。
また、前記移動装置は、前記規制体が連結される移動部を備え、前記移動部を移動させることで、前記規制体を上下方向に沿って前記第一位置と前記第二位置との間で直線状に移動させると好適である。
この構成によれば、移動装置が、規制体を上下方向に沿って直線状に移動させる構成であるため、移動装置が規制体を揺動等させる構成に比べて、規制体の移動軌跡及び移動装置の配置スペースを比較的小さくすることができる。
また、前記規制体が、下端から上方側に向かうに従って前記並び方向第一側に位置する形状の部分を備えていると好適である。
この構成によれば、規制体の下端と物品との並び方向の間隔を大きく確保しつつ、規制体の形状の部分と物品との並び方向の間隔を小さくすることができる。そのため、規制体を第一位置から第二位置に移動させる際に規制体の先端が物品に対して上方から接触することを回避しつつ、第二位置の規制体を物品の近くに位置させることができ、物品の揺動を効果的に規制できる。
本開示に係る技術は、物品を吸着する吸着部を備えた移載装置に利用することができる。
6:第一吸着パッド(吸着部)
6A:吸着面
7:第二吸着パッド(当接部)
7A:吸着面(当接面)
8:支持部
9:移動機構
26:基部
27:揺動部
40:移動支持部
45:コイルスプリング(付勢部)
47:第一モータ(第一駆動部)
48:第二モータ(第二駆動部)
S1:揺動軸心
S2:回転軸心
W:物品
Y:並び方向
Y1:並び方向第一側
Y2:並び方向第二側
Z:上下方向

Claims (7)

  1. 物品を吸着する吸着部と、前記吸着部を支持する支持部と、前記支持部を移動させる移動機構と、を備えた移載装置であって、
    前記支持部は、前記移動機構に取り付けられた基部と、水平方向に沿う揺動軸心周りに揺動自在に前記基部に連結された揺動部と、を備え、
    平面視で前記揺動軸心が沿う方向に対して直交する方向を並び方向とし、前記並び方向の一方側を並び方向第一側、その反対側を並び方向第二側として、
    前記基部における、前記揺動軸心に対して前記並び方向第一側の位置に、物品が当接する当接部が設けられ、
    前記吸着部は、前記揺動部における前記揺動軸心よりも揺動先端側の位置に設けられ、
    前記揺動部は、前記揺動軸心周りの揺動により、前記吸着部が前記揺動軸心に対して前記並び方向第二側に位置して前記吸着部の吸着面が下側を向く第一姿勢と、前記吸着部が前記揺動軸心に対して下側に位置して前記吸着面が前記並び方向第一側を向く第二姿勢との間で姿勢変更自在に構成され
    前記吸着部は、前記第一姿勢において上下方向に沿う回転軸心周りに回転自在に前記揺動部に支持されている、移載装置。
  2. 前記吸着部を前記揺動部に対して前記回転軸心周りに回転させる第一駆動部と、前記揺動部を前記基部に対して前記揺動軸心周りに揺動させる第二駆動部と、を備えている請求項に記載の移載装置。
  3. 物品を吸着する吸着部と、前記吸着部を支持する支持部と、前記支持部を移動させる移動機構と、を備えた移載装置であって、
    前記支持部は、前記移動機構に取り付けられた基部と、水平方向に沿う揺動軸心周りに揺動自在に前記基部に連結された揺動部と、を備え、
    平面視で前記揺動軸心が沿う方向に対して直交する方向を並び方向とし、前記並び方向の一方側を並び方向第一側、その反対側を並び方向第二側として、
    前記基部における、前記揺動軸心に対して前記並び方向第一側の位置に、物品が当接する当接部が設けられ、
    前記吸着部は、前記揺動部における前記揺動軸心よりも揺動先端側の位置に設けられ、
    前記揺動部は、前記揺動軸心周りの揺動により、前記吸着部が前記揺動軸心に対して前記並び方向第二側に位置して前記吸着部の吸着面が下側を向く第一姿勢と、前記吸着部が前記揺動軸心に対して下側に位置して前記吸着面が前記並び方向第一側を向く第二姿勢との間で姿勢変更自在に構成され
    前記当接部は、当接面を上下方向に移動自在に支持する移動支持機構と、前記当接面を下方に付勢する付勢部と、を備え、
    物品における前記吸着部が吸着する面を第一上面とし、物品における前記当接部が当接する面を第二上面として、
    前記吸着部は、前記第一上面における吸着位置を吸着し、
    前記吸着位置が、前記揺動部を前記第一姿勢から前記第二姿勢に姿勢変更した場合に、物品の前記第二上面が前記当接部を押し上げる位置である、移載装置。
  4. 前記当接部は、物品を吸着可能に構成されている請求項1からのいずれか一項に記載の移載装置。
  5. 物品を吸着する吸着部と、前記吸着部を支持する支持部と、前記支持部を移動させる移動機構と、を備えた移載装置であって、
    前記支持部は、前記移動機構に取り付けられた基部と、水平方向に沿う揺動軸心周りに揺動自在に前記基部に連結された揺動部と、を備え、
    平面視で前記揺動軸心が沿う方向に対して直交する方向を並び方向とし、前記並び方向の一方側を並び方向第一側、その反対側を並び方向第二側として、
    前記基部における、前記揺動軸心に対して前記並び方向第一側の位置に、物品が当接する当接部が設けられ、
    前記吸着部は、前記揺動部における前記揺動軸心よりも揺動先端側の位置に設けられ、
    前記揺動部は、前記揺動軸心周りの揺動により、前記吸着部が前記揺動軸心に対して前記並び方向第二側に位置して前記吸着部の吸着面が下側を向く第一姿勢と、前記吸着部が前記揺動軸心に対して下側に位置して前記吸着面が前記並び方向第一側を向く第二姿勢との間で姿勢変更自在に構成され
    前記当接部は、物品を吸着可能に構成され、
    規制体と、前記規制体を第一位置及び第二位置に移動させる移動装置と、を更に備え、
    前記第一位置は、前記規制体の全体が、前記当接部に吸着されている物品である被吸着物品より上方側に存在する位置であり、
    前記第二位置は、前記規制体の少なくとも一部が、前記被吸着物品に対して前記並び方向第二側に存在し且つ前記被吸着物品の上下幅内に存在する位置である、移載装置。
  6. 前記移動装置は、前記規制体が連結される移動部を備え、前記移動部を移動させることで、前記規制体を上下方向に沿って前記第一位置と前記第二位置との間で直線状に移動させる請求項に記載の移載装置。
  7. 前記規制体が、下端から上方側に向かうに従って前記並び方向第一側に位置する形状の部分を備えている請求項に記載の移載装置。
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