JP6920686B2 - 人工芝リサイクル方法及びシステム - Google Patents
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Description
パイルと該パイル間に散布充填された珪砂及びゴムチップを含む充填材とを有し且つ敷設された人工芝を撤収する撤収ステップと、
大気中で前記人工芝から前記充填材を分離する分離ステップと、
直立支柱の中心軸に平行に移動しながら一定または連続的に変化する距離で前記中心軸周りに回転する3次元曲線に沿って前記直立支柱と共に立設された螺旋樋を有する螺旋分別洗浄器において、前記充填材を、前記螺旋樋の上部端部から下部端部に水と共に流下させることよって、前記珪砂と前記ゴムチップに分別し且つ洗浄する分別洗浄ステップと、
共に同軸で立設された直立筒状中空体の上部の炉体部及び下部の冷却部を含む砂乾燥装置において、前記珪砂を、前記炉体部から前記冷却部に流下させることよって、乾燥する砂乾燥ステップと、を含み、
前記砂乾燥ステップは、
前記炉体部に投入された前記珪砂を一時保持する保持ステップと、
前記保持された前記珪砂の下方に熱風を供給し前記珪砂を流下させつつ加熱する加熱ステップと、
加熱され前記炉体部から前記冷却部に流下する前記珪砂の量を調整する調整ステップと、
前記冷却部に供給された前記珪砂を一時保持しつつ空冷する冷却ステップと、
前記保持ステップ、前記加熱ステップ、前記調整ステップ、及び前記冷却ステップにおいて、前記炉体部及び前記冷却部を同時に振動させる振動ステップと、を含み、
前記加熱ステップは、前記充填材を分離された人工芝の一部を乾留して乾留ガスを生成するガス生成ステップと、前記乾留ガスを燃焼して前記熱風を生成する熱風生成ステップと、を含むことを特徴とする。
パイルと該パイル間に散布充填された珪砂及びゴムチップを含む充填材とを有し且つ敷設された人工芝から前記充填材を分離する分離手段と、
前記充填材を前記珪砂と前記ゴムチップに分別し且つ洗浄する螺旋分別洗浄器と、
前記珪砂を乾燥する砂乾燥装置と、を含み、
前記砂乾燥装置は、共に同軸で立設された直立筒状の炉体部及び冷却部を含み、
前記炉体部は、その上部に設けられた排気口及び砂投入口、前記砂投入口の下方に内蔵された前記珪砂を一時保持する保持格子、前記保持格子の下方の内壁に設けられ前記保持格子の下方に熱風を供給する熱風ノズル、並びに、前記熱風ノズルの下方に設けられ前記冷却部に前記珪砂を供給するホッパー部、を有し、
前記冷却部は、その上部に設けられた冷却排気口、前記冷却排気口の下方に内蔵された前記珪砂を一時保持する冷却保持格子、並びに前記冷却保持格子の下方に設けられた前記珪砂を排出する排出シュートを有し、
前記炉体部の上部には、前記炉体部及び前記冷却部を同時に振動させる振動装置が設けられ、
前記熱風の熱源が前記分離された人工芝の一部を乾留したガスであることを特徴とする。
撤収ステップS1においては、図3に示すように、使用済みの敷設された人工芝を所定幅で切った人工芝シート10は、踏みしめられた充填材が入った状態でパイル12面が内側になるように、ロール状に巻回して敷設面から撤収される。この撤収は、例えば、フォークリフトFL等を使用して人工芝シートを、その敷設面の一辺端から剥ぎ取りながら行う。使用済み人工芝シートをパイル12面が内側になるようにロール状に巻き取ることにより、人工芝は、充填材の全量をパイル12の間に充填されている状態を維持しながら幾つかの人工芝ロール10Rとして撤収される。
分離ステップS2においては、図3に示すように、充填材分離装置20(分離手段)によって人工芝ロール10Rと充填材13とを分離して回収する。
図2、図3に示すように、分別洗浄ステップS3は、分離ステップS2で分離した充填材13を、螺旋分別洗浄器30を用いて珪砂14とゴムチップ15と切断パイル等の異物を洗浄、分離する。
図2、図3に示すように、分別洗浄ステップS3で、螺旋分別洗浄器30で分離洗浄された珪砂14を、砂乾燥装置40を用いて加熱して乾燥する。
図2、図3に示すように、砂乾燥ステップS4は、分離回収された人工芝の一部を乾留して乾留ガスを生成するガス生成ステップS5と、乾留ガスを燃焼して熱風を生成する熱風生成ステップS6と、を含む。
図2、図3に示すように、人工芝のリサイクル方法は、さらに、人工芝リサイクル処理ステップS7と、ゴムチップリサイクル処理ステップS8と、をさらに含む。
Claims (9)
- 人工芝をリサイクルする人工芝リサイクル方法であって、
パイルと該パイル間に散布充填された珪砂及びゴムチップを含む充填材とを有し且つ敷設された人工芝を撤収する撤収ステップと、
大気中で前記人工芝から前記充填材を分離する分離ステップと、
直立支柱の中心軸に平行に移動しながら一定または連続的に変化する距離で前記中心軸周りに回転する3次元曲線に沿って前記直立支柱と共に立設された螺旋樋を有する螺旋分別洗浄器において、前記充填材を、前記螺旋樋の上部端部から下部端部に水と共に流下させることよって、前記珪砂と前記ゴムチップに分別し且つ洗浄する分別洗浄ステップと、
共に同軸で立設された直立筒状中空体の上部の炉体部及び下部の冷却部を含む砂乾燥装置において、前記珪砂を、前記炉体部から前記冷却部に流下させることよって、乾燥する砂乾燥ステップと、を含み、
前記砂乾燥ステップは、
前記炉体部に投入された前記珪砂を一時保持する保持ステップと、
前記保持された前記珪砂の下方に熱風を供給し前記珪砂を流下させつつ加熱する加熱ステップと、
加熱され前記炉体部から前記冷却部に流下する前記珪砂の量を調整する調整ステップと、
前記冷却部に供給された前記珪砂を一時保持しつつ空冷する冷却ステップと、
前記保持ステップ、前記加熱ステップ、前記調整ステップ、及び前記冷却ステップにおいて、前記炉体部及び前記冷却部を同時に振動させる振動ステップと、を含み、
前記加熱ステップは、前記充填材を分離された人工芝の一部を乾留して乾留ガスを生成するガス生成ステップと、前記乾留ガスを燃焼して前記熱風を生成する熱風生成ステップと、を含むことを特徴とする人工芝リサイクル方法。 - 前記分別洗浄ステップは、
前記螺旋樋の上部端部に、前記充填材を前記螺旋樋の底壁上で流下せしめる水を、前記充填材と共に、投入する投入ステップと、
前記螺旋樋の下部端部の前記螺旋樋の外周縁部に配置されたゴムチップ捕集部を介して前記ゴムチップを前記水と共に捕集するゴムチップ捕集ステップと、
前記螺旋樋の下部端部の前記ゴムチップ捕集部よりも前記直立支柱に近い位置に配置された珪砂捕集部を介して前記珪砂を前記水と共に捕集する珪砂捕集ステップと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載の人工芝リサイクル方法。 - 前記螺旋分別洗浄器の前記螺旋樋の底壁は、前記螺旋樋の上部端部の上流域から前記螺旋樋の下部端部の下流域まで一定幅、又は、前記上流域から前記下流域まで一定割合で減少する幅を有することを特徴とする請求項2に記載の人工芝リサイクル方法。
- 前記ガス生成ステップにおいて、前記充填材を分離された人工芝の一部と助燃材とが熱源として使用され、前記助燃材の使用量は45wt%〜55wt%であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の人工芝リサイクル方法。
- 人工芝をリサイクルする人工芝リサイクルシステムであって、
パイルと該パイル間に散布充填された珪砂及びゴムチップを含む充填材とを有し且つ敷設された人工芝から前記充填材を分離する分離手段と、
前記充填材を前記珪砂と前記ゴムチップに分別し且つ洗浄する螺旋分別洗浄器と、
前記珪砂を乾燥する砂乾燥装置と、を含み、
前記砂乾燥装置は、共に同軸で立設された直立筒状の炉体部及び冷却部を含み、
前記炉体部は、その上部に設けられた排気口及び砂投入口、前記砂投入口の下方に内蔵
された前記珪砂を一時保持する保持格子、前記保持格子の下方の内壁に設けられ前記保持格子の下方に熱風を供給する熱風ノズル、並びに、前記熱風ノズルの下方に設けられ前記冷却部に前記珪砂を供給するホッパー部、を有し、
前記冷却部は、その上部に設けられた冷却排気口、前記冷却排気口の下方に内蔵された前記珪砂を一時保持する冷却保持格子、並びに前記冷却保持格子の下方に設けられた前記珪砂を排出する排出シュートを有し、
前記炉体部の上部には、前記炉体部及び前記冷却部を同時に振動させる振動装置が設けられ、
前記熱風の熱源が前記分離された人工芝の一部を乾留したガスであることを特徴とする人工芝リサイクルシステム。 - 前記砂乾燥装置は、
前記熱風を前記熱風ノズルに供給する熱風発生炉と、
前記熱風発生炉に接続され且つ前記分離された人工芝の一部を乾留して乾留ガスを生成し該乾留ガスを前記熱風発生炉に供給する乾留ガス化炉と、を有することを特徴とする請求項5に記載の人工芝リサイクルシステム。 - 前記螺旋分別洗浄器は、直立支柱の中心軸に平行に移動しながら一定または連続的に変化する距離で前記中心軸周りに回転する3次元曲線に沿って前記直立支柱と共に立設された螺旋樋を有し、
前記螺旋樋の上部端部に、前記充填材を前記螺旋樋の底壁上で流下せしめる水を、前記充填材と共に、投入する投入口と、
前記螺旋樋の下部端部の前記螺旋樋の外周縁部に配置され且つ前記ゴムチップを前記水と共に捕集するゴムチップ捕集部と、
前記螺旋樋の下部端部の前記ゴムチップ捕集部よりも前記直立支柱に近い位置に配置され且つ前記珪砂を前記水と共に捕集する珪砂捕集部と、
を含むことを特徴とする請求項6に記載の人工芝リサイクルシステム。 - 前記螺旋分別洗浄器の前記螺旋樋の底壁は、前記螺旋樋の上部端部の上流域から前記螺旋樋の下部端部の下流域まで一定幅、又は、前記上流域から前記下流域まで一定割合で減少する幅を有することを特徴とする請求項7に記載の人工芝リサイクルシステム。
- 前記乾留ガス化炉において、前記分離された人工芝の一部と助燃材とが熱源として使用され、前記助燃材の使用量は45wt%〜55wt%であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の人工芝リサイクルシステム。
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JP2017103433A JP6920686B2 (ja) | 2017-05-25 | 2017-05-25 | 人工芝リサイクル方法及びシステム |
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JP2018197482A JP2018197482A (ja) | 2018-12-13 |
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JP2017103433A Active JP6920686B2 (ja) | 2017-05-25 | 2017-05-25 | 人工芝リサイクル方法及びシステム |
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