JP6918080B2 - 車載ネットワークシステム - Google Patents

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Description

本願は、車載ネットワークシステムに関するものである。
車両が有する複数のセンサおよびアクチュエータなどを、車両の各機能部を制御する多数の中継ECU(Electronic Control Unit)を介して統合コントローラと通信する車載ネットワークシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特に自動運転を想定した車両制御システムでは、車両外の情報を検出する同じ種類のセンサの機能多重化による冗長化、あるいは、同じ目的に使用され、検出方式が異なるセンサの機能多重化による冗長化が行われている。
特許第6094439号公報
しかし、特許文献1に記載の車載ネットワークシステムでは、同一領域内のセンサおよびアクチュエータは、配線長が最短となるように、その領域に配置された中継ECUに接続される。この場合、中継ECUが機能失陥すると、この中継ECUに接続されたセンサ群の情報は統合コントローラに届かなくなる。例えば、車両左前方に配置された中継ECUが機能失陥すると、これに接続されたセンサ群の情報が統合コントローラに届かず、車両左前方の状況を得ることができない。このため、車体を左側へ進行させることができなくなり、路肩に停車することもできなくなる。
本願は、上述のような課題を解決するためになされたもので、中継ECUの1つが機能失陥しても、センシング機能が失陥しないようにする車載ネットワークシステムを提供することを目的とする。
本願に開示される車載ネットワークシステムは、
車両の複数の領域に配置され、車両外の複数の場所の状態を同時にセンシングする複数種類の検出装置、
車両に配設され、複数種類の検出装置のうち、複数の領域に配置された同種類の検出装置の出力をそれぞれ入力する複数の中継制御装置、
複数の中継制御装置に接続され、同種類の検出装置のセンサ情報を統合する映像統合機能部と、異なる種類の検出装置のセンサ情報を統合するセンサフュージョン機能部とを有し、映像統合機能部とセンサフュージョン機能部の両方の機能により、複数の場所を包含した範囲の状況を複数種類の検出装置のセンサ情報を統合して認識可能な統合制御装置を備え、
中継制御装置の1つからセンサ情報が統合制御装置に入力されない場合、入力されないセンサ情報に対する場所の認識は、映像統合機能部に入力されるセンサ情報のみで行うことを特徴とする。
本願に開示される車載ネットワークシステムによれば、各中継制御装置に複数の場所の状態をセンシングする同じ種類の検出装置の出力がそれぞれ入力されるため、中継制御装置の1つが機能失陥しても、異なる中継制御装置から、機能失陥した中継装置に入力される検出装置とは異なる種類の検出装置の出力に基づき、複数の場所の状況および複数の場所を包含する範囲の状況を認識することが可能となる。
実施の形態1に係る車載ネットワークシステムのブロック構成図である。 実施の形態1係る統合コントローラおよび中継ECUのハードウエア構成図である。 実施の形態1の統合コントローラの動作を示すフローチャートである。 実施の形態1の統合コントローラの動作を示す別のフローチャートである。 比較例の車載ネットワークシステムのブロック構成図である。 実施の形態1の統合コントローラの動作を示す別のフローチャートである。 実施の形態2に係る車載ネットワークシステムのブロック構成図である。 実施の形態2の統合コントローラの動作を示すフローチャートである。 実施の形態2の統合コントローラの動作を示す別のフローチャートである。 実施の形態3に係る車載ネットワークシステムのブロック構成図である。 実施の形態4に係る車載ネットワークシステムのブロック構成図である。 実施の形態4に係る車載ネットワークシステムの別のブロック構成図である。
実施の形態1.
以下、本願に係る車載ネットワークシステムの好適な実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、同一内容および相当部については同一符号を配し、その詳しい説明は省略する。以降の実施形態も同様に、同一符号を付した構成について重複した説明は省略する。
図1は、実施の形態1に係る車載ネットワークシステムのブロック構成図である。車両1の右前方には、右前方をセンシングする、右前方監視用のLiDAR5(Light Detection and Ranging)と右前方監視用のレーダー6などの検出装置が設置されている。また、左前方には、左前方をセンシングする左前方監視用のLiDAR7と左前方監視用のレーダー8などの検出装置が設置されている。LiDAR5は、車両1の右前方領域9に配設された右前方用の中継制御装置(以下、中継ECU)3に通信経路101を介して接続される。これに対し、レーダー6は、車両1の左前方領域10に配設された左前方用の中継ECU4に通信経路201を介して接続されている。同様に、LiDAR7は、LiDAR5が接続されている中継ECU3に通信経路102を介して接続され、レーダー8は、レーダー6が接続されている中継ECU4に、通信経路202を介して接続される。中継ECU3、4は、統合制御装置(以下、統合コントローラ)2に基幹通信経路301、302を介して接続される。
統合コントローラ2は、中継ECU3、4を経由して取得されたLiDAR5、7およびレーダー6、8からのセンサ情報を通して車両外の状況を認識できるセンシング機能部11と、センサ情報を統合し、車両前方の車両外の状況を認識できる映像統合機能部12と、LiDAR5、7とレーダー6、8のセンサ情報を統合し、より精度良く車両外の状況を認識できるセンサフュージョン機能部13を有する。さらにセンサ情報が取得できないなどの事態が生じた場合に、ユーザーに警告する警告機能部14を有する。
統合コントローラ2および中継ECU3、4のハードウエアの一例を図2に示す。プロセッサ50と記憶装置60から構成され、図示していないが、記憶装置60はランダムアクセスメモリ等の揮発性記憶装置と、フラッシュメモリ等の不揮発性の補助記憶装置とを具備する。また、フラッシュメモリの代わりにハードディスクの補助記憶装置を具備してもよい。プロセッサ50は、記憶装置60から入力されたプログラムを実行することにより、例えばセンシングしたセンサ情報の送受信制御、または、センシング機能部11、映像統合機能部12、センサフュージョン機能部13を実行する。この場合、補助記憶装置から揮発性記憶装置を介してプロセッサ50にプログラムが入力される。また、プロセッサ50は、演算結果等のデータを記憶装置60の揮発性記憶装置に出力してもよいし、揮発性記憶装置を介して補助記憶装置にデータを保存してもよい。
次に実施の形態1の動作について説明する。
LiDAR5は、車体右前方の車両外をセンシングし、センサ情報を中継ECU3を経由して統合コントローラ2に送信する。レーダー6は、車体右前方の車両外をセンシングし、センサ情報を中継ECU4を経由して統合コントローラ2に送信する。同様に、LiDAR7およびレーダー8は、車体左前方の車両外をセンシングし、センサ情報を中継ECU3または中継ECU4を経由して統合コントローラ2に送信する。統合コントローラ2は、センシング機能部11により、センサ情報から車両外の状況を認識できる。また、映像統合機能部12により、同種類の左右のセンサ情報を統合し、車両前方の車両外の情報を認識できる。さらに、センサフュージョン機能部13により異なる種類のセンサ情報を統合し、より精度良く車両外の状況を認識できる。
図3Aおよび図3Bは、統合コントローラ2が、車両前方の左右に存在するLiDAR5、7およびレーダー6、8からのセンサ情報の処理を説明するフローチャートである。
[正常動作時]
まず、正常時の統合コントローラ2の動作フローを図3A、3Bのフローチャートを用いて説明する。
(1)右前方監視用のLiDAR5のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS1)。
(2)ステップS1において、センサ情報を取得できたならば、LiDAR5による右前方の車両外情報をセンシング機能部11により認識する(ステップS2)。
(3)同様に左前方監視用のLiDAR7のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS3)。
(4)ステップS3において、センサ情報を取得できたならば、LiDAR7による左前方の車両外情報をセンシング機能部11により認識する(ステップS4)。
(5)LiDAR5とLiDAR7の両方のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS5)。
(6)ステップS5において、センサ情報を取得できたならば、映像統合機能部12によりLiDAR5とLiDAR7のセンサ情報を統合した車両前方の車両外情報を認識する(ステップS6)。
(7)右前方監視用のレーダー6のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS7)。
(8)ステップS7において、センサ情報を取得できたならば、レーダー6による右前方の車両外情報をセンシング機能部11により認識する(ステップS8)。
(9)同様に、左前方監視用のレーダー8のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS9)。
(10)ステップS9において、センサ情報を取得できたならば、レーダー8による左前方の車両外情報をセンシング機能部11により認識する(ステップS10)。
(11)レーダー6とレーダー8の両方のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS11)。
(12)ステップS11において、センサ情報を取得できたならば、映像統合機能部12により、レーダー6とレーダー8のセンサ情報を統合した車両前方の車両外情報を認識する(ステップS12)。
(13)LiDAR5とLiDAR7、およびレーダー6とレーダー8のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS13)。
(14)ステップS13においてセンサ情報を取得できたならば、LiDAR5、LiDAR7、レーダー6、およびレーダー8のセンサ情報をセンサフュージョン機能部13により統合したより精度良い車両前方の車両外情報を認識する(ステップS14)。
上記フローチャートでは、LiDAR5、7のセンサ情報の処理を先に説明したが、レーダー6、8のセンサ情報の処理を先に行ってもよいし、並行して同時に行っても良い。なお、LiDAR5、7およびレーダー6、8のセンサ情報の取得を運転中は、通常常時行っている。すなわち、同時に対象物に対し電波または光を放射し、反射波を検出している。
[異常動作時]
例えば、中継ECU4が機能失陥した場合、または中継ECU4と統合コントローラ2を接続する基幹通信経路302が機能失陥した場合、統合コントローラ2は、中継ECU4に接続されたレーダー6とレーダー8のセンサ情報が取得できなくなる。これにより、統合コントローラ2は、上述したステップのうち、以下のステップの車両外情報を認識できない。
(a)レーダー6による右前方の車両外情報(ステップS8)
(b)レーダー8による左前方の車両外情報(ステップS10)
(c)レーダー6とレーダー8のセンサ情報を統合した車両前方の車両外情報(ステップS12)
(d)LiDAR5、LiDAR7、レーダー6、およびレーダー8のセンサ情報をセンサフュージョン機能部13により統合した、より精度良い車両前方の車両外情報(ステップS14)
しかし、中継ECU3に接続されている、LiDAR5、LiDAR7による以下のステップの車両外情報の認識は可能である。
(e)LiDAR5による右前方の車両外情報(ステップS2)
(f)LiDAR7による左前方の車両外情報(ステップS4)
(g)LiDAR5とLiDAR7のセンサ情報を統合した車両前方の車両外情報(ステップS6)
これらステップにより、車両外情報を認識できるため、少なくとも安全に車両1を左側の路肩に停車することが可能となる。
逆に、中継ECU3が機能失陥した場合、または中継ECU3と統合コントローラ2を接続する基幹通信経路301が機能失陥した場合、統合コントローラ2は、中継ECU3に接続されたLiDAR5とLiDAR7のセンサ情報が取得できなくなるが、中継ECU4に接続されている、レーダー6およびレーダー8による以下のステップの車両外情報の認識は可能である。
(h)レーダー6による右前方の車両外情報(ステップS8)
(i)レーダー8による左前方の車両外情報(ステップS10)
(j)レーダー6とレーダー8のセンサ情報を統合した車両外前方の車両外情報(ステップS12)
これらステップにより、車両1の走行および停車をサポートすることが可能となる。
[比較例]
図1で説明した車載ネットワークシステムに対し、レーダー6が通信経路201aによって、LiDAR5と同様に中継ECU3に接続され、LiDAR7が通信経路102aによって、レーダー8と同様に中継ECU4に接続されている例を図4に示す。このような車載ネットワークシステムにおいて、中継ECU4が機能失陥した場合、または中継ECU4と統合コントローラ2を接続する基幹通信経路302が機能失陥した場合、中継ECU4に接続されるLiDAR7およびレーダー8のセンサ情報を統合コントローラ2は取得できなくなる。これにより、統合コントローラ2は、以下のステップの車両外情報の認識ができない。
(l)LiDAR7による左前方の車両外情報(ステップS4)
(m)LiDAR5とLiDAR7のセンサ情報を統合した車両前方の車両外情報(ステップS6)
(n)レーダー8による左前方の車両外情報(ステップS10)
(o)レーダー6とレーダー8のセンサ情報を統合した車両前方の車両外情報(ステップS12)
(p)LiDAR5、LiDAR7、レーダー6、およびレーダー8のセンサ情報を統合した、より精度良い車両前方の車両外情報(ステップS14)
このため、統合コントローラ2は、車両1の左前方および車両1の前方の状況を得ることができなくなる。これにより、車両1を左側へ進行させることができず、路肩に停車させることもできなくなる。
図5は、図1の構成において、統合コントローラ2が、LiDAR5、7およびレーダー6、8のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS21)。LiDAR5、7およびレーダー6、8のセンサ情報を取得できた場合、センシング機能は正常状態であるとする(ステップS22)。しかし、1つでもセンサ情報が取得できない場合、センシング機能は縮退状態にあると判断し(ステップS23)、統合コントローラ2は、警告機能部14を介して、ユーザー(運転者)に警告音および/またはインジケータ内のランプなどの警告装置30で警告を行う(ステップS24)。この場合の縮退状態とは、センサ情報を取得できないために車両外の状況認識性能が低下するため、例えば自動運転のための機能などを制限することをいう。警告を行うことにより、運転者は機能制限に対する適切な指示を得ることができるため、違和感または不安感を感じることなく運転を継続することができる。
なお、検出装置はレーダーおよびLiDARに限らず、ソナーまたはカメラを使用することも可能である。さらに、これら検出装置を組み合わせて使用してもよい。
以上のように、実施の形態1によれば、車両の複数の領域に複数の中継ECUが設置され、車両前方をセンシングする多重化された複数種類の検出装置のうち、同じ種類の検出装置を1つの中継ECUに接続することにより、中継ECUのひとつが機能失陥した場合、または中継ECUと統合コントローラを接続する基幹通信経路のうちのひとつが機能失陥して、1つの種類のセンサ情報による車両外情報を統合コントローラが認識できない場合でも、他の中継ECUに接続された別の種類のセンサ情報による車両外情報を認識することにより、安全に車両を走行または停止させることができる。さらに、中継ECUの多重化を最小限にすることができ、コスト増加を抑制することができる。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係る車載ネットワークシステムのブロック構成図である。車両1の前方に加え、後方にもレーダー18、20とLiDAR17、19が配置される。車両1の前方の構成および動作については、実施の形態1と同じであるため、省略し、車両1の後方の構成および動作について説明する。
車両1の右後方には、右後方をセンシングする、右後方監視用のLiDAR17と右後方監視用のレーダー18が設置されている。また、左後方には、左後方をセンシングする左後方監視用のLiDAR19と左後方監視用のレーダー20が設置されている。LiDAR17は、通信経路103を介して、右前方領域9に設置された中継ECU3に接続される。また、LiDAR19も、通信経路104を介して中継ECU3に接続される。これに対しレーダー18は、通信経路203を介して左前方領域10に設置された中継ECU4に接続される。また、レーダー20は、通信経路204を介して中継ECU4に接続される。統合コントローラ2、中継ECU3、4のハードウエア構成および各機能部の構成は実施の形態1と同様である。
次に実施の形態2の動作について説明する。
LiDAR17は、車体右後方の車両外をセンシングし、センサ情報を、中継ECU3を経由して、統合コントローラ2に送信する。レーダー18は、車体右後方の車両外をセンシングし、センサ情報を中継ECU4を経由して、統合コントローラ2に送信する。同様に、LiDAR19およびレーダー20は、車体左後方の車両外をセンシングし、センサ情報を、中継ECU3または中継ECU4を経由して統合コントローラ2に送信する。統合コントローラ2は、図1に示したセンシング機能部11により、センサ情報から車両外の状況を認識できる。また、映像統合機能部12により、同種類の左右のセンサ情報を統合し、車両後方の車両外の情報を認識できる。さらに、センサフュージョン機能部13により異なる種類のセンサ情報を統合し、より精度良く車両後方の車両外の状況を認識できる。
図7Aおよび図7Bは、統合コントローラ2が、車両後方の左右に存在するLiDAR17、19およびレーダー18、20からのセンサ情報の処理を説明するフローチャートである。
[正常動作時]
まず、正常時の統合コントローラ2の動作フローを図7A、図7Bのフローチャートを用いて説明する。
(1)右後方監視用のLiDAR17のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS31)。
(2)ステップS31において、センサ情報を取得できたならば、LiDAR17による右後方の車両外情報をセンシング機能部11により認識する(ステップS32)。
(3)同様に左後方監視用のLiDAR19のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS33)。
(4)ステップS33において、センサ情報を取得できたならば、LiDAR19による左後方の車両外情報をセンシング機能部11により認識する(ステップS34)。
(5)LiDAR17とLiDAR19の両方のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS35)。
(6)ステップS35において、センサ情報を取得できたならば、映像統合機能部12により、LiDAR17とLiDAR19のセンサ情報を統合した車両後方の車両外情報を認識する(ステップS36)。
(7)右後方監視用のレーダー18のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS37)。
(8)ステップS37において、センサ情報を取得できたならば、レーダー18による右後方の車両外情報をセンシング機能部11により認識する(ステップS38)。
(9)同様に、左後方監視用のレーダー20のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS39)。
(10)ステップS39において、センサ情報を取得できたならば、レーダー20による左後方の車両外情報をセンシング機能部11により認識する(ステップS40)。
(11)レーダー18とレーダー20の両方のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS41)。
(12)ステップS41において、センサ情報を取得できたならば、映像統合機能部12により、レーダー18とレーダー20のセンサ情報を統合した車両後方の車両外情報を認識する(ステップS42)。
(13)LiDAR17とLiDAR19、およびレーダー18とレーダー20のセンサ情報を取得できたか否かを判定する(ステップS43)。
(14)ステップS43においてセンサ情報を取得できたならば、LiDAR17、LiDAR19、レーダー18、およびレーダー20のセンサ情報をセンサフュージョン機能部13により統合した、より精度良い車両後方の車両外情報を認識する(ステップS44)。
上記フローチャートでは、LiDAR17、19のセンサ情報の処理を先に説明したが、レーダー18、20のセンサ情報の処理を先に行ってもよいし、並行して同時に行っても良い。
さらに、統合コントローラ2は、実施の形態1で説明したように、前方のLiDAR5、7及びレーダー6、8からのセンサ情報を認識するので、後方のLiDAR17、19、レーダー18、20のセンサ情報を含め、映像統合機能部12により、これらセンサ情報を統合し、車両1の全周囲の状況を認識できる。さらに、センサフュージョン機能部13により、LiDAR5、7、17、19およびレーダー6、8、18、20のセンサ情報を統合し、より精度良く車両外の全周囲の状況を認識できる。なお、車両前方のセンサ情報の処理と車両後方のセンサ情報の処理は、いずれを先に行ってもよいし、並行して同時に行っても良い。
[異常動作時]
例えば、実施の形態1と同様、中継ECU4が機能失陥した場合、または中継ECU4と統合コントローラ2を接続する基幹通信経路302が機能失陥した場合、統合コントローラ2は、中継ECU4に接続されたレーダー6、8、およびレーダー18、20のセンサ情報が取得できなくなる。これによる車両前方の動作は実施の形態1で説明した通りであるが、車両後方の動作については以下の通りとなる。
統合コントローラ2は、フローチャート7A、7Bで説明したステップのうち、以下のステップの車両外情報が認識できない。
(a)レーダー18による右後方の車両外情報(ステップS38)
(b)レーダー20による左後方の車両外情報(ステップS40)
(c)レーダー18とレーダー20による車両後方の車両外情報(ステップS42)
(d)LiDAR17、LiDAR19、レーダー18、およびレーダー20のセンサ情報をセンサフュージョン機能部13により統合した、より精度良い車両後方の車両外情報(ステップS44)
しかし、中継ECU3に接続されたLiDAR17、LiDAR19による以下のステップの車両外情報の認識は可能である。
(e)LiDAR17による右後方の車両外情報(ステップS32)
(f)LiDAR19による左後方の車両外情報(ステップS34)
(g)LiDAR17とLiDAR19による車両後方の車両外情報(ステップS36)
これらステップによる車両外情報の認識により、車両1の後方、特に車両左側後方の安全を確認し、路肩に停車させることが可能となる。
逆に、中継ECU3が機能失陥した場合、または中継ECU3と統合コントローラ2を接続する基幹通信経路301が機能失陥した場合はLiDAR17、LiDAR19による車両外情報を統合コントローラ2は認識できないが、中継ECU4に接続された、レーダー18およびレーダー20によるセンサ情報に基づいて車両外情報の認識が可能であり、車両1の後方の安全を確認することができる。
以上のように、実施の形態2によれば、車両の複数の領域に複数の中継ECUが設置され、車両前後の方向をセンシングする多重化された複数種類の検出装置のうち、同じ種類の検出装置を1つの中継ECUに接続することにより、中継ECUのひとつが機能失陥した場合、または中継ECUと統合コントローラを接続する基幹通信経路のうちのひとつが機能失陥して、1つの種類のセンサ情報による車両外情報を統合コントローラが認識できない場合でも、他の中継ECUに接続された別の種類のセンサ情報による車両前後の車両外情報を認識することができ、安全に車両を走行または停止させることができる。
実施の形態3.
さらに、実施の形態2に比べ、通信経路および基幹通信経路の配線長を短くすることが可能な車載ネットワークシステムのブロック構成図が図8である。図8中、LiDAR17は、通信経路103を介して、右後方領域21に設置された中継ECU15に接続される。また、LiDAR19は、通信経路104を介して中継ECU15に接続される。これに対し、レーダー18は、通信経路203を介して左後方領域22に設置された中継ECU16に接続される。また、レーダー20は、通信経路204を介して中継ECU16に接続される。なお、車両前方の構成は実施の形態1と同様であるため、説明は省略する。このように、車両1の前後領域に複数の中継ECUを配置することにより、車両後方のセンサを車両前方に配設された中継ECUに入力する必要がない。例えば図8で示すように、通信経路103の配線の長さを、実施の形態2の図6で示したLiDAR17と中継ECU3を接続する通信経路103よりも短くすることが可能となる。これにより、図6と比較し、各センサと中継ECUとの配線の複雑さが解消できる。また、配線が短くなることにより、断線が生じにくくなるのと共に、センサ情報の伝送時に、車両の電磁ノイズによる影響を受けにくくなる。配線長は、車両1前後の左右に配置された4つの中継ECU3、4、15、16に対し、最も短い経路でLiDARおよびレーダー等のセンサが接続されるように構成する。
統合コントローラ2の機能は実施の形態1および実施の形態2と同様である。また、中継ECU15、16のハードウエア構成も実施の形態1で説明した中継ECU3、4のものと同様である。
次に実施の形態3の動作について説明する。実施の形態2に比較し、車両後方の中継ECU15、16に車両後方に設置されたLiDARおよびレーダーが接続されている。しかし、正常時の、統合コントローラ2の動作は、実施の形態2において、図3A、図3B、図7Aおよび図7Bで説明した動作と同じであるので省略し、異常動作時の対応につき以下に説明する。
[異常動作時]
例えば、中継ECU4が機能失陥した場合、または中継ECU4と統合コントローラ2を接続する基幹通信経路302が機能失陥した場合、実施の形態1と同様、統合コントローラ2は、中継ECU4に接続されたレーダー8とレーダー6のセンサ情報が取得できなくなる。しかし、車両後方に中継ECU15、16が配設されているため、図7Aおよび図7Bのフローを実行でき、車両後方の車両外情報の認識に支障は生じない。
例えば、中継ECU16が機能失陥した場合、または中継ECU16と統合コントローラ2を接続する基幹通信経路304が機能失陥した場合、統合コントローラ2は、中継ECU16に接続されたレーダー18とレーダー20のセンサ情報が取得できなくなる。これにより、統合コントローラ2は、上述したステップのうち、以下のステップの車両外情報が認識できない。
(a)レーダー18による右後方の車両外情報(ステップS38)
(b)レーダー20による左後方の車両外情報(ステップS40)
(c)レーダー18とレーダー20による車両後方の車両外情報(ステップS42)
(d)LiDAR17、LiDAR19、レーダー18、およびレーダー20のセンサ情報をセンサフュージョン機能部13により統合した、より精度良い車両前方の車両外情報(ステップS44)
しかし、中継ECU15に接続された、LiDAR17、LiDAR19による以下のステップの車両外情報の認識は可能である。
(e)LiDAR17による右後方の車両外情報(ステップS32)
(f)LiDAR19による左後方の車両外情報(ステップS34)
(g)LiDAR17とLiDAR19による車両後方の車両外情報(ステップS36)
これらステップによる車両外情報の認識により、車両1の後方の安全を確認することが可能となる。
逆に、中継ECU15が機能失陥した場合、または中継ECU15と統合コントローラ2を接続する基幹通信経路303が機能失陥した場合はLiDAR17、LiDAR19による車両外情報を統合コントローラ2は認識できないが、中継ECU16に接続された、レーダー18およびレーダー20によるセンサ情報に基づいて車両外情報の認識が可能であり、車両1の後方の安全を確認することができる。なお、車両前方に中継ECU3、4が配設されているため、図3Aおよび図3Bのフローを実行でき、車両前方の車両外情報の認識に支障は生じない。
以上のように、実施の形態3によれば、車両前後の左右の領域にそれぞれ中継ECUが設置され、車両前後の左右をセンシングする多重化された複数種類のセンサのうち、同じ種類のセンサを1つの中継ECUに接続することにより、中継ECUのひとつが機能失陥した場合、または中継ECUと統合コントローラを接続する基幹通信経路のうちのひとつが機能失陥して、1つの種類のセンサ情報による車両外情報を統合コントローラが認識できない場合でも、他の中継ECUに接続された別の種類のセンサ情報による車両前後の車両外情報を認識することができ、安全に車両を走行または停止させることができる。
さらに、車両前後に配置された中継ECUとセンサを接続することにより、センサと中継ECUを接続する通信経路の配線長を短縮することができ、配線の複雑化を解消できるとともに、断線あるいは、車両の電磁ノイズの影響をセンサ情報が受けにくい車載ネットワークシステムを構築することが可能となる。
実施の形態4.
図9は、実施の形態4に係る車載ネットワークシステムのブロック構成図である。多重化されたセンサ群のうち、一種類のセンサ群を、それが存在する車両の領域と異なる中継ECUに接続している。すなわち、多重化されたセンサ群のうち、一種類のセンサ群を、たすき掛けで中継ECUに接続する。
車両1の右前方領域9に存在する右前方用の中継ECU3に右前方監視用のLiDAR5と左前方監視用のレーダー8が接続され、車両1の左前方領域10に存在する左前方用の中継ECU4に、左前方監視用のLiDAR7と右前方監視用のレーダー6が接続される。中継ECU3および中継ECU4はそれぞれ統合コントローラ2に接続される。
実施の形態4の正常時の動作は、実施の形態1と同様である。LiDAR5およびレーダー6は、車体右前方の車両外をセンシングし、センサ情報を、中継ECU3を経由して、統合コントローラ2に送信する。同様に、LiDAR7およびレーダー8は、車体左前方の車両外をセンシングし、センサ情報を、中継ECU4を経由して、統合コントローラ2に送信する。統合コントローラ2は、実施の形態1同様、図1で示された統合コントローラ2内のセンシング機能部11により、センサ情報から車両外の状況を認識できる。また、映像統合機能部12により、同種類の左右のセンサ情報を統合し、車両前方の車両外の情報を認識できる。さらに、センサフュージョン機能部13により異なる種類のセンサ情報を統合し、より精度良く車両外の状況を認識できる。
[異常動作時]
次に異常時の動作について説明する。例えば、中継ECU4が機能失陥した場合、または中継ECU4と統合コントローラ2を接続する基幹通信経路302が機能失陥した場合、統合コントローラ2は、中継ECU4に接続されたレーダー6とLiDAR7のセンサ情報が取得できなくなる。これにより、統合コントローラ2は、実施の形態1で説明したステップのうち、以下のステップの車両外情報が認識できない。
(a)レーダー6による右前方の車両外情報(ステップS8)
(b)LiDAR7による左前方の車両外情報(ステップS4)
(c)レーダー6とレーダー8のセンサ情報を統合した車両前方の車両外情報(ステップS12)
(d)LiDAR5とLiDAR7のセンサ情報を統合した車両前方の車両外情報(ステップS5)
(e)LiDAR5、LiDAR7、レーダー6、およびレーダー8のセンサ情報をセンサフュージョン機能部13により統合した、より精度良い車両前方の車両外情報(ステップS14)
しかし、中継ECU3に接続された、LiDAR5による右前方の車両外情報とレーダー8による左前方の車両外情報とから統合コントローラ2により車両前方の車両外情報を認識することは可能である。これにより、少なくとも安全に車両1を左側の路肩に停車することが可能となる。また、中継ECU3と中継ECU4で接続されるセンサ群の種類は同じであるため、中継ECU3、4から統合コントローラ2への通信を担う基幹通信経路301、302の通信量の均一化を図ることができる。なお、本実施の形態では、車両前方の車載ネットワークシステムについて述べたが、実施の形態2または3同様、車両前後の車載ネットワークシステムについても適用できる。
また、図9では、右前方領域9、左前方領域10の例を示したが、図10のように、右後方領域21と左後方領域22に、センサである、LiDAR17、19、レーダー18,20と中継ECU15、16をそれぞれ設け、前方領域と同様に、多重化された後方のセンサ群のうち、一種類のセンサ群を、たすき掛けで後方に配設された中継ECUに接続することも可能である。このような構成により、車両前後に配置された中継ECUとセンサとを接続することにより、実施の形態3同様に、センサと中継ECUとを接続する通信経路の配線長を短縮することができ、配線の複雑化を解消できるとともに、断線あるいは、車両の電磁ノイズの影響をセンサ情報が受けにくい車載ネットワークシステムを構築することが可能となる。
以上のように、車両の前後左右に多重化して配置される複数種類の検出装置のうち、異なる種類の左右の検出装置をひとつの中継ECUに接続することにより中継ECUのひとつが機能失陥した場合、または中継ECUと統合コントローラを接続する基幹通信経路のうちのひとつが機能失陥した場合でも車両の左右を確認することが可能となり、安全性を確保できる。
上述した実施の形態では、車両の前方あるいは後方の左右に配置したセンサと中継ECUとの関係について説明したが、この配置に限るものではなく、車両外の情報を検出する同じ目的に使用され、検出方式が異なるセンサの機能多重化による冗長化のための配置であれば、例えば、車両の上部、下部、または側部に配置されるセンサと中継ECUについても同様に適用可能である。
本願は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1:車両、2:統合コントローラ、3、4、15、16:中継ECU、5、7、17、19:LiDAR、6、8、18、20:レーダー、11:センシング機能部、12:映像統合機能部、13:センサフュージョン機能部、14:警告機能部、30:警告装置、101、102、103、104、201、202、203、204:通信経路、301、302、303、304:基幹通信経路

Claims (6)

  1. 車両の複数の領域に配置され、車両外の複数の場所の状態を同時にセンシングする複数種類の検出装置、
    前記車両に配設され、前記複数種類の検出装置のうち、前記複数の領域に配置された同種類の検出装置の出力をそれぞれ入力する複数の中継制御装置、
    前記複数の中継制御装置に接続され、同種類の検出装置のセンサ情報を統合する映像統合機能部と、異なる種類の検出装置のセンサ情報を統合するセンサフュージョン機能部とを有し、前記映像統合機能部と前記センサフュージョン機能部の両方の機能により、前記複数の場所を包含した範囲の状況を複数種類の検出装置のセンサ情報を統合して認識可能な統合制御装置を備え、
    前記中継制御装置の1つからセンサ情報が前記統合制御装置に入力されない場合、入力されないセンサ情報に対する場所の認識は、前記映像統合機能部に入力されるセンサ情報のみで行うことを特徴とする車載ネットワークシステム。
  2. 前記複数種類の検出装置は、前記車両の前方左右に配置され、前記車両の前方左右に配設された中継制御装置に接続されていることを特徴とする請求項に記載の車載ネットワークシステム。
  3. 前記複数種類の検出装置は、前記車両の前方左右および後方左右に配置され、前記車両の前方左右に配置された複数種類の検出装置は、前方左右に配設された前記中継制御装置に接続され、後方左右に配置された複数種類の検出装置は、後方左右に配設された前記中継制御装置に接続されていることを特徴とする請求項に記載の車載ネットワークシステム。
  4. 車両の一方の側の前方に配置され、車両外の前記一方の側をセンシングする第1の検出装置、
    前記車両の前記一方の側の前方に配置され、車両外の前記一方の側をセンシングする前記第1の検出装置と種類の異なる第2の検出装置、
    車両の他方の側の前方に配置され、車両外の前記他方の側をセンシングする前記第1の検出装置と同種類の第3の検出装置、
    前記車両の他方の側の前方に配置され、車両外の前記他方の側をセンシングする前記第2の検出装置と同種類の第4の検出装置、
    前記車両の一方の側に配設され、前記第1の検出装置と前記第3の検出装置と接続された第1の中継制御装置、
    前記車両の他方の側に配設され、前記第2の検出装置と前記第4の検出装置と接続された第2の中継制御装置、
    前記第1の中継制御装置と前記第2の中継制御装置と接続され、第1から第4の検出装置のセンサ情報を入力する統合制御装置、
    前記統合制御装置内で、前記第1の検出装置のセンサ情報と前記第3の検出装置のセンサ情報、および前記第2の検出装置のセンサ情報と前記第4の検出装置のセンサ情報とを統合する映像統合機能部、
    前記統合制御装置内で、前記第1の検出装置のセンサ情報と前記第4の検出装置のセンサ情報、および前記第2の検出装置のセンサ情報と前記第3の検出装置のセンサ情報とを統合するセンサフュージョン機能部、を備え、
    前記第1の中継制御装置からのセンサ情報が前記統合制御装置に入力されない場合、前記第2の検出装置のセンサ情報と前記第4の検出装置のセンサ情報とを統合した前記映像統合機能部の出力により車両外の一方の側および他方の側の状況を認識することを特徴とする車載ネットワークシステム。
  5. 車両の一方の側の前方に配置され、車両外の前記一方の側をセンシングする第1の検出装置、
    車両の前記一方の側の前方に配置され、車両外の前記一方の側をセンシングする前記第1の検出装置と種類の異なる第2の検出装置、
    車両の他方の側の前方に配置され、車両外の前記他方の側をセンシングする前記第1の検出装置と同種類の第3の検出装置、
    前記車両の他方の側の前方に配置され、車両外の前記他方の側をセンシングする前記第2の検出装置と同種類の第4の検出装置、
    前記車両の一方の側に配設され、前記第1の検出装置と前記第4の検出装置と接続された第1の中継制御装置、
    前記車両の他方の側に配設され、前記第2の検出装置と前記第3の検出装置と接続された第2の中継制御装置、
    前記第1の中継制御装置と前記第2の中継制御装置と接続され、第1から第4の検出装置のセンサ情報を入力する統合制御装置、
    前記統合制御装置内で、前記第1の検出装置のセンサ情報と前記第3の検出装置のセンサ情報、および前記第2の検出装置のセンサ情報と前記第4の検出装置のセンサ情報とを統合する映像統合機能部、
    前記統合制御装置内で、前記第1の検出装置のセンサ情報と前記第4の検出装置のセンサ情報、および前記第2の検出装置のセンサ情報と前記第3の検出装置のセンサ情報とを統合するセンサフュージョン機能部、を備え、
    前記第1の中継制御装置からのセンサ情報が前記統合制御装置に入力されない場合、前記第2の検出装置のセンサ情報と前記第3の検出装置のセンサ情報とを統合した前記センサフュージョン機能部の出力により車両外の一方の側および他方の側の状況を認識することを特徴とする車載ネットワークシステム。
  6. 前記第1の中継制御装置の出力を前記統合制御装置で検出できない場合に、車両内に警告する警告装置を備えたことを特徴とする請求項4または5に記載の車載ネットワークシステム。
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