JP6917139B2 - 外気処理空調装置 - Google Patents

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本発明は、外気を空調処理し、その空調処理後の外気を空調対象空間に供給する外気処理空調装置に関する。
上記のような外気処理空調装置では、最近、外気の潜熱処理を主として行いながら、外気の顕熱処理も行うことが望まれている。そして、潜熱処理及び顕熱処理を行うことができる外気処理空調装置として、例えば、供給される熱媒体と外気とを熱交換させて外気を冷却除湿する冷却除湿部と、冷却除湿部にて冷却除湿された後の外気を再熱可能な再熱部とが備えられているものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1に記載の装置では、夏季に、冷却除湿部にて外気を冷却除湿することで潜熱処理を行い、必要に応じて再熱部にて再熱を行うようにしている。冷却除湿部については、外気の流れ方向に順番に位置する形態で2つの冷却除湿部が備えられており、それら2つの冷却除湿部に対して冷熱源から熱媒体を供給することで、2つの冷却除湿部の夫々にて外気を冷却除湿している。そして、2つの冷却除湿部に対する冷熱源から熱媒体の供給状態としては、下記の3つの供給状態が例示されている。
1つ目の供給状態は、外気の流れ方向の下流側に位置する冷却除湿部から順番に熱媒体を直列状態で供給する供給状態である。2つ目の供給状態は、2つの冷却除湿部の夫々に対して各別に熱媒体を並列状態で供給する供給状態である。3つ目の供給状態は、2つの冷却除湿部の内から選択されたもののみ熱媒体を供給する供給状態である。
特開2006−177567号公報
上記特許文献1に記載の装置では、冷熱源からの熱媒体の供給状態として、上述の3つの供給状態の内、いずれか1つの供給状態を採用している。つまり、3つの供給状態が例示されているが、例えば、冷熱源からの熱媒体の供給状態として、1つ目の供給状態と2つ目の供給状態とを採用して、状況に応じて、1つ目の供給状態とする場合と2つ目の供給状態とする場合とに切り替えることまでは記載されていない。
よって、上記特許文献1に記載の装置では、冷熱源からの熱媒体の供給状態として1つ目の供給状態を採用した場合に、外気の流れ方向の上流側に位置する冷却除湿部が、外気の流れ方向の下流側に位置する冷却除湿部よりも供給される熱媒体の温度が高温となる。よって、場合によっては、外気の流れ方向の上流側に位置する冷却除湿部にて十分な冷却除湿を行えない可能性がある。
また、冷熱源からの熱媒体の供給状態として2つ目の供給状態を採用した場合には、2つの冷却除湿部に同時に供給できるだけの低温の熱媒体の供給量を冷熱源にて確保しなければならず、消費エネルギーの増大を招くことになる。また、2つの冷却除湿部の夫々にて外気を冷却除湿するので、例えば、空調対象空間の状況等によっては、目標温度よりも低温の空調空気が生成されてしまう。よって、その空調空気をそのまま空調対象空間に供給すると、冷え過ぎとなってしまう可能性がある。
更に、冷熱源からの熱媒体の供給状態として3つ目の供給状態を採用した場合には、、例えば、熱媒体を供給する冷却除湿部として、1つの冷却除湿部だけが選択されると、熱媒体が供給されない冷却除湿部が存在することになる。よって、熱媒体が供給されない冷却除湿部を備えなければならず、構成の複雑化及びコストアップを招く可能性がある。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、主として潜熱処理を行い、顕熱処理も適切に行うことができながら、構成の複雑化及びコストアップを招くことなく、省エネルギー化を図ることができる外気処理空調装置を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、外気を空調処理し、その空調処理後の外気を空調対象空間に供給する外気処理空調装置において、
供給される熱媒体と外気とを熱交換させて外気を冷却除湿する複数の冷却除湿部と、
前記複数の冷却除湿部にて冷却除湿された後の外気を再熱可能な再熱部と、
前記複数の冷却除湿部に冷熱源からの熱媒体を供給する熱媒体供給部とが備えられ、
前記複数の冷却除湿部は、外気の流れ方向に順番に位置する形態で配設され、
前記熱媒体供給部は、前記複数の冷却除湿部に前記冷熱源からの熱媒体を供給する供給状態として、前記複数の冷却除湿部の夫々に対して並列状態で熱媒体を供給する並列供給状態と、外気の流れ方向の下流側に位置する前記冷却除湿部から順番に直列状態で熱媒体を供給する直列供給状態とに切替自在に構成され
空調対象空間における冷房負荷が大きい場合に、前記熱媒体供給部を並列供給状態に切り替え、且つ、空調対象空間における冷房負荷が小さい場合に、前記熱媒体供給部を直列供給状態に切り替えている点にある。
本構成によれば、熱媒体供給部を並列供給状態に切り替えることで、複数の冷却除湿部の夫々に冷熱源からの十分に低温の熱媒体を供給できるので、複数の冷却除湿部の夫々における冷却除湿を適切に行うことができ、主となる潜熱処理を適切に行いながら、顕熱処理も効果的に行うことができる。また、熱媒体供給部を直列供給状態に切り替えることで、冷却除湿部に供給した後の熱媒体を他の冷却除湿部にて用いる形態で冷熱源からの熱媒体を複数の冷却除湿部にて冷却除湿に用いることができるので、冷熱源にて確保する熱媒体の供給量の低減を図ることができ、省エネルギー化を図りながら、潜熱処理及び顕熱処理を行うことができる。
しかも、熱媒体供給部を並列供給状態と直列供給状態とのどちらに切り替えても、複数の冷却除湿部に熱媒体を供給して冷却除湿するので、熱媒体が供給されない冷却除湿部を備えることもなく、構成の複雑化及びコストアップを招くこともない。また、必要に応じて、冷却除湿された後の外気を再熱部にて再熱して空調空気を生成することができるので、目標温度よりも低温の空調空気が生成されてしまうのを防止することができ、空調対象空間の冷え過ぎ等を適切に防止することができる。
以上のことから、熱媒体供給部を並列供給状態に切り替えた場合も直列供給状態に切り替えた場合も、主として潜熱処理を行いながら、顕熱処理も適切に行うことができ、しかも、例えば、空調対象空間の状況等、必要に応じて、熱媒体供給部を直列供給状態と並列供給状態とに切り替えることができ、構成の複雑化及びコストアップを招くことなく、省エネルギー化を効果的に図ることができる。
本発明は、外気を空調処理し、その空調処理後の外気を空調対象空間に供給する外気処理空調装置であって、
供給される熱媒体と外気とを熱交換させて外気を冷却除湿する複数の冷却除湿部と、
前記複数の冷却除湿部にて冷却除湿された後の外気を再熱可能な再熱部と、
前記複数の冷却除湿部に冷熱源からの熱媒体を供給する熱媒体供給部とが備えられ、
前記複数の冷却除湿部は、外気の流れ方向に順番に位置する形態で配設され、
前記熱媒体供給部は、前記複数の冷却除湿部に前記冷熱源からの熱媒体を供給する供給状態として、前記複数の冷却除湿部の夫々に対して並列状態で熱媒体を供給する並列供給状態と、外気の流れ方向の下流側に位置する前記冷却除湿部から順番に直列状態で熱媒体を供給する直列供給状態とに切替自在に構成され、
前記複数の冷却除湿部は、外気の流れ方向において、下流側に位置する冷却除湿部が、それよりも上流側に位置する冷却除湿部にて冷却除湿された外気をそのまま冷却除湿するように構成されていると好適である。
本発明の第特徴構成は、前記再熱部は、供給される熱媒体と外気とを熱交換させて外気を再熱するように構成され、
前記熱媒体供給部は、前記複数の冷却除湿部に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を前記再熱部に供給自在に構成されている点にある。
本構成によれば、冷熱源からの熱媒体を、複数の冷却除湿部にて冷却除湿に用いるだけでなく、再熱部での再熱にも用いることができ、省エネルギー化をより一層効果的に図ることができる。熱媒体は、複数の冷却除湿部にて冷却除湿に用いることで加熱されることから、その加熱された熱媒体を再熱部に供給することで、再熱部での再熱を適切に行うことができる。
本発明の第特徴構成は、外気を空調処理し、その空調処理後の外気を空調対象空間に供給する外気処理空調装置であって、
供給される熱媒体と外気とを熱交換させて外気を冷却除湿する複数の冷却除湿部と、
前記複数の冷却除湿部にて冷却除湿された後の外気を再熱可能な再熱部と、
前記複数の冷却除湿部に冷熱源からの熱媒体を供給する熱媒体供給部とが備えられ、
前記複数の冷却除湿部は、外気の流れ方向に順番に位置する形態で配設され、
前記熱媒体供給部は、前記複数の冷却除湿部に前記冷熱源からの熱媒体を供給する供給状態として、前記複数の冷却除湿部の夫々に対して並列状態で熱媒体を供給する並列供給状態と、外気の流れ方向の下流側に位置する前記冷却除湿部から順番に直列状態で熱媒体を供給する直列供給状態とに切替自在に構成され、
前記再熱部は、供給される熱媒体と外気とを熱交換させて外気を再熱するように構成され、
前記並列供給状態では、前記熱媒体供給部が、前記複数の冷却除湿部に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を、前記再熱部に供給することなく、前記冷熱源に戻すように構成され、
前記直列供給状態では、前記熱媒体供給部が、前記複数の冷却除湿部に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を、前記再熱部に供給した後、前記冷熱源に戻すように構成されている点にある。
本構成によれば、熱媒体供給部を並列供給状態に切り替えた場合には、熱媒体が複数の冷却除湿部に供給されて熱交換により加熱されるが、熱媒体が複数の冷却除湿部の夫々に並列状態で供給されるので、複数の冷却除湿部の夫々にて各別に熱媒体が加熱されるだけとなり、再熱部での再熱に利用可能な高温まで熱媒体を加熱できない可能性がある。そこで、熱媒体供給部は、並列供給状態において、複数の冷却除湿部に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を、再熱部に供給することなく、冷熱源に戻している。
それに対して、熱媒体供給部を直列供給状態に切り替えた場合には、外気の流れ方向の下流側に位置する冷却除湿部から順番に直列状態で熱媒体を供給するので、熱媒体が複数の冷却除湿部にて順番に加熱されることになる。よって、再熱部での再熱に利用可能な高温まで熱媒体を加熱することができるので、熱媒体供給部は、直列供給状態において、複数の冷却除湿部に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を、再熱部に供給した後、冷熱源に戻している。
これにより、再熱部での再熱に利用可能な高温まで熱媒体を加熱できる場合のみ、熱媒体を再熱部にて供給して再熱部での再熱に有効に利用することができ、省エネルギー化をより一層効果的に図りながら、再熱部での再熱を適切に行うことができる。
本発明の第特徴構成は、前記再熱部は、供給される熱媒体と外気とを熱交換させて外気を再熱するように構成され、
前記複数の冷却除湿部にて冷却除湿される前の外気を前記再熱部に供給自在な外気供給部と、
前記再熱部に供給されて熱交換により冷却された外気を、前記複数の冷却除湿部にて冷却除湿される前の外気に混合させる外気混合部とが備えられている点にある。
本構成によれば、外気供給部が、複数の冷却除湿部にて冷却除湿される前の外気を再熱部に供給することで、外気を再熱部での再熱に用いることができる。しかも、外気混合部が、再熱部に供給されて熱交換により冷却された外気を、複数の冷却除湿部にて冷却除湿される前の外気に混合させることで、冷却除湿される前の外気を冷却することができる。このように、再熱部での再熱、及び、冷却除湿される前の外気の冷却に外気を用いることができ、省エネルギー化をより一層効果的に図ることができる。
第1実施形態において熱媒体供給部を並列供給状態に切り替えた状態を示す外気処理空調装置の概略構成を示す図 第1実施形態において熱媒体供給部を直列供給状態に切り替えた状態を示す外気処理空調装置の概略構成を示す図 第2実施形態において熱媒体供給部を並列供給状態に切り替えた状態を示す外気処理空調装置の概略構成を示す図 第2実施形態において熱媒体供給部を直列供給状態に切り替えた状態を示す外気処理空調装置の概略構成を示す図
本発明に係る外気処理空調装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
この外気処理空調装置1は、図1及び図2に示すように、外気A1を空調処理(潜熱処理及び顕熱処理)し、その空調処理後の外気である空調空気A2を空調対象空間に供給することで、空調対象空間を除湿及び冷房するように構成されている。図1及び図2において、熱媒体が流れる部位を太線矢印にて示している。
外気処理空調装置1は、供給される熱媒体と外気A1とを熱交換させて外気A1を冷却除湿する複数の冷却除湿部11,12と、複数の冷却除湿部11,12にて冷却除湿された後の外気A1を再熱可能な再熱部13と、外気A1を導入するとともに、空調処理後の外気A1である空調空気A2を空調対象空間に供給するためのファン14とが備えられている。
ちなみに、図示は省略するが、空調対象空間には、ファンコイルユニット等の2次側の空調装置が備えられ、冷熱源2から2次側の空調装置に熱媒体を供給することで、2次側の空調装置にて顕熱処理を主体的に行うように構成されている。これにより、外気処理空調装置1にて主として潜熱処理を行いながら、顕熱処理も行うことで、2次側の空調装置にて賄う顕熱負荷を小さくすることができる。2次側の空調装置は、冷熱源2からの熱媒体の搬送距離が長くなることが多く、2次側の空調装置にて賄う顕熱負荷を小さくすることで、外気処理空調装置1と2次側の空調装置とを合わせた空調システム全体として、省エネルギー化を図ることができるようにしている。
この第1実施形態では、冷却除湿部として、第1冷却除湿部11と第2冷却除湿部12との2つが備えられており、外気A1の流れ方向で、第1冷却除湿部11、第2冷却除湿部12の順番に位置する形態で配設されている。冷却除湿部の数については適宜変更が可能であり、複数の冷却除湿部が、外気A1の流れ方向に順番に位置する形態で配設されることになる。
複数の冷却除湿部11,12の夫々は、例えば、供給される熱媒体(冷水)と外気A1とを熱交換させて外気A1を冷却除湿する冷水コイルにて構成されている。第1冷却除湿部11には、熱媒体を通流させて第1冷却除湿部11に熱媒体を供給する第1冷却除湿用往路22と、第1冷却除湿部11を通過した熱媒体を通流させる第1冷却除湿用復路21とが接続されている。第2冷却除湿部12には、熱媒体を通流させて第2冷却除湿部12に熱媒体を供給する第2冷却除湿用往路24と、第2冷却除湿部12を通過した熱媒体を通流させる第2冷却除湿用復路23とが接続されている。
再熱部13は、供給される熱媒体と外気A1とを熱交換させて外気A1を再熱するように構成されている。再熱部13には、熱媒体を通流させて再熱部13に熱媒体を供給する再熱用往路31と、再熱部13を通過した熱媒体を通流させる再熱用復路32とが接続されている。
外気処理空調装置1には、冷熱源2から複数の冷却除湿部11,12に熱媒体を供給する熱媒体供給部15が備えられ、熱媒体供給部15は、複数の冷却除湿部11,12だけでなく、再熱部13に対しても熱媒体を供給可能に構成されている。熱媒体供給部15は、第1冷却除湿用往路22、第1冷却除湿用復路21、第2冷却除湿用往路24、第2冷却除湿用復路23、再熱用往路31、及び、再熱用復路32の複数の往路及び復路の接続状態を切り替えることで、冷熱源2から複数の冷却除湿部11,12に熱媒体を供給する供給状態を、図1に示す並列供給状態と図2に示す直列供給状態とに切替自在に構成されている。ちなみに、図示は省略するが、複数の往路及び復路の接続箇所等には流路切替弁が備えられており、熱媒体供給部15がその流路切替弁を切り替えることで、複数の往路及び復路の接続状態が切替自在に構成されている。
図1に示すように、並列供給状態では、熱媒体供給部15が、第1冷却除湿用往路22と第2冷却除湿用往路24とを冷熱源2の熱媒体の供給側に並列状態で接続し、第1冷却除湿用復路21と第2冷却除湿用復路23とを冷熱源2の熱媒体の戻し側に接続している。そして、熱媒体供給部15は、冷熱源2に対して再熱用往路31及び再熱用復路32を接続していない。これにより、並列供給状態では、熱媒体供給部15が、冷熱源2から複数の冷却除湿部11,12の夫々に対して並列状態で熱媒体を供給し、複数の冷却除湿部11,12に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を、再熱部13に供給することなく、冷熱源2に戻すように構成されている。
図2に示すように、直列供給状態では、熱媒体供給部15が、第2冷却除湿用往路24を冷熱源2の熱媒体の供給側に接続し、第2冷却除湿用復路23と第1冷却除湿用往路22とを接続し、第1冷却除湿用復路21と再熱用往路31とを接続し、再熱用復路32を冷熱源2の熱媒体の戻し側に接続している。これにより、直列供給状態では、熱媒体供給部15が、冷熱源2からの熱媒体を、第2冷却除湿部12、第1冷却除湿部11の順に供給することで、外気A1の流れ方向の下流側に位置する冷却除湿部から順番に直列状態で熱媒体を供給し、複数の冷却除湿部11,12に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を、再熱部13に供給した後、冷熱源2に戻すように構成されている。
外気処理空調装置1には、図示は省略するが、冷熱源2、熱媒体供給部15及びファン14の作動状態を制御することで、外気処理空調装置1を制御する制御部が備えられている。制御部は、空調空気A2が目標温度及び目標湿度になるように、冷熱源2、熱媒体供給部15及びファン14の作動状態を制御するように構成されている。これにより、目標温度及び目標湿度の空調空気A2が空調対象空間に供給され、空調対象空間を適切に空調することができる。
例えば、外気温度と目標温度との差が閾値以上となり、空調対象空間における冷房負荷が大きい場合には、制御部が、図1に示すように、熱媒体供給部15を並列供給状態に切り替えている。この場合には、導入される外気A1は、まず、第1冷却除湿部11にて冷却除湿され、更に、第2冷却除湿部12においても冷却除湿され、2段階で冷却除湿される。この2段階の冷却除湿によって目標温度及び目標湿度の空調空気A2が生成され、その空調空気A2を空調対象空間に供給している。
図1に示す並列供給状態において、導入される外気A1が空調処理(潜熱処理及び顕熱処理)されることで、温度及び相対湿度がどのように変化するか、及び、冷熱源2からの熱媒体の温度がどのように変化するかについて一例を挙げる。
例えば、導入される外気A1の温度36℃で相対湿度が52%である場合に、冷熱源2から複数の冷却除湿部11,12に供給される熱媒体(冷水)の温度が7℃であるとする。このとき、導入される外気A1が第1冷却除湿部11での冷却除湿により、外気A1の温度が22℃で相対湿度が95%となり、第2冷却除湿部12での冷却除湿により、外気A1の温度が14℃で相対湿度が95%となり、目標温度(14℃)及び目標湿度(相対湿度95%)の空調空気A2が生成される。そして、冷熱源2からの熱媒体は、7℃で第1冷却除湿部11及び第2冷却除湿部12に供給されて熱交換により加熱され、17℃となって冷熱源2に戻る。
また、外気温度と目標温度との差が閾値よりも小さく、空調対象空間における冷房負荷が小さい場合には、制御部が、図2に示すように、熱媒体供給部15を直列供給状態に切り替えている。この場合には、導入される外気A1は、まず、第1冷却除湿部11にて冷却除湿され、更に、第2冷却除湿部12においても冷却除湿され、2段階で冷却除湿される。2段階で冷却除湿された外気A1は、再熱部13にて再熱されることで、目標温度及び目標湿度の空調空気A2が生成され、その空調空気A2を空調対象空間に供給している。
図2に示す直列供給状態において、導入される外気A1が空調処理(潜熱処理及び顕熱処理)されることで、温度及び相対湿度がどのように変化するか、及び、冷熱源2からの熱媒体の温度がどのように変化するかについて一例を挙げる。
例えば、導入される外気A1の温度36℃で相対湿度が52%である場合に、冷熱源2から第2冷却除湿部12に供給される熱媒体(冷水)の温度が7℃であるとする。このとき、導入される外気A1が第1冷却除湿部11での冷却除湿により、外気A1の温度が22℃で相対湿度が95%となり、第2冷却除湿部12での冷却除湿により、外気A1の温度が11℃で相対湿度が95%となる。その後、再熱部13での再熱により、外気A1の温度が19℃で相対湿度が56%となり、目標温度(19℃)及び目標湿度(相対湿度56%)の空調空気A2が生成される。そして、冷熱源2からの熱媒体は、7℃で第2冷却除湿部12に供給されて熱交換により加熱され、17℃となって第1冷却除湿部11に供給されて熱交換により加熱され、22℃となって再熱部13に供給されて熱交換により冷却され、17℃となって冷熱源2に戻る。
このように、空調対象空間における冷房負荷の大小等、空調対象空間の状況等によって、熱媒体供給部15を並列供給状態と直列供給状態とに切り替えることができる。並列供給状態では、図1に示すように、冷熱源2からの低温の熱媒体を複数の冷却除湿部11,12の夫々に供給することができるので、複数の冷却除湿部11,12における冷却除湿によって、潜熱処理だけでなく、顕熱処理も効果的に行うことができ、空調対象空間における冷房負荷が大きくても、その冷房負荷も適切に賄うことができる。また、直列供給状態では、図2に示すように、冷熱源2からの熱媒体を、第2冷却除湿部12、第1冷却除湿部11の順に供給することで、第2冷却除湿部12に供給した後の熱媒体を第1冷却除湿部11にて用いることができ、省エネルギー化を図りながら、潜熱処理及び顕熱処理を行うことができる。直列供給状態では、更に、第1冷却除湿部11及び第2冷却除湿部12にて冷却除湿に用いられた熱媒体を再熱部13に供給して、再熱部13での再熱にも用いており、より効果的に省エネルギー化を図ることができる。そして、再熱部13に供給する熱媒体は、第2冷却除湿部12にて熱交換により加熱され、更に、第1冷却除湿部11にて熱交換により加熱されることから、第2冷却除湿部12にて冷却除湿された外気A1を目標温度に十分に再熱できるだけの高温の熱媒体とすることができ、再熱部13での目標温度への再熱を適切に行うことができる。
〔第2実施形態〕
この第2実施形態は、上記第1実施形態において、熱媒体供給部15が熱媒体を再熱部13にも供給可能とする構成に代えて、再熱部13に対して供給する熱媒体として外気A1を用いる構成を採用するものである。以下、図3及び図4に基づいて、上記第1実施形態とは異なる構成を中心に説明し、上記第1実施形態と同様の構成については同符号を記す等により詳細な説明は省略する。図3及び図4において、熱媒体が流れる部位を太線矢印にて示し、外気A1が通風する部位を黒塗り矢印にて示している。
この第2実施形態では、図3及び図4に示すように、再熱部13に接続された再熱用往路31及び再熱用復路32(図1及び図2参照)が省略されており、複数の冷却除湿部11,12にて冷却除湿される前の外気A1を再熱部13に供給自在な外気供給部16と、再熱部13に供給されて熱交換により冷却された外気A1を、複数の冷却除湿部11,12にて冷却除湿される前の外気A1に混合させる外気混合部17とが備えられている。
外気供給部16は、複数の冷却除湿部11,12にて冷却除湿される前の外気A1の一部を再熱部13に供給可能な通風路を備えて構成されている。外気供給部16は、外気A1を再熱部13に供給する供給状態(図4参照)と外気A1の再熱部13への供給を停止する非供給状態(図3参照)とに切替自在に構成されている。
外気混合部17は、外気供給部16により再熱部13に供給されて熱交換により冷却された外気A1の全量を、複数の冷却除湿部11,12にて冷却除湿される前の外気A1に混合させる通風路を備えて構成されている。そして、外気混合部17は、図4に示すように、外気供給部16を供給状態に切り替えた場合のみ、再熱部13に供給されて熱交換により冷却された外気A1の全量を、複数の冷却除湿部11,12にて冷却除湿される前の外気A1に混合させている。
図示は省略するが、外気供給部16による再熱部13への外気A1の供給、及び、外気混合部17による冷却除湿される前の外気A1に対する外気A1の混合は、外気A1を通風させる通風路上に、通風ファン及び開閉弁等を備えることで実現することができる。例えば、通風ファンは、複数の冷却除湿部11,12にて冷却除湿される前の外気A1の一部を再熱部13に供給する通風路上、又は、再熱部13から複数の冷却除湿部11,12にて冷却除湿される前の所望箇所に外気A1を供給する通風路上に備えることができる。また、開閉弁は、複数の冷却除湿部11,12にて冷却除湿される前の外気A1の一部を再熱部13に供給する通風路上に備えることができ、この開閉弁を開閉制御することで、外気供給部16を供給状態と非供給状態とに切り替えることができる。
熱媒体供給部15は、上記第1実施形態と同様に、第1冷却除湿用往路22、第1冷却除湿用復路21、第2冷却除湿用往路24、及び、第2冷却除湿用復路23の複数の往路及び復路の接続状態を切り替えることで、冷熱源2から複数の冷却除湿部11,12に熱媒体を供給する供給状態を、図3に示す並列供給状態と図4に示す直列供給状態とに切替自在に構成されている。
図3に示すように、並列供給状態では、熱媒体供給部15が、第1冷却除湿用往路22と第2冷却除湿用往路24とを冷熱源2からの熱媒体の供給側に並列状態で接続し、第1冷却除湿用復路21と第2冷却除湿用復路23とを冷熱源2への熱媒体の戻し側に接続している。これにより、並列供給状態では、熱媒体供給部15が、冷熱源2から複数の冷却除湿部11,12の夫々に対して並列状態で熱媒体を供給し、複数の冷却除湿部11,12に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を冷熱源2に戻すように構成されている。
図4に示すように、直列供給状態では、熱媒体供給部15が、第2冷却除湿用往路24を冷熱源2からの熱媒体の供給側に接続し、第2冷却除湿用復路23と第1冷却除湿用往路22とを接続し、第1冷却除湿用復路21を冷熱源2への熱媒体の戻し側に接続している。これにより、直列供給状態では、熱媒体供給部15が、冷熱源2からの熱媒体を、第2冷却除湿部12、第1冷却除湿部11の順に供給することで、外気A1の流れ方向の下流側に位置する冷却除湿部11,12から順番に直列状態で熱媒体を供給し、複数の冷却除湿部11,12に順番に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を、冷熱源2に戻すように構成されている。
例えば、空調対象空間における冷房負荷が大きい場合に、外気処理空調装置1の制御部が、図3に示すように、熱媒体供給部15を並列供給状態に切り替えるとともに、外気供給部16を非供給状態に切り替えている。また、空調対象空間における冷房負荷が小さい場合に、外気処理空調装置1の制御部が、図4に示すように、熱媒体供給部15を直列供給状態に切り替えるとともに、外気供給部16を供給状態に切り替えている。
図3に示す並列供給状態において、導入される外気A1が空調処理(潜熱処理及び顕熱処理)されることで、温度及び相対湿度がどのように変化するか、及び、冷熱源2からの熱媒体の温度がどのように変化するかについて一例を挙げる。
例えば、導入される外気A1の温度36℃で相対湿度が52%である場合に、冷熱源2から複数の冷却除湿部11,12に供給される熱媒体(冷水)の温度が7℃であるとする。このとき、導入される外気A1が第1冷却除湿部11での冷却除湿により、外気A1の温度が22℃で相対湿度が95%となり、第2冷却除湿部12での冷却除湿により、外気A1の温度が14℃で相対湿度が95%となって、目標温度(14℃)及び目標湿度(相対湿度95%)の空調空気A2が生成される。そして、冷熱源2からの熱媒体は、7℃で第1冷却除湿部11及び第2冷却除湿部12に供給されて熱交換により加熱され、17℃となって冷熱源2に戻る。
図4に示す直列供給状態において、導入される外気A1が空調処理(潜熱処理及び顕熱処理)されることで、温度及び相対湿度がどのように変化するか、及び、冷熱源2からの熱媒体の温度がどのように変化するかについて一例を挙げる。
例えば、導入される外気A1の温度36℃で相対湿度が52%である場合に、冷熱源2から第2冷却除湿部12に供給される熱媒体(冷水)の温度が7℃であるとする。このとき、導入される外気A1の一部は、再熱部13に供給されて再熱に用いられて熱交換により冷却され、温度が27℃で相対湿度が86%となる。そして、再熱部13からの外気A1が導入される外気A1に混合されて、混合後の外気A1の温度が31℃で相対湿度が69%となり、第1冷却除湿部11に供給される。第1冷却除湿部11での冷却除湿により、外気A1の温度が22℃で相対湿度が95%となり、第2冷却除湿部12での冷却除湿により、外気A1の温度が11℃で相対湿度が95%となる。その後、再熱部13での再熱により、外気A1の温度が19℃で相対湿度が56%となり、目標温度(19℃)及び目標湿度(相対湿度56%)の空調空気A2が生成される。そして、冷熱源2からの熱媒体は、7℃で第2冷却除湿部12に供給されて熱交換により加熱され、17℃となって第1冷却除湿部11に供給されて熱交換により加熱され、22℃となって冷熱源2に戻る。
直列供給状態では、図4に示すように、冷熱源2からの熱媒体を、第2冷却除湿部12、第1冷却除湿部11の順に供給することで、第2冷却除湿部12に供給した後の熱媒体を第1冷却除湿部11にて用いることができ、省エネルギー化を図りながら、潜熱処理及び顕熱処理を行うことができる。また、導入される外気A1の一部を再熱部13に供給して、再熱部13での再熱に用いており、より効果的に省エネルギー化を図ることができる。更に、再熱部13にて再熱に用いられて熱交換により冷却された外気A1を、冷却除湿される前の外気A1に混合させることで、冷却除湿される前の外気A1を冷却させることができ、より効果的に省エネルギー化を図ることができる。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、外気処理空調装置1にて除湿及び冷房する場合に適用した例を示したが、例えば、外気処理空調装置1にて暖房する場合でも適用可能である。
この場合には、例えば、図1及び図2において、温熱源からの熱媒体(温水)を冷却除湿部11,12としての冷水コイルに供給することで、冷水コイルを温水コイルとして用いて、温熱源からの熱媒体(温水)と外気A1とを熱交換させて外気A1を加熱することができる。これにより、冷却除湿部11,12を加熱部としても構成することができる。また、外気A1の流れ方向で再熱部13の下流側に加湿部を備えることで、冷却除湿部11、12にて加熱された後の外気A1を加湿部にて加湿して、目標温度及び目標湿度の空調空気A2を生成することができ、その空調空気A2を空調対象空間に供給することで、空調対象空間を暖房することができる。
このように、外気処理空調装置1にて暖房する場合には、温熱源から複数の温水コイル(冷却除湿部11,12)に熱媒体を供給する供給状態として、上記実施形態と同様に、温熱源から複数の温水コイルの夫々に並列状態で熱媒体(温水)を供給する並列供給状態と、外気A1の流れ方向の下流側に位置する温水コイルから順番に直列状態で熱媒体を供給する直列供給状態とに切替自在に構成することができる。
そして、並列供給状態とする場合に、温熱源から複数の温水コイル(冷却除湿部11,12)の夫々に供給した熱媒体を温熱源に戻すに当たり、温水コイルを通過した熱媒体の全てをそのまま温熱源に戻す第1戻し状態と、温水コイルを通過した熱媒体の一部をそのまま温熱源に戻すとともに、残りの一部を再熱部13に供給した後、温熱源に戻す第2戻し状態とに切り替えることができる。
例えば、図1及び図2に基づいて説明すると、温熱源から第1冷却除湿部11及び第2冷却除湿部12の夫々に対して並列状態で熱媒体を供給して、第1冷却除湿部11及び第2冷却除湿部12の夫々の冷水コイルを温水コイルとして用いる。そして、第1戻し状態では、第1冷却除湿部11を通過した熱媒体、及び、第2冷却除湿部12を通過した熱媒体をそのまま温熱源に戻している。また、第2戻し状態では、第1冷却除湿部11を通過した熱媒体をそのまま温熱源に戻し、第2冷却除湿部12を通過した熱媒体を、再熱部13に供給した後、温熱源に戻している。これにより、第2戻し状態では、再熱部13での再熱も可能となり、第1冷却除湿部11、第2冷却除湿部12、再熱部13の3段階で外気A1を加熱することができ、再熱部13の下流側に備えられる加湿部にて効率よく加湿を行うことができる。
(2)上記第1実施形態では、直列供給状態において、熱媒体供給部15が、複数の冷却除湿部11,12に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を、再熱部13に供給した後、冷熱源2に戻すようにしているが、熱媒体供給部15が、複数の冷却除湿部11,12に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を、再熱部13に供給することなく、冷熱源2に戻すようにすることもできる。
(3)上記実施形態では、空調対象空間における冷房負荷の大小によって、熱媒体供給部15を並列供給状態と直列供給状態とに切り替えているが、熱媒体供給部15を並列供給状態と直列供給状態とに切り替えるための条件は、空調対象空間の状況等、各種の条件を設定することができ、空調対象空間における冷房負荷の大小に限られるものではない。
1 外気処理空調装置
2 冷熱源
11 第1冷却除湿部(冷却除湿部)
12 第2冷却除湿部(冷却除湿部)
13 再熱部
15 熱媒体供給部
16 外気供給部
17 外気混合部

Claims (4)

  1. 外気を空調処理し、その空調処理後の外気を空調対象空間に供給する外気処理空調装置であって、
    供給される熱媒体と外気とを熱交換させて外気を冷却除湿する複数の冷却除湿部と、
    前記複数の冷却除湿部にて冷却除湿された後の外気を再熱可能な再熱部と、
    前記複数の冷却除湿部に冷熱源からの熱媒体を供給する熱媒体供給部とが備えられ、
    前記複数の冷却除湿部は、外気の流れ方向に順番に位置する形態で配設され、
    前記熱媒体供給部は、前記複数の冷却除湿部に前記冷熱源からの熱媒体を供給する供給状態として、前記複数の冷却除湿部の夫々に対して並列状態で熱媒体を供給する並列供給状態と、外気の流れ方向の下流側に位置する前記冷却除湿部から順番に直列状態で熱媒体を供給する直列供給状態とに切替自在に構成され、
    空調対象空間における冷房負荷が大きい場合に、前記熱媒体供給部を並列供給状態に切り替え、且つ、空調対象空間における冷房負荷が小さい場合に、前記熱媒体供給部を直列供給状態に切り替えている外気処理空調装置。
  2. 前記再熱部は、供給される熱媒体と外気とを熱交換させて外気を再熱するように構成され、
    前記熱媒体供給部は、前記複数の冷却除湿部に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を前記再熱部に供給自在に構成されている請求項1に記載の外気処理空調装置。
  3. 外気を空調処理し、その空調処理後の外気を空調対象空間に供給する外気処理空調装置であって、
    供給される熱媒体と外気とを熱交換させて外気を冷却除湿する複数の冷却除湿部と、
    前記複数の冷却除湿部にて冷却除湿された後の外気を再熱可能な再熱部と、
    前記複数の冷却除湿部に冷熱源からの熱媒体を供給する熱媒体供給部とが備えられ、
    前記複数の冷却除湿部は、外気の流れ方向に順番に位置する形態で配設され、
    前記熱媒体供給部は、前記複数の冷却除湿部に前記冷熱源からの熱媒体を供給する供給状態として、前記複数の冷却除湿部の夫々に対して並列状態で熱媒体を供給する並列供給状態と、外気の流れ方向の下流側に位置する前記冷却除湿部から順番に直列状態で熱媒体を供給する直列供給状態とに切替自在に構成され、
    前記再熱部は、供給される熱媒体と外気とを熱交換させて外気を再熱するように構成され、
    前記並列供給状態では、前記熱媒体供給部が、前記複数の冷却除湿部に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を、前記再熱部に供給することなく、前記冷熱源に戻すように構成され、
    前記直列供給状態では、前記熱媒体供給部が、前記複数の冷却除湿部に供給されて熱交換により加熱された熱媒体を、前記再熱部に供給した後、前記冷熱源に戻すように構成されている外気処理空調装置。
  4. 前記再熱部は、供給される熱媒体と外気とを熱交換させて外気を再熱するように構成され、
    前記複数の冷却除湿部にて冷却除湿される前の外気を前記再熱部に供給自在な外気供給部と、
    前記再熱部に供給されて熱交換により冷却された外気を、前記複数の冷却除湿部にて冷却除湿される前の外気に混合させる外気混合部とが備えられている請求項1〜の何れか1項に記載の外気処理空調装置。
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