JP6922228B2 - 液体を吐出する装置 - Google Patents
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先ず、図3に示す液体攪拌装置1において、制御手段115によって送液弁103を閉塞し、第1三方弁106及び第2三方弁107によって減圧経路Aを形成する(S1)。次いで、制御手段115によって真空ポンプ105を駆動して、開放したポートから排気することで別容器102内を減圧する(S2)。次いで、圧力検出センサ108で所定負圧を計測したら、制御手段115によって送液弁103を開放し、真空ポンプ105の駆動を停止する(S3)。これにより、カートリッジ101から別容器102へインクを引き込むことができる。次に、送液弁103の開放後一定時間が経過したら又は別容器102に設けられた検知手段104が上限のインク量を検出したら、制御手段115によって送液弁103を閉塞する(S4)。次いで、制御手段115によって送液弁103を閉塞し、第1三方弁106及び第2三方弁107によって加圧経路Bを形成する(S5)。次いで、制御手段115によって真空ポンプ105を駆動し、別容器102内を加圧する(S6)。次いで、圧力検出センサ108で所定正圧を計測したら、制御手段115によって送液弁103を開放し、真空ポンプ105の駆動を停止する(S7)。これにより、別容器102からカートリッジ101へインクを引き込むことが可能となる。最後に、送液弁103の開放後一定時間が経過したら、制御手段115によって送液弁103を閉塞する(S8)。ここまでの動作が、カートリッジ101と別容器102の間のインクの1往復である。
図5(a)において、第1三方弁106はポート106a(第1ポート),106b(第2ポート),106cを有し、第2三方弁107はポート107a(第3ポート),107b(第4ポート),107cを有する。第1三方弁106は、制御手段115からの信号によりポート106a,106bを開放し、ポート106cを閉塞する。第2三方弁107は、制御手段115からの信号によりポート107a,107cを開放し、ポート107bを閉塞する。そして、制御手段115によって真空ポンプ105を駆動させ、矢印で示すように経路内の空気を排出する。このとき、ポート106cの閉塞によって空気はポート106cから外部へ漏れず、ポート107bの閉塞によって、図中点線で示す経路Xには空気が流れない。最終的に、空気はポート107cを通して外部へ排出され、経路内及び別容器102が減圧される。
図6に示すように、この液体攪拌装置1のカートリッジ101は記録媒体109を備えている。そして、液体攪拌装置1に備えられた記録手段が、カートリッジ101に収められているインク種類と、最後に攪拌が行われた日時などの情報をこの記録媒体109に記録する。そして、制御手段115により、インク種類と日時などの情報に応じてインクの往復回数と頻度を制御する。この構成によれば、カートリッジ101に収められているインク種類に応じて最も適切な攪拌動作を実施することが可能となる。
図7に示すように、別容器102は、検知手段104よりも少ない液体量であって空ではない状態の液体量を検知する第2検知手段110を備えている。そして、検知手段104と第2検知手段110からの検知結果に基づいて流路114において一度に送る液体量を制御する。具体的には、この液体攪拌装置1は、インク攪拌時に、検知手段104と第2検知手段110で検知された2つの液体量(液面)の差分だけカートリッジ101と別容器102の間で一度に送る。この構成によれば、図3で示したような圧力検出センサ108や真空ポンプ105の駆動量から別容器102の内容量を算出して制御する構成とは異なり、別容器102に実際に入っている液体量を検知するため、実測によって液体の移動量をより正確に制御できる。
図7に示すように、この液体攪拌装置1は、装置に着脱可能な複数のカートリッジ101,111,・・・1n1と、これらカートリッジにそれぞれ対応した複数の送液弁103,113,・・・1n3を備えている。この構成によれば、例えばカートリッジ101のインクが切れたときには、カートリッジ111を用いることができる。このようにして、カートリッジを切り替えながらインクを使用するため、カートリッジ交換時に生じる装置のダウンタイムを削減することができる。
前述した図3,6〜8の液体攪拌装置1において、図9に示すような圧力制御を実施しながらインク攪拌を行ってもよい。具体的には、インクの往復動作を実施中に、図9(a)に示すように別容器102の内圧が一定範囲内(本例では、−30〜−50(任意単位)の範囲)に維持されるように、図9(b)に示すように真空ポンプ105の駆動のON/OFFを所定時間毎(本例では、1(任意単位)毎)に切り替える。このようにして、別容器102とカートリッジ101の間で送液を実施する際に、真空ポンプ105の駆動による減圧と真空ポンプ105の駆動停止による加圧を繰り返すことで、別容器102内の圧力値が所定の範囲内で推移する。この構成によれば、別容器102内部の圧力を一定範囲内にすることで、送液速度を高い値に保ちながら安定させ、攪拌効率を上げることが可能となる。
図10に示すように、液体攪拌装置1は、カートリッジ101と、カートリッジ101よりも容量の小さい別容器102と、それら2つの容器(カートリッジ101と別容器102)を連通する送液経路としての流路114と、別容器102に接続した大気開放弁124とを備える。また、液体攪拌装置1は、流路114に配置された可逆式ポンプ121と、制御手段115と、第2ポンプ122とを備える。別容器102の外側には、別容器102の上下に接続し且つ別容器102の内壁よりも高い撥水性を有する液体検知用経路123が設けられている。液体検知用経路123は、容器内の液体量を検知する検知手段104と、これよりも低い位置で別容器102が空ではない状態の液体量を検知する第2検知手段110とを備えている。これら検知手段は光学式透過型センサであり、これにより検知手段はインクと非接触でインク液面を検知することができる。可逆式ポンプ121は2つの容器の間で送液する動力を供給する。第2ポンプ122は、攪拌された均一な濃度のインクを記録ヘッド40に供給するために使用される。
図11に示すように、攪拌動作の復路では、制御手段115により、可逆式ポンプ121を逆転させて矢印で示すように別容器102からカートリッジ101にインクを戻す動作を行う。可逆式ポンプ121の稼働に伴い別容器102内のインク液面が下がって行き、同時に液体検知用経路123内のインク液面も下がる。
図12に示すように、液体攪拌装置1の別容器102は、液体検知用経路123と、容器内の液体量を検知する検知手段104と、これよりも低い位置で別容器102が空ではない状態の液体量を検知する第2検知手段110と、検知手段104及び第2検知手段110の間で液体量を検知する第3検知手段125を備えている。図12は、インクを別容器102からカートリッジ101に戻す復路の攪拌動作を示している。このように検知手段を3段に増設することで細かい液面検知が可能となるため、カートリッジ101内のインク残量が少ない場合には、一回のインク移動量を少なくすることができる。すなわち、別容器102とカートリッジ101の間で往復させる液体量を、カートリッジ101内の液体残量に応じて変動させてもよい。
101 カートリッジ(第1液体収容部)
102 別容器(第2液体収容部)
103 送液弁
104 検知手段
105 真空ポンプ(不可逆式ポンプ)
114 流路(送液経路)
115 制御手段
202 圧力ユニット
Claims (1)
- 液体を吐出するヘッドと、
前記ヘッドに供給する液体を収容可能な液体収容部と、
前記液体収容部に連通し、流入口及び流出口を有する不可逆式ポンプと、
第1ポートが前記不可逆式ポンプの前記流入口に接続され、第2ポートが前記液体収容部に接続される第1三方弁と、
第3ポートが前記不可逆式ポンプの前記流出口に接続され、第4ポートが前記液体収容部に接続される第2三方弁と、
を備え、
前記第1三方弁及び前記第2三方弁を開閉制御して前記第4ポートを閉塞し、かつ、前記不可逆式ポンプを駆動することによって、前記第2ポート、前記第1三方弁、前記第1ポート、不可逆式ポンプ、前記第3ポート、前記第2三方弁の経路で空気流れを作って前記液体収容部を減圧し、前記第1三方弁及び前記第2三方弁を開閉制御して前記第2ポートを閉塞し、かつ、前記不可逆式ポンプを駆動することによって、前記第1三方弁、前記第1ポート、前記不可逆式ポンプ、前記第3ポート、前記第2三方弁、前記第4ポートの経路で空気流れを作って前記液体収容部を加圧することを特徴とする液体を吐出する装置。
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Family Applications (1)
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