JP6919830B2 - 検知部材、シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

検知部材、シート搬送装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、検知部材、シート搬送装置、シート供給装置、画像形成装置及び画像読取装置に関するものである。
画像形成装置や画像読取装置における用紙や原稿などの搬送されるシートに接触してシートを検知する検知部材が知られている。
特許文献1には、かかる検知部材であって、定着装置でトナー像が定着された用紙(シート)を排紙ローラに向けて搬送する搬送路に設けられ、その搬送されている用紙に接触して用紙(シート)を検知する検知部材(フィラー)が開示されている。
従来の検知部材では、シートと接触する部分が摩耗しやすいという課題がある。なお、このような課題は、シート収容部において搬送されるシートに接触してシートの有無を検知する検知部材の場合にも同様に発生し得る。
上記課題を解決するために、本発明は、搬送されるシートに接触して前記シートを検知する検知部材であって、前記シートが接触する面に被膜層を設けたことを特徴とするものである。
本発明によれば、搬送されるシートに接触してシートを検知する検知部材のシートと接触する部分の摩耗を低減することができる。
本発明の実施形態に係る検知部材を備えた画像形成装置の一構成例を示す概略構成図。 実施形態に係る画像形成装置の装置本体における第3の用紙搬送経路周辺の部分断面斜視図 (a)、(b)及び(c)はそれぞれ、実施形態に係る画像形成装置の排紙ローラ対近傍の第3の用紙搬送経路における出口用紙センサ及びその周辺の正面図。 (a)及び(b)はそれぞれ、用紙接触時及び用紙非接触時の図3(a)中の矢印B方向及びC方向から見た出口用紙センサの側面図。 (a)及び(b)はそれぞれ、出口用紙センサにおける用紙接触時及び用紙非接触時の検知部材の姿勢を示す説明図。 (a)は実施形態に係る画像形成装置の第5の用紙搬送経路(反転路)の内側搬送ガイド部材275及び用紙が接触する前の反転用紙センサの検知部材の斜視図。(b)は、同反転用紙センサの検知部材を内側搬送ガイド部材の裏側から見た斜視図。(c)は同反転用紙センサの検知部材の正面図。 (a)は実施形態に係る画像形成装置の第5の用紙搬送経路(反転路)の内側搬送ガイド部材及び用紙通過中の反転用紙センサの検知部材の斜視図。(b)は、同反転用紙センサの検知部材を内側搬送ガイド部材の裏側から見た斜視図。(c)は同反転用紙センサの検知部材の正面図。 (a)は実施形態に係る画像形成装置の給紙装置における用紙なしのときのカセット用紙センサの正面図。(b)は、同カセット用紙センサの拡大図。(c)は同カセット用紙センサの側面図。 (a)は同給紙装置における用紙なしのときのカセット用紙センサの斜視図。(b)は同給紙装置のカセット用紙センサの拡大斜視図。 (a)は実施形態に係る画像形成装置の給紙装置における用紙ありのときのカセット用紙センサの正面図。(b)は、同カセット用紙センサの拡大図。(c)は同カセット用紙センサの側面図。 実施形態に係る検知部材の部分断面図。 実施形態に係る検知部材の製造に用いられる塗布装置の構成例を示す説明図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る検知部材を備えた画像形成装置の一構成例を示す概略構成図である。画像形成装置100は、電子写真方式の画像形成装置であり、プリント部である装置本体200と、画像読取装置300とを備えている。なお、本実施形態では、電子写真方式の画像形成装置100について説明するが、画像形成装置100における画像形成方式はインクジェット方式などの他の方式であってもよい。
装置本体200は、画像読取装置300で読み取られた画像の画像データや外部装置から送られてきた画像データに基づいて、シート供給部としての給紙装から供給された記録媒体としてのシートである用紙(記録シート)400にトナー画像を形成する。
画像読取装置300は、シート搬送装置としての自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)310と、スキャナ部320とを備える。自動原稿送り装置310は、利用者がセットした画像読取対象としてのシートである原稿410を送り出し、スキャナ部320は、自動原稿送り装置310から送り出された原稿410の画像を読み取る。
搬送対象の用紙400や原稿410などのシートの厚さは、例えば50μm〜500μmである。一般に上質紙と呼ばれる厚さが100μm程度(例えば100μm±10μm)の用紙400や原稿410などのシートも搬送対象とされる。
装置本体(プリント部)200は、イエロー、マゼンタ、シアン、黒(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を作像するための4つの作像ユニット6Y、6M、6C、6Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY、M、C、Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。作像ユニット6Y、6M、6C、6Kはそれぞれ、潜像担持体としてのドラム状の感光体、感光体クリーニング手段としてのドラムクリーニング装置、除電装置、帯電装置、現像装置等を備えている。これらの作像ユニットは、装置本体200に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
図1において作像ユニット6Y、M、C、Kの図中下方には光書込ユニット7が配設されている。潜像形成手段としての光書込ユニット7は、画像情報に基づいて発したレーザー光Lを、作像ユニット6Y、M、C、Kにおけるそれぞれの感光体に照射して露光する。この露光により、各感光体上にY、M、C、K用の静電潜像が形成される。なお光書込ユニット7は、光源から発したレーザー光を、モータによって回転駆動しているポリゴンミラーで主走査方向(感光体軸線方向)に偏向させながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体に照射するものである。
光書込ユニット7の下方には、シート収容カセット26や、これに組み込まれた分離手段27などを有するシート供給装置としての給紙装置210が配設されている。シート収容カセット26は、用紙400を複数枚重ねたシート束の状態で収納している。また、分離手段27は、回転駆動可能なフィードローラ27aと、これに当接する分離パッド27bとによって分離ニップを形成している。
シート収容カセット26内のシート束における一番上の用紙400には、分離手段27のフィードローラ27aが接触している。フィードローラ27aは、自らの回転駆動により、用紙400を分離ニップ内に送り込む。分離ニップ内に対して複数枚の用紙400が重なった状態で送り込まれると、それらの用紙のうち、最上位の用紙400だけにフィードローラ27aが接触する。最上位の用紙400は、フィードローラ27aの表面移動に追従して分離ニップ内を給送方向に移動する。これに対し、最上位の用紙400を除く下位側の用紙には、表面移動しない分離パッド27bによる負荷抵抗が付与される。これにより、下位側の用紙は、最上位の用紙400に追従して給送方向に移動することができず、分離ニップ内に留まる。このようにして、分離手段27は、シート収容カセット26内から送り出された複数枚の用紙のうち、最上位の用紙400だけを1枚に分離して分離ニップから第1のシート搬送経路(給紙路)251に向けて送り出す。
給紙路の長さ方向における中間点付近には、搬送手段としての搬送ローラ対28が配設されている。この搬送ローラ対28は、搬送部材としての第1搬送ローラ28aと、搬送部材としての第2搬送ローラ28bとを当接させて搬送ニップを形成している。2つの搬送ローラのうち、少なくとも第1搬送ローラ28aは、駆動手段によって回転駆動されるようになっている。
また、給紙路の長さ方向における末端付近には、突き当て搬送手段としてのレジストローラ対29が配設されている。このレジストローラ対29は、突き当て搬送部材としての第1レジストローラ29aと、これに当接して突き当て搬送ニップとしてのレジストニップを形成する第2レジストローラ対29bをと具備している。2つのレジストローラ対のうち、少なくとも第1レジストローラ29aは、駆動手段によって回転駆動されるようになっている。
搬送ローラ対28の第1搬送ローラ28aは、分離手段27のフィードローラ27aの回転駆動が開始されるのとほぼ同時、あるいは、僅かなタイムラグをおいて、回転駆動が開始される。分離手段27の分離ニップから給紙路に送り出された用紙400の先端部は、やがて搬送ローラ対28の搬送ニップに挟み込まれる。第1搬送ローラ28aは、フィードローラ27aよりも速い線速で回転駆動されるので、このとき、用紙400は分離ニップと搬送ニップとの間において強いテンションで張られる。そして、フィードローラに対して強いトルクがかかることで、トルクリミッターが作動してフィードローラが用紙400に連れ回るようになる。このとき、トルクリミッターが不規則に作動することで、用紙400に対してバックテンションが不規則にかかる。そして、用紙400が第1搬送ローラ28a上でスリップを起こすことで、第1搬送ローラ28aの摩耗を助長する。
その後、用紙400は、第1搬送ローラ28aの回転駆動によって搬送ニップ内からレジストローラ対29に向けて送り出された後、先端をレジストローラ対29のレジストニップに突き当てる。このとき、レジストローラ対29の回転駆動は停止されているため、用紙400はレジストニップ内に進入することができず、徐々に撓んでいく。この撓みにより、用紙400のスキューが補正される。
搬送ローラ対28の搬送ニップから用紙400が送り出され始めた後、所定のタイミングが到来した時点で、分離手段27のフィードローラ27aの回転駆動、及び搬送ローラ対28の回転駆動が停止される。これにより、用紙400は、先端部を撓ませた状態で搬送が一時停止される。
作像ユニット6Y、M、C、Kの図中上方には、中間転写体としての中間転写ベルト8を張架しながら無端移動させる中間転写ユニット15が配設されている。この中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8の他、4つの一次転写バイアスローラ9Y、M、C、K、ベルトクリーニング装置10などを備えている。また二次転写バックアップローラ12、クリーニングバックアップローラ13、テンションローラ14なども備えている。
中間転写ベルト8は、ループ内側の3つのローラに張架されながら、少なくとも何れか1つのローラの回転駆動によって図中反時計回りに無端移動させられる。一次転写バイアスローラ9Y、M、C、Kは、このように無端移動させた中間転写ベルト8を感光体1Y、M、C、Kとの間に挟み込んでそれぞれ一次転写ニップを形成している。これらは中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する方式のものである。一次転写バイアスローラ9Y、M、C、Kを除くローラは、全て電気的に接地されている。中間転写ベルト8は、その無端移動に伴ってY、M、C、K用の一次転写ニップを順次通過していく過程で、感光体1Y、M、C、K上のY、M、C、Kトナー像が重ね合わせて一次転写される。これにより、中間転写ベルト8上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
ベルトループ内側に配設された二次転写バックアップローラ12は、ベルトループ外側に配設された二次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで二次転写ニップを形成している。中間転写ベルト8上に形成された4色トナー像は、この二次転写ニップで用紙400に転写される。二次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、用紙400に転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、ベルトクリーニング装置10によってクリーニングされる。
フィードローラ27aや搬送ローラ対28の回転駆動を一時停止された後、用紙400を二次転写ニップ内で中間転写ベルト8上の4色トナー像と同期させ得るタイミングが到来すると、フィードローラ27aや搬送ローラ対28の回転駆動が再開される。また、レジストローラ対29の回転駆動が開始する。これにより、用紙400がレジストローラ対29のレジストニップに挟み込まれた後、レジストニップから二次転写ニップに向けて送り出される。そして、二次転写ニップにおいて、中間転写ベルト8上の4色トナー像に重ね合わされる。
二次転写ニップから送り出された用紙400は、定着装置20の定着ローラ対230の間を通過する際に熱と圧力とにより、表面に転写された4色トナー像が定着される。その後、用紙400は、排紙ローラ対30のローラ間を経て機外へと排出される。装置本体200の上面には、スタック部31が形成されており、上記排紙ローラ対30によって機外に排出された用紙400は、このスタック部31上に順次スタックされる。
中間転写ユニット15と、これよりも上方にあるスタック部31との間には、ボトル収容器33が配設されている。このボトル収容器33は、Y、M、C、Kトナーを収容する補給用トナー収容部としてのトナーボトル32Y、M、C、Kを収容している。トナーボトル32Y、M、C、Kは、ボトル収容器33上にトナー各色毎に上から置くようにして設置する。トナーボトル32Y、M、C、K内のY、M、C、Kトナーは、それぞれ後述するトナー搬送手段としてのトナー補給装置により、作像ユニット6Y、M、C、Kの現像装置に適宜補給される。これらのトナーボトル32Y、M、C、Kは、作像ユニット6Y、M、C、Kとは独立して装置本体200に脱着可能である。
定着装置20の近傍には、スイッチバック装置が配設されている。用紙400の両面に画像を形成する両面プリントモードにおいて、片面だけにトナー像が形成された後に定着装置20を通過した用紙400は、このスイッチバック装置により、上下反転される。上下反転された用紙400は第4及び第5の用紙搬送経路254、255を経由してレジストローラ対29のレジストニップに向けて再送される。そして、レジストニップから二次転写ニップに送られてもう片方の面にもトナー像が形成された後、定着装置20でもう片方の面のトナー像の定着処理が施された後、排紙ローラ対30を経由してスタック部31上にスタックされる。
装置本体(プリント部)200の上には、前述のように自動原稿送り装置(ADF)310とスキャナ部320とを具備する画像読取装置300が配設されている。この画像読取装置300は、装置本体200の背面に固定された2本の脚部で支えられる架台の上に固定されており、装置本体200のスタック部31と、架台との間には大きな空間が介在している。スタック部31の上にスタックされる用紙400はその空間に位置することになる。
画像読取装置300のスキャナ部320は、固定読取部321や移動読取部322を有している。移動読取部322は、原稿410に接触するようにスキャナ部320のケーシング上壁に固定された第2コンタクトガラスの直下に配設されており、光源や、反射ミラーなどからなる光学系を図中左右方向に移動させることができる。そして、光学系を図中左側から右側に移動させていく過程で、光源から発した光を第2コンタクトガラス上に載置された原稿の表面で反射させた後、複数の反射ミラーを経由させて、スキャナ本体に固定された画像読取センサ323で受光する。
一方、固定読取部321は、光源、反射ミラー、CCD等の画像読取センサなどを有しており、原稿410に接触するようにスキャナ部320のケーシング上壁に固定された第1コンタクトガラスの直下に配設されている。そして、自動原稿送り装置310によって搬送される原稿410が第1コンタクトガラス上を通過する際に、光源から発した光を原稿面で順次反射させながら、複数の反射ミラーを経由させて画像読取センサで受光する。これにより、光源や反射ミラー等からなる光学系を移動させることなく、原稿410の第1面を光走査する。なお、自動原稿送り装置310は、原稿410の第2面を光走査する第2面読取センサを具備している。
自動原稿送り装置310に複数の原稿410を積み重ねた原稿束がセットされている場合、その原稿410を1枚ずつ自動搬送することができる。そして、1枚ずつ自動搬送された原稿410の画像を、スキャナ部320内の固定読取部321や、自動原稿送り装置310内の第2面固定読取部に順次読み取らせていくことができる。この場合、原稿束を原稿載置台311上にセットした後、コピースタートボタンを押す。すると、自動原稿送り装置310が、原稿載置台311上に載置された原稿束の原稿410を上から順に搬送する。この搬送の過程で、原稿410を反転させた直後にスキャナ部320の固定読取部321の真上に通す。このとき、原稿410の第1面の画像がスキャナ部320の固定読取部321によって読み取られる。
上記構成の画像形成装置100において、装置本体200は、用紙400を搬送するためのシート搬送経路としての第1〜第5の用紙搬送経路251、252、253、254、255を有する。
第1の用紙搬送経路251では、給紙装置210から一枚ずつ供給された用紙400が搬送される。シート収容カセット26に収容された用紙400は、フィードローラ27aにより送出され、搬送ローラ対28及びレジストローラ対29を介して、二次転写バックアップローラ12と二次転写ローラ19とが対向している二次転写位置に搬送される。二次転写位置では、中間転写ベルト8上に形成されたトナー画像が、用紙400に転写される。第1の用紙搬送経路251における搬送対象の用紙400を収容するシート収容カセット26上の用紙400の有無は、シート検知装置としてのカセット用紙センサ220で検知される。
第2の用紙搬送経路252では、画像形成位置でトナー画像が形成された用紙400が、定着部の定着ローラ対230のニップ部を通過した後、排紙ローラ対30に向けて搬送される。
第3の用紙搬送経路253では、片面画像形成動作時において、定着後の用紙400が排紙ローラ対30を介してスタック部31上に排紙されるように搬送される。また、第3の用紙搬送経路253では、両面画像形成動作時において、画像形成位置でトナー画像がおもて面に形成された用紙400が、排紙ローラ対30に向けて搬送される。そして、用紙400の後端が排紙ローラ対30に近づいた所定のタイミングで排紙ローラ対30が逆回転することにより、用紙400が第4の用紙搬送経路254に向けて搬送される。第3の用紙搬送経路253における用紙400の後端は、シート検知装置としての出口用紙センサ(定着出口センサ)280で検知される。
第4の用紙搬送経路254では、両面画像形成動作時において、用紙400の裏面に画像を形成するために、第3の用紙搬送経路253から搬送されてきた用紙400が、更に第5の用紙搬送経路(反転路)255に向けて搬送される。
第5の用紙搬送経路(反転路)255では、第4の用紙搬送経路254から搬送されてきた用紙400が、レジストローラ対29を介して、二次転写バックアップローラ12と二次転写ローラ19とが対向している二次転写位置に搬送される。二次転写位置では、中間転写ベルト8上に形成されたトナー画像が、用紙400の裏面に転写される。第5の用紙搬送経路(反転路)255における用紙400は、シート検知装置としての反転用紙センサ290で検知される。
画像読取装置300は、原稿410を搬送するためのシート搬送経路としての原稿搬送経路330を有する。原稿搬送経路330は、搬送される原稿410が接触する湾曲したガイド面342を有する搬送ガイド部材340等で形成されている。原稿搬送経路330では、自動原稿送り装置310から送り出された原稿410が、スキャナ部320の画像読取位置に搬送される。自動原稿送り装置310の原稿載置台311上の原稿410の有無は、シート検知装置としての原稿センサ350で検知される。
図2は、実施形態に係る画像形成装置100の装置本体200における第3の用紙搬送経路253周辺の部分断面斜視図である。図2において、第3の用紙搬送経路253は、互いに対向する排紙ローラ301及び押し当てコロ302からなる排紙ローラ対30の定着部側に設けられた搬送ガイド部材260により形成されている。両面画像形成動作時に逆回転する排紙ローラ対30で反転搬送された用紙400は、第3の用紙搬送経路253を形成する搬送ガイド部材265の下面に沿って搬送される。
第3の用紙搬送経路253の排紙ローラ対30近傍の定着部側に、出口用紙センサ(定着出口センサ)280が設けられている。出口用紙センサ280は、センサ本体281と、センサ本体281に回動可能に支持された回動軸282cを有する検知部材(フィラー)282と、を備える。後述のように、検知部材282の用紙が接触する用紙接触面(シート接触面)には被膜層が設けられ、シートの接触による摩耗を低減している。
図3(a)、(b)及び(c)はそれぞれ、実施形態に係る画像形成装置の排紙ローラ対30近傍の第3の用紙搬送経路253における出口用紙センサ280及びその周辺の正面図である。図3(a)は、定着部から搬送されてきた用紙400の先端が出口用紙センサ280の検知部材282に接触する直前の状態を示している。図3(b)は、定着部から搬送されてきた用紙400が出口用紙センサ280の検知部材282に接触して検知され、排紙ローラ対30で挾持される直前の状態を示している。図3(c)は、両面画像形成動作時に逆回転制御された排紙ローラ対30より用紙400が検知部材282に接触しながら第4の用紙搬送経路254に向けて搬送されている状態を示している。
図4(a)及び(b)はそれぞれ、用紙接触時及び用紙非接触時の図3(a)中の矢印B方向及びC方向から見た出口用紙センサ280の側面図である。また、図5(a)及び(b)はそれぞれ、出口用紙センサ280における用紙接触時及び用紙非接触時の検知部材282の姿勢を示す説明図である。
図3〜図5において、出口用紙センサ280の検知部材282の回動軸282cは、センサ本体281の軸支部281aに回動可能に支持されている。また、検知部材282の回動軸282cを中心にして一端部側に延在する用紙検知アーム部分282aの表面が用紙400に接触し、他端部282dにはセンサ本体281との間に付勢手段としてのスプリング283が設けられている。このスプリング283により検知部材282が付勢されるとともに、突き当て部282fがセンサ本体281側の回動規制部281bに突き当たることにより、用紙検知アーム部分282aが第3の用紙搬送経路253の所定位置に位置する(図3(a)、図4及び図5(b)参照)。
第3の用紙搬送経路253を搬送されている用紙400に検知部材282の用紙検知アーム部分282aが接触すると、スプリング283の付勢力に抗して検知部材282が回動する(図3(b),(c)及び図5(a)参照)。
検知部材282の回動は、検知部材282の被検知部282eが通過する位置に設けられた回動検知手段としての光透過型の光学センサ284で検知することができる。光学センサ284は、例えば、被検知部282eの通過位置を間にして互いに対向するように設けられた発光部284aと受光部284bとを有するように構成してもよい。
ここで、図3(b),(c)及び図5(a)に示す用紙通過時には、発光部284aから発した光が受光部284bに到達して受光されることで用紙400が通過していることが検知できる。一方、図3(a)及び図5(b)に示す用紙非通過時には、発光部284aから発した光が検知部材282の被検知部282eで遮られて受光部284bに到達せずに受光されないことで用紙400が通過していないことが検知できる。
上記構成の出口用紙センサ280では、用紙通過時に用紙400と検知部材282とが互いに接触して摺動するため、検知部材282の用紙接触面が摩耗するおそれがある。特に、出口用紙センサ280は高温になる定着装置20の上方の近傍に位置するため、定着装置20からの熱で検知部材282が高温になり、検知部材282の用紙接触面が摩耗しやすい。
出口用紙センサ280は、両面印刷の場合に用紙が往復移動する用紙搬送経路253上に存在し、かつ定着装置20からの熱の影響もあり、用紙400との摺接による磨耗が激しくなる。そのため、検知部材(フィラー)282の先端が鋭利に削られてしまう場合がある。その結果、薄目の用紙を両面印刷する際に前記鋭利に削られた検知部材282の先端により用紙が破損してしまうおそれがある。また、そのような破損した用紙がそのまま搬送されると搬送経路上での紙詰まり(ジャム)の原因になるおそれがある。
また、上記検知部材282と用紙400との摩耗や用紙との摺動を低減したり画像形成後の用紙400上の画像面に発生するこすれ跡を低減したりするために、上記スプリング283の付勢力を弱くすることが考えられる。しかしながら、スプリング283の付勢力を弱くすると、検知部材282が所定角度回転せずに用紙400の検知精度が悪化したり、検知部材282が用紙非通過時の所定回転位置に戻らなくなったりするおそれがある。また、用紙が通過し終わったときに検知部材282が用紙非通過時の所定回転位置に戻るまでに時間が長くなるおそれもある。
そこで、本実施形態では、後述のように、検知部材282の用紙接触面に被膜層282bを設けることにより、上記スプリング283の付勢力を強めに設定した場合でも検知部材282の用紙接触面の摩耗を低減できるようにしている。
図6及び図7は、実施形態に係る画像形成装置100の第5の用紙搬送経路(反転路)255に設けられたシート検知装置としての反転用紙センサ290の構成例を示す図である。
図6(a)は実施形態に係る画像形成装置100の第5の用紙搬送経路(反転路)255の内側搬送ガイド部材275及び用紙が接触する前の反転用紙センサ290の検知部材292の斜視図である。図6(b)は、反転用紙センサ290の検知部材292を内側搬送ガイド部材275の裏側から見た斜視図であり、図6(c)は反転用紙センサ290の検知部材292の正面図である。
反転用紙センサ290の検知部材292の回動軸292cは、センサ本体291の軸支部291aに回動可能に支持されている。また、検知部材292の回動軸292cを中心にして一端部側に延在する用紙検知アーム部分292aの表面が用紙400に接触し、他端部292dにはセンサ本体291との間に付勢手段としてのスプリング293が設けられている。このスプリング293により検知部材292が付勢されるとともに、突き当て部292fがセンサ本体291側の回動規制部291bに突き当たる。これにより、用紙検知アーム部分292aの先端部が、内側搬送ガイド部材275の開口部(切り欠き部)275aから突出し、内側搬送ガイド部材275と外側搬送ガイド部材276との間の第5の用紙搬送経路(反転路)255の所定位置に位置する。
図7(a)は実施形態に係る画像形成装置100の第5の用紙搬送経路(反転路)255の内側搬送ガイド部材275及び用紙通過中の反転用紙センサ290の検知部材292の斜視図である。図7(b)は、反転用紙センサ290の検知部材292を内側搬送ガイド部材275の裏側から見た斜視図であり、図7(c)は反転用紙センサ290の検知部材292の正面図である。
第5の用紙搬送経路(反転路)255を搬送されている用紙400に検知部材292の用紙検知アーム部分292aが接触すると、スプリング293の付勢力に抗して検知部材292が回動する。
検知部材292の回動は、検知部材292の被検知部292eが通過する位置に設けられた回動検知手段としての光透過型の光学センサ294で検知することができる。光学センサ294は、例えば、被検知部292eの通過位置を間にして互いに対向するように設けられた発光部294aと受光部294bとを有するように構成してもよい。
ここで、用紙通過時には、発光部294aから発した光が受光部294bに到達して受光されることで用紙400が通過していることが検知できる。一方、用紙非通過時には、発光部294aから発した光が検知部材292の被検知部292eで遮られて受光部294bに到達せずに受光されないことで用紙400が通過していないことが検知できる。
上記構成の反転用紙センサ290においても、用紙通過時に用紙400と検知部材292とが互いに接触して摺動するため、検知部材292の用紙接触面が摩耗するおそれがある。また、反転用紙センサ290も高温になる定着装置20の近傍に位置するため、定着装置20からの熱で検知部材292が高温になり、検知部材292の用紙接触面が摩耗しやすい。
また、上記検知部材292と用紙400との摩耗や用紙との摺動を低減したり画像形成後の用紙400上の画像面に発生するこすれ跡を低減したりするために、上記スプリング293の付勢力を弱くすることが考えられる。しかしながら、スプリング293の付勢力を弱くすると、検知部材292が所定角度回転せずに用紙400の検知精度が悪化したり、検知部材292が用紙非通過時の所定回転位置に戻らなくなったりするおそれがある。また、用紙が通過し終わったときに検知部材292が用紙非通過時の所定回転位置に戻るまでに時間が長くなるおそれもある。
そこで、本実施形態では、後述のように、検知部材292の用紙接触面に被膜層292bを設けることにより、上記スプリング293の付勢力を強めに設定した場合でも検知部材292の用紙接触面の摩耗を低減できるようにしている。
図8(a)は実施形態に係る画像形成装置100の給紙装置210における用紙なしのときのカセット用紙センサ220の正面図であり、図8(b)は同カセット用紙センサ220の拡大図であり、図8(c)は同カセット用紙センサ220の側面図である。また、図9(a)は給紙装置210における用紙なしのときのカセット用紙センサ220の斜視図であり、図9(b)は給紙装置210のカセット用紙センサ220の拡大斜視図である。図9(a)及び(b)に示すように、給紙装置210のシート収容カセット(給紙カセット)26は給紙装置本体に対して脱着可能となっており、図中D方向に装着される。カセット用紙センサ220は給紙装置本体に取り付けてあるため、用紙400の入ったシート収容カセット26が装着されたときに、カセット用紙センサ220の検知部材(用紙ありなし検知フィラー)222は図中E方向(用紙400の搬送方向とは直交する方向)に回動する。
カセット用紙センサ220の検知部材222の回動軸222cは、センサ本体221の軸支部221aに回動可能に支持されている。また、検知部材222の回動軸222cを中心にして一端部側に延在する用紙検知アーム部分222aの表面が用紙400に接触し、他端部222dにはセンサ本体221との間に付勢手段としてのスプリング223が設けられている。このスプリング223により検知部材222が付勢されるとともに、突き当て部222fがセンサ本体221側の回動規制部221b側に突き当たる。これにより、用紙検知アーム部分222aの先端部が、シート収容カセット26の開口部(切り欠き部)26aから突出した所定位置に位置する。
図10(a)は実施形態に係る画像形成装置100の給紙装置210における用紙ありのときのカセット用紙センサ220の正面図であり、図10(b)は同カセット用紙センサ220の拡大図であり、図10(c)は同カセット用紙センサ220の側面図である。
シート収容カセット26上に収容されている用紙400に検知部材222の用紙検知アーム部分222aが接触すると、スプリング223の付勢力に抗して検知部材222が回動する。
検知部材222の回動は、検知部材222の被検知部222eが通過する位置に設けられた回動検知手段としての光透過型の光学センサ224で検知することができる。光学センサ224は、例えば、被検知部222eの通過位置を間にして互いに対向するように設けられた発光部224aと受光部224bとを有するように構成してもよい。
ここで、シート収容カセット26上に用紙400が収容されているときには、発光部224aから発した光が受光部224bに到達して受光されることで用紙400があることが検知できる。一方、シート収容カセット26上に用紙400がないときには、発光部224aから発した光が検知部材222の被検知部222eで遮られて受光部224bに到達せずに受光されないことで用紙400がないことが検知できる。
上記構成のカセット用紙センサ220においても、用紙収容時に送出される用紙400と検知部材222とが互いに接触して摺動するため、検知部材222の用紙接触面が摩耗するおそれがある。
また、上記検知部材222と用紙400との摩耗や用紙との摺動を低減するために、上記スプリング223の付勢力を弱くすることが考えられる。しかしながら、スプリング223の付勢力を弱くすると、検知部材222が所定角度回転せずに用紙400の検知精度が悪化したり、検知部材222が用紙非通過時の所定回転位置に戻らなくなったりするおそれがある。また、用紙が通過し終わったときに検知部材222が用紙非通過時の所定回転位置に戻るまでに時間が長くなるおそれもある。
そこで、本実施形態では、後述のように、検知部材222の用紙接触面に被膜層222bを設けることにより、上記スプリング223の付勢力を強めに設定した場合でも検知部材222の用紙接触面の摩耗を低減できるようにしている。
なお、自動原稿送り装置310の原稿載置台311上の原稿410の有無を検知するシート検知装置としての原稿センサ350についても、上記カセット用紙センサ220と同様に構成することができる。そして、本実施形態では、原稿センサ350の検知部材の原稿接触面に後述の被膜層を設けてもよい。この場合は、検知部材に対するスプリングの付勢力を強めに設定した場合でも検知部材の原稿接触面の摩耗を低減できるようにしている。
図11は、上記構成の本実施形態の画像形成装置に設けられた検知部材282、292及び222の部分断面図である。検知部材282、292及び222それぞれの用紙400が接触するシート接触面としての用紙接触面282s、292s及び222sには被膜層282b、292b及び222bが設けられている。被膜層282b、292b及び222bの表面粗さRaは、基材282g、292g及び222gの表面粗さRaよりも小さくてもよい。
上記構成の本実施形態の画像形成装置に設けられた検知部材282、292及び222の基材(母材)282g、292g及び222gとしては、例えば次の表1に例示する樹脂材料と強化繊維から構成される材料を用いることができる。
Figure 0006919830
表1中の樹脂材料1の「ABS−FR(17)」は、芳香族臭素化化合物とアンチモン化合物の組合せの難燃剤を添加した難燃性アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン樹脂である。また、樹脂材料2の「PET−GF」は、ガラス繊維をフィラーとして含有するポリエチレンテレフタレート樹脂である。また、樹脂材料3の「PBT+ABS」は、ポリブチレンテレフタレートとABSのアロイである。また、樹脂材料4の「PC+ABS−(TD+MD)5FR(40)」は、(TD)及び鉱物粉(MD)をフィラーとして含有するポリカーボネートとアクリロニトリル-ブタジエン-スチレンのアロイである。樹脂材料1〜4においてはカーボン繊維をフィラーとして含有してもよい。また、樹脂材料1、3、4においてはガラス繊維をフィラーとして含有してもよい。
また、検知部材282、292及び222それぞれの被膜層282b、292b及び222bは、例えば後述の各種塗布方法のいずれかにより液状の被膜層材料を用紙接触面282s、292s及び222sに塗布することで形成することができる。このガイド面に塗布された被膜層材料が固化することにより、基材(母材)282g、292g及び222gよりも表面粗さRaが小さい被膜層282b、292b及び222bとなる。この被膜層により、各検知部材の用紙接触面の表面粗さを低減させ、用紙400等のシートが繰り返し接触することによる摩耗を防止することができる。
なお、上記液状の被膜層材料は、検知部材282、292及び222それぞれの用紙接触面282s、292s及び222sに塗布することが可能であって塗布後に固化した状態で上記所定の表面粗さになる材料であればよい。また、上記被膜層材料は、固体潤滑剤を含有する樹脂であってもよい。
また、上記被膜層282b、292b及び222bは用紙400等のシートが接触してもシート側に移行しないものであってもよい。この場合は、被膜層282b、292b及び222bの機能を長期にわたって維持することができるので、上記検知部材282、292及び222の用紙接触面282s、292s及び222sの摩耗を長期にわたって低減することができる。
また、上記検知部材282、292及び222の用紙接触面282s、292s及び222sそれぞれに形成する被膜層282b、292b及び222bの膜厚は50μm以下であってもよい。また、上記被膜層282b、292b及び222bは膜厚が20μmよりも厚くなるように形成してもよい。
また、上記被膜層282b、292b及び222bの表面粗さRaは0.2μm以下であり、上記基材(母材)282g、292g及び222gの表面粗さRaは0.2μm以上3μm以下であってもよい。
次に、上記構成の画像形成装置100に設けられた検知部材の用紙接触面に搬送ガイド部材の基材よりも表面粗さRaが小さい被膜層を形成する方法について説明する。
図12は、本実施形態に係る検知部材の製造に用いられる塗布装置の構成例を示す説明図である。図12において、塗布装置510は前述の第3の用紙搬送経路253に設けられた検知部材282の用紙接触面282s(図11参照)に液状の被膜層材料を塗布している。なお、塗布装置510で被膜層材料を塗布する対象は、前述の検知部材292、222等の他の検知部材であってもよい。
図12の塗布装置510は塗布ローラ方式の塗布装置である。塗布装置510は、液状の被膜層材料である塗布液を含むスポンジ、ゴム、不織布、フェルト等からなる表面部を有する塗布ローラ511を備えている。塗布ローラ511は、図中矢印J方向に回転するとともに、図中の互いに直交する矢印K方向及びL方向にそれぞれにスライド移動可能に構成されている。この塗布ローラ511をスライド移動させるスライド駆動部は、CPUなどで構成された制御部により、所定の制御プログラムに基づいて制御される。なお、塗布ローラ511は、検知部材282の用紙接触面282sに従動して回転してもよいし、回転駆動部で回転駆動してもよい。
上記回転駆動部は例えばモータ、ギアなどの駆動伝達系、駆動軸部材などで構成することができる。また、上記スライド駆動部は、例えば、スライドガイド部、そのスライドガイド部でガイドされる可動部、可動部を駆動するスライド駆動手段などで構成することができる。スライド駆動手段としては、例えば、ベルト駆動方式、ラックピニオン方式、リニアモータ方式などを用いることができる。
上記構成の塗布装置510では、検知部材282の用紙接触面282sに塗布ローラ511が接触するように塗布ローラ511を矢印K方向及びL方向にそれぞれにスライド移動させる。これにより、検知部材282の用紙接触面282sが図示のように湾曲している場合でも、その湾曲した任意の形状の用紙接触面282sに塗布液を均一に塗布し、均一な膜厚の被膜層282b(図11参照)を形成することができる。
なお、図12の塗布装置510では、塗布ローラ511をスライド移動させているが、塗布ローラ511の代わりに又は塗布ローラ511とともに、検知部材282をスライド移動させてもよい。
上記実施形態では、検知部材の基材の材料が樹脂の場合について説明したが、検知部材の基材の材料は金属であってもよい。
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
用紙400及び原稿410等のシートに接触してシートの通過又は有無を検知する検知部材282,292,222等の検知部材であって、シートが接触する用紙接触面282s,292s,222s等の面に被膜層282b,292b,222b等の被膜層を設けた。
これによれば、上記実施形態について説明したように、検知部材のシートが接触する面に設ける被膜層に、シートの摩擦から保護する機能を持たせることができるため、検知部材のシートと接触する部分の摩耗を低減することができる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、前記被膜層の膜厚は50μm以下である。これによれば、上記実施形態について説明したように、50μm以下の膜厚の被膜層を設けてもシートの通過又は有無を検知する検知特性に対する影響が小さいため、検知部材の基材の寸法を変更することなく、検知特性を維持できる。特に、搬送対象のシートの厚さが100μm程度(例えば100μm±10μm)の場合やそれよりも厚い場合には、被膜層の膜厚(50μm以下)がシートの厚さの約1/2以下になる。そのため、検知部材の基材の寸法変更などを行わなくても検知特性をより確実に維持できる。
(態様C)
上記態様A又は態様Bにおいて、前記被膜層の膜厚は20μm以上である。これによれば、上記実施形態について説明したように、シートの摩擦から保護する被膜層の機能をより確実に発揮できる。
(態様D)
上記態様A乃至Cのいずれかにおいて、前記被膜層は、前記シートの接触によってシート側に移行しない。これによれば、上記実施形態について説明したように、被膜層による保護機能を長期にわたって維持することができるので、上記検知部材のシートと接触する部分の摩耗を長期にわたって低減することができる。
(態様E)
上記態様A乃至Dのいずれかにおいて、前記被膜層の表面粗さは、当該検知部材の基材282g,292g,222g等の基材の表面粗さよりも小さい。これによれば、上記実施形態について説明したように、基材の表面粗さを低減する加工を行わなくても、シートが接触する面の表面粗さを小さくしてシートとの摩擦を小さくすることできるので、被膜層の摩耗及びシートの損傷を低減できる。
(態様F)
上記態様Eにおいて、前記被膜層の表面粗さRaは0.2μm以下であり、前記基材の表面粗さRaは0.2μm以上3μm以下である。これによれば、上記実施形態について説明したように、より確実に被膜層の摩耗及びシートの損傷を長期にわたって低減することができるとともに、基材の製造が容易になり製造コストを低減できる。
(態様G)
上記態様A乃至Fのいずれかにおいて、前記シートに対する前記被膜層の摩擦係数は、前記シートに対する当該検知部材の基材の摩擦係数よりも小さい。これによれば、上記実施形態について説明したように、基材の摩擦係数を低減する加工を行わなくても、シートが接触する面の摩擦係数を小さくすることできるので、被膜層の摩耗及びシートの損傷を低減できる。
(態様H)
上記態様A乃至Gのいずれかにおいて、前記被膜層は、固体潤滑剤を含有する樹脂で形成されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、検知部材の基材の表面に固体潤滑剤を含有する樹脂を塗布して乾燥、硬化させるという比較的簡易な処理により、シートの摩擦から保護する機能を持つ被膜層を設けることができる。
(態様I)
上記態様A乃至Hのいずれかにおいて、当該検知部材の基材が樹脂で形成されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、検知部材の基材を簡易に成型加工できるとともに、上記被膜層の材料の選択の自由度が高くなる。
(態様J)
上記態様Iにおいて、前記基材は、少なくとも樹脂と強化繊維で形成されている。これによれば、上記実施形態について説明したように、検知部材の剛性及び耐熱性を高めることができる。また、強化繊維を含むことによって基材の表面粗さが大きくなる場合でも、その基材のシートと接触する面に上記被膜層を形成しているため、検知部材のシートと接触する部分の摩耗を低減することができる。
(態様K)
上記態様A乃至Jのいずれかにおいて、前記検知部材282,292は、用紙搬送経路253,255等のシート搬送経路における用紙400等のシートの通過の有無に応じて回動するように支持された回動軸282c,292c等の回動軸を有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、シートの通過の有無に応じて回動する検知部材のシートと接触する部分の摩耗を低減し、シートの通過の検知精度を維持することができる。
(態様L)
上記態様A乃至Jのいずれかにおいて、前記検知部材222等の検知部材は、給紙装置210及び原稿載置台311等のシート収容部における用紙400及び原稿410等のシートの有無に応じて回動するように支持された回動軸222c等の回動軸を有する。これによれば、上記実施形態について説明したように、シートの有無に応じて回動する検知部材のシートと接触する部分の摩耗を低減し、シートの有無の検知精度を維持することができる。
(態様M)
用紙搬送経路253,255等のシート搬送経路を形成する搬送ガイド部材265,275,276等の搬送経路形成部材と、シート搬送経路を通過させるように用紙400等のシートを搬送する排紙ローラ対30等のシート搬送手段と、シート搬送経路を搬送されているシートに接触してシートを検知する検知部材と、検知部材の回動を検知する光学センサ284,294等の回動検知手段と、を備えるシート搬送装置であって、前記検知部材として、上記態様Kの検知部材282,292等の検知部材を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、シート搬送装置のシート搬送経路におけるシートの通過の有無に応じて回動する検知部材のシートと接触する部分の摩耗を低減し、シートの通過の検知精度を維持することができる。
(態様N)
用紙400及び原稿410等のシートを収容するシート収容カセット26及び原稿載置台311等のシート収容部と、シート収容部に収容されているシートに接触してシートを検知する検知部材と、検知部材の回動を検知する光学センサ224等の回動検知手段と、を備える給紙装置210及び自動原稿送り装置310等のシート供給装置であって、前記検知部材として、上記態様Lの検知部材222等の検知部材を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、シート供給装置のシート収容部におけるシートの有無に応じて回動する検知部材のシートと接触する部分の摩耗を低減し、シートの有無の検知精度を維持することができる。
(態様O)
用紙搬送経路253,255等のシート搬送経路を形成する搬送ガイド部材265,275,276等の搬送経路形成部材と、シート搬送経路を通過させるように用紙400等のシートを搬送する排紙ローラ対30等のシート搬送手段と、シート搬送経路を通過しているシートに接触してシートを検知する検知部材と、検知部材の回動を検知する光学センサ284,294等の回動検知手段と、シートに画像を形成する作像ユニット6Y、6M、6C、6K等の手段とを備える画像形成装置100等の画像形成装置であって、前記検知部材として、上記態様Kの検知部材282,292等の検知部材を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成装置のシート搬送経路におけるシートの通過の有無に応じて回動する検知部材のシートと接触する部分の摩耗を低減し、シートの通過の検知精度を維持することができる。
(態様P)
上記態様A乃至Oのいずれかにおいて、用紙400及び原稿410等のシートを収容するシート収容カセット26及び原稿載置台311等のシート収容部と、シート収容部に収容されているシートに接触してシートを検知する検知部材と、検知部材の回動を検知する光学センサ224等の回動検知手段と、シートに画像を形成する作像ユニット6Y、6M、6C、6K等の手段とを備える画像形成装置100等の画像形成装置であって、前記検知部材として、上記態様Lの検知部材222等の検知部材を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、画像形成装置のシート収容部におけるシートの有無に応じて回動する検知部材のシートと接触する部分の摩耗を低減し、シートの有無の検知精度を維持することができる。
(態様Q)
原稿搬送経路330等のシート搬送経路を形成する搬送経路形成部材と、シート搬送経路を通過させるように原稿410等のシートを搬送するシート搬送手段と、シート搬送経路を通過しているシートに接触してシートを検知する検知部材と、検知部材の回動を検知する回動検知手段と、シートの画像を読み取るスキャナ部320等の手段とを備えた画像読取装置300等の画像読取装置であって、前記検知部材として、上記態様Kの検知部材を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、画像読取装置のシート搬送経路におけるシートの通過の有無に応じて回動する検知部材のシートと接触する部分の摩耗を低減し、シートの通過の検知精度を維持することができる。
(態様R)
原稿410等のシートを収容する原稿載置台311等のシート収容部と、シート収容部に収容されているシートに接触してシートを検知する検知部材と、検知部材の回動を検知する光学センサ224等の回動検知手段と、シートの画像を読み取るスキャナ部320等の手段とを備えた画像読取装置300等の画像読取装置であって、前記検知部材として、上記態様Lの検知部材を備える。これによれば、上記実施形態について説明したように、画像読取装置のシート収容部におけるシートの有無に応じて回動する検知部材のシートと接触する部分の摩耗を低減し、シートの有無の検知精度を維持することができる。
26:シート収容カセット
100:画像形成装置
200:装置本体
210:給紙装置
220:カセット用紙センサ
221:センサ本体
221a:軸支部
221b:回動規制部
222:検知部材
222a:用紙検知アーム部分
222b:被膜層
222c:回動軸
222d:他端部
222e:被検知部
222f:突き当て部
222g:基材
223:スプリング
224:光学センサ
224a:発光部
224b:受光部
230:定着ローラ対
251〜255:用紙搬送経路
260:搬送ガイド部材
265:搬送ガイド部材
275:内側搬送ガイド部材
276:外側搬送ガイド部材
280:出口用紙センサ
281:センサ本体
281a:軸支部
281b:回動規制部
282:検知部材
282a:用紙検知アーム部分
282b:被膜層
282c:回動軸
282d:他端部
282e:被検知部
282f:突き当て部
282g:基材
282s:用紙接触面
283:スプリング
284:光学センサ
284a:発光部
284b:受光部
290:反転用紙センサ
291:センサ本体
291a:軸支部
291b:回動規制部
292:検知部材
292a:用紙検知アーム部分
292b:被膜層
292c:回動軸
292d:他端部
292e:被検知部
292f:突き当て部
292g:基材
292s:用紙接触面
293:スプリング
294:光学センサ
294a:発光部
294b:受光部
300:画像読取装置
301:排紙ローラ
302:押し当てコロ
310:自動原稿送り装置
311:原稿載置台
320:スキャナ部
321:固定読取部
322:移動読取部
323:画像読取センサ
330:原稿搬送経路
350:原稿センサ
400:用紙
410:原稿
510:塗布装置
511:塗布ローラ
特開2010−054678号公報

Claims (11)

  1. 搬送されるシートに接触して前記シートを検知する検知部材であって、
    ローラ対でシートが往復移動するように前記シートが搬送されるシート搬送経路における反転搬送路の合流点と前記ローラ対との間の搬送経路部分に、前記搬送経路部分で往復移動するシートに接触するように設けられ、
    前記往復移動するシートが接触する面に被膜層を設け、
    前記被膜層の膜厚は20μm以上50μm以下であることを特徴とする検知部材。
  2. 請求項1の検知部材において、
    前記被膜層は、前記シートの接触によってシート側に移行しないことを特徴とする検知部材。
  3. 請求項1又は2の検知部材において、
    前記被膜層の表面粗さは、当該検知部材の基材の表面粗さよりも小さいことを特徴とする検知部材。
  4. 請求項3の検知部材において、
    前記基材の表面粗さRaは0.2μm以上3μm以下であることを特徴とする検知部材。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの検知部材において、
    前記シートに対する前記被膜層の摩擦係数は、前記シートに対する当該検知部材の基材の摩擦係数よりも小さいことを特徴とする検知部材。
  6. 請求項1乃至5のいずれかの検知部材において、
    前記被膜層は、固体潤滑剤を含有する樹脂で形成されていることを特徴とする検知部材。
  7. 請求項1乃至6のいずれかの検知部材において、
    当該検知部材の基材が樹脂で形成されていることを特徴とする検知部材。
  8. 請求項7の検知部材において、
    前記基材は、少なくとも樹脂と強化繊維で形成されていることを特徴とする検知部材。
  9. 請求項1乃至8のいずれかの検知部材において、
    前記検知部材は、シート搬送経路におけるシートの通過の有無に応じて回動するように支持された回動軸を有することを特徴とする検知部材。
  10. シート搬送経路を形成する搬送経路形成部材と、前記シート搬送経路上のローラ対で往復移動させるようにシートを搬送するシート搬送手段と、前記シート搬送経路における反転搬送路の合流点と前記ローラ対との間の搬送経路部分で往復移動するように搬送されているシートに接触して前記シートを検知する検知部材と、前記検知部材の回動を検知する回動検知手段と、を備えるシート搬送装置であって、
    前記検知部材として、請求項9の検知部材を備えることを特徴とするシート搬送装置。
  11. シート搬送経路を形成する搬送経路形成部材と、前記シート搬送経路上のローラ対で往復移動させるようにシートを搬送するシート搬送手段と、前記シート搬送経路における反転搬送路の合流点と前記ローラ対との間の搬送経路部分で往復移動するように搬送されているシートに接触して前記シートを検知する検知部材と、前記検知部材の回動を検知する回動検知手段と、前記シートに画像を形成する手段とを備える画像形成装置であって、
    前記検知部材として、請求項9の検知部材を備えることを特徴とする画像形成装置。
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