JP6917882B2 - ジッパーテープ付き袋の製造方法およびジッパーテープ付き袋の製造装置 - Google Patents
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Description
上記の構成によれば、シールバーがジッパーテープをフィルムに接合するときに、第4のフランジは第2のガイドプレートと第2のフランジとの間に位置し、フィルムには接していない。これによって、例えば断熱構造を有する特殊なシールバーを用いなくても、第4のフランジとフィルムとの間の非接合部分を確実に形成することができる。
上記の構成によれば、追加的に、第1のフランジとフィルムとの間の非接合部分を確実に形成することができる。
上記の構成によれば、シールバーの上流側および下流側の両方でジッパーテープの幅方向の位置を安定させ、フィルムにジッパーテープが接合される位置の精度を向上させることができる。
上記の構成によれば、シールバーがジッパーテープをフィルムに接合するときに、第4のフランジは第2のガイドプレートと第2のフランジとの間に位置し、フィルムには接していない。これによって、例えば断熱構造を有する特殊なシールバーを用いなくても、第4のフランジとフィルムとの間の非接合部分を確実に形成することができる。
上記の構成によれば、追加的に、第1のフランジとフィルムとの間の非接合部分を確実に形成することができる。
上記の構成によれば、シールバーの上流側および下流側の両方でジッパーテープの幅方向の位置を安定させ、フィルムにジッパーテープが接合される位置の精度を向上させることができる。
図1および図2を参照して、本発明の第1の実施形態に係る製造方法によって製造されるジッパーテープ付き袋の構成について説明する。図1は、ジッパーテープ付き袋の平面図である。図2は、図1に示すジッパーテープ付き袋のII−II線断面図である。
図3から図6を参照して、本発明の第1の実施形態に係るジッパーテープ付き袋の製造方法について説明する。図3は、本実施形態に係る製造方法が実行される三方製袋機を示す斜視図である。図4は、図3に示す三方製袋機においてフィルムにジッパーテープを接合するシールバー付近の構成を示す平面図である。図5は図4のV−V線断面図であり、図6は図4のVI−VI線断面図である。
以上で説明したような本発明の第1の実施形態に係るジッパーテープ付き袋100の製造方法では、内部側ガイドプレート631Bに形成された切り欠き632Bを用いてジッパーテープ120の雌内部側フランジ124Bを雄内部側フランジ123Bと同じ側に移動させることによって、シールバー630がジッパーテープ120をフィルム110に接合するときには雌内部側フランジ124Bがフィルム110Bに接しないようにし、雌内部側フランジ124Bとフィルム110との間の非接合部分を形成することができる。本実施形態では、シールバー630に断熱構造などを設ける必要はなく、通常の場合と同じものを使用できる。また、ジッパーテープ120の内部側ガイドプレート631Bへの通し方を変更して雌内部側フランジ124Bが切り欠き632Bを通過しないようにすれば、非接合部分が形成されない通常のジッパーテープ付き袋を製造することもできる。内部側ガイドプレート631Bを利用した非接合部分の形成は、雌内部側フランジ124Bとフィルム110Bとを位置的に分離するため、例えば材料の断熱性に依存して非接合部分を形成する場合よりも容易かつ確実に非接合部分を形成することができる。
図7は、本発明の第2の実施形態に係る製造方法によって製造されるジッパーテープ付き袋の断面図である。図7に示されるように、ジッパーテープ付き袋200は、上記の第1の実施形態と同様の袋本体を形成するフィルム110と、ジッパーテープ120とを含む。ジッパーテープ120は、雌側係合部122(第1の係合部)、雄側係合部121(第2の係合部)、雌側基部124(第1の基部)、および雄側基部123(第2の基部)を含む。雌側基部124は雌開口側フランジ124A(第1のフランジ)および雌内部側フランジ124B(第2のフランジ)を含み、雄側基部123は雄内部側フランジ123B(第3のフランジ)および雄開口側フランジ123A(第4のフランジ)を含む。
図10は、本発明の第3の実施形態に係る製造方法によって製造されるジッパーテープ付き袋の断面図である。図10に示されるように、ジッパーテープ付き袋300は、上記の第1の実施形態と同様の袋本体を形成するフィルム110と、ジッパーテープ120とを含む。ジッパーテープ120は、雄側係合部121(第1の係合部)、雌側係合部122(第2の係合部)、雄側基部123(第1の基部)、および雌側基部124(第2の基部)を含む。雄側基部123は雄開口側フランジ123A(第1のフランジ)および雄内部側フランジ123B(第2のフランジ)を含み、雌側基部124は雌開口側フランジ124A(第3のフランジ)および雌内部側フランジ124B(第4のフランジ)を含む。
図13は、本発明の実施形態の変形例に係るジッパーテープ付き袋の平面図である。上記で説明された第1の実施形態に係るジッパーテープ付き袋100では、ボトムシール部112およびサイドシール部113が形成される一方で、トップシール部が形成されないことによって袋本体の開口部114が形成された。これに対して、図13に示されたジッパーテープ付き袋400では、ボトムシール部112およびサイドシール部113に加えてトップシール部115が形成され、サイドシール部113に設けられた切り込み116を起点にしてトップシール部115とジッパーテープ120との間を切断することによって事後的に袋本体に開口部114が形成される。
Claims (8)
- 第1の係合部、前記第1の係合部に係合する第2の係合部、前記第1の係合部の根部から幅方向両側にそれぞれ延びる第1のフランジおよび第2のフランジを含む第1の基部、および前記第2の係合部の根部から幅方向両側にそれぞれ延びる第3のフランジおよび第4のフランジを含む第2の基部を断面形状に含む長尺状のジッパーテープと、少なくとも1対の対向面を含む袋本体とを備えるジッパーテープ付き袋の製造方法であって、
前記1対の対向面を形成するフィルムを、前記第1の基部および第2の基部にそれぞれ対向させる第1の工程と、
前記ジッパーテープを長手方向に搬送しながら、前記ジッパーテープの長手方向に延びる第1のガイドプレートを前記第1のフランジと前記第3のフランジとの間に介挿するとともに、前記第1のガイドプレートに対して前記ジッパーテープの幅方向に並列された第2のガイドプレートを前記第2のフランジと前記第4のフランジとの間に介挿する第2の工程と、
前記ジッパーテープを長手方向に搬送しながら、前記第2のガイドプレートに設けられた前記ジッパーテープの幅方向に延びる第1の切り欠きを介して、前記第4のフランジを前記第2のガイドプレートと前記フィルムとの間から前記第2のガイドプレートと前記第2のフランジとの間に移動させる第3の工程と、
前記ジッパーテープの搬送方向について前記第1の切り欠きよりも下流側で、前記フィルムの外側から前記第1のガイドプレートおよび前記第2のガイドプレートを挟み込むシールバーを用いて前記第1の基部および第2の基部のそれぞれを前記フィルムに接合する第4の工程と
を含むジッパーテープ付き袋の製造方法。 - 前記第2の工程と前記第4の工程との間で、前記第1のガイドプレートに設けられた前記ジッパーテープの幅方向に延びる第2の切り欠きを介して前記第1のフランジを前記第1のガイドプレートと前記フィルムとの間から前記第1のガイドプレートと前記第3のフランジとの間に移動させる工程をさらに含む、請求項1に記載のジッパーテープ付き袋の製造方法。
- 前記第4の工程の後に、前記ジッパーテープを長手方向に搬送しながら、前記第2のガイドプレートに設けられた前記ジッパーテープの幅方向に延びる第3の切り欠きを介して前記第4のフランジを前記第2のガイドプレートと前記フィルムとの間に戻す工程と、
前記第4の工程の後に、前記ジッパーテープを長手方向に搬送しながら、前記第1のガイドプレートに設けられた前記ジッパーテープの幅方向に延びる第4の切り欠きを介して前記第1のフランジを前記第1のガイドプレートと前記フィルムとの間に戻す工程と
をさらに含む、請求項2に記載のジッパーテープ付き袋の製造方法。 - 前記第4の工程の後に、前記ジッパーテープを長手方向に搬送しながら、前記第2のガイドプレートに設けられた前記ジッパーテープの幅方向に延びる第3の切り欠きを介して前記第4のフランジを前記第2のガイドプレートと前記フィルムとの間に戻す工程をさらに含む、請求項1または請求項2に記載のジッパーテープ付き袋の製造方法。
- 第1の係合部、前記第1の係合部に係合する第2の係合部、前記第1の係合部の根部から幅方向両側にそれぞれ延びる第1のフランジおよび第2のフランジを含む第1の基部、および前記第2の係合部の根部から幅方向両側にそれぞれ延びる第3のフランジおよび第4のフランジを含む第2の基部を断面形状に含む長尺状のジッパーテープと、少なくとも1対の対向面を含む袋本体とを備えるジッパーテープ付き袋の製造装置であって、
前記1対の対向面を形成するフィルムを供給するフィルム供給部と、
前記第1の基部および第2の基部がそれぞれ前記フィルムに対向するように前記ジッパーテープを供給するテープ供給部と、
前記ジッパーテープの長手方向に延び、少なくとも一部の区間が前記第1のフランジと前記第3のフランジとの間に介挿される第1のガイドプレートと、
前記ジッパーテープの長手方向に延び、前記第1のガイドプレートに対して前記ジッパーテープの幅方向に並列され、前記ジッパーテープの幅方向に延びる第1の切り欠きを有し、前記ジッパーテープの搬送方向について前記第1の切り欠きよりも上流側の第1の区間では前記第2のフランジと前記第4のフランジとの間に介挿され、前記ジッパーテープの搬送方向について前記第1の切り欠きよりも下流側の第2の区間では前記第4のフランジと前記フィルムとの間に介挿される第2のガイドプレートと、
前記第2の区間で、前記フィルムの外側から前記第1および第2のガイドプレートを挟み込むシールバーと
を備えるジッパーテープ付き袋の製造装置。 - 前記第1のガイドプレートは、前記ジッパーテープの幅方向に延びる第2の切り欠きを有し、前記ジッパーテープの搬送方向について前記第2の切り欠きよりも上流側の区間では前記第1のフランジと前記第3のフランジとの間に介挿され、前記ジッパーテープの搬送方向について前記第2の切り欠きよりも下流側の区間では前記第1のフランジと前記フィルムとの間に介挿される、請求項5に記載のジッパーテープ付き袋の製造装置。
- 前記ジッパーテープの搬送方向について前記シールバーよりも下流側で、前記第2のガイドプレートに、前記第4のフランジを前記第2のガイドプレートと前記第2のフランジとの間から前記第2のガイドプレートと前記フィルムとの間に戻すための、前記ジッパーテープの幅方向に延びる第3の切り欠きが設けられ、
前記ジッパーテープの搬送方向について前記シールバーよりも下流側で、前記第1のガイドプレートに、前記第1のフランジを前記第1のガイドプレートと前記第3のフランジとの間から前記第1のガイドプレートと前記フィルムとの間に戻すための、前記ジッパーテープの幅方向に延びる第4の切り欠きが設けられる、請求項6に記載のジッパーテープ付き袋の製造装置。 - 前記ジッパーテープの搬送方向について前記シールバーよりも下流側で、前記第2のガイドプレートに、前記第4のフランジを前記第2のガイドプレートと前記第2のフランジとの間から前記第2のガイドプレートと前記フィルムとの間に戻すための、前記ジッパーテープの幅方向に延びる第3の切り欠きが設けられる、請求項5または請求項6に記載のジッパーテープ付き袋の製造装置。
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