JP6915088B2 - 航空機用の翼 - Google Patents

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Description

本発明は、主翼と、スラットと、スラットが格納位置と少なくとも1つの伸長位置との間で移動可能なように、スラットを主翼に移動可能に連結する連結アセンブリとを含む航空機用の翼に関する。本発明のさらなる態様は、かかる翼と、かかる翼で使用される連結アセンブリとに関する。
連結アセンブリは、前端部と後端部との間でトラック長手軸に沿って延び、前端部と後端部との間に中間部分を有する、細長いスラットトラックを含む。スラットトラックの前端部は、例えば、共に、翼幅方向と交差する翼形平面内にずれて配置された2つの球形支持体によって、スラットに固定した形で取り付けられるのが好ましい。スラットトラックの後端部及び中間部分は、スラットトラックが、トラック長手軸に沿って、すなわち、所定の経路、好ましくは円形路に沿って移動可能なように、ローラ支持体によって主翼に移動可能に取り付けられる。
ローラ支持体は、主翼に固定した形で取り付けられたガイドレールと、スラットトラックの後端部に取り付けられ、ガイドレールに係合する第1のローラユニットとを含む。好ましくは、ガイドレールは、ガイドレールの面が第1のローラユニットの円周面に対向して位置するように、C字形状で形成され、ガイドレールの上面と下面との間の距離は、第1のローラユニットの直径よりも大きいので、第1のローラユニットは、同じ時刻において、ガイドレールの上面か又は下面のいずれかとしか係合することができない。すなわち、ガイドレールの上面と下面との間の距離は、第1のローラユニットと、ガイドレールの上面又は下面のいずれかとの間に隙間が形成されるように選択され、そのため、第1のローラユニットは、ガイドレールの上面及び下面と同時に係合することができず、その結果、第1のローラユニットの障害となり得ない。さらに好ましくは、第1のローラユニットは、翼幅方向、主翼の前縁、又はスラットの前縁に平行に延びる第1の回転軸を有する。
ローラ支持体は、主翼に固定した形で取り付けられ、スラットトラックの中間部分に設けられた係合面に係合する第2のローラユニットを含む。好ましくは、第2のローラユニットは、翼幅方向、主翼の前縁、又はスラットの前縁に平行に延びる第2の回転軸を有する。
そのような翼は、当技術分野において、例えば、特許文献1から公知であり、特許文献1では、連結アセンブリは、対向する上面及び下面で、スラットトラックに係合する2つのローラ要素からなる第2のローラを含む。しかし、当技術分野において、連結アセンブリ、ひいては翼全体の大きさ、重量、及び複雑性を低減する必要が常にある。
英国特許第404149号明細書
したがって、本発明の目的は、可能な限り単純、軽量で、且つコスト効率のよい翼構造を提供することである。
この目的は、スラットトラックが、上側フランジ部分と、下側フランジ部分と、上側及び下側フランジ部分を連結する少なくとも1つのウェブ部分とを含む、長手軸に交差する輪郭、すなわち、断面を有することで達成される。そのような輪郭は、例えば、C字輪郭、二重C字輪郭、I字輪郭、H字輪郭、又はП輪郭とすることができる。第2のローラユニットは、上側及び下側フランジ部分間の凹部に配置され、上側フランジ部分及び/又は下側フランジ部分に、好ましくは、上側フランジ部分か、又は下側フランジ部分か、又は両方のフランジ部分のいずれかに、連続する態様で設けられた係合面に係合する。そのような方法では、第2のローラユニットは、スラットトラックの上下の空間を占有せず、スラットトラックは、単一のローラ要素だけで保持することができる。これは、連結アセンブリを単純にし、空間及び重量を節減し、したがって、翼の効率を高める。さらに、連結アセンブリは、完全に、対応する翼の前桁の前に配置され、前桁を貫通しない。
好ましい実施形態によれば、スラットトラックは、第1の凹部が、ウェブ部分の第1の側で上側及び下側フランジ部分間に形成され、第2の凹部が、第1の側とは反対側のウェブ部分の第2の側で、上側及び下側フランジ部分間に形成されるような輪郭、特に、I字輪郭又は二重C字輪郭を有する。そのような方法では、2つのローラ要素を両方の凹部に受け入れることができる。
特に、第2のローラユニットは、第1のローラ要素及び第2のローラ要素を含むのが好ましい。第1のローラ要素は第1の凹部に配置され、第2のローラ要素は第2の凹部に配置される。第1及び第2のローラ要素は同軸上に配置される、すなわち、共に第2の回転軸のまわりに回転し、同じ半径を有する。第1及び第2のローラ要素によって、より高い負荷を吸収することができ、対称配置、又は2つの別の負荷路を有する配置が可能になる。
さらに、スラットトラックのウェブ部分は、ウェブ部分の第1の側から第2の側まで延び、トラックの長手軸に沿って長く延びるスロットを含むのが好ましい。好ましくは、スロットは、格納位置と最大限に伸長した位置との間でスラットが移動する距離と少なくとも同じ長さだけトラック長手軸に沿って延びる。第1のローラ要素及び第2のローラ要素は、共回転するために1つの共通シャフトに取り付けられる。共通シャフトは、ウェブ部分の第1の側から第2の側までスロットを貫通する。好ましくは、共通シャフトの両側は主翼に支持される。第1及び第2のローラ要素を支持するために1つの共通シャフトを使用することで、主翼構造物内に誘導される曲げ負荷が最小限になる。
代替の実施形態によれば、第1のローラ要素は、第1のシャフトに取り付けられ、第2のローラ要素は、第1のシャフトとは別の第2のシャフトに取り付けられる。好ましくは、第1及び第2のシャフトは、主翼に別々に支持される。第1及び第2のローラ要素を支持するのに別々のシャフトを使用することで、スラットトラックを貫通するスロットは必要とされない。
好ましい実施形態によれば、第1のローラユニットは、単一の第3のローラ要素を含み、第3のローラ要素は、好ましくは、両側から第3のローラ要素を保持するスラットトラックのヨーク状後端部によってスラットトラックに取り付けられる。単一の第3のローラ要素だけを使用することで、きわめて単純な構造になる。
代替の実施形態では、第1のローラユニットは、第3のローラ要素及び第4のローラ要素を含む。第3及び第4のローラ要素は同軸上に配置される、すなわち、共に第1の回転軸のまわりに回転し、同じ半径を有する。好ましくは、第3のローラ要素は、第1の側に配置され、第4のローラ要素は、ウェブ部分の第2の側に配置される。そのような方法では、バックアップローラ要素がもたらされる。
好ましい実施形態によれば、スラットトラックは、互いから独立して形成された第1のトラック部及び第2のトラック部を含む。各第1及び第2のトラック部は一体に形成され、後端部から前端部までトラック長手軸に沿って延びる。第1及び第2のトラック部は、例えば、ボルトによって互いに組み付けられ、トラック長手軸及び翼厚方向にわたって広がる接触面に沿って支え合っており、この接触面は、好ましくは長手方向伸長範囲全体に沿った垂直対称面とすることができる。第1及び第2のトラック部によって、2つの別々の負荷路が導入され、この負荷路は、一方の負荷路が破損した場合に、それでもなお、他方の負荷路が、スラットを介して作用する発生空気負荷に耐えることができるように、冗長負荷路として設計することができる。
特に、第3のローラ要素は、第1のトラック部及び第2のトラック部の両方に取り付けられるのが好ましい。そのような方法では、第1及び第2のトラック部の一方が破損した場合に、第3のローラ要素は、それでもなお、第1及び第2のトラック部の他方のトラック部によって十分に支持されるので、この他方のトラック部は、それでもなお、第3のローラ要素によって案内される。
或いは、第3のローラ要素は、第1のトラック部に取り付けられ、第4のローラ要素が第2のトラック部に取り付けられる。そのような方法では、第1及び第2のトラック部の一方が破損した場合に、第1及び第2のトラック部の他方のトラック部は、それでもなお、第3及び第4のローラの対応するローラによって案内される。
好ましい実施形態によれば、スラットトラックの上側フランジ部分と下側フランジ部分との間の距離は、第2のローラユニットの直径よりも大きく、そのため、第2のローラユニットと上側フランジ部分の係合面との間か、又は第2のローラユニットと下側フランジ部分の係合面との間のいずれかに隙間が形成される。特に、この隙間は、スラットが、格納位置及び/又は最大限に伸長した位置及び/又は特定の部分的に伸長した位置、例えば、離陸位置にある場合に、第2のローラユニットが配置される、スラットトラックに沿ったゲート位置でより小さくなり、好ましくは最小になる。同時に、隙間は、ゲート位置間の領域でより大きくなる。隙間が最小になるそのようなゲート位置は、格納位置と伸長位置との間でのスラットの移動の制御を簡単にする。
さらに好ましい実施形態によれば、ローラ支持体は、主翼に取り付けられ、スラットトラックの上側フランジ部分の上面に係合する第3のローラユニットを含む。好ましくは、第3のローラユニットは、第1及び第2のトラック部の両方と係合する1つの共通ローラ要素を含む。さらに好ましくは、第3のローラ要素は、翼幅方向に平行な第3の回転軸のまわりに回転する。さらに好ましくは、第3のローラユニットは、主翼の前縁に近接して配置され、主翼の外装輪郭線に対して、主翼の内側に、部分的に主翼の外側に、又は完全に主翼の外側に配置することができる。そのような第3のローラユニットにより、空気負荷に抗してスラットがさらに支持される。
さらに好ましい実施形態によれば、連結アセンブリは、第1の連結アセンブリとされる。翼は、第1の連結アセンブリから翼幅方向に離間した位置で、スラットを主翼に連結する第2の連結アセンブリを含む。第2の連結アセンブリは、第1の連結アセンブリとして形成される、すなわち、第1の連結アセンブリと同じ特徴を有する。或いは、第2の連結アセンブリは、第1の連結アセンブリとは異なるように形成することもできる。
本発明のさらなる態様は、上記の実施形態のいずれかによる翼を含む航空機に関する。翼に関連して説明した特徴及び利点は航空にも当てはまる。
本発明のさらに別の態様は、翼に関連して上記に説明した、スラットを航空機用の主翼に移動可能に連結する連結アセンブリに関する。連結アセンブリは、前端部と後端部との間でトラック長手軸に沿って延び、前端部と後端部との間に中間部分を有する、細長いスラットトラックを含む。スラットトラックの前端部は、スラットに取り付けられるように構成される。スラットトラックの後端部及び中間部分は、スラットトラックが、トラック長手軸に沿って移動可能なように、ローラ支持体によって主翼に取り付けられる構成とされる。ローラ支持体は、主翼に取り付けられるように構成されたガイドレールと、スラットトラックの後端部に取り付けられ、ガイドレールに係合するように構成された第1のローラユニットとを含む。ローラ支持体は、主翼に取り付けられるように構成され、スラットトラックの中間部分に設けられた係合面に係合するように構成された第2のローラユニットを含む。スラットトラックは、上側フランジ部分と、下側フランジ部分と、上側及び下側フランジ部分を連結する少なくとも1つのウェブ部分とを含む輪郭を有する。第2のローラユニットは、上側及び下側フランジ部分間の凹部に配置され、上側フランジ部分及び/又は下側フランジ部分に設けられた係合面に係合するように構成される。翼に関連して説明した特徴及び利点は、そのような翼で使用することができる連結アセンブリにも当てはまる。
下記に、本発明の好ましい実施形態が、図面を用いてより詳細に説明される。
翼を含む、本発明による航空機の斜視図を示している。 連結アセンブリを含む、図1に示す翼の断面図を示している。 図2に示す連結アセンブリの平面図を示している。 図2に示す連結アセンブリの斜視図を示している。 図2に示す連結アセンブリのトラック長手軸に交差する断面図を示している。 本発明の別の実施形態による連結アセンブリの斜視図を示している。 図6に示す連結アセンブリのトラック長手軸に交差する断面図を示している。 本発明のさらなる実施形態による連結アセンブリの3つの側面図を示している。 本発明の別の実施形態による翼の断面図を示している。
本発明の実施形態による航空機1が図1に示されている。航空機1は、本発明の実施形態に従って形成された翼3を含む。
図2は、図1の翼3をより詳細に示している。翼3は、主翼5と、スラット7と、スラット7が格納位置11と少なくとも1つの伸長位置13、15との間で移動可能なように、スラット7を主翼5に移動可能に連結する連結アセンブリ9とを含む。
連結アセンブリ9は、前端部21と後端部23との間でトラック長手軸19に沿って延び、前端部21と後端部23との間に中間部分25を有する、細長いスラットトラック17を含む。スラットトラック17の前端部21は、スラット7に固定した形で取り付けられている。スラットトラック17の後端部23及び中間部分25は、スラットトラック17が、トラック長手軸19に沿って移動可能なように、ローラ支持体27によって主翼5に移動可能に取り付けられている。ローラ支持体27は、主翼5に固定した形で取り付けられたガイドレール29と、スラットトラック17の後端部23に固定した形で取り付けられ、ガイドレール29と係合する第1のローラユニット31とを含む。ローラ支持体27は、主翼5に固定した形で取り付けられ、スラットトラック17の中間部分25に設けられた係合面35に係合する第2のローラユニット33を含む。図3〜5に示すように、スラットトラック17は、上側フランジ部分39と、下側フランジ部分41と、上側フランジ部分39及び下側フランジ部分41を連結する少なくとも1つのウェブ部分43とを含む二重C字状輪郭37を有する。第2のローラユニット33は、上側フランジ部分39と下側フランジ部分41との間の凹部45に配置され、上側フランジ部分39及び下側フランジ部分41に設けられた係合面35に係合する。
図4及び図5に示すように、スラットトラック17の二重C字状輪郭37は、第1の凹部45aが、ウェブ部分43の第1の側47で、上側フランジ部分39と下側フランジ部分41との間に形成され、第2の凹部45bが、第1の側47の反対側のウェブ部分43の第2の側49で、上側フランジ部分39と下側フランジ部分41との間に形成されるようにする。第2のローラユニット33は、第1のローラ要素51及び第2のローラ要素53を含む。第1のローラ要素51は、第1の凹部45aに配置され、第2のローラ要素53は、第2の凹部45bに配置されている。第1のローラ要素51及び第2のローラ要素53は同軸上に配置され、同じ半径を有する。第1のローラ要素51は、第1のシャフト55に取り付けられ、第2のローラ要素53は、第1のシャフト55とは別の第2のシャフト57に取り付けられている。第1のシャフト55及び第2のシャフト57は、主翼5に別々に支持されている。
図3〜5は、スラットトラック17が、互いから独立して形成された第1のトラック部59及び第2のトラック部61を含むことを示している。各第1のトラック部59及び第2のトラック部61は一体に形成され、後端部23から前端部21までトラック長手軸19に沿って延びている。第1のトラック部59及び第2のトラック部61は、ボルト63によって互いに組み付けられ、トラック長手軸19及び翼厚方向67にわたって広がる接触面65に沿って支え合っている。図3を見て分かるように、第1のローラユニット31は、第3のローラ要素69及び第4のローラ要素71を含む。第3のローラ要素69及び第4のローラ要素71は同軸上に配置され、同じ半径を有する。第3のローラ要素69は、第1のトラック部59に取り付けられ、第4のローラ要素71は、第2のトラック部61に取り付けられている。或いは、第1のローラユニット31は、単一の第3のローラ要素69だけを含むこともできる。
図6及び図7は、主翼5に別々に支持された、独立した第1のシャフト55及び第2のシャフト57に対する代替案を示している。この場合に、スラットトラック17のウェブ部分43は、ウェブ部分43の第1の側47から第2の側49まで延び、トラック長手軸19に沿って長く延びるスロット73を含む。第1のローラ要素51及び第2のローラ要素53は、共回転するために1つの共通シャフト75に取り付けられている。共通シャフト75は、ウェブ部分43の第1の側47から第2の側49までスロット73を貫通している。共通シャフト75の両端部77a、77bは、主翼5に支持される。
図8は、第2のローラユニット33と上側フランジ部分39の係合面35との間か、又は第2のローラユニット33と下側フランジ部分41の係合面35との間かのいずれかに隙間79が形成されるように、スラットトラック17の上側フランジ部分39と下側フランジ部分41との間の距離が、第2のローラユニット33の直径よりも大きくなった実施形態を示している。隙間79は、スラット7が、格納位置11にあるとき(図8a)、部分的に伸長した位置13にあるとき(図8b)、及び最大限に伸長した位置15にあるときに(図8c)、第2のローラユニット33が配置される、スラットトラック17に沿ったゲート位置81a、81b、81cにおいてより小さくなる。隙間79は、ゲート位置81a、81b、81c間の領域でより大きくなる。
ローラ支持体27が、主翼5に取り付けられ、スラットトラック17の上側フランジ部分39の上面85に係合する第3のローラユニット83を含む別の例が図9に示されている。第3のローラユニット83は、第1のトラック部59及び第2のトラック部61の両方と係合する1つの共通ローラ要素を含む。第3のローラユニット83は、主翼5の前縁に近接して配置され、主翼5の外装輪郭線89に対して主翼5の外に部分的に配置される。
図1に示すように、連結アセンブリ9は、第1の連結アセンブリ91であり、翼3は、第1の連結アセンブリ91から翼幅方向95に離間した位置でスラット7を主翼5に連結する第2の連結アセンブリ93を含み、第2の連結アセンブリ93は、第1の連結アセンブリ91として形成される。

Claims (15)

  1. 航空機(1)用の翼(3)であって、
    主翼(5)と、
    スラット(7)と、
    前記スラット(7)が、格納位置(11)と少なくとも1つの伸長位置(13、15)との間で移動可能なように、前記スラット(7)を前記主翼(5)に移動可能に連結する連結アセンブリ(9)と、を含み、
    前記連結アセンブリ(9)は、前端部(21)と後端部(23)との間で、トラック長手軸(19)に沿って延び、前記前端部(21)と前記後端部(23)との間に中間部分(25)を有する、細長いスラットトラック(17)を含み、
    前記スラットトラック(17)の前記前端部(21)は、前記スラット(7)に取り付けられ、
    前記スラットトラック(17)の前記後端部(23)及び前記中間部分(25)は、前記スラットトラック(17)が、前記トラック長手軸(19)に沿って移動可能なように、ローラ支持体(27)によって前記主翼(5)に取り付けられ、
    前記ローラ支持体(27)は、前記主翼(5)に取り付けられたガイドレール(29)と、前記スラットトラック(17)の前記後端部(23)に取り付けられ、前記ガイドレール(29)と係合する第1のローラユニット(31)とを含み、
    前記ローラ支持体(27)は、前記主翼(5)に取り付けられ、前記スラットトラック(17)の前記中間部分(25)に設けられた係合面(35)に係合する第2のローラユニット(33)を含む、翼において、
    前記ガイドレール(29)は、前記主翼(5)に対して相対移動不能に取り付けられていることと、
    前記スラットトラック(17)は、上側フランジ部分(39)と、下側フランジ部分(41)と、上側フランジ部分(39)及び下側フランジ部分(41)を連結する少なくとも1つのウェブ部分(43)とを含む輪郭(37)を有することと、
    前記第2のローラユニット(33)は、上側フランジ部分(39)と下側フランジ部分(41)との間の凹部(45)に配置され、前記上側フランジ部分(39)及び/又は前記下側フランジ部分(41)に設けられた前記係合面(35)に係合することと、を特徴とする翼。
  2. 前記スラットトラック(17)は、第1の凹部(45a)が、前記ウェブ部分(43)の第1の側(47)で、前記上側フランジ部分(39)と前記下側フランジ部分(41)との間に形成され、第2の凹部(45b)が、前記第1の側(47)の反対側の前記ウェブ部分(43)の第2の側(49)で、前記上側フランジ部分(39)と前記下側フランジ部分(41)との間に形成さるような輪郭(37)を有する、請求項1に記載の翼。
  3. 前記第2のローラユニット(33)は、第1のローラ要素(51)及び第2のローラ要素(53)を含み、
    前記第1のローラ要素(51)は、前記第1の凹部(45a)に配置され、前記第2のローラ要素(53)は、前記第2の凹部(45b)に配置され、
    第1のローラ要素(51)及び第2のローラ要素(53)は同軸上に配置され、同じ半径を有する、請求項2に記載の翼。
  4. 前記スラットトラック(17)の前記ウェブ部分(43)は、前記ウェブ部分(43)の前記第1の側(47)から前記第2の側(49)まで延び、前記トラック長手軸(19)に沿って長く延びるスロット(73)を含み、
    前記第1のローラ要素(51)及び前記第2のローラ要素(53)は、共回転するために、1つの共通シャフト(75)に取り付けられ、
    前記共通シャフト(75)は、前記ウェブ部分(43)の前記第1の側(47)から前記第2の側(49)まで前記スロット(73)を貫通する、請求項3に記載の翼。
  5. 前記第1のローラ要素(51)は、第1のシャフト(55)に取り付けられ、前記第2のローラ要素(53)は、前記第1のシャフト(55)とは別の第2のシャフト(57)に取り付けられる、請求項3に記載の翼。
  6. 前記第1のローラユニット(31)は、単一の第3のローラ要素(69)を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の翼。
  7. 前記第1のローラユニット(31)は、第3のローラ要素(69)及び第4のローラ要素(71)を含み、
    第3のローラ要素(69)及び第4のローラ要素(71)は同軸上に配置され、同じ半径を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の翼。
  8. 前記スラットトラック(17)は、互いから独立して形成された第1のトラック部(59)及び第2のトラック部(61)を含み、
    各前記第1のトラック部(59)及び前記第2のトラック部(61)は一体に形成され、前記後端部(23)から前記前端部(21)まで前記トラック長手軸(19)に沿って延び、
    前記第1のトラック部(59)及び前記第2のトラック部(61)は互いに組み付けられ、前記トラック長手軸(19)及び翼厚方向(67)にわたって広がる接触面(65)に沿って支え合う、請求項1〜7のいずれか一項に記載の翼。
  9. 前記第3のローラ要素(69)は、前記第1のトラック部(59)及び前記第2のトラック部(61)の両方に取り付けられる、請求項6に従属する請求項8に記載の翼。
  10. 前記第3のローラ要素(69)は、前記第1のトラック部(59)に取り付けられ、前記第4のローラ要素(71)は、前記第2のトラック部(61)に取り付けられる、請求項7に従属する請求項8に記載の翼。
  11. 前記第2のローラユニット(33)と前記上側フランジ部分(39)の前記係合面(35)との間か、又は前記第2のローラユニット(33)と前記下側フランジ部分(41)の前記係合面(35)との間かのいずれかに隙間(79)が形成されるように、前記スラットトラック(17)の前記上側フランジ部分(39)と前記下側フランジ部分(41)との間の距離が、前記第2のローラユニット(33)の直径よりも大きく、
    前記隙間(79)は、前記スラット(7)が、前記格納位置(11)にあるとき、及び/又は最大限に伸長した位置(15)にあるとき、及び/又は特定の部分的に伸長した位置(13)にあるときに、前記第2のローラユニット(33)が配置される、前記スラットトラック(17)に沿ったゲート位置(81a、81b、81c)においてより小さく、
    前記隙間(79)は、前記ゲート位置(81a、81b、81c)間の領域でより大きい、請求項1〜10のいずれか一項に記載の翼。
  12. 前記ローラ支持体(27)は、前記主翼(5)に取り付けられ、前記スラットトラック(17)の前記上側フランジ部分(39)の上面(85)に係合する第3のローラユニット(83)を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の翼。
  13. 前記連結アセンブリ(9)は、第1の連結アセンブリ(91)であり、前記翼(3)は、翼幅方向(95)に前記第1の連結アセンブリ(91)から離間した位置で、前記スラット(7)を前記主翼(5)に連結する第2の連結アセンブリ(93)を含み、前記第2の連結アセンブリ(93)は、前記第1の連結アセンブリ(91)として形成される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の翼。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の翼(3)を含む航空機(1)。
  15. スラット(7)を航空機(1)用の主翼(5)に移動可能に連結する連結アセンブリ(9)であって、
    前端部(21)と後端部(23)との間で、トラック長手軸(19)に沿って延び、前記前端部(21)と前記後端部(23)との間に中間部分(25)を有する、細長いスラットトラック(17)を含み、
    前記スラットトラック(17)の前記前端部(21)は、前記スラット(7)に取り付けられるように構成され、
    前記スラットトラック(17)の前記後端部(23)及び前記中間部分(25)は、前記スラットトラック(17)が、前記トラック長手軸(19)に沿って移動可能なように、ローラ支持体(27)によって前記主翼(5)に取り付けられるように構成され、
    前記ローラ支持体(27)は、前記主翼(5)に取り付けられるように構成されたガイドレール(29)と、前記スラットトラック(17)の前記後端部(23)に取り付けられ、前記ガイドレール(29)に係合するように構成された第1のローラユニット(31)とを含み、
    前記ローラ支持体(27)は、前記主翼(5)に取り付けられるように構成され、前記スラットトラック(17)の前記中間部分(25)に設けられた係合面(35)に係合するように構成された第2のローラユニット(33)を含む、連結アセンブリにおいて、
    前記ガイドレール(29)は、前記主翼(5)に対して相対移動不能に取り付けられるように構成されていることと、
    前記スラットトラック(17)は、上側フランジ部分(39)と、下側フランジ部分(41)と、上側フランジ部分(39)及び下側フランジ部分(41)を連結する少なくとも1つのウェブ部分(43)とを含む輪郭(37)を有することと、
    前記第2のローラユニット(33)は、上側フランジ部分(39)と下側フランジ部分(41)との間の凹部(45)に配置され、前記上側フランジ部分(39)及び/又は前記下側フランジ部分(41)に設けられた前記係合面(35)に係合するように構成されることと、を特徴とする連結アセンブリ(9)。
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