JP6913811B2 - ガラスびんの検査装置 - Google Patents
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Description
本適用例に係るガラスびんの検査装置の一態様は、
ガラスびんの口部に向けて可視光を照射する第1発光部と、
前記口部に向けて赤外光を照射する第2発光部と、
前記口部からの可視光の反射光または屈折光をそれぞれ検出する2以上の受光部と、
前記口部からの赤外光の反射光または屈折光をそれぞれ検出する2以上の他の受光部と、
を含み、
前記第1発光部、前記第2発光部、前記2以上の受光部及び前記2以上の他の受光部は、ガラスびんを自転させる自転位置において、ガラスびんの周囲に配置されることを特徴とする。
本適用例に係るガラスびんの検査装置の一態様において、
前記第1発光部は、検査対象となるガラスびんの色に応じた透過率の高い波長の可視光を照射するように設定することができる。
本適用例に係るガラスびんの検査装置の一態様において、
前記2以上の受光部は、前記第1発光部の可視光を透過し、前記第2発光部の赤外光を透過しないバンドパスフィルターをそれぞれ備え、
前記2以上の他の受光部は、前記第2発光部の赤外光を透過し、前記第1発光部の可視光を透過しないバンドパスフィルターをそれぞれ備えることができる。
本適用例に係るガラスびんの検査装置の一態様において、
前記第1発光部は、ガラスびんの自転の中心軸を含む仮想面に対して、前記第2発光部と面対称の位置に配置され、
前記2以上の受光部は、前記仮想面に対して、前記2以上の他の受光部と面対称の位置にそれぞれ配置されることができる。
本適用例に係るガラスびんの検査装置の一態様において、
前記自転位置は、ガラスびんの搬送経路の途中に設けられており、
前記自転位置に搬送されてくるガラスびんを順次検査することができる。
本適用例に係るガラスびんの検査装置の一態様において、
前記搬送経路は、搬送中心軸を中心とする円周上に形成され、
前記2以上の受光部は、第1受光部を含み、
前記2以上の他の受光部は、第2受光部を含み、
前記第1受光部及び前記第2受光部は、前記自転の中心軸よりも前記搬送中心軸側に配置され、前記口部からの反射光または屈折光をミラーで上方へ反射させて受光することができる。
本適用例に係るガラスびんの検査装置の一態様において、
前記搬送経路には、前記自転位置とは異なる位置に別の自転位置が設けられており、
前記別の自転位置において、前記自転位置における検査項目とは異なる検査をすることができる。
図1〜図4を用いて、ガラスびん1の検査装置10について詳細に説明する。図1はガラスびん1の検査装置10の平面図であり、図2は第2ユニット11bの平面図であり、図3は第2ユニット11bの側面図であり、図4は各受光部40〜43,50〜53の撮像領域を示す口部2の拡大斜視図であり、図5は第1ユニット11aの平面図である。
図1に示すように、検査装置10は、搬入口18と、搬送経路12と、第1ユニット11aと、第2ユニット11bと、搬出口19と、を含む。
2の途中に設けられており、自転位置14に搬送されてくるガラスびん1を順次検査することができる。搬送経路12の途中に自転位置14を設けることにより、ガラスびん1の搬送途中で効率的に順次検査を行うことができる。搬送経路12には、第2ユニット11bの自転位置14とは異なる位置(ガラスびん1の搬送方向の上流側)に、第1ユニット11aが設けられた別の自転位置14が設けられており、この別の自転位置14において、第2ユニット11bの自転位置14における検査項目とは異なる検査をすることができる。ガラスびん1の搬送途中で異なる検査項目を効率的に行うことができる。第1ユニット11a及び第2ユニット11bの自転位置14に停止したガラスびん1は、支持台の回転によってガラスびん1の中心軸5(図3)の周りを自転する。搬送経路12は円周に限らず、他の形状、例えば直線上に形成されてもよい。
図2及び図3に示すように、第2ユニット11bは、ガラスびん1の口部2に向けて可視光を照射する第1発光部20と、口部2に向けて赤外光を照射する第2発光部30(図
3では省略)と、口部2からの可視光の反射光または屈折光を検出する第1受光部40と、口部2からの赤外光の反射光または屈折光を検出する第2受光部50(図3では省略)と、を含む。
〜43,50〜53の鉛直方向の高さや水平方向の位置が異なるため、重複した範囲にあるびりから反射または屈折した光を受光する確率が高くなる。各受光部40〜43,50〜53の撮像領域は、ガラスびん1の形状が替わってもびりが発生し易い場所を含んでいる。
図6を用いて変形例の検査装置10aの第2ユニット11cについて説明する。図6は、変形例の第2ユニット11cの側面図である。第2ユニット11cは、第1受光部40及び第2受光部50以外の第1、第2発光部20,30及び受光部41〜43,51〜53が図1〜図3の検査装置10と同様に配置される。図6は図3と同じ状態を示しているが、図6では第1受光部40以外の受光部41〜43を省略して示している。また、第2受光部50は仮想面7(図2)に対して第1受光部40と面対称の位置にある。なお、図1〜図3と同じ構成については同じ符号を付して重複する説明を省略する。
図7及び図8を用いて検査装置10の位置決め部76について説明する。図7及び図8は位置決め方法を説明する第2ユニット11bの側面図である。図7及び図8では、第1受光部40以外の第2発光部30及び受光部41〜43,50〜53を省略して示しているが、第1発光部20,第2発光部30及び受光部41〜43,50〜53も第1受光部40と同様に取付部70に所定位置で固定されている。また、第1ユニット11aも第2ユニット11bと同様の位置決めに関する構成を有する。なお、図1〜図3と同じ構成については同じ符号を付して重複する説明を省略する。
の干渉を防止することができる。位置決め部76は、例えば、図8に矢印で示すように、取付部70の上方から抜き出すことで搬送されるガラスびん1との干渉を防止してもよい。
図1に示すように、第1ユニット11a及び第2ユニット11bの自転位置14に搬送されたガラスびん1は図示しない自転用電動モータにより中心軸5の周りに自転しながら垂直びり及び水平びり検査が行われる。以下の説明では図1〜図4を用いて、第2ユニット11bについて説明するが、基本的な検査方法は第1ユニット11aも同様である。また、上述した通り第2ユニット11bには複数の受光部40〜43,50〜53が含まれるが、説明を簡略化するために第1受光部40及び第2受光部50について説明する。
上記検査方法に用いるテンプレートについて説明する。
1のみを上述の検査時と同様に撮像して、検査対象となるガラスびん1のための新たなテンプレートを第1受光部40及び第2受光部50のそれぞれに作成する。新たなテンプレートでは、良品のガラスびん1だけが対象となるため、単位画素ごとの輝度をそのまま反映させる。第1受光部40及び第2受光部50のそれぞれに作成された新たなテンプレートは、テンプレート記憶部65に記憶される。
8階調(256階調の内)までを加算限界値と設定し、また輝度の減算率(新規テンプレートより暗い部分の減算率)を70%として128階調(256階調の内)を減算限界値と設定した。更新後の検査装置10による検査は更新後のテンプレートで行う。更新2回目、更新3回目と更新回数が増えると、加算率も減算率も小さくなり、少しずつその更新までの本数分に現れた輝度の分布を更新テンプレートに反映させる。連続生産による金型の状態の変化(型温、離型剤等)による影響をテンプレートに強く反映させないためである。
Claims (7)
- ガラスびんの口部に向けて可視光を照射する第1発光部と、
前記口部に向けて赤外光を照射する第2発光部と、
前記口部からの可視光の反射光または屈折光をそれぞれ検出する2以上の受光部と、
前記口部からの赤外光の反射光または屈折光をそれぞれ検出する2以上の他の受光部と、
を含み、
前記第1発光部、前記第2発光部、前記2以上の受光部及び前記2以上の他の受光部は、ガラスびんを自転させる自転位置において、ガラスびんの周囲に配置されることを特徴とする、ガラスびんの検査装置。 - 請求項1において、
前記第1発光部は、検査対象となるガラスびんの色に応じた透過率の高い波長の可視光を照射するように設定されることを特徴とする、ガラスびんの検査装置。 - 請求項1または2において、
前記2以上の受光部は、前記第1発光部の可視光を透過し、前記第2発光部の赤外光を透過しないバンドパスフィルターをそれぞれ備え、
前記2以上の他の受光部は、前記第2発光部の赤外光を透過し、前記第1発光部の可視光を透過しないバンドパスフィルターをそれぞれ備えることを特徴とする、ガラスびんの検査装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項において、
前記第1発光部は、ガラスびんの自転の中心軸を含む仮想面に対して、前記第2発光部と面対称の位置に配置され、
前記2以上の受光部は、前記仮想面に対して、前記2以上の他の受光部と面対称の位置にそれぞれ配置されることを特徴とする、ガラスびんの検査装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項において、
前記自転位置は、ガラスびんの搬送経路の途中に設けられており、
前記自転位置に搬送されてくるガラスびんを順次検査することを特徴とする、ガラスびんの検査装置。 - 請求項5において、
前記搬送経路は、搬送中心軸を中心とする円周上に形成され、
前記2以上の受光部は、第1受光部を含み、
前記2以上の他の受光部は、第2受光部を含み、
前記第1受光部及び前記第2受光部は、前記自転の中心軸よりも前記搬送中心軸側に配置され、前記口部からの反射光または屈折光をミラーで上方へ反射させて受光することを特徴とする、ガラスびんの検査装置。 - 請求項5または6において、
前記搬送経路には、前記自転位置とは異なる位置に別の自転位置が設けられており、
前記別の自転位置において、前記自転位置における検査項目とは異なる検査をすることを特徴とする、ガラスびんの検査装置。
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JP2020200067A JP6913811B2 (ja) | 2017-02-06 | 2020-12-02 | ガラスびんの検査装置 |
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JP2020200067A JP6913811B2 (ja) | 2017-02-06 | 2020-12-02 | ガラスびんの検査装置 |
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Family Applications (1)
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JP2020200067A Active JP6913811B2 (ja) | 2017-02-06 | 2020-12-02 | ガラスびんの検査装置 |
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