JP6920889B2 - 収納装置、配送システム、及び、収納方法 - Google Patents

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本発明は、収納装置、配送システム、及び、収納方法に関する。
近年、ユーザが指定する荷物を、個別にその配送先まで届けたり、個別に集荷したりする配送サービスの需要が高まっている。このような配送サービスに関するものとして、無人飛行機(ドローン)を利用した配送システムが知られている(特許文献1参照)。
特開2016−153337号公報
しかしながら、特許文献1によれば、配送先で荷物を如何に受け渡すのかが明確ではない。例えば、ユーザが在宅しているときに配達又は集荷し、ユーザが不在であるときには配達又は集荷しないのであれば、配達又は集荷のタイミングにユーザが在宅していなければならない。不在になりがちなユーザは、無人飛行機を利用した配送システムの恩恵を受けることが困難である。このように、ユーザの負担は、配達員が直接配達する形態又は集荷する形態の宅配サービスの場合となんら変わらない。
本発明が解決しようとする課題は、配送業務を簡素化するとともに、配送先又は集荷先のユーザの負担を軽減する収納装置、配送システム、及び、収納方法を提供することにある。
(1)本発明の一態様の収納装置は、建物又は地表に配置され、無人飛行体により搬送される荷物を載せて上下方向に移動可能な高さ調整部を備え、前記高さ調整部を下方向に移動させると前記高さ調整部の上方に前記荷物を格納するための内部空間形成され、当該荷物を収納した荷物搬送具を前記荷物搬送具ごとに当該内部空間に収納可能な収納部と、前記収納部の上部に設けられた上面部であって、前記荷物搬送具の大きさに対応する開口部が上方から前記内部空間に通じるように形成された上面部と、前記開口部に配置された前記荷物搬送具を検出する検出部と、前記検出の結果を通報する報知部とを備え、前記上面部の前記開口部近傍には、前記無人飛行体に電力を供給するための給電部が前記収容部ごとに設けられ、前記収納部は、前記内部空間に収納した前記荷物搬送具と、前記上面部の高さに調整された前記高さ調整部との何れかによって、前記開口部を通して前記収納部内に異物がたまらないように形成されている収納装置である。
(2)また、上記の収納装置における前記上面部には、前記内部空間に収納された前記荷物搬送具を搬出可能な前記開口部が形成されている。
)また、本発明の一態様の収納装置における前記高さ調整部は、前記荷物搬送具の高さに応じて当該荷物搬送具を保持する位置を調整する。
(4)また、本発明の一態様の収納装置は、前記無人飛行体の着陸地点の収容部を示す光を発する誘導設備をさらに備える
(5)また、上記の収納装置における前記報知部は、前記無人飛行体によって、前記荷物搬送具が前記開口部を通して搬出されたことを通報する。
(6)また、上記の収納装置における前記報知部は、前記無人飛行体によって、前記荷物搬送具が前記開口部を通して搬入されたことを通報する。
(7)また、上記の収納装置における前記検出部は、前記荷物搬送具を識別し、前記報知部は、前記荷物搬送具に関するデータを中央管理装置に通報する。
(8)また、本発明の一態様の配送システムは、上記の収納装置と、前記開口部に対応する大きさの水平断面を有し、前記無人飛行体によって搬送される荷物搬送具と、を備える配送システムである。
(9)また、上記の配送システムにおける前記荷物搬送具は、前記無人飛行体の支持体により着脱容易に支持される。
(10)また、本発明の一態様の収納方法は、建物又は地表に配置され、無人飛行体により搬送される荷物を載せて上下方向に移動可能な高さ調整部を備える収納部であって、前記高さ調整部を下方向に移動させると前記高さ調整部の上方に前記荷物を格納するための内部空間を形成し、当該荷物を収納した荷物搬送具を前記荷物搬送具ごとに当該内部空間に収納可能な前記収納部に収納し、前記荷物搬送具の大きさに対応する開口部が上方から前記内部空間に通じるように形成された上面部が、前記収納部の上部に設けられており、前記開口部に配置された前記荷物搬送具を検出部によって検出し、前記検出の結果を通報する過程を含む収納方法であって、前記上面部の前記開口部近傍には、前記無人飛行体に電力を供給するための給電部が前記収容部ごとに設けられ、前記収納部は、前記内部空間に収納した前記荷物搬送具と、前記上面部の高さに調整された前記高さ調整部との何れかによって、前記開口部を通して前記収納部内に異物がたまらないように形成されている収納方法である。
本発明によれば、配送業務を簡素化するとともに、配送先又は集荷先のユーザの負担を軽減する収納装置、配送システム、及び、収納方法を提供できる。
本発明の第1の実施形態に係る収納装置を利用する配送システムについて説明するための図である。 実施形態に係る配送システムの構成図である。 実施形態に係るドローン2の構成図である。 実施形態に係るドローン2の仰観図である。 実施形態に係るドローン2の着陸時の立面図である。 実施形態に係る収納装置が配置される拠点の一例について説明するための図である。 図4AのF4−F4断面の断面図である。 実施形態に係る収納装置の俯瞰図である。 実施形態に係る収納装置の断面図である。 実施形態に係るセンター装置の構成図である。 実施形態に係る配送依頼に応じる処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る配達処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る着陸時の誘導処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態の建物BLの俯瞰図である。 実施形態の収納装置が配置された建物BLの縦断面図である。 実施形態に共通の変形例その1に係る収納装置の縦断面図である。 実施形態に共通の変形例その2に係る収納装置について説明するための図である。
以下、本発明の実施形態の収納装置、配送システム、及び、収納方法について、添付図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
[配送システムの概要]
図1は、実施形態に係る収納装置を利用する配送システムについて説明するための図である。図1に示す配送システム1は、荷物の輸送計画に基づき決定される所定の拠点間において、輸送手段に1又は複数のドローン2(無人飛行体)を利用して、所定の荷物を配送する配送サービスを提供する。その配送サービスには、集荷、搬送、配達の各段階が含まれる。符号3−1から3−3、4−1から4−6、5−1、5−2は、拠点の一例である。例えば、拠点4−1と拠点4−2、拠点4−3と拠点4−4、拠点4−5と拠点4−6のそれぞれは、互いに組を成して比較的近い距離に配置され、配送システムの信頼度を高めるために冗長化されている。上記の拠点4−1から拠点4−6は、中継基地の一例であり、拠点4−1から拠点4−6を区別すること無く説明する場合には、これらを纏めて単に中継基地4と呼ぶことがある。
以下の説明では、拠点3−1から拠点3−3を、後述のドローン2が荷物を集荷する拠点と仮定し、区別すること無く説明する場合には拠点3と呼ぶ。また、拠点5−1と拠点5−2を、ドローン2が荷物を届ける配達先の拠点と仮定し、区別すること無く説明する場合には拠点5と呼ぶ。
実施形態のドローン2は、鉛直方向に移動可能な無人航空機である。ドローン2は、所定の荷物を搬送する状態、又は、空荷の状態で、その輸送計画により指定される拠点間を飛行して移動する。
なお、拠点間の経路長、例えば、荷物の配送元の拠点3から配送先の拠点5までの間の経路長が比較的長い場合などには、配送システム1は、1又は複数の中継基地4を経由するような輸送計画を適用してもよい。なお、配送システム1は、拠点3と拠点5を、荷物の配送元又は配送先とし、その他に必要に応じて中継基地4を利用してもよい。
実施形態に係る配送システム1は、ドローン2の飛来先として、拠点3と、拠点5と、配送管理センターCとを含み、必要に応じて中継基地4を含める。
配送管理センターCには、センター装置50が設けられている。センター装置50は、上記の輸送計画と、各ドローン2の飛行計画などの情報を格納し、その飛行計画をドローン2に通知して、飛行計画に従いドローン2を飛行させる。なお、センター装置50は、航空交通管制情報、気象情報、3次元(3D)地図情報、構造物情報などの各種情報を参照して、荷物を配送するうえで飛行に適した飛行ルートを飛行計画として生成してもよい。
実施形態に係る配送システム1は、輸送計画の少なくとも一部の区間の輸送手段にドローン2を適用する。実施形態における輸送計画とは、荷物の集荷と配達についての場所と時刻、搬送方法などの予定を定めたものである。例えば、輸送計画には、指定された拠点3で荷物を集荷して、所定の拠点5に配達するまでのユーザの要求に関する情報が含まれる。例えば、ドローン2の飛行計画は、荷物の輸送計画等に基づいて決定される。
飛行計画には、ドローン2の飛行ルートが含まれる。例えば、ドローン2の飛行ルートは、拠点3、中継基地4、拠点5などを繋ぎ、ドローン2を飛行させる経路を規定する。
ドローン2は、飛行計画の飛行ルートに基づき、飛行計画で指定された拠点3、中継基地4、拠点5などに飛来する。
なお、ドローン2は、飛行計画の飛行ルートに沿って自律して移動する。これにより、ドローン2は、輸送計画に基づいて指定された拠点3で荷物を集荷して、荷物を支持して飛行し、必要に応じて中継基地4を経て、所定の拠点5に配達する。
なお、ユーザは、ネットワークNWが利用可能な任意の場所で端末装置40を利用して、荷物の配送の要求を、センター装置50に登録することができ、又、その要求による配送の結果を端末装置40から確認することができる。このように、配送システム1に対する集荷、配達などの要求は、ユーザの居場所を問わずネットワークNW経由で行うことができる。
[配送システムの詳細]
実施形態に係る配送システムの一例を挙げてその詳細について説明する。
図2は、実施形態に係る配送システムの構成図である。
配送システム1は、ドローン2と、収納装置6と、管理装置7(報知部)と、電源装置8と、誘導用位置表示装置9と、センター装置50(中央管理装置)と、端末装置40とを含む。
(ドローン)
図3Aは、実施形態に係るドローン2の構成図である。図3Bは、実施形態に係るドローン2の仰観図である。図3Cは、実施形態に係るドローン2の着陸時の立面図である。
図3Aから図3Cに示すドローン2は、本体21と、複数のロータ22と、連結部23(支持体)と、撮像部24と、脚部25と、コイル26とを備える。
本体21は、ドローン2のフレームを成し、ドローン2としての主要な構成を内蔵するための筐体を含む。
複数のロータ22(回転翼)は、本体21に配置され、その軸を中心に回転自在に支持される。上記の軸の延伸方向は、空中に静止して飛行する状態で略鉛直方向になる。
連結部23は、荷物搬送具10を把持するように形成されたエンドエフェクタを含み、本体21の下部に設けられる。例えば、連結部23が、荷物搬送具10の上部を把持して、荷物搬送具10を吊り下げた状態で、ドローン2は、荷物BGGを搬送する。
撮像部24は、ドローン2の周囲の状況を識別可能な位置に配置されている。例えば、撮像部24は、荷物搬送具10に干渉しないように、本体21の中心から水平方向に偏心させて配置される。このように配置された撮像部24であれば、連結部23により吊り下げられた荷物搬送具10がある場合においても、本体21の下方向を撮影できる。
脚部25は、拠点等に着陸した状態にある時に本体21を支持する。例えば、脚部25の下部には、コイル26が設けられている。コイル26は、後述の電源部216に電気的に接続されており、電磁誘導等により生じた電力が電源部216に供給される。
本体21には、モータ211と、位置検出部212と、姿勢検出部213と、高度検出部214と、通信部215と、電源部216と、記憶部217と、制御部218と、が設けられている。
モータ211は、制御部218からの制御量に従い回転量を調整し、対応させて設けられているロータ22を駆動する。
位置検出部212は、GPS(Global Positioning System)などのGNSS(Global Navigation Satellite System)の信号を受信して、ドローン2の現在の位置を示す位置情報を生成し、制御部218に出力する。
姿勢検出部213は、加速度センサ、ジャイロなどを含み、ドローン2の姿勢を検出し、検出値を制御部218に出力する。
高度検出部214は、例えば気圧センサを含み、離陸時からの気圧の変化に基づいてドローン2の高度を検出し、検出値を制御部218に出力する。また、高度検出部214は、超音波を利用して、下方向の障害物までの距離を検出し、検出の結果に基づいて高度を推定し、推定値を制御部218に出力してもよい。
通信部215は、例えば後述する管理装置7、センター装置50などの地上側の設備と、ネットワークNWの通信を中継する無線基地局(不図示)を介して通信する。
電源部216は、所望の電力量を供給可能なエネルギーを蓄えておき、そのエネルギーに基づいた電力を各部に供給する。電源部216は、飛行に必要とされる電力を供給する。
例えば、電源部216は、二次電池又はコンデンサなどの蓄電部を含む。電源部216は、本体21の外部から供給されるエネルギーの一部をその蓄電部に蓄える。例えば、外部から供給されるエネルギーは、電磁誘導、共鳴(共振)等の非接触式による方法で供給されてもよい。非接触式による場合には、本体21又は脚部25等にコイル26を設けて、設けられたコイル26に生じる電力を利用するとよい。なお、本体21又は脚部25に電源端子を設けて、それを介して供給される電力を利用してもよい。
記憶部217は、制御部218が実行する処理のソフトウェアプログラムと、ドローン2の識別情報と、飛行計画などのデータを格納する。
制御部218は、ドローン2内の各部を制御して、ドローン2を拠点間で移動させて、その拠点で離着陸させる。例えば、制御部218は、各モータ211の回転量を調整することにより、所望の飛行高度、進行方向、本体21の向き(鉛直軸周りの回転量)になるようにそれらを調整することができる。
制御部218は、拠点間の移動については、飛行計画と各部から取得した情報とに基づいてドローン2の各部を制御して、飛行計画に従いドローン2を飛行させる。制御部218は、姿勢検出部213によりドローン2の姿勢を検出し、検出結果に基づいてその姿勢の安定化を図りつつそれを飛行させる。ドローン2の姿勢の安定化の手法は既知のものを適用してよい。なお、制御部218は、拠点に離発着する際には、拠点側から指令される誘導情報に従いドローン2を飛行させてもよい。
制御部218は、撮像部24により撮像された画像を、通信部215を介して送信してもよい。さらに、制御部218は、撮像部24により撮像された画像や、拠点側の設備の利用状況等に基づき決定された誘導情報に従いドローン2を飛行させる。その詳細については後述する。
(拠点)
拠点の一例について示す。各拠点には、上記の1又は複数の収納装置6と、管理装置7と、電源装置8、誘導用表示部9とが設けられている。
図4Aは、実施形態に係る収納装置が配置される拠点の一例について説明するための図である。図4Bは、図4AのF4−F4断面の断面図である。
図4Aに示すように拠点3(中継基地4、拠点5)には、ドローン2が離発着するための離発着基地STが設けられている。例えば、離発着基地STは、建物BLの屋上RF、所定の敷地内の地表などに固定的に配置される。図4Aに示す例は、建物BLの屋上RFに配置した場合の一例である。
離発着基地STには、一又は複数の収納装置6が所定の位置に設けられている。離発着基地STにおける収納装置6は、互いに所定の距離を隔てて配置されている。収納装置6は、ドローン2を利用して搬送される荷物BGGを荷物搬送具10ごと収納し、それらを一時的に保管する。
ドローン2による集荷時には、収納装置6に荷物BGGを含む荷物搬送具10が予め配置されている。ドローン2は、収納装置6からその荷物BGGを荷物搬送具10ごとに回収する。なお、収納装置6から空の荷物搬送具10を回収するときも上記と同様である。
ドローン2による配達時には、収納装置6は、荷物搬送具10が配置されていない状態にある。ドローン2は、荷物搬送具10ごと荷物BGGを積載した状態で収納装置6の上方に飛来して、収納装置6の所定の位置に荷物搬送具10を配置する。中継基地4における中継時には、上記の配達と集荷の組み合わせにより荷物BGGの中継が荷物搬送具10ごと実施される。
例えば、図4Aと図4Bに示す離発着基地ST−1には、収納装置6−1から収納装置6−4の4つの収納装置6が、3次元座標のX軸方向に沿って並べて配置されている。収納装置6−1と収納装置6−4は、荷物搬送具10が配置されていない未利用の状況にある。収納装置6−2と収納装置6−3には、荷物搬送具10が配置されている。さらに、収納装置6−3は、荷物搬送具10を集荷又は配達するためにドローン2が着陸した状態にある。なお、未利用の状況にある収納装置6−1と収納装置6−4は、ユーザが配送を要求するために荷物搬送具10を配置することも可能であり、或いは、ドローン2の配達を待ち受けるために予約することも可能である。離発着基地ST−2についても同様である。以下、離発着基地ST−1と離発着基地ST−2とを区別すること無く説明する場合には、単に離発着基地STという。
さらに、図4Aに示す離発着基地STには、ドローン2が着陸時の目標にする誘導用位置表示装置9が設けられている。誘導用位置表示装置9は、収納装置6の位置を基準に決定された位置に、収納装置6を囲むように配置されている。誘導用位置表示装置9は、ドローン2の離着陸時に、所望の着陸地点を示し、そこにドローン2を誘導するための表示を行う。
(収納装置)
図5は、実施形態に係る収納装置の俯瞰図である。図6は、実施形態に係る収納装置の断面図である。
収納装置6は、筐体61と、扉62と、収納部63と、上面部64と、高さ調整部65と、検出部67と、を備える。
筐体61は、上部が開放されており、少なくともその側面の一部に扉62が設けられている。例えば、扉62は、施錠可能に構成されており、権限が与えられた特定のユーザなどがその施錠を解くことができる。ユーザは、扉62を開けて収納装置6内の荷物BGGを出し入れする。例えば、荷物BGGの出し入れは、荷物BGGごとに、又は、荷物搬送具10ごとに実施される。例えば、荷物BGGの出し入れを荷物BGGごとに実施する場合には、荷物搬送具10は、収納部63に据え置かれる。以下の説明では、荷物BGGの出し入れを、荷物搬送具10ごとに実施する場合の一例である。筐体61の内部には、一又は複数の収納部63が所定の高さに配置されている。
収納部63は、ドローン2により搬送される荷物BGGを格納するための内部空間を形成する。収納部63は、荷物BGGを収納した荷物搬送具10ごとに当該内部空間に収納する。つまり、収納部63には、荷物搬送具10を収納可能な大きさの内部空間が形成されている。
収納部63の縦断面(図5のF5−F5断面)は、図6に示すように略矩形状を成し、その上方側が開放されている。
収納部63の上面部64からの深さは、収納する荷物搬送具10の内、最も大きな荷物搬送具10が収納できるように、収納が予定される荷物搬送具10の高さに基づいて決定される。例えば、図4Bの収納装置6−2に収納された荷物搬送具10は、上記の一例である。
収納部63には、荷物搬送具10の高さに応じて当該荷物搬送具10を保持する位置を調整する高さ調整部65が設けられている。
上面部64は、収納部63の上部に形成され、着陸したドローン2を支持する略水平な面である。図5に示す上面部64は、筐体61の横断面と同様の形、同様の大きさを有したものであるが、これに限らない。例えば、上面部64は、ドローン2の脚部25の配置に合うように形成されていてもよく、筐体61の横断面より広く形成されたものであってもよく、その形状が円、楕円、任意の多角形などの他、任意の幾何学図形として形成されていてもよい。また、収納装置6ごとに分割されているが、隣り合う収納装置6間を繋いで形成してもよい。上面部64には、荷物搬送具10を出し入れ可能な開口部66が設けられている。なお、上面部64には、ドローン2の離着陸に支障がない範囲で、開口部66以外の開口部や凹部が設けられていてもよく、また、突起部が設けられていてもよい。
開口部66は、上面部64より上側から収納部63の内部空間に通じるように形成されている。開口部66は、荷物搬送具10の水平断面形状より大きく形成されている。開口部66は、内部空間に収納された荷物搬送具10を、ドローン2が吊り上げて、その開口部66を通じて搬出可能に形成されている。同様に、開口部66は、ドローン2が荷物搬送具10を吊り下げて、その開口部66を通じて内部空間に搬入可能に形成されている。
図6(a)に示すように、比較的高さが高い荷物搬送具10を収納部63内で支持する場合、高さ調整部65は、内部空間の比較的低い位置に配置されて、荷物搬送具10を載せてその下部を支持する。
図6(b)に示すように、比較的高さが低い荷物搬送具10を収納部63内で支持する場合、高さ調整部65は、内部空間の比較的高い位置に配置されて、荷物搬送具10を載せてその下部を支持する。
収納部63に収納する荷物搬送具10の形状を規格化することで、一又は複数の種類に荷物搬送具10の高さを制限することができる。また、荷物搬送具10の上部の構造を、上記の種類によらず共通にすることにより、ドローン2のエンドエフェクタが把持する部分の形状を共通化することができる。
このように高さ調整部65の配置と、荷物搬送具10の形状を規格化したこととにより、互いに高さが異なる荷物搬送具10を、共通の収納部63に収納した場合であっても、開口部66から突出する荷物搬送具10の突出量を同じ量に調整することができる。これにより、ドローン2は、検出した開口部66の位置から、荷物搬送具10を把持する位置を容易に推定することができる。
比較例として、ドローン2が離着陸する平面上に荷物搬送具10を配置して、それを集荷する場合が挙げられる。この場合には、荷物搬送具10の高さを正確に検出することが必要になり、荷物搬送具10を把持する位置を推定することは容易ではない。
これに対して、実施形態の収納装置6であれば、上記のとおり、連結部23と荷物搬送具10の鉛直方向の相対的な高さを調整することが容易になり、連結部23が荷物搬送具10を把持することが容易になる。
なお、高さ調整部65の高さは、ユーザが荷物搬送具10を収納させる際に、その荷物搬送具10の大きさに合わせて決定してもよい。或いは、高さ調整部65は、外部から提供される情報等に基づいて、その位置が調整されてもよい。例えば、荷物搬送具10の種類を識別可能な識別情報が、管理装置等から提供される場合には、その識別情報に従って、高さ調整部65の位置が調整されてもよい。例えば、収納部63の内側面には、鉛直方向に高さ調整部65を移動させることを可能とするガイドが設けられており、高さ調整部65には、そのガイドに沿って上下方向に水平移動させる駆動部が設けられていてもよい。この高さ調整部65は、上方からの積載荷重が無い場合に、上下の可動範囲のなかで上方に位置するように移動してもよい。
上記のように、高さ調整部65は、外部から提供される情報等に基づいて、その位置を自ら調整可能である場合には、ドローン2によって配達される荷物搬送具10を、その収納部63に収納する際に調整してもよい。これにより、ドローン2によって配達される荷物搬送具10が、収納部63から突出すること無く、それを収納部63に収納させることができる。
さらに、高さ調整部65は、その位置を自ら調整可能である場合には、収納部63に荷物搬送具が配置されていない状態にあるときに、上面部64と略等しい高さに調整するとよい。このように高さ調整部65の位置を調整することにより、収納部63内に異物がたまることを抑制することができる。
なお、図6に示す検出部67は、開口部66に配置された荷物搬送具10を検出する。検出部67からの情報により、収納装置6が空状態にあるのか、或いは、荷物搬送具10を収納した状態にあるのかの情報を得ることができる。
(電源装置)
次に、電源装置8(給電部)について説明する。
上面部64の開口部66近傍には、ドローン2に電力を供給するための給電部が設けられている。後述するコイル81と端子82は、給電部の一例である。
電源装置8は、商用電力又は自然エネルギーに基づいた電力の供給を受け、その電力の一部を、1又は複数の収納装置6と、管理装置7と、ドローン2とに供給する。例えば、電源装置8は、管理装置7からの指令に従い、着陸後の状態にあるドローン2に対して、給電部を介して電力を供給する。
例えば、前述の図4Aの離発着基地ST−1のように、ドローン2のコイル26に対向する位置にコイル81を設けて、コイル81からコイル26に対して電力を送るとよい。
また、例えば、前述の図4Aの離発着基地ST−2のように、ドローン2の脚部25が上面部64に接触する位置(図6参照)に端子82を設けて置き、電源装置8から端子82を介して電力を供給するとよい。
(管理装置)
次に、管理装置7について説明する。
管理装置7は、配送システム1の拠点に設けられている1又は複数の収納装置6の状態と、電源装置8の状態と、ドローン2の離発着等を管理するコンピュータである。例えば、管理装置7は、収納装置6の利用状況に関する情報を、検出部67から得る。管理装置7は、電源装置8の利用可否に関する情報を、電源装置8から得る。管理装置7は、ドローン2の飛行計画に関する情報をセンター装置50から得て、対象のドローン2の離発着情報を抽出する。管理装置7は、ドローン2の状態に関する情報を得て、ドローン2に対する指令を生成する。
例えば、管理装置7は、拠点の空域に到達前又は到達時にドローン2から着陸に関する要求を受け、それに応答し、着陸を許可するドローン2に着陸を指令する。その際、管理装置7は、電源装置8と収納装置6とから取得した情報に基づいて、利用可能な収納装置6を選択する。管理装置7は、選択した収納装置6とその収納装置6の位置をドローン2に通知するとともに、通知した情報をセンター装置50に対して通知する。
管理装置7は、ドローン2の離陸前にドローン2から離陸に関する要求を受け、それに応答し、状況判断の結果により離陸を許可するドローン2に対して、離陸するように指令する。
(端末装置)
次に、ユーザが利用する端末装置について説明する。
端末装置40は、ユーザが操作するコンピュータである。端末装置40は、ユーザが携行できる携帯型の装置、例えば、スマートフォンなどであってもよく、据え置き型の装置、例えば、パーソナルコンピュータ、テレビなどであってもよい。
(センター装置)
次に、センター装置について説明する。
図7は、実施形態に係るセンター装置の構成図である。センター装置50は、通信部51と、記憶部52と、制御部53とを備える。例えば、センター装置50の通信部51と、記憶部52と、制御部53とが、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、HDD(hard disk drive)などを含むコンピュータとして構成されている。
通信部51は、ネットワークNWに接続され、ドローン2と、管理装置7と、端末装置40との通信を可能とする。
記憶部52は、輸送計画DB、飛行計画DB、拠点DB、登録ユーザDB等の他、制御部53を機能させるためのプログラム等を格納する。輸送計画DBは、荷物BGGごとの輸送に係る情報を含む。飛行計画DBは、ドローン2ごとの輸送に係る情報を含む。拠点DBは、各拠点の位置、拠点の設備の仕様、利用の可否などの情報を含む。登録ユーザDBは、本システムの利用を許可するユーザを識別するための情報を含む。
制御部53は、通信部51を介して、ドローン2と、管理装置7と、端末装置40と通信する。制御部53は、端末装置40からの要求を受け付けて、端末装置40又は端末装置40のユーザを識別し、識別結果により決定される処理を実行する。端末装置40又は端末装置40のユーザが既に登録済みである場合、制御部53は、当該ユーザに対して配送サービスを提供する。
制御部53は、荷物の配送業務を支援するための処理を実行し、配送管理を支援する。
[配送システムの配送管理機能]
次に、配送システム1の配送管理機能について説明する。
配送システム1は、ユーザから配送依頼を受け付けるための配送依頼受付処理、荷物の配達処理、荷物の一時保管処理等の処理を実施する。以下、それらを順に説明する。
(配送依頼受付処理)
図8は、実施形態に係る配送依頼に応じる処理の手順を示すフローチャートである。
まず、センター装置50は、端末装置40を介したユーザの要求を受け付けて、登録ユーザDBを参照し、依頼主が登録ユーザDBに登録されたユーザであるか(ユーザ登録されているか)否かを判定する(SA10)。依頼主がユーザ登録されていない場合には、センター装置50は、所定の規則に従うユーザ登録処理を実施して(SA15)、登録ユーザDBを更新する。なお、ユーザがユーザ登録を希望しない場合は、センター装置50は、処理を中断してもよい。依頼主がユーザ登録されている場合には、センター装置50は、配達先のユーザがユーザ登録済みのユーザであるか否かを判定する(SA20)。配達先のユーザがユーザ登録していない場合には、センター装置50は、端末装置40から取得したユーザの操作に基づいて、ユーザが、一部地上系を利用した配送を依頼することを希望しているか否かを判定する(SA25)。
SA20の判定の結果により、配達先のユーザがユーザ登録している場合、又は、SA25の判定の結果により、一部地上系を利用した配送を依頼することを希望して場合には、センター装置50は、依頼主側の収納装置6の利用状況を確認する(SA30)。
センター装置50は、依頼主側の収納装置6に利用可能なものとしての空があるか否かを判定する(SA40)。SA40の判定の結果により、上記の空が無い場合、センター装置50は、上記の空が生じるまで待機して、上記の空が生じたらSA50の処理を実施する(SA45)。
SA40の判定の結果により、上記の空がある場合、又は、SA45の処理を終えた後、センター装置50は、集荷依頼に関する情報を輸送計画DBに追加する(SA50)。
ここで、SA50の処理を終えた後、依頼主のユーザは、集荷依頼の予約ができたことを確認して、荷物搬送具10を収納装置6(収納部63)に配置する。検出部67は、その配置を検出する(SA55)。管理装置7は、荷物搬送具10が収納装置6に配置されたことを検出すると、それをセンター装置50に通知して、該当する収納装置6が空状態になったことを拠点DBに追加することで、荷物搬送具10の配送又は回収を依頼する。
センター装置50は、その荷物搬送具10の集荷をドローン2に指令し(SA60)、その回収を依頼する。
ドローン2は、指令を受けて、その後、所定の荷物搬送具10を収納装置6から回収する集荷処理を実施する(SA65)。
次に、センター装置50は、集荷完了の報告をドローン2から受け(SA70)、該当する収納装置6が空状態になったことを拠点DBに追加する。センター装置50は、依頼主であるユーザに、集荷完了を報告し(SA75)、図8に示す一連の処理を終える。
以上に示した処理により、配送システム1は、収納装置6(収納部63)に荷物搬送具10が配置されたことをセンター装置50に通知することで、荷物搬送具10の配送又は回収を、速やかにセンター装置50に依頼することができる。これにより、収納装置6の利用の回転率を高めることができる。
収納装置6(収納部63)は、荷物搬送具10の配送又は回収を依頼する時に、荷物搬送具10に関するデータ(荷物搬送具10の種別、大きさ(高さ)、重量など)をセンター装置50に通知してもよい。この通知は、管理装置7が行ってもよい。これにより、センター装置50は、荷物搬送具10に適したドローン2を割り当てることができる。
(配達処理)
図9は、実施形態に係る配達処理の手順を示すフローチャートである。
まず、センター装置50は、拠点DBを参照して拠点5等の配達先側の収納装置6の利用状況を確認する(SB30)。この利用状況は、例えば、各収納装置6の検出部67による検出結果に基づくものである。
センター装置50は、拠点5等の配達先側の収納装置6に利用可能なものとしての空があるか否かを判定する(SB40)。
SB40の判定の結果により、上記の空がある場合、配達依頼の情報を輸送計画DBに追加する(SB50)。
センター装置50は、飛行計画として、その荷物搬送具10を配達先側(例えば拠点5)の収納装置6に配達することをドローン2に指令し(SB60)、配達を依頼する。
ドローン2は、指令を受けて、その後、所定の荷物搬送具10を収納装置6に届ける配達処理を実施する(SB65)。
次に、センター装置50は、配達完了の報告をドローン2から受け(SB70)、該当する収納装置6を利用状態に設定して、拠点DBを更新する。センター装置50は、配達先のユーザに、配達品の引き取り依頼を通知する(SB75)。センター装置50は、依頼主のユーザに、配達完了を報告し(SB80)、図9に示す一連の処理を終える。
ここで、ユーザは、上記の通知を確認して、荷物搬送具10を収納装置6から引き取る。検出部67がそれを検出すると、管理装置7は、収納部63から荷物搬送具10が引き取られたことを検出する。管理装置7は、荷物搬送具10が収納装置6に配置されたことを検出すると、それをセンター装置50に通知して、荷物搬送具10の配送又は回収を依頼する。
一方、SB40の判定の結果により、上記の空が無い場合、センター装置50は、中継基地4の利用が適切か否かを判定する(SB45)。中継基地4の利用が適切ではない場合、センター装置50は、上記の空が生じるまで待機して、SB40の処理を繰り返す。なお、中継基地4の利用が適切である場合には、センター装置50は、中継基地4において一時保管することを選択して(SB90)、ドローン2に対して、所定の中継基地4に向かわせる。
その後、ドローン2は、その中継基地4において待機するか、又は、中継基地4における収納装置6に荷物BGGを一旦預けて、次の業務を遂行するかの指令を受ける。
(荷物の一時保管処理)
収納装置6は、収納部63に配置された荷物搬送具10が収納部63から持ち出されないように保護する保護手段(扉62、鍵など)を有する。
例えば、荷物搬送具10がユーザによって配置されてからドローン2が集荷のために収納装置6に到着するまでの間と、ドローン2が収納装置6に配達してから受取人が荷物搬送具10を引き取るまでの間は、収納装置6に荷物搬送具10が収納された状態で放置される。この間に、収納部63に配置された荷物搬送具10が何者かに持ち去られないように、収納装置6は、収納部63に配置された荷物搬送具10を保護する。
例えば、荷物搬送具10がユーザによって配置されてからドローン2が集荷のために収納装置6に到着するまでの間については、管理装置7が下記の処理をする。荷物搬送具10がユーザによって配置され、扉62が閉じられて所定時間経過した後、管理装置7は、その収納装置6の扉62を施錠する。収納装置6は、ドローン2が集荷するまでその扉62の施錠状態を維持する。
また、例えば、ドローン2が収納装置6に配達してから受取人が荷物搬送具10を引き取るまでの間については、管理装置7が下記の処理をする。ドローン2は、扉62が施錠されている収納装置6に荷物搬送具10を配置する。収納装置6は、扉62の施錠状態を維持する。
荷物の受取人は、端末装置40からセンター装置50に、その収納装置6の施錠を解く要求を送る。センター装置50は、管理装置7にその収納装置6の解錠を指令して、解錠させる。このように、センター装置50の管理のもとで、荷物搬送具10が引き渡されるので、収納部63に配置された荷物搬送具10を保護することができる。
(誘導処理)
管理装置7は、誘導用位置表示装置9の表示を調整して、ドローン2を所望の収納装置6の位置に着陸させる。
図10は、実施形態に係る着陸時の誘導処理の手順を示すフローチャートである。
まず、管理装置7は、建物BLに接近したドローン2の検出を行い、対象のドローン2が有るか否かを判定する(SC10)。
SC10により対象のドローン2が有ると判定された場合、管理装置7は、着陸地点を選択する(SC20)。
次に、管理装置7は、着陸地点を選択できたか否かを判定する(SC30)。
SC30により着陸地点が選択できた場合、管理装置7は、選択できた着陸地点に対応する誘導用位置表示装置9の表示を第1表示状態にして、それ以外の誘導用位置表示装置9の表示を第2表示状態にして(SC40)、図10に示す一連の処理を終える。
SC10により対象のドローン2が無い場合、又は、SC30により着陸地点が選択できなかった場合、管理装置7は、全ての誘導用位置表示装置9の表示を第2表示状態にして(SC50)、図10に示す一連の処理を終える。
例えば、上記の着陸地点の選択は、下記の判断基準が適用される。
・集荷時:
対象の荷物搬送具10が配置された収納装置6を、着陸地点の対象として選択する。
・配達時:
荷物搬送具10が配置されていない収納装置6を、着陸地点の対象として選択する。ただし、収納装置6に係る設備(装置)に故障などの不適合が生じている場合には、それを着陸地点の対象から除く。
上記の第1表示状態は、所定の明るさ、所定の色、所定の点灯方法(点滅表示を含む。)によるものである。上記の第2表示状態は、第1表示状態とは異なるものであり、消灯状態であってもよい。
より具体的には、対象の誘導用位置表示装置9の表示を、第1表示状態として、所定の明るさで緑色の点滅表示を行い、対象以外の誘導用位置表示装置9の表示を、第2表示状態消灯させる。このように、着陸地点側で発光表示をすることにより、薄明りの時間帯であっても、着陸時に誘導することができる。
なお、上記の実施形態では、収納装置6と管理装置7とを別体で構成したが、それらを一体化してもよい。
また、管理装置7を収納装置6に対して1対1で設けてもよい。その場合、離発着基地STに複数の収納装置6が配置されている場合、ドローン2の離発着のタイミングが重ならないように、管理装置7同士が調整するとよい。
上記の実施形態によれば、建物BL又は地表に配置され、ドローン2により搬送される荷物BGGを格納するための内部空間を形成し、当該荷物BGGを収納した荷物搬送具10ごとに当該内部空間に収納する収納装置6と、収納装置6の上部に設けられた上面部であって、荷物搬送具10の大きさに対応する開口部66が上方から内部空間に通じるように形成された上面部64と、開口部66に配置された荷物搬送具10を検出する検出部67と、その検出の結果を通報する管理装置7と、を備えることにより、配送業務を簡素化するとともに、配送先又は集荷先のユーザの負担を軽減することができる。
また、上面部64には、内部空間に収納された荷物搬送具10を搬出可能な開口部66が形成されていることにより、ドローン2によって開口部66を通して荷物搬送具10の搬入搬出ができる。
また、上面部64の開口部66近傍には、ドローン2に電力を供給するためのコイル81又は端子82が設けられていることにより、ドローン2が収納装置6の位置に合うように着陸している状態で、電源装置8からドローン2に電力を供給することができる。
また、収納装置6には、荷物搬送具10の高さに応じて荷物搬送具10を保持する位置を調整する高さ調整部65が設けられていることにより、収納装置6から突出する荷物搬送具10の量を調整することができ、ドローン2が荷物搬送具10に接近する際の高さ調整が容易になる。
また、管理装置7は、ドローン2によって、荷物搬送具10が開口部66を通して搬出されたことを通報することにより、収納装置6が空状態になったことを速やかに検出することができ、効率よく収納装置6を利用することができる。
また、管理装置7は、ドローン2によって、荷物搬送具10が開口部66を通して搬入されたことを通報することにより、収納装置6が集荷可能な状態になったことを速やかに検出することができ、効率よく収納装置6を利用することができる。
また、検出部67は、荷物搬送具10を識別する。管理装置7は、識別された荷物搬送具10に関するデータをセンター装置50に通報することにより、識別された荷物搬送具10に適したドローン2を割り当てることができる。
また、配送システム1は、収納装置6と、開口部66に対応する大きさの水平断面を有し、ドローン2によって搬送される荷物搬送具10と、を備えることにより、所定の収納装置6間を、ドローン2によって荷物搬送具10を搬送することができる。
また、荷物搬送具10は、ドローン2の連結部により着脱容易に支持されることにより、荷物搬送具10の着脱が容易になる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、収納装置6を、建物BLの屋上RFに配置する事例を中心に説明した。これに代えて、本実施形態では、収納装置6を、複数の層を成す建物BLの何れかの層に配置する事例について説明する。
図11は、実施形態の建物BLの俯瞰図である。図12は、実施形態の収納装置が配置された建物BLの縦断面図である。
図11に示す建物BLは、複数の層を有しており、そのうちの一又は複数の層に収納装置6が配置されている。この場合、ドローン2は、収納装置6に接近するために、建物BLの所定の出入り口から建物BLに侵入し、同出入り口から外部に出る。この出入り口は、建物BLの所定の層又は屋上等に1又は複数設けられている。複数の出入り口が有る場合、入口と出口が異なっていてもよく、入口専用又は出口専用の口が設けられていてもよい。このような配置の事例は、マンション等のベランダ(テラス)、任意の建物BLの屋内の1室、配送センター、屋内型の駐車場等に適用できる。
ドローン2は、GNSS等の情報を利用して、建物BLの上空に到達した後、出入り口に対応する所定の位置まで降下する。出入り口に対応する所定の位置とは、建物BLにおいて出入り口が設けられた面に対向する位置であって、出入り口が設けられた層と同等の高さの地点のことである。その高さが、出入り口の開口範囲内であれば、ドローン2は、出入り口に干渉しないように水平に移動して、出入り口から建物BL内に進入することができる。
ドローン2は、管理装置7から建物BLへの侵入の許可を受け、出入り口から進入し、その後、管理装置7による誘導に従い移動して所定の収納装置6の上方に到達する。ドローン2が所定の収納装置6に接近する際の手法などは、第1の実施形態と同様である。
実施形態によれば、収納装置6が建物BL内に配置された場合であっても、第1の実施形態と同様の効果を奏する。この場合、収納装置6は、天候の影響を受けにくく、また、日射による温度変化の影響を受けにくい。なお、収納装置6を配置する層の高さは、十分な高さであることが望ましく、これにより、ドローン2を安定に飛行させることができる。
少なくとも、上記の実施形態によれば、建物BL又は地表に配置され、ドローン2により搬送される荷物BGGを格納するための内部空間を形成し、当該荷物BGGを収納した荷物搬送具10ごとに当該内部空間に収納する収納装置6と、収納装置6の上部に設けられた上面部であって、荷物搬送具10の大きさに対応する開口部66が上方から内部空間に通じるように形成された上面部64と、開口部66に配置された荷物搬送具10を検出する検出部67と、その検出の結果を通報する管理装置7と、を備えることにより、配送業務を簡素化するとともに、配送先又は集荷先のユーザの負担を軽減することができる。
なお、配送システム1を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより荷物搬送具10の配送に係る処理動作を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、ネットワークや通信回線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
(実施形態に共通の変形例その1)
ドローン2の蓄電部を充電するためのコイル81の位置は、前述の図4Aの位置に制限されない。図13は、変形例その1に係る収納装置の縦断面図である。図13に示すようにコイル81を、収納装置6の開口部66から隔離して収納部63側に設けてもよい。
例えば、図13(a)に示すように、コイル81を収納部63の底部63Bに設けることができる。この場合、ドローン2のコイル26に代えて、荷物搬送具10の高さ調整部65に、コイル81に対するコイル27を設けるとよい。コイル27は、コイル81が生成する磁束の変化を検出する。ドローン2は、コイル27に生じる電力を利用するとよい。ドローン2とコイル27は、荷物搬送具10の筐体に設けられている1対の導体(不図示)によって接続されていてもよい。
或いは、図13(b)に示すように、コイル81を収納部63の側面部63Sに設けることができる。この場合、ドローン2のコイル26に代えて、荷物搬送具10の側面部10Sに、コイル81に対するコイル28を設けるとよい。コイル28は、コイル81が生成する磁束の変化を検出する。この場合も同様に、ドローン2は、コイル28に生じる電力を利用するとよい。ドローン2とコイル28は、荷物搬送具10の筐体に設けられている1対の導体(不図示)によって接続されていてもよい。
(実施形態に共通の変形例その2)
例えば、上面部64に、ドローン2が支持した荷物搬送具10の位置を補正するためのガイド68を、開口部66の周りに設けてもよい。図14は、変形例その2に係るガイドが設けられた収納装置について説明するための図である。ガイド68は、上面部64に、ドローン2が支持した荷物搬送具10の位置を、開口部66の位置に合わせるように形成されている。例えば、この図14に示すようにガイド68の開口部66側の面は、すり鉢状に傾斜して形成されている。荷物搬送具10の位置が開口部66の中心から偏心していると、この面に荷物搬送具10の底部が当たることがある。この面に荷物搬送具10の底部が当接した状態でドローン2が降下を続けると、荷物搬送具10の位置が開口部66の中心側に寄るように補正されて、収納部63に収納される。
なお、このガイド68は、図14に示すように上面部64から上に突出していてもよく、或いは、開口部66の縁を面取りしたような形状で上面部64より下に設けられていてもよい。
(実施形態に共通の変形例その3)
実施形態では、センター装置50がドローン2の飛行計画を管理するものとして説明したが、これに代えて、変形例その2のセンター装置50は、ドローン2の飛行計画の要求を生成し、それを出力し、さらに、その要求に基づいて決定された飛行計画を外部の装置等から取得するように構成してもよい。例えば、外部の装置とは、配送システム1とは異なるシステムのドローンについても併せて監視する管制システム等が挙げられる。
1…配送システム1、BL…建物、2…ドローン、3、5…拠点、4…中継基地、6…収納装置、7…管理装置(報知部)、8…電源装置、9…誘導用位置表示装置、10…荷物搬送具、40…端末装置、50…センター装置、64…上面部、67…検出部

Claims (10)

  1. 建物又は地表に配置され、無人飛行体により搬送される荷物を載せて上下方向に移動可能な高さ調整部を備え、前記高さ調整部を下方向に移動させると前記高さ調整部の上方に前記荷物を格納するための内部空間形成され、当該荷物を収納した荷物搬送具を前記荷物搬送具ごとに当該内部空間に収納可能な収納部と、
    前記収納部の上部に設けられた上面部であって、前記荷物搬送具の大きさに対応する開口部が上方から前記内部空間に通じるように形成された上面部と、
    前記開口部に配置された前記荷物搬送具を検出する検出部と、
    前記検出の結果を通報する報知部と
    を備え、
    前記上面部の前記開口部近傍には、前記無人飛行体に電力を供給するための給電部が前記収容部ごとに設けられ、
    前記収納部は、前記内部空間に収納した前記荷物搬送具と、前記上面部の高さに調整された前記高さ調整部との何れかによって、前記開口部を通して前記収納部内に異物がたまらないように形成されている、
    収納装置。
  2. 前記開口部は、前記内部空間に収納された前記荷物搬送具を搬出可能に形成されている、
    請求項1に記載の収納装置。
  3. 前記高さ調整部は、前記荷物搬送具の高さに応じて当該荷物搬送具を保持する位置を調整する、
    請求項1又は請求項2に記載の収納装置。
  4. 前記無人飛行体の着陸地点の収容部を示す光を前記無人飛行体を誘導するように発する誘導設備をさらに備える
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の収納装置。
  5. 前記報知部は、
    前記無人飛行体によって、前記荷物搬送具が前記開口部を通して搬出されたことを通報する、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の収納装置。
  6. 前記報知部は、
    前記無人飛行体によって、前記荷物搬送具が前記開口部を通して搬入されたことを通報する、
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の収納装置。
  7. 前記検出部は、前記荷物搬送具を識別し、
    前記報知部は、前記荷物搬送具に関するデータを中央管理装置に通報する、
    請求項1から請求項6の何れか1項に記載の収納装置。
  8. 請求項1から請求項7の何れか1項に記載の収納装置と、
    前記開口部に対応する大きさの水平断面を有し、前記無人飛行体によって搬送される荷物搬送具と、
    を備える配送システム。
  9. 前記荷物搬送具は、前記無人飛行体の支持体により着脱容易に支持される、
    請求項8に記載の配送システム。
  10. 建物又は地表に配置され、無人飛行体により搬送される荷物を載せて上下方向に移動可能な高さ調整部を備える収納部であって、前記高さ調整部を下方向に移動させると前記高さ調整部の上方に前記荷物を格納するための内部空間を形成し、当該荷物を収納した荷物搬送具を前記荷物搬送具ごとに当該内部空間に収納可能な前記収納部に収納し、
    前記荷物搬送具の大きさに対応する開口部が上方から前記内部空間に通じるように形成された上面部が、前記収納部の上部に設けられており、
    前記開口部に配置された前記荷物搬送具を検出部によって検出し、前記検出の結果を通報する過程
    を含む収納方法であって、
    前記上面部の前記開口部近傍には、前記無人飛行体に電力を供給するための給電部が前記収容部ごとに設けられ、
    前記収納部は、前記内部空間に収納した前記荷物搬送具と、前記上面部の高さに調整された前記高さ調整部との何れかによって、前記開口部を通して前記収納部内に異物がたまらないように形成されている、
    収納方法。
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