JP6664605B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Description
その一例として、ユーザの移動履歴をもとにユーザ毎に特徴ある曜日等の組合せを抽出して行動クラスを算出することで、精度よくユーザの移動先を予測可能な装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
情報処理装置において、
情報端末の位置情報のログを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された位置情報ログに基づいて、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された特徴パターンに基づいて、個人を識別する識別手段と、
を備え、
前記識別手段は、前記抽出手段により抽出された特徴パターンを解析し、当該解析された特徴パターン同士の一致度を評価して個人を識別し、
前記識別手段による一致度の評価に基づいて、前記識別された個人のログイン手順を制御するログイン制御手段を備えることを特徴とする。
前記識別手段による一致度の評価に基づいて、前記識別された個人に対して提供する情報の内容を制御する情報制御手段を備えることを特徴とする。
情報端末の位置情報のログを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された位置情報ログに基づいて、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された特徴パターンに基づいて、個人を識別する識別手段と、
を備え、
前記識別手段は、前記抽出手段により抽出された特徴パターンを解析し、当該解析された特徴パターン同士の一致度を評価して個人を識別し、
前記識別手段による一致度の評価に基づいて、前記識別された個人に対して提供する情報の内容を制御する情報制御手段を備えることを特徴とする。
前記特徴パターンは、滞在場所及び時間のパターンを含むことを特徴とする。
前記特徴パターンは、滞在場所間の移動ルート及び移動手段の少なくとも一方のパターンを含むことを特徴とする。
前記特徴パターンは、週毎の行動パターンを含むことを特徴とする。
前記特徴パターンは、自宅及び職場の往復パターンを含むことを特徴とする。
前記特徴パターンは、歩き方による振動波形のパターンを含むことを特徴とする。
前記特徴パターンは、長期滞在の重みパターンを含むことを特徴とする。
前記識別手段は、前記一致度を評価する際、記録される位置情報の数が多い場所ほど比重を小さくし、記録される位置情報の数が少ない場所ほど比重を大きくすることを特徴とする。
前記抽出手段により抽出された特徴パターンのパターン内容をハッシュ値に変換するハッシュ値変換手段を備えることを特徴とする。
位置情報の特徴パターンを予め記憶する記憶手段を備え、
前記識別手段は、前記抽出手段により抽出された特徴パターンと前記記憶手段に記憶された特徴パターンとに基づいて、個人を識別することを特徴とする。
情報処理装置の情報処理方法において、
情報端末の位置情報のログを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された位置情報ログに基づいて、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップで抽出された特徴パターンに基づいて、個人を識別する識別ステップと、
を含み、
前記識別ステップは、前記抽出ステップで抽出された特徴パターンを解析し、当該解析された特徴パターン同士の一致度を評価して個人を識別し、
前記識別ステップにおける一致度の評価に基づいて、前記識別された個人のログイン手順を制御するログイン制御ステップを含む。
情報処理装置の情報処理方法であって、
情報端末の位置情報のログを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された位置情報ログに基づいて、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップで抽出された特徴パターンに基づいて、個人を識別する識別ステップと、
を含み、
前記識別ステップは、前記抽出ステップで抽出された特徴パターンを解析し、当該解析された特徴パターン同士の一致度を評価して個人を識別し、
前記識別ステップにおける一致度の評価に基づいて、前記識別された個人に対して提供する情報の内容を制御する情報制御ステップを含む。
コンピュータを、
情報端末の位置情報のログを取得する取得手段、
前記取得手段により取得された位置情報ログに基づいて、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する抽出手段、
前記抽出手段により抽出された特徴パターンに基づいて、個人を識別する識別手段、
として機能させ、
前記識別手段は、前記抽出手段により抽出された特徴パターンを解析し、当該解析された特徴パターン同士の一致度を評価して個人を識別し、
前記識別手段による一致度の評価に基づいて、前記識別された個人のログイン手順を制御するログイン制御手段、
として機能させるためのプログラムである。
コンピュータを、
情報端末の位置情報のログを取得する取得手段、
前記取得手段により取得された位置情報ログに基づいて、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する抽出手段、
前記抽出手段により抽出された特徴パターンに基づいて、個人を識別する識別手段、
として機能させ、
前記識別手段は、前記抽出手段により抽出された特徴パターンを解析し、当該解析された特徴パターン同士の一致度を評価して個人を識別し、
前記識別手段による一致度の評価に基づいて、前記識別された個人に対して提供する情報の内容を制御する情報制御手段、
として機能させるためのプログラムである。
以下、図面を参照しながら、この発明の一実施形態について詳しく説明する。
[1−1.システム構成の説明]
まず、本実施形態に係る情報処理システム1の構成について説明する。
情報処理システム1は、図1に示すように、地図サーバ10と、情報処理装置としての識別サーバ20と、広告配信サーバ30と、情報端末としての端末装置40と、を備えて構成されている。情報処理システム1を構成する各装置は、通信ネットワークNに接続される。通信ネットワークNは、具体的には、インターネットや電気通信事業者等の電話回線網や携帯電話通信網等である。
次に、地図サーバ10の構成について説明する。
地図サーバ10は、制御部11と、操作部12と、表示部13と、記憶部14と、通信部15と、を備えて構成されている。
表示部13は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイを備え、制御部11から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
次に、識別サーバ20の構成について説明する。
識別サーバ20は、制御部21と、操作部22と、表示部23と、記憶部24と、通信部25と、を備えて構成されている。
表示部23は、例えば、LCDなどのディスプレイを備え、制御部21から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
広告配信サーバ30は、制御部31と、操作部32と、表示部33と、記憶部34と、通信部35と、を備えて構成されている。
表示部33は、例えば、LCDなどのディスプレイを備え、制御部31から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。
次に、端末装置40の構成について説明する。
端末装置40は、制御部41と、操作部42と、表示部43と、記憶部44と、現在位置検出部45と、通信部46と、を備えて構成されている。
形成されたタッチパネルと、を備え、ユーザからの操作入力を受け付けて、操作入力に応じた操作信号を制御部41へと出力する。
表示部43は、例えば、LCD、有機EL(Electro Luminescence)素子を用いたFPD(Flat Panel Display)などのディスプレイを備え、制御部41から出力された表示制御信号に基づいた画像を表示画面に表示する。例えば、表示部43は、制御部41から出力された表示用データ(地図データ等)に基づいて、各種情報(例えば、地図画面やアイコン、経路案内等の表示情報等)を表示する。
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の具体的な動作について、図2のフローチャートを参照して説明する。具体的には、識別サーバ20が、端末装置40の位置情報のログを解析して特徴パターンを抽出し、端末装置40を所持する個人を識別する処理を説明する。この処理は、識別サーバ20の制御部21が、地図サーバ10から送信された端末装置40の位置情報のログを取得したことを契機として開始される。
まず、端末装置40の制御部41は、自装置の位置情報を取得する。ここで、位置情報には、少なくとも現在位置検出部45により検出された現在位置(緯度、経度)及び当該現在位置が取得された時刻が含まれる。
次に、制御部41は、取得した位置情報を、通信部46を介して地図サーバ10に送信する。
なお、端末装置40の制御部41による上記の各処理は、端末装置40にインストールされた地図アプリの起動の有無にかかわらず、地図アプリの一つの機能として実施される。これらの処理は、定期的に所定間隔(例えば5秒間隔)で行われるが、これに限定されるものではなく、状況に応じて任意の間隔に変更可能である。
以下、識別サーバ20が、端末装置40の位置情報ログを解析して特徴パターンを抽出し、端末装置40を所持する個人を識別する処理を説明する。
また、例えば、旅行で何日も同じ宿屋Aに滞在するパターン(旅行時間の比較的多くの時間を同じ宿屋で過ごすパターン)は比較的珍しいため、重みを大きくするようにしてもよい。また、比較的長い時間(例えば数分以上)滞在した店舗の組み合わせを特徴パターンと見做すようにしてもよい。
制御部21は、一致度が所定値以上であると判定した場合(ステップS103:YES)、ステップS104へと移行する。
一方、制御部21は、一致度が所定値未満であると判定した場合(ステップS103:NO)、既に登録されている特徴パターンと一致しないと判定し、ステップS101で抽出された位置情報ログの特徴パターンを新たな個人(ユーザ)の特徴パターンとして登録する(ステップS105)。この登録内容は、識別サーバ20の記憶部24に記憶される。
図4に示す例では、位置情報ログの特徴パターンAがユーザAの特徴パターン、特徴パターンBがユーザBの特徴パターン、特徴パターンCがユーザCの特徴パターンとして予め登録されている。ここで、ステップS101において、特徴パターンXが抽出された場合、この特徴パターンXと、上記の特徴パターンA、特徴パターンB及び特徴パターンCの各々と比較して一致度が評価される。図4に示す例では、特徴パターンAとの一致度が30、特徴パターンBとの一致度が10、特徴パターンCとの一致度が90と評価されている。特徴パターンA及び特徴パターンBとの一致度は、所定値である50を下回っているので、特徴パターンXは特徴パターンA及び特徴パターンBと一致しないと判定される。一方、特徴パターンCとの一致度は、所定値である50を上回っているので、特徴パターンXは特徴パターンCと一致すると判定され、特徴パターンXのユーザがユーザCであると識別される。
以下、制御部21が、ステップS102で評価された一致度(即ち、個人識別の正確性における確信度)に基づいて、識別されたユーザのログイン手順を制御する処理を説明する。
制御部21は、確信度が「最高」であると判定した場合(ステップS201:YES)、ステップS202へと移行する。図6に示す例では、特徴パターン情報T21「パターンD」のケースに相当する。
一方、制御部21は、確信度が「最高」でないと判定した場合(ステップS201:NO)、ステップS203へと移行する。
制御部21は、確信度が「高」であると判定した場合(ステップS203:YES)、ステップS204へと移行する。図6に示す例では、特徴パターン情報T21「パターンB」のケースに相当する。
一方、制御部21は、確信度が「高」でないと判定した場合(ステップS203:NO)、ステップS205へと移行する。
制御部21は、確信度が「中」であると判定した場合(ステップS205:YES)、ステップS206へと移行する。図6に示す例では、特徴パターン情報T21「パターンA」のケースに相当する。
一方、制御部21は、確信度が「中」でないと判定した場合(ステップS205:NO)、確信度が「低」であると判定し、処理を終了する。図6に示す例では、特徴パターン情報T21「パターンC」のケースに相当する。なお、制御部21は、確信度が「低」であると判定した場合、ユーザの識別が間違っている可能性が少なくないために、通常時と同様、ID及びパスワードの入力を要求して処理を終了する。
上記のように、ハッシュ値を用いてユーザを分類することで、分類後のユーザ群に対して効果的に広告表示やサービス提供、レコメンドなどの情報提供や販促を実施することができる。
また、例えば、分類後のユーザ群に対して広告を提供し、その広告に対するユーザの反応を解析することで、ユーザ群の興味関心を推定することもできる。例えば、広告配信サーバ30を介してあるユーザ群に対してローンの広告を出したとして、その広告に対するユーザの反応がよかった(例えばユーザの多くが当該広告のサイトにアクセスした等)場合、そのユーザ群は、ローンに興味関心があるユーザ群であると推定される。従って、このユーザ群に対して別のローンの広告を出してみたり、銀行の広告を出してみたりする等、ユーザ群の興味関心に応じた情報提供や販促を実施することができる。
また、広告に対するユーザの反応を解析することで、例えば、広告に対するユーザの反応が共通するユーザ群同士を一のユーザ群として統合する処理を行うようなことも可能である。これにより、さらに効果的に情報提供や販促を実施することができる。
提携先では、提供されたハッシュ値に基づいて分類したユーザ群に対して広告を提供し、その広告に対するユーザの反応を解析することで、ユーザ群の興味関心を推定する。これにより、ユーザ群の興味関心に応じた情報提供や販促を実施することが可能となる。
また、ハッシュ値を用いることで、個人を特定(識別)することなく、同じ行動を取る、即ち、同等の生活スタイルを送っているユーザ毎に分類することができる。これは、即ち、同じ行動を取るということを、一つの属性(デモグラフィック)として見做すことができることを意味する。従って、個人識別の有無を問わず、共通性のある端末装置40に対し、共通の情報提供や販促を実施することができる。
以下、制御部21が、ステップS102で評価された一致度(即ち、個人識別の正確性における確信度)に基づいて、識別されたユーザに対して提供する情報の内容(カテゴリ)を制御する処理を説明する。
制御部21は、確信度が「高」であると判定した場合(ステップS301:YES)、ステップS302へと移行する。図8に示す例では、特徴パターン情報T31「パターンB」及び「パターンD」のケースに相当する。
一方、制御部21は、確信度が「高」でないと判定した場合(ステップS301:NO)、ステップS303へと移行する。
上記のユーザとSNS上の友人であるユーザのSNSコンテンツの更新情報を通知させる処理は、仮にユーザの識別が間違っていた場合、プライバシー侵害等の問題が生じる虞が高い処理である。そのため、確信度が「高」であると評価された場合のように、ユーザの識別が間違っている可能性が少ないケースに限定して実施することで、不都合を回避することができる。
制御部21は、確信度が「中」であると判定した場合(ステップS303:YES)、ステップS304へと移行する。図8に示す例では、特徴パターン情報T31「パターンA」のケースに相当する。
一方、制御部21は、確信度が「中」でないと判定した場合(ステップS303:NO)、確信度が「低」であると判定し、処理を終了する。図8に示す例では、特徴パターン情報T31「パターンC」のケースに相当する。なお、制御部21は、確信度が「低」であると判定した場合、ユーザの識別が間違っている可能性が少なくないために、情報提供を行うことなく、処理を終了する。
また、ステップS304において、制御部21は、提携するショッピングサイトを運営するウェブサーバ(図示省略)等を介して、ユーザの端末装置40の表示部43に当該ユーザが過去に閲覧済みの商品を表示させる。例えば、識別されたユーザが過去にエアコンのカバーを閲覧していた場合、当該ユーザの端末装置40の表示部43に当該エアコンのカバーを表示させる。
上記のユーザの興味関心やユーザの属性に応じた広告を配信させる処理やユーザが過去に閲覧済みの商品を表示させる処理は、仮にユーザの識別が間違っていた場合であっても、プライバシー侵害等の問題が生じる虞が低い処理である。そのため、確信度が「低」であると評価された場合のように、ユーザの識別が間違っている可能性が少なくないケースであっても、不都合が生じない。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置(識別サーバ20)は、情報端末(端末装置40)の位置情報のログを取得する取得手段(制御部21)と、取得手段により取得された位置情報ログに基づいて、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する抽出手段(制御部21)と、抽出手段により抽出された特徴パターンに基づいて、個人を識別する識別手段(制御部21)と、を備える。
従って、本実施形態に係る情報処理装置によれば、ユーザを識別するためのIDを取得できないような場合であっても端末装置40を所持する個人(ユーザ)を識別することができるので、ユーザを識別するためのIDに依存することなく、ネットサービスの個別化や自動ログイン等を推進することができ、ユーザに対して効果的な情報提供や販促を行うことができる。
従って、本実施形態に係る情報処理装置によれば、パターン毎にそのパターンに応じた個人の識別を行うことができるので、識別精度を向上させることができる。
従って、本実施形態に係る情報処理装置によれば、個人の識別に際し、特徴パターンの一致の程度を判断することができるので、個人識別の正確性における確信度に応じてさまざまな情報処理を行うことができる。
従って、本実施形態に係る情報処理装置によれば、個人の識別において価値が高い場所を重視することができるので、個人識別の正確性を向上させることができる。
従って、本実施形態に係る情報処理装置によれば、個人識別の正確性における確信度に応じてログイン手順の厳格さを差別化することができるので、ユーザの利便性の向上やプライバシー保護を実現することができる。
従って、本実施形態に係る情報処理装置によれば、個人識別の正確性における確信度に応じてユーザに対して提供する情報の内容(カテゴリ)を差別化することができるので、ユーザのプライバシーを保護しつつ、ユーザに対して効果的な情報提供や販促を実施することができる。
従って、本実施形態に係る情報処理装置によれば、パターン内容を秘匿したまま共通性のあるユーザ毎に分類することができるので、ユーザのプライバシー上の懸念や抵抗感を低減しつつ、ユーザに対し効果的に情報提供や販促を実施することができる。
例えば、上記実施形態では、識別サーバ20が、端末装置40の位置情報のログを解析して特徴パターンを抽出し、端末装置40を所持する個人を識別する処理を行うようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、端末装置40が、位置情報のログを解析して特徴パターンを抽出し、端末装置40を所持する個人を識別する処理を行うようにしてもよい。
次に、端末装置40の制御部41は、自装置の位置情報を取得する。次いで、取得した位置情報のログを解析して、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する。
次に、制御部41は、抽出された位置情報ログの特徴パターンと予め登録された特徴パターンとを照合して個人(自装置のユーザ)を識別する。なお、特徴パターンの照合方法としては、実施形態と同様、特徴パターンを数値化して一致度を評価する方法を用いるようにしてもよい。
そして、端末装置40の制御部41は、抽出された位置情報ログの特徴パターンと予め登録された特徴パターンとを照合した結果、自装置のユーザとして識別した場合、その特徴パターンのパターン内容を含む照合結果を識別サーバ20やその他のサーバ(地図サーバ10、広告配信サーバ30等)に送信する。これにより、例えば、提携する各種サービス(例えば、地図アプリやその他のコンテンツ)において当該ユーザの自動ログイン処理を行ったり、パターン内容をハッシュ値に変換してハッシュ値が共通するユーザ毎に分類したうえで情報提供や販促を実施したりする等、実施形態と同様のさまざまな情報処理を行うことが可能となる。
10 地図サーバ
11 制御部
12 操作部
13 表示部
14 記憶部
15 通信部
20 識別サーバ(情報処理装置)
21 制御部(取得手段、抽出手段、識別手段、ログイン制御手段、ハッシュ値変換手段、情報制御手段)
22 操作部
23 表示部
24 記憶部
25 通信部
30 広告配信サーバ
31 制御部
32 操作部
33 表示部
34 記憶部
35 通信部
40 端末装置(情報端末)
41 制御部
42 操作部
43 表示部
44 記憶部(記憶手段)
45 現在位置検出部
46 通信部
Claims (16)
- 情報端末の位置情報のログを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された位置情報ログに基づいて、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された特徴パターンに基づいて、個人を識別する識別手段と、
を備え、
前記識別手段は、前記抽出手段により抽出された特徴パターンを解析し、当該解析された特徴パターン同士の一致度を評価して個人を識別し、
前記識別手段による一致度の評価に基づいて、前記識別された個人のログイン手順を制御するログイン制御手段を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記識別手段による一致度の評価に基づいて、前記識別された個人に対して提供する情報の内容を制御する情報制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 情報端末の位置情報のログを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された位置情報ログに基づいて、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された特徴パターンに基づいて、個人を識別する識別手段と、
を備え、
前記識別手段は、前記抽出手段により抽出された特徴パターンを解析し、当該解析された特徴パターン同士の一致度を評価して個人を識別し、
前記識別手段による一致度の評価に基づいて、前記識別された個人に対して提供する情報の内容を制御する情報制御手段を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記特徴パターンは、滞在場所及び時間のパターンを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記特徴パターンは、滞在場所間の移動ルート及び移動手段の少なくとも一方のパターンを含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記特徴パターンは、週毎の行動パターンを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記特徴パターンは、自宅及び職場の往復パターンを含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記特徴パターンは、歩き方による振動波形のパターンを含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記特徴パターンは、長期滞在の重みパターンを含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記識別手段は、前記一致度を評価する際、記録される位置情報の数が多い場所ほど比重を小さくし、記録される位置情報の数が少ない場所ほど比重を大きくすることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 前記抽出手段により抽出された特徴パターンのパターン内容をハッシュ値に変換するハッシュ値変換手段を備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
- 位置情報の特徴パターンを予め記憶する記憶手段を備え、
前記識別手段は、前記抽出手段により抽出された特徴パターンと前記記憶手段に記憶された特徴パターンとに基づいて、個人を識別することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 情報処理装置の情報処理方法であって、
情報端末の位置情報のログを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された位置情報ログに基づいて、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップで抽出された特徴パターンに基づいて、個人を識別する識別ステップと、
を含み、
前記識別ステップは、前記抽出ステップで抽出された特徴パターンを解析し、当該解析された特徴パターン同士の一致度を評価して個人を識別し、
前記識別ステップにおける一致度の評価に基づいて、前記識別された個人のログイン手順を制御するログイン制御ステップを含む情報処理方法。 - 情報処理装置の情報処理方法であって、
情報端末の位置情報のログを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得された位置情報ログに基づいて、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップで抽出された特徴パターンに基づいて、個人を識別する識別ステップと、
を含み、
前記識別ステップは、前記抽出ステップで抽出された特徴パターンを解析し、当該解析された特徴パターン同士の一致度を評価して個人を識別し、
前記識別ステップにおける一致度の評価に基づいて、前記識別された個人に対して提供する情報の内容を制御する情報制御ステップを含む情報処理方法。 - コンピュータを、
情報端末の位置情報のログを取得する取得手段、
前記取得手段により取得された位置情報ログに基づいて、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する抽出手段、
前記抽出手段により抽出された特徴パターンに基づいて、個人を識別する識別手段、
として機能させ、
前記識別手段は、前記抽出手段により抽出された特徴パターンを解析し、当該解析された特徴パターン同士の一致度を評価して個人を識別し、
前記識別手段による一致度の評価に基づいて、前記識別された個人のログイン手順を制御するログイン制御手段、
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
情報端末の位置情報のログを取得する取得手段、
前記取得手段により取得された位置情報ログに基づいて、当該位置情報ログの特徴パターンを抽出する抽出手段、
前記抽出手段により抽出された特徴パターンに基づいて、個人を識別する識別手段、
として機能させ、
前記識別手段は、前記抽出手段により抽出された特徴パターンを解析し、当該解析された特徴パターン同士の一致度を評価して個人を識別し、
前記識別手段による一致度の評価に基づいて、前記識別された個人に対して提供する情報の内容を制御する情報制御手段、
として機能させるためのプログラム。
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