JP6918155B2 - タッチ検出装置およびタッチ検出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、検出装置に関し、詳細には、タッチ検出装置およびタッチ検出方法に関する。
一般的に言えば、静電容量式タッチ装置は、第1のユーザが静電容量式タッチ装置にタッチする挙動を検出することができる。しかしながら、第1のユーザが静電容量式タッチ装置にタッチした状態では、既存の静電容量式タッチ装置は、第2のユーザが第1のユーザにタッチする挙動を検出することができず、結果として静電容量式タッチ装置の用途が限られる。
第2のユーザが第1のユーザにタッチする挙動を検出するために、一般的に、追加の検出装置を採用して検出信号をユーザの身体に送信し、静電容量式タッチ装置が、第2のユーザが第1のユーザにタッチする挙動を検出するのを支援する場合がある。しかしながら、ユーザの身体に検出信号を送信することによる安全性に関する疑問が存在する可能性がある。
本発明は、第1の物体が検知素子にタッチした状態でタッチ検知装置の検知素子によって検知されたタッチ検知値に従って、第2の物体が第1の物体にタッチしているかどうかを判定することができるタッチ検出装置およびタッチ検出方法を提供する。
本発明によって提供されるタッチ検出装置は、検知素子および検出回路を含む。検知素子は、少なくとも1つのタッチ検知値を生成するように構成されている。検出回路は、検知素子に結合され少なくとも1つのタッチ検知値を受信し、第1段階で、少なくとも1つのタッチ検知値および第1の基準値に従って、第1の物体が検知素子にタッチしているかどうかを判定する。第1の物体が検知素子にタッチしている場合、検出回路は、少なくとも1つのタッチ検知値に従って第2の基準値を計算して第2段階に入る。検出回路は、第2段階で、少なくとも1つのタッチ検知値および第2の基準値に従って、第2の物体が第1の物体にタッチしているかどうかを判定する。
本発明によって提供されるタッチ検出方法は、検知素子によって少なくとも1つのタッチ検知値を提供するステップと、第1段階で、少なくとも1つのタッチ検知値および第1の基準値に従って、検出回路によって、第1の物体が検知素子にタッチしているかどうかを判定するステップと、第1の物体が検知素子にタッチしている場合、少なくとも1つのタッチ検知値に従って、検出回路によって、第2の基準値を計算して検出回路を第2段階に入れるステップと、第2段階で、少なくとも1つのタッチ検知値および第2の基準値に従って、検出回路によって、第2の物体が第1の物体にタッチしているかどうかを判定するステップと、を含む。
上記に基づいて、本発明によって提供されるタッチ検出装置およびタッチ検出方法は、第1の物体が検知素子にタッチした状態で第2の物体が第1の物体にタッチしているかどうかを判定することができ、したがって、本タッチ検出装置の用途が広くなる。さらに、検出回路は、検知素子によって提供されるタッチ検知値に従ってタッチ状態を決定し、検出回路は、第1の物体または第2の物体に検出信号を送信せずに、タッチ状態を決定し、したがって、使用安全性を改善することができる。
本発明の上述および他の目的ならびに利点を分かりやすくするために、図を伴う実施形態を以下詳細に説明する。
本発明の実施形態によるタッチ検出装置のブロック概略図である。
本発明の実施形態によるタッチ検出装置の適用状況の概略図である。
本発明の別の実施形態によるタッチ検出装置の適用状況の概略図である。
本発明のさらに別の実施形態によるタッチ検出装置の適用状況の概略図である。
本発明の実施形態によるタッチ検出方法の流れ図である。
本発明の実施形態によるタッチ検出方法の詳細ステップの概略図である。 本発明の実施形態によるタッチ検出方法の詳細ステップの概略図である。
本発明の実施形態による異なるタッチ状態でのタッチ検知値の合計の概略図である。
本発明の内容をより分かりやすくするために、実施形態が本発明の実施態様の例として以下に説明される。可能性な限り、同じ参考番号が、図面および説明で使用され、同じまたは同様の部品、構成要素、またはステップを指す。
図1は、本発明の実施形態によるタッチ検出装置のブロック概略図である。図2A、図2B、および図2Cは、それぞれ本発明の実施形態によるタッチ検出装置の適用状況の概略図である。図1、図2A、図2B、および図2Cを一緒に参照されたい。タッチ検出装置100は、ゲーム機の分野に適用することができるが、これに限定されない。タッチ検出装置100は、検知素子120および検出回路140を含むことができるが、これに限定されない。検知素子120は、少なくとも1つのタッチ検知値を生成するように構成されている。詳細には、検知素子120は、少なくとも1つの検知電極ユニットを含むことができ、少なくとも1つの検知電極ユニットは、少なくとも1つのタッチ検知値を生成するように構成されている。しかしながら、説明に便利なように、かつ図面の形態を簡潔にするために、図1は、例示的な実施形態として4つの検知電極ユニット121〜124を用いることによって例示し、検知電極ユニット121〜124は、それぞれ対応するタッチ検知値SV1〜SV4を生成する。さらに、タッチ検知値SV1〜SV4は、例えば、アナログ信号またはアナログ−デジタル変換後のデジタル信号であってもよい。
本発明の一実施形態において、検知素子120は、例えば、既存の静電容量式検知素子であってもよいが、これに限定されない。
検出回路140は、検知素子120に結合されタッチ検知値SV1〜SV4を受信する。検出回路140は、タッチ検知値SV1〜SV4に従って、第1の物体OB1が検知素子120に(直接または間接的に)タッチしているかどうかを判定することができる。加えて、第1の物体OB1が検知素子120に(直接または間接的に)タッチした状態で、検出回路140は、第1の物体OB1が検知素子120にタッチした後、タッチ検知値SV1〜SV4に従って、第2の物体OB2が第1の物体OB1にタッチしているかどうかも判定することができる。図2Aは、第1の物体OB1が検知素子120に直接タッチした状態で、第2の物体OB2が第1の物体OB1にタッチしている適用状況を表している。
本発明の一実施形態において、検出回路140は、マイクロ・コントローラ、マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのハードウェア回路を採用することによって実施されてもよいが、本発明は、これに限定されない。
本発明の一実施形態において、第2の物体OB2が第1の物体OB1にタッチし、かつ第1の物体OB1が検知素子120に(直接または間接的に)タッチした状態で、検出回路140は、タッチ検知値SV1〜SV4に従って、第3の物体OB3が第1の物体OB1および第2の物体OB2の少なくとも1つにタッチしているかどうかも判定することができる。図2Bは、第1の物体OB1が検知素子120に直接タッチし、かつ第2の物体OB2が第1の物体OB1にタッチした状態で、第3の物体OB3が第2の物体OB2にタッチしている適用状況を表しているが、図2Cは、第1の物体OB1が検知素子120に直接タッチし、かつ第2の物体OB2が第1の物体OB1にタッチした状態で第3の物体OB3が第1の物体OB1にタッチしている適用状況を表している。
本実施形態では、第1の物体OB1は、例えば、第1のユーザの指であり、第2の物体OB2は、例えば、第2のユーザの指であり、第3の物体OB3は、例えば、第3のユーザの指であるが、本発明は、これに限定されない。本発明の他の実施形態では、第1の物体OB1は、例えば、第1のユーザの身体の任意の部分であり、第2の物体OB2は、例えば、第2のユーザの身体の任意の部分であり、第3の物体OB3は、例えば、第3のユーザの身体の任意の部分であり、これらは、実際の用途に従って決定される。
本発明の一実施形態において、第1の物体OB1が、例えば、検知素子120に間接的にタッチするということは、第1の物体OB1が、少なくとも1つの他の物体(例えば、少なくとも1人の他のユーザの身体部分)によって検知素子120にタッチするということであってもよい。
図3は、図1のタッチ検出装置100に使用することができる、本発明の実施形態によるタッチ検出方法の流れ図であるが、これに限定されない。図1〜図3を一緒に参照されたい。最初に、ステップS310で、検知素子120によってタッチ検知値SV1〜SV4が提供される。次いで、ステップS320で、第1の物体OB1が検知素子120にタッチしているかどうかが、第1段階でタッチ検知値SV1〜SV4および第1の基準値REF1に従って、検出回路140によって決定される。次に、ステップS330で、第1の物体OB1が検知素子120にタッチしていると判定した場合、第2の基準値REF2が、受信されたタッチ検知値SV1〜SV4に従って、検出回路140によって計算され、検出回路140は、第2段階に入る。次いで、ステップS340で、第2の物体OB2が第1の物体OB1にタッチしているかどうかが、第2段階で、受信されたタッチ検知値SV1〜SV4および第2の基準値REF2に従って、検出回路140によって決定される。
さらに、図4Aおよび図4Bは、本発明の実施形態によるタッチ検出方法の詳細ステップの概略図である。図5は、本発明の実施形態による異なるタッチ状態でのタッチ検知値の合計の概略図である。図1、図2A、図4A、および図5を一緒に参照されたい。以下では、第1の物体OB1が検知電極ユニット121の領域にタッチし、その結果、検知素子120によって生成されるタッチ検知値SV1が、異なるタッチ状態と共に変化すると仮定する。最初に、ステップS410で、検知素子120は、タッチ検知値SV1〜SV4を提供する。次いで、第1の物体OB1が(直接または間接的に)検知素子120にまだタッチしていない初期段階で、検出回路140は、ステップS412に示すように、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSが、異常な基準値REFAよりも大きいかどうかを判定する。ステップS412の判定結果がノーである場合、タッチ検出装置100が異常であり、例えば、検知素子120または検出回路140が異常であることを示し、ステップS412にとどまる。ステップS412の判定結果がイエスである場合、検知素子120が正常であることを示し、したがって、ステップS414で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4に基づいて計算を実行して第1のベース値BSL1を取得し、第1の基準値REF1として機能するように、第1のベース値BSL1を第1のしきい値THD1に加算し、ここで第1の基準値REF1は、異常な基準値REFAよりも大きい。第1の基準値REF1は、タッチ検知値SV1〜SV4に関連することが理解され得る。検出回路140は、ステップS414の後に第1段階に入る。
本発明の一実施形態において、タッチ検出装置100が異常であるということは、例えば、検出回路140の基準電位VSSが接地されていないか、もしくは十分に接地されてないか、または検出回路140がノイズによって妨害されているか、あるいは検知素子120が損傷を受けている可能性があり、それにより、検出回路140によって受信された現在のタッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSが、異常な基準値REFAよりも小さいという事実を引き起こすが、本発明は、これに限定されない。
一実施形態において、ステップS414で、検出回路140は、例えば、平均アルゴリズムを採用して、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4に基づいて平均演算操作を実行して第1のベース値BSL1を取得することができるが、これに限定されない。
次いで、第1段階のステップS420で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4および第1の基準値REF1に従って、第1の物体OB1が検知素子120にタッチしているかどうかを判定する。詳細には、ステップS420は、詳細なステップS422、S424、およびS426を含む。最初に、ステップS422で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSが第1の基準値REF1よりも大きいかどうかを判定する。ステップS422の判定結果がイエスである場合、ステップS424で、検出回路140は、第1の物体OB1が検知素子120にタッチしていると判定する。
対照的に、ステップS422の判定結果がノーである場合、第1の物体OB1が(直接または間接的に)検知素子120にタッチしていないことを示し、その場合、ステップS426で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSが、異常な基準値REFAよりも小さいかどうかを判定する。ステップS426の判定結果がイエスである場合、検出回路140は、タッチ検出装置100が異常であると判定し、初期段階のステップS412に戻る。対照的に、ステップS426の判定結果がノーである場合、検知素子120が正常であることを示し、その場合、検出回路140は、ステップS422に戻る。
本発明の一実施形態において、タッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSが予め設定された時間長にわたって第1の基準値REF1よりも連続して大きくなった後、検出回路140は、第1の物体OB1が検知素子120にタッチしていると判定することができる。例えば、図5に示すような時点T0で、タッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSは、第1の基準値REF1よりも大きくなり始める。さらに、時点T1でのタッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSは、予め設定された時間長TDにわたって第1の基準値REF1よりも既に大きくなっており、したがって、検出回路140は、誤った判断の状況の発生を回避するように、第1の物体OB1が時点T1で検知素子120にタッチしていると判定する。
次いで、ステップS420の後のステップS430で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4に従って第2の基準値REF2を計算して第2段階に入る。詳細には、ステップS430は、詳細なステップS432およびS434を含むことができる。ステップS432で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4に基づいて計算を実行して第2のベース値BSL2を取得する。次いで、ステップS434で、検出回路140は、第2の基準値REF2として機能するように、第2のベース値BSL2を第2のしきい値THD2に加算し、ここで第2の基準値REF2は、第1の基準値REF1よりも大きい。第2の基準値REF2は、タッチ検知値SV1〜SV4に関連することが理解され得る。
本発明の一実施形態において、ステップS432で、検出回路140は、例えば、平均アルゴリズムを採用して、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4に基づいて平均演算操作を実行して第2のベース値BSL2を取得することができるが、これに限定されない。
本発明の一実施形態において、第2の物体OB2が第1の物体OB1にタッチしているという事実によって引き起こされるタッチ検知値SV1〜SV4の変動は、第1の物体OB1が検知素子120にタッチしているという事実によって引き起こされるタッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSよりも概して小さく、したがって、本実施形態によって採用される第2のしきい値THD2は、第1のしきい値THD1よりも小さいが、これに限定されない。
図1、図2A、図4B、および図5を一緒に参照されたい。ステップS434の後に、第2段階のステップS440で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4および第2の基準値REF2に従って、第2の物体OB2が第1の物体OB1にタッチしているかどうかを判定する。詳細には、ステップS440は、詳細なステップS442、S444、およびS446を含むことができる。ステップS442で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSが第2の基準値REF2よりも大きいかどうかを判定する。
ステップS442の判定結果がノーである場合、第1の物体OB1が第2の物体OB2によってタッチされていないことを示し、その場合、ステップS446で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4が激しく変化するかどうかを判定する。ステップS446の判定結果がイエスである場合、それはタッチ検知値SV1〜SV4が外部ノイズによって影響を受けている可能性があることを示しているので、ステップS430に戻り、タッチ検知値SV1〜SV4に従って第2の基準値REF2を再計算する必要がある。ステップS446の判定結果がノーである場合、第2段階のステップS450が実行され、ここでステップS450は、詳細なステップS452、S454、およびS456を含むことができる。
最初に、ステップS452で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSが第1の基準値REF1よりも小さいかどうかを判定する。ステップS452の判定結果がイエスである場合、ステップS454で、検出回路140は、第1の物体OB1がもはや検知素子120にタッチしていないと判定する。次いで、ステップS456で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4に従って第1の基準値REF1を再計算して第1段階のステップS420に戻る。
一方、ステップS442の判定結果がイエスである場合、ステップS444で、検出回路140は、第2の物体OB2が第1の物体OB1にタッチしていると判定する。本発明の一実施形態において、タッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSが予め設定された時間長にわたって第2の基準値REF2よりも連続して大きくなった後、検出回路140は、第2の物体OB2が第1の物体OB1にタッチしていると判定することができる。例えば、図5に示す時点T10で、タッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSは、第2の基準値REF2よりも大きくなり始める。さらに、時点T11でのタッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSは、予め設定された時間長TDにわたって第2の基準値REF2よりも既に連続して大きくなっており、したがって、検出回路140は、誤った判断の状況の発生を回避するように、第2の物体OB2が時点T11で第1の物体OB1にタッチしていると判定する。
次いで、ステップS444の後のステップS460で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4に従って第3の基準値REF3を計算して第3段階に入る。詳細には、ステップS460は、詳細なステップS462およびS464を含むことができる。ステップS462で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4に基づいて計算を実行して第3のベース値BSL3を取得する。次いで、ステップS464で、検出回路140は、第3の基準値REF3として機能するように、第3のベース値BSL3を第3のしきい値THD3に加算し、ここで第3の基準値REF3は、第2の基準値REF2よりも大きく、第3のしきい値THD3は、第2のしきい値THD2よりも小さい。第3の基準値REF3は、タッチ検知値SV1〜SV4に関連することが理解され得る。
本発明の一実施形態において、ステップS462で、検出回路140は、例えば、平均アルゴリズムを採用して、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4に基づいて平均演算操作を実行して第3のベース値BSL3を取得することができるが、これに限定されない。
以下では図1、図2B、図2C、図4B、および図5を一緒に参照されたい。第3段階のステップS470で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4および第3の基準値REF3に従って、第3の物体OB3が第1の物体OB1および第2の物体OB2の少なくとも1つにタッチしているかどうかを判定する。詳細には、ステップS470は、詳細なステップS472、S474、およびS476を含むことができる。ステップS472で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSが第3の基準値REF3よりも大きいかどうかを判定する。ステップS472の判定結果がイエスである場合、ステップS474で、検出回路140は、第3の物体OB3が第1の物体OB1および第2の物体OB2の少なくとも1つにタッチしていると判定する。
本発明の一実施形態において、タッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSが予め設定された時間長にわたって第3の基準値REF3よりも連続して大きくなった後、検出回路140は、第3の物体OB3が第1の物体OB1および第2の物体OB2の少なくとも1つにタッチしていると判定することができる。例えば、図5に示す時点T20で、タッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSは、第3の基準値REF3よりも大きくなり始める。さらに、時点T21でのタッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSは、予め設定された時間長TDにわたって第3の基準値REF3よりも既に連続して大きくなっており、したがって、検出回路140は、誤った判断の状況の発生を回避するように、時点T21で第3の物体OB3が第1の物体OB1および第2の物体OB2の少なくとも1つにタッチしていると判定する。
ステップS472の判定結果がノーである場合、第3の物体OB3が第1の物体OB1および第2の物体OB2の少なくとも1つにタッチしていないことを示し、その場合、ステップS476で、検出回路140は、タッチ検知値SV1〜SV4が激しく変化するかどうかを判定する。ステップS476の判定結果がイエスである場合、タッチ検知値SV1〜SV4が外部ノイズによって影響を受けている可能性を示し、したがって、ステップS460に戻り、タッチ検知値SV1〜SV4に従って第3の基準値REF3を再計算する必要がある。ステップS476の判定結果がノーである場合、第3段階のステップS480が実行され、ステップS480は、詳細なステップS482、S484、およびS486を含むことができる。
最初に、ステップS482で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4の合計SVSが第2の基準値REF2よりも小さいかどうかを判定する。ステップS482の判定結果がイエスである場合、ステップS484で、検出回路140は、第2の物体OB2がもはや第1の物体OB1にタッチしていないと判定する。次いで、ステップS486で、検出回路140は、現在受信されているタッチ検知値SV1〜SV4に従って第2の基準値REF2を再計算して第2段階のステップS440(S442)に戻る。
さらに、4つの物体または5つ以上の物体についてのタッチ検出方法は、前述の例示に従った類推によって学習することができるので、本明細書ではこれ以上説明しない。
要約すると、本発明の実施形態によって提供されるタッチ検出装置およびタッチ検出方法は、第1の物体が検知素子にタッチした状態で第2の物体が第1の物体にタッチしているかどうかを判定することができる。したがって、タッチ検出装置の用途が広くなる。さらに、検出回路は、検知素子によって提供されるタッチ検知値に従ってタッチ状態を決定し、検出回路は、タッチ状態を決定するために第1の物体または第2の物体に検出信号を送信せず、したがって、使用の安全性を向上することができる。
本発明は、上記の実施形態を参照して説明されたが、実施形態は、本発明を限定することを意図したものではない。当業者は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく変形および修正を行うことができる。したがって、本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲に従うべきである。
本開示は、複数のタッチ物体を受け取ることができるタッチ検出装置を提供する。タッチ検出装置は、第1の物体が検知素子にタッチした状態で第2の物体が第1の物体にタッチしているかどうかを判定することができる。したがって、タッチ検出装置の用途を広くすることができる。
100:タッチ検出装置
120:検知素子
121〜124:検知電極ユニット
140:検出回路
BSL1:第1のベース値
BSL2:第2のベース値
BSL3:第3のベース値
OB1:第1の物体
OB2:第2の物体
OB3:第3の物体
REF1:第1の基準値
REF2:第2の基準値
REF3:第3の基準値
REFA:異常な基準値
S310、S320、S330、S340、S410、S412、S414、S420、S422、S424、S426、S430、S432、S434、S440、S442、S444、S446、S450、S452、S454、S456、S460、S462、S464、S470、S472、S474、S476、S480、S482、S484、S486 ステップ
SV1〜SV4:タッチ検知値
SVS 合計
T0、T1、T10、T11、T20、T21:時点
TD:予め設定された時間長
THD1:第1のしきい値
THD2:第2のしきい値
THD3:第3のしきい値
VSS:基準電位

Claims (20)

  1. 少なくとも1つのタッチ検知値を生成するように構成された検知素子と、
    前記少なくとも1つのタッチ検知値を受信するため前記検知素子に結合され、第1段階における前記少なくとも1つのタッチ検知値と第1の基準値に従って第1の物体が前記検知素子にタッチしているかどうかを判定する検出回路であって、前記第1の物体が前記検知素子にタッチしている場合、前記少なくとも1つのタッチ検知値に従って第2の基準値を計算して第2段階に入る検出回路とを備え、
    前記第2段階における前記少なくとも1つのタッチ検知値と前記第2の基準値に従って、第2の物体が前記第1の物体にタッチしているかどうかを前記検出回路が判定するタッチ検出装置。
  2. 前記検出回路が前記第1段階において前記少なくとも1つのタッチ検知値の合計が前記第1の基準値よりも大きいかどうかを判定し、前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第1の基準値よりも大きい場合、前記検出回路が前記第1の物体が前記検知素子にタッチしていると判定する請求項1に記載のタッチ検出装置。
  3. 前記第1段階の前の初期段階で、前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が異常な基準値よりも大きいかどうかを前記検出回路が判定し、前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記異常な基準値よりも大きい場合、前記検出回路が第1のベース値を取得するため前記少なくとも1つのタッチ検知値に基づいて計算を実行し、当該第1のベース値を前記第1の基準値として機能するように第1のしきい値に加算する請求項2に記載のタッチ検出装置。
  4. 前記第1段階において、前記第1の物体が前記検知素子にタッチしていると前記検出回路が判定した場合、前記検出回路が第2のベース値を取得するため前記少なくとも1つのタッチ検知値に基づいて計算を実行し、当該第2のベース値を前記第2の基準値として機能するように第2のしきい値に加算し、ここで前記第2のしきい値が前記第1のしきい値よりも小さい請求項3に記載のタッチ検出装置。
  5. 前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第2段階における前記第2の基準値よりも大きいかどうかを前記検出回路が判定し、前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第2の基準値よりも大きい場合、前記第2の物体が前記第1の物体にタッチしていると前記検出回路が判定し、前記検出回路が前記少なくとも1つのタッチ検知値に従って第3の基準値を計算して第3段階に入り、
    前記第3段階における前記少なくとも1つのタッチ検知値と前記第3の基準値に従って、第3の物体が前記第1の物体および前記第2の物体の少なくとも1つにタッチしているかどうかを前記検出回路が判定する請求項4に記載のタッチ検出装置。
  6. 前記第2段階で、前記検出回路が、前記第2の物体が前記第1の物体にタッチしていると判定した場合、前記検出回路が第3のベース値を取得するため前記少なくとも1つのタッチ検知値に基づいて計算を実行し、当該第3のベース値を前記第3の基準値として機能するように第3のしきい値に加算し、ここで前記第3のしきい値が前記第2のしきい値よりも小さい、請求項5に記載のタッチ検出装置。
  7. 前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第3段階における前記第3の基準値よりも大きいかどうかを前記検出回路が判定し、前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第3の基準値よりも大きい場合、前記第3の物体が前記第1の物体および前記第2の物体の少なくとも1つにタッチしていると前記検出回路が判定する請求項5または6に記載のタッチ検出装置。
  8. 前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第3段階における前記第2の基準値よりも小さいかどうかを前記検出回路が判定し、前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第2の基準値よりも小さい場合、前記第2の物体がもはや前記第1の物体にタッチしていないと前記検出回路が判定し、前記検出回路が前記少なくとも1つタッチ検知値に従って前記第2の基準値を再計算して前記第2段階に戻る請求項5から7のいずれか1項に記載のタッチ検出装置。
  9. 前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記異常な基準値よりも小さいかどうかを前記検出回路が判定し、前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記異常な基準値よりも小さい場合、前記タッチ検出装置が異常であると前記検出回路が判定して前記初期段階に戻る請求項5から8のいずれか1項に記載のタッチ検出装置。
  10. 前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第2段階における前記第1の基準値よりも小さいかどうかを前記検出回路が判定し、前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第1の基準値よりも小さい場合、前記第1の物体がもはや前記検知素子にタッチしていないと前記検出回路が判定し、前記検出回路が前記少なくとも1つのタッチ検知値に従って前記第1の基準値を再計算して前記第1段階に戻る請求項3に記載のタッチ検出装置。
  11. 検知素子によって少なくとも1つのタッチ検知値を提供するステップと、
    第1段階における前記少なくとも1つのタッチ検知値および第1の基準値に従って第1の物体が前記検知素子にタッチしているかどうかを検出回路によって判定するステップと、
    前記第1の物体が前記検知素子にタッチしている場合、前記検出回路によって前記少なくとも1つのタッチ検知値に従って第2の基準値を計算して前記検出回路を第2段階に入れるステップと、
    前記第2段階における前記少なくとも1つのタッチ検知値と前記第2の基準値に従って第2の物体が前記第1の物体にタッチしているかどうかを前記検出回路によって判定するステップとを含むタッチ検出方法。
  12. 前記第1段階における前記少なくとも1つのタッチ検知値と前記第1の基準値に従って前記第1の物体が前記検知素子にタッチしているかどうかを判定する前記ステップが、
    前記少なくとも1つのタッチ検知値の合計が前記第1の基準値よりも大きいかどうかを判定するステップと、
    前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第1の基準値よりも大きい場合、前記第1の物体が前記検知素子にタッチしていると判定するステップとを含む請求項11に記載のタッチ検出方法。
  13. 前記第1段階の前の初期段階において、前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が異常な基準値よりも大きいかどうかを前記検出回路によって判定するステップと、
    前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記異常な基準値よりも大きい場合、第1のベース値を取得するため前記検出回路によって前記少なくとも1つのタッチ検知値に基づいて計算を実行し、当該第1のベース値を前記第1の基準値として機能するように第1のしきい値に加算するステップと、をさらに含む請求項12に記載のタッチ検出方法。
  14. 前記少なくとも1つのタッチ検知値に従って前記第2の基準値を計算する前記ステップが、
    第2のベース値を取得するため前記検出回路によって前記少なくとも1つのタッチ検知値に基づいて計算を実行するステップと、
    前記第2のベース値を前記第2の基準値として機能するように第2のしきい値に加算するステップであって、前記第2のしきい値が前記第1のしきい値よりも小さいステップと、を含む請求項13に記載のタッチ検出方法。
  15. 前記第2段階において前記少なくとも1つのタッチ検知値と前記第2の基準値に従って前記第2の物体が前記第1の物体にタッチしているかどうかを判定する前記ステップが、
    前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第2段階における前記第2の基準値よりも大きいかどうかを判定するステップと、
    前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第2の基準値よりも大きい場合に前記第2の物体が前記第1の物体にタッチしていると判定するステップとを含み、前記タッチ検出方法は、
    前記第2の物体が前記第1の物体にタッチしている場合、前記検出回路によって前記少なくとも1つのタッチ検知値に従って第3の基準値を計算して前記検出回路を第3段階に入れるステップと、
    前記第3段階における前記少なくとも1つのタッチ検知値と前記第3の基準値に従って第3の物体が前記第1の物体および前記第2の物体の少なくとも1つにタッチしているかどうかを前記検出回路によって判定するステップと、をさらに含む請求項14に記載のタッチ検出方法。
  16. 前記少なくとも1つのタッチ検知値に従って前記第3の基準値を計算する前記ステップが、
    第3のベース値を取得するため前記少なくとも1つのタッチ検知値に基づいて計算を実行するステップと、
    前記第3のベース値を前記第3の基準値として機能するように第3のしきい値に加算するステップであって前記第3のしきい値が前記第2のしきい値よりも小さいステップと、を含む請求項15に記載のタッチ検出方法。
  17. 前記第3の物体が前記第1の物体および前記第2の物体の少なくとも1つにタッチしているかどうかを前記第3段階における前記少なくとも1つのタッチ検知値と前記第3の基準値に従って判定する前記ステップが、
    前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第3段階における前記第3の基準値よりも大きいかどうかを判定するステップと、
    前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第3の基準値よりも大きい場合、前記第3の物体が前記第1の物体および前記第2の物体の少なくとも1つにタッチしていると判定するステップと、を含む請求項15または16に記載のタッチ検出方法。
  18. 前記第3段階において前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第2の基準値よりも小もさいかどうかを前記検出回路によって判定するステップと、
    前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第2の基準値よりも小さい場合、前記第2の物体がもはや前記第1の物体にタッチしていないと前記検出回路によって判定するステップと、
    前記少なくとも1つのタッチ検知値に従って前記検出回路によって前記第2の基準値を再計算して前記第2段階に戻るステップと、
    をさらに含む、請求項15から17のいずれか1項に記載のタッチ検出方法。
  19. 前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記異常な基準値よりも小さいかどうかを前記検出回路によって判定するステップと、
    前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記異常な基準値よりも小さい場合、前記第2の物体が前記第1の物体にタッチしているかどうかを判定するタッチ検出装置が異常であると前記検出回路によって判定して前記初期段階に戻るステップと、
    をさらに含む、請求項15から18のいずれか1項に記載のタッチ検出方法。
  20. 前記第2段階において前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第1の基準値よりも小さいかどうかを前記検出回路によって判定するステップと、
    前記少なくとも1つのタッチ検知値の前記合計が前記第1の基準値よりも小さい場合、前記第1の物体がもはや前記検知素子にタッチしていないと前記検出回路によって判定するステップと、
    前記少なくとも1つのタッチ検知値に従って前記第1の基準値を前記検出回路によって再計算して前記第1段階に戻るステップと、
    をさらに含む、請求項13に記載のタッチ検出方法。
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