JP6914508B2 - 容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークの運搬等に使用される容器に関するものである。
従来、収容されたワークを確実に保護するための容器として、ワークが設置される容器本体と、容器本体に被せられる蓋部材とを備え、容器内においてワークが1つずつ規定位置にて保持される容器が知られている(例えば、特許文献1等参照。)。
実公昭47−39220号公報
ところで、容器に収容されたワークを1つずつ好適に保持するためには、容器のうちワークが保持される部位の形状をワークの形状に対応させることが望ましい。しかしながら、取り扱うワークの種類(形状)が複数存在する場合には、容器についても複数種類用意しなくてはならず、容器の管理や保管等に関する利便性の低下を招くことが懸念される。
本発明は、上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、利便性の向上を図ることのできる容器を提供することにある。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.第1ワークを設置可能な第1設置部を備える第1構成部と、
第1ワークとは異なる形状の第2ワークを設置可能な第2設置部を備える第2構成部とを備え、
前記第1設置部は、第1ワークを支持する第1支持部と、前記第1支持部に支持された第1ワークの水平方向における位置決めを行う第1位置決め部とを備え、
前記第2設置部は、第2ワークを支持する第2支持部と、前記第2支持部に支持された第2ワークの水平方向における位置決めを行う第2位置決め部とを備え、
第1ワークを設置する容器本体として前記第1構成部を使用し、第1ワークが設置された前記第1構成部に被せる蓋部材として前記第2構成部を使用する第1収容形態と、
第2ワークを設置する容器本体として前記第2構成部を使用し、第2ワークが設置された前記第2構成部に被せる蓋部材として前記第1構成部を使用する第2収容形態とに形態変更可能に構成され
前記第1構成部、及び、前記第2構成部のうち少なくとも一方の外周面には、前記第1構成部と、前記第2構成部との合わせ面に連接して、着脱用手掛け凹部が設けられ、
前記第1構成部、及び、前記第2構成部の外周面には、前記合わせ面とは反対側の面に連接して、昇降用手掛け凹部が設けられていることを特徴とする容器。
手段1によれば、容器に第1ワークを収容する場合には、第1構成部を容器本体として第1ワークを第1構成部の第1設置部に設置し、第2構成部を蓋部材として第1構成部に被せる。その一方で、容器に第2ワークを収容する場合には、第2構成部を容器本体として第2ワークを第2構成部の第2設置部に設置し、第1構成部を蓋部材として第2構成部に被せる。つまり、第1構成部、及び、第2構成部は、容器本体、及び、蓋部材の両方の役割を担うことができるように構成され、容器の上下を逆転させることで、第1構成部、及び、第2構成部の役割を逆転させることができる。特に、第1構成部、及び、第2構成部のどちらを容器本体とするかによって、ワークを支持する支持部、及び、ワークの水平方向における位置決めを行う位置決め部の形状・配置等を変更(選択)することができ、互いに形状の異なる第1ワーク、及び、第2ワークのどちらについても、同一の容器(第1構成部、及び、第2構成部)によって、安定して収容することができる。従って、例えば、第1ワークを収容するための容器(容器本体及び蓋部材)と、第2ワークを収容するための容器とを別々に用意する場合に比べ、容器の管理にかかる手間の抑制、容器の保管スペースの低減、及び、コストの削減等を図ることができ、容器の管理や保管等に関する利便性の向上等を図ることができる。
尚、「前記第1収容形態、及び、前記第2収容形態のどちらにおいても、前記第1設置部と、前記第2設置部とを上下に対向させるようにして、前記第1構成部、及び、前記第2構成部のうち一方を他方に被せることで、前記第1設置部に設置された第1ワーク、又は、前記第2設置部に設置された第2ワークを収容可能に構成されていること」としてもよい。この場合、第1構成部、及び、第2構成部のうち、蓋部材として使用される側の第1設置部、又は、第2設置部が上向きとなり露出状態となってしまうことに起因して、第1設置部、及び、第2設置部が汚れたり、損傷したりしてしまうといった事態を防止することができる。さらに、第1構成部、及び、第2構成部のうち、蓋部材として使用される側の第1設置部、又は、第2設置部を、ワークの収容を許容するための空間として利用することができ、収容可能とするワークの形状の多様化を図ることができる。
また、「前記第1構成部のうち前記第2構成部との合わせ面には閉鎖用係合部が設けられ、前記第2構成部の前記第1構成部との合わせ面には、前記閉鎖用係合部と係合される閉鎖用被係合部が設けられていること」としてもよい。この場合、ワークの収容状態をより確実に保持することができるとともに、埃、塵等の異物混入をより確実に防止することができる。
また、手段によれば、容器が第1収容形態、及び、第2収容形態のどちらにあっても、着脱用手掛け凹部を介して蓋部材の下面側に指先を掛けることができ、蓋部材の着脱作業性の向上を図ることができる。また、容器が第1収容形態、及び、第2収容形態のどちらにあっても、昇降用手掛け凹部を介して容器本体の下面側に指先を掛けることができ、容器を持ち上げたり、設置したりする際の作業性の向上を図ることができる。
手段.前記第1構成部には、前記第2構成部との合わせ面とは反対側の面において段積み用係合部が設けられ、
前記第2構成部には、前記第1構成部との合わせ面とは反対側の面において、前記段積み用係合部と係合可能な段積み用被係合部が設けられ、
容器同士を積み重ねた場合に、前記段積み用係合部と、前記段積み用被係合部とが係合状態とされることを特徴とする手段1に記載の容器。
手段によれば、容器同士を積み重ねた(段積みした)場合に、容器同士の水平方向における位置ずれを防止することができ、複数の容器をまとめて運搬・保管することが可能となる。従って、ワーク、及び、容器の運搬・保管効率の向上等を図ることができる。また段積み状態にある容器のうち上側の容器を移動させる場合に、昇降用手掛け凹部を介して、上側の容器の容器本体の下面側に指先を掛けて、上側の容器を比較的スムースに持ち上げることができる。
手段.第1形態から、特定の加工工程を経て、第2形態へと形状が変化するワークを収容する容器であって、
第1形態のワークを第1ワークとして前記第1収容形態で収容し、第2形態のワークを第2ワークとして前記第2収容形態で収容することを特徴とする手段1又は2に記載の容器。
手段によれば、例えば、ワークを第1形態とする第1工場からワークを第2形態とする(特定の加工工程を行う)第2工場までの間は、第1形態のワーク(第1ワーク)を第1収容形態の容器に収容して運搬し、第2工場から先は、第2形態のワーク(第2ワーク)を第2収容形態の容器に収容して運搬するといったことが可能となる。つまり、ワークが第1形態から第2形態へと変化しても、同じ容器を用いてワークを運搬することができる(特定の加工工程まで第1ワークが収容されてきた容器に第2ワークを再び収容して、運搬することができる)。
このため、例えば、第1ワーク、及び、第2ワークがそれぞれ別の容器に収容されて運搬されるような場合に、第2工場において、第1ワークを収容する容器が溜まり続けたり、第2ワークを収容する容器が足りなくなったりするといった事態を回避することができる。また、第1工場と、第2工場との間の容器のやりとりが双方向になってしまうことを回避することができる。従って、ワーク及び容器の流通に関する利便性の向上等を図ることができる。
手段.前記第2収容形態において、前記第2構成部の前記第2設置部に設置された第2ワークと、前記第1構成部とが離間していることを特徴とする手段1乃至のいずれかに記載の容器。
手段によれば、容器の第2収容形態において、蓋部材として機能する第1構成部と、第2ワークとが当接することに起因して、第2ワークが損傷してしまうといった事態を回避することができる。従って、第2ワークを、その意匠面、或いは、機能面が上側を向くように設置することで、当該意匠面、或いは、機能面の保護をより確実に図ることができる。
容器の第1収容形態とされる向きに配置された第1構成部及び第2構成部の斜視図である。 容器の第2収容状態とされる向きで配置された第1構成部及び第2構成部の斜視図である。 第1ワークの斜視図である。 第2ワークの斜視図である。 第1収容形態の容器を示す断面図である。 第2収容形態の容器を示す断面図である。 段積みされた第1収容形態の容器を示す斜視図である。 段積みされた第2収容形態の容器を示す斜視図である。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1、図2等に示すように、ワーク5を収容する容器1は、平面視略矩形状の第1構成部2と、平面視で外周形状が第1構成部2と略同一形状の第2構成部3とを備えている。また、本実施形態のワーク5は、第1工場で行われる第1成形工程により第1形態に形成され、倉庫に保管される。その後、第1形態のワーク5は、第2工場で行われる特定の加工工程としての第2成形工程(切削工程)を経ることで、第1形態とは形状の異なる第2形態に形成される。以下、第1形態のワーク5を「第1ワーク5a」と称し、第2形態のワーク5を「第2ワーク5b」と称する。尚、第2ワーク5bは、第3工場で行われるコーティング工程を経た後、検査所において検査が行われ、納入先に納入される。
図3に示すように、第1ワーク5aは、円柱状の本体部7と、本体部7の延在方向中間位置から外周側に突出する略円盤状の鍔部8とを備えている。図5に示すように、鍔部8のうち、本体部7の一端部側の面は、本体部7に対して略直交して延びる平坦面とされている。その一方で、鍔部8のうち、本体部7の他端部側の面は、鍔部8の厚みが鍔部8の先端縁に向けて次第に薄くなるようにして傾斜して延びる傾斜面とされている。
図4に示すように、第2ワーク5bについても、本体部7と、鍔部8とを備えている。但し、第2成形工程において、本体部7の内周側が削られて、本体部7が筒状に構成されるとともに、鍔部8の表面が全体的に削られて、鍔部8が小型化されている(外径が小さく、厚みが薄くなっている)。さらに、鍔部8の外周縁には、鍔部8の周方向において所定間隔毎に切込み部9が設けられている。
これに対し、図1、図5に示すように、第1構成部2には、第1ワーク5aを設置可能な第1設置部10が、第1構成部2の長手方向に並ぶようにして一対で設けられている。第1設置部10は、第1ワーク5aの本体部7が挿入される第1挿入凹部11と、第1挿入凹部11を囲うようにして設けられ、第1ワーク5aの鍔部8の下面と当接して支持する平面視略円環状の第1支持部12と、第1支持部12の外周縁から上方に突出し、第1支持部12に支持された第1ワーク5aの鍔部8の外周縁と近接して、当該第1ワーク5aの水平方向における位置決めを行う第1周壁部13とを備えている。本実施形態では、第1ワーク5aは、鍔部8の傾斜面が下向きとなる姿勢で、第1設置部10に設置されるようになっている。また、第1支持部12は、第1ワーク5aの鍔部8の傾斜面に対応して、第1支持部12の中央側に向けて下方傾斜しており、第1ワーク5aの第1設置部10への設置状態では、当該第1支持部12(の傾斜)によっても第1ワーク5aの位置決めが行われるようになっている。尚、本実施形態では、第1周壁部13、及び、第1支持部12(の傾斜)により、第1位置決め部が構成される。
加えて、図1に示すように、第1構成部2には、前記一対の第1設置部10を囲うようにして、第1構成部2の外周縁から上方に突出する閉鎖用係合部としての枠状突部14が設けられている。さらに、枠状突部14のうち第1構成部2の各長側辺部に対応する部位と、各第1設置部10との間には、第1支持部12の一部が抉られるような格好で第1取出し用凹部15が設けられている。これにより、第1取出し用凹部15を介して、第1設置部10に設置された第1ワーク5aの鍔部8の下面側に指先を掛けることができ、第1ワーク5aの取出し、及び、設置に際しての作業性の向上等が図られる。
図2、図6に示すように、第2構成部3には、第2ワーク5bを設置可能な第2設置部20が、第2構成部3の長手方向に並ぶようにして一対で設けられている。第2設置部20は、第2ワーク5bの本体部7が挿入される第2挿入凹部21と、第2挿入凹部21を囲うようにして設けられ、第2ワーク5bの鍔部8の下面と当接して支持する平面視略円環状の第2支持部22と、第2支持部22の外周縁から上方に突出し、第2支持部22に支持された第2ワーク5bの鍔部8の外周縁と近接して、当該第2ワーク5bの水平方向における位置決めを行う第2周壁部23とを備えている。加えて、第2設置部20には、第2ワーク5bの切込み部9に挿入される位置決め凸部24が設けられている。
本実施形態では、第2ワーク5bは、鍔部8の平坦面が下向きとなる姿勢で、第2設置部20に設置されるようになっている。また、第2支持部22は、第2ワーク5bの鍔部8の平坦面に対応して、略水平に延びている。さらに、第2ワーク5bの第2設置部20への設置状態では、第2設置部20の位置決め凸部24が、第2ワーク5aの切込み部9に挿入されるようになっている。尚、本実施形態では、第2周壁部23、及び、位置決め凸部24により、第2位置決め部が構成される。
加えて、図2に示すように、第2構成部3には、前記一対の第2設置部20を囲うようにして、第2構成部3の外周縁を一段低くするようにして形成された閉鎖用被係合部としての枠状段部25が設けられている。さらに、枠状段部25のうち第2構成部3の各長側辺部に対応する部位と、各第2設置部20との間には、第2支持部22が一部抉られるような格好で、枠状段部25よりも低い位置にまで形成された第2取出し用凹部26が設けられている。これにより、第2取出し用凹部26を介して、第2設置部20に設置された第2ワーク5bの鍔部8の下面側に指先を掛けることができ、第2ワーク5bの取出し、及び、収容に際しての作業性の向上等が図られる。
尚、本実施形態の第1構成部2、及び、第2構成部3は、それぞれ発泡ポリプロピレンにより一体的に形成されている。また、第1構成部2、及び、第2構成部3には、互いに異なる着色が施されている。
さて、本実施形態の容器1は、図1、図5に示すように、第1ワーク5aを設置する「容器本体」として第1構成部2を使用し、第1ワーク5aが設置された第1構成部2に被せる「蓋部材」として第2構成部3を使用する第1収容形態と、図2、図6に示すように、第2ワーク5bを設置する「容器本体」として第2構成部3を使用し、第2ワーク5bが設置された第2構成部3に被せる「蓋部材」として第1構成部2を使用する第2収容形態とに形態変更可能に構成されている。つまり、容器1は、第1ワーク5aを収容する場合には、第1収容形態とされ、第2ワーク5bを収容する場合には、第2収容形態とされるようになっている。
また、図5、図6に示すように、本実施形態では、容器1を第1収容形態、及び、第2収容形態のどちらで使用する場合においても、第1設置部10と、第2設置部20とを上下に対向させるようにして、第1構成部2、及び、第2構成部3のうち一方を他方に被せることで、第1設置部10に設置された第1ワーク5a、又は、第2設置部20に設置された第2ワーク5bを収容可能に構成されている。さらに、ワーク5の収容状態においては、第1構成部2の枠状突部14と、第2構成部3の枠状段部25とが上下に当接し、第2構成部3のうち枠状段部25よりも内周側の部位が、枠状突部14の内周側に挿入されるようになっている。当該構成により、ワーク5の収容状態がより確実に維持されるとともに、埃、塵等の異物混入がより確実に防止される。
加えて、ワーク5の収容状態においては、第2構成部3のうち枠状段部25よりも内周側の部位についても、第1構成部2のうち枠状突部14よりも内周側の部位と上下に当接するようになっている。これにより、蓋部材が容器本体により確実に支持され、ワーク5の収容状態の安定化が図られる。また、ワーク5の収容状態においては、第1構成部2の外周面と、第2構成部3の外周面との間がほぼ段差なく連続している。
図5に示すように、容器1の第1収容形態では、第1構成部2の第1設置部10に設置された第1ワーク5aの本体部7の上部が、第1構成部2よりも上方に突出しており、当該本体部7の突出部位に関しては、蓋部材とされる第2構成部3の第2設置部20に収容されるようになっている。また、本実施形態では、第1収容形態の容器1に収容された第1ワーク5aは、基本的に鍔部8においてのみ容器1と当接する(鍔部8の下面が第1支持部12と当接し、鍔部8の外周面が第1周壁部13に近接する)ように構成されている。
図6に示すように、容器1の第2収容形態では、第2構成部3の第2設置部20に設置された第2ワーク5bの鍔部8の上部、及び、鍔部8から上方に突出する本体部7が、第2構成部3よりも上方に突出しており、当該鍔部8、及び、本体部7の突出部位に関しては、蓋部材とされる第1構成部2の第1設置部10に収容されるようになっている。また、本実施形態では、第2収容形態の容器1に収容された第2ワーク5bは、基本的に鍔部8においてのみ容器1と当接する(鍔部8の下面が第2支持部22と当接し、鍔部8の外周面が第2周壁部23に近接し、切込み部9が位置決め凸部24に近接する)ように構成されている。特に、本実施形態では、容器1の第2収容形態において、第2設置部20の全体の上方が第1構成部2の第1支持部12によって覆われるように構成されており、第2設置部20に設置された第2ワーク5bと、第1構成部2とが比較的大きく離間している(第2収容形態における第2ワーク5bと、第1構成部2との間の距離が、第1収容形態における第1ワーク5aと、第2構成部3との間の距離よりも大きくなっている)。
また、図1、図7等に示すように、第1構成部2、及び、第2構成部3の外周面には、容器1をワーク5の収容状態とした場合の第1構成部2と、第2構成部3との合わせ面(以下、第1構成部2の合わせ面を「第1合わせ面16」と称し、第2構成部3の合わせ面を「第2合わせ面27」と称する)に連接して、第1着脱用手掛け凹部17、及び、第2着脱用手掛け凹部28が設けられている。本実施形態では、第1着脱用手掛け凹部17、及び、第2着脱用手掛け凹部28は、第1構成部2、及び、第2構成部3の各短側辺部の横幅方向中央位置に対応して、互いに上下に連続するようにして設けられている。
さらに、図2等に示すように、第1構成部2には、第1合わせ面16とは反対側の面において凸状の段積み用係合部18が設けられている。また、図1等に示すように、第2構成部3には、第2合わせ面27とは反対側の面において、段積み用係合部18と係合可能な凹状の段積み用被係合部29が設けられている。そして、図7、又は、図8のように、容器1同士を積み重ねた(段積みした)場合には、一方の容器1の段積み用係合部18と、他方の容器1の段積み用被係合部29とが係合状態とされ、容器1同士の水平方向における位置ずれが防止されるようになっている。
加えて、図1、図7等に示すように、第1構成部2、及び、第2構成部3の外周面には、第1合わせ面16、及び、第2合わせ面27とは反対側の面に連接して、第1昇降用手掛け凹部19、及び、第2昇降用手掛け凹部30が設けられている。本実施形態では、第1昇降用手掛け凹部19、及び、第2昇降用手掛け凹部30は、第1構成部2、及び、第2構成部3の各短側辺部の横幅方向中央位置に対応して、第1着脱用手掛け凹部17、及び、第2着脱用手掛け凹部28から上下に所定距離を隔てるようにして設けられている。また、容器1の段積み状態においては、第1昇降用手掛け凹部19、及び、第2昇降用手掛け凹部30が上下に連続するように構成されている。
以上詳述したように、本実施形態によれば、容器1に第1ワーク5aを収容する場合には、第1構成部2を容器本体として第1ワーク5aを第1構成部2の第1設置部10に設置し、第2構成部3を蓋部材として第1構成部2に被せる。その一方で、容器1に第2ワーク5bを収容する場合には、第2構成部3を容器本体として第2ワーク5bを第2構成部3の第2設置部20に設置し、第1構成部2を蓋部材として第2構成部3に被せる。つまり、第1構成部2、及び、第2構成部3は、容器本体、及び、蓋部材の両方の役割を担うことができるように構成され、容器1の上下を逆転させることで、第1構成部2、及び、第2構成部3の役割を逆転させることができる。特に、第1構成部2、及び、第2構成部3のどちらを容器本体とするかによって、ワーク5を支持する部位(支持部12、22)の形状、及び、ワーク5の水平方向における位置決めを行う部位(第1周壁部13、第1支持部12(の傾斜)、第2周壁部23、及び、位置決め凸部24)の形状等を変更(選択)することができる。これにより、互いに形状の異なる第1ワーク5a、及び、第2ワーク5bのどちらについても、同一の容器1(第1構成部2、及び、第2構成部3)によって、安定して収容することができる。従って、例えば、第1ワーク5aを収容するための容器(容器本体及び蓋部材)と、第2ワーク5bを収容するための容器とを別々に用意する場合に比べ、容器1の管理にかかる手間の抑制、容器1の保管スペースの低減、及び、コストの削減等を図ることができ、容器1の管理や保管等に関する利便性の向上等を図ることができる。
加えて、容器1が第1収容形態、及び、第2収容形態のどちらの収容形態とされても、第1設置部10と、第2設置部20とを上下に対向させるようにして、第1構成部2、及び、第2構成部3のうち一方を他方に被せることで、第1設置部10に設置された第1ワーク5a、又は、第2設置部20に設置された第2ワーク5bを収容可能に構成されている。このため、第1構成部2、及び、第2構成部3のうち、蓋部材として使用される側の第1設置部10、又は、第2設置部20が上向きとなって上方に露出することに起因して、第1設置部10、及び、第2設置部20が汚れたり、損傷したりしてしまうといった事態を防止することができる。さらに、第1構成部2、及び、第2構成部3のうち、蓋部材として使用される側の第1設置部10、又は、第2設置部20を、ワーク5の収容を許容するための空間として利用することができ、収容可能とするワーク5の形状の多様化を図ることができる。
また、第1構成部2、及び、第2構成部3の外周面には、第1構成部2と、第2構成部3との合わせ面16、27に連接して、第1着脱用手掛け凹部17、及び、第2着脱用手掛け凹部28が設けられている。このため、容器1が第1収容形態、及び、第2収容形態のどちらにあっても、第1着脱用手掛け凹部17、及び、第2着脱用手掛け凹部28を介して蓋部材の下面側に指先を掛けることができ、蓋部材の着脱作業性の向上を図ることができる。
さらに、第1構成部2、及び、第2構成部3の外周面には、合わせ面16、27とは反対側の面に連接して、第1昇降用手掛け凹部19、及び、第2昇降用手掛け凹部30が設けられている。このため、容器1が第1収容形態、及び、第2収容形態のどちらにあっても、第1昇降用手掛け凹部19、又は、第2昇降用手掛け凹部30を介して容器本体の下面側に指先を掛けることができ、容器1を持ち上げたり、設置したりする際の作業性の向上を図ることができる。
また、第1構成部2には、第1合わせ面16とは反対側の面において段積み用係合部18が設けられ、第2構成部3には、第2合わせ面27とは反対側の面において、段積み用係合部18と係合可能な段積み用被係合部29が設けられている。このため、容器1同士を好適に段積みすることができ、複数の容器1をまとめて運搬・保管することが可能となる。従って、ワーク5、及び、容器1の運搬・保管効率の向上等を図ることができる。加えて、上記のように第1昇降用手掛け凹部19、及び、第2昇降用手掛け凹部30が設けられる場合には、段積み状態にある容器1のうち上側の容器1を移動させる場合に、第1昇降用手掛け凹部19、及び、第2昇降用手掛け凹部30を介して、上側の容器1の容器本体の下面側に指先を掛けて、上側の容器1を比較的スムースに持ち上げることができる。
さらに、本実施形態の容器1に収容されるワーク5は、第1形態から第2形態へと形状が変化するワーク5である。そして、ワーク5を第1形態とする第1工場からワーク5を第2形態とする第2工場までの間は、第1形態のワーク(第1ワーク5a)を第1収容形態の容器1に収容して運搬し、第2工場から先は、第2形態のワーク(第2ワーク5b)を第2収容形態の容器1に収容して運搬する。つまり、ワーク5が第1形態から第2形態へと変化しても、同じ容器1を用いてワーク5を運搬することができる(第2工場まで第1ワーク5aが収容されてきた容器1に第2ワーク5bを再び収容して、運搬することができる)。
このため、例えば、第1ワーク5a、及び、第2ワーク5bがそれぞれ別の容器に収容されて運搬されるような場合に、第2工場において、第1ワーク5aを収容する容器が溜まり続けたり、第2ワーク5bを収容する容器が足りなくなったりするといった事態を回避することができる。また、第1工場と、第2工場との間の容器1のやりとりが双方向になってしまうことを回避することができる。従って、ワーク5及び容器1の流通に関する利便性の向上等を図ることができる。
また、本実施形態では、容器1の第1収容形態、及び、第2収容形態のどちらにおいても、容器本体として使用される第1構成部2又は第2構成部3に収容された第1ワーク5a又は第2ワーク5bと、蓋部材として使用される第2構成部3又は第1構成部2とが当接しない(離間する)ように構成されている。これにより、ワーク5と、蓋部材とが当接することに起因して、ワーク5が損傷してしまうといった事態を回避することができる。特に、容器1の第2収容形態においては、第1収容形態よりも、ワーク5と、蓋部材との間がより大きく離間するように構成されている。これにより、第2成形工程(切削工程)を経た第2ワーク5bの鍔部8のうち第2構成部3への設置状態において上側を向く傾斜面に対し、蓋部材として使用される第1構成部2が接触するといった事態をより確実に防止することができる。つまり、第2ワーク5bの意匠面、或いは、機能面が上側を向くように設置することで、当該意匠面、或いは、機能面の保護をより確実に図ることができる。
尚、上記実施形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態において、第1設置部10、及び、第2設置部20の形状、数、及び、配置等は特に限定されるものではなく、収容の対象とされるワークの形状、大きさ、及び、数等に応じて、適宜、設計変更可能である。例えば、上記実施形態では、第1周壁部13、及び、第1支持部12(の傾斜)により、第1位置決め部が構成されるが、第1周壁部13、及び、第1支持部12の傾斜構造のうちどちらか一方を省略することも可能である。さらに、上記実施形態では、第2周壁部23、及び、位置決め凸部24により、第2位置決め部が構成されるが、どちらか一方を省略することも可能である。また、ワーク5を1つだけ収容可能な容器として具体化してもよいし、3つ以上のワーク5を収容可能な容器として具体化してもよい。
(b)上記実施形態では、第1着脱用手掛け凹部17、及び、第2着脱用手掛け凹部28が、第1構成部2、及び、第2構成部3の合わせ面16、27に連接して設けられているが、合わせ面16、27から離間した位置に設けられていてもよい(第1昇降用手掛け凹部19、及び、第2昇降用手掛け凹部30と兼用の凹部としてもよい)。また、第1着脱用手掛け凹部17、及び、第2着脱用手掛け凹部28のうち一方を省略し、他方を第1構成部2、及び、第2構成部3の合わせ面16、27に連接して設けることとしてもよい。この場合、容器1の第1収容形態、及び、第2収容形態のどちらにおいても、第1着脱用手掛け凹部17、又は、第2着脱用手掛け凹部28を介して、蓋部材として使用されている第2構成部3、又は、第1構成部2の下面側に指を掛けることができる。但し、上記実施形態のように、第1着脱用手掛け凹部17、及び、第2着脱用手掛け凹部28を、第1構成部2、及び、第2構成部3の合わせ面16、27に連接して設けることで、各第1着脱用手掛け凹部17、及び、第2着脱用手掛け凹部28の上下の幅を極力小さくすることができる。結果として、第1構成部2及び第2構成部3のうち容器本体として使用される側の第1昇降用手掛け凹部19、及び、第2昇降用手掛け凹部30の高さ位置を極力上側に配置することができ、第1昇降用手掛け凹部19、及び、第2昇降用手掛け凹部30に指を掛けて持ち上げる際等の作業性の向上を図ることができる。
尚、上記実施形態では、第1着脱用手掛け凹部17、第2着脱用手掛け凹部28、第1昇降用手掛け凹部19、及び、第2昇降用手掛け凹部30は、第1構成部2、及び、第2構成部3の各短側辺部に設けられているが、かかる構成に代えて、又は、加えて、各長側辺部に設けることとしてもよいし、一方の短側辺部にのみ設けられることとしてもよい。また、第1着脱用手掛け凹部17、第2着脱用手掛け凹部28、第1昇降用手掛け凹部19、及び、第2昇降用手掛け凹部30を省略することも可能であるが、1つでも設けることにより、蓋部材の着脱作業性や、容器1の運搬作業性の向上等を図ることができる。
(c)上記実施形態において、容器1の外表面に対し、ワーク5に関する情報を記載することとしてもよい。特に、上記実施形態では、容器1に収容されるワーク5は、第1形態から第2形態へと形状が変化するものの同じワーク5であることから、支障なく容器1にワーク5の名称等を記載することができる。また、容器1が第1収容形態、及び、第2収容形態のどちらとされているかによって、当該容器1に対し第1ワーク5a及び第2ワーク5bのうちどちらが収容されているのかを認識することができる。加えて、例えば、蓋部材とされた第2構成部3の上面に対し、第1収容形態であることの情報や、第1ワーク5aが収容されていることを示す情報を記載(印字、シールやプレート等の取着、及び、凹凸形状の形成等)したり、第2構成部3の外周面(側面)に対し、蓋部材とされた場合に正しい向きとなるように、第1収容形態であることの情報や、第1ワーク5aが収容されていることを示す情報を示す文字を記載したりすることとしてもよい(第1構成部2についても同様に構成してもよい)。
(d)上記実施形態では、容器1は発泡ポリプロピレンにより構成されているが、発泡ポリエチレン、発泡ポリスチレン等のその他の発泡樹脂材料により構成されることとしてもよい。また、発泡材ではなく、ソリッド材で容器1を構成することとしてもよい。さらに、第1構成部2、及び、第2構成部3の着色は特に限定されるものではないが、第1収容形態、及び、第2収容形態の区別がつき易くなるように、第1構成部2と、第2構成部3とで異なる着色となることが望ましい。
1…容器、2…第1構成部、3…第2構成部、5…ワーク、5a…第1ワーク、5b…第2ワーク、10…第1設置部、12…第1支持部、13…第1周壁部、16…第1合わせ面、17…第1着脱用手掛け凹部、18…段積み用係合部、19…第1昇降用手掛け凹部、20…第2設置部、22…第2支持部、23…第2周壁部、24…位置決め凸部、27…第2合わせ面、28…第2着脱用手掛け凹部、29…段積み用被係合部、30…第2昇降用手掛け凹部。

Claims (4)

  1. 第1ワークを設置可能な第1設置部を備える第1構成部と、
    第1ワークとは異なる形状の第2ワークを設置可能な第2設置部を備える第2構成部とを備え、
    前記第1設置部は、第1ワークを支持する第1支持部と、前記第1支持部に支持された第1ワークの水平方向における位置決めを行う第1位置決め部とを備え、
    前記第2設置部は、第2ワークを支持する第2支持部と、前記第2支持部に支持された第2ワークの水平方向における位置決めを行う第2位置決め部とを備え、
    第1ワークを設置する容器本体として前記第1構成部を使用し、第1ワークが設置された前記第1構成部に被せる蓋部材として前記第2構成部を使用する第1収容形態と、
    第2ワークを設置する容器本体として前記第2構成部を使用し、第2ワークが設置された前記第2構成部に被せる蓋部材として前記第1構成部を使用する第2収容形態とに形態変更可能に構成され
    前記第1構成部、及び、前記第2構成部のうち少なくとも一方の外周面には、前記第1構成部と、前記第2構成部との合わせ面に連接して、着脱用手掛け凹部が設けられ、
    前記第1構成部、及び、前記第2構成部の外周面には、前記合わせ面とは反対側の面に連接して、昇降用手掛け凹部が設けられていることを特徴とする容器。
  2. 前記第1構成部には、前記第2構成部との合わせ面とは反対側の面において段積み用係合部が設けられ、
    前記第2構成部には、前記第1構成部との合わせ面とは反対側の面において、前記段積み用係合部と係合可能な段積み用被係合部が設けられ、
    容器同士を積み重ねた場合に、前記段積み用係合部と、前記段積み用被係合部とが係合状態とされることを特徴とする請求項1に記載の容器。
  3. 第1形態から、特定の加工工程を経て、第2形態へと形状が変化するワークを収容する容器であって、
    第1形態のワークを第1ワークとして前記第1収容形態で収容し、第2形態のワークを第2ワークとして前記第2収容形態で収容することを特徴とする請求項1又は2に記載の容器。
  4. 前記第2収容形態において、前記第2構成部の前記第2設置部に設置された第2ワークと、前記第1構成部とが離間していることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の容器。
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