JP6921917B2 - アンテナモジュール - Google Patents

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Description

本発明はアンテナモジュールに関し、特に、無線通信信号を受信可能な一体型に構成されるアンテナモジュールに関する。
回路基板やアンテナを一体的にモジュール化して無線通信信号を受信可能としたアンテナモジュールが知られている。典型的なアンテナモジュールとしては、例えば円偏波の信号を受信するための、セラミックや誘電体基板等を用いたパッチアンテナが知られている。モジュール化されたパッチアンテナは、例えばGNSS(Global Navigation Satellite System:衛星測位システム)、SDARS(Satellite Digital Audio Radio Service:衛星デジタル音声ラジオサービス)等の通信のために、車両ルーフ上に設置される低背型アンテナ装置に収められる。なお、低背型アンテナ装置には、パッチアンテナ以外に、例えば、ラジオやテレビ、携帯電話等の通信を実現するために必要なアンテナも搭載されている。
また、パッチアンテナの利得向上を目的として、パッチアンテナ上に無給電素子が配置されるアンテナ装置も知られている(特許文献1)。特許文献1に開示のアンテナ装置は、パッチアンテナがベースに固定され、ベースを覆うインナーケース側に無給電素子が固定されており、アンテナ装置が組み付けられた状態で無給電素子が導波器として機能するように構成されたものである。
また、トップロード部を有する容量アンテナとパッチアンテナとを有し、トップロード部をパッチアンテナの導波器としても用いる複合アンテナ装置も知られている(特許文献2)。特許文献2に開示の複合アンテナ装置は、トップロード部が、ベースに固定される1本の柱状の保持部を用いて熱溶着等によりパッチアンテナから所定の高さを離して保持されるものである。また、トップロード部は、容量アンテナとして用いるものであるため、給電線が接続されており、導波器としても機能するトップロード部が保持部と給電線によりパッチアンテナ上に保持されるものである。
特開2019−016930号公報 特開2018−121143号公報
しかしながら、特許文献1のアンテナ装置は、無給電素子がインナーケース側に固定されているため、インナーケースとベースの組み付け時の位置ずれにより、アンテナ受信性能にばらつきが生じる可能性があった。また、車両用アンテナ装置に適用した場合、車両の振動等により位置ずれが起こり得るため、アンテナ受信性能のばらつきのおそれがあった。そして、組み付け時の位置ずれ等を避ける必要があり、アンテナ装置の製造時の組み付け性が悪いものであった。
また、特許文献2の複合アンテナ装置は、1本の柱状の保持部と給電線によりトップロード部が保持されているものであり、車両用アンテナ装置に適用した場合、車両の振動等によりパッチアンテナに対するトップロード部の位置がずれる可能性があるため、アンテナ受信性能のばらつきのおそれがあった。また、保持部を用いて熱溶着等によりトップロード部が保持されるものであり、アンテナ装置の製造時の組み付け性が悪いものであった。
本発明は、斯かる実情に鑑み、アンテナ受信性能のばらつきを防止すると共に、モジュール化することでアンテナ装置の製造時の組み付け性も良いアンテナモジュールを提供しようとするものである。
上述した本発明の目的を達成するために、本発明によるアンテナモジュールは、信号処理回路が載置される回路基板と、回路基板上に積層されるパッチアンテナと、パッチアンテナの上方に配置され、少なくとも対向する2辺を有する保持部を有し、パッチアンテナの仰角受信特性を改善するための無給電素子と、回路基板及び無給電素子を支えるための一体型樹脂ホルダであって、パッチアンテナと無給電素子との間の距離を一定に保つように、無給電素子の保持部の2辺を側方から挟むように支える少なくとも一対の無給電素子係止爪を有する一体型樹脂ホルダと、を具備するものである。
ここで、無給電素子の保持部は、無給電素子係止爪が係止する無給電素子係止凹部からなるものであれば良い。
また、無給電素子係止爪は、無給電素子の対向する平行な2辺を側方から挟むように支える少なくとも一対の無給電素子係止爪のうちの1つが2つの横並び係止爪からなり、無給電素子係止凹部は、横並び係止爪の各係止爪がそれぞれ係止する横並び係止凹部からなり、横並び係止凹部の各係止凹部は、その開口幅が各係止爪の幅より広く、その開口底の幅が各係止爪の幅より狭い直角台形形状の凹部を有し、直角台形形状の凹部の直角部が横並び係止凹部の間側に位置する、ものであっても良い。
また、パッチアンテナは、板状エアパッチアンテナであれば良い。
また、回路基板は、地導体パターンを有し、パッチアンテナは、回路基板上に積層され、第1周波数帯の信号を受信可能な板状エアパッチアンテナと、板状エアパッチアンテナ上に固定され、第2周波数帯の信号を受信可能なセラミックパッチアンテナと、からなり、無給電素子は、セラミックパッチアンテナの上方に配置され、セラミックパッチアンテナの仰角受信特性を改善し、一体型樹脂ホルダの無給電素子係止爪は、板状エアパッチアンテナと無給電素子との間の距離を一定に保つように、無給電素子の保持部の2辺を側方から挟むように支える、ものであっても良い。
また、一体型樹脂ホルダは、さらに、板状エアパッチアンテナと回路基板との間に配置され板状エアパッチアンテナを支持する板支持部を有するものであっても良い。
また、一体型樹脂ホルダの板支持部は、ボスを有し、板状エアパッチアンテナは、ボスが熱溶着される固定孔を有するものであっても良い。
また、パッチアンテナは、回路基板上に積層され、第1周波数帯の信号を受信可能な第1セラミックパッチアンテナと、第1セラミックパッチアンテナ上に固定され、第2周波数帯の信号を受信可能な第2セラミックパッチアンテナと、からなり、無給電素子は、第2セラミックパッチアンテナの上方に配置され、第2セラミックパッチアンテナの仰角受信特性を改善し、一体型樹脂ホルダの無給電素子係止爪は、第2セラミックパッチアンテナと無給電素子との間の距離を一定に保つように、無給電素子の保持部の2辺を側方から挟むように支える、ものであっても良い。
また、一体型樹脂ホルダは、さらに、回路基板側に延在し回路基板を保持する回路基板係止爪を有するものであっても良い。
また、一体型樹脂ホルダは、さらに、回路基板側に延在し回路基板を保持するリブを有し、回路基板は、リブが圧入される凹部を有する、ものであっても良い。
また、一体型樹脂ホルダは、上面視で回路基板係止爪と無給電素子係止爪が重ならない位置に配置されるものであれば良い。
本発明のアンテナモジュールには、アンテナ受信性能のばらつきを防止すると共に、モジュール化することでアンテナ装置の製造時の組み付け性も良いという利点がある。
図1は、本発明のアンテナモジュールを説明するための概略斜視図である。 図2は、本発明のアンテナモジュールを説明するための概略側断面図である。 図3は、本発明のアンテナモジュールを説明するための概略分解斜視図である。 図4は、本発明のアンテナモジュールの無給電素子を説明するための概略上面図である。 図5は、本発明のアンテナモジュールの無給電素子係止爪を説明するための概略拡大側断面図である。 図6は、本発明のアンテナモジュールの回路基板係止爪を説明するための概略拡大側断面図である。 図7は、本発明のアンテナモジュールの回路基板係止爪を説明するための概略底面図である。 図8は、本発明のアンテナモジュールの無給電素子の保持部の変形例を説明するための概略上面図である。 図9は、本発明のアンテナモジュールを積層型パッチアンテナとして構成した例を説明するための概略斜視図である。 図10は、本発明のアンテナモジュールを積層型パッチアンテナとして構成した例を説明するための概略側断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図示例と共に説明する。図1は、本発明のアンテナモジュールを説明するための概略斜視図である。また、図2は、本発明のアンテナモジュールを説明するための概略側断面図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示の通り、本発明のアンテナモジュールは、回路基板10と、パッチアンテナ20と、無給電素子30と、一体型樹脂ホルダ40とから主に構成されている。例えば、これらの構成要素が1つのモジュールとして構成され、他のアンテナ、例えばAM/FMアンテナや携帯電話用アンテナと共に車載アンテナ装置に収められれば良い。
回路基板10は、信号処理回路が載置されるものである。回路基板10上には、回路パターンや地導体パターン13がエッチング等により形成されれば良い。また、回路基板10には、例えばアンプ回路14等が載置されても良い。
パッチアンテナ20は、回路基板10上に載置されている。図示例のパッチアンテナ20は、板状エアパッチアンテナの例を示した。しかしながら、本発明のパッチアンテナはこれに限定されず、誘電体としてセラミック、合成樹脂、多層基板等を用いたものであっても良い。パッチアンテナ20は、例えば第1周波数帯の信号を受信可能なものである。第1周波数帯とは、例えばGNSS用の周波数帯、具体的には、1GHz−2GHz帯の周波数帯であれば良い。しかしながら、本発明のアンテナモジュールのパッチアンテナ20は、この周波数帯には限定されず、他の周波数帯であっても良い。パッチアンテナ20は、給電線21と、放射素子22とを有している。給電線21は、回路基板10の第1給電部11に接続されている。
図3を用いてパッチアンテナ20の詳細を説明する。図3は、本発明のアンテナモジュールを説明するための概略分解斜視図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図3では、パッチアンテナ20を説明するために、無給電素子30を組み付け前の状態を表している。図示例のパッチアンテナ20は、板状エアパッチアンテナである。回路基板10は、例えば図2に示されるように地導体パターン13を有している。地導体パターン13は、放射素子22と共にマイクロストリップアンテナを構成する。図示例の放射素子22は、四角形状の板状エレメントであり、回路基板10に所定の間隔を設けて対向配置されている。そして、複数の脚部23が板状エレメントを支える構造である。複数の脚部23は、例えば放射素子22を金属板から切り出して板金加工等で形成する際に、四角形状の板状エレメントの四つ角から折り曲げて形成されれば良い。図示例のように四つ角から折り曲げて形成された脚部23を有する板状エレメントでは、脚部23の影響によりエレメントの電気長が伸びることになる。即ち、図2のように側面から見て、板状エレメントの左右に折り曲げ形成された脚部23が設けられるため、板状エレメントの左右方向の長さが奥行き方向の長さよりも電気長が長く見える。したがって、この例では、板状エレメントは正方形ではなく、左右方向の長さが奥行き方向の長さよりも短い長方形となっている。なお、脚部23は板状エレメントを折り曲げ形成されたものには限定されず、板状エレメントとは別体の棒状体等により脚部を構成しても良い。脚部23は、回路基板10にはんだ等により固定されれば良い。この際、脚部23は、例えばコンデンサを介して地導体パターン13に接続されている。これは、板状エレメントの容量が足りない場合に容量を補うためである。また、メアンダ形状等の配線パターン等により容量を補うように構成しても良い。なお、容量が足りている場合には、脚部23は地導体パターン13等から絶縁された状態で固定されれば良い。また、他の手段により板状エレメントが支えられる場合には、脚部を設けなくても良い。さらに、脚部23の1つを給電線21として用いた板状エアパッチアンテナであっても良い。図示例のパッチアンテナ20では、給電線21は、四角形状の板状エレメントの放射面の一部を切り曲げ加工して形成される例を示した。また、図示例では2点給電のパッチアンテナの例を示した。このため、給電線21が2本示されている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、1点給電のパッチアンテナであっても良い。また、別体の棒状体等により給電線を構成しても良い。
再度図1及び図2を参照して無給電素子30について説明する。無給電素子30は、パッチアンテナ20の上方に配置され、保持部31,32を有し、パッチアンテナ20の仰角受信特性を改善するためのものである。無給電素子30は、図示のように板状体であれば良い。以下、図4を用いて無給電素子30の詳細をより具体的に説明する。図4は、本発明のアンテナモジュールの無給電素子を説明するための概略上面図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。例えば所謂シャークフィン形状の低背型アンテナ装置に本発明のアンテナモジュールを適用した場合、図面上、上側が車両進行方向であり所謂シャークフィンアンテナの先端側になる。本発明のアンテナモジュールの無給電素子30は、少なくとも対向する平行な2辺を有する保持部31,32を有するものであれば良い。例えば図示のような六角形状の板状体であれば良い。具体的には、無給電素子30の保持部31,32は、対向する平行な2辺である上辺と下辺に配置されている。また、図示例では、対向する側辺とこれらに直角な下辺を有すると共に下辺よりも短く下辺に平行な上辺を有する六角形状のものを示した。対向する平行な2辺である上辺と下辺に、保持部31,32を設けることで、後述の一体型樹脂ホルダ40により側方から挟むように支えられることが可能となる。また、無給電素子30の保持部31,32は、後述の一体型樹脂ホルダ40の無給電素子係止爪41,42が係止する無給電素子係止凹部からなれば良い。即ち、各保持部の無給電素子係止凹部の底辺がそれぞれ対向する平行な2辺となれば良い。保持部31,32の無給電素子係止凹部により、パッチアンテナ20に対する無給電素子30の配置位置が正確に固定されることになる。これらの保持部31,32の無給電素子係止凹部の詳細については後述する。なお、本発明のアンテナモジュールでは、無給電素子30は、六角形状には限定されず、例えば台形であっても良い。具体的には、台形は、下辺よりも短く下辺に平行な上辺を有する四角形状であれば良い。
次に、図1乃至図3を再度参照して一体型樹脂ホルダ40について説明する。一体型樹脂ホルダ40は、回路基板10及び無給電素子30を支えるためのものである。一体型樹脂ホルダ40は、少なくとも一対の無給電素子係止爪41,42を有する。無給電素子係止爪41,42は、パッチアンテナ20と無給電素子30との間の距離を一定に保つように、無給電素子30の保持部31,32の2辺を側方から挟むように支えるものである。一体型樹脂ホルダ40は、絶縁性の樹脂からなれば良い。無給電素子係止爪41,42は、無給電素子30の高さ方向の配置位置を一定とするように、例えば無給電素子30の表裏を挟み込んで係止するように構成されれば良い。
図示例のように、パッチアンテナ20として板状エアパッチアンテナを用いた場合、一体型樹脂ホルダ40は、さらに、板状エアパッチアンテナと回路基板10との間に配置され板状エアパッチアンテナを支持する板支持部45を有しても良い。即ち、一体型樹脂ホルダ40は、板状エアパッチアンテナの放射素子22も支持するように構成しても良い。板支持部45を用いることにより、パッチアンテナ20の放射素子22や脚部23が振動等により撓むのを防止可能である。また、図示例の一体型樹脂ホルダ40の板支持部45には、ボス49が設けられている。ボス49をパッチアンテナ20に設けられる固定孔を介して熱溶着することにより、パッチアンテナ20が一体型樹脂ホルダ40に固定されても良い。また、ねじ等を用いて固定されても良い。なお、板支持部45には、適宜給電線21が貫通する貫通孔等が設けられれば良い。一体型樹脂ホルダ40は、この板支持部45を中心構成として有すると共に、その上下にそれぞれ無給電素子係止爪41,42と回路基板係止爪46,47とを有している。
ここで、無給電素子係止爪41,42は、板支持部45から無給電素子30側に延在し無給電素子30を保持するものである。無給電素子係止爪41,42は、例えば図4に示される六角形状の無給電素子30の上辺と下辺に設けられる保持部31,32を挟み込むように係止するものであれば良い。無給電素子30の保持部31,32は、無給電素子係止爪41,42が係止する無給電素子係止凹部からなるものであれば良い。即ち、無給電素子30側には、無給電素子係止爪41,42の位置に応じて保持部として適宜凹部が設けられれば良い。図示例では、無給電素子30の対向する平行な2辺を有する保持部31,32を側方から挟むように支える一方の無給電素子係止爪42が2つの横並び係止爪43,44からなるものを示した。また、無給電素子30の保持部32も、これに合わせて横並び係止凹部33,34からなるものであれば良い。横並び係止凹部33,34は、横並び係止爪43,44の各係止爪がそれぞれ係止するものである。ここで、横並び係止凹部33,34の各係止凹部は、その開口幅が各係止爪の幅より広く、その開口底の幅が各係止爪の幅より狭い直角台形形状の凹部を有するものが好ましい。さらに、この直角台形形状の凹部の直角部が、横並び係止凹部33,34の間側に位置するものであれば良い。そして、斜辺が横並び係止凹部33,34の外側に位置するものであれば良い。即ち、係止凹部33の直角部が係止凹部34側の角に位置し、係止凹部34の直角部が係止凹部33側の角に位置すれば良い。このように構成されることで、無給電素子30は、無給電素子係止爪41,42(43,44)に係止されると、無給電素子係止爪41,42(43,44)が保持部31,32(33,34)の係止凹部に圧入され、左右に移動することなく一体型樹脂ホルダ40に固定されることになる。
また、無給電素子係止爪41,42と無給電素子30の保持部31,32の接点は、具体的には以下のように設計されれば良い。図5は、本発明のアンテナモジュールの無給電素子係止爪を説明するための概略拡大側断面図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図5に示されるように、無給電素子係止爪41(42)は、無給電素子30の保持部31(32)の角を爪の斜面で保持するように設計されれば良い。無給電素子30は、無給電素子係止爪41(42)に係止されると、無給電素子係止爪41(42)が保持部31,32の係止凹部に圧入され、上下に移動することなく一体型樹脂ホルダ40に固定されることになる。即ち、無給電素子30は、横並び係止凹部33,34の斜辺により左右に移動することなく固定されると共に、無給電素子係止爪41,42の斜面により上下に移動することなく固定されることになる。したがって、車両用アンテナ装置に本発明のアンテナモジュールを適用した場合、車両の振動等による無給電素子のガタも防止可能である。
そして、回路基板係止爪46,47は、板支持部45から回路基板10側に延在し回路基板10を保持するものである。図6及び図7を用いて回路基板係止爪について詳細に説明する。図6は、本発明のアンテナモジュールの回路基板係止爪を説明するための概略拡大側断面図である。また、図7は、本発明のアンテナモジュールの回路基板係止爪を説明するための概略底面図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。一体型樹脂ホルダ40は、例えば長方形の回路基板10の少なくとも2辺を挟み込むように係止する一対の回路基板係止爪47を有していれば良い。また、他の辺に係止する回路基板係止爪46を有していれば良い。そして、図6に示されるように、回路基板係止爪46(47)は、回路基板10の側面の角を爪の斜面で保持するように設計されれば良い。係止爪の内側の斜面で回路基板10を保持するように構成することで、回路基板係止爪46(47)が回路基板10に係止すると、一体型樹脂ホルダ40側(板支持部45側)に回路基板10が押し付けられるように固定されることになる。したがって、車両用アンテナ装置に本発明のアンテナモジュールを適用した場合、車両の振動等による回路基板のガタも防止可能である。
さらに、図7に示されるように、一体型樹脂ホルダ40は、回路基板10側に延在し、回路基板を保持するリブ48を有しても良い。回路基板10側には、回路基板係止爪46,47やリブ48の位置に応じて適宜凹部が設けられれば良い。リブ48は、回路基板10側に設けられたリブ用凹部18に圧入等により嵌合するものである。これにより、回路基板10は、上下にも左右にも移動することなく一体型樹脂ホルダ40に固定されることになる。
ここで、図3からも分かる通り、一体型樹脂ホルダ40は、上面視で回路基板係止爪46,47と無給電素子係止爪41,42が重ならない位置に配置されることが好ましい。これにより、各係止爪が係止した際の撓みの影響をそれぞれの係止爪に及ぼさなくすることが可能となる。
このように構成された本発明のアンテナモジュールは、アンテナモジュールの組み付け時には一体型樹脂ホルダ40を中心に回路基板10やパッチアンテナ20、無給電素子30を係止して組み付ければ良く、組み付けが容易である。また、パッチアンテナ20と無給電素子30の位置関係が完全に固定されるため、アンテナ受信性能のばらつきを防止することが可能となる。そして、組み付けられてモジュール化された本発明のアンテナモジュールは、車両ルーフ上に設置される低背型アンテナ装置に簡単に収めることが可能となるため、アンテナ装置の製造時の組み付け性も良くなる。
なお、図示例では、パッチアンテナ20として板状エアパッチアンテナを用いた例を示したが、本発明はこれに限定されない。即ち、パッチアンテナ20として、セラミックパッチアンテナを用いても良い。セラミックパッチアンテナは、誘電体としてセラミックを用いて、その表面に放射素子を設け裏面に地導体パターンを設けることで、マイクロストリップアンテナを構成したものである。パッチアンテナ20がセラミックパッチアンテナの場合には、回路基板10に直接セラミックパッチアンテナが固定される。一体型樹脂ホルダ40には、セラミックパッチアンテナの配置位置を決めるように、例えばセラミックパッチアンテナの側面を覆うようなガイド等が設けられれば良い。一体型樹脂ホルダ40は、このガイドを中心構成として有すると共に、その上下にそれぞれ無給電素子係止爪41,42と回路基板係止爪46,47とを有するように構成すれば良い。さらに、パッチアンテナとしては、誘電体としてセラミック以外に、合成樹脂、多層基板等を用いたものであっても良い。
また、図4に示される無給電素子30は、六角形状のものを示したが、本発明はこれに限定されない。無給電素子30は、少なくとも対向する2辺を有する保持部31,32を有するものであれば良い。したがって、無給電素子30自体が対向する平行な2辺を有する必要は必ずしもない。以下、図8を用いて無給電素子の保持部の変形例について説明する。図8は、本発明のアンテナモジュールの無給電素子の保持部の変形例を説明するための概略上面図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示の通り、保持部31,32は、無給電素子30の内部に孔を開けることで設けられても良い。保持部31の孔の1辺と、保持部32の孔の1辺が、平行に対向するように孔が開けられる。このように、無給電素子30の保持部31,32は、無給電素子係止凹部として孔が開けられることで提供されても良い。なお、対向する2辺を有するように構成されていれば、必ずしも2辺が平行である必要もない。
次に、本発明のアンテナモジュールを積層型パッチアンテナとして構成した場合について説明する。図9は、本発明のアンテナモジュールを積層型パッチアンテナとして構成した例を説明するための概略斜視図である。また、図10は、本発明のアンテナモジュールを積層型パッチアンテナとして構成した例を説明するための概略側断面図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示の通り、本発明のアンテナモジュールは、回路基板10と、第1パッチアンテナ20aと、第2パッチアンテナ20bと、無給電素子30と、一体型樹脂ホルダ40とから主に構成されている。図示例では、パッチアンテナとして、第1パッチアンテナ20aが板状エアパッチアンテナからなり、第2パッチアンテナ20bがセラミックパッチアンテナからなる、積層型パッチアンテナを示した。例えば、これらの構成要素が1つのモジュールとして構成され、他のアンテナ、例えばAM/FMアンテナや携帯電話用アンテナと共に車載アンテナ装置に収められれば良い。
第1パッチアンテナ20aは、第1周波数帯の信号を受信可能なものである。第1周波数帯とは、例えばGNSS用の周波数帯、具体的には、1GHz−2GHz帯の周波数帯であれば良い。しかしながら、本発明のアンテナモジュールの第1パッチアンテナ20aは、この周波数帯には限定されず、他の周波数帯であっても良い。第1パッチアンテナ20aは、回路基板10上に積層されている。第1パッチアンテナ20aは、第1給電線21aと、第1放射素子22aとを有している。第1給電線21aは、回路基板10の第1給電部11に接続されている。図示例では、第1パッチアンテナ20aは、第1放射素子22aが板状エレメントからなる板状エアパッチアンテナの例を示した。回路基板10は、例えば地導体パターン13を有している。地導体パターン13は、第1放射素子22aと共にマイクロストリップアンテナを構成する。図示例の第1放射素子22aは、四角形状の板状エレメントであり、回路基板10に所定の間隔を設けて対向配置されている。そして、複数の脚部23aが板状エレメントを支える構造である。複数の脚部23aは、例えば第1放射素子22aを金属板から切り出して板金加工等で形成する際に、四角形状の板状エレメントの四つ角から折り曲げて形成されれば良い。しかしながら、本発明のアンテナモジュールの第1パッチアンテナ20aはこれに限定されず、誘電体としてセラミック、合成樹脂、多層基板等を用いたものであっても良い。
第1パッチアンテナ20aは、基本的には上述の図1乃至図3で説明したパッチアンテナ20と同様の構成であれば良い。但し、積層型パッチアンテナとして構成するので、第1パッチアンテナ20aの板状エレメントには、後述の第2パッチアンテナ20bの第2給電線21bが貫通する貫通孔24aが設けられている。しかしながら、本発明はこれに限定されず、例えば、第2給電線21bは、第1給電線21aを形成する際に放射面の一部を切り曲げ加工により開けたスリットを貫通するように構成しても良い。
次に、第2パッチアンテナ20bについて説明する。第2パッチアンテナ20bは、第1周波数帯よりも高い第2周波数帯の信号を受信可能なものである。第2周波数帯とは、例えばSDARS用の周波数帯、具体的には、2.3GHz帯の周波数帯であれば良い。しかしながら、本発明のアンテナモジュールの第2パッチアンテナ20bは、この周波数帯には限定されず、第1周波数帯よりも高い周波数帯であれば他の周波数帯であっても良い。第2パッチアンテナ20bは、第1パッチアンテナ20a上に積層されている。第2パッチアンテナ20bは、第2給電線21bと、第2放射素子22bとを有している。第2給電線21bは、回路基板10の第2給電部12に接続されている。即ち、第2給電線21bは、第1給電線21aよりも長く、第1放射素子22aを貫通して回路基板10の第2給電部12に接続されるものである。第2給電線21bは、第1パッチアンテナ20aの第1放射素子22aに設けられた貫通孔24aを貫通して第2給電部12に接続されれば良い。そして、第2放射素子22bは、第1放射素子22aよりも小さいものである。図9及び図10に示される例では、第2パッチアンテナ20bは、誘電体としてセラミック23bを用いたセラミックパッチアンテナの例を示した。しかしながら、本発明のアンテナモジュールの第2パッチアンテナ20bはこれに限定されず、誘電体として合成樹脂、多層基板等を用いたものであっても良い。図示例では、セラミック23bの裏面には、地導体パターン24bが設けられることで、第2放射素子22bと共にマイクロストリップアンテナを構成している。また、第2パッチアンテナ20bは、第1パッチアンテナ20a上に、例えば両面テープ25b等で固定されれば良い。これにより、第1パッチアンテナ20aの第1放射素子22aと地導体パターン24bは電気的に絶縁される。
第1パッチアンテナ20aの上層に設けられる第2パッチアンテナ20bは、より高周波数帯の信号を受信可能なものであり、長さがより長い第2給電線21bを用いた場合、このままでは第2パッチアンテナ20bの中高仰角におけるアンテナ受信感度特性への影響が現れ得る。そこで、本発明のアンテナモジュールでは、以下に説明するような構造を用いることで受信感度特性を改善している。
即ち、図9に示されるように、本発明のアンテナモジュールでは、第2パッチアンテナ20bの仰角受信特性を改善するために、無給電素子30が用いられている。無給電素子30は、板状のものである。無給電素子30は、例えば導体板であれば良い。そして、無給電素子30は、第2パッチアンテナ20bの上方に配置される。無給電素子30は、基本的には上述の図4等で説明した無給電素子30と同様の構成である。
一体型樹脂ホルダ40は、さらに板状エアパッチアンテナを支え、無給電素子係止爪41,42は、板状エアパッチアンテナと無給電素子30との間の距離を一定に保つように、無給電素子30の保持部の2辺を側方から挟むように支えるものである。一体型樹脂ホルダ40も、基本的には上述の図1乃至図3で説明した一体型樹脂ホルダ40と同様の構成である。
このように、本発明のアンテナモジュールによれば、積層型パッチアンテナとして構成した場合であっても、無給電素子30と第2パッチアンテナ20bの間の距離や配置位置が常に一定となるため、アンテナ性能の安定化を図ることが可能となる。また、製造時の組み付け性も良くなる。
なお、図9及び図10に示される例では、パッチアンテナとして、第1パッチアンテナが板状エアパッチアンテナからなり、第2パッチアンテナがセラミックパッチアンテナの積層型パッチアンテナからなるものを示した。しかしながら、本発明のアンテナモジュールはこれに限定されない。例えば、パッチアンテナとして、第1パッチアンテナ及び第2パッチアンテナが共にセラミックパッチアンテナであっても良い。即ち、第1セラミックパッチアンテナと、第2セラミックパッチアンテナとを用いた積層型パッチアンテナであっても良い。第1セラミックパッチアンテナは、回路基板上に積層され、第1周波数帯の信号を受信可能なものであれば良い。また、第2セラミックパッチアンテナは、第1セラミックパッチアンテナ上に固定され、第2周波数帯の信号を受信可能なものであれば良い。そして、無給電素子は、第2セラミックパッチアンテナの上方に配置され、第2セラミックパッチアンテナの仰角受信特性を改善するものであれば良い。また、一体型樹脂ホルダの無給電素子係止爪は、第2セラミックパッチアンテナと無給電素子との間の距離を一定に保つように、無給電素子の保持部の2辺を側方から挟むように支えるものであれば良い。
なお、本発明のアンテナモジュールは、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
10 回路基板
11 第1給電部
12 第2給電部
13 地導体パターン
14 アンプ回路
18 リブ用凹部
20 パッチアンテナ
20a 第1パッチアンテナ
20b 第2パッチアンテナ
21 給電線
21a 第1給電線
21b 第2給電線
22 放射素子
22a 第1放射素子
22b 第2放射素子
23 脚部
23a 脚部
23b セラミック
24a 貫通孔
24b 地導体パターン
25b 両面テープ
30 無給電素子
31,32 保持部
33,34 横並び係止凹部
40 一体型樹脂ホルダ
41,42 無給電素子係止爪
42 無給電素子係止爪
43,44 横並び係止爪
45 板支持部
46,47 回路基板係止爪
48 リブ
49 ボス

Claims (11)

  1. 無線通信信号を受信可能なアンテナモジュールであって、該アンテナモジュールは、
    信号処理回路が載置される回路基板と、
    前記回路基板上に積層されるパッチアンテナと、
    前記パッチアンテナの上方に配置され、少なくとも対向する2辺を有する保持部を有し、パッチアンテナの仰角受信特性を改善するための無給電素子と、
    前記回路基板及び無給電素子を支えるための一体型樹脂ホルダであって、パッチアンテナと無給電素子との間の距離を一定に保つように、無給電素子の保持部の2辺を側方から挟むように支える少なくとも一対の無給電素子係止爪を有する一体型樹脂ホルダと、
    を具備することを特徴とするアンテナモジュール。
  2. 請求項1に記載のアンテナモジュールにおいて、前記無給電素子の保持部は、無給電素子係止爪が係止する無給電素子係止凹部からなることを特徴とするアンテナモジュール。
  3. 請求項2に記載のアンテナモジュールにおいて、
    前記無給電素子係止爪は、無給電素子の対向する平行な2辺を側方から挟むように支える少なくとも一対の無給電素子係止爪のうちの1つが2つの横並び係止爪からなり、
    前記無給電素子係止凹部は、横並び係止爪の各係止爪がそれぞれ係止する横並び係止凹部からなり、
    横並び係止凹部の各係止凹部は、その開口幅が各係止爪の幅より広く、その開口底の幅が各係止爪の幅より狭い直角台形形状の凹部を有し、直角台形形状の凹部の直角部が横並び係止凹部の間側に位置する、
    ことを特徴とするアンテナモジュール。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載のアンテナモジュールにおいて、前記パッチアンテナは、板状エアパッチアンテナであることを特徴とするアンテナモジュール。
  5. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載のアンテナモジュールにおいて、
    前記回路基板は、地導体パターンを有し、
    前記パッチアンテナは、
    前記回路基板上に積層され、第1周波数帯の信号を受信可能な板状エアパッチアンテナと、
    前記板状エアパッチアンテナ上に固定され、第2周波数帯の信号を受信可能なセラミックパッチアンテナと、
    からなり、
    前記無給電素子は、セラミックパッチアンテナの上方に配置され、セラミックパッチアンテナの仰角受信特性を改善し、
    前記一体型樹脂ホルダの無給電素子係止爪は、板状エアパッチアンテナと無給電素子との間の距離を一定に保つように、無給電素子の保持部の2辺を側方から挟むように支える、
    ことを特徴とするアンテナモジュール。
  6. 請求項4又は請求項5に記載のアンテナモジュールにおいて、前記一体型樹脂ホルダは、さらに、板状エアパッチアンテナと回路基板との間に配置され板状エアパッチアンテナを支持する板支持部を有することを特徴とするアンテナモジュール。
  7. 請求項6に記載のアンテナモジュールにおいて、前記一体型樹脂ホルダの板支持部は、ボスを有し、
    前記板状エアパッチアンテナは、ボスが熱溶着される固定孔を有する、
    ことを特徴とするアンテナモジュール。
  8. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載のアンテナモジュールにおいて、
    前記パッチアンテナは、
    前記回路基板上に積層され、第1周波数帯の信号を受信可能な第1セラミックパッチアンテナと、
    前記第1セラミックパッチアンテナ上に固定され、第2周波数帯の信号を受信可能な第2セラミックパッチアンテナと、
    からなり、
    前記無給電素子は、第2セラミックパッチアンテナの上方に配置され、第2セラミックパッチアンテナの仰角受信特性を改善し、
    前記一体型樹脂ホルダの無給電素子係止爪は、第2セラミックパッチアンテナと無給電素子との間の距離を一定に保つように、無給電素子の保持部の2辺を側方から挟むように支える、
    ことを特徴とするアンテナモジュール。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れかに記載のアンテナモジュールにおいて、前記一体型樹脂ホルダは、さらに、回路基板側に延在し回路基板を保持する回路基板係止爪を有することを特徴とするアンテナモジュール。
  10. 請求項1乃至請求項9の何れかに記載のアンテナモジュールにおいて、前記一体型樹脂ホルダは、さらに、回路基板側に延在し回路基板を保持するリブを有し、
    前記回路基板は、リブが圧入される凹部を有する、
    ことを特徴とするアンテナモジュール。
  11. 請求項9又は請求項10に記載のアンテナモジュールにおいて、前記一体型樹脂ホルダは、上面視で回路基板係止爪と無給電素子係止爪が重ならない位置に配置されることを特徴とするアンテナモジュール。
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