JP6920912B2 - スイッチング電源装置 - Google Patents
スイッチング電源装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6920912B2 JP6920912B2 JP2017141411A JP2017141411A JP6920912B2 JP 6920912 B2 JP6920912 B2 JP 6920912B2 JP 2017141411 A JP2017141411 A JP 2017141411A JP 2017141411 A JP2017141411 A JP 2017141411A JP 6920912 B2 JP6920912 B2 JP 6920912B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- current
- switching transistor
- power supply
- control circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 74
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 33
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 8
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 4
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 230000003071 parasitic effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Description
図1に本発明の第1実施例のスイッチング電源装置の構成を示す。10は1次巻線L1、2次巻線L2、補助巻線L3を有するトランスである。1次巻線L1には、入力直流電圧VinがキャパシタC1で安定化されて入力し、NMOSのスイッチングトランジスタMN1のON/OFF動作により生じる電磁エネルギーを、2次巻線L2と補助巻線L3に伝える。2次巻線L2には、ダイオードD1とキャパシタC2により整流平滑回路が構成され、その整流平滑回路から出力直流電圧Voutが取り出されるようになっている。補助巻線L3には、ダイオードD2とキャパシタC3により整流平滑回路が構成され、その整流平滑回路から電源電圧VDDが生成されている。
さて、スイッチング電源装置は、通常動作では図5に示すように、出力電圧Voutが目標電圧Vout1になるよう定電圧制御される。この定電圧制御時は、補助巻線L3に生じる電圧Vriseは高くなり、補助巻線L3の●側が負極になるときは、電流フィードバック回路30に入力する電流Iaが大きくなるので、電流Ibが電流源33の電流Icより大きくなり、電流Id,Ieはゼロとなり、フィードバック電流Ifbも“0”となる。このため、この通常動作では、ON期間制御回路21で得られるON期間とOFF期間制御回路22で得られるOFF期間は、もっぱらホトカプラ電流Ipcによって制御される。
出力電流Ioutが増大して図5の最大値Ioutmaxに達すると、出力電圧Voutが低下しはじめ、ホトカプラ40のホトダイオードPD1は発光しなくなり、ホトカプラ電流Ipcが流れなくなる。また、出力電圧VoutはVout2より大きいため、電流制限フィードバック回路30における電流Ib,Icは、Ib>Icとなり電流Idは流れず、フィードバック電流Ifbも流れない。
出力電圧Voutが図5に示すように電圧Vout2まで低下すると、補助巻線L3の●側が負極になった際にそこに流れる電流Iaが小さくなり、電流制限フィードバック回路30の電流Ibが電流源33の電流Icよりも小さくなるので、電流ホールド回路34に流れ込むフィードバック電流Ifbがその電流Iaに逆比例して大きくなる。これによって、ON期間制御回路21とOFF期間制御回路22には、ホトカプラ電流Ipcに代えてフィードバック電流Ifbが流れることになる。
20:制御回路、21:ON期間制御回路、22:OFF期間制御回路、221:DFF回路、23:SRFF回路、24:駆動回路、25:電流センス回路、26:反転検出回路
30:電流制限フィードバック回路、31:第1カレントミラー回路、32:第2カレントミラー回路、33:電流源、34:電流ホールド回路、35:タイミング生成回路
40:出力電圧フィードバック回路
50:ホトカプラ
Claims (6)
- スイッチングトランジスタと、該スイッチングトランジスタがONしたときにセンス電圧を生成するセンス抵抗と、前記スイッチングトランジスタがONすることで入力電圧が印加する1次巻線、負荷が接続される2次巻線及び補助巻線を有するトランスと、前記2次巻線から前記負荷に供給される出力電圧に応じたホトカプラ電流を生成するホトカプラと、前記センス電圧と前記ホトカプラ電流を取り込んで前記スイッチングトランジスタのON/OFFを制御する制御回路とを有するスイッチング電源装置において、
前記補助巻線で得られる電圧により前記出力電圧の低下を検出し、前記補助巻線で得られる電圧が所定値以下に達したとき前記補助巻線で得られる電圧に逆比例したフィードバック電流を生成して前記ホトカプラ電流に代えて前記制御回路に取り込ませる電流制限フィードバック回路を備えたことを特徴とするスイッチング電源装置。 - 請求項1に記載のスイッチング電源装置において、
前記電流制限フィードバック回路は、前記スイッチングトランジスタのOFF期間に前記補助巻線に発生する電圧が所定以下のとき、前記補助巻線に発生する電圧に逆比例させた前記フィードバック電流を前記スイッチングトランジスタのON期間及びOFF期間にわたって生成することを特徴とするスイッチング電源装置。 - 請求項1又は2に記載のスイッチング電源装置において、前記制御回路は、
前記センス電圧を取り込んで負荷電流に対応するセンス電流を前記スイッチングトランジスタのOFF期間に出力する電流センス回路と、
前記スイッチングトランジスタがONした後に前記スイッチングトランジスタをOFFさせるOFFタイミング信号を、前記ホトカプラ電流が大きいほど且つ前記フィードバック電流が大きいほど且つ前記センス電圧が大きいほど、早いタイミングで生成するON期間制御回路と、
前記スイッチングトランジスタがOFFした後に前記スイッチングトランジスタをONさせるONタイミング信号を、前記ホトカプラ電流が大きいほど且つ前記フィードバック電流が大きいほど且つ前記センス電流が小さいほど、遅いタイミングで生成するOFF期間制御回路と、
前記ON期間制御回路から出力する前記OFFタイミング信号によって前記スイッチングトランジスタをOFFさせ、前記OFF期間制御回路から出力する前記ONタイミング信号によって前記スイッチングトランジスタをONさせるSRFF回路と、
を有することを特徴とするスイッチング電源装置。 - 請求項3に記載のスイッチング電源装置において、
前記ON期間制御回路は、前記スイッチングトランジスタがONしているときに前記ホトカプラ電流又は前記フィードバック電流が流れる経路に挿入される第2抵抗と、該第2抵抗の前記ホトカプラ電流又は前記フィードバック電流の導入側に生成する第2電圧が前記センス電圧と同じ電圧になると前記OFFタイミング信号を生成する第1コンパレータと、を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。 - 請求項3に記載のスイッチング電源装置において、
前記OFF期間制御回路は、前記スイッチングトランジスタがOFFしているとき前記センス電流で充電され前記スイッチングトランジスタがONすると放電される第4キャパシタと、該第4キャパシタの電圧から前記ホトカプラ電流又は前記フィードバック電流によって電圧降下を生じさせるように挿入された第3抵抗と、該第3抵抗の前記第4キャパシタの側と反対側の端子の電圧が所定値になると前記ONタイミング信号を生成する第2コンパレータと、を備えることを特徴とするスイッチング電源装置。 - 請求項5に記載のスイッチング電源装置において、
前記トランスに設けられた補助巻線に発生する電圧を波形整形してパルス信号を生成する反転検出回路を有し、前記OFF期間制御回路の前記ONタイミング信号は前記パルス信号でリタイミングされることを特徴とするスイッチング電源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017141411A JP6920912B2 (ja) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017141411A JP6920912B2 (ja) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | スイッチング電源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019022398A JP2019022398A (ja) | 2019-02-07 |
JP6920912B2 true JP6920912B2 (ja) | 2021-08-18 |
Family
ID=65355901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017141411A Active JP6920912B2 (ja) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | スイッチング電源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6920912B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7406402B2 (ja) * | 2020-02-28 | 2023-12-27 | 日清紡マイクロデバイス株式会社 | スイッチング電源装置 |
JP7469909B2 (ja) | 2020-02-28 | 2024-04-17 | 日清紡マイクロデバイス株式会社 | スイッチング電源装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3561878B2 (ja) * | 2000-03-21 | 2004-09-02 | 富士通アクセス株式会社 | 過電流保護回路 |
JP3610964B2 (ja) * | 2002-05-13 | 2005-01-19 | 松下電器産業株式会社 | スイッチング電源装置 |
JP4029853B2 (ja) * | 2004-03-23 | 2008-01-09 | サンケン電気株式会社 | スイッチング電源装置 |
JP2009247073A (ja) * | 2008-03-29 | 2009-10-22 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | スイッチング電源 |
JP6476997B2 (ja) * | 2015-02-25 | 2019-03-06 | ミツミ電機株式会社 | 電源制御用半導体装置 |
-
2017
- 2017-07-21 JP JP2017141411A patent/JP6920912B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019022398A (ja) | 2019-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3708529B2 (ja) | スイッチング電源回路の定電圧出力制御方法と定電圧出力制御装置 | |
JP7038873B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP5950635B2 (ja) | 電源装置及び画像形成装置 | |
JP6476997B2 (ja) | 電源制御用半導体装置 | |
CN108270360B (zh) | 开关电源装置 | |
JP2008005567A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP4775441B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2004040856A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP6920912B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2019080433A (ja) | 同期整流回路及びスイッチング電源装置 | |
CN111262437B (zh) | 开关电源装置 | |
JP5102318B2 (ja) | 一次側制御のスイッチングレギュレータ | |
JP3691498B2 (ja) | 自励式スイッチング電源回路 | |
JP2009512406A (ja) | 一次側が制御された電力変換器用の可変スイッチング周波数を有するスイッチング制御回路 | |
TW200522797A (en) | Device and method for controlling capacitor chargers | |
JP7320427B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP6487742B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2008022658A (ja) | スイッチング電源回路 | |
JP6455180B2 (ja) | 電源制御用半導体装置 | |
JP2000209850A (ja) | スイッチング電源 | |
JP5011621B2 (ja) | 自励式dc−dcコンバータ | |
JP6487743B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP2020089011A (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP3171068B2 (ja) | スイッチング電源 | |
KR100685103B1 (ko) | 스위칭 모드 파워 서플라이의 크로스 레귤레이션 개선 회로 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20200220 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20200408 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200508 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210216 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210416 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210706 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210727 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6920912 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |