JP6920065B2 - 電解水生成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、水を電気分解して電解水素水を生成する電解水生成装置に関する。
従来から、固体高分子電解質膜で仕切られた陽極室と陰極室とを有する電解槽を備え、電解槽内に流入させた原水を電気分解する電解水生成装置が知られている。
電解水生成装置の陰極室では、水素ガスが溶け込んだ電解水素水が生成される。また、近年、電解水生成装置で生成された溶存水素水は、血液透析治療の際に発生する活性酸素を除去し、患者の酸化ストレスの軽減に適しているとして注目されている(例えば、特許文献1参照)。電解水を用いた血液透析は、電解水透析と称される。
大病院での電解水透析では、同時に多数の患者の治療を可能とするために、電解水素水の供給能力を高めた電解水生成装置が要望されている。このような電解水生成装置は、大容量の電解水生成部を備えることにより実現可能である。
上述した大容量の電解水生成部は、例えば、並列に接続された複数の電解槽を含む電解ユニットによって実現可能である。各電解槽での電気分解が正常になされているか否かを監視するために、陽極室及び陰極室に接続されている出水管を流れる電解水に含まれる気体の濃度を検出するための溶存濃度センサーを設ける方法がある。この方法では、溶存濃度センサーからの出力に基づいて電気分解が正常に行われているかを監視する。しかしながら、電解水に溶存濃度センサーが接触すると電解水が汚染される怖れがあるため、電解水透析には利用できないという問題が生じる。
さらに、大量の電解水素水を使用する上記電解水透析では、陽極室で副次的に生成される電解酸素水は廃棄されるため、陽極室に供給される水を制限することにより、水の有効利用を図りたいという要望がある。
特開2016−137421号公報
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、水の有効利用を図りつつ、電解水の汚染を防ぎながら、電解槽での電気分解を正確に監視できる電解水生成装置を提供することを主たる目的としている。
本発明の電解水生成装置は、水を電気分解して電解水素水を生成する電解水生成装置であって、陽極室と陰極室とが隔膜によって区分された電解槽と、前記電解槽に水を供給するための入水管と、前記電解槽で電気分解された電解水を取り出すための出水管とを備え、前記出水管は、前記陽極室に接続された第1出水管と、前記陰極室に接続された第2出水管とを含み、前記第1出水管の内径と前記第2出水管の内径とが互いに異なっており、前記第1出水管及び前記第2出水管には、前記電解水に接触することなく管内の前記電解水に含まれる気泡を検出する気泡センサーがそれぞれ設けられていることを特徴とする。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記第1出水管の前記内径は、前記第2出水管の前記内径よりも小さいことが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記入水管は、前記陽極室に接続された第1入水管と、前記陰極室に接続された第2入水管とを含み、前記第1入水管には、前記陽極室への水の供給量を制限する絞り弁が設けられていることが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成装置において、前記気泡センサーは、前記出水管に光を照射する照射部と、前記照射部から照射され、前記出水管を透過した光を検出して電気信号を出力する受光部とを有し、前記電気信号に基づいて前記気泡を検出することが望ましい。
本発明の電解水生成装置は、電解槽と、電解槽に水を供給するための入水管と、電解槽で電気分解された電解水を取り出すための出水管とを備える。出水管は、陽極室に接続された第1出水管と、陰極室に接続された第2出水管とを含み、第1出水管の内径と第2出水管の内径とが互いに異なる。一方の内径を大きくすることにより、単位時間に大量の電解水を取り出すことができ、他方の内径を小さくすることにより、電解水生成装置の小型化とコストダウンを図ることができる。また、このような内径の異なる第1出水管及び第2出水管は、陽極室及び陰極室で生成される電解水のうち一方を利用し他方を廃棄する場合、他方の取り出し量を容易に抑制し、水の有効利用を図ることができる。
そして、第1出水管及び第2出水管には、管内の電解水に含まれる気泡を検出する気泡センサーがそれぞれ設けられている。気泡センサーは、電解水に接触することなく流量を検出する。このような非接触式の気泡センサーは、第1出水管及び第2出水管の外部から流量を検出できる。従って、第1出水管及び第2出水管内での雑菌の発生・繁殖が抑制され、電解水の汚染が抑制される。
本発明の電解水生成装置の一実施形態の概略構成を示す斜視図である。 上記電解水生成装置の構成を示す側面図である。 図1の気泡センサーの概略構成を示す図である。 上記電解水生成装置の別の実施形態を含む透析液調製用水の製造装置の一実施形態の概略構成を示す斜視図である。 図4の電解装置の実施形態の概略構成を示す正面図である。 上記電解装置の概略構成を示す左側面図である。 上記電解装置の概略構成を示す斜視図である。 図4の電解水生成装置の構成を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1及び2は、本実施形態の電解水生成装置1の概略構成を示している。電解水生成装置1は、上述した透析液調製用水の製造の他、飲用の電解水の生成にも広く適用される。
図1に示されるように、電解水生成装置1は、電解槽4と、入水管6と、出水管7とを備える。
図2に示されるように、電解槽4は、陽極室41、陰極室42及び隔膜43を有する。電解槽4は、例えば、特開2016−159237号公報に開示されている構成と同等である。すなわち、電解槽4の陽極室41及び陰極室42には、給電体がそれぞれ配され、隔膜43には、例えば、スルホン酸基を有するフッ素系の樹脂材料からなる固体高分子電解質膜が用いられ、上下方向に長い矩形状に形成されている。陽極室41と陰極室42とは、隔膜43によって区分されている。入水管6は、電解槽4に水を供給する。出水管7は、電解槽4で電気分解された水を取り出す。
出水管7は、陽極室41に接続された第1出水管71と、陰極室42に接続された第2出水管72とを含んでいる。第1出水管71は、隔膜43に沿って上下方向にのびる管71aと、隔膜43に垂直な水平方向にのびる管71bとを含んでいる。第2出水管72は、隔膜43に沿って上下方向にのびる管72aと、隔膜43に垂直な水平方向にのびる管72bとを含んでいる。
第1出水管71の内径と第2出水管72の内径とは、互いに異なっている。一方の内径を大きくすることにより、単位時間に大量の電解水を取り出すことができ、他方の内径を小さくすることにより、電解水生成装置1の小型化及び軽量化とコストダウンを図ることができる。また、このような内径の異なる第1出水管71及び第2出水管72は、陽極室41及び陰極室42で生成される電解水のうち一方を利用し他方を廃棄する場合、他方(廃棄される電解水)の取り出し量を容易に抑制し、水の有効利用を図ることができる。なお、本実施形態では、管71aの内径と管71bの内径とは等しく形成され、管72aの内径と管72bの内径とは等しく形成されている。
電解水生成装置1が、透析液調製用及び飲用の電解水の生成に適用される場合、陰極室42で生成された電解水素水が利用され、陽極室41で生成された電解酸素水は廃棄される。そこで、本実施形態では、陽極室41に供給される水が制限されると共に、第1出水管71の内径は、第2出水管72の内径よりも小さく設定されている。陽極室41で生成された電解酸素水が利用され、陰極室42で生成された電解水素水は廃棄される用途に電解水生成装置1が適用される場合、第2出水管72の内径が、第1出水管71の内径よりも小さく設定されていてもよい。
電解水素水の溶存水素濃度を高めるために陽極室41及び陰極室42の各給電体に供給する電解電流を大きくすると、陽極室41で生成された電解水には、電解水に溶けきれなかった酸素ガスの気泡が含まれ、陰極室42で生成された電解水には、電解水に溶けきれなかった水素ガスの気泡が含まれる。本電解水生成装置1の第1出水管71及び第2出水管72には、管内の電解水に含まれる気泡を検出する気泡センサー8がそれぞれ設けられている。気泡センサー8は、管71a及び管72aに配されている。気泡センサー8によって管71a及び管72aを流れる電解水に含まれる気泡を検出することにより、陽極室41及び陰極室42での電気分解が正常になされているか否かを監視できる。
陽極室41に供給される水が制限される用途に電解水生成装置1が用いられる場合、第1出水管71内を流れる電解水の流速が低下し、気泡センサー8の検出結果に誤差が生じ易い傾向にある。しかしながら、本電解水生成装置1では、第1出水管71の内径が第2出水管72の内径よりも小さく構成されることにより、第1出水管71内を流れる電解水の流速の低下が抑制され、気泡センサー8の検出誤差が抑制される。一方、陰極室42に供給される水が制限される用途に電解水生成装置1が用いられる場合、第2出水管72の内径が第1出水管71の内径よりも小さく構成されることにより、第2出水管72内を流れる電解水の流速の低下が抑制され、気泡センサー8の検出誤差が抑制される。
入水管6は、陽極室41に接続された第1入水管61と、陰極室42に接続された第2入水管62とを含んでいる第1入水管61は、隔膜43に沿って上下方向にのびる管61aと、隔膜43に垂直な水平方向にのびる管61bとを含んでいる。第2入水管62は、隔膜43に沿って上下方向にのびる管62aと、隔膜43に垂直な水平方向にのびる管62bとを含んでいる。
第1入水管61の内径と第2入水管62の内径とは、互いに異なっている。一方の内径を大きくすることにより、単位時間に大量の水を供給でき、他方の内径を小さくすることにより、電解水生成装置1の小型化及び軽量化とコストダウンを図ることができる。また、このような内径の異なる第1入水管61及び第2入水管62は、陽極室41及び陰極室42で生成される電解水のうち一方を利用し他方を廃棄する場合、他方の極室(廃棄される電解水を生成する極室)への水の供給量を容易に抑制し、水の有効利用を図ることができる。なお、本実施形態では、管61aの内径と管61bの内径とは等しく形成され、管62aの内径と管62bの内径とは等しく形成されている。
図1に示されるように、第1入水管61には、陽極室41への水の供給量を制限するための絞り弁63が設けられているのが望ましい。絞り弁63によって陽極室41に供給される水が正確に制限され、水の有効利用を図ることができる。
気泡センサー8は、電解水に接触することなく流量を検出する。このような非接触式の気泡センサー8は、第1出水管71及び第2出水管72の外部から流量を検出できる。従って、第1出水管71及び第2出水管72内での雑菌の発生・繁殖が抑制され、電解水の汚染が抑制される。
本実施形態では、非接触式の気泡センサー8として、光学式のセンサーが適用されている。このため、第1出水管71及び第2出水管72のうち、少なくとも気泡センサー8が配される箇所には、透光性を有する管材が適用されている。なお、非接触式の気泡センサー8の他の形態として、超音波式の気泡センサー等が適用されうる。
電解水生成装置1の陽極室41では、電気分解によって酸素ガスが発生する。このとき、陽極室41内の電解水に溶け込めなかった酸素ガスは、微小な気泡となって第1出水管71内を移動する。第1出水管71に設けられている気泡センサー8は、酸素ガスの気泡を検出することにより、陽極室41で電気分解が正常になされているか否かを監視する。また、気泡センサー8によって第1出水管71の詰まりを監視できる。同様に、第2出水管72に設けられている気泡センサー8は、水素ガスの気泡を検出することにより、陽極室41で電気分解が正常になされているか否か及び第2出水管72の詰まりを監視する。
図3は、第1出水管71に配される気泡センサー8を示している。以下は、第1出水管71に配される気泡センサー8についての説明であるが、第2出水管72に配される気泡センサー8も同様である。
気泡センサー8は、光を照射する照射部8aと、照射部8aから照射された光を受ける受光部8bとを有する。
照射部8aは、例えば、発光ダイオード等によって構成されている。照射部8aは、制御部によって制御され、受光部8bに向って赤外線光Lを照射する。受光部8bは、例えば、フォトディテクターなどの受光素子等によって構成されている。受光部8bは、第1出水管71を透過した赤外線光Lを光電変換し、その値に相当する電気信号を制御部に出力する。気泡センサー8は、照射部8aと受光部8bとの間の光路に第1出水管71が位置されるように配置される。
図3(a)は、第1出水管71内が電解水で満たされている場合を示し、図3(b)は、第1出水管71内の電解水に気泡が含まれている場合を示している。
図3(a)に示されるように、第1出水管71内が電解水で満たされている場合、照射部8aから照射された光は、第1出水管71の内面を直進し、その結果、受光部8bには入射せず検出されない。この場合、受光部8bから制御部に、気泡を検出しなかった旨の信号(ロー信号)が出力される。
一方、図3(b)に示されるように、第1出水管71内の電解水に気泡が含まれている場合、照射部8aから照射された光は、第1出水管71内で屈折し、受光部8bに入射して検出される。この場合、受光部8bから制御部に、気泡を検出した旨の信号(ハイ信号)が出力される。
気泡センサー8は、電気信号を伝達するケーブル等によって電解水生成装置1の制御部(図示せず)と電気的に接続されている。制御部は、受光部8bから出力された電気信号に基づいて、電解水生成装置1の動作を制御する。例えば、受光部8bから制御部に、気泡を検出しなかった旨のロー信号が継続して出力される場合、陽極室41で電気分解が正常になされていないおそれがある。このとき、制御部は、発光ダイオードから警告の光を照射し又はスピーカーから警告音を出力する等により、ユーザーに注意を喚起する。このとき、制御部は、電解槽4への電解電流の供給を停止してもよい。
図4は、上記電解水生成装置1の変形例である電解水生成装置1Aを含む透析液調製用水の製造装置100(以下、単に製造装置100と記す)の概略構成を示している。製造装置100は、前処理装置200、電解装置10及び後処理装置300を含む。電解装置10は、電解水生成装置1Aを含んでいる。前処理装置200と電解装置10とは、入水管60によって接続されている。電解装置10と後処理装置300とは、出水管70によって接続されている。
前処理装置200は、電解装置10の上流側に設置され、原水からカルシウムイオン及びマグネシウムイオン等の硬度成分を除去して軟水化し、さらに微細な多孔質物質である活性炭を用いて軟水から塩素等を吸着・除去する。前処理装置200に供給される原水には、一般的には水道水が利用されるが、その他、例えば、井戸水、地下水等を用いることができる。
電解装置10は、前処理装置200を通過した水を電気分解し、電解水素水を生成する。本実施形態の電解装置10は、電解水透析において、大量の電解水素水を後処理装置300に供給可能となるように構成されている。
後処理装置300は、逆浸透膜を用いて電解水素水を浄化する。逆浸透膜によって浄化処理された溶存水素水は、例えば、透析液調製用水の浄化基準であるISO13959の基準を満たし、透析液調製用水として透析原剤の希釈等に用いられる。
図4に示されるように、製造装置100の設置スペース(フットプリント)を小さくするために、電解装置10は、上流側の前処理装置200及び下流側の後処理装置300と共に並べて設置される。例えば、本実施形態のように、製造装置100の正面から視て、前処理装置200、電解装置10及び後処理装置300が水平方向に隙間なく並べて設置されるのが望ましい。
図5、6及び7は、電解装置10の概略構成を示している。電解装置10は、複数の電解水生成装置1A、本体フレーム2及び電源部3を備える。
電解水生成装置1Aは、電解槽4と、入水管6及び出水管7(後述する図8参照)とを備える。
本実施形態の電解水生成装置1Aは、複数の電解槽4が設けられている点で上記電解水生成装置1と相違する。電解水生成装置1と同様に、単一の電解槽4が設けられる形態であってもよい。各電解槽4の構成は、図1及び2に示される電解槽4と同様である。電解水生成装置1Aのうち、以下で説明されてない部分については、上述した電解水生成装置1の構成が採用されうる。
本体フレーム2は、鉛直方向にのびる複数の縦材21と水平方向にのびる複数の横材22等によって構成され、電源部3、電解水生成装置1A、入水管6及び出水管7等を支持する。縦材21及び横材22には、例えば、断面がL字状のアングル鋼材が適用される。本体フレーム2は、縦材21及び横材22によって矩形状に形成されている。
電源部3は、本体フレーム2の上部23に固定されている。本実施形態では、上部23には、電源部3のみが設けられ、電解水生成装置1A、入水管6及び出水管7は設けられていない。これにより、主要な電気系統を構成する電源部3と、水管を構成する電解水生成装置1A、入水管6及び出水管7とを容易に隔離することができ、電解水生成装置1A等での水漏れに起因する電源部3のトラブルを抑制できる。電源部3には、電解水生成装置1Aを含む電解装置10全体の制御を司る制御部(図示せず)が設けられていてもよい。例えば、電解電流を制御する上記制御部は、電源部3に配されていてもよい。
電解水生成装置1Aは、電源部3の下方の空間で本体フレーム2に固定される。このような電源部3及び電解水生成装置1Aの配置によって、電解装置10の設置面積が小さくなり、限られたスペースへの電解装置10の設置が容易となる。
電源部3は、電気ケーブル(図示せず)を介して電解水生成装置1Aに電気分解のための電解電流を供給する。本実施形態では、電源部3が電解水生成装置1Aの上方に位置するため、電解水生成装置1Aで水漏れ等が生じた場合であっても、電源部3に水がかかりにくく、電気回路への影響が抑制される。
図8は、電解水生成装置1Aを示している。各電解水生成装置1Aは、複数の電解槽4と、各電解槽4に接続される入水管6及び出水管7と、各電解槽4を支持する板状のベース51と、ベース51に固定されたハンドル52とを有している。ベース51は、上下方向に起立した姿勢で、横材22によって支持されている。
各電解槽4は、ベース51に起立姿勢で固定されている。各電解槽4の陽極室41(図2参照)は、管61b及び71bによって並列に接続されている。一方、各電解槽4の陰極室42(図2参照)は、管62b及び72bによって並列に接続されている。
図7に示されるように、ベース51は、横材22に脱着可能に固定される。ハンドル52を掴みながら横材22からベース51を取り外すことにより、各電解水生成装置1Aのメンテナンスが容易となる。例えば、気泡センサー8によって異常が検出された電解槽4を含む電解水生成装置1Aが本体フレーム2から取り外され、別の電解水生成装置1Aを本体フレーム2の内側に押し入れることにより、電解水生成装置1Aが容易に交換される。また、気泡センサー8によって異常が検出された電解槽4を含む電解水生成装置1Aの一部が本体フレーム2から引き出されることにより、異常が検出された電解槽4が容易に交換される。
電解装置10では、第1入水管61は、第1主入水管61dを含んでいる。第1主入水管61dは、管61b(図8参照)と接続されている。同様に、第2入水管62は、第2主入水管62dを含んでいる。第2主入水管62dは、管62b(図8参照)と接続されている。
第1主入水管61dには、管内の流量を制限する絞り弁63が設けられているのが望ましい。絞り弁63によって、陽極室41に流入する水が正確に制限され、水の有効利用を図ることができる。
前処理装置200と接続されている入水管60は、第1主入水管61dと第2主入水管62dとに分岐する。第1主入水管61dは、複数の管61bに分岐して、各電解水生成装置1Aの電解槽4の陽極室41と接続されている。第2主入水管62dは、複数の管62bに分岐して、各電解水生成装置1Aの電解槽4の陰極室42と接続されている。
電解装置10では、第1出水管71は、第1主出水管71dを含んでいる。第1主出水管71dは、管71b(図8参照)と接続されている。各電解水生成装置1Aの管71bは、第1主出水管71dに合流する。同様に、第2出水管72は、第2主出水管72dを含んでいる。第2主出水管72dは、管72bと接続されている(図8参照)。各電解水生成装置1Aの管72bは、第2主出水管72dに合流する。
第2主出水管72dは、本体フレーム2の内部で出水管70と接続されている。第2主出水管72dと出水管70とが一体に形成されていてもよい。第1主出水管71dは、本体フレーム2の内部で排水管73と接続されている。第1主出水管71dと排水管73とが一体に形成されていてもよい。電解水素水が取り出される第2主出水管72dは、出水管70を介して後処理装置300と接続されている。電解酸素水が取り出される第1主出水管71dは、排水管73を介して排水手段(図示せず)と接続されている。
以上、本実施形態の電解水生成装置1が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、電解水生成装置1は、少なくとも、陽極室41と陰極室42とが隔膜43によって区分された電解槽4と、電解槽4に水を供給するための入水管6と、電解槽4で電気分解された電解水を取り出すための出水管7とを備え、出水管7は、陽極室41に接続された第1出水管71と、陰極室42に接続された第2出水管72とを含み、第1出水管71の内径と第2出水管72の内径とが互いに異なっており、第1出水管71及び第2出水管72には、管内の電解水に含まれる気泡を検出する気泡センサー8がそれぞれ設けられていればよい。
1 電解水生成装置
2 本体フレーム
3 電源部
4 電解槽
6 入水管
7 出水管
8 気泡センサー
41 陽極室
42 陰極室
43 隔膜
61 第1入水管
62 第2入水管
71 第1出水管
72 第2出水管

Claims (2)

  1. 水を電気分解して電解水素水を生成する電解水生成装置であって、
    陽極室と陰極室とが隔膜によって区分された電解槽と、前記電解槽に水を供給するための入水管と、前記電解槽で電気分解された電解水を取り出すための出水管とを備え、
    前記出水管は、前記陽極室に接続された第1出水管と、前記陰極室に接続された第2出水管とを含み、
    前記第1出水管の内径と前記第2出水管の内径とが互いに異なっており、
    前記第1出水管及び前記第2出水管には、前記電解水に接触することなく管内の前記電解水に含まれる気泡を検出する気泡センサーがそれぞれ設けられ
    前記第1出水管の前記内径は、前記第2出水管の前記内径よりも小さく、
    前記入水管は、前記陽極室に接続された第1入水管と、前記陰極室に接続された第2入水管とを含み、
    前記第1入水管には、前記陽極室への水の供給量を制限する絞り弁が設けられていることを特徴とする電解水生成装置。
  2. 水を電気分解して電解水素水を生成する電解水生成装置であって、
    陽極室と陰極室とが隔膜によって区分された電解槽と、前記電解槽に水を供給するための入水管と、前記電解槽で電気分解された電解水を取り出すための出水管とを備え、
    前記出水管は、前記陽極室に接続された第1出水管と、前記陰極室に接続された第2出水管とを含み、
    前記第1出水管の内径と前記第2出水管の内径とが互いに異なっており、
    前記第1出水管及び前記第2出水管には、前記電解水に接触することなく管内の前記電解水に含まれる気泡を検出する気泡センサーがそれぞれ設けられ、
    前記第1出水管及び前記第2出水管のうち、少なくとも前記気泡センサーが配される箇所には、透光性を有する管材が適用され、
    前記気泡センサーは、前記出水管に光を照射する照射部と、前記照射部から照射され、前記出水管を透過した光を検出して電気信号を出力する受光部とを有し、前記電気信号に基づいて前記気泡を検出することを特徴とする電解水生成装置。
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