JP6917840B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機に関するものである。
回転電機は、駆動中に発生する音(すなわち、モータ音)として、高次数の単音を発生することが知られている。高次数の単音は、回転電機の周囲に好ましくない音色としてとらえられる虞がある。ここで、回転電機は、例えば、回転電機を電気自動車(EV(Electric Vehicle))やハイブリット自動車(HEV(Hybrid Electric Vehicle))に使用することが考えられる。この場合、回転電機のモータ音が自動車の乗員に好ましくない感じを与えることが考えられる。
ところで、モータ音を小さく抑える回転電機として、ロータの外周面に凹部が形成されたものが知られている。この回転電機によれば、ロータの外周面に凹部を形成することによりトルク脈動を低減させて、回転電機から発生する音を小さく抑えることが可能とされている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4449035号公報
このように、特許文献1の回転電機によれば、ロータの外周面に凹部を形成することにより、トルク脈動を低減させて回転電機の音を小さくすることは可能とされている。
一方、例えば、回転電機を電気自動車やハイブリット自動車に使用する場合、回転電機のモータ音を、例えば乗員に心地よい感覚を与えるモータ音を回転電機から発生させることが好ましい。
しかし、特許文献1の回転電機では、回転電機のモータ音を聞いた乗員が心地よい感覚を得ることは難しい。
そこで、この発明は、心地よい感覚を得ることができる音を発生する回転電機を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明の回転電機(例えば、実施形態の回転電機1,50,60,70,80)は、ロータコア(例えば、実施形態のロータコア21,52,62,72,82)に磁石(例えば、実施形態の磁石23,23A,23B,23C)が装着されたロータ(例えば、実施形態のロータ20)と、ステータコア(例えば、実施形態のステータコア11,51,61)にコイル(例えば、実施形態のコイル13)が装着されたステータ(例えば、実施形態のステータ10)と、を備え、前記ロータコアの外周面(例えば、実施形態のロータコアの外周面21a,52a,62a,72a,82a)および前記ステータコアの内周面(例えば、実施形態のステータコアの内周面11a,51a,61a)の両方に、周方向の極毎に設定された電磁領域の繰返し形状とは異なる非同一形状部(例えば、実施形態の第1非同一形状部31〜38,84,85、第2非同一形状部43〜48)が設けられ、前記ロータの非同一形状部及び前記ステータの非同一形状部は、それぞれ周方向に対して均等の間隔で形成され、前記ロータの非同一形状部は、前記ステータの反対側にV字状に凹むように凹状に形成され、前記ステータの非同一形状部は、隣接する2個のスロット(例えば、実施形態のスロット42)のスロット開口(例えば、実施形態のスロット開口42a)が連通されることにより、前記ロータの反対側に凹むように凹状に形成されている、ことを特徴とする。
このように、ロータの外周面およびステータの内周面の両方に、非同一形状部が設けられている。非同一形状部は、周方向の極毎に設定された電磁領域の繰返し形状とは異なるように形成されている。非同一形状部により低次数の音を発生させることができる。
回転電機の基本次数の音に、非同一形状部による低次数の音を追加することにより、低次数の音および基本次数の音が和音として合成して、運転者にとって高揚感や心地よい感覚を得ることができる音を発生する。
また、非同一形状部による低次数の音を追加しても、回転電機の基本次数のトルクリプルを打ち消すことなく、そのまま残すことができる。これにより、回転電機の基本性能を低下させることなく、運転者にとって高揚感や心地よい感覚を得ることができる音を発生することができる。
さらに、ロータとステータとの両方に非対称形状を形成することにより、様々な次数の振幅(トルク振幅)を発生させることが可能である。加えて、非対称形状の数を変更することで発生させる周波数の調整も可能となる。
このように、ロータの非同一形状部を凹状に形成し、さらに、ステータの非同一形状部を凹状に形成した。よって、ロータおよびステータの非同一形状部がロータを回転する際の邪魔になることはない。また、ロータおよびステータの非同一形状部を凹状に形成することにより、ロータおよびステータ間の間隙を調整する必要がない。
これにより、回転電機のコストを抑えた状態で、回転電機に非同一形状部を得ることができる。
請求項に記載した発明は、前記非同一形状部前記凹状の深さ寸法(例えば、実施形態の第1非同一形状部の深さ寸法H1,H2)は、発生するトルク振幅の大きさにより決定されたことを特徴とする。
このように、非同一形状部の凹状の深さ寸法を調整することにより、非同一形状部により発生する振幅の大きさ(すなわち、音の大きさ)を変化させることができる。よって、非同一形状部の凹状の深さ寸法を調整することにより、調整した非同一形状部で低次数の音を発生させることができる。これにより、運転者にとって高揚感や心地よい感覚を得ることができる音を発生することができる。
請求項に記載した発明は、前記非同一形状部は、前記ロータに形成された非同一形状
部であることを特徴とする。
ここで、ロータに磁石を装着する手段として、例えば、磁石をロータに埋設することが知られている。このロータの場合、ロータの外周面に非同一形状部を形成する領域を比較的確保し易い。加えて、このロータの場合、非同一形状部の凹状の深さ寸法を調整し易い。これにより、回転電機のコストを抑えた状態で、回転電機に非同一形状部を得ることができる。
この発明によれば、ロータの外周面およびステータの内周面の両方に、非同一形状部が設けられている。これにより、心地よい感覚を得ることができる音を発生することができる。
本発明の第1実施形態に係る回転電機を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る回転電機のステータおよびロータを軸線に対して交差する方向に破断した断面図である。 本発明の第1実施形態に係る回転電機において図2のIII部を拡大した状態を示す断面図である。 図4(a)は比較例の回転電機が発生する周波数分布を示すグラフであり、図4(b)は本発明の第1実施形態に係る回転電機が発生する周波数分布を示すグラフである。 本発明の第2実施形態に係る回転電機のステータおよびロータを示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る回転電機が発生する周波数分布を示すグラフである。 本発明の第3実施形態に係る回転電機のステータおよびロータを示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る回転電機が発生する周波数分布を示すグラフである。 本発明の第4実施形態に係る回転電機のステータおよびロータを示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る回転電機が発生する周波数分布を示すグラフである。 本発明の第5実施形態に係る回転電機のステータおよびロータを示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係る回転電機が発生する周波数分布を示すグラフである。
次に、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、回転電機1として、ハイブリッド自動車や電気自動車のような車両用の駆動ユニットに採用するモータについて説明する。但し、本発明の構成は、車両用の駆動ユニットに採用するモータに限らず、発電用モータやその他の用途のモータ、または車両用以外の回転電機(発電機を含む)にも適用可能である。
[第1実施形態]
図1に示すように、回転電機1は、例えばハイブリッド自動車や電気自動車のような車両に搭載される走行用モータである。回転電機1は、ハウジング2と、ステータ10と、ロータ20と、シャフト4とを備えている。ハウジング2は、ステータ10およびロータ20を収容するとともに、シャフト4を回転可能に支持している。なお、ステータ10、ロータ20およびシャフト4は、それぞれ軸線Cを共通軸線として配置されている。
以下、軸線Cの延びる方向を軸方向と称し、軸線Cに直交する方向を径方向と称し、軸線C回りに周回する方向を周方向と称して説明する。また、各図中において矢印Zは軸方向、矢印Rは径方向、矢印θは周方向をそれぞれ示している。
ステータ10は、ステータコア11と、ステータコア11に装着された複数層(例えば、U相、V相、W相)のコイル13と、を備えている。ステータ10は、コイル13に電流が流れることにより磁界を発生する。ステータコア11は、軸方向に延在する円筒状に形成されている。ステータコア11は、例えば電磁鋼板を軸方向に複数枚積層することにより形成されている。
ロータ20は、ステータ10の径方向内側に配置されている。ロータ20は、ロータコア21と、ロータコア21に装着された磁石23と、ロータコア21の軸方向両端面に接して配置された端面板25とを備えている。ロータコア21は、軸方向に一様に延在する円筒状に形成され、ステータコア11の内周面11aに対向配置されている。ロータコア21は、例えば電磁鋼板を軸方向に複数枚積層することにより形成されている。ロータコア21の内側には、シャフト4が挿入され、圧入などにより固定されている。これにより、ロータコア21は、シャフト4と一体となって、軸線C回りに回転可能になっている。ロータ20は、ステータ10において発生する磁界が磁石23と反発または吸引することにより回転駆動される。
図2、図3に示すように、ロータ20は、ロータコア21に複数の磁石23が埋設されている。ここで、ロータ20の構成の理解を容易にするために、複数の磁石23のうち、軸線C方向から見てV字状に配置されている3個の磁石23を、便宜的に、磁石23A,23B,23Cとして説明する。
複数の磁石23のうち、隣接する3個の磁石23A,23B,23Cは、軸線C方向から見てV字状に配置されている。
具体的には、磁石23Bは、ロータコア21の外周面21aに対して軸線C側にある程度の間隔をおいて配置されている。磁石23Aは、磁石23Bの一端23Ba側から磁石23Bに対して離れる方向で、かつ、ロータコア21の外周面21aへ向けて傾斜状に配置されている。磁石23Cは、磁石23Bの他端23Bb側から磁石23Bに対して離れる方向で、かつ、ロータコア21の外周面21aに向けて傾斜状に配置されている。
隣接する3個の磁石23A,23B,23Cは、ロータコア21の周方向に交互に異なる磁極となるようにロータコア21内に磁極として埋設されている。
ロータコア21は、一対の第1非同一形状部(非同一形状部)31,32を有する。一対の第1非同一形状部31,32は、ロータコア21の外周面21aのうち、軸線Cに対して対称に形成されている。
以下、一対の第1非同一形状部31,32のうち、第1非同一形状部31について詳しく説明して、第1非同一形状部32についての詳しい説明を省略する。
第1非同一形状部31は、ロータコア21の外周面21aのうち、隣接する3個の磁石23A,23B,23Cに対向する部位に形成されている。具体的には、第1非同一形状部31は、磁石23Aと磁石23Cとの間の外周面21aに、ステータコア11の内周面11aに対して反対側へV字状に凹むように凹状に形成されている。
ここで、第1非同一形状部31は、軸線Cから径方向外側に延びる直線27上に配置されている。直線27は、軸線Cと、磁極(すなわち、3個の磁石23A,23B,23C)の周方向の中心とを結ぶ直線である。第1非同一形状部31の周方向の中心が軸線C上に配置されている。
また、第1非同一形状部31は、凹状の深さ寸法がH1に形成されている。第1非同一形状部31の深さ寸法H1は、例えば5mmに設定されている。
一対の第1非同一形状部31,32は、周方向の極毎に設定された電磁領域の繰返し形状と異なるように形成されている。一対の第1非同一形状部31,32は、ロータコア21の周方向に均等に配置されている。
ステータ10のステータコア11は、内周面11aに沿って複数配列されたティース41と、ティース41間に形成された複数のスロット42とを有する。スロット42は、ステータコア11の内周面11aに沿って周方向に等ピッチで配列されている。スロット42にコイル13が配置されている。
ステータコア11は、一対の第2非同一形状部(非同一形状部)43,44を有する。一対の第2非同一形状部43,44は、ステータコア11の内周面11aのうち、一対の第1非同一形状部31,32に互いに対向する位置に配置されている。
ロータコア21の一対の第1非同一形状部31,32と、ステータコア11の一対の第2非同一形状部43,44により音発生機構が構成されている。
以下、一対の第2非同一形状部43,44のうち、第2非同一形状部43について詳しく説明して、第2非同一形状部43についての詳しい説明を省略する。
第2非同一形状部43は、ステータコア11の内周面11aのうち、隣接する2個のスロット42,スロット42のスロット開口42aが連通されることにより、ロータコア の反対側に凹むように凹状に形成されている。
一対の第2非同一形状部43,44は、周方向の極毎に設定された電磁領域の繰返し形状と異なるように形成されている。一対の第2非同一形状部43,44は、ステータコア11の周方向に均等に配置されている。
つぎに、ロータコア21の第1非同一形状部31,32およびステータコア11の第2非同一形状部43,44の音発生機構により発生する低次数の音を図2、図4に基づいて説明する。図4(a)のグラフは比較例の回転電機が発生する周波数分布を示し、図4(b)のグラフは第1実施形態の回転電機1が発生する周波数分布を示す。比較例は、第1非同一形状部31および第2非同一形状部43が設けられていない回転電機である。第1実施形態は、一対の第1非同一形状部31,32および一対の第2非同一形状部43,44が設けられた回転電機1である。図4(a)、図4(b)において、縦軸にトルク振幅(Nm)を示し、横軸に周波数(Hz)を示す。
図4(a)に示すように、比較例の回転電機が発生するモータ音は、周波数分布が所定の周波数に集中する。すなわち、比較例の回転電機は、モータ音が高次数の単音であり、乗員に対して心地よい音色とはなり難い。
図4(b)に示すように、第1実施形態の回転電機1が発生するモータ音は、周波数f1(Hz)の刻みで(間隔をおいて)広範囲の周波数に分散する。すなわち、周波数f1(Hz)の刻みで広範囲に異なる音が存在する。
ここで、回転電機1は、ロータコア21の外周面21aに、2個の第1非同一形状部31,32が周方向に対して均等の間隔で形成されている。また、ステータコア11の内周面11aに、2個の第2非同一形状部43,44が周方向に対して均等の間隔で形成されている。
このように、2個の第1非同一形状部31,32や、2個の第2非同一形状部43,44を周方向に対して均等の間隔で形成した場合、周波数f1(Hz)は、
f1(Hz)=(ロータコア21の回転速度)×(非同一形状部の数)
の関係が成立する。
これにより、回転電機1のモータ音として、周波数f1(Hz)の刻みで広範囲に異なる音を発生させることができる。
このように、第1実施形態の回転電機1によれば、ロータコア21の外周面21aに設けられた一対の第1非同一形状部31,32は、周方向の極毎に設定された電磁領域の繰返し形状とは異なるように形成されている。また、ステータコア11の内周面11aに形成された第2非同一形状部43は、周方向の極毎に設定された電磁領域の繰返し形状とは異なるように形成されている。
よって、回転電機1は、一対の第1非同一形状部31,32および一対の第2非同一形状部43,44により低次数の音を発生することができる。さらに、一対の第1非同一形状部31,32および一対の第2非同一形状部43,44により発生する低次数の音を、回転電機1の基本次数の音(すなわち、高次数の単音)に追加できる。
回転電機1の基本次数は、(回転電機1の回転数)×(回転電機1の対極数)で示される。
このように、低次数の音を回転電機1の基本次数の音に加えることにより、
低次数の音と基本次数の音とを和音を合成して、モータ音の周波数分布を、周波数f1(Hz)の刻みで広範囲に拡散させることができる。
この結果、第1実施形態の回転電機1は、運転者にとって高揚感や心地よい感覚を得ることができるモータ音を発生することができる。
また、第1実施形態の回転電機1によれば、一対の第1非同一形状部31,32および一対の第2非同一形状部43,44による低次数の音を追加しても、回転電機1の基本次数のトルクリプルを打ち消すことなく、そのまま残すことができる。これにより、回転電機1の基本性能を低下させることなく、運転者にとって高揚感や心地よい感覚を得ることができる音を発生することができる。
さらに、ロータコア21とステータコア11との両方に、一対の第1非同一形状部31,32および一対の第2非同一形状部43,44が形成されている。よって、例えば、第1非同一形状部の深さ寸法を変更することにより、様々な次数の振幅(トルク振幅)を発生させることが可能である。加えて、非対称形状の数を変更することにより、回転電機1が発生する周波数の調整も可能となる。
ここで、ロータコア21の一対の第1非同一形状部31,32が凹状に形成され、ステータコア11の一対の第2非同一形状部43,44が凹状に形成されている。よって、一対の第1非同一形状部31,32および一対の第2非同一形状部43,44は、ロータ20を回転する際の邪魔になることはない。
また、一対の第1非同一形状部31,32や一対の第2非同一形状部43,44を凹状に形成することにより、ロータコア21およびステータコア11間の間隙を、第1非同一形状部31,32や第2非同一形状部43,44に対応させて調整する必要がない。
これにより、回転電機1のコストを抑えた状態で、回転電機1に一対の第1非同一形状部31,32および一対の第2非同一形状部43,44を形成することができる。
つぎに、第2実施形態〜第5実施形態を図5〜図12に基づいて説明する。なお、第2実施形態〜第5実施形態において、第1実施形態の回転電機1と同一類似構成については同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
[第2実施形態]
図5に示すように、回転電機50は、第1実施形態の回転電機1に対して、ロータコア52に第1非同一形状部31〜34を形成し、ステータコア51に第2非同一形状部43〜46を形成したもので、その他の構成は第1実施形態の回転電機1と同様である。
ロータコア52は、第1実施形態のロータコア21(図2参照)に第1非同一形状部(非同一形状部)33,34を加えたもので、その他の構成はロータコア21と同様である。すなわち、ロータコア52は、第1非同一形状部31,32に加えて、第1非同一形状部33,34が形成されている。第1非同一形状部33,34は、第1非同一形状部31,32と同様に、ロータコア52の外周面52aのうち、軸線Cに対して対称に形成されている。第1非同一形状部33,34は、第1非同一形状部31,32と同じ形状に形成されている。
ここで、4個の第1非同一形状部31〜34は、ロータコア52の外周面52aに周方向に対して不均等の間隔をおいて配置されている。すなわち、第1非同一形状部31と第1非同一形状部33とは、ロータコア52の周方向において比較的近い位置に配置されている。一方、第1非同一形状部32と第1非同一形状部34とは、ロータコア52の周方向において比較的近い位置に配置されている。
ステータコア51は、第1実施形態のステータコア11に第2非同一形状部(非同一形状部)45,46を加えたもので、その他の構成はステータコア11と同様である。すなわち、ステータコア51は、一対の第2非同一形状部43,44に加えて、第2非同一形状部45,46が形成されている。第2非同一形状部45,46は、ステータコア51の内周面51aのうち、第1非同一形状部33,34に互いに対向する位置に配置されている。
第2非同一形状部45,46は、第2非同一形状部43,44と同じ形状に形成されている。4個の第2非同一形状部43〜46は、ロータコア52の第1非同一形状部31〜34と同様に、ステータコア51の内周面51aに周方向に対して不均等の間隔をおいて配置されている。
ロータコア52の第1非同一形状部31〜34と、ステータコア51の第2非同一形状部43〜46により音発生機構が構成されている。
つぎに、ロータコア52の第1非同一形状部31〜34およびステータコア51の第2非同一形状部43〜46の音発生機構により発生する低次数の音を図4(b)、図5、図6に基づいて説明する。図6のグラフは第2実施形態の回転電機50が発生する周波数分布を示す。第2実施形態の回転電機50は、ロータコア52に第1非同一形状部31〜34が設けられ、ステータコア51に第2非同一形状部43〜46が設けられている。図6において、縦軸にトルク振幅(Nm)を示し、横軸に周波数(Hz)を示す。
図6のグラフに示すように、第2実施形態の回転電機50が発生するモータ音は、第1実施形態の回転電機1と同様に、周波数f1(Hz)の刻みで広範囲の周波数に分散する。すなわち、周波数f1(Hz)の刻みで広範囲に異なる音が存在する。
ここで、ロータコア52の外周面52aに、4個の第1非同一形状部31〜34が周方向に対して不均等の間隔で形成されている。また、ステータコア51の内周面51aに、4個の第2非同一形状部43〜46が周方向に対して不均等の間隔で形成されている。
この場合、周波数f1(Hz)は、第1実施形態の回転電機1と同様に、
f1(Hz)=(ロータコア21の回転速度)×(非同一形状部の数)
の関係が成立する。
これにより、回転電機1のモータ音として、周波数f1(Hz)の刻みで広範囲に異なる音を発生させることができる。
一方、第2実施形態の回転電機50は、第1非同一形状部31〜34と第2非同一形状部43〜46との個数が第1実施形態の回転電機1より多い。よって、第1非同一形状部31〜34および第2非同一形状部43〜46により発生する低次数の音を大きくできる。この低次数の音が、回転電機50の基本次数の音に和音として合成される。
これにより、回転電機50が発生するモータ音を、図4(b)、図6のグラフに示すように、第1実施形態の回転電機1に対して、回転電機50のモータ基本次数(すなわち、回転数×対極数)の振幅値(トルク振幅)を大きくできる。よって、回転電機50は、モータ音の周波数を広範囲に拡散させることができ、さらに、モータ音の振幅値(トルク振幅)を大きくできる。この結果、第2実施形態の回転電機50は、運転者にとって高揚感や心地よい感覚を得ることができるモータ音を発生することができる。
[第3実施形態]
図7に示すように、回転電機60は、ロータコア62に第1非同一形状部31,32,35,36を形成し、ステータコア61に第2非同一形状部43,44,47,48を形成したもので、その他の構成は第1実施形態の回転電機1と同様である。
ロータコア62は、第1実施形態のロータコア21(図2参照)に第1非同一形状部35,36(非同一形状部)を加えたもので、その他の構成はロータコア21と同様である。すなわち、ロータコア62は、第1非同一形状部31,32に加えて、第1非同一形状部35,36が形成されている。第1非同一形状部35,36は、第1非同一形状部31,32と同様に、ロータコア62の外周面62aのうち、軸線Cに対して対称に形成されている。第1非同一形状部35,36は、第1非同一形状部31,32と同じ形状に形成されている。
ここで、4個の第1非同一形状部31,32,35,36は、ロータコア62の外周面62aに周方向に対して均等の間隔をおいて配置されている。
ステータコア61は、第1実施形態のステータコア11に第2非同一形状部(非同一形状部)47,48を加えたもので、その他の構成はステータコア11と同様である。すなわち、ステータコア61は、一対の第2非同一形状部43,44に加えて、第2非同一形状部47,48が形成されている。第2非同一形状部47,48は、ステータコア61の内周面61aのうち、第1非同一形状部35,36に互いに対向する配置に形成されている。
第2非同一形状部47,48は、第2非同一形状部43,44と同じ形状に形成されている。4個の第2非同一形状部43,44,47,48は、ロータコア62の第1非同一形状部31,32,35,36と同様に、ステータコア61の内周面61aに周方向に対して均等の間隔をおいて配置されている。
ロータコア62の第1非同一形状部31,32,35,36と、ステータコア61の第2非同一形状部43,44,47,48により音発生機構が構成されている。
つぎに、ロータコア62の第1非同一形状部31,32,35,36およびステータコア61の第2非同一形状部43,44,47,48の音発生機構により発生する低次数の音を図4(b)、図7、図8に基づいて説明する。図8のグラフは第3実施形態の回転電機60が発生する周波数分布を示す。第3実施形態の回転電機60は、ロータコア62に第1非同一形状部31,32,35,36が設けられ、ステータコア61に第2非同一形状部43,44,47,48が設けられている。図8において、縦軸にトルク振幅(Nm)を示し、横軸に周波数(Hz)を示す。
図8のグラフに示すように、第3実施形態の回転電機60が発生するモータ音は、周波数f2(Hz)の刻みで広範囲の周波数に分散する。すなわち、周波数f2(Hz)の刻みで広範囲に異なる音が存在する。
ここで、ロータコア62の外周面62aに、4個の第1非同一形状部31,32,35,36が周方向に対して均等の間隔で形成されている。また、ステータコア61の内周面61aに、4個の第2非同一形状部43,44,47,48が周方向に対して均等の間隔で形成されている。
この場合、周波数f2(Hz)は、
f2(Hz)=(ロータコア21の回転速度)×(非同一形状部の数)
の関係が成立する。なお、非同一形状部の数は4である。
非同一形状部の数は4であり、f2(Hz)とf1(Hz)との関係は、
f2(Hz)=2×f1(Hz)
が成立する。
この状態において、回転電機1のモータ音として、周波数f1(Hz)の刻みで広範囲に異なる音を発生させることができる。
一方、第3実施形態の回転電機60は、第1非同一形状部31,32,35,36と第2非同一形状部43,44,47,48との個数が第1実施形態の回転電機1より多い。よって、第1非同一形状部31,32,35,36および第2非同一形状部43,44,47,48により発生する低次数の音を大きくできる。この低次数の音が、回転電機60の基本次数の音に和音として合成される。
これにより、回転電機60が発生するモータ音を、図4(b)、図8のグラフに示すように、第1実施形態の回転電機1に対して、回転電機60のモータ基本次数(すなわち、回転数×対極数)の振幅値(トルク振幅)を大きくできる。よって、回転電機60は、モータ音の周波数を広範囲に拡散させることができ、さらに、モータ音の振幅値(トルク振幅)を大きくできる。この結果、第2実施形態の回転電機60は、運転者にとって高揚感や心地よい感覚を得ることができるモータ音を発生することができる。
[第4実施形態]
図9に示すように、回転電機70は、第1実施形態の回転電機1に対して、ロータコア72に第1非同一形状部(非同一形状部)37,38(第1非同一形状部38は図示せず)を形成したもので、その他の構成は第1実施形態の回転電機1と同様である。
ロータコア72は、一対の第1非同一形状部37,38を有する。一対の第1非同一形状部37,38は、第1実施形態の第1非同一形状部31,32(図3参照)と同様に、ロータコア72の外周面72aのうち、軸線Cに対して対称に形成されている。
以下、一対の第1非同一形状部37,38のうち、第1非同一形状部37について詳しく説明して、第1非同一形状部38についての詳しい説明を省略する。
第1非同一形状部37は、第1実施形態の第1非同一形状部31と同様に、ロータコア72の外周面72aのうち、隣接する3個の磁石23A,23B,23Cに対向する部位に形成されている。具体的には、第1非同一形状部37は、磁石23Aと磁石23Cとの間の外周面21aに、ステータコア11の内周面11aに対して反対側へV字状に凹むように凹状に形成されている。第1非同一形状部37は、凹状の深さ寸法がH2に形成されている。
第1非同一形状部37の深さ寸法H2は、例えば2.5mmに設定されている。すなわち、第1非同一形状部37は、第1実施形態の第1非同一形状部31の深さ寸法H1=5mmより深さ寸法が小さく形成されている。
一対の第1非同一形状部37,38は、周方向の極毎に設定された電磁領域の繰返し形状と異なるように形成されている。一対の第1非同一形状部37,38は、ロータコア72の周方向に均等に配置されている。
ロータコア72の一対の第1非同一形状部37,38と、ステータコア11の一対の第2非同一形状部43,44(図2参照)により音発生機構が構成されている。
つぎに、ロータコア72の第1非同一形状部37,38およびステータコア11の第2非同一形状部43,44の音発生機構により発生する低次数の音を図4(b)、図9、図10に基づいて説明する。図10のグラフは第4実施形態の回転電機70が発生する周波数分布を示す。第4実施形態の回転電機70は、ロータコア72に第1非同一形状部37,38が設けられ、ステータコア11に第2非同一形状部43,44が設けられている。図10において、縦軸にトルク振幅(Nm)を示し、横軸に周波数(Hz)を示す。
図10のグラフに示すように、第4実施形態の回転電機70が発生するモータ音は、周波数f1(Hz)の刻みで広範囲の周波数に分散する。すなわち、周波数f1(Hz)の刻みで広範囲に異なる音が存在する。
ここで、ロータコア72の外周面72aに、2個の第1非同一形状部37,38が周方向に対して均等の間隔で形成されている。また、ステータコア11の内周面11aに、2個の第2非同一形状部43,44が周方向に対して均等の間隔で形成されている。
よって、周波数f1(Hz)は、第1実施形態と同様に、
f1(Hz)=(ロータコア21の回転速度)×(非同一形状部の数)
の関係が成立する。
これにより、回転電機1のモータ音として、周波数f1(Hz)の刻みで広範囲に異なる音を発生させることができる。
図9に示すように、第1非同一形状部37の深さ寸法H2は、例えば2.5mmに設定されている。このように、第1非同一形状部37は、第1実施形態の第1非同一形状部31の深さ寸法H1=5mm(図3参照)より深さ寸法が小さく形成されている。
よって、第4実施形態の回転電機70が発生するモータ音は、図4(b)、図10に示すように、第1実施形態の回転電機1に対して、回転電機60のモータ基本次数(回転数×対極数)の振幅値(トルク振幅)を小さくできる。
このように、第1非同一形状部の深さ寸法を、第1実施形態の第1非同一形状部31の深さ寸法H1や、第4実施形態の第1非同一形状部37の深さ寸法H2のように調整することが可能である。これにより、第1非同一形状部の深さ寸法を調整することにより、発生するモータ音の大きさ(振幅値(トルク振幅)の大きさ)を決めることが可能である。
よって、第1非同一形状部37,38および第2非同一形状部43,44(図9参照)により発生する低次数の音を、回転電機70の基本次数の音に追加できる。これにより、低次数の音および基本次数の音を和音として合成して、回転電機70のモータ音を周波数f1(Hz)の刻みで広範囲に異なる音を発生させることができる。
特に、第1実施形態の第1非同一形状部31の深さ寸法H1や、第4実施形態の第1非同一形状部37の深さ寸法H2を調整することにより、発生するモータ音の大きさ(振幅値(トルク振幅)の大きさ)を変化させることができる。
これにより、運転者にとって高揚感や心地よい感覚のモータ音を一層良好に得ることができる。
ここで、ロータコア72に複数の磁石23を装着する手段として、複数の磁石23をロータコア72に埋設するものが知られている。このロータコア72の場合、ロータコア72の外周面72aに第1非同一形状部37を比較的形成し易い。加えて、第1非同一形状部37の凹状の深さ寸法を調整し易い。これにより、回転電機70のコストを抑えた状態で、回転電機70に第1非同一形状部37,38を得ることができる。
[第5実施形態]
図11に示すように、回転電機80は、第4実施形態の回転電機70に対して、ロータコア82に第1非同一形状部(非同一形状部)84,85(第1非同一形状部85は図示せず)を形成したもので、その他の構成は第1実施形態の回転電機1と同様である。
ロータコア82は、一対の第1非同一形状部84,85を有する。一対の第1非同一形状部84,85は、ロータコア82の外周面82aのうち、軸線Cに対して対称に形成されている。
以下、一対の第1非同一形状部84,85のうち、第1非同一形状部84について詳しく説明して、第1非同一形状部85についての詳しい説明を省略する。
第1非同一形状部84は、直線27に対して角度θ1だけオフセットされた直線28に配置されている。すなわち、第1非同一形状部84は、第4実施形態の第1非同一形状部37に対して角度θ1だけオフセットされた位置に配置されている。
第1非同一形状部84は、第4実施形態の第1非同一形状部37と同様に、ロータコア82の外周面82aのうち、ステータコア11の内周面11aに対して反対側へV字状に凹むように凹状に形成されている。さらに、第1非同一形状部84は、第4実施形態の第1非同一形状部37と同様に、凹状の深さ寸法がH2に形成されている。
第1非同一形状部84,85は、周方向の極毎に設定された電磁領域の繰返し形状と異なるように形成されている。一対の第1非同一形状部84,85は、ロータコア82の周方向に均等に配置されている。
ロータコア82の一対の第1非同一形状部84,85と、ステータコア11の一対の第2非同一形状部43,44(図2参照)により音発生機構が構成されている。
つぎに、ロータコア82の第1非同一形状部84,85およびステータコア11の第2非同一形状部43,44の音発生機構により発生する低次数の音を図10、図11、図12に基づいて説明する。図12のグラフは第5実施形態の回転電機80が発生する周波数分布を示す。第5実施形態の回転電機80は、ロータコア82に第1非同一形状部84,85が設けられ、ステータコア11に第2非同一形状部43,44が設けられている。図12において、縦軸にトルク振幅(Nm)を示し、横軸に周波数(Hz)を示す。
図12のグラフに示すように、第5実施形態の回転電機80が発生するモータ音は、周波数f1(Hz)の刻みで広範囲の周波数に分散する。すなわち、周波数f1(Hz)の刻みで広範囲に異なる音が存在する。
ここで、ロータコア82の外周面82aに、2個の第1非同一形状部84,85が周方向に対して均等の間隔で形成されている。また、第1非同一形状部84は、第4実施形態の第1非同一形状部37に対して角度θ1だけオフセットされた位置に配置されている。
一方、ステータコア11の内周面11aに、2個の第2非同一形状部43,44が周方向に対して均等の間隔で形成されている。
第5実施形態の回転電機80は、第4実施形態の回転電機70と同様に、周波数f1(Hz)が、
f1(Hz)=(ロータコア21の回転速度)×(非同一形状部の数)
の関係が成立する。
これにより、回転電機80は、第4実施形態の回転電機70と同様に、周波数f1(Hz)の刻みで広範囲に異なるモータ音を発生させることができる。
また、第5実施形態の回転電機80は、図11に示すように、第1非同一形状部84の深さ寸法H2が、例えば、第4実施形態の第1非同一形状部37と同様に、2.5mmに設定されている。回転電機80が発生するモータ音は、第4実施形態の回転電機70に対して、回転電機70のモータ基本次数(回転数×対極数)の振幅値と概ね同じ振幅値(トルク振幅)にできる。
よって、図10、図12のグラフに示すように、回転電機80は、第1非同一形状部84,85および第2非同一形状部43,44(図11参照)により発生する低次数の音が、回転電機80の基本次数の音に追加される。これにより、回転電機80は、低次数の音および基本次数の音を和音として合成して、モータ音の周波数分布を、周波数が広範囲に拡散させることができる。すなわち、第5実施形態の回転電機80は、第4実施形態の回転電機70と同様に、運転者にとって高揚感や心地よい感覚を得ることができるモータ音を発生することができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1,50,60,70,80……回転電機
10…ステータ
11,51,61…ステータコア
11a,51a,61a…ステータコアの内周面
13…コイル
20…ロータ
21,52,62,72,82…ロータコア
21a,52a,62a,72a,82a…ロータコアの外周面
23,23A,23B,23C…磁石
31〜38,84,85…第1非同一形状部(非同一形状部)
43〜48…第2非同一形状部(非同一形状部)
H1,H2…第1非同一形状部の深さ寸法

Claims (3)

  1. ロータコアに磁石が埋設されたロータと、
    ステータコアにコイルが装着されたステータと、を備え、
    前記ロータコアの外周面および前記ステータコアの内周面の両方に、
    周方向の極毎に設定された電磁領域の繰返し形状とは異なる非同一形状部が設けられ
    前記ロータの非同一形状部及び前記ステータの非同一形状部は、それぞれ周方向に対して均等の間隔で形成され、
    前記ロータの非同一形状部は、前記ステータの反対側にV字状に凹むように凹状に形成され、
    前記ステータの非同一形状部は、隣接する2個のスロットのスロット開口が連通されることにより、前記ロータの反対側に凹むように凹状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機。
  2. 前記非同一形状部前記凹状の深さ寸法は、発生するトルク振幅の大きさにより決定されたことを特徴とする請求項に記載の回転電機。
  3. 前記非同一形状部は、前記ロータに形成された非同一形状部であることを特徴とする請求項に記載の回転電機。
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