JP6917919B2 - 提供装置、提供方法及び提供プログラム - Google Patents
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Description
まず、図1を用いて、実施形態に係る提供処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る提供処理の一例を示す図である。具体的には、図1では、提供装置100が、ユーザから位置情報を取得するとともに、取得した位置情報を利用するデータ利用者から当該位置情報の利用要求を受け付けた場合に、所定の処理を施した位置情報をデータ利用者に提供する処理を行う例を示す。
次に、図4を用いて、実施形態に係る提供装置100が含まれる提供システム1の構成について説明する。図4は、実施形態に係る提供システム1の構成例を示す図である。図4に例示するように、実施形態に係る提供システム1には、ユーザ端末10と、サービス端末20と、提供装置100とが含まれる。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。また、図4に示す提供システム1に含まれる各装置の数は図示したものに限られない。例えば、提供システム1には、複数台のユーザ端末10やサービス端末20が含まれてもよい。
次に、図5を用いて、実施形態に係るユーザ端末10の構成について説明する。図5は、実施形態に係るユーザ端末10の構成例を示す図である。図5に示すように、ユーザ端末10は、通信部11と、入力部12と、表示部13と、検知部14と、記憶部15と、制御部16とを有する。
通信部11は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、サービス端末20や提供装置100等との間で情報の送受信を行う。通信部11は、例えばNIC(Network Interface Card)等によって実現される。
入力部12は、ユーザから各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部12は、ユーザ端末10に備えられた操作キー等によって実現される。表示部13は、各種情報を表示するための表示装置である。例えば、表示部13は、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、ユーザ端末10にタッチパネルが採用される場合には、入力部12の一部と表示部13とは一体化される。
検知部14は、ユーザ端末10に関する各種情報を検知する。具体的には、検知部14は、ユーザ端末10に対するユーザの操作や、ユーザ端末10の所在する位置情報や、ユーザ端末10と接続されている機器に関する情報や、ユーザ端末10における環境等を検知する。図5に示す例では、検知部14は、操作検知部141と、位置検知部142と、外部装置検知部143と、環境検知部144とを有する。
操作検知部141は、ユーザ端末10に対するユーザの操作を検知する。例えば、操作検知部141は、入力部12に入力された情報に基づいて、ユーザの操作を検知する。すなわち、操作検知部141は、入力部12に画面をタッチする操作の入力があったことや、音声の入力があったこと等を検知する。また、操作検知部141は、ユーザによって所定のアプリが起動されたことを検知してもよい。かかるアプリがユーザ端末10内の撮像装置を動作させるアプリである場合、操作検知部141は、ユーザによって撮像機能が利用されていることを検知する。また、操作検知部141は、ユーザ端末10内に備えられた加速度センサやジャイロセンサ等で検知されたデータに基づき、ユーザ端末10自体が動かされているといった操作を検知してもよい。
位置検知部142は、ユーザ端末10の現在位置を検知する。具体的には、位置検知部142は、GPS衛星から送出される電波を受信し、受信した電波に基づいてユーザ端末10の現在位置を示す位置(例えば、緯度及び経度)を検知する。
外部装置検知部143は、ユーザ端末10に接続される外部装置を検知する。例えば、外部装置検知部143は、外部装置との相互の通信パケットのやり取りなどに基づいて、外部装置を検知する。そして、外部装置検知部143は、検知した外部装置をユーザ端末10と接続される端末として認識する。また、外部装置検知部143は、外部装置との接続の種類を検知してもよい。例えば、外部装置検知部143は、外部装置と有線で接続されているか、無線通信で接続されているかを検知する。また、外部装置検知部143は、無線通信で用いられている通信方式等を検知してもよい。また、外部装置検知部143は、外部装置が発する電波を検知する電波センサや、電磁波を検知する電磁波センサ等によって取得される情報に基づいて、外部装置を検知してもよい。
環境検知部144は、ユーザ端末10の周辺環境に関する情報を検知する。環境検知部144は、ユーザ端末10に備えられた各種センサや機能を利用し、環境に関する情報を検知する。例えば、環境検知部144は、ユーザ端末10の周囲の音を収集するマイクロフォンや、ユーザ端末10の周囲の照度を検知する照度センサや、ユーザ端末10の物理的な動きを検知する加速度センサ(又は、ジャイロセンサなど)や、ユーザ端末10の周囲の湿度を検知する湿度センサや、ユーザ端末10の所在位置における磁場を検知する地磁気センサ等を利用する。そして、環境検知部144は、各種センサを用いて、種々の情報を検知する。例えば、環境検知部144は、ユーザ端末10の周囲における騒音レベルや、ユーザ端末10の周囲が撮像に適する照度であるか等を検知する。さらに、環境検知部144は、カメラで撮影された写真や映像に基づいて周囲の環境情報を検知してもよい。
記憶部15は、各種情報を記憶する。記憶部15は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。例えば、記憶部15は、検知部14によって検知された各種情報を、検知された日時と対応付けて記憶する。具体的には、記憶部15は、位置検知部142によって検知された位置に基づく位置情報を記憶する。
制御部16は、例えば、コントローラ(controller)であり、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、ユーザ端末10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部16は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
取得部161は、各種情報を取得する。例えば、取得部161は、検知部14を制御することにより、検知部14によって検知される各種情報を取得する。例えば、取得部161は、位置検知部142によって検知された情報に基づいて、ユーザ端末10の位置情報を取得する。なお、取得部161は、位置情報に限らず、ユーザ端末10の周囲の環境に関する情報等の各種センサ情報を含む、ユーザ端末10のコンテキストに関する情報を取得してもよい。
受信部162は、各種情報を受信する。例えば、受信部162は、提供装置100から送信される位置情報の要求を受信する。受信部162は、受信した情報を制御部16の各処理部へ送る。
送信部163は、各種情報を送信する。例えば、送信部163は、受信部162に受信された要求に従い、位置情報を提供装置100に送信する。
次に、図6を用いて、実施形態に係る提供装置100の構成について説明する。図6は、実施形態に係る提供装置100の構成例を示す図である。図6に示すように、提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、提供装置100は、提供装置100を利用する管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
通信部110は、例えばNIC等によって実現される。通信部110は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、ユーザ端末10やサービス端末20等との間で情報の送受信を行う。
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、ユーザ情報記憶部121と、位置情報記憶部122と、サービス情報記憶部123とを有する。
ユーザ情報記憶部121は、ユーザに関する情報を記憶する。ここで、図7に、実施形態に係るユーザ情報記憶部121の一例を示す。図7は、実施形態に係るユーザ情報記憶部121の一例を示す図である。図7に示すように、ユーザ情報記憶部121は、「ユーザID」、「端末ID」、「属性情報」、「興味関心情報」、「行動履歴情報」といった項目を有する。
位置情報記憶部122は、ユーザの位置情報を記憶する。ここで、図8に、実施形態に係る位置情報記憶部122の一例を示す。図8は、実施形態に係る位置情報記憶部122の一例を示す図である。図8に示した例では、位置情報記憶部122は、「ユーザID」、「位置情報」といった項目を有する。また、「位置情報」の項目は、「位置情報ID」、「取得日時」、「位置」、「精度」、「各種センサ情報」といった小項目を有する。
サービス情報記憶部123は、提供装置100が保持する位置情報を利用しようとするデータ利用者が提供するサービスに関する情報を記憶する。ここで、図9に、実施形態に係るサービス情報記憶部123の一例を示す。図9は、実施形態に係るサービス情報記憶部123の一例を示す図である。図9に示した例では、サービス情報記憶部123は、「データ利用者ID」、「サービス種別」、「解析目的」、「加工後位置情報」といった項目を有する。
制御部130は、例えば、コントローラであり、CPUやMPU等によって、提供装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(提供プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
取得部131は、各種情報を取得する。例えば、取得部131は、ユーザから、ユーザの位置を示す情報を含む位置情報を取得する。具体的には、取得部131は、位置情報として、ユーザ端末10によって検知されたり、取得されたりした各種情報を取得する。取得部131は、所定の時間間隔でユーザ端末10から位置情報を取得し、取得した位置情報を位置情報記憶部122に格納する。
受付部132は、各種要求を受け付ける。例えば、受付部132は、取得部131によって取得された位置情報を利用するデータ利用者から、位置情報の利用要求とともに、データ利用者が位置情報を利用する際の態様に関する情報を受け付ける。
提供部133は、受付部132によって受け付けられた態様に関する情報に基づいて位置情報に対して加工を施すとともに、加工が施された位置情報である加工後位置情報をデータ利用者に提供する。
次に、図10を用いて、実施形態に係る提供装置100による処理の手順について説明する。図10は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。
上述した提供装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、実施形態の変形例について説明する。
上述した実施形態では、提供装置100が、データ利用者から利用の態様を受け付けて位置情報を加工することを示した。ここで、位置情報の加工は、データ利用者と提供装置100との間に設置されるAPI(Application Programming Interface)サーバによって行われてもよい。この場合、データ利用者は、利用要求とともに、利用の態様を示す情報(例えば、予め登録していた自身の識別情報やサービスの識別情報)を提示して、APIサーバのAPIを実行する。APIサーバは、提供装置100から位置情報を取得し、利用の態様に応じて位置情報を加工する。そして、APIサーバは、利用の態様に応じて加工された加工後位置情報をデータ利用者に返す。これにより、提供装置100は、処理負荷を分散させた提供処理を行うことができる。
上述した実施形態では、ユーザの自宅や勤務先等を拠点情報とする例を示したが、拠点はユーザの自宅や勤務先等に限られない。例えば、提供装置100は、所定期間(例えば1年間など)のユーザの位置情報を継続的に取得し、取得した位置情報から推定可能な位置をユーザの拠点と推定してもよい。例えば、提供装置100は、ユーザが頻繁に訪れる店舗や旅行先等を当該ユーザの拠点と推定してもよい。また、提供装置100は、データ利用者から利用要求を受けた場合、そのようなユーザの行動の癖や特徴のわかる位置情報(数日に渡り継続して取得された位置情報)ではなく、当該ユーザの離散的な位置が示される情報(数時間おきや数日おきごとの位置を示す位置情報)を提供してもよい。
上記実施形態では、位置情報は、ユーザ端末10が取得するGPS情報や、アクセスポイント等から取得することを説明した。しかし、提供装置100は、異なる情報からユーザ端末10の位置情報を取得してもよい。
上記実施形態では、ユーザ端末10の構成例について図5を用いて説明した。しかし、ユーザ端末10は、図5で例示した全ての処理部を備えることを必ずしも要しない。例えば、ユーザ端末10は、表示部13や検知部14を必ずしも備えていなくてもよい。また、ユーザ端末10は、2以上の機器に分離されて図5に示す構成が実現されてもよい。例えば、ユーザ端末10は、少なくとも検知部14と取得部161とを有する検知装置と、少なくとも通信部11を有する通信装置とが分離された構成を有する、2台以上の機器により実現されてもよい。
上記実施形態では、データ利用者の例として、ユーザにサービスを提供する事業者を例に挙げた。しかし、データ利用者はこの例に限られず、例えば、提供装置100が収集した位置情報を利用して研究を行う研究者や、提供装置100を管理する部署とは所属の異なる社員等であってもよい。そして、提供装置100は、これら研究者や社員に対するアクセスコントロールとして、上記実施形態に係る提供処理を実行してもよい。
上記実施形態では、位置の測位に関する情報として、位置の測位手段を例に挙げた。また、各々の測位手段は、位置を示す情報の精度が異なることを説明した。ここで、測位手段の精度は、上記実施形態で示した例に限らない。例えば、ユーザ端末10が利用する測位手段によっては、Wi−Fiやbeaconを利用した測位よりも、GPSを利用した測位の方が、位置の精度が高い場合もありうる。すなわち、上記で示した測位手段や、測位手段同士の精度の高低は一例であり、実施形態に係る提供装置100は、各々の測位手段に応じて適切な精度を適宜選択可能なよう、定義情報を適宜更新するようにしてもよい。
上述してきた実施形態に係る提供装置100やユーザ端末10やサービス端末20は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、提供装置100を例に挙げて説明する。図11は、提供装置100の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
上述してきたように、実施形態に係る提供装置100は、取得部131と、受付部132と、提供部133とを有する。取得部131は、ユーザの位置情報を取得する。受付部132は、取得部131によって取得された位置情報を利用するデータ利用者から、当該位置情報の利用要求とともに、当該データ利用者が当該位置情報を利用する際の態様に関する情報を受け付ける。提供部133は、受付部132によって受け付けられた態様に関する情報に基づいて位置情報に対して加工を施すとともに、当該加工が施された位置情報である加工後位置情報をデータ利用者に提供する。
10 ユーザ端末
20 サービス端末
100 提供装置
110 通信部
120 記憶部
121 ユーザ情報記憶部
122 位置情報記憶部
123 サービス情報記憶部
130 制御部
131 取得部
132 受付部
133 提供部
Claims (13)
- ユーザの位置情報とともに、当該位置情報が取得された日時を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された位置情報を利用するデータ利用者から、当該位置情報の利用要求とともに、当該データ利用者が当該位置情報及び当該日時を利用する際の態様に関する情報を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた前記態様に関する情報に基づいて、利用を所望する日時以外に取得された位置情報についてはノイズを追加し、利用を所望する日時の位置情報にはノイズを追加しない加工が施された位置情報である加工後位置情報を前記データ利用者に提供する提供部と、
を備えたことを特徴とする提供装置。 - 前記受付部は、
前記態様に関する情報として、前記データ利用者が前記ユーザに提供するサービスに関する情報を受け付け、
前記提供部は、
前記サービスに関する情報に基づいて加工が施された加工後位置情報を前記データ利用者に提供する、
ことを特徴とする請求項1に記載の提供装置。 - 前記受付部は、
前記態様に関する情報として、前記データ利用者が前記位置情報を用いて解析する対象に関する情報を受け付け、
前記提供部は、
前記データ利用者が前記位置情報を用いて解析する対象に関する情報に基づいて加工が施された加工後位置情報を前記データ利用者に提供する、
ことを特徴とする請求項1に記載の提供装置。 - 前記提供部は、
前記態様に関する情報に応じて、前記取得部によって取得された位置情報のうち、特定の地理的範囲に属する位置を示す位置情報に前記ノイズを加える処理を施す、
ことを特徴とする請求項1に記載の提供装置。 - 前記提供部は、
前記取得部によって取得されたユーザの位置情報から前記ユーザが日常的に所在する位置である拠点に関する情報が参照される場合に、前記加工後位置情報として、当該拠点を含む特定の地理的範囲に属する位置を示す位置情報に前記ノイズを加える処理を施す、
ことを特徴とする請求項4に記載の提供装置。 - 前記提供部は、
前記態様に関する情報に応じて、前記ノイズとともに、当該ノイズを相殺する位置情報を加えた加工後位置情報を前記データ利用者に提供する、
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の提供装置。 - ユーザの位置情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された位置情報を利用するデータ利用者から、当該位置情報の利用要求とともに、当該データ利用者が当該位置情報を利用する際の態様に関する情報を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた前記態様に関する情報に基づいて前記位置情報に対して加工を施すとともに、当該加工が施された位置情報である加工後位置情報を前記データ利用者に提供する提供部と、
を備え、
前記提供部は、
前記態様に関する情報に応じて、ノイズとともに、当該ノイズを相殺する位置情報を加えた加工後位置情報を前記データ利用者に提供する、
ことを特徴とする提供装置。 - 前記提供部は、
前記態様に関する情報に応じて、前記取得部によって取得された位置情報に所定の誤差を加えた加工後位置情報を前記データ利用者に提供する、
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の提供装置。 - 前記提供部は、
前記取得部によって取得されたユーザの位置情報のうち、前記ユーザが日常的に所在する位置である拠点に関する情報が参照される場合に、前記加工後位置情報として、当該拠点を含む特定の地理的範囲に属する位置を示す位置情報に第1の誤差を加え、かつ、当該拠点を含まない地理的範囲に属する位置を示す位置情報に第2の誤差を加えた処理を施す、
ことを特徴とする請求項8に記載の提供装置。 - コンピュータが実行する提供方法であって、
ユーザの位置情報とともに、当該位置情報が取得された日時を取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得された位置情報を利用するデータ利用者から、当該位置情報の利用要求とともに、当該データ利用者が当該位置情報及び当該日時を利用する際の態様に関する情報を受け付ける受付工程と、
前記受付工程によって受け付けられた前記態様に関する情報に基づいて、利用を所望する日時以外に取得された位置情報についてはノイズを追加し、利用を所望する日時の位置情報にはノイズを追加しない加工が施された位置情報である加工後位置情報を前記データ利用者に提供する提供工程と、
を含んだことを特徴とする提供方法。 - ユーザの位置情報とともに、当該位置情報が取得された日時を取得する取得手順と、
前記取得手順によって取得された位置情報を利用するデータ利用者から、当該位置情報の利用要求とともに、当該データ利用者が当該位置情報及び当該日時を利用する際の態様に関する情報を受け付ける受付手順と、
前記受付手順によって受け付けられた前記態様に関する情報に基づいて、利用を所望する日時以外に取得された位置情報についてはノイズを追加し、利用を所望する日時の位置情報にはノイズを追加しない加工が施された位置情報である加工後位置情報を前記データ利用者に提供する提供手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする提供プログラム。 - コンピュータが実行する提供方法であって、
ユーザの位置情報を取得する取得工程と、
前記取得工程によって取得された位置情報を利用するデータ利用者から、当該位置情報の利用要求とともに、当該データ利用者が当該位置情報を利用する際の態様に関する情報を受け付ける受付工程と、
前記受付工程によって受け付けられた前記態様に関する情報に基づいて前記位置情報に対して加工を施すとともに、当該加工が施された位置情報である加工後位置情報を前記データ利用者に提供する提供工程と、
を備え、
前記提供工程は、
前記態様に関する情報に応じて、ノイズとともに、当該ノイズを相殺する位置情報を加えた加工後位置情報を前記データ利用者に提供する、
を含んだことを特徴とする提供方法。 - ユーザの位置情報を取得する取得手順と、
前記取得手順によって取得された位置情報を利用するデータ利用者から、当該位置情報の利用要求とともに、当該データ利用者が当該位置情報を利用する際の態様に関する情報を受け付ける受付手順と、
前記受付手順によって受け付けられた前記態様に関する情報に基づいて前記位置情報に対して加工を施すとともに、当該加工が施された位置情報である加工後位置情報を前記データ利用者に提供する提供手順と、
を備え、
前記提供手順は、
前記態様に関する情報に応じて、ノイズとともに、当該ノイズを相殺する位置情報を加えた加工後位置情報を前記データ利用者に提供する、
をコンピュータに実行させることを特徴とする提供プログラム。
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